JP2003082752A - 異常検知機能付き阻集器および阻集器の異常検知方法 - Google Patents
異常検知機能付き阻集器および阻集器の異常検知方法Info
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- JP2003082752A JP2003082752A JP2001279660A JP2001279660A JP2003082752A JP 2003082752 A JP2003082752 A JP 2003082752A JP 2001279660 A JP2001279660 A JP 2001279660A JP 2001279660 A JP2001279660 A JP 2001279660A JP 2003082752 A JP2003082752 A JP 2003082752A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 阻集器内の残さ物、油脂分等が阻集器内の仕
切板およびバスケットからオーバーフロー状態になり、
阻集器のメンテナンスが放置されていた。 【解決手段】 残さ物や油脂を含有した厨房排水を一時
貯留させる本体１、残さ物を分離収集するためのバスケ
ット３１、油水の分離を促進させる仕切板３２、３４等
で構成される阻集器であって、残さ物、油脂分およびそ
れらを含む排水の水位を検知する機能を設けメンテナン
スを確実に行わせる阻集器である。また阻集器内の残さ
物、油脂分あるいはそれらを含む排水の物理量を定量的
に計測して、それらが仕切板およびバスケットからオー
バーフロー状態になる前に、警報表示部へ異常表示を行
う阻集器の異常検知方法。
切板およびバスケットからオーバーフロー状態になり、
阻集器のメンテナンスが放置されていた。 【解決手段】 残さ物や油脂を含有した厨房排水を一時
貯留させる本体１、残さ物を分離収集するためのバスケ
ット３１、油水の分離を促進させる仕切板３２、３４等
で構成される阻集器であって、残さ物、油脂分およびそ
れらを含む排水の水位を検知する機能を設けメンテナン
スを確実に行わせる阻集器である。また阻集器内の残さ
物、油脂分あるいはそれらを含む排水の物理量を定量的
に計測して、それらが仕切板およびバスケットからオー
バーフロー状態になる前に、警報表示部へ異常表示を行
う阻集器の異常検知方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は厨房排水、その他、有害
物質を排出するおそれのある器具または装置の近傍で使
用される阻集器に関するものである。
物質を排出するおそれのある器具または装置の近傍で使
用される阻集器に関するものである。
【０００２】
【従来技術】図８は従来使用されているグリース阻集器
の通常状態における縦断面図であり、本体１、バスケッ
ト３１、第１仕切板３２、第２仕切板３４、邪魔板３
３、トラップ３５等で構成され、本体１は第１仕切板３
２、第２仕切板３４によって流入部１１、中間部１２、
流出部１３の３つの隔室に分けられる。厨房排水は側溝
４を通って阻集器のバスケット３１上方から流入する。
残さ物２１などの固形分はバスケット内で堆積し、バス
ケット３１を通過した油水分は流入部１１の底部から第
１仕切板３２下部を通り本体中間部１２に流れて一時貯
留され、水よりも比重の軽いグリース２２が浮上分離さ
れる。グリースと分離された水分は第２仕切板３４の下
部からが流出部１３に入りトラップ管３５から流出管５
に排水される。阻集器は維持管理上、定期的な清掃が必
要で、マンホールの蓋４１を取り外して、例えばバスケ
ット３１内の残さ物２１は１回／日、中間部上部に浮上
したグリースは１回／週、清掃をおこなうことが推奨さ
れている。
の通常状態における縦断面図であり、本体１、バスケッ
ト３１、第１仕切板３２、第２仕切板３４、邪魔板３
３、トラップ３５等で構成され、本体１は第１仕切板３
２、第２仕切板３４によって流入部１１、中間部１２、
