JP2003084159A - 光ファイバおよび光ケーブル - Google Patents

光ファイバおよび光ケーブル

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JP2003084159A
JP2003084159A JP2001276988A JP2001276988A JP2003084159A JP 2003084159 A JP2003084159 A JP 2003084159A JP 2001276988 A JP2001276988 A JP 2001276988A JP 2001276988 A JP2001276988 A JP 2001276988A JP 2003084159 A JP2003084159 A JP 2003084159A
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chromatic dispersion
smf
optical
length
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Kazuto Yamamoto
和人 山本
Hisatomi Saito
久富 齋藤
Torres Joan Carlos Akino
トーレス ホアン カルロス アキノ
Hiroko Iwashita
寛子 岩下
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OCC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時分割多重(TDM)/波長多重(WDM)
の光伝送路で使用されるDMFの、ケーブル化時のファ
イバ端末の切断の影響を減らすこと。 【解決手段】 図(a)に示す、非零の波長分散を持つ
SMFで代表される、1.55μm帯付近で波長分散、
波長分散スロープ共に正の値を持つ+Dファイバ11
と、DCFと呼ばれる波長分散、波長分散スロープ共に
負の値を持つ−Dファイバ12とを接続してハイブリッ
ドファイバで波長分散0、スロープ0の特性のDMFを
形成する。中継器10、10間の中継距離Lの長さのケ
ーブルを製造するケーブル化工程で素ファイバ両端は切
断され捨てられるので、図(b)に示すように、+Dフ
ァイバによる付加ファイバ15、16をケーブル化工程
中の合計切断長LDだけ−Dファイバ12の下流端に接
続し、切断後もLA+LB=Lを保つようにする。図
(c)のように両端に合計切断長LDの長さの波長分散
特性が+Dファイバに類似の+D類似ファイバ(17〜
20)を接続しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個々には波長分散値
が零でない光ファイバを組み合わせて波長分散および波
長分散のスロープを所定値以下に押さえた、時分割多重
・波長多重伝送に好適で、特にケーブル化時の端末切断
によって発生する光学特性変化にも対応できる光ファイ
バ及び光ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを伝送路として使用した伝送
システムでは、システムの拡張性や総合性能およびコス
トを追求するために高速の時分割多重(TDM:Time Divis
ion Multiplexing 以下TDMと略称する場合あり)
で、且つ、波長多重(WDM:Wavelength Division Multip
lexing 以下WDMと略称する場合あり)を取り入れる
必要が生じてきた。
【0003】TDMの長距離高速化伝送には光ファイバ
の波長分散(Chromatic Dispersion)の影響による信号
波形歪みが問題となり、高速化するには伝送路の波長分
散をできるだけ零に近づけることが要求される。
【0004】一方、WDM伝送では非線形現象による伝
送劣化がシステム性能を制限する要因としてある。WD
M伝送では非線形現象の1つである、四光波混合(FWM:
FourWave Mixing)が伝送劣化を招く大きな要因である
が、FWM(四光波混合)は使用波長帯において、波長
分散が零に近いほど発生する確率が高くなる。対策とし
ては、光ファイバ自体の非線形性の軽減と、光ファイバ
