JP2003082969A - 小型施工機 - Google Patents

小型施工機

Info

Publication number
JP2003082969A
JP2003082969A JP2001267318A JP2001267318A JP2003082969A JP 2003082969 A JP2003082969 A JP 2003082969A JP 2001267318 A JP2001267318 A JP 2001267318A JP 2001267318 A JP2001267318 A JP 2001267318A JP 2003082969 A JP2003082969 A JP 2003082969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leader
elevating
rotating device
construction machine
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001267318A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemitsu Yoshida
茂光 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2001267318A priority Critical patent/JP2003082969A/ja
Publication of JP2003082969A publication Critical patent/JP2003082969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転装置の位置決めや削孔のための垂直精度
を簡単に出すことができる小型施工機を提供すること。 【解決手段】 アウトリガ17を備えるクローラクレー
ン2の下部走行体11の前端部に昇降式リーダ3を設
け、その昇降式リーダ3に対して回転装置4が昇降可能
に装着されたものであって、昇降式リーダ3は、クロー
ラクレーン2に垂設された固定リーダ22に昇降リーダ
21が昇降可能に装着され、油圧シリンダ23に連結さ
れ上下するものであり、回転装置4が、昇降リーダ3に
対して昇降可能に装着され、その昇降リーダ21上端の
プーリ29を介して一端が前記固定リーダに連結された
チェーン28又はワイヤの他端に連結されて吊設された
小型施工機1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダウンザホールハ
ンマーの利用が可能な回転装置を装着する小型施工機に
関し、特にクローラクレーンをベースマシーンとして自
ら移動し、またダウンザホールハンマーなどの搬送が可
能な小型施工機に関する。
【0002】
【従来の技術】エアーによる打撃ヘッドを有するダウン
ザホールハンマーは、岩盤等の硬質地盤の削孔に適して
おり、スライム処理も確実で、鋼管杭、H型杭等の挿入
を円滑に行うことができる杭孔を得ることができる。し
かし、ダウンザホールハンマーは、リーダを有する移動
可能な三点式杭打機に装着するものが知られているが、
三点式杭打機では、橋、高圧線の下、トンネル、立坑内
などでは搬入または設置できない場所があり、その場合
はダウンザホールハンマーを利用できなかった。そこ
で、法面等急傾斜地等の機械据え付け場所が小さく狭い
場所、高所および低い場所でも施工できる掘削装置が特
開平7−243293号公報に記載されている。図9
は、そうした掘削装置を示す側面図である。
【0003】H型鋼による支柱160には、作業台10
0が根本部に設けた径の調整可能な輪体101を嵌める
ことでスライド自在に取り付けられている。作業台10
0は、ストッパー102をこの支柱160に溶接して輪
体101が位置決めされる。作業台100は、輪体10
1を上下に取り付ける縦型の固定フレーム103と、そ
の固定フレーム103に対して水平に架設される支持フ
レーム104と、その支持フレーム104の前部に直交
して載置され固定された載置フレーム105とからな
る。支持フレーム104の先端にはホルダー120が設
けられ、このホルダー120に上下位置の調整可能なロ
ッド121が挿通されている。ホルダー120にはピン
を差し入れることでロッド121を位置決めできるよう
になっている。また、ロッド121は、上端にクレーン
等による吊り下げ孔122が設けられ、先端にはシリン
ダー123による地盤押込みピン25が設けられてい
る。
【0004】こうした作業台100は、次のようにして
組み立てられる。固定フレーム103のレベル、水平を
確認しながら支柱160に固定され、ストッパー102
は、輪体101の滑り止めとして支柱160に溶接され
る。ピン124で支持フレーム104が固定フレーム1
03にセットされこの支持フレーム104上に載置フレ
ーム105が固定される、ロッド121は、地盤レベル
に当たるまで降ろされ、その後シリンダー123が伸ば
されて地盤押込みピン125が地盤に圧入される。そし
て、回転装置130にケーシング141付きのダウンザ
ホールハンマー140がセットされ、これで掘削が行わ
れる。回転装置130とダウンザホールハンマー140