流出部１３の３つの隔室に分けられる。厨房排水は側溝
４を通って阻集器のバスケット３１上方から流入する。
残さ物２１などの固形分はバスケット内で堆積し、バス
ケット３１を通過した油水分は流入部１１の底部から第
１仕切板３２下部を通り本体中間部１２に流れて一時貯
留され、水よりも比重の軽いグリース２２が浮上分離さ
れる。グリースと分離された水分は第２仕切板３４の下
部からが流出部１３に入りトラップ管３５から流出管５
に排水される。阻集器は維持管理上、定期的な清掃が必
要で、マンホールの蓋４１を取り外して、例えばバスケ
ット３１内の残さ物２１は１回／日、中間部上部に浮上
したグリースは１回／週、清掃をおこなうことが推奨さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、維持管
理の基本である残さ物収集用のバスケットの清掃は、現
状では１週間に１回、ひどい場合には何ケ月もの間清掃
をしたことがないというケースもある。これは清掃必要
頻度が排水の油脂濃度や残さ物の総量に左右されるもの
の、実際は清掃作業者の自主管理に任されているためで
あり、定期的な清掃作業を怠ると臭気や不潔感のためさ
らに清掃作業が億劫になりがちとなる。図９は従来使用
されているグリース阻集器の維持管理が不適切である使
用状態を示す縦断面図である。バスケット３１内が残さ
物２１で満杯となり、流入排水が第１仕切板上方部３６
あるいは上方側面部３７から中間部１２へ流入し、この
影響をうけて中間部１２に阻集されているグリース２２
も一緒に流出部１３へ押し出され、流出管５に流れ出る
状態となる。
理の基本である残さ物収集用のバスケットの清掃は、現
状では１週間に１回、ひどい場合には何ケ月もの間清掃
をしたことがないというケースもある。これは清掃必要
頻度が排水の油脂濃度や残さ物の総量に左右されるもの
の、実際は清掃作業者の自主管理に任されているためで
あり、定期的な清掃作業を怠ると臭気や不潔感のためさ
らに清掃作業が億劫になりがちとなる。図９は従来使用
されているグリース阻集器の維持管理が不適切である使
用状態を示す縦断面図である。バスケット３１内が残さ
物２１で満杯となり、流入排水が第１仕切板上方部３６
あるいは上方側面部３７から中間部１２へ流入し、この
影響をうけて中間部１２に阻集されているグリース２２
も一緒に流出部１３へ押し出され、流出管５に流れ出る
状態となる。
【０００４】グリース排水管や下水道施設へ流出した場
合、公共下水道の閉塞の要因になると考えられ、さらに
は残さ物の放置による臭気発生の要因となっている。最
悪の場合、公共水域へ濃縮有害物質が規制値以上、流出
する可能性も否定できない。
合、公共下水道の閉塞の要因になると考えられ、さらに
は残さ物の放置による臭気発生の要因となっている。最
悪の場合、公共水域へ濃縮有害物質が規制値以上、流出
する可能性も否定できない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、残さ物
や油脂を含有した厨房排水を一時貯留させる本体、残さ
物を分離収集するためのバスケット、油水の分離を促進
させる仕切板等で構成される阻集器であって、残さ物、
油脂分およびそれらを含む排水の水位を検知する機能を
設けたことを特徴とする阻集器である。
や油脂を含有した厨房排水を一時貯留させる本体、残さ
物を分離収集するためのバスケット、油水の分離を促進
させる仕切板等で構成される阻集器であって、残さ物、
油脂分およびそれらを含む排水の水位を検知する機能を
設けたことを特徴とする阻集器である。
【０００６】また、残さ物や油脂を含有した厨房排水を
一時貯留させる本体、残さ物を分離収集するためのバス
ケット、油水の分離を促進させる仕切板等で構成される
阻集器において、阻集器内の残さ物、油脂分あるいはそ
れらを含む排水の物理量を定量的に計測して、それらが
仕切板およびバスケットからオーバーフロー状態になる
前に、警報表示部へ異常表示を行うことを特徴とする阻