の波長分散を零から遠ざけることが有効であるとされ
る。
【0005】このように、波長分散に対する要求はTD
MとWDMでは相反しており、長距離大容量高速化伝送
を成立させるために、分散マネージメントと呼ばれる、
光伝送路自体に分散補償機能を持たせる方法が採用され
る場合があり、このような目的で作られたファイバはD
MF(Dispersion Management Fiber )と呼ばれる。即
ち、個々の光伝送路自体の波長分散を零でない値にしな
がら、伝送路1区間としての波長分散を零に近づけるよ
うにする。また、使用可能な波長帯域を広げるために、
光伝送路全体としての波長分散スロープ(波長分散の変
化率)を低減することが望ましい。
【0006】DMFは使用波長帯域で正と負の波長分散
を持つ少なくとも2種の光ファイバを組み合わせて接続
して形成する。図3(a)は、このようなハイブリッド
光伝送路の構成を概念図として示したもので、光増幅中
継器100、100間の伝送路の構成を示し、横軸は伝
送距離、縦軸に光信号パワーを記入している。光信号は
上流(図で左側)の光増幅中継器100でパワーアップ
され、従来型シングルモードファイバ(SMF:Single Mod
e Fiber )101に入射し、次第にパワーを落として、
下流に接続された分散補償ファイバ(DCF:Dispersion C
ompensating Fiber )102に入射し、下流の(図で右
側)の光増幅中継器100に至る。光信号はこの光増幅
中継器100で増幅されて、(図示しない)次段の光フ
ァイバに送出される。
【0007】上記のSMFおよびDCFの波長分散(フ
ァイバの長さ1km当たりの値として定義される)は同
図(b)に示され、横軸の波長と縦軸の波長分散に対応
してプロットされている。常用される信号波長帯は、エ
ルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA:Erbium-Doped Fi
ber Amplifier )の増幅波長帯である1.55μm帯近
辺とされ、この信号波長帯で見ると、SMF101の波
長分散は+20(ps/nm/km)近辺の正の値を持
ち、波長分散スロープは右肩上がりで正の値を持つ。
【0008】同図(b)に示されたDCFの特性の1例
によれば、上記のSMFに組み合わされるDCFは波長
1.55μm付近の信号波長帯で波長分散の値はほぼ−
40(ps/nm/km)であり、波長分散スロープは
右肩下がりの負の値である。従ってSMF101とDC
F102を或る長さ比で組み合わせれば、ハイブリッド
光伝送路として破線で示すように、波長1.55μm付
近で波長分散が0の特性が得られ、更に、DCF102
の波長分散スロープを適当な値に選べば、波長分散スロ
ープも0に近い(波長によって波長分散がほとんど変化
しない)特性が得られる。なお、本明細書では波長分散
値と波長分散スロープを一括して波長分散特性と呼び、
波長分散値と波長分散スロープの両者が共に正の値を持
つときに正の波長分散特性、両者が共に負の値を持つと
きに負の波長分散特性と呼び分ける。
【0009】このように、非零の波長分散を持つSMF
101と、このSMF101と逆符号の非零の分散特性
を持つDCF102を適当な長さで接続すれば、前記の
DMFが得られることになる。ここで1区間の長さが決
まれば、SMFとDCFを組み合わせたDMF特性はS
MFとDCFの長さの比のみによって定まることにな
る。
【0010】光ファイバは水分の付着を防ぎ機械的な強
度を確保するために、製造直後に光ファイバのクラッド
の外周にプラスチック等の被覆が施される。被覆の程度
によりファイバ素線、ファイバ心線と呼ばれるが、ここ
では単芯の光ファイバを総称して素ファイバと呼ぶ。実
際に伝送路として使用するには、外部の環境変化や布設
時の外力等から素ファイバを保護するために、これらの
素ファイバを1本乃至複数本挿通して、その外周を補強
した光ケーブルが使用される。
【0011】光ケーブルの1例として、海底光ケーブル
の構造とケーブル化工程を、図5を参照して説明する。
図5は海底光ケーブルの構造の1例を模式的な斜視図と
して示している。中心部分はタイト型の光ファイバユニ
ット1で、複数本の光ファイバ心線(素光ファイバ)1
aを撚り合わせた集合体を紫外線硬化型合成樹脂(例え