による掘削装置は、これらをクレーン150で吊り、載
置フレーム105を横方向(図面を貫く方向)に移動で
きるようになっており、次に施工する孔との間隔調整を
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の掘削装置は、急傾斜地等機械据え付け場所が小
さく狭い場所などでの作業に適しているが、移動可能な
三点式杭打機に装着させるものに比べて取り扱いが不便
であった。それは、作業中の回転反力を受ける回転装置
1を作業台100に固定するので、所定の間隔で複数の
穴を掘削するような場合には穴毎に取り外しが必要だか
らである。また、前記従来例では、回転装置130が横
方向には載置フレーム105上を比較的自由に移動し
て、任意の位置に固定することができるよう構成されて
いる。しかし、支持フレーム104上に載置フレーム1
05を載せてピン125で固定するので、ピン固定する
位置が決まってしまい、任意の位置に回転装置1を設置
することができず、施工現場によって間隔が異なると別
の作業台が必要であった。
【0006】また、作業台100に装着した回転装置1
30にケーシング141付きのダウンザホールハンマー
140をセットした場合、削孔の垂直精度はケーシング
141付きのダウンザホールハンマー140が垂直にな
るように作業台100の水平を正確に出さなくてはなら
ない。従って、水平度を確認しながら作業台の組み立て
を行わなければならないため、組み立て作業が面倒でそ
の分作業時間を要し、更には、垂直精度を修正する場合
には作業台を組み立て直さなければならいといった手間
を要していた。
【0007】そこで、本発明は、かかる課題を解決すべ
く、回転装置の位置決めや削孔のための垂直精度を簡単
に出すことができる小型施工機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の小型施工機は、
アウトリガを備えるクローラクレーンの下部走行体の前
端部に昇降式リーダを設け、その昇降式リーダに対して
回転装置が昇降可能に装着されたものであって、前記昇
降式リーダは、固定リーダがクローラクレーンの下部走
行体の前端部に垂設され、その固定リーダに摺動自在に
装着されて昇降可能な昇降リーダが、固定リーダに内蔵
された油圧シリンダのピストンロッドに連結され上下す
るものであり、前記回転装置が、昇降リーダに対して昇
降可能に装着され、その昇降リーダ上端のプーリを介し
て一端が前記固定リーダに連結されたチェーン又はワイ
ヤの他端に連結されて吊設されたものであることを特徴
とする。
【0009】よって、本発明の小型施工機によれば、ク
ローラクレーンをベースマシーンとして構成されている
ため、施工現場に自ら移動することで簡単に回転装置の
位置決めを行うことができ、所定位置で張ったアウトリ
ガによって削孔のための垂直精度を簡単に出すことがで
きる。そして、昇降式リーダによって回転装置を昇降さ
せるようにしたため、回転装置を十分な高さにまで上昇
させることができるとともに、クレーンによる搬送作業
時には昇降式リーダを縮めて邪魔にならないようにして
作業半径を確保することができる。
【0010】また、本発明の小型施工機は、前記回転装
置が、装置自身を上昇させるためのジャッキを有するこ
とを特徴とする。よって、本発明の小型施工機によれ
ば、ケーシングなどの引き抜きがクレーンのウインチで
は不可能な場合に、ジャッキによって回転装置を持ち上
げることによって引き抜くことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る小型施工機の
一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明す
る。図1乃至図6は、本実施形態の小型施工機を示した
側面図であり、各作業工程を示したものである。そこで
先ず、図1に基づいて小型施工機の構成について説明す
る。本実施形態の小型施工機1は、クローラクレーン2
をベースマシンとして構成したものである。クローラク
レーン2は、履帯を備えた下部走行体11上に旋回部1
2を介して上部旋回体13が設けられ、その上部旋回体
13の後方には起伏シリンダ15によっ支持された伸縮
ブーム16が設けられている。そして、このクローラク
レーン2には、下部走行体11の前後左右にアウトリガ
17が設けられ、走行時には図1に示すように格納さ
れ、吊荷作業時には図2に示すように張り出すように構
成されている。
【0012】小型施工機1は、こうしたクローラクレー
ン2の下部走行体11先端部に昇降式リーダ3が組み付
けられている。ここで図7は、昇降式リーダ3を拡大し
て示した側面図である。昇降式リーダ3は、回転装置4
を装着する昇降リーダ21と、その昇降リーダ21の昇
降を案内する固定リーダ22とから構成されている。固
定リーダ22は、下部走行体11先端部の支持ブラケッ
ト11aに固定されて垂直に立設されており、その内部
には油圧シリンダ23が内蔵されている。油圧シリンダ
23は、そのシリンダチューブ23aが固定リーダ22
内に固定され、ピストンロッド23bが固定リーダ22
の上端から突き出されている。
【0013】一方の昇降リーダ21は、固定リーダ22
の前方に配置され、上端後方に張り出したブラケット2
4が固定リーダ22から突設されたピストンロッド23
