JP2003084905A - 入力装置、それを用いた電子機器、および入力装置の製造方法 - Google Patents

入力装置、それを用いた電子機器、および入力装置の製造方法

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JP2003084905A
JP2003084905A JP2001278782A JP2001278782A JP2003084905A JP 2003084905 A JP2003084905 A JP 2003084905A JP 2001278782 A JP2001278782 A JP 2001278782A JP 2001278782 A JP2001278782 A JP 2001278782A JP 2003084905 A JP2003084905 A JP 2003084905A
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film
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電極膜の均一性により影響を受けることな
く、精度良く接触位置を検出することが可能なタッチパ
ネル型の入力装置及びその製造方法、ならびにそれを用
いた電子機器を提供する。 【解決手段】 第1の電極膜上には第1の軸方向(例え
ばX軸方向)に沿って両端部に1組の端部電極が形成さ
れ、さらに複数の凸型電極部が形成される。また、その
第1の電極膜上には、それと絶縁状態で第2の電極膜が
形成される。第2の電極膜は、第1の軸方向と直交する
第2の軸方向(例えばY軸方向)の端部に1組の端部電
極が形成されている。第2の電極膜上に間隙を有して配
置された導電膜をペンなどにより押圧すると、導電膜が
撓んで第2の電極と第1の電極とを横方向に導通させ
る。一方の電極膜の端部電極に所定の電圧を印加し、他
方の基板の端部電極に現れる電位を測定することによ
り、ペンによる接触点の位置を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極膜としてIT
O(Indium-Tin Oxide)を使用したタッチパネル型入力
装置に関する。
【0002】
【背景技術】コンピュータの手書き入力装置として使用
されるタブレット装置や、携帯型情報端末(PDA)な
どに使用されるタッチパネル型入力装置は、抵抗膜方
式、電磁誘導方式、静電容量方式などが知られており、
その中でも抵抗膜方式は構造が簡単でコストも低い方式
である。抵抗膜を使用したそのような入力装置として
は、例えば特開昭56−4885号、特開昭59−85
584号、特開平6−67788号公報などに記載され
ているものがある。
【0003】上記のような抵抗膜式のタッチパネル型入
力装置では、2枚の矩形の抵抗膜(電極膜)がわずかな
隙間をあけて重ね合わされて構成される。具体的には、
抵抗膜を絶縁基板(ガラス板、樹脂シートなど)上に印
刷、塗布、蒸着などにより形成し、抵抗膜同士が対向す
るように絶縁スペーサを介して重ね合わせることによ
り、パネルが構成される。一方の抵抗膜は一軸方向(例
えばX軸方向)の検出に用いられ、他方の抵抗膜はそれ
と直角な方向(例えばY軸方向)の検出に用いられる。
一方の抵抗膜上には、対向する2組の辺のうちの1組の
辺に沿って両端に電極を設け、他方の抵抗膜上には対向
する2組の辺のうち残りの1組の辺に沿って両端に電極
を設ける。これにより、矩形の4辺に沿った方向にそれ
ぞれ電極が設けられる。
【0004】一方の抵抗膜上の電極間に所定の電圧を印
加して抵抗膜に電位勾配を形成させた状態で、ペン又は
指などで入力装置の入力面(パネル)を押すと、対向す
る2枚の抵抗膜が相互に接触し、導通する。このとき、
抵抗膜上の接触部位の電位が、電圧を印加していない方
の抵抗膜に形成された電極から検出され、検出された電
位に基づいて計算により、例えばX軸方向における接触
部位の座標が得られる。
【0005】次に、電圧を印加する抵抗膜を他方の抵抗
膜に切り換えることにより、同様にY軸方向における接
触部位の座標が得られる。この2つの直交する軸方向に
おける接触部位の検出を交互に時分割で行うことによ
り、ペン又は指などでパネルに接触した位置座標を検出
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成によれば、対向する2枚の抵抗膜を上下方向に導通