ば、紫外線硬化ウレタン)、あるいは熱可塑性合成樹脂
によって固めたものである。なお、上記のタイト型に代
わってルースチューブ型ユニットが使用されることもあ
る。
【0012】2は前記光ファイバユニット1を水圧から
保護するための耐圧層で、断面が扇形の分割個片(2
a、2b、2c)を3個縦沿えして組み合わせて使用し
ている。3はケーブルに加わる引張力に十分対応できる
ように、主として鋼線で形成される複数の抗張力線(3
a、3b、3c、・・・)を撚り合わせて構成した抗張
力線層3で図では1層とされている。この抗張力線層3
は1層または多層構造とされ、ケーブルの布設時の負荷
に十分耐える抗張力を付加し、かつ、障害等に対してケ
ーブルを保護する。4は前記抗張力線層3の結束と気密
を保ち、中継器への給電路となる金属チューブ層で、通
常、銅またはアルミ等からなる金属テープを縦添え溶接
して縮径し、チューブ状に形成したものである。また、
5及び6は海水との絶縁及び機械的保護を目的としてポ
リエチレン等で形成する絶縁シース層である。なお、図
では扇形断面の分割個片(2a、2b、2c)で耐圧層
を形成しているが、複数本の鋼線を撚り合わせて耐圧層
を形成する場合もある。
【0013】このようなケーブル化作業は数次の工程に
分けて行われる。中心部分のタイト型の光ファイバユニ
ット1の形成が1工程で行われ、光ファイバユニット1
は一度ドラムに巻き取られる。次いで光ファイバユニッ
ト1を中心にして、耐圧層2、抗張力線層3、金属チュ
ーブ層4等が形成され、更に、絶縁シース層5、6が金
属チューブ層4の外側に形成される。数工程に分かれた
ケーブル化工程で、素ファイバや光ファイバユニット等
はドラムから巻き戻されて張力を掛けた状態で保持さ
れ、加工が進むに従い、再度ドラム等に巻き取られて行
く。工程毎にケーブル化されない端末部分が発生し、そ
の都度素ファイバの端末は切り取られ、捨てられて行
く。更に、安定したケーブル化工程の条件出しのため消
費される素ファイバもある。
【0014】このように各ケーブル化工程で切り取られ
る素ファイバの長さはかなり長くなるが、各工程でどの
程度の長さが必要かは経験的に推定でき、切断される長
さの全長である合計切断長はかなり良い精度で推定でき
る。しかし、ある工程でどちらの端末が切り取られるか
は、そのときのドラム等の巻き取り状態(それまでに何
回ドラム等に巻きとられたか)で定まり、製造工程が時
に変更になったり、途中に特別の検査工程が挿入された
りすると、どちらの端末で切り取られるかは、初めから
予測はできない。
【0015】図4を参照してDMFの形成方法を説明す
る。図4(a)は増幅中継器100、100間に往復の
素ファイバ2本を連結した基本図を示し、同図(b)は
ケーブル化工程で素ファイバの端末が切り取られても、
DMFの分散特性への影響を少なくする方法を説明図と
して模式的に描いている。
【0016】前述のように波長分散とそのスロープは素
ファイバの長さ1km当たりで定義されているので、D
MFを構成するSMF101とDCF102の波長分散
によって中継器間の距離である中継区間長Lが決まれ
ば、全体の波長分散を0とするそれぞれの長さLA、L
Bは計算できる。又、後述するように光信号の伝送方向
はSMF101側を上流端とされる。
【0017】従って、図4(b)に示すように、ケーブ
ルとしての最終必要長さより少し短く、所定の長さ比の
LA1、LB1のSMF101とDCF102を接続し
た後、絶対値が比較的小さい波長分散を持つ付加ファイ
バ(105〜108)をSMF(101、103)の上
流端及びDCF(102、104)の下流端に接続し
て、ケーブル化工程では付加ファイバ(105〜10
8)が切断され、中間のSMF(101、103)とD
CF(102、104)は無傷で残す方法が提案されて
いる。
【0018】計算上は、各付加ファイバ(105〜10
8)の長さを合計切断長としておけば、素ファイバの片
側のみが切り取られても中間のSMF101とDCF1
02は無傷で残り、付加ファイバは合計切断長が残るこ
とになる。このようにケーブル化で端末を切断した後残
る付加ファイバ(105〜108)の長さは合計切断長
と等しい値となり、図4(b)でLA1+LB1+LC
をLに等しくすればよい。この式から付加ファイバの特
