JP2003084830A - 無人車 - Google Patents

無人車

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JP2003084830A
JP2003084830A JP2001273191A JP2001273191A JP2003084830A JP 2003084830 A JP2003084830 A JP 2003084830A JP 2001273191 A JP2001273191 A JP 2001273191A JP 2001273191 A JP2001273191 A JP 2001273191A JP 2003084830 A JP2003084830 A JP 2003084830A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない計算量で容易に無経路誘導走行を行う
ことができる走行制御手段を備えた無人車を提供する。 【解決手段】 常に全ての仮想誘導線(仮想走行経路全
体)を計算しながら走行制御を行うのではなく、無人車
10が参照する仮想誘導線(参照誘導線)のみを計算し
て、参照誘導線を順次切り替えていくようにする。ま
た、無人車が参照誘導線から大幅に離れた場合には、無
人車から最も近いノードを選択して、このノードから生
成可能な全ての仮想誘導線を算出し、これらの仮想誘導
線のうち最も無人車に近い仮想誘導線を新たな参照誘導
線として設定する。また、無人車がノード上で旋回した
際には、当該ノードから生成可能な全ての仮想誘導線を
算出し、且つ、これらの仮想誘導線と無人車の方位ベク
トルとの成す角度を算出して、これらのうち最も角度が
小さい仮想誘導線を新たな参照誘導線として設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人車に関し、具体
的には誘導線等を用いずに仮想走行経路上を走行する無
経路誘導方式の無人車に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】現在、工場などの多くの場所で使用され
ている無人車の誘導方式としては、床面に磁気テープ等
の誘導線で走行経路を設け、この磁気テープ等の誘導線
の有無を無人車に取り付けられた誘導センサで検出する
ことにより、誘導線(走行経路)上を無人車が走行する
ように誘導する方式のものある。しかし、この方式では
床面に磁気テープ等の誘導線を設けるための工事が必要
であり、走行経路のレイアウトの変更も困難である。
【0003】そこで、現在、これらの問題点などを解決
することができる無人車として、無経路誘導方式の無人
車が開発されている。無経路誘導方式としては、特開平
7−281747号公報に示されているように座標デー
タなどに基づいて仮想的に走行経路を設け、この仮想走
行経路上を無人車が走行するように制御する方式があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
無経路誘導方式では、常に全ての仮想走行経路の情報を
計算しながら走行制御を行っているため、特に仮想走行
経路が複雑になると、データ量が非常に多くなって計算
量が膨大になる。このため、常に仮想走行経路の全ての
情報を計算しながら、また、この計算した情報を記憶装
置に保持しながら無人車の無経路誘導走行を行うことは
困難である。
【0005】従って、本発明は上記の事情に鑑み、少な
い計算量で容易に無経路誘導走行を行うことができる走
行制御手段を備えた無人車を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の無人車は、仮想走行経路上に定めた複数のノード
の座標を表すノードデータと、前記複数のノードの接続
情報を表すリンクデータとを予め記憶し、これらのノー
ドデータとリンクデータとに基づいて仮想誘導線を計算
し、この仮想誘導線と位置計測手段によって求めた無人
車の位置との位置ずれ量を計算して、この位置ずれ量が
小さくなるように無人車の走行制御を行うことにより、