させて電位を検出するので、検出精度が抵抗膜の特性に
大きく依存する。即ち、抵抗膜の膜厚が不均一になると
抵抗値の分布が不均一となるので、精度良く接触位置を
検出することができないという問題がある。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、電極膜の均一性により影響を受けることなく、
精度良く接触位置を検出することが可能なタッチパネル
型の入力装置及びその製造方法、ならびにそれを用いた
電子機器を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の入力装置は、第
1の軸方向における両端部に沿って配置された1組の端
部電極、および、複数の凸型電極部を備える第1の電極
膜と、前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向におけ
る両端部に沿って配置された1組の端部電極、および、
前記複数の凸型電極部の各々を収容する複数の開口部を
備え、前記第1の電極膜と絶縁された状態で前記第1の
電極膜上に配置された第2の電極膜と、を備える。
【0009】上記の入力装置によれば、第1の電極膜上
には第1の軸方向(例えばX軸方向)に沿って両端部に
1組の端部電極が配置され、さらに複数の凸型電極部が
配置される。また、その第1の電極膜上には、それと絶
縁状態で第2の電極膜が配置される。第2の電極膜は、
第1の軸方向と直交する第2の軸方向(例えばY軸方
向)の端部に1組の端部電極が配置されている。また、
第2の電極膜は、第1の電極膜上に配置された複数の凸
型電極部の各々を収容するように複数の開口部を有す
る。これにより、第2の電極膜の上面では、複数の開口
部以外の領域は第2の電極膜により構成され、複数の開
口部内の領域は第1の電極膜の凸型電極部により構成さ
れ、両者が絶縁状態で位置することになる。
【0010】上記の入力装置の一態様は、前記第1の電
極膜が配置される基板と、前記第1の電極膜と前記第2
の電極膜との間に配置される絶縁膜と、をさらに備え
る。
【0011】この態様によれば、第1の電極膜は基板上
に配置され、第1の電極膜と第2の電極膜を絶縁膜によ
り絶縁する。
【0012】上記の入力装置の他の一態様では、前記第
2の電極膜の上面において、前記複数の凸型電極部の各
々は、対応する前記複数の開口部の各々の内側に配置さ
れている。
【0013】この態様によれば、第2の電極膜の上面の
一平面において第1の電極膜と第2の電極膜を配置する
ことができる。
【0014】上記の入力装置のさらに他の一態様では、
前記凸型電極部の上面と前記第2の電極膜の上面は、各
上面に配置された導電性体により導通する。
【0015】この態様によれば、導電体を第2の電極膜
の上面に配置することにより、第1と第2の電極膜を導
通させることができる。
【0016】上記の入力装置のさらに他の一態様は、前
記第2の電極膜上に所定の間隙を有して対向配置された
導電膜をさらに備える。
【0017】この態様によれば、導電膜により第2の電
極膜の上面を保護するとともに、導電膜により第1の電
極膜と第2の電極膜とを導通させることができる。
【0018】上記の入力装置のさらに他の一態様は、前
記第2の電極膜上に所定の間隙を有して対向配置された
導電膜をさらに備え、前記導電膜は、上方から押圧され
たときに下方へ撓んで前記凸型電極部の上面と前記第2
の電極膜の上面とを導通させる。
【0019】この態様によれば、導電膜を上方から押圧
することにより、導電膜が撓んで第2の電極膜の上面と
接触し、第1の導電膜と第2の導電膜とを導通させるこ
とができる。よって、導電体を使用しなくても、第1の
電極膜と第2の電極膜とを導通させることができる。
【0020】上記の入力装置のさらに他の一態様は、前
記2組の端部電極のうちのいずれか一方の組の端部電極
間に所定電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加
手段が電圧を印加したときに、前記2組の端部電極のう
ち他方の組の端部電極に現れる電位を測定する電位測定
手段と、をさらに備える。
【0021】この態様によれば、第1及び第2の電極膜
の一方に電圧を印加して電位勾配を形成した状態で、他
方の電極膜の端部電極の電位が検出される。ペンなど利
