JP2003083715A - 指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機 - Google Patents

指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機

Info

Publication number
JP2003083715A
JP2003083715A JP2001275861A JP2001275861A JP2003083715A JP 2003083715 A JP2003083715 A JP 2003083715A JP 2001275861 A JP2001275861 A JP 2001275861A JP 2001275861 A JP2001275861 A JP 2001275861A JP 2003083715 A JP2003083715 A JP 2003083715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
monitor device
light
display screen
front surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001275861A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
良 渡辺
Koji Otani
浩二 大谷
Shuichi Fukui
修一 福井
Toshimichi Masaki
俊道 政木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2001275861A priority Critical patent/JP2003083715A/ja
Publication of JP2003083715A publication Critical patent/JP2003083715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、モニタ装置の表示画面上に反射媒
体を付着するだけで指示位置を高精度に特定でき、しか
も画像処理が簡単になり低コストに構成することができ
る指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコン
トローラ型ゲーム機の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、画像を表示するモニタ装置の
前面特定位置に反射媒体を付着しておき、前記モニタ装
置の前面表示位置を光投射手段によって指示したとき、
前記モニタ装置の前面を撮像手段が撮像し、その撮像デ
ータから特定される前記反射媒体の検出位置に基づいて
光投射指示された位置を決定する指示位置検出方法であ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えばテレビな
どのモニタ装置の画面に映し出された標的をガンコント
ローラで光投射して撃つ家庭用ゲーム機に利用されるよ
うな指示位置検出方法に関し、さらに詳しくは撃った位
置を正確に指示できるようにした指示位置検出方法、指
示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述例のようなガンコントロー
ラを用いて撃った画像位置を指示する場合、例えば、図
9に示すように、モニタ装置91の表示画面92に位置
決め枠93を記録した画像を、ゲーム機本体94の制御
部95から出力して表示し、この表示画面92上の狙い
撃つ位置をガンコントローラ96のトリガスイッチ97
を操作して指示したとき、表示画面92に表示された画
像をガンコントローラ96に備えた撮像部98で撮像
し、この撮像された画像から画像処理部99および位置
検出部100を介して、撮像された画像内に映し出され
た位置決め枠93の位置に基づいて使用者が指示した位
置を決定する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方法では表示画面に表示された画像を撮像する場合、周
囲の風景から映像への映りこみ、表示画面上の反射など
により画像を正確に再現するのが難しく、複雑な画像処
理を要することになり、このため位置決め枠の抽出が難
しく、誤った位置を指示してしまうことがある。
【0004】さらに他の例として、赤外線光源およびフ
ィルタを用いて外乱光の影響を受けないように配慮した
位置検出方法が知られている(特開平11−30593
5号)。
【0005】しかしこの場合は、赤外線光源をモニタ装
置に取付けておく必要があり、赤外線光源を予め内蔵し
た専用のモニタ装置を使用するか、あるいは後からモニ
タ装置に赤外線光源を取付ける必要があるが、このよう
な専用のモニタ装置は高価であり、また光源の数が多い
と配線作業が煩わしく、配線そのものも邪魔になるので
家庭用ゲーム機には向いていないという問題を有してい
た。
【0006】そこでこの発明は、モニタ装置の表示画面
上に反射媒体を付着するだけで指示位置を高精度に特定
でき、しかも画像処理が簡単になり低コストに構成する
ことができる指示位置検出方法、指示位置検出装置およ
びガンコントローラ型ゲーム機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像を表示
するモニタ装置の前面特定位置に反射媒体を付着してお
き、前記モニタ装置の前面表示位置を光投射手段によっ
て指示したとき、前記モニタ装置の前面を撮像手段が撮
像し、その撮像データから特定される前記反射媒体の検