前記仮想誘導線の集合である前記仮想走行経路上を無人
車が走行するように制御する走行制御手段を備えた無人
車であって、前記走行制御手段では、無人車が最初に存
在している仮想誘導線の両端のノードのみを認識して、
これらのノードのうちの無人車走行方向の上流側のノー
ドを通過ノード、下流側のノードを目標ノードとし、こ
れらの通過ノード及び目標ノードのノードデータとリン
クデータとに基づいて当該通過ノードと目標ノードとを
繋ぐ仮想誘導線のみを算出し、この仮想誘導線を参照誘
導線とすることにより、この参照誘導線のみを参照して
無人車の走行制御をし、これ以後は、無人車が目標ノー
ドを通過したとき、この目標ノードを新たな通過ノード
とし、且つ、この新たな通過ノードの次のノードを新た
な目標ノードとして、これらの新たな通過ノード及び目
標ノードのノードデータとリンクデータとに基づき、当
該通過ノードと目標ノードとを繋ぐ仮想誘導線のみを算
出し、この仮想誘導線を新たな参照誘導線とすることに
より、この参照誘導線のみを参照して無人車の走行制御
をする、という処理を繰り返すことを特徴とする。
【0007】また、第2発明の無人車は、第1発明の無
人車において、前記走行制御手段では、現在認識してい
る参照誘導線の位置と前記位置計測手段によって求めた
無人車の現在位置とのずれが所定値以上である場合に
は、ノードデータに基づいて無人車の現在位置から最も
近いノードを選択し、このノードから生成可能な全ての
仮想誘導線をノードデータとリンクデータとに基づいて
算出し、これらの仮想誘導線のうち最も無人車の現在位
置に近い仮想誘導線を新たな参照誘導線として設定する
ことを特徴とする。
【0008】また、第3発明の無人車は、第1又は第2
発明の無人車において、前記走行制御手段では、無人車
がノード上で旋回した際には、当該ノードから生成可能
な全ての仮想誘導線をノードデータとリンクデータとに
基づいて算出し、且つ、これらの仮想誘導線と方位計測
手段により求めた無人車の方位ベクトルとの成す角度を
算出して、これらのうち最も角度が小さい仮想誘導線を
新たな参照誘導線として設定することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0010】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態に係る無人車において仮想的に設けた誘導センサ及び
マークプレートセンサの配置を示す説明図、図2は前記
無人車の走行制御装置のシステム構成を示すブロック図
である。また、図3は前記走行制御装置における処理手
順の説明図、図4は仮想走行経路の例を示す説明図、図
5は前記仮想走行経路におけるノードの例を示す説明図
である。
【0011】図1に示す本実施の形態の無人車10は無
経路誘導方式のものであり、この無人車10が走行する
走行環境の床面には実際の誘導線(磁気テープ等)やマ
ークプレートなどを設置せず、また、無人車10には実
際の誘導センサやマークプレートセンサなどを搭載しな
い。
【0012】従って、まず、本実施の形態では無人車1
0の走行環境に絶対座標(2次元のX,Y座標)を設定
する。次に、無人車10が走行する仮想的な走行経路を
絶対座標上に設定する。例えば図4に示すような仮想走
行経路11を絶対座標上に設定する。この仮想走行経路
11は、仮想走行経路11を複数の範囲に区切るために
仮想走行経路11上の適宜の位置に仮想的に設定した複
数の点(ノード)を表すデータ(ノードデータ)と、リ
ンクデータとを用いて表す。ノードデータとは、ノード
番号データと、絶対座標上におけるノードの位置を表す
データ(X座標,Y座標)である。リンクデータとは、
どのノードとどのノードとを線で繋ぐを表す接続情報デ
ータと、ノードとノードを繋ぐ線の状態(直線又は曲
線)を表すデータである。ノードとノードを繋ぐ線が仮
想誘導線であり、この仮想誘導線の集合で仮想走行経路
が生成される。
【0013】図5の例では仮想走行経路11上にノード
0〜ノード7を設定しており、これら8つノードの番号
と位置とをノードデータとして記述する。また、これら