集器の異常検知方法である。
一時貯留させる本体、残さ物を分離収集するためのバス
ケット、油水の分離を促進させる仕切板等で構成される
阻集器において、阻集器内の残さ物、油脂分あるいはそ
れらを含む排水の物理量を定量的に計測して、それらが
仕切板およびバスケットからオーバーフロー状態になる
前に、警報表示部へ異常表示を行うことを特徴とする阻
集器の異常検知方法である。
【０００７】
【作用】本発明は上記の構成であって、阻集された残さ
物、油脂分およびそれらを含む排水の水位を検知する
等、それら排水物の物質量を定量的に計測して検知する
ことにより、それらが仕切板あるいはバスケットからオ
ーバーフロー状態になる前に、視覚的、聴覚的に異常表
示を行うことができ、速やかな清掃を作業者に促し、下
水道管の閉塞や、悪臭の防止、または公共水域へノルマ
ルヘキサン抽出物質等の有害物質が規定値以上流出する
ことを防止することができる。
物、油脂分およびそれらを含む排水の水位を検知する
等、それら排水物の物質量を定量的に計測して検知する
ことにより、それらが仕切板あるいはバスケットからオ
ーバーフロー状態になる前に、視覚的、聴覚的に異常表
示を行うことができ、速やかな清掃を作業者に促し、下
水道管の閉塞や、悪臭の防止、または公共水域へノルマ
ルヘキサン抽出物質等の有害物質が規定値以上流出する
ことを防止することができる。
【０００８】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例について図面
を参照して説明する。図１は本発明の一実施例を示すグ
リース阻集器の通常状態における縦断面図であり、本体
１、バスケット３１、第１仕切板３２、第２仕切板３
４、邪魔板３３、トラップ３５、さらには、水位計６
５、アーム６２，支点部６４，水位異常上昇スイッチ６
３等で構成される。厨房排水はバスケット３１上方から
流入し、バスケット３１で濾された残さ物２１がバスケ
ット内で堆積する。バスケット後方（第１仕切板３２
側）水位面にボール状水位計６５が設置されており、水
位計６５に連接されたアーム６２は支点部６４の穴部に
通されてアーム先端６６まで一直線上に延ばされて、水
位の増減に応じてアーム先端６６が上下する。
を参照して説明する。図１は本発明の一実施例を示すグ
リース阻集器の通常状態における縦断面図であり、本体
１、バスケット３１、第１仕切板３２、第２仕切板３
４、邪魔板３３、トラップ３５、さらには、水位計６
５、アーム６２，支点部６４，水位異常上昇スイッチ６
３等で構成される。厨房排水はバスケット３１上方から
流入し、バスケット３１で濾された残さ物２１がバスケ
ット内で堆積する。バスケット後方（第１仕切板３２
側）水位面にボール状水位計６５が設置されており、水
位計６５に連接されたアーム６２は支点部６４の穴部に
通されてアーム先端６６まで一直線上に延ばされて、水
位の増減に応じてアーム先端６６が上下する。
【０００９】図２は本発明の一実施例を示すバスケット
部オーバーフロー検知時における縦断面図である。バス
ケット３１内の残さ物２１の堆積が増加すると、ボール
状水位計６５が上昇し、それに伴いアーム先端６６は下
降する。バスケットまたは仕切板上方側あるいは仕切板
側面側から残さ物やグリースおよびそれらを含む排水が
オーバーフロー状態に近い危険水位に達すると、アーム
先端６６は水位異常上昇スイッチ６３と接触し、ケーブ
ル７８を介して水位異常信号が、警報表示装置６１に伝
わり水位異常が表示される。
部オーバーフロー検知時における縦断面図である。バス
ケット３１内の残さ物２１の堆積が増加すると、ボール
状水位計６５が上昇し、それに伴いアーム先端６６は下
降する。バスケットまたは仕切板上方側あるいは仕切板
側面側から残さ物やグリースおよびそれらを含む排水が
オーバーフロー状態に近い危険水位に達すると、アーム
先端６６は水位異常上昇スイッチ６３と接触し、ケーブ
ル７８を介して水位異常信号が、警報表示装置６１に伝