出位置に基づいて光投射指示された位置を決定する指示
位置検出方法であることを特徴とする。
【0008】ここでモニタ装置とは、画像を表示可能な
例えば液晶モニタ、ハイビジョンテレビなどの各種の画
像表示装置で構成することができる。
【0009】前記反射媒体とは、モニタ装置の前面に付
着可能なプラスチックフィルムなどで構成することがで
きる。
【0010】光投射手段とは、例えば赤外線を投射する
赤外線光源で構成することができる。
【0011】撮像手段とは、モニタ装置の表示画像を含
む前面全体を撮像可能な撮像カメラで構成することがで
きる。
【0012】この発明によれば、モニタ装置の表示画面
に対し、その画面上の一点を指示するように操作したと
き、その操作時の画像を撮像手段により取得し、この取
得した画像に映し出された反射媒体から表示画面のサイ
ズと、その中心位置を求めることができ、予め設定され
た基準位置となる表示画面の中心位置と比較することに
より、指示した方向とその距離との変位量が求まり、こ
のときの変位量から表示画面上の指示位置を算出するこ
とができる。
【0013】このように、モニタ装置の前面に反射媒体
を付着するだけで指示位置を特定できることから液晶モ
ニタ、テレビなどの画像の表示方式に関係なく指示位置
の検出が可能になり、また指示位置を特定させるための
手段に、表示画面をフラッシュさせるような必要もない
ため画面のちらつきがなくなる。したがって、乱れのな
い画像を安定供給し続けることができ、画像処理が容易
になる。
【0014】前記反射媒体には、反射に適した材質や反
射面を有する媒体を使用するものであり、例えば光を偏
向反射させる回帰反射板を用いれば、光が反射するとき
の偏向作用が生じても、不要な反射光を除去して必要な
反射光のみを抽出することができる。このため、撮像手
段は表示画面上の位置決め用の回帰反射板を正確に捉え
て指示位置を高精度に検出できる。また、モニタ装置の
前面に反射媒体を付着するだけで指示位置検出用の表示
画面を簡単に構築することができる。
【0015】さらに、反射媒体に位置決め基準となる基
準検出部を設ければ、位置決め基準が的確に得られる。
例えば、L形状の反射媒体を用いれば、そのL形状の水
平方向と垂直方向の向きから位置決め基準が容易に求ま
る。
【0016】また、形状を工夫して単体の反射媒体でも
構成できるが、複数の反射媒体を分散配置しても構成で
きる。例えば、モニタ装置の前面の4隅の位置に等間隔
に配設しておけば、その方向と距離との関係から中心位
置を容易に求めることができる。
【0017】さらに、反射媒体からの反射光に赤外線を
用いることもでき、この赤外線を用いた場合は、赤外線
だけを取得するように設定して、より一層、反射光から
正確な位置決め情報を取得することができる。
【0018】このような指示位置検出装置を、例えばガ
ンコントローラ型ゲーム機に備えた場合は、反射媒体の
取付けが簡単であり、しかも高精度の指示機能を有する
ことから高信頼性および高指示性能を有する指示位置検
出装置を容易に構築でき、家庭でも簡単にシューティン
グゲームを楽しむことができる。
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて説明する。図面はガンコントローラ型ゲー
ム機に使用される指示位置検出装置を示し、図1に示す
ガンコントローラ型ゲーム機11はゲームの画像を表示
するモニタ装置12と、標的を撃つためのガンコントロ
ーラ13と、そのゲームの画像を表示させるためのゲー
ム機本体14とから構成される。
【0019】上述のモニタ装置12はゲームの画像を表
示する表示装置として、例えばテレビをゲーム用のモニ
タ装置に切換えて兼用することができる。この場合、図
2(A)に示すように、モニタ装置12の前面に表示され
る表示画面15の位置特定用に、同画面の4隅の位置に
回帰反射板16a,16b,16c,16dを貼着して
構成するものである。
【0020】これらの回帰反射板16a〜16dは、反
射に適した材質、例えばプラスチックフィルムを用いて
L形状の小片に形成し、これらの回帰反射板16a〜1
6dを四角形状の表示画面15に重ならないように、そ
の4隅の角部外側位置に両面テープ等を用いて段差が殆
どない状態に等間隔に配設する。
【0021】さらにこの場合、L形状が、水平方向と垂
直方向の向きを表す基準の検出方向と検出位置となり、
これら4個の回帰反射板16a〜16dの反射画像を取
得することにより、表示画面15上の中心の位置決め基
準を容易に設定することができる。
【0022】また、回帰反射板16a〜16dは光を偏
向反射させる特有の機能を有し、後述する偏光板と組合
せることにより、偏光反射させて不要な光を除去し、必
要な反射光のみを抽出することができる。これによっ
て、取得した画像を処理するときの不要なデータを少な
くし、画像処理時間を短縮できる。単なる反射板では偏
光作用がなく、反射光が全て映るため画像を処理すると
きに不要なデータが多くなる。
【0023】このため、撮像カメラで表示画面15を撮
像したとき、図2(B)に示すように、表示画面15の基
準位置となる4個の回帰反射板16a〜16dの位置を
正確に捉え、これらの存在から方向と距離が分り、表示
画面15の基準となる中心位置およびガンコントローラ
13を介して指示した表示画面15上の指示位置を求め
ることができる。
【0024】前記ガンコントローラ13は射撃に適した
形状を有して、撮像カメラ17と、赤外線光源18a,
18bと、制御部19と、トリガスイッチ20とを備え
て構成される。
【0025】このうち、撮像カメラ17はガンコントロ
ーラ13の正面中央部に配設され、この撮像カメラ17