用した押圧などにより第1と第2の電極膜が導通する
と、その接触点の位置に対応する電位が測定される。よ
って、測定された電位に基づいてその接触点の位置座標
を得ることができる。
【0022】上記の入力装置のさらに他の一態様は、前
記電圧印加手段が電圧を印加する1組の端部電極と、前
記電位測定手段が電位を測定する1組の端部電圧を交互
に切り換える切り換え手段をさらに備える。
【0023】この態様によれば、電圧を印加する電極膜
と、電位を検出する電極膜とを交互に切り換えることに
より、2つの軸方向における接触点の座標を取得し続け
ることができる。
【0024】本発明の電子機器は、上記の入力装置と、
前記入力装置の下方に配置された表示部と、を備える。
【0025】この電子機器によれば、表示部上に表示さ
れた表示内容に応じて、ペンなどで対応する位置を押圧
することにより、表示内容に対して情報を入力すること
ができる。
【0026】上記の電子機器において、前記表示部は液
晶表示装置とすることができる。
【0027】本発明の入力装置の製造方法によれば、絶
縁基板上に液体導電性材料を吹き付けることにより第1
の電極膜を形成する工程と、前記第1の電極膜上に、第
1の軸方向における両端部に沿って1組の端部電極を形
成する工程と、前記第1の導電膜上に液体絶縁材料を吹
き付けることにより絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁
膜上の前記液体導電性材料を吹き付けることにより第2
の電極膜を形成する工程と、前記第2の電極膜上に、前
記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における両端部
に沿って1組の端部電極を形成する工程と、を備え、前
記第1の電極膜を形成する工程は、複数の凸型電極部を
形成する工程を含み、前記第2の電極膜を形成する工程
は、前記複数の凸型電極部を収容する複数の開口部を有
するように前記第2の電極膜を形成する。
【0028】上記の製造方法によれば、第1の電極膜上
には第1の軸方向(例えばX軸方向)に沿って両端部に
1組の端部電極が形成され、さらに複数の凸型電極部が
形成される。また、その第1の電極膜上には、それと絶
縁状態で第2の電極膜が形成される。第2の電極膜は、
第1の軸方向と直交する第2の軸方向(例えばY軸方
向)の端部に1組の端部電極が形成される。また、第2
の電極膜は、第1の電極膜上に形成された複数の凸型電
極部の各々を収容するように複数の開口部を有する。こ
れにより、第2の電極膜の上面では、複数の開口部以外
の領域は第2の電極膜により構成され、複数の開口部内
の領域は第1の電極膜の凸型電極部により構成され、両
者が絶縁状態で位置することになる。
【0029】上記の製造方法の一態様では、前記絶縁膜
を形成する工程及び前記第2の電極膜を形成する工程
は、前記複数の開口部内に前記絶縁膜を介して前記複数
の凸型電極部が形成されるように前記絶縁膜及び前記第
2の電極膜を形成する。
【0030】この態様によれば、第2の電極膜の上面に
おいて第1の電極膜と第2の電極膜とを部分的に形成す
ることができ、それらを同一面上において横方向に導通
させることができる。
【0031】上記の製造方法の他の一態様では、前記第
1の電極膜を形成する工程、前記絶縁膜を形成する工
程、及び前記第2の電極膜を形成する工程は、インクジ
ェット印刷により前記電極膜及び前記絶縁膜を形成する
ことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0033】[入力装置]図1〜3に、本発明の実施形
態にかかるタッチパネル型の入力装置の構成を概略的に
示す。図1はタッチパネル型入力装置(以下、「入力装
置」と呼ぶ。)100の使用時における斜視図であり、
図2は入力装置100の積層構造を示す分解斜視図であ
り、図3は図1のA−A’線における入力装置100の
断面図である。なお、各図においては説明の便宜上、各
構成要素の大きさ、スケールなどは現実の入力装置とは
異なっている。
【0034】入力装置100は、後述するように、例え
ばPDAなどにおいて液晶表示装置の表示部上に配置し
て使用することができ、下方に配置される液晶表示装置
の表示画像が上方向から見えるように透明に構成され
る。
【0035】図2に示すように、入力装置100は大別
して、基板1、X電極膜2、絶縁膜3、Y電極膜4及び