8つのノードの接続関係をリンクデータとして記述す
る。例えば、ノード0はノード1と直線で接続し、ノー
ド7と半径rの曲線(円弧)で接続することを、リンク
データとして記述する。そして、これらのノードデータ
とリンクデータとから仮想誘導線11−1〜11−8が
計算され(詳細後述)、これらの仮想誘導線11−1〜
11−8の集合で仮想走行経路11が生成される。
【0014】また、図5では図示を省略しているが、仮
想走行経路11に沿う適宜の位置(仮想誘導線の側部)
には仮想的なマークプレートが設定されており(図8参
照)、この仮想マークプレートは仮想マークプレートデ
ータによって表される。仮想マークプレートデータと
は、マークプレート番号データ、絶対座標上における仮
想マークプレートの位置(例えば仮想マークプレートの
中心位置)を表すデータ(X座標,Y座標)、仮想マー
クプレートの大きさ(例えば縦横の長さ)を表すデータ
である。
【0015】一方、無人車10側には、図1の平面図に
示すように仮想誘導線を検出する仮想誘導センサ12及
び仮想マークプレートを検出する仮想マークプレートセ
ンサ13の位置を、仮想誘導センサデータ及び仮想マー
クプレートセンサデータによって設定している。図示例
では、仮想誘導センサ12の位置を無人車10の平面視
の中央部に設定し、仮想マークプレートセンサ13は無
人車10の平面視の四隅部にそれぞれ設定している。従
って、位置計測手段によって無人車10の絶対座標上の
位置(無人車10のどの部分の位置でもよい)が計測さ
れれば、この無人車10の位置に応じて仮想誘導センサ
12及び仮想マークプレートセンサ13の絶対座標上の
位置を算出することができる。
【0016】そして、この無人車10には走行制御手段
として図2に示すような走行制御装置14が搭載されて
いる。走行制御装置14はマイクロプロセッサや記憶装
置などを有してなる誘導制御装置15や駆動制御装置1
6などから構成されている。誘導制御装置15では予め
ノードデータ及びリンクデータが記憶されており、この
ノードデータとリンクデータとに基づいて仮想誘導線を
計算する。即ち、仮想誘導線の傾きなど、絶対座標上に
おける仮想誘導線の式(データ)を求め、これを記憶す
る。しかし、全てのノードデータとリンクデータとを用
いて常に全ての仮想誘導線(仮想走行経路全体)を計算
しながら走行制御を行うことは、計算量が多過ぎて誘導
制御装置15の演算機能に対する負荷が大きくなるため
現実的ではない。そこで、詳細は後述するが、本実施の
形態では無人車10が参照する仮想誘導線(参照誘導
線)のみを計算するようにしている。
【0017】誘導制御装置15には予め仮想マークプレ
ートデータ、仮想誘導センサデータ、仮想マークプレー
トセンサデータなども記憶されている。また、誘導制御
装置15には位置計測手段としての位置計測装置17
や、方位計測手段としての光ファイバジャイロなどの方
位計測装置58が接続されている。そして、誘導制御装
置15では、位置計測装置17の計測信号に基づいて絶
対座標上の無人車10の位置(X座標,Y座標)を認識
する。位置計測装置17としては例えばレーザレーダが
挙げられる。この場合、無人車10にはレーザレーダを
搭載し、レーザレーダから出力したレーザビームを走行
環境の所定位置に配設した複数の反射板で反射してレー
ザレーダで受光することにより、無人車10と反射板の
距離を計測して、無人車10の位置を計測する。なお、
位置計測装置17としては、レーザレーダに限らず、適
宜のものを用いることができる。例えば、無人車10の
車輪18の回転やステアリング角度をロータリエンコー
ダで計測し、この計測信号に基づいて無人車10の位置
を求めてもよい。
【0018】そして、誘導制御装置15では、位置計測
装置17によって求めた無人車10の位置と仮想誘導セ
ンサデータとによって仮想誘導センサ12の絶対座標上
の位置を求め、この仮想誘導センサ12の位置と、仮想
誘導線との位置ずれ量を計算し、この位置ずれ量を駆動
制御装置16へ出力する。位置ずれ量は仮想誘導センサ
12から仮想誘導線の各位置までの距離を計算すること
によって求める。なお、仮想誘導線が直線状の場合には