でモニタ装置12の前面を撮像する。また、同カメラの
撮像レンズの位置には可視光カットフィルタ21と偏光
板22とを備えており、可視光カットフィルタ21でカ
メラに入る可視光を除去して赤外線のみを集光するよう
にし、また偏光板22と組合せることによって不要な反
射光を排除し、赤外線のみを捉え、赤外線の集光効率を
高めている。
【0026】前記撮像カメラ17を中心とする両側の位
置には、赤外線光源18a,18bを配設し、両赤外線
光源18a,18bより赤外線をモニタ装置12の前面
に向けて均一に照射するように設定している。この場
合、赤外線光源18a,18bは、モニタ装置12まで
の距離や使用する光源の指向性によって1個でもよく、
光量に応じた必要数を配設する。
【0027】上述の赤外線光源18a,18bから照射
された赤外線はモニタ装置12の前面を照射し、このと
き回帰反射板16a〜16dより反射した赤外線を撮像
カメラ17で撮像するものである。また、赤外線光源1
8a,18bの前面には、偏光板23a,23bをそれ
ぞれ配設しており、これらの偏光板23a,23bによ
って不要な光を除去し、赤外線の検出作用を高めてい
る。
【0028】このようにして取得した赤外線の反射デー
タを制御部19に送信して画像処理および位置検出する
ものであり、このときは不要な反射光を除去して乱れの
ない安定した赤外線だけを取得するため、その後の画像
処理が容易になり、正確で信頼性の高い位置検出ができ
る。
【0029】そして、ゲーム中はトリガスイッチ20が
操作されて画像が指示された時点で撮像した画像を分析
し、その分析したデータ結果をゲーム機本体14に送信
し、このゲーム機本体14よりモニタ装置12に対して
データ結果に応じた映像信号を出力する。例えば、指示
位置との関係から標的に当たったか、否かを判定したデ
ータ結果に応じた映像を出力する。
【0030】図3はゲーム開始時の初期設定原理図を示
し、撮像カメラ17でモニタ装置の表示画面15の略中
央を撮像したとき、図3(A)に示すように、4個の回帰
反射板16a〜16dの全てが映るように予め設定して
おく。
【0031】このとき、各回帰反射板16a〜16dの
映像位置から四角形の表示画面15の横と縦のサイズ
X,Yを検出し、この検出したサイズからカメラ映像の
中心位置P1を求めて基準座標に設定する。
【0032】この基準座標となるカメラ映像の中心位置
P1が、図3(B)に示すように、モニタ装置の表示画面
15の中心に一致するように、その表示画面15の中心
を求めて基準点P2に設定する(基準点P2は、X/
2,Y/2の座標位置から求まる)。
【0033】図4は撮像カメラの向きを表示画面の右上
に向けた場合の画像取得原理図を示す。
【0034】この場合は、図4(A)に示すように、撮像
カメラが取得した映像から表示画面15の中心位置P3
を求め、これを基に撮像カメラの中心位置となる基準点
P4を求める。この基準点P4は表示画面の中心位置P
3からの変位量X1,Y1に基づいて算出することがで
きる。
【0035】この結果、図4(B)に示すように、モニタ
装置の表示画面15に対してガンコントローラ13で指
示した位置は、 X:水平方向の表示画面の距離 Y:垂直方向の表示画面の距離 X1:水平方向の中心位置の変位量 Y1:垂直方向の中心位置の変位量 とすると、 X=X/2+X1 Y=Y/2−Y1 の式で表すことができ、この結果、図中、表示画面15
の右上位置P5を指示したと求めることができる。
【0036】図5は撮像カメラの向きが表示画面(表示
領域)外を指示した場合の画像取得原理図を示す。
【0037】この場合は、図5(A)に示すように、撮像
カメラが取得した映像から表示画面15の中心位置P6
を求め、これを基に撮像カメラの中心位置となる基準点
P7を求める。
【0038】このとき、表示画面15の中心位置P6か
ら、ある方向にずれた変位量によって表示領域内が指示
されたか、表示領域外が指示されたかを判定するもので
あり、 X1>X/2 の式から水平方向にずれた変位量X1は、表示領域外に
位置するか否かを判定し、 Y1>Y/2 の式から垂直方向にずれた変位量Y1は、表示領域外に
位置するか否かを判定する。
【0039】この結果、図5(B)に示すように、モニタ
装置の表示画面15に対して指示された位置が表示領域
外であれば、表示画面15より外れた図中右上方向の枠
外を指示した基準点P8が求められる。
【0040】このように構成されたガンコントローラ型
ゲーム機11の使用動作を図6のフローチャートを参照
して説明する。
【0041】ゲームを開始する際、先ず、テレビなどの
表示画面の4隅に回帰反射板16a〜16dを貼着し
て、ゲーム機専用のモニタ装置12を設けておき、その
表示画面15に初期画面メニュを表示し、これに伴って
撮像カメラ17とモニタ装置12との相互の中心となる
基準位置合せの調整を行う(ステップn1)。
【0042】調整後はゲームの利用が許容され(ステッ
プn2)、ゲーム中はトリガスイッチ20が操作される
度(一定周期で連続的でもよい)に指示位置を算出し(ス
テップn3)、そのデータをモニタ装置12の表示画面
15に送信する(ステップn4)。
【0043】このような指示位置の出力操作がゲームが
終了するまで繰返し実行される(ステップn5)。
【0044】次に、上述のゲーム開始時の初期設定動作
を図7のフローチャートを参照して説明する。
【0045】先ず、モニタ装置12の表示画面15に初
期設定のメニュを表示させ(ステップn11)、このメニ
ュの基準位置調整用画面に対して(ステップn12)、ガ
ンコントローラ13を画面の中心に向けてトリガスイッ