透明導電膜5が図中の下側から順に積層された構造を有
する。基板1は、例えばガラスやプラスチックなどの絶
縁性の樹脂から構成することができる透明基板である。
【0036】基板1上には、例えばITOなどの透明導
電性材料によりX電極膜2が形成されている。X電極2
は複数の凸型電極部20を備えている。凸型電極部20
は、図2のX軸及びY軸方向に多数形成されており、1
つの凸型電極部20のX軸方向及びY軸方向における幅
(即ち、上面の1辺の長さ)は1mmを超えないオーダ
ーである。凸型電極部20の大きさを小さくすれば位置
検出の精度は上がることになるが、その分微細な膜形成
が必要となるために製造コストが上昇するので、現実に
は要求される検出精度と製造コストとを考慮して好適な
大きさが決定されることになる。
【0037】さらに、X電極膜2上には、対向する2組
の辺のうちの1組の辺に沿って(図2の例ではX軸方向
に沿って)、一組の端部電極21U及び21Bが形成さ
れている。端部電極21U及び21Bは、使用者がペン
などで接触した位置を検出する際に所定の電圧を印加
し、または、接触位置の電位を検出するために使用され
る。端部電極21U及び21Bは、電極上のどの位置に
おいても同一の電位が得られるように、抵抗の小さい金
属により経営され、例えば銀などが好適に使用される。
【0038】X電極膜2上には、透明な絶縁膜3が形成
される。絶縁膜3は、その上に配置されるY電極膜4と
X電極膜2とを電気的に絶縁する役割を有する。また、
絶縁膜3は、銀などにより形成される端部電極21U及
び21Bを覆って酸化などを防止する保護膜としての役
割も有する。絶縁膜3は、X電極膜2上の複数の凸型電
極部20を収容する開口部31を有し、絶縁膜3の形成
後には開口部31内部においてのみX電極膜2の凸型電
極部が露出する。なお、絶縁膜3は、図3に示すよう
に、X電極膜2とY電極膜4とを、上下方向のみなら
ず、凸型電極部20の側面においても絶縁するように形
成される。
【0039】絶縁膜3上にはY電極膜4が形成されてい
る。Y電極膜4は、X電極膜2と同様に例えばITOの
膜として構成することができ、X電極膜2の複数の凸型
電極部20に対応する位置に開口部41を備える。その
結果、図3の断面図からわかるように、X電極膜2の凸
型電極部20以外の領域において、X電極膜2上に絶縁
膜3を挟んでY電極膜4が形成される。また、X電極膜
2の各凸型電極部20は絶縁膜3を介してY電極膜4の
各開口部41内に収容される。
【0040】さらに、Y電極膜4上には、対向する2組
の辺のうち、X電極膜2上の端部電極21U及び21B
と直交する方向の1組の辺に沿って端部電極42L及び
42Rが形成される。端部電極42L及び42Rは、X
電極膜2上の端部電極21U及び21Bと同様に、抵抗
の小さい銀などの金属により形成される。端部電極42
L及び42Rも、使用者がペンなどで接触した位置を検
出する際に所定の電圧を印加し、または接触位置の電位
を検出するために使用される。
【0041】Y電極4上には、透明導電膜5がY電極膜
4とわずかな隙間をあけて対向配置される。透明導電膜
5は、図3に示すように、絶縁支持体51により支持さ
れて、Y電極膜4との隙間を維持している。透明導電膜
5は、入力装置100の入力面を構成し、使用者がペン
などで入力面に接触した位置において、X電極膜2とY
電極膜4とを図中の横方向に導通させる役割を有する。
また、透明導電膜5はY電極4の表面を保護するととも
に、銀により構成される端部電極42の酸化などを防止
するための保護膜としての役割も有する。
【0042】以上のように、本発明の入力装置100
は、X電極膜2とY電極膜4とを横方向に導通させるよ
うに構成されている。通常の状態では、図3からわかる
ように、X電極膜2(特に凸型電極部20)とY電極膜
4とは、その間に形成された絶縁膜3により電気的に絶
縁されている。しかし、使用者がペン先又は指などで図
3の上方から透明導電膜5を押すと、その部分において
透明導電膜5が下方に撓んでX電極膜2の凸型電極部2
0とY電極膜4とを横方向に導通させる。
【0043】この様子を図4に示す。図4は、入力装置
100の一部の拡大断面図であり、ペン60により透明
導電膜5の一部を上方向から押した状態を示す。ペン6
0の先端部が透明導電膜5を押すことにより、透明導電
膜5が部分的に下方へ撓み、透明導電膜5が位置71付