bの先端と軸着されている。連結され昇降リーダ21
は、こうして油圧シリンダ23の伸縮により昇降可能に
構成されている。そして、昇降リーダ21が固定リーダ
22に沿って昇降できるように、昇降リーダ21の後方
両側面にスライドレール25が形成され、固定リーダ2
2のガイドギブ26によって両側から摺動可能に挟持さ
れている。また、昇降リーダ21には、前方両側面に回
転装置4の昇降を案内するガイドレール27が形成さ
れ、ガイドギブ31によって摺動可能に挟持した回転装
置4が装着される。そして、装着された回転装置4には
チェーン28が連結され、上方に送られたそのチェーン
42が、昇降リーダ21の上端に軸支されたプーリ29
を介して反対側へと送られ、固定リーダ22の上端に連
結される。
【0014】次に図8は、回転装置4を示した平面図で
ある。回転装置4は、昇降リーダ21の両側面に設けら
れたガイドレール27を摺動可能に挟み込むためのガイ
ドギブ31,31を有し、油圧モータ32,32によっ
て回転する回転体33が設けられている。そして、こう
した回転装置4は、その回転体33を貫通したケーシン
グ43に回転を伝達するよう構成されている。ケーシン
グ43には、図7に示すように90度間隔で軸方向に沿
って回転伝達キー43aが外周面に突設されており、そ
の回転伝達キー43aがはまり込むように回転体33に
90度の間隔でキー溝34aが形成されている。更に回
転装置4には、左右に油圧ジャッキ35,35が備え付
けられている。
【0015】続いて、こうした小型施工機1によるダウ
ンザホールハンマーを使用した削孔について、図1から
図6に示した施工手順に従って以下に説明する。先ず、
回転装置4を装着した小型施工機1は、クローラクレー
ン2によって構成されているため、それ自体が走行可能
である。走行時の小型施工機1は、図1に示すようにア
ウトリガ17が下部走行体11の側方に折り畳まれ、伸
縮ブーム16は、小型施工機1全体を安定させるために
縮められ、回転装置4を装着した昇降式リーダ3は、走
行安定性を悪くしないように下げられている。更に、回
転装置4を装着した昇降式リーダ3が上昇しても走行安
定性を悪くしないように、伸縮ブーム16は、起伏シリ
ンダ15によって60度以上の角度に調節されている。
小型施工機1は、こうして図1に示す状態で走行し、施
工現場においても自ら掘削位置に回転装置4を移動させ
ることができる。
【0016】こうして小型施工機1は、自ら掘削位置へ
移動することができ、しかも小型であることから施工現
場が狭くても施工現場に入り込むことができる。そして
図2に示すように、その場で作業台41、ダウンザホー
ルハンマ42、それにケーシング43を搬送し、組み立
てや設置作業に使用することができる。搬送作業を行う
場合には、図2に示すようにアウトリガ17が開かれ、
ジャッキによって小型施工機1全体が持ち上げられて支
えられる。搬送作業などでは、アウトリガ17を張って
安定した小型施工機1が伸縮ブーム16を伸ばし、ワイ
ヤロープ18で吊ったダウンザホールハンマ42などを
上部旋回体13を旋回させるなどして所定位置へと移動
させる。
【0017】次いで、ケーシング43を備えたダウンザ
ホールハンマ42と作業台41との設置が完了した後
は、図3に示すように再びアウトリガ17が下部走行体
11の側方に折り畳まれ、小型施工機1が走行状態に戻
される。また、搬送作業の終了により伸縮ブーム16も
縮められて60度の角度で傾けられている。そして、回
転装置4が、昇降式リーダ3によってダウンザホールハ
ンマ42にセットできる高さに持ち上げられる。このと
き昇降式リーダ3は、油圧シリンダ23の駆動によって
ピストンロッド23bが上方に伸ばされる。すると、ピ
ストンロッド23bによって押し上げられた昇降リーダ
21が、固定リーダ22のガイドギブ26をスライドレ
ール25が摺動して垂直に上昇する。
【0018】こうして昇降リーダ21が上昇すると、プ
ーリ29を介して昇降リーダ21の前後に垂らされたチ
ェーン28は後ろ側が長くなり、移動しない固定リーダ
22に固定された端部側に引っ張られる形となる。その
ため回転装置4は、昇降リーダ21の前側で短くなるチ
ェーン28によって引き上げられ、ガイドギブ31が昇
降リーダ21のガイドレール27を摺動して上昇するこ
ととなる。従って、本実施形態では、油圧シリンダ23
によって昇降リーダ21が上昇し、更にその昇降リーダ
21に対して回転装置4が上昇することとなる。こうし
て小型施工機1は、設置されたダウンザホールハンマ4
2より高い位置にまで回転装置4を持ち上げることがで
きる。
【0019】続いて図4に示すように回転装置4をセッ
トするためには、先ず小型施工機1をゆっくりと走行さ
せ、上昇した回転装置4をダウンザホールハンマ42の
上方に移動させる。そして、ダウンザホールハンマ42
上方で回転装置4の芯合わせが行われ、小型施工機1
は、その位置で再びアウトリガ17が張られて作業状態
となる。芯合わせの行われた回転装置4は昇降式リーダ
3の駆動により下降して、その回転体33にダウンザホ
ールハンマ42のケーシング43が差し入れられる。こ
のとき、回転装置4とダウンザホールハンマ42とは、
回転体33のキー溝34aにケーシング43の回転伝達
キー43aがはまり込み、回転伝達が可能な状態とな