仮想誘導センサ12から仮想誘導線に垂直に下ろした直
線の長さを計算することなどによって求めることがで
き、仮想誘導線が円弧状の場合には、仮想誘導センサ1
2から円弧の中心までの距離と円弧の半径rとの差を計
算することなどによって求めることができる。
【0019】駆動制御装置16では、誘導制御装置15
から入力した位置ずれ量が小さくなるように無人車10
に搭載した車輪駆動装置19に制御信号を出力する。そ
の結果、駆動制御装置16からの制御信号に基づき、車
輪駆動装置19によって無人車10の車輪18が操舵さ
れて、無人車10は仮想誘導線に近づく。車輪駆動装置
19には車輪18を回動(操舵)する操舵用モータや車
輪18を回転駆動する走行用モータなどを備えている。
車輪18の構成は、3輪や4輪など適宜の構成とし、そ
のうちの何れかを適宜駆動輪又は操舵輪とする。
【0020】また、誘導制御装置15では、位置計測装
置17によって求めた無人車10の位置と仮想マークプ
レートセンサデータとによって仮想マークプレートセン
サ13の絶対座標上の位置を求め、この仮想マークプレ
ートセンサ13の位置と仮想マークプレートの位置とを
比較して、仮想マークプレートセンサ13が仮想マーク
プレートを検出した(仮想マークプレート13が仮想マ
ークプレート上に位置している)と判断したときには当
該仮想マークプレートの検出信号を駆動制御装置16へ
出力する。駆動制御装置16では予め走行指示情報のデ
ータを記憶しており、誘導制御装置15から入力する仮
想マークプレートの検出信号に応じて前記走行指示情報
データから所定の情報を選択し、この走行指示情報に基
づいて車輪駆動装置19を制御したり、誘導制御装置1
5への情報伝送などを行う。走行指示情報としては、無
人車10の停止や速度切替の情報や、仮想走行経路中に
分岐路がある場合に次の経路(仮想誘導線)を選択する
ための識別情報などがある。識別情報は駆動制御装置1
6から誘導制御装置15へ伝送される。
【0021】つまり、走行制御装置14では、図3に示
すように走行経路やマークプレートを表すためのデータ
(ノードデータ、リンクデータ、仮想マークプレート)
と、センサを表すためのデータ(仮想誘導センサデー
タ、仮想マークプレートセンサデータ)と、走行指示情
報データとに基づいて、無経路誘導走行を行う。
【0022】ここで、図6〜図12に基づき、走行制御
装置14における仮想誘導線(参照誘導線)の演算処理
に関して詳細に説明する。図6は参照誘導線の初期設定
に関する説明図、図7は参照誘導線の切り替えに関する
説明図、図8は分岐路がある場合の参照誘導線の切り替
え(選択)に関する説明図である。また、図9は無人車
が参照誘導線から大幅に離れた場合の参照誘導線の設定
に関する説明図、図10は無人車がノード上で旋回する
場合の参照誘導線の設定に関する説明図である。
【0023】最低2つのノードが認識できていれば、こ
れらのノードのノードデータとリンクデータとから仮想
誘導線を生成することができ、この仮想誘導線の付近に
無人車10が存在すれば、この仮想誘導線からの無人車
10の位置ずれ量を計算して走行制御を行うことが可能
である。
【0024】そこで、まず、図6に示すように無人車1
0が最初に存在している仮想誘導線11−1の両端のノ
ード0,1のみを認識し、これらのノード0,1のうち
の無人車走行方向(矢印A方向)の上流側のノード0を
通過ノード、下流側のノード1を目標ノードとする。そ
して、これらの通過ノード(ノード0)及び目標ノード
(ノード1)のノードデータとリンクデータとに基づい
て当該通過ノードと目標ノードとを繋ぐ仮想誘導線11
−1のみを求め、この仮想誘導線11−1を参照誘導線
とすることにより、この参照誘導線(仮想誘導線11−
1)のみを参照して無人車10の走行制御をする。
【0025】即ち、参照誘導線(仮想誘導線11−1)
からの無人車10(仮想誘導線12)の位置ずれ量を算
出し、この位置ずれ量が小さくなるように車輪18の操
舵制御などを行う。このとき、他の仮想誘導線11−2
〜11−3を認識しているかどうかは無人車10の走行