近においてY電極膜4の上面に接触するとともに、位置
72付近でX電極膜2の凸型電極部20の上面に接触し
ている。よって、ペン60により透明導電膜5を押圧す
ると、通常の状態では絶縁膜3により図中横方向に隔離
されているX電極膜2とY電極膜4を、下方へ撓んだ透
明導電膜5が橋渡しするようにして横方向に導通させ
る。
【0044】このように、本発明の入力装置100で
は、透明導電膜5はその全体が従来技術における抵抗膜
(電極膜)として使用されるのではなく、部分的にX電
極膜2とY電極膜4とを導通させる導電体として使用さ
れる。即ち、透明導電膜5は、ペン60により押圧され
た点(以下、「接触点」と呼ぶ。)のみにおいて導通部
材として機能し、それ以外の点における抵抗値などはあ
まり問題とならない。よって、透明導電膜5は、従来技
術において相互に対向配置された2枚の電極膜(抵抗
膜)などと比較して、膜厚の不均一性などに対する許容
度が大きく、製造コストを抑えることができる。
【0045】次に、入力装置100による接触点の検出
について図5を参照して説明する。図5は、入力装置1
00の接触点検出を行う回路構成を示す。図示のよう
に、X電極膜2の2つの端部電極21U及び21B、並
びにY電極膜4の2つの端部電極42L及び42Rは、
それぞれスイッチ群80の複数のスイッチの入力端子に
接続されている。スイッチ群80は、各々が出力端子a
及び出力端子bを有する4個のスイッチ801〜804
からなり、4個のスイッチ801〜804の切り換えは
連動している。即ち、4個のスイッチ801〜804の
全てが同時に出力端子a又は出力端子bのいずれか一方
を選択するようにコントローラ85により制御される。
【0046】各スイッチ801〜804の出力端子a及
び出力端子bは、図示のように、電源81により電源電
圧Eが印加された状態、接地状態、又は抵抗82を介し
て接地された状態のいずれかに切り換えられる。
【0047】なお、抵抗82は、ペン60などにより接
触点が形成されていないときに電位が不安定になるのを
防ぐために必要であるが、位置検出精度が低下しないよ
うになるべく抵抗値を高くする必要がある。
【0048】電位測定手段83はX電極膜2及びY電極
膜4上の接触点における電位を測定し、座標計算手段8
4は電位測定手段83により測定された電位に基づい
て、X電極膜2又はY電極膜4上における接触点の座標
を計算する。
【0049】次に、接触点の検出処理について説明す
る。X電極膜2上の接触点位置の検出とY電極膜4上の
接触点位置の検出は、コントローラ85によるスイッチ
群80の切り換え制御に応じて、時分割で交互に行われ
る。
【0050】まず、X座標の検出タイミングにおいて
は、コントローラ85がスイッチ群80を出力端子a側
に切り換えるので、Y電極膜4上の右側の端部電極42
Rには電源81により電源電圧Eが印加され、左側の端
部電極42Lは接地レベル(ゼロレベル)となる。その
結果、Y電極膜4上には電位勾配が形成される。一方、
X電極膜2上の端部電極21U及び21Bはともに抵抗
82を介して接地された状態となる。
【0051】この状態で、入力装置100の入力面(透
明導電膜5の上面)上の一点がペンなどにより押される
と、接触点において前述のようにX電極膜2とY電極膜
とが横方向に導通する(図4参照)。よって、Y電極膜
4上に形成された電位勾配における接触点の電位がX電
極膜2に伝えられ、端部電極21U及び21Bを介して
検出点86の電位として現れる。よって、電位測定手段
83は、検出点86の電位を測定する。
【0052】このとき、スイッチ80は出力端子a側を
選択しているので、Y電極膜4上には端子電極42R=
E[V]、端子電極42L=0[V]の線形な電位勾配
が形成されており、ペンなどによる接触点の電位は、そ
の接触点と端部電極42R及び42Lの間の距離(位
置)に対応することになる。よって、座標計算手段84
は電位測定手段83が検出した電位に基づいて、接触点
のX軸上の位置座標を算出する。
【0053】次に、Y座標の検出タイミングにおいて
は、コントローラ85がスイッチ群80を出力端子b側
に切り換え、X電極膜2上の端部電極21Uには電源8
1により電源電圧Eが印加され、端部電極42Bは接地
レベルとなる。その結果、X電極膜4上には電位勾配が
形成される。一方、Y電極膜4上の端部電極42L及び
42Rはともに抵抗82を介して接地された状態とな