性も予め計算に入れてDMFを構成することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ケーブ
ル完成長が定められている場合、各ケーブル製造工程で
必要とする切断長はかなり良い精度で決定できるので、
切断長の総計はおのずと明確になり、DMFを設計でき
る。付加ケーブルの長さは合計切断長を要するので、S
MFとDCFの長さ合計(LA1+LB1)を中継区間
長Lより短くする必要が生じ、分散特性の悪化が懸念さ
れる。この対策として、両端の切断長が等しくなるよう
に各工程の切断端を指定すれば、分散特性は基本設計値
が得られるが、ときにケーブルを巻き返して切断する必
要が生じ、工数増加によるコストの上昇を招くと言う問
題がある。
【0020】また、この方法では、両端に付加する波長
分散の絶対値の比較的少ないファイバとして、負の分散
と比較的大きな正の波長分散スロープを持つ非零分散シ
フトファイバ(NZ-DSF:Non-Zero Dispersion Shifted F
iber)等を使用するので、全体の波長分散スロープは正
側にシフトすることになる。これは現在のDMFが技術
的の理由により、僅かに正の波長分散スロープが残る傾
向が有ることから、スロープの正の増加傾向を助長し、
波長分散特性の劣化原因となり問題となっている。
【0021】本発明はケーブル化工程でケーブルの巻き
返しを不要として経済性を向上し、分散特性を悪化させ
ないために提案され、ケーブルの製造工程中に光ファイ
バの端部が任意長切り取られても、所定の波長分散値と
分散のスロープを確保することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するために、信号波長帯の波長分散特性が所
定の値を持ち、且つ、所定の中継区間長を持つDMFを
構成する、長手方向に波長分散特性が変化する光ファイ
バであって、光ファイバの上流端に接続された、正の波
長分散特性を有するSMFである素ファイバと、SMF
である素ファイバの下流端に接続された、負の波長分散
特性を有するDCFである素ファイバと、DCFである
素ファイバの下流端に接続された、正の波長分散特性を
有するSMFである付加ファイバと、を備えた光ファイ
バを提供する。
【0023】また、この光ファイバの付加ファイバの長
さは5km以下の所定の長さとされ、さらに、SMFで
ある素ファイバの実効断面積が50μm2 以上であり、
付加ファイバの実効断面積が前記SMFである素ファイ
バの実効断面積と同等またはそれより小さく、且つ、5
0μm2 以上である光ファイバを提供する。
【0024】別の形式の発明として、信号波長帯の波長
分散特性が所定の値を持ち、且つ、所定の中継区間長を
持つDMFを構成する、長手方向に波長分散特性が変化
する光ファイバであって、光ファイバの上流端に接続さ
れた、正の波長分散特性を有するSMFと波長分散特性
が類似で、所定の長さの第1の付加ファイバと、第1の
付加ファイバの下流端に接続された、正の波長分散特性
を有するSMFである素ファイバと、SMFである素フ
ァイバの下流端に接続された、負の波長分散特性を有す
るDCFである素ファイバと、DCFである素ファイバ
の下流端に接続された、正の波長分散特性を有するSM
Fと波長分散特性が類似で所定の長さの第2の付加ファ
イバと、を備えた光ファイバを提供する。
【0025】又、第1および第2の両付加ファイバの長
さを5km以下の所定の長さとすること、及び、SMF
である素ファイバの実効断面積が50μm2 以上であ
り、第1及び第2の付加ファイバの実効断面積がSMF
である素ファイバの実効断面積と同等またはそれより小
さく、且つ、50μm2 以上である光ファイバを提供す
る。
【0026】さらにまた、本発明は、上記の発明にかか
る光ファイバの複数本を並列して挿通した光ケーブルも
提供する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態である光ファ
イバの構造例を図1により説明する。図1は非零の波長
分散を持つSMFと、このSMFと逆符号の分散特性を
持つDCFを適当な長さで接続したDMFの原理と構成
方法を模式的に示したもので、図(a)は素ファイバの
長さ比を求める原理図を、図(b)、(c)はケーブル
