JP2003082910A - 扉等開度調整器 - Google Patents

扉等開度調整器

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JP2003082910A
JP2003082910A JP2001273839A JP2001273839A JP2003082910A JP 2003082910 A JP2003082910 A JP 2003082910A JP 2001273839 A JP2001273839 A JP 2001273839A JP 2001273839 A JP2001273839 A JP 2001273839A JP 2003082910 A JP2003082910 A JP 2003082910A
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克巳 八木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉上端などの高い位置に取り付けられた場合
でも、手動ロック操作を容易に行なうことができる扉等
開度調整器を提供する。 【解決手段】 伸縮ステー1と、該伸縮ステー1内に内
蔵された全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロッ
クするための手動ロック機構3とから構成され、前記保
持機構が、噛合部と、噛合部付勢手段と、噛合部と噛合
する歯とからなり、手動ロック機構3が、前記噛合部が
前記歯から解除する方向へ移動するのを選択的に規制す
るための出没自在の規制部材と、該規制部材を規制位置
および規制解除位置のいずれか一方に位置決めする位置
決め手段と、該位置決め手段を操作するためのひも13
とからなる扉等開度調整器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉等開度調整器に関
する。さらに詳しくは扉上端などの高い位置に取り付け
られた場合でも、手動ロック操作を容易に行なうことが
できる扉等開度調整器に関する。
【0002】
【従来の技術】図18〜21に示される従来の扉等開度
調整器は、伸縮ステー51と、該伸縮ステー内に内蔵さ
れた保持機構52とからなり、さらに、保持機構52を
手動でロックするための手動ロック機構53を備えてい
る。
【0003】伸縮ステー51は、外筒54および該外筒
54内に進退自在に挿通される内挿部材55とから構成
されている。伸縮ステー51を、たとえば、図18〜1
9に示されるように、扉Dの上端付近に取り付けること
により、扉Dを全開状態で保持することができる。図1
8〜19において、扉DはD1側が枠部材Fに蝶着され
ており、ブラケットB1は枠部材FのD1寄りにネジな
どによって固着されている。ブラケットB1に対して、
外筒54の後端部がピンなどによって回転自在に連結さ
れている。一方、内挿部材55の先端部は、ブラケット
B2に対して、ピンなどによって回転自在に連結されて
いる。ブラケットB2は、扉Dの上端付近にネジなどに
よって固着されている。
【0004】保持機構52は、図20〜21に示される
ように、外筒54の先端内部に固着された一対の板バネ
56と、前記内挿部材55の内側面55aに連続的に形
成された歯57とから構成されている。板バネ56先端
に設けられた円筒状の係合部56aが歯57に噛合する
ことにより全開位置または所定の開度位置に保持するこ
とができる。
【0005】手動ロック機構53は、図22〜23に示
されるように、前記外筒54の外周に該外筒54の長手
方向に摺動自在に設けられた筒状の操作部材63と、該
操作部材63の内面に設けられた、前記板バネ56の移
動を規制するくさび64とからなる。なお、65は、操
作部材63に一体形成された舌片部63aの先端内側に
突設され、手動ロック機構53を所定のロック位置に停
止させるためのストッパである。ストッパ65は、ロッ
ク位置では、外筒54に形成されたスリット66(図2
0〜21参照)に係合している。
【0006】図20に示されるように、手動ロック機構
53の解除位置では、くさび64は外筒54の外側にあ
る。一方、図21に示されるように、扉Dが全開位置ま
たは所定の開度位置において前記保持機構52によって
ロックされたときに、手動ロック機構53の操作部材6
3を手でスライド操作して、くさび64を一対の板バネ
56のあいだに突出させることにより、板バネ56の移
動を規制し、その結果、歯57を乗りこえることができ
なくなる。したがって、扉Dは突風などの強い力が作用
しても、保持機構52のロックが外れることがなく、扉
Dを全開位置に安定して保持することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の扉等開
度調整器は、図18〜19に示されるように、通常、扉
Dの上端などの比較的高い位置に取り付けられているた
め、手動ロックを行なう場合に、筒状の操作部材63を
手でスライド操作するのが困難であるという問題があ
る。したがって、操作部材63に手が届かないときに
は、椅子や脚立に登って手動ロック操作をする必要があ
り、手間がかかる。