る。
【0054】この状態で、接触点では前述のようにX電
極膜2とY電極膜4とが横方向に導通しているので、X
電極膜2上に形成された電位勾配における接触点の電位
がY電極膜4に伝えられ、端部電極42L及び42Rを
介して検出点86の電位として現れる。よって、電位測
定手段83は、検出点86の電位を測定する。
【0055】このとき、スイッチ80は出力端子b側を
選択しているので、X電極膜2上では端子電極21U=
E[V]、端子電極21B=0[V]の線形な電位勾配
が形成されており、ペンなどによる接触点の電位は、そ
の接触点と端部電極21U及び21Bとの間の距離に対
応することになる。よって、座標計算手段84は電位測
定手段83が検出した電位に基づいて、接触点のY軸上
の位置座標を算出する。
【0056】コントローラ85は上記のX座標検出タイ
ミングとY座標検出タイミングを交互に生じさせるよう
にスイッチ群80を切り換える。これにより、接触点の
位置座標(XY座標)が検出される。コントローラ85
によるX座標検出タイミングとY座標検出タイミングの
切り換えは高速に行われるので、使用者が入力装置の入
力面上においてペンを移動させることにより接触点が移
動しても、上述の方法で接触点のX座標とY座標は瞬時
に取得され、ペンが移動した軌跡を位置座標値として得
ることができる。
【0057】次に、図1及び図5を参照して、位置座標
の検出例について説明する。今、図1に示すように、ペ
ン60が入力装置100上の入力面と接触点Cにおいて
接触しているとする。また、接触点Cは、X軸方向にお
いて端部電極42Lまでの距離と端部電極42Rまでの
距離との比が3:2であり、Y軸方向において端部電極
21Uまでの距離と端部電極21Bまでの距離の比が
1:4であると仮定する。また、電源81の電源電圧E
は5ボルト[V]であるとする。
【0058】X座標検出タイミングでは、図1に示すよ
うに端部電極42RがE=5Vとなり、端部電極42L
が0Vとなる。よって、接触点Cの電位は3Vとなり、
これが端部電極21B及び21Uに現れ、電位測定手段
83により検出される。いま、端部電極42Lの位置の
X座標をゼロ、端部電極42Rの位置のX座標を10と
仮定すれば、接触点のX座標は、 X座標=10×(3[V]/5[V])=6 と算出できる。
【0059】次に、Y座標検出タイミングでは、コント
ローラ85がスイッチ群80を出力端子b側に切り換え
るので、端部電極21U=5V、端部電極21B=0V
となり、接触点Cの電位4VがY電極膜4上の端部電極
42L及び42Rに現れ、電位測定手段83により検出
される。いま、図1において端部電極21Bの位置のY
座標をゼロ、端部電極21Uの位置のY座標を10とす
ると、接触点CのY座標は、 Y座標=10×(4[V]/5[V])=8 と算出できる。
【0060】このようして、入力装置100は入力面上
の接触点の位置座標を算出することができる。
【0061】[製造方法]次に、入力装置100の製造
方法の一例について説明する。本発明の入力装置は、ガ
ラス、プラスチック樹脂などの基板上に、インクジェッ
ト印刷技術を利用し、図2及び3に示した各膜を積層す
ることにより製造することができる。インクジェット印
刷では、ノズルから液体の材料を噴射して基板に吹き付
けることにより膜を形成していく。テーブルなどの上に
載置された基板1に対して、テーブル又はノズルの一方
を移動させて基板1上の噴射位置を移動させつつ、ノズ
ルからの噴射の有無又は噴射量を制御することにより、
基板1上に所望のパターンで膜が形成される。
【0062】本発明の入力装置100では、まず、基板
1上にITOなどによりのX電極膜2を形成する。IT
O膜の形成は、液体ITOをノズルから基板1に対して
噴射することにより行われる。なお、図2に示すX電極
膜2上の複数の凸型電極部20は、ノズルからの液体I
TOの噴射位置の噴射量を制御することにより形成され
る。さらに、X電極膜2上に銀の端部電極21U及び2
1Bを塗布、蒸着などにより形成する。
【0063】次に、液体の絶縁材料をX電極膜2上に噴
射することにより、絶縁膜3を形成する。このとき、絶
縁膜3は、X電極膜2上の凸型電極部20以外の領域及
び凸型電極部20の側面を覆うが、凸型電極部20の上
面は覆わないように形成される。
【0064】次に、X電極膜2と同様に、液体ITOな