化工程で端末の切断に対応する方法を示す模式図であ
る。
【0028】図1(a)で、中継区間長L(km)の2
台の光中継増幅器10、10の間に伝送方向が逆の2本
のDMF素ファイバを接続した場合を示している。上の
素ファイバは左から右に信号を伝送し、下は右から左に
伝送する。今後、非零の波長分散を持つSMFで代表さ
れる、信号波長帯である1.55μm帯付近で波長分散
が正の値を持ち、波長分散スロープは右肩上がりで正の
値を持つファイバを+Dファイバと略記し、DCFと呼
ばれる波長分散の値が負で、波長分散スロープも右肩下
がりの負の値を持つファイバを−Dファイバと略記す
る。即ち、+Dファイバと−Dファイバを接続したハイ
ブリッドファイバで波長分散0、スロープ0の特性のD
MFを形成する方策を探ることになる。なお、通常は上
記のように波長分散0、スロープ0を目的とし、本明細
書でも0として説明するが、特殊の要求により波長分
散、スロープ共0も含む所定の値とされる場合もある。
【0029】一般にDCFはコアへの添加物濃度が高
く、且つコアの実効断面積(Aeff)が小さいため非
線形性が高くなる。ここに実効断面積(Aeff)は光
ファイバ中の電磁波の実効的な伝搬領域(の面積)を表
す数値である。従って、光増幅中継器100で増幅され
た直後の光信号パワーの高い前半にSMF、又は、より
低損失の純石英コアファイバ(PSCF:Pure silica Core
fiber)を接続し、パワーの落ちた後半にDCFを接続
すると非線形現象の発生を低減できる。図では光ファイ
バへ信号が入射する側を上流、出射する側を下流と呼ん
で区別する。
【0030】上流側(図で左側)に+Dファイバ11
を、次いで−Dファイバ12を接続し、その長さをそれ
ぞれLA、LBとする。伝送方向が逆の下側のDMFフ
ァイバは向きが逆になっただけで、+Dファイバ13、
−Dファイバ14の長さは、やはりLA、LBで変わら
ない。
【0031】DMFは使用波長帯域で正と負の波長分散
を持つ少なくとも2種の光ファイバを組み合わせて接続
するか、又は、光ファイバ製造時に、1本の光ファイバ
中で長手方向に同様な波長分散の分布となるように形成
しても良い。本明細書では複数の素ファイバを接続して
DMFを形成すると述べている場合は、1本の光ファイ
バの製造過程で長手方向の波長分散特性を変化させ、素
ファイバ1本のみで形成されたDMFを含むものとす
る。
【0032】次に、形成されたDMFの波長分散と波長
分散スロープを求める。中継区間長L(km)、+Dフ
ァイバ101の長さをLA(km)、波長分散をDA
(ps/nm/km)、波長分散スロープをDa(ps
/nm2/km )とし、−Dファイバ102の長さをL
B(km)、波長分散が負の値のDB(ps/nm/k
m)、波長分散スロープも負の値のDb(ps/nm2
/km )とする。
【0033】+Dファイバと−Dファイバを接続したハ
イブリッドファイバの波長分散が中継区間全体で0、ま
た、波長分散スロープも同様に0となればよいから、
{(DA×LA)+(DB×LB)}/L=0の式から
LA、LBを求め、{(Da×LA)+(Db×L
B)}/L=0になるようなDaおよびDb、または、
なるべく0に近くなるDaおよびDbを選択する。
【0034】ここで、具体的な数値で計算してみる。1
例として、中継区間長L=45km、DA=+20(p
s/nm/km)、Da=+0.06(ps/nm2
km)、−DB=−40(ps/nm/km)、Db=
−0.12( ps/nm2/km)とし、波長分散0の
条件からLA=30(km)、LB=15(km)を得
る。即ち、この長さを代入すれば波長分散={(+20
×30)+(−40×15)}/45=0(ps/nm
/km)が成立する。次に、このLA、LBの長さで、
波長分散スロープを求める。スロープ={(+0.06
×30)+(−0.12×15)}/45=0(ps/
nm2/km)となり、理想的なDMFが得られる。こ
れがDMFの基本設計値であって、ケーブル化工程でフ
ァイバ端が切り取られても、この基本設計値からの乖離
を少なくする必要がある。
【0035】本発明の1例が同図(b)に示されてい
る。図は中継区間長LのDMFを形成する素ファイバを
模式的に示している。図の2本の素ファイバは同図