る。
【0020】ところで回転装置4の下降は、突き出され
ていた油圧シリンダ23のピストンロッド23bが縮め
られ、それに伴いピストンロッド23bに連結された昇
降リーダ21が、固定リーダ22のガイドギブ26をス
ライドレール25が摺動して垂直に下降する。昇降リー
ダ21が下降すると、プーリ29を介して昇降リーダ2
1の前後に垂らされたチェーン28は前方に送られ、回
転装置4のガイドギブ31が昇降リーダ21のガイドレ
ール27を摺動し、下降する昇降リーダ21に沿って回
転装置4は自重によって更に下降することとなる(図7
参照)。
【0021】こうして回転装置4がセットされると、図
5に示すように、伸縮ブーム16を伸ばして回転装置4
に差し込まれたケーシング43に別のケーシング43が
継ぎ足され、その鉛直方向が確認された後に掘削が開始
される。掘削は、不図示のコンプレッサが作動し、エア
ーがダウンザホールハンマー6に送られ、打撃が開始す
ると同時に、本体油圧源より回転装置4の油圧モータ3
2が駆動する。油圧モータ32の回転は、減速機を介し
てセンターホールの回転体33を回転させ、回転伝達キ
ー43aを介してダウンザホールハンマー42も回転し
て掘削が行われる。そして、掘削が進んで地上から出る
ケーシング43が短くなれば、その都度別のケーシング
43が継ぎ足される。ハンマーヘッドでの掘削土はケー
シング43の外周を上昇し、排土される。
【0022】掘削が終了するとダウンザホールハンマ4
2が引き抜かれる。ダウンザホールハンマ42の引き抜
きは、伸縮ブーム16から垂らされたワイヤロープ18
の巻上げによって行われるが、ウインチ力が弱い場合に
は回転装置4の油圧ジャッキ35が使用される。ケーシ
ング43に突設された回転伝達キー43aの途切れた切
欠部41b(図7参照)に、プレート34を差し込み回
転体33にボルトで固定する。そして、図6に示すよう
に、地面に置かれた反力受台44に当てられて油圧ジャ
ッキ35が伸ばされる。すると、油圧ジャッキ35によ
って回転装置4が持ち上げられ、切欠部41bに差し込
まれたプレート34を介して回転伝達キー43aにかか
る上向きの力によってダウンザホールハンマ42が引き
上げられる。こうしてダウンザホールハンマ42が引き
抜かれて削孔が終了する。
【0023】以上説明したように本実施形態の小型施工
機1は、クローラクレーン2をベースマシンとして構成
しているので、自ら移動して回転装置4を施工位置に配
置させることができる。そのため、従来例で示したよう
に作業台100に回転装置130を直接固定してしまう
のとは異なり、自由に回転装置4の位置を変えることが
できる。また、本実施形態の小型施工機1は、クレーン
によって作業台41やダウンザホールハンマ42などの
搬送作業が可能である。そして、昇降式リーダ3によっ
て回転装置4を昇降させるようにしたため、回転装置4
を十分な高さにまで上昇させることができるとともに、
クレーンによる搬送作業時には伸縮ブーム16の邪魔に
ならないように昇降式リーダ3を縮めることができる。
【0024】また、回転装置4をクローラクレーン2に
垂設した昇降式リーダ3に装着しているため、アウトリ
ガ17の調節により、削孔のための垂直を出すことも簡
単に行うことができる。更に、本実施形態の小型施工機
1は、汎用的なクローラクレーン2のフロントに昇降式
リーダ3と回転装置4を設けた簡易な構成によるもので
ある。
【0025】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ことなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可
能である。例えば、前記実施形態では回転装置4をチェ
ーン28で吊り下げていたが、チェーン28の代わりに
ワイヤを使用するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、クローラクレーンの下部走行
体の前端部に昇降式リーダを備え、その昇降式リーダに
対して回転装置が昇降可能に装着した構成としたので、
回転装置の位置決めや削孔のための垂直精度を簡単に出
すことができる小型施工機を提供することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型施工機の一実施形態を示した走行時の側面
図である。
【図2】小型施工機の一実施形態を示した搬送時の側面
図である。
【図3】小型施工機の一実施形態を示した回転装置上昇
時の側面図である。
【図4】小型施工機の一実施形態を示した回転伝達可能
時の側面図である。
【図5】小型施工機の一実施形態を示したケーシング継
ぎ足し時の側面図である。
【図6】小型施工機の一実施形態を示したケーシング引
き抜き時の側面図である。
【図7】小型施工機の昇降式リーダを示した側面図であ
る。
【図8】回転装置を示した平面図である。
【図9】掘削装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 小型施工機 2 クローラクレーン 3 昇降式リーダ 4 回転装置 17 アウトリガ 21 昇降リーダ 22 固定リーダ 23 油圧シリンダ 28 チェーン 29 プーリ 33 回転体 35 ジャッキ 42 ダウンザホールハンマ 43 ケーシング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトリガを備えるクローラクレーンの