どを噴射することにより、絶縁膜3上にY電極膜4を形
成する。このときも、X電極膜2の凸型電極部20の上
面が覆われないようにY電極膜4を形成する。そして、
Y電極膜4上の所定位置に銀などの端部電極42L及び
42Rを形成する。
【0065】最後に、Y電極膜4の端部に絶縁材料を利
用して図3に示す絶縁支持体51を形成し、その上に同
じくITOなどの導電膜5を、Y電極膜4と所定の間隙
を維持するように対向配置する。こうして、入力装置1
00が製造される。
【0066】なお、上記はインクジェット印刷技術を利
用した製造方法の一例を示したが、膜形成の精度が確保
できれば、例えばスクリーン印刷などの他の手法を利用
して入力装置100を製造することもできる。
【0067】[変形例]図1乃至4に示した入力装置1
00の積層構造においては、Y電極膜4上に所定の間隙
を有して導電膜5を配置し、ペン60などで導電膜の一
部をX電極膜2とY電極膜4に接触させることにより、
X電極膜2とY電極膜4とを導通させている。その代わ
りに、この透明導電膜5を省略し、ペン60の先端部を
導電体で構成し又は導電体を貼り付けて、ペン60の先
端部の導電体によりX電極膜2とY電極膜4とを導通さ
せるように構成することもできる。その場合には、銀な
どにより形成される端部電極の酸化などを防止するた
め、少なくともY電極膜4上の端部電極は保護膜により
覆うことが望ましい。
【0068】また、上記の例では、X電極膜2上に形成
される凸型電極部20は略正方形の平面形状を有してい
るが、凸型電極部20の形状はこれに限られるものでは
なく、例えば長方形、六角形、八角形などの多角形、円
形などとすることも可能である。
【0069】また、上記の例では、基板1上にX電極膜
2が形成され、絶縁膜3を介してその上にY電極膜4が
形成されているが、X電極膜とY電極膜の上下関係を逆
にすることもできる。即ち、図2において、X電極膜と
Y電極膜との端部電極の方向を逆にすれば、基板1の上
がY電極膜となり、その上に絶縁膜を介してX電極膜が
形成されることになる。
【0070】[電子機器]図6に、本発明の入力装置1
00を適用した電子機器の一例である携帯型情報端末装
置(PDA)を示す。PDA200は、その正面パネル
上に本発明の入力装置100を備える。入力装置100
は透明であり、その下には液晶表示装置などの表示部1
50が配置されている。使用者は、付属のペン60を入
力装置100の入力面に接触させることにより、表示部
150上に表示されたボタンを選択したり、文字、図形
などを描いて必要な情報を入力したりすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタッチパネル型入力装置の概略を
示す図である。
【図2】本発明の入力装置の構成を示す図である。
【図3】図1に示す入力装置のA−A’における断面図
である。
【図4】本発明の入力装置による接触点の検出動作を説
明する図である。
【図5】本発明の入力装置による接触点の検出部の回路
構成を示す図である。
【図6】本発明の入力装置を適用した電子機器の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 X電極膜 3 絶縁膜 4 Y電極膜 5 透明導電膜 21、42 端部電極 31、41 開口部 51 絶縁支持体 60 ペン 80 スイッチ群 81 電源 82 抵抗 83 電位測定手段 84 座標計算手段 85 コントローラ 100 入力装置 150 表示部(液晶表示装置) 200 携帯型情報端末(電子機器)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸方向における両端部に沿って配
    置された1組の端部電極、および、複数の凸型電極部を
    備える第1の電極膜と、 前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における両端
    部に沿って配置された1組の端部電極、および、前記複
    数の凸型電極部の各々を収容する複数の開口部を備え、
    前記第1の電極膜と絶縁された状態で前記第1の電極膜
    上に配置された第2の電極膜と、を備えることを特徴と
    する入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電極膜が配置される基板と、