に直接影響を与えない。なお、無人車10が最初に存在
している仮想誘導線11−1の両端のノード0,1を誘
導制御装置15に認識させるには、人手によって初期設
定をすればよい。或いは、後述する方法によって自動的
に認識するようにしてもよい。
【0026】そして、これ以後は、誘導制御装置15で
認識する参照誘導線(仮想誘導線)を、順次、新たな参
照誘導線(次の仮想誘導線)に切り替えていく。即ち、
図7に基づいて説明すると、図7(a)に示すように無
人車10が、通過ノードであるノード31と目標ノード
であるノード32を繋ぐ仮想誘導線34−1を参照誘導
線として、この参照誘導線(仮想誘導線34−1)上を
矢印A方向に走行し、目標ノード(ノード32)を通過
したとき、この目標ノード(ノード32)を新たな通過
ノードとし、且つ、この新たな通過ノード(ノード3
2)の次のノード33を新たな目標ノードとして、これ
らの新たな通過ノード(ノード32)及び目標ノード
(ノード33)のノードデータとリンクデータとに基づ
き、当該通過ノード(ノード32)と目標ノード(ノー
ド33)とを繋ぐ仮想誘導線34−2のみを算出し、こ
の仮想誘導線34−2を新たな参照誘導線とすることに
より、図7(b)に示すように参照誘導線(仮想誘導線
34−2)のみを参照して無人車10の走行制御をす
る。以後も、このような処理を繰り返しながら無人車1
0の走行制御を行う。
【0027】つまり、図6に例示する仮想走行経路11
の場合には、無人車10がノード1〜7を通過するごと
に、順次、目標ノードと通過ノードとを切り替えて仮想
誘導線11−2〜11−8を計算し、参照誘導線を切り
替えていく。
【0028】なお、仮想走行経路中に分岐路がある場合
には、走行指示情報(識別情報)などに基づいて、次の
目標ノードとなるノードを選択する。図8にはノード4
1〜45が設定され、ノード42には3つのノード4
3,44,45が仮想誘導線46−1,46−2,46
−3によってそれぞれ繋がっている場合を例示してい
る。この場合には、図8(a)に示すように無人車10
が通過ノードであるノード41と目標ノードであるノー
ド42を繋ぐ仮想誘導線46−1(参照誘導線)上を矢
印A方向に走行する途中で仮想マークプレートセンサ1
3により、仮想誘導線46に沿って配置された仮想マー
クプレート47を検出する。
【0029】そして、無人車10が目標ノード(ノード
42)を通過したとき、この目標ノード(ノード42)
を新たな通過ノードとするとともに仮想マークプレート
47の検出信号に応じた識別情報に基づいて例えばノー
ド43を選択し、このノード43を新たな目標ノードと
して、これらの新たな通過ノード(ノード42)及び目
標ノード(ノード43)のノードデータとリンクデータ
とに基づき、当該通過ノード(ノード42)と目標ノー
ド(ノード43)とを繋ぐ仮想誘導線46−2のみを算
出し、この仮想誘導線46−2を新たな参照誘導線す
る。その結果、図8(b)に示すように無人車10は、
この新たな参照誘導線(仮想誘導線46−2)上を走行
する。なお、他のノード44,45は例えば他の無人車
において選択される。
【0030】以上のように、本実施の形態によれば、常
に全ての仮想誘導線(仮想走行経路全体)を計算しなが
ら走行制御を行うのではなく、無人車10が参照する仮
想誘導線(参照誘導線)のみを計算して、参照誘導線を
順次切り替えていくため、計算量を低減することがで
き、また、記憶容量を低減することもできる。
【0031】ところで、例えば人手によって無人車10
を移動した後に電源を投入して走行制御装置14などを
起動するときや、走行制御装置14(誘導制御装置1
5)における位置ずれ量の計算を一時停止して無人車1
0を移動させた後に再び位置ずれ量の計算を行うときな
どには、走行制御装置14(誘導制御装置15)が現在
認識している参照誘導線から無人車10が大幅に離れ
て、当該参照誘導線と無人車10の位置ずれ量が非常に
大きくなる場合がある。このような場合、そのままでは
無人車10の無経路誘導走行を行うことができないた
め、新たに適切な参照誘導線を設定する必要がある。こ