(a)の素ファイバに対応する。2本のDMFは上流側
から見れば同一な構成で、上側のDMFは長さLAの+
Dファイバ11、長さLBの−Dファイバ12、ケーブ
ル化工程で切り取られる合計切断長LDに等しい長さを
持つ付加ファイバ15で構成される。下側も+Dファイ
バ13、−Dファイバ14、付加ファイバ16で構成さ
れる。
【0036】今、ケーブル化工程の合計切断長を1.5
kmとすると、−Dファイバの下流側に付加される付加
ファイバ15、16の長sは1.5kmとなる。付加フ
ァイバ15、16は波長分散特性が+Dファイバと同一
のファイバを使用する。+Dファイバ11の長さは30
km、−Dファイバの長さは15kmの基本設計値であ
り、これに付加ファイバ15、16の各1.5km(L
D)が付加されることになる。+Dファイバの長さは合
計31.5kmとなる。ケーブル化工程で素ファイバの
端部をどのような切り方で1.5km切り取っても、+
Dファイバのみが1.5km切り取られる。従って、+
Dファイバ11と付加ファイバ15の合計残り長さは3
0km、−Dファイバが切断されることは無いから、そ
の長さは15kmで設計基本値そのままである。波長分
散、スロープの値は勿論0で変化しない。ケーブル化工
程後もDMFとして理想的な波長分散特性を保持してい
ることが分かる。
【0037】別の方法として、図4(b)と同様な付加
ファイバの接続でも、使用する光ファイバの特性によっ
ては、波長分散特性の変動を低減することができる。図
1(c)に示すように、+Dファイバと類似の波長分散
特性を有する+D類似ファイバを上流端、下流端のそれ
ぞれに合計切断長LDの長さの付加ファイバ(17、1
8、19、20)として接続する。当初、両端の付加フ
ァイバの長さの合計は合計切断長LDの2倍となるが、
ケーブル化工程で付加ファイバが合計切断長LDだけ切
り取られ、付加ファイバはLDが残ることになる。従っ
て、同図(c)の上側の素ファイバについては、付加フ
ァイバ(18の残)と+Dファイバ11、−Dファイバ
12、付加ファイバ(17の残)の長さ合計(LA1+
LB1+LD)が中継区間長Lとなり、下側の素ファイ
バも同様な関係となる。
【0038】中継区間長L、合計切断長LD、および、
+D、−D両ファイバの分散特性は、図1(a)と同一
とし、付加ファイバ(17〜20)に使用する+D類似
ファイバの波長分散は+19(ps/nm/km)、波
長分散スロープ+0.006(ps/nm2/km )と
する。
【0039】ケーブル化後の波長分散を0とする+D、
−D両ファイバの長さを求めると、+Dファイバ(1
1、13)が28.525km、−Dファイバ(12、
14)が14.975kmで(+D類似ファイバの長さ
は1.5km)、スロープは+0.0001(ps/n
2/km )となる。同様の条件で図4(b)に示すよ
うに、+D類似ファイバの代わりに非零分散シフトファ
イバ(NZ-DSF)を接続すると、波長分散0のときの各フ
ァイバの長さは+Dファイバ(11、13)が29.0
75km、−Dファイバ(12、14)が14.425
kmで、スロープは−0.0037(ps/nm2/k
m )となる。
【0040】この両者を比較すれば、波長分散の値は共
に0であるが、スロープは+D類似ファイバでは+0.
0001であるのに対し、NZ−DSFは−0.003
7と非常に大きな値となっている。+D類似ファイバ使
用の場合はスロープが僅かに基本設計値を上回るとは言
え、NZ−DSFを接続するよりはるかに小さな変動で
済んでいる。この程度のスロープの変動であれば充分実
用となる。
【0041】素ファイバの両端に各種のファイバを接続
した場合のシミュレーションの結果が図2に表形式で示
されている。同図(a)にシミュレーションに使用した
各種ファイバの特性値を記入し、(b)は各種の両端の
構成別にケーブル化後の切断済みのDMF用素ファイバ
の特性値を記載してある。表中、両側の切断長さにより
特性値が変化する組み合わせでは、+Dファイバ側(上
流端)を0.5km及び1km切り取った場合の2種類
を掲載する。即ち、+Dファイバ、−Dファイバの両端
をそのまま0.75kmづつ延長した場合、と下流端に
のみ+Dファイバと類似の特性を持つファイバを接続し
た場合などが該当する。この場合、両端をそれぞれ0.