    前記第1の電極膜と前記第2の電極膜との間に配置され
    る絶縁膜と、をさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電極膜の上面において、前記
    複数の凸型電極部の各々は、対応する前記複数の開口部
    の各々の内側に配置されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記凸型電極部の上面と前記第2の電極
    膜の上面は、各上面に配置された導電性体により導通す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の電極膜上に所定の間隙を有し
    て対向配置された導電膜をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の電極膜上に所定の間隙を有し
    て対向配置された導電膜をさらに備え、前記導電膜は、
    上方から押圧されたときに下方へ撓んで前記凸型電極部
    の上面と前記第2の電極膜の上面とを導通させることを
    特徴とする請求項4に記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記2組の端部電極のうちのいずれか一
    方の組の端部電極間に所定電圧を印加する電圧印加手段
    と、 前記電圧印加手段が電圧を印加したときに、前記2組の
    端部電極のうち他方の組の端部電極に現れる電位を測定
    する電位測定手段と、をさらに備えることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧印加手段が電圧を印加する1組
    の端部電極と、前記電位測定手段が電位を測定する1組
    の端部電圧を交互に切り換える切り換え手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項7に記載の入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    入力装置と、前記入力装置の下方に配置された表示部
    と、を備えることを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 前記表示部は液晶表示装置であること
    を特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 【請求項11】 絶縁基板上に液体導電性材料を吹き付
    けることにより第1の電極膜を形成する工程と、 前記第1の電極膜上に、第1の軸方向における両端部に
    沿って1組の端部電極を形成する工程と、 前記第1の導電膜上に液体絶縁材料を吹き付けることに
    より絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上の前記液体導電性材料を吹き付けることに
    より第2の電極膜を形成する工程と、 前記第2の電極膜上に、前記第1の軸方向と直交する第
    2の軸方向における両端部に沿って1組の端部電極を形
    成する工程と、を備え、 前記第1の電極膜を形成する工程は、複数の凸型電極部
    を形成する工程を含み、 前記第2の電極膜を形成する工程は、前記複数の凸型電
    極部を収容する複数の開口部を有するように前記第2の
    電極膜を形成することを特徴とする入力装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記絶縁膜を形成する工程及び前記第
    2の電極膜を形成する工程は、前記複数の開口部内に前
    記絶縁膜を介して前記複数の凸型電極部が形成されるよ
    うに前記絶縁膜及び前記第2の電極膜を形成することを
    特徴とする請求項11に記載の入力装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の電極膜を形成する工程、前
    記絶縁膜を形成する工程、及び前記第2の電極膜を形成
    する工程は、インクジェット印刷により前記電極膜及び
    前記絶縁膜を形成することを特徴とする請求項11又は
    12に記載の入力装置の製造方法。
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