    下部走行体の前端部に昇降式リーダを設け、その昇降式
    リーダに対して回転装置が昇降可能に装着されたもので
    あって、 前記昇降式リーダは、固定リーダがクローラクレーンの
    下部走行体の前端部に垂設され、その固定リーダに摺動
    自在に装着されて昇降可能な昇降リーダが、固定リーダ
    に内蔵された油圧シリンダのピストンロッドに連結され
    上下するものであり、前記回転装置が、昇降リーダに対
    して昇降可能に装着され、その昇降リーダ上端のプーリ
    を介して一端が前記固定リーダに連結されたチェーン又
    はワイヤの他端に連結されて吊設されたものであること
    を特徴とする小型施工機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の小型施工機において、 前記回転装置が、装置自身を上昇させるためのジャッキ
    を有することを特徴とする小型施工機。
JP2001267318A 2001-09-04 2001-09-04 小型施工機 Pending JP2003082969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267318A JP2003082969A (ja) 2001-09-04 2001-09-04 小型施工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267318A JP2003082969A (ja) 2001-09-04 2001-09-04 小型施工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003082969A true JP2003082969A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19093459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001267318A Pending JP2003082969A (ja) 2001-09-04 2001-09-04 小型施工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003082969A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102720437A (zh) * 2012-06-26 2012-10-10 宝鸡石油机械有限责任公司 一种套装井架的伸出自定位装置
CN107630658A (zh) * 2017-11-18 2018-01-26 东台市巨力机械制造有限公司 一种伸缩臂液压步履式长螺旋钻孔机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102720437A (zh) * 2012-06-26 2012-10-10 宝鸡石油机械有限责任公司 一种套装井架的伸出自定位装置
CN107630658A (zh) * 2017-11-18 2018-01-26 东台市巨力机械制造有限公司 一种伸缩臂液压步履式长螺旋钻孔机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110259381A (zh) 一种吊钻一体机
US10876363B2 (en) Negative angle capable blasthole drilling mast
JP5686649B2 (ja) 超低空頭掘削装置、それに使用するケリーロッド、その掘削反力取得方法及びその移動装置
JPS61176788A (ja) きりもみおよび/またはつり上げ機械
KR102247222B1 (ko) 오거크레인의 수직조절장치
JP2003082969A (ja) 小型施工機
JP3544971B2 (ja) 穿孔機
JP5670282B2 (ja) 掘削機及び掘削孔の形成方法
CN210529685U (zh) 一种空心钻杆开挖机
JP5851774B2 (ja) フィードストロークを変更可能な低空頭用掘削装置
JP2013204402A (ja) ケーシング供給方法、及び、掘削孔の形成方法
JP3173014U (ja) 低空頭型掘削装置
JP2004270304A (ja) アースオーガ掘削機および削孔方法
JP2589271B2 (ja) 掘削装置
JP3844166B2 (ja) 法面さく孔機及び法面さく孔方法
JP2006125032A (ja) 杭施工機
JP7217477B1 (ja) 建設機械
CN114673518B (zh) 掘锚护一体机及巷道锚护施工方法
JP5869400B2 (ja) 掘削機
JP2019052440A (ja) ソイルセメント杭の施工方法
JPS61266724A (ja) 杭打用穴あけ機
JP2003301683A (ja) 掘削装置
JPH0813459A (ja) 地盤硬度測定装置を備えた油圧ショベル
JP2004257156A (ja) 杭抜装置
JP3046249B2 (ja) 立穴掘削工法