75km切断したときに波長分散が0となるよう、各フ
ァイバの切断前の長さを定めている。
【0042】同図(b)の形式1ではDMFの分散、ス
ロープ共に0となる基本設計値を示し、必要な+Dファ
イバ、−Dファイバの長さが示されている。形式2で
は、ケーブル化の切断に対応するため素ファイバ(+D
ファイバまたは−Dファイバ)の両端を単に0.75k
mづつ延長した場合、上流下流の切断長さの違いで対と
なる素ファイバの特性が正負反対の符号を持つことを示
す。また、形式4、5で+D類似ファイバとNZ−DS
Fと+D類似ファイバを両端に付けた場合の比較を行っ
ている。これは、図2(c)を参考にして説明した事項
を再掲したものである。であり。さらに、形式6は下流
端にのみ+Dファイバを付加する形式3のときに付加す
る+Dファイバの代わりに+D類似ファイバを使用した
ときの
【0043】図2(b)から、最良の形式として、形式
3の下流端に1.5kmの+Dファイバを付加したもの
であり、総合の分散特性は変化しない。次に形式6の下
流端に1.5kmの+D類似ファイバを付加しても、誤
差は非常に小さい。このように、+Dファイバに類似の
分散特性のファイバで有れば、分散特性に多少の差が有
っても充分使用できる。また、形式5の両端に1.5k
mの+D類似ファイバを付加したものでも、NZ−DS
Fを使用するよりはるかに好結果を得ることが示されて
いる。
【0044】上記のように、ケーブル化に際して合計切
断長は1.5kmとしてシミュレーションを行ったが、
実際の工程では多少余裕を持たせる必要がある。また、
ケーブル布設時および保守時にもケーブル端が切断され
ることもあるので、ここでも安全係数を考えねばならな
い。経験的に安全係数は3前後とされ、付加ファイバの
最大長は5kmとすれば無難であり、ケーブル化工程の
都度ケーブル化工程の安定度等を勘案して5km以下の
所定長として合計切断長を指定すればよい。
【0045】ところで、通常伝送路として使用される光
ファイバの端末に接続される中継器等の機器類には、俗
にピッグテイルなどと呼ばれる、接続用の短い光ファイ
バを付属している場合が多い。このピッグテイルと光ケ
ーブルの素ファイバを接続することにより、機器と光フ
ァイバケーブルが接続される。このピッグテイルには従
来型単一モード光ファイバ(SMF)または類似のファ
イバが使用される。光ファイバ同士を接続する際、コア
の中心の横方向のズレ、端面間の距離、ファイバの角度
等の狂いによる接続損失が知られているが、両者の実効
断面積(Aeff)が異なる場合も接続損失が発生す
る。この実効断面積(Aeff)の違いに起因する接続
損失は接続技術で改善することは非常に困難であるの
で、なるべく実効断面積(Aeff)の値の近いファイ
バを用いることが望ましい。
【0046】既に述べたように、負の分散を持つ分散補
償ファイバ(DCF)は実効断面積(Aeff)が従来
型単一モード光ファイバ(SMF)よりも非常に小さ
い。従って、SMFと同程度の実効断面積(Aeff)
を持つファイバを光ケーブルの素ケーブルの両端に配置
すると、ピッグテイルとの接続損失を低下できる。図2
(b)の形式3、5、6はいずれも素ファイバの両端に
SMF相当の+Dファイバ、または、+D類似ファイバ
を使用するので、ピッグテイルの実効断面積(ほぼ50
μm2)に近い実効断面積(Aeff)となり、接続損
失も低下する。光ケーブル用の素ファイバとしては、ケ
ーブル化時の端末切断の補償を主目的とする付加ケーブ
ルとして、+Dまたは+D類似ファイバの使用が、同時
にピッグテイルとの接続損失低減にも役立っている。
【0047】以上素ファイバの端末に付加ケーブルを付
ける方式を説明した。このようにして形成されたDMF
としての素ファイバのみでなく、ケーブルとしての完成
品も当然発明対象であり、海底光ケーブルの1例を説明
したが、本発明のDMF素ファイバと光ケーブルは海底
光ケーブルのみならず、広く、陸上その他の用途の光ケ
ーブルに適応可能である。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、非零の
波長分散を持つSMFと、このSMFと逆符号の分散特
性を持つDCFを適当な長さで接続して形成したDMF
の下流端、又は、両端末にSMFまたはSMF類似の特
性を持つ素ファイバを接続しているので、ケーブル化工
程での端末切断後もDMFとして最適の波長分散値及び
波長分散スロープを保ち得るので、TDM/WDM併用
方式に最適のケーブルを得ることができる。又、ケーブ
ル化工程で任意の端末を切断できるので、たとえ、工程
変更が有ってもケーブルの巻き返し等の必要が無く、工
数ロスの発生を防止して経済的なケーブルを供給でき
る。さらに、中継器等に付属の接続用光ケーブルとケー
ブル端末の実効断面積とを、ほぼ等しくできるので、接
続損失を低下できる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるDMFの構成例を模
式的に示す図である。
【図2】実地の数値により、DFMの数種の形式の分散
特性を計算し、表形式で優劣を示した図である。