チ20を操作すると(ステップn13)、撮像カメラ1
7はモニタ装置12の表示画面15の中央を撮像し(ス
テップn14)、その画像データを取込む(ステップn
15)。
【0046】取込んだ画像データから制御部19は回帰
反射板16a〜16dの反射した画像を抽出し(ステッ
プn16)、回帰反射板16a〜16dで囲まれた領域
のX方向、Y方向の変位量に相当する画素数を求め、こ
れより表示画面15のサイズが求まり、その値を記憶し
ておく(ステップn17)。
【0047】記憶したX,Yの値から表示画面15の中
心位置を算出し、これを記憶して初期設定動作が終了す
る(ステップn18)。
【0048】次に、表示画面15に映し出された標的を
ガンコントローラ13で指示したときの指示位置処理動
作を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0049】今、使用者がガンコントローラ13のトリ
ガスイッチ20を操作すると(ステップn21)、そのト
リガスイッチ20の信号を受けた制御部19は赤外線光
源18a,18bを発光させ、そのときの反射光ととも
に撮像カメラ17が表示画面15を撮像し、そのときの
画像データを取込む(ステップn22)。
【0050】取込んだ画像データから回帰反射板16a
〜16dに反射した反射光の画像を抽出し(ステップn
23)、制御部19は回帰反射板16a〜16dで囲ま
れた領域のX、Y方向の画素数を読取り、これに基づい
て表示画面15の中心位置を求める(ステップn2
4)。
【0051】この求めた表示画面15の中心位置とガン
コントローラ13の撮像した映像の中心位置とのずれ
(変位量)を算出する(ステップn25)。
【0052】この変位量を基に表示画面15の指示位置
を算出し(ステップn26)、この算出した指示位置の
データをゲーム機本体14に送信し、このゲーム機本体
14よりデータ結果に応じた映像信号をモニタ装置12
に送信して、1回の指示位置の処理動作が終了する(ス
テップn27)。
【0053】上述のように、モニタ装置の表示画面上の
一点をガンコントローラで指示したとき、そのときに映
し出された回帰反射板から基準位置と、基準位置と指示
位置との間の変位量が求まり、この変位量から表示画面
上の指示位置を高精度に検出することができる。こと
に、回帰反射板の取付けが簡単であり、しかも高精度の
指示機能を有することから高信頼性および高指示性能を
有する指示位置検出装置を容易に構築でき、家庭でも簡
単にシューティングゲームを楽しむことができる。
【0054】この発明の構成と、上述の実施の形態の構
成との対応において、この発明の反射媒体は、実施の形
態の回帰反射板16a〜16dに対応し、以下同様に、
光投射手段は、赤外線光源18a,18bに対応し、撮
像手段は、撮像カメラ17に対応し、検出手段および位
置決め手段は、制御部19に対応し、基準検出部は、回
帰反射板16a〜16dのL形状に対応するも、この発
明は、請求項に示される技術思想に基づいて応用するこ
とができ、上述の実施の形態の構成のみに限定されるも
のではない。
【発明の効果】この発明によれば、モニタ装置の前面に
反射媒体を付着するだけで指示位置検出用の表示画面を
簡単に構築することができる。このため、液晶モニタ、
テレビなどの画像の表示方式に関係なく指示位置の検出
が可能になり、また指示位置を特定させるための手段
に、表示画面をフラッシュさせるような必要もないため
画面のちらつきがなくなり、乱れのない画像を安定供給
することができ、その後の画像処理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガンコントローラ型ゲーム機を示す概略構成
図。
【図2】 回帰反射板の貼着状態およびその画像取得状
態を示す説明図。
【図3】 初期設定時の撮像カメラの映像とモニタ装置
の表示画面を示す説明図。
【図4】 右上を撮像したときの撮像カメラの映像とモ
ニタ装置の表示画面を示す説明図。
【図5】 撮像位置が枠外を指示したときの撮像カメラ
の映像とモニタ装置の表示画面を示す説明図。
【図6】 ガンコントローラ型ゲーム機の使用動作を示
すフローチャート。
【図7】 ゲーム開始時の初期設定動作を示すフローチ
ャート。
【図8】 標的をガンコントローラで指示したときの指
示位置処理動作を示すフローチャート。
【図9】 従来のガンコントローラ型ゲーム機に使用さ
れている指示位置検出装置を示す概略構成図。
【符号の説明】
12…モニタ装置 16a〜16d…回帰反射板 17…撮像カメラ 18a,18b…赤外線光源
フロントページの続き (72)発明者 福井 修一 鳥取県倉吉市巌城1005番地 オムロン倉吉 株式会社内 (72)発明者 政木 俊道 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 2C001 AA07 BA02 CA08 CB01 CB04 CB06 CC02 2F065 AA03 AA07 AA20 BB29 DD11 FF04 FF21 FF61 GG01 GG13 JJ03 JJ26 LL11 LL26 LL33 QQ26 QQ28 QQ31 RR05 SS13 5B087 AA09 AE00 BC01 BC32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表示するモニタ装置の前面特定位置
    に反射媒体を付着しておき、前記モニタ装置の前面表示
    位置を光投射手段によって指示したとき、前記モニタ装
    置の前面を撮像手段が撮像し、その撮像データから特定
    される前記反射媒体の検出位置に基づいて光投射指示さ