【0008】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、扉上端などの高い位置に取り付けられ
た場合でも、手動ロック操作を容易に行なうことができ
る扉等開度調整器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
わる扉等開度調整器は、外筒および該外筒内に進退自在
に挿通される内挿部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ス
テー内に内蔵された全開用の保持機構と、該保持機構を
手動でロックするための手動ロック機構とから構成さ
れ、前記保持機構が、前記内挿部材の後端側に当該内挿
部材の幅方向に移動自在に設けられた噛合部と、当該噛
合部を前記外筒の一方の内側面へ付勢する噛合部付勢手
段と、前記外筒の先端側の内側面に設けられ、前記噛合
部と噛合する歯とからなる扉等開度調整器であって、前
記手動ロック機構が、前記噛合部が前記歯から解除する
方向へ移動するのを選択的に規制するための出没自在の
規制部材と、該規制部材を規制位置および規制解除位置
のいずれか一方に位置決めする位置決め手段と、該位置
決め手段を操作するためのひもとからなることを特徴と
している。
【0010】本発明の請求項2にかかわる扉等開度調整
器は、外筒および該外筒内に進退自在に挿通される内挿
部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に内蔵され
た全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロックする
ための手動ロック機構とから構成され、前記保持機構
が、前記外筒の先端側に当該外筒の幅方向に移動自在に
設けられた噛合部と、当該噛合部を前記内挿部材の一方
の内側面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記内挿部材の
後端側の内側面に設けられ、前記噛合部と噛合する歯と
からなる扉等開度調整器であって、前記手動ロック機構
が、前記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動するの
を選択的に規制するための出没自在の規制部材と、該規
制部材を規制位置および規制解除位置のいずれか一方に
位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段を操作す
るためのひもとからなることを特徴としている。
【0011】本発明の請求項3にかかわる扉等開度調整
器は、外筒および該外筒内に進退自在に挿通される内挿
部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に内蔵され
た全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロックする
ための手動ロック機構とから構成され、前記保持機構
が、前記内挿部材の後端側に当該内挿部材の厚さ方向に
移動自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を前記外筒
の底面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記外筒の先端側
の底面に設けられ、前記噛合部と噛合する突起とからな
る扉等開度調整器であって、前記手動ロック機構が、前
記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動するのを選択
的に規制するための出没自在の規制部材と、該規制部材
を規制位置および規制解除位置のいずれか一方に位置決
めする位置決め手段と、該位置決め手段を操作するため
のひもとからなることを特徴としている。
【0012】本発明の請求項4にかかわる扉等開度調整
器は、外筒および該外筒内に進退自在に挿通される内挿
部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に内蔵され
た全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロックする
ための手動ロック機構とから構成され、前記保持機構
が、前記外筒の先端側に当該内挿部材の厚さ方向に移動
自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を前記内挿部材
の内奥面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記内挿部材の
後端側の内奥面に設けられ、前記噛合部と噛合する突起
とからなる扉等開度調整器であって、前記手動ロック機
構が、前記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動する
のを選択的に規制するための出没自在の規制部材と、該
規制部材を規制位置および規制解除位置のいずれか一方
に位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段を操作
するためのひもとからなることを特徴としている。
【0013】前記位置決め手段が、(a)当該位置決め