わり水位異常が表示される。
【００１０】一方、バスケット３１を通過した油水分は
第１仕切板３２下部を通り中間部に流れて一時貯留さ
れ、水よりも比重の軽いグリース２２が浮上分離され
る。上記実施例ではバスケット内の残さ物や油脂分の堆
積水位上昇を検知するシステムであるが、第１仕切板３
２と第２仕切板３４内の中間部内に浮上するグリースが
第２仕切板３４上方からオーバーフローしてトラップ３
５内へ進入するのを防ぐために、前記中間部１２内に水
位計６５を設置してもよい。
第１仕切板３２下部を通り中間部に流れて一時貯留さ
れ、水よりも比重の軽いグリース２２が浮上分離され
る。上記実施例ではバスケット内の残さ物や油脂分の堆
積水位上昇を検知するシステムであるが、第１仕切板３
２と第２仕切板３４内の中間部内に浮上するグリースが
第２仕切板３４上方からオーバーフローしてトラップ３
５内へ進入するのを防ぐために、前記中間部１２内に水
位計６５を設置してもよい。
【００１１】図３は本発明の他の実施例であるバスケッ
ト堆積物検知装置を示す投影図である。バスケット３１
の上方端には非接触型のレーザ変位計６７が設置され、
矢印方向にある残さ物や油脂分などの堆積物２１の変位
をモニターすることができる。レーザ変位計６７の設置
位置はバスケット３１に限られることはなく、例えばマ
ンホール蓋４１や仕切板３２、３４上方に取り付けても
よい。
ト堆積物検知装置を示す投影図である。バスケット３１
の上方端には非接触型のレーザ変位計６７が設置され、
矢印方向にある残さ物や油脂分などの堆積物２１の変位
をモニターすることができる。レーザ変位計６７の設置
位置はバスケット３１に限られることはなく、例えばマ
ンホール蓋４１や仕切板３２、３４上方に取り付けても
よい。
【００１２】図４は本発明の他の実施例であるバスケッ
ト内水位の検知装置を示す阻集器の横断面図である。阻
集器本体１の内部のバスケット３１は壁板８２と他方の
本体壁８３に取り外し可能な状態で保持されており、水
位レベルセンサ８１は排水と非接触状態で壁板８１に設
置され、水平面方向から超音波又は、レーザを反射板又
は受信装置８５に向けて発射することにより、バスケッ
ト３１内の水位あるいは固形物の堆積量を測定すること
ができる。バスケット３１の堆積物が増加し、オーバー
フローを引き起こす水位になったときには、水位異常の
危険信号を表示器８４に表示する。本実施例によれば阻
集器外表面からも水位レベルを正確に測定することが可
能となり、バスケット３１の取り出しが容易であり、セ
ンサが油脂などの汚物等で汚されることもない。
ト内水位の検知装置を示す阻集器の横断面図である。阻
集器本体１の内部のバスケット３１は壁板８２と他方の
本体壁８３に取り外し可能な状態で保持されており、水
位レベルセンサ８１は排水と非接触状態で壁板８１に設
置され、水平面方向から超音波又は、レーザを反射板又
は受信装置８５に向けて発射することにより、バスケッ
ト３１内の水位あるいは固形物の堆積量を測定すること
ができる。バスケット３１の堆積物が増加し、オーバー
フローを引き起こす水位になったときには、水位異常の
危険信号を表示器８４に表示する。本実施例によれば阻
集器外表面からも水位レベルを正確に測定することが可
能となり、バスケット３１の取り出しが容易であり、セ
ンサが油脂などの汚物等で汚されることもない。
【００１３】また、本発明は上記実施例の水位計、レー
ザ変位計および超音波センサのみのオーバーフロー検知
方式に限られることはない。たとえば残さ物、油脂分そ
れらを含む排水の物理量を荷重センサ、リミットスイッ
チ等を利用して定量的に計測してオーバーフロー検知を
おこなっても同一の作用を得ることができる。荷重セン
サはマンホール蓋裏面と一体となるように固定設置し、
バスケットを荷重センサからつり下げ、事前に設定され
たしきい値以上の荷重にバスケットが達した時にオーバ
ーフロー検知を行うこともできる。また、リミットスイ
ッチの場合は、バスケット内にリミットスイッチを設置