    れた位置を決定することを特徴とする指示位置検出方
    法。
  2. 【請求項2】画像を表示するモニタ装置の前面特定位置
    に付着した反射媒体と、前記モニタ装置の前面に光を投
    射する光投射手段と、前記光が投射されたモニタ装置の
    前面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した撮
    像データに基づいて前記反射媒体の位置を検出する検出
    手段と、前記検出手段の検出データに基づいて前記光投
    射手段が光投射指示した位置を決定する位置決め手段を
    備えた指示位置検出装置。
  3. 【請求項3】前記反射媒体は、光を偏向反射させる回帰
    反射板で構成した請求項2記載の指示位置検出装置。
  4. 【請求項4】前記反射媒体は、位置決め基準となる基準
    検出部を備えたことを特徴とする請求項2または3記載
    の指示位置検出装置。
  5. 【請求項5】前記反射媒体は、モニタ装置の前面に複数
    個を配設したことを特徴とする請求項2、3または4記
    載の指示位置検出装置。
  6. 【請求項6】前記光投射手段の投射光に赤外線を用いた
    ことを特徴とする請求項2、3、4または5記載の指示
    位置検出装置。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5または6記載の指示
    位置検出装置を備えたガンコントローラ型ゲーム機。
JP2001275861A 2001-09-12 2001-09-12 指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機 Pending JP2003083715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275861A JP2003083715A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275861A JP2003083715A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003083715A true JP2003083715A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19100650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001275861A Pending JP2003083715A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003083715A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287731A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Nec Corp ポインティング装置およびそれを備えた携帯機器
JP2006314777A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Pixart Imaging Inc オリエンテーション装置およびそれに用いられる座標生成方法
JP2007075353A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nintendo Co Ltd ゲームプログラムおよびゲームシステム
WO2008084523A1 (ja) * 2007-01-10 2008-07-17 Tamura Corporation 位置情報検出装置、位置情報検出方法及び位置情報検出プログラム
JP2008527572A (ja) * 2005-01-12 2008-07-24 スィンクオプティクス インコーポレイテッド ハンドヘルドビジョン型絶対ポインティングシステム
KR101425643B1 (ko) * 2013-12-11 2014-08-04 동서대학교산학협력단 적외선 반사 마커의 패턴을 이용한 슈팅건 좌표인식 방법
US8907889B2 (en) 2005-01-12 2014-12-09 Thinkoptics, Inc. Handheld vision based absolute pointing system
US8913003B2 (en) 2006-07-17 2014-12-16 Thinkoptics, Inc. Free-space multi-dimensional absolute pointer using a projection marker system
US9176598B2 (en) 2007-05-08 2015-11-03 Thinkoptics, Inc. Free-space multi-dimensional absolute pointer with improved performance

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287731A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Nec Corp ポインティング装置およびそれを備えた携帯機器
US8907889B2 (en) 2005-01-12 2014-12-09 Thinkoptics, Inc. Handheld vision based absolute pointing system