手段を収納するケース内部に往復移動自在に配設され、
前記規制部材に突設されたガイドピンを前記規制位置と
規制解除位置とのあいだで案内するためのガイド溝が形
成されたピストンと、(b)前記規制部材が規制位置へ
向かうように前記ピストンを付勢するピストン用付勢手
段と、(c)前記ケースに回転自在に取り付けられた係
止部を有する係止体と、(d)前記ピストンに設けられ
た、前記係止体に当接し得る当接体と、(e)前記ピス
トンの前記当接体よりも前方の位置に設けられた、前記
係止体の係止部を係止するための突起とからなるのが好
ましい。
【0014】前記位置決め手段が、(a)前記規制部材
を規制位置へ向けて付勢する規制部材用付勢手段と、
(b)前記位置決め手段を収納するケース内部に設けら
れ、前記規制部材用付勢手段からの付勢力に抗して前記
規制部材を規制位置に停止させるストッパと、(c)前
記規制部材に回転自在に取り付けられた係止部を有する
係止体と、(d)前記ケース内部に設けられた、前記係
止体に当接し得る当接体と、(e)前記ケース内部に設
けられた、前記当接体よりもケース底面側の位置に設け
られた、前記係止体の係止部を係止するための突起とか
らなるのが好ましい。
【0015】前記規制部材が、前記ケース内部に揺動自
在に取り付けられた爪からなるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら、本
発明の扉等開度調整器を詳細に説明する。図1は本発明
の扉等開度調整器の一実施の形態を示す斜視説明図、図
2は図1の内挿部材の要部拡大正面図、図3は図1の外
筒の要部拡大正面図、図4は図1の手動ロック機構の平
面図、図5は図4のピストンの平面図および両側面図、
図6は図4のケース内部の爪および圧縮コイルバネを示
す平面図、図7は図4の爪の正面図、図8〜11は手動
ロック操作におけるピストン、係止体およびガイドピン
の動きを示す工程説明図、図12は本発明の扉等開度調
整器の他の実施の形態を示す手動ロック機構の平面図、
図13は図12のXIII−XIII線断面図、および図14〜
17は手動ロック操作における係止体の動きを示す工程
説明図である。
【0017】図1に示される扉等開度調整器は、伸縮ス
テー1と、該伸縮ステー内に内蔵された全開用の保持機
構2と、全開用の保持機構2を手動でロックするための
手動ロック機構3とから構成され、手動ロック機構3を
操作するためのひも13が外部へ垂れ下がっている。
【0018】伸縮ステー1は、前記従来の伸縮ステー5
1と同一の構成であり、外筒4および該外筒4内に進退
自在に挿通される内挿部材5とから構成されている。伸
縮ステー1は、従来の伸縮ステー51と同様に、図18
〜19に示されるように、扉Dの上端付近に取り付ける
ことにより、扉Dを全開状態で保持することができる。
【0019】保持機構2についても、図2〜3に示され
るように、前記従来の保持機構52とほぼ同一の構成で
あり、内挿部材5の後部に固着された軸6に対して、一
端が揺動自在に設けられたアーム7と、該アーム7の他
端にかしめなどにより固着された軸8と、軸8に回転自
在に設けられた回転部材9と、前記外筒4の先端側の内
側面4aに設けられた歯10とから構成されている。軸
8および回転部材9によって、歯10との噛合部を構成
している。外筒4の先端側には、内挿部材5のすべりを
よくするためのガイド部材12が設けられている。歯1
0の高さは、回転部材9の半径より低いため、回転部材
9は比較的容易に歯10を乗りこえることができる。
【0020】前記アーム7は、回転バネ11によって、
常時矢印P方向(図2参照)に付勢され、それにより、
回転部材9は内挿部材5の内側面5a(図2参照)に常
時接触している。回転バネ11の一端部は、アーム7の
係合突起7aに係合し、一方、図示されない他端部は、
内挿部材5の内部に係止されている。
【0021】なお、本実施の形態では、内挿部材5の後
端側に噛合部(アーム7、軸8、回転部材9)および回
転バネ11が設けられ、外筒4の先端側の内側面に歯1
0が設けられているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、内挿部材5の後端側の内側面に歯10が設け
られ、外筒4の先端側に噛合部(アーム7、軸8、回転
部材9)および回転バネ11を設けてもよい。なお、こ
の場合、内挿部材5は、その側面開口が外筒4の内奥面
を向くように、外筒4に挿入される。
【0022】また、図1〜2に示されるように、前記内
挿部材5の後端には、たとえばABS、ポリエステルな
どの樹脂からなるブレーキ部14が固着され、ブレーキ
部14が外筒4の内側面などに摩擦接触することによ
り、内挿部材5の移動速度を減速させることができる。
【0023】また、図1〜2の内挿部材5の後端部には
当接片15が設けられ、一方、外筒4の内部には段差部
16が設けられている。かかる当接片15は、全開時に
おいては、段差部16に当接することにより、内挿部材
5が外筒4から抜けるのを防止する。それとともに全開
時の衝撃を集中的に受けることにより、他の部分(とく
に、回転部材9)の破損を防止することができる。
【0024】また、ガイド部材12の材料は、本発明に