のような場合の参照誘導線の設定について図9に基づき
説明する。
【0032】図9(a)には仮想誘導線11−1上で停
止していた無人車10を、人手によって仮想誘導線11
−5の近くまで移動して電源を投入した場合について示
している。この場合、走行制御装置14(誘導制御装置
15)が現在参照誘導線として認識している仮想誘導線
11−1と無人車10(仮想誘導センサ12)との位置
ずれ量d0 が非常に大きくなる。このとき、走行制御装
置14(誘導制御装置15)では、まず、現在認識して
いる参照誘導線(仮想誘導線11−1)と無人車10
(仮想誘導センサ12)との位置ずれ量d0 を算出し、
この位置ずれ量d 0 と、所定の位置ずれ量dとを比較し
て、位置ずれ量d0 が所定値d以上であれば、位置ずれ
量が過大であるため新たに適切な参照誘導線を設定する
必要があると判断して次のような処理を行う。
【0033】即ち、図示例では、ノードデータに基づい
て全てのノード0〜7と無人車10(仮想誘導センサ1
2)の現在位置との距離を計算して、無人車10の現在
位置に最も近いノード5を選定し、このノード5から生
成可能な全ての仮想誘導線11−5,11−6をノード
データとリンクデータとに基づいて計算する。そして、
これらの仮想誘導線11−5,11−6と無人車10の
現在位置との位置ずれ量(距離)を計算し、この位置ず
れ量が最も小さい仮想誘導線11−5(位置ずれ量
1 )を新たな参照誘導線として設定する。つまり、無
人車10から最も距離が近い仮想誘導線を参照誘導線と
決定する。また、この場合、無人車10の走行方向が矢
印A方向であるため、ノード4を通過ノード、ノード5
を目標ノードとする。なお、例えばノード4とノード5
が無人車10から等距離にある場合には、ノード4,5
の何れか一方を任意に選定した上で上記のように参照誘
導線を決定してもよく、或いは、両方のノード4,5か
ら生成可能な全ての仮想誘導線11−4,11−5,1
1−6のうち最も無人車10に近い仮想誘導線11−5
を参照誘導線として決定してもよい。
【0034】以上のような処理をすることにより、人手
によって無人車10を移動することなどによって現在認
識している参照誘導線からの位置ずれ量が過大になって
当該参照誘導線が適切でなくなった場合にも、新たな参
照誘導線を適切に設定して、無経路誘導走行を継続する
ことができる。なお、このように参照誘導線が適切でな
くなった場合、人手によって参照誘導線を再設定するこ
とも考えられるが、上記のような処理をすれば自動的に
適切な参照誘導線を設定することができる。
【0035】また、初期設定においても、上記のような
処理を適用することができる。即ち、図6に基づいて説
明すると、無人車10が最初に存在する仮想誘導線(参
照誘導線)を認識する際、ノードデータに基づいて全て
のノード0〜7と無人車10(仮想誘導センサ12)の
現在位置との距離を計算して、無人車10の現在位置に
最も近いノード0を選定し、このノード0から生成可能
な全ての仮想誘導線11−1,11−8をノードデータ
とリンクデータとに基づいて計算する。そして、これら
の仮想誘導線11−1,11−8と無人車10の現在位
置との位置ずれ量を計算し、この位置ずれ量が最も小さ
い(無人車に最も近い)仮想誘導線11−1を参照誘導
線として設定する。
【0036】次に、無人車10がノード上において旋回
動作をする場合について説明する。この場合には無人車
10がノードを通過せず、ノード上で旋回するため、こ
のままでは参照誘導線が適切に切り替わらずに適切な位
置ずれ量の計算を行うことができず、無経路誘導走行を
継続することができない。このような場合の参照誘導線
の設定について図10に基づき説明する。
【0037】図10(a)に示すように無人車10が通
過ノード51と目標ノード52とを繋ぐ参照誘導線(仮
想誘導線)56−1上を矢印A方向に走行し、この参照
誘導線56−1に沿って配置された仮想マークプレート
57を検出すると、この検出信号に応じた走行指示情報
に基づき、無人車10(仮想誘導センサ12)が目標ノ
ード52上に位置していると判断した時点で同目標ノー