【図3】特性の異なる光ファイバを接続したハイブリッ
ド光伝送路の概念図である。
【図4】従来例のDMFを模式的に示す図である。
【図5】海底光ケーブルの構造例を示す斜視図である。
【符号の説明】
50、 海底光ケーブル、1 光ファイバユニット、1
a 光ファイバ心線、2 耐圧層、2a、2b、2c
分割個片、3 抗張力線層、3a、3b・・・ 鋼線
(抗張力線)、4 金属チューブ層、5、6 絶縁シー
ス層、10、100 光増幅中継器、11、13、1
5、16 +Dファイバ、12、14 −Dファイバ、
17、18、19、20 +D類似ファイバ、15、1
6、17、18、19、20 付加ファイバ、L 中継
区間長、LA +Dファイバの長さ、LB −Dファイ
バの長さ、LC、LD 付加ファイバの長さ(又は合計
切断長)、101、103 SMF(従来型シングルモ
ードファイバ)、102、104 DCF(分散補償フ
ァイバ)、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アキノ トーレス ホアン カルロス 東京都港区芝浦1丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 (72)発明者 岩下 寛子 東京都港区芝浦1丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 Fターム(参考) 2H050 AC09 AC81 AD01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号波長帯の波長分散特性が所定の値を
    持ち、且つ、所定の中継区間長を持つDMFを構成す
    る、長手方向に波長分散特性が変化する光ファイバであ
    って、 前記光ファイバの上流端に接続された、正の波長分散特
    性を有するSMFである素ファイバと、 該SMFである素ファイバの下流端に接続された、負の
    波長分散特性を有するDCFである素ファイバと、 該DCFである素ファイバの下流端に接続された、正の
    波長分散特性を有するSMFである付加ファイバと、 を備えたことを特徴とする光ファイバ。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバの前記付加ファイバの長
    さは5km以下の所定の長さとされたことを特徴とする
    請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 【請求項3】 前記SMFである素ファイバの実効断面
    積が50μm2 以上であり、前記付加ファイバの実効断
    面積が前記SMFである素ファイバの前記実効断面積と
    同等またはそれより小さく、且つ、50μm2 以上であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  4. 【請求項4】 前記DCFである素ファイバの下流端に
    接続された、正の波長分散特性を有するSMFである前
    記付加ファイバは、前記光ファイバの上流端に接続され
    た、前記正の波長分散特性を有するSMFである前記素
    ファイバと、類似の正の波長分布特性を有することを特
    徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  5. 【請求項5】 信号波長帯の波長分散特性が所定の値を
    持ち、且つ、所定の中継区間長を持つDMFを構成す
    る、長手方向に波長分散特性が変化する光ファイバであ
    って、 前記光ファイバの上流端に接続された、正の波長分散特
    性を有するSMFと波長分散特性が類似で、所定の長さ
    の第1の付加ファイバと、 該第1の付加ファイバの下流端に接続された、正の波長
    分散特性を有するSMFである素ファイバと、 該SMFである素ファイバの下流端に接続された、負の
    波長分散特性を有するDCFである素ファイバと、 該DCFである素ファイバの下流端に接続された、正の
    波長分散特性を有するSMFと波長分散特性が類似で所
    定の長さの第2の付加ファイバと、 を備えたことを特徴とする光ファイバ。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の両付加ファイバの
    長さを5km以下の所定の長さとすることを特徴とする
    請求項5に記載の光ファイバ。
  7. 【請求項7】 前記SMFである素ファイバの実効断面
    積が50μm2 以上であり、前記第1及び第2の付加フ
    ァイバの実効断面積が前記SMFである素ファイバの前
    記実効断面積と同等またはそれより小さく、且つ、50
    μm2 以上であることを特徴とする請求項5に記載の光
    ファイバ。
  8. 【請求項8】 複数本の請求項1又は/及び請求項5に
    記載の光ファイバを並列して挿通したことを特徴とする
    光ケーブル。
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