おいてはとくに限定されるものではないが、内挿部材5
がすべりやすい材料、たとえばABS、ポリエステルな
どの樹脂材料によって作製するのが好ましい。
【0025】前述のごとく構成された保持機構は、以下
のようにして作動する。まず、前記扉Dを全開に開けた
ときに内挿部材5のほぼ全体が外筒4から引き出され
る。このとき、図2〜3に示されるように、回転部材9
は、歯10に衝突し、ついで歯10を乗りこえて停止す
る。扉Dの全開時において、回転部材9は、図2〜3に
示されるように、歯10およびガイド部材12のあいだ
の谷部17に係止される。それにより、内挿部材5およ
び扉Dは、全開位置に保持される。
【0026】また、扉Dの全開状態を解除する場合に
は、やや強く扉Dを閉めればよい。それにより、谷部1
7にある回転部材9が歯10に衝突し、ついで、歯10
を乗りこえて、全開状態は解除される。
【0027】本実施の形態の手動ロック機構3は、図1
および図4〜7に示されるように、噛合部である軸8お
よび回転部材9が歯10から解除する方向へ移動するの
を選択的に規制するための出没自在の規制部材である爪
18と、爪18を規制位置および規制解除位置のいずれ
か一方に位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段
を操作するためのひも13とから構成されている。
【0028】ひも13としては、布や合成樹脂製のも
の、またはチェーンなどを用いることができ、10〜5
0cm程度の長さのものが採用される。
【0029】本実施の形態の爪18は、図4および図7
に示されるように、ケース19内部において、回転軸1
8aまわりに上下方向に揺動自在に配設されている。
【0030】したがって、図1に示されるように、調整
器からたれ下がるひも13を1回引くと、位置決め手段
によって、爪18を外筒4のスリット4cおよび内挿部
材5のスリット5cを通して軸8および回転部材9の移
動経路上に突出させることにより、アーム7の移動を規
制し、扉を全開位置に確実に手動でロックすることがで
きる。そして、もう1回ひも13を引くと、位置決め手
段によって、爪18を軸8および回転部材9の移動経路
上から引っ込めて退避させることにより、軸8および回
転部材9の移動の規制は解除され、扉を自由に閉めるこ
とができる。
【0031】本発明の位置決め手段は、ひも13の引き
操作だけで爪18などの規制部材を規制位置および規制
解除位置に選択的に移動させることができるものであれ
ば、いかなる構造のものを採用することができる。
【0032】たとえば、図4〜7に示される爪18のた
めの位置決め手段は、位置決め手段を収納するケース1
9内部に往復移動自在に配設されたピストン20と、爪
18が規制位置へ向かうようにピストン20を付勢する
圧縮コイルバネ21(図6参照)と、ケース19に回転
自在に取り付けられた係止部22aを有する係止体22
と、ピストン20に設けられ、係止体22に当接し得る
当接体23と、ピストン20の当接体23よりも前方の
位置に設けられ、係止体22の係止部22aを係止する
ための突起24とから構成されている。
【0033】ピストン20の一方の側面には、爪18に
突設されたガイドピン18bを規制位置Aと規制解除位
置Bとのあいだで案内するためのガイド溝20a(図5
(b)参照)が形成されている。図5(b)に示される
ように、ガイド溝20aの規制位置Aの区間と規制解除
位置Bの区間は、異なる高さになるように配置にされて
おり、両区間A、Bのあいだを斜め方向に延びる区間C
がなだらかに連結している。
【0034】ケース19は、図1に示されるように、ネ
ジなどにより前記外筒4の外側底面に固着されている。
また、係止体22は、図4に示されるように、取付板2
5に回転自在に取り付けられ、取付板25の両端部がケ
ース19に固着されている。
【0035】ひも13は、図4に示されるように、一端
がピストン20の凸部20dに係止され、残りの部分が
ケース19側方の開口19aから外部へ延びている。
【0036】ピストン20の他方の側面は、図5(c)
に示されるように、前記圧縮コイルバネ21を挿入でき
るように、凹部20bが形成されている。圧縮コイルバ
ネ21は、図5(c)および図6に示されるように、ピ
ストン20の前端部20cとケース19の内部リブ19
bとのあいだで常時圧縮されている。圧縮コイルバネ2
1の復元力により、ピストン20は、図4の右方向およ
び図8〜11の上方向に付勢されている。
【0037】図4〜7に示される爪18のための位置決
め手段は、ピストン20の往復移動に連動して爪18が
規制位置および規制解除位置のいずれかに位置決めする
ことができる。具体的な動作は、以下の図4〜11を用
いて説明する。
【0038】まず、図4に示されるように、ひも13を
引くと、ピストン20は、圧縮コイルバネ21の付勢力
に抗しながら図4中の左方向へ移動する。このとき、ピ
ストン20は、図8に示される初期状態から図9に示さ
れる状態になり、係止体22の係止部22aが当接体2
3に当接して係止体22は反時計方向に回転するととも
にガイドピン18bがガイド溝20aの規制位置Aへ案
内されることにより、前記爪18は、図7に示されるよ