ド52上において矢印Bのように旋回動作を開始する。
【0038】この旋回動作の結果、無人車10が図10
(b)に示すような状態になったとすると、このときの
無人車10の方位を方位計測装置58によって計測す
る。また、目標ノード52から生成可能な全ての仮想誘
導線56−1〜56−4をノードデータとリンクデータ
とに基づいて計算する。そして、方位計測装置58の計
測によって得られた無人車10の方位ベクトル60と、
目標ノード52から生成可能な全ての仮想誘導線56−
1〜56−4との成す角度θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ 4 を計
算し、これらのうち最も角度が小さい仮想誘導線56−
4を新たな参照誘導線として設定する。その結果、図1
0(c)に示すように無人車10は、引き続き参照誘導
線(仮想誘導線56−4)上を矢印Aのように走行する
ことができる。なお、この場合、目標ノード52を新た
な通過ノードとし、ノード55を新たな目標ノードとす
る。
【0039】以上のような処理をすることにより、ノー
ド上で無人車10が旋回動作をする場合にも、新たな参
照誘導線を適切に設定して、無経路誘導走行を継続する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上発明の実施の形態とともに具体的に
説明したように、第1発明の無人車によれば、常に全て
の仮想誘導線(仮想走行経路全体)を計算しながら走行
制御を行うのではなく、無人車が参照する仮想誘導線
(参照誘導線)のみを計算して、参照誘導線を順次切り
替えていくため、計算量を低減することができ、また、
記憶容量を低減することもできる。
【0041】また、第2発明の無人車によれば、現在認
識している参照誘導線の位置と前記位置計測手段によっ
て求めた無人車の現在位置とのずれが所定値以上である
場合には、ノードデータに基づいて無人車の現在位置か
ら最も近いノードを選択し、このノードから生成可能な
全ての仮想誘導線をノードデータとリンクデータとに基
づいて算出し、これらの仮想誘導線のうち最も無人車の
現在位置に近い仮想誘導線を新たな参照誘導線として設
定するため、人手によって無人車を移動することなどに
よって現在認識している参照誘導線からの位置ずれ量が
過大になって当該参照誘導線が適切でなくなった場合に
も、新たな参照誘導線を適切に設定して、無経路誘導走
行を継続することができる。
【0042】また、第3発明の無人車によれば、無人車
がノード上で旋回した際には、当該ノードから生成可能
な全ての仮想誘導線をノードデータとリンクデータとに
基づいて算出し、且つ、これらの仮想誘導線と方位計測
手段により求めた無人車の方位ベクトルとの成す角度を
算出して、これらのうち最も角度が小さい仮想誘導線を
新たな参照誘導線として設定するため、ノード上で無人
車が旋回動作をする場合にも、新たな参照誘導線を適切
に設定して、無経路誘導走行を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無人車において仮想
的に設けた誘導センサ及びマークプレートセンサの配置
を示す説明図である。
【図2】前記無人車の走行制御装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図3】前記走行制御装置における処理手順の説明図で
ある。
【図4】仮想走行経路の例を示す説明図である。
【図5】前記仮想走行経路におけるノードの例を示す説
明図である。
【図6】参照誘導線の初期設定に関する説明図である。
【図7】参照誘導線の切り替えに関する説明図である。
【図8】分岐路がある場合の参照誘導線の切り替え(選
択)に関する説明図である。
【図9】無人車が参照誘導線から大幅に離れた場合の参
照誘導線の設定に関する説明図である。
【図10】無人車がノード上で旋回する場合の参照誘導
線の設定に関する説明図である。
【符号の説明】