JP2008527572A (ja) * 2005-01-12 2008-07-24 スィンクオプティクス インコーポレイテッド ハンドヘルドビジョン型絶対ポインティングシステム
JP2006314777A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Pixart Imaging Inc オリエンテーション装置およびそれに用いられる座標生成方法
JP2010000362A (ja) * 2005-05-10 2010-01-07 Pixart Imaging Inc オリエンテーション装置およびそれに用いられる座標生成方法
JP4602281B2 (ja) * 2005-05-10 2010-12-22 ユアン シアン コー チー クー フェン ユー シェン コン シー オリエンテーション装置に用いられる座標生成方法
JP2007075353A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nintendo Co Ltd ゲームプログラムおよびゲームシステム
US8228293B2 (en) 2005-09-14 2012-07-24 Nintendo Co., Ltd. Remote control and system and method using the remote control
US8913003B2 (en) 2006-07-17 2014-12-16 Thinkoptics, Inc. Free-space multi-dimensional absolute pointer using a projection marker system
JPWO2008084523A1 (ja) * 2007-01-10 2010-04-30 株式会社タムラ製作所 位置情報検出装置、位置情報検出方法及び位置情報検出プログラム
WO2008084523A1 (ja) * 2007-01-10 2008-07-17 Tamura Corporation 位置情報検出装置、位置情報検出方法及び位置情報検出プログラム
US9176598B2 (en) 2007-05-08 2015-11-03 Thinkoptics, Inc. Free-space multi-dimensional absolute pointer with improved performance
KR101425643B1 (ko) * 2013-12-11 2014-08-04 동서대학교산학협력단 적외선 반사 마커의 패턴을 이용한 슈팅건 좌표인식 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3748271B2 (ja) 射撃ゲーム装置
JP6139105B2 (ja) ダーツゲーム装置
US7862179B2 (en) Dual-mode projection apparatus and method for locating a light spot in a projected image
US20100328200A1 (en) Device and related method for converting display screen into touch panel screen
US8184101B2 (en) Detecting touch on a surface via a scanning laser
US9648223B2 (en) Laser beam scanning assisted autofocus
WO2009061620A1 (en) Dual-mode projection apparatus and method for locating a light spot in a projected image
JP5885395B2 (ja) 撮影機器及び画像データの記録方法
JP2003083715A (ja) 指示位置検出方法、指示位置検出装置およびガンコントローラ型ゲーム機
US20200077059A1 (en) Display apparatus, display system, and method for controlling display apparatus
CN111064940A (zh) 一种激光投影电视
JP2013012940A (ja) 追尾装置及び追尾方法
US20160156884A1 (en) Information evaluation apparatus, information evaluation method, and computer-readable medium
CN116260953A (zh) 激光投影设备
JP2001062149A (ja) スポット光位置検出システムおよびシミュレータ
CN108700403B (zh) 信息处理装置、信息处理方法及记录介质
WO2017056544A1 (ja) 測距装置、測距方法、及び測距プログラム
US11181359B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
JPS6232987A (ja) レ−ザガンゲ−ム装置及びレ−ザガンゲ−ム装置に於ける命中検知方法
JP2002199268A (ja) デジタル画像捕捉装置の画像位置決め方法
JP2005168892A (ja) 携帯型ゲーム機
JP2001005608A (ja) スポット光位置検出システム、シミュレータ
JP2005150818A (ja) 歪補正手段を有するコンピュータを備えたプロジェクタシステム
JP2005159426A (ja) 自動台形歪補正手段を備えたプロジェクタ
JP2003241073A5 (ja)