うに、回転軸18aまわりに上方へ揺動する。
【0039】ついで、ひも13を引くのを止めると、前
記圧縮コイルバネ21の復元力により、図10に示され
るように、ピストン20が移動し、係止体22の係止部
22aが突起24に係合するため、ガイドピン18b
は、規制位置Aに維持される。その結果、爪18は、上
方の規制位置に位置決めすることができる。
【0040】そののち、ひも13をもう1回引くと、図
11に示されるように、係止体22の側面に当接体23
が当接することにより、さらに係止体22が反時計方向
に回転する。そののち、ひも13を止めると、前記圧縮
コイルバネ21の復元力により、再び、図8に示される
ように、初期位置に戻り、それとともに、ガイドピン1
8bが規制解除位置Bへ案内されることにより、爪18
も下方へ揺動する。その結果、爪18を下方の規制解除
位置Bへ位置決めすることができる。
【0041】前記図4〜7に示される爪18の位置決め
手段は、ピストン20の直線移動を爪18の回転移動に
変換することにより爪18の位置決めを行なっている
が、本発明はこれに限定されるものではない。たとえ
ば、図12〜13に示されるように、ピストンを用いず
に爪18の揺動を直接制御するような簡単な構成であっ
ても、爪18を確実に規制位置Iおよび規制解除位置II
に位置決めすることができる。
【0042】図12〜13に示される前記位置決め手段
は、爪18を上方の規制位置Iへ向けて付勢する回転バ
ネ31と、位置決め手段を収納するケース32内部に設
けられ、回転バネ31からの付勢力に抗して爪18を規
制位置Iに停止させるストッパ33と、爪18に回転自
在に取り付けられた係止部34aを有する係止体34
と、ケース32内の側壁32aに設けられ、係止体34
に当接し得る当接体35と、ケース32内の側壁32a
に設けられ、当接体35よりもケース32の上端側の位
置に設けられた、係止体34の係止部34aを係止する
ための突起36とから構成されている。
【0043】ひも13は、一端が爪18の側面に設けら
れた凸部37に連結され、他の部分がケース32底面の
孔32bを通して外部へ延びている。
【0044】図12〜13に示される位置決め手段は、
初期状態においては、爪18の側面に回転自在に取り付
けられた係止体34の係止部34aが、ケース32側の
突起36に係合しているため、爪18は、下方の規制解
除位置IIに位置決めされている。
【0045】ひも13を引くと、爪18は、回転バネ3
1の付勢力に抗しながら図13中の下方向へ移動する。
このとき、図14に示されるように、係止体34の係止
部34aの側面が当接体35に当接して係止体34は反
時計方向に回転する。
【0046】ついで、ひも13を引くのを止めると、前
記回転バネ31の復元力により、爪18が上昇する。こ
のとき、図15に示されるように、係止体34は突起3
6に係合しないで回転しながら上昇するため、爪18
は、さらに上昇を続けてストッパ33に当接し、その結
果、爪18は、上方の規制位置Iに位置決めすることが
できる。このとき、係止体34は、突起36よりも上方
の位置まで移動する。
【0047】そののち、ひも13をもう1回引くと、図
17に示されるように、係止体34の側面に当接体35
が当接することにより、さらに係止体34が反時計方向
に回転する。そののち、ひも13を止めると、前記回転
バネ31の復元力により爪18が上昇し、再び、図13
に示されるように、係止体34の係止部34aが突起3
6に係合して、係止体34は初期位置に戻り、爪18を
下方の規制解除位置IIへ位置決めすることができる。
【0048】図12〜13に示される位置決め手段は、
規制部材用付勢手段として回転バネ31を採用している
が、爪などの規制部材を上方の規制位置に付勢すること
ができれば、他の付勢手段を採用してもよい。
【0049】また、以上の実施の形態では、手動ロック
機構の規制部材として、ケース内部に揺動自在に取り付
けられた爪18(図7参照)を採用しているため、簡単
な構成であり、しかも、保持機構を確実にロックするこ
とができる。しかし、本発明はこれに限定されるもので
はなく、爪以外の他の規制部材を採用してもよい。
【0050】さらに、以上の実施の形態では、全開用の
保持機構として、内挿部材の幅方向に移動自在に設けら
れた噛合部と、噛合部を前記外筒の一方の内側面へ付勢
する噛合部付勢手段と、外筒の先端側の内側面に設けら
れ、前記噛合部と噛合する歯とからなる保持機構を例に
あげて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、外筒と内挿部材との対向面において噛合できるよ
うな構成でもよい。
【0051】たとえば、本発明の他の実施の形態とし
て、内挿部材の後端側に当該内挿部材の厚さ方向に移動
自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を外筒の底面へ
付勢する噛合部付勢手段と、外筒の先端側の底面に設け
られ、前記噛合部と噛合する突起とからなる全開用の保
持機構を採用してもよい。この場合、噛合部付勢手段と
して、内挿部材の外筒と対向する面に設けられた板バネ
などを採用することができる。
【0052】また、この場合も、反対の配置として、内