1〜7 ノード 10 無人車 11 仮想走行経路 11−1〜11−8 仮想誘導線 12 仮想誘導センサ 13 仮想マークプレートセンサ 14 走行制御装置 15 誘導制御装置 16 駆動制御装置 17 位置計測装置 18 車輪 19 車輪駆動装置 31〜33 ノード 34−1,34−2 仮想誘導線 41〜45 ノード 46−1〜46−4 仮想誘導線 47 仮想マークプレート 51〜55 ノード 56−1〜56−4 仮想誘導線 57 仮想マークプレート 58 方位計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B043 AA04 AB02 AB13 BA08 DA17 EA06 EB04 EB05 EB07 EB08 EB16 EC12 EC13 EC14 EC15 EC16 EC18 EC19 ED02 ED03 ED12 5H301 CC03 CC06 DD01 EE08 EE13 FF06 FF21 GG08 GG17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想走行経路上に定めた複数のノードの
    座標を表すノードデータと、前記複数のノードの接続情
    報を表すリンクデータとを予め記憶し、これらのノード
    データとリンクデータとに基づいて仮想誘導線を計算
    し、この仮想誘導線と位置計測手段によって求めた無人
    車の位置との位置ずれ量を計算して、この位置ずれ量が
    小さくなるように無人車の走行制御を行うことにより、
    前記仮想誘導線の集合である前記仮想走行経路上を無人
    車が走行するように制御する走行制御手段を備えた無人
    車であって、 前記走行制御手段では、 無人車が最初に存在している仮想誘導線の両端のノード
    のみを認識して、これらのノードのうちの無人車走行方
    向の上流側のノードを通過ノード、下流側のノードを目
    標ノードとし、これらの通過ノード及び目標ノードのノ
    ードデータとリンクデータとに基づいて当該通過ノード
    と目標ノードとを繋ぐ仮想誘導線のみを算出し、この仮
    想誘導線を参照誘導線とすることにより、この参照誘導
    線のみを参照して無人車の走行制御をし、 これ以後は、無人車が目標ノードを通過したとき、この
    目標ノードを新たな通過ノードとし、且つ、この新たな
    通過ノードの次のノードを新たな目標ノードとして、こ
    れらの新たな通過ノード及び目標ノードのノードデータ
    とリンクデータとに基づき、当該通過ノードと目標ノー
    ドとを繋ぐ仮想誘導線のみを算出し、この仮想誘導線を
    新たな参照誘導線とすることにより、この参照誘導線の
    みを参照して無人車の走行制御をする、という処理を繰
    り返すことを特徴とする無人車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する無人車において、 前記走行制御手段では、 現在認識している参照誘導線の位置と前記位置計測手段
    によって求めた無人車の現在位置とのずれが所定値以上
    である場合には、ノードデータに基づいて無人車の現在
    位置から最も近いノードを選択し、このノードから生成
    可能な全ての仮想誘導線をノードデータとリンクデータ
    とに基づいて算出し、これらの仮想誘導線のうち最も無
    人車の現在位置に近い仮想誘導線を新たな参照誘導線と
    して設定することを特徴とする無人車。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載する無人車におい
    て、 前記走行制御手段では、 無人車がノード上で旋回した際には、当該ノードから生
    成可能な全ての仮想誘導線をノードデータとリンクデー
    タとに基づいて算出し、且つ、これらの仮想誘導線と方
    位計測手段により求めた無人車の方位ベクトルとの成す
    角度を算出して、これらのうち最も角度が小さい仮想誘
    導線を新たな参照誘導線として設定することを特徴とす
    る無人車。
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