挿部材の側面開口が外筒の内奥面を向くように、内挿部
材を外筒に挿入するとともに、内挿部材の後端側の内奥
面に歯が設けられ、外筒の先端側に噛合部および噛合部
付勢手段を設けてもよい。
【0053】なお、本発明の扉等開度調整器の取り付け
る対象の一例として、扉を例にあげて説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、扉、窓、またはそ
の他全開状態で保持する必要がある建具または家具など
に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、扉上端などの高い位置
に取り付けられた場合でも、手動ロック操作を容易に行
なうことができる。しかも、ひもの引き操作だけで、手
動ロックおよびロック解除を行なうことができるため、
操作が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉等開度調整器の一実施の形態を示す
斜視説明図である。
【図2】図1の内挿部材の要部拡大正面図である。
【図3】図1の外筒の要部拡大正面図である。
【図4】図1の手動ロック機構の平面図である。
【図5】図4のピストンの平面図および両側面図であ
る。
【図6】図4のケース内部の爪および圧縮コイルバネを
示す平面図である。
【図7】図4の爪の正面図である。
【図8】図4の手動ロック機構の手動ロック操作におけ
るピストン、係止体およびガイドピンの動きを示す工程
説明図である。
【図9】図4の手動ロック機構の手動ロック操作におけ
るピストン、係止体およびガイドピンの動きを示す工程
説明図である。
【図10】図4の手動ロック機構の手動ロック操作にお
けるピストン、係止体およびガイドピンの動きを示す工
程説明図である。
【図11】図4の手動ロック機構の手動ロック操作にお
けるピストン、係止体およびガイドピンの動きを示す工
程説明図である。
【図12】本発明の扉等開度調整器の他の実施の形態を
示す手動ロック機構の平面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図である。
【図14】図12の手動ロック機構の手動ロック操作に
おける係止体の動きを示す工程説明図である。
【図15】図12の手動ロック機構の手動ロック操作に
おける係止体の動きを示す工程説明図である。
【図16】図12の手動ロック機構の手動ロック操作に
おける係止体の動きを示す工程説明図である。
【図17】図12の手動ロック機構の手動ロック操作に
おける係止体の動きを示す工程説明図である。
【図18】従来の扉等開度調整器が取り付けられた扉の
閉状態を示す概略正面図である。
【図19】図18の扉の開状態を示す概略正面図であ
る。
【図20】図18の扉等開度調整器の全開直前における
保持機構のロック状態を示す要部拡大正面図である。
【図21】図20の扉等開度調整器の全開時の状態であ
って、保持機構を手動ロックした状態を示す要部拡大正
面図である。
【図22】図20の扉等開度調整器の手動ロック機構の
概略斜視図である。
【図23】図20の扉等開度調整器の手動ロック機構を
下から見た図である。
【符号の説明】
1 伸縮ステー 2 保持機構 3 手動ロック機構 13 ひも 18 爪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒および該外筒内に進退自在に挿通さ
    れる内挿部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に
    内蔵された全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロ
    ックするための手動ロック機構とから構成され、前記保
    持機構が、前記内挿部材の後端側に当該内挿部材の幅方
    向に移動自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を前記
    外筒の一方の内側面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記
    外筒の先端側の内側面に設けられ、前記噛合部と噛合す
    る歯とからなる扉等開度調整器であって、前記手動ロッ
    ク機構が、前記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動
    するのを選択的に規制するための出没自在の規制部材
    と、該規制部材を規制位置および規制解除位置のいずれ
    か一方に位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段
    を操作するためのひもとからなる扉等開度調整器。
  2. 【請求項2】 外筒および該外筒内に進退自在に挿通さ
    れる内挿部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に
    内蔵された全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロ
    ックするための手動ロック機構とから構成され、前記保
    持機構が、前記外筒の先端側に当該外筒の幅方向に移動
    自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を前記内挿部材
    の一方の内側面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記内挿
    部材の後端側の内側面に設けられ、前記噛合部と噛合す
    る歯とからなる扉等開度調整器であって、前記手動ロッ
    ク機構が、前記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動
    するのを選択的に規制するための出没自在の規制部材
    と、該規制部材を規制位置および規制解除位置のいずれ
    か一方に位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段
    を操作するためのひもとからなる扉等開度調整器。
  3. 【請求項3】 外筒および該外筒内に進退自在に挿通さ
    れる内挿部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に
    内蔵された全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロ
    ックするための手動ロック機構とから構成され、前記保
    持機構が、前記内挿部材の後端側に当該内挿部材の厚さ
    方向に移動自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を前
    記外筒の底面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記外筒の
    先端側の底面に設けられ、前記噛合部と噛合する突起と
    からなる扉等開度調整器であって、前記手動ロック機構
    が、前記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動するの
    を選択的に規制するための出没自在の規制部材と、該規
    制部材を規制位置および規制解除位置のいずれか一方に
    位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段を操作す
    るためのひもとからなる扉等開度調整器。
  4. 【請求項4】 外筒および該外筒内に進退自在に挿通さ
    れる内挿部材を有する伸縮ステーと、該伸縮ステー内に
    内蔵された全開用の保持機構と、該保持機構を手動でロ
    ックするための手動ロック機構とから構成され、前記保
    持機構が、前記外筒の先端側に当該外筒の厚さ方向に移
    動自在に設けられた噛合部と、当該噛合部を前記内挿部
    材の内奥面へ付勢する噛合部付勢手段と、前記内挿部材
    の後端側の内奥面に設けられ、前記噛合部と噛合する突
    起とからなる扉等開度調整器であって、前記手動ロック
    機構が、前記噛合部が前記歯から解除する方向へ移動す
    るのを選択的に規制するための出没自在の規制部材と、
    該規制部材を規制位置および規制解除位置のいずれか一
    方に位置決めする位置決め手段と、該位置決め手段を操
    作するためのひもとからなる扉等開度調整器。
  5. 【請求項5】 前記位置決め手段が、(a)当該位置決
    め手段を収納するケース内部に往復移動自在に配設さ
    れ、前記規制部材に突設されたガイドピンを前記規制位
    置と規制解除位置とのあいだで案内するためのガイド溝
    が形成されたピストンと、(b)前記規制部材が規制位
    置へ向かうように前記ピストンを付勢するピストン用付
    勢手段と、(c)前記ケースに回転自在に取り付けられ
    た係止部を有する係止体と、(d)前記ピストンに設け
    られた、前記係止体に当接し得る当接体と、(e)前記
    ピストンの前記当接体よりも前方の位置に設けられた、
    前記係止体の係止部を係止するための突起とからなる請
    求項1、2、3または4記載の扉等開度調整器。
  6. 【請求項6】 前記位置決め手段が、(a)前記規制部
    材を規制位置へ向けて付勢する規制部材用付勢手段と、
    (b)前記位置決め手段を収納するケース内部に設けら
    れ、前記規制部材用付勢手段からの付勢力に抗して前記
    規制部材を規制位置に停止させるストッパと、(c)前
    記規制部材に回転自在に取り付けられた係止部を有する
    係止体と、(d)前記ケース内部に設けられた、前記係
    止体に当接し得る当接体と、(e)前記ケース内部に設
    けられた、前記当接体よりもケース底面側の位置に設け
    られた、前記係止体の係止部を係止するための突起とか
    らなる請求項1、2、3または4記載の扉等開度調整
    器。
  7. 【請求項7】 前記規制部材が、前記ケース内部に揺動
    自在に取り付けられた爪からなる請求項5または6記載
    の扉等開度調整器。
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