しておき、事前に設定されたしきい値以上の堆積量に達
したときに掛けがねが外れてスイッチが作動するように
してもオーバーフロー検知が行える。
ザ変位計および超音波センサのみのオーバーフロー検知
方式に限られることはない。たとえば残さ物、油脂分そ
れらを含む排水の物理量を荷重センサ、リミットスイッ
チ等を利用して定量的に計測してオーバーフロー検知を
おこなっても同一の作用を得ることができる。荷重セン
サはマンホール蓋裏面と一体となるように固定設置し、
バスケットを荷重センサからつり下げ、事前に設定され
たしきい値以上の荷重にバスケットが達した時にオーバ
ーフロー検知を行うこともできる。また、リミットスイ
ッチの場合は、バスケット内にリミットスイッチを設置
しておき、事前に設定されたしきい値以上の堆積量に達
したときに掛けがねが外れてスイッチが作動するように
してもオーバーフロー検知が行える。
【００１４】図５は本発明の他の実施例である警報表示
装置付きマンホール蓋を示す全体投影図であり、図６は
警報表示装置の拡大図、図７は断面図である。水位計や
変位計あるいはセンサなどから異常信号が発信された場
合、信号はケーブル７８を通りコントロール部７７に情
報が集約され、コントロール部７７が点滅警告灯７４お
よびブザー警報機７３に異常を表示させる。警報表示装
置はアルミ板７２を基板とし、表示面は強化ガラス７１
で覆い、マンホール蓋４１に組み込まれている。電源は
例えば蓄電式太陽電池７５を使用すれば屋外は勿論、屋
内の蛍光灯をコンデンサなどで蓄電して異常表示を動作
させることが可能となる。たとえば異常警報が表示さ
れ、警報を解除する際にはマンホール裏面部に配置され
た警報リセット部７６を操作して警報を停止させる。
装置付きマンホール蓋を示す全体投影図であり、図６は
警報表示装置の拡大図、図７は断面図である。水位計や
変位計あるいはセンサなどから異常信号が発信された場
合、信号はケーブル７８を通りコントロール部７７に情
報が集約され、コントロール部７７が点滅警告灯７４お
よびブザー警報機７３に異常を表示させる。警報表示装
置はアルミ板７２を基板とし、表示面は強化ガラス７１
で覆い、マンホール蓋４１に組み込まれている。電源は
例えば蓄電式太陽電池７５を使用すれば屋外は勿論、屋
内の蛍光灯をコンデンサなどで蓄電して異常表示を動作
させることが可能となる。たとえば異常警報が表示さ
れ、警報を解除する際にはマンホール裏面部に配置され
た警報リセット部７６を操作して警報を停止させる。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明のごとく本発明の異常検知機
能付き阻集器および阻集器の異常検知方法は上記の構成
であって、残さ物、油脂分およびそれらを含む排水の水
位を検知する等、それら排水物の物理量を定量的に計測
して検知することにより、それらが仕切板あるいはバス
ケットからオーバーフロー状態になる前に、警告灯やブ
ザー警報機などで異常表示を行い、速やかな清掃を作業
者に促し、下水道管の閉塞や、悪臭の防止、または公共
水域へノルマルヘキサン抽出物質等の有害物質が流出す
ることを極力防止することができるものである。
能付き阻集器および阻集器の異常検知方法は上記の構成
であって、残さ物、油脂分およびそれらを含む排水の水
位を検知する等、それら排水物の物理量を定量的に計測
して検知することにより、それらが仕切板あるいはバス
ケットからオーバーフロー状態になる前に、警告灯やブ
ザー警報機などで異常表示を行い、速やかな清掃を作業
者に促し、下水道管の閉塞や、悪臭の防止、または公共
水域へノルマルヘキサン抽出物質等の有害物質が流出す
ることを極力防止することができるものである。
【図１】 本発明の一実施例である通常状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図２】 本発明の一実施例であるバスケット部オーバ
ーフロー検知時を示す縦断面図である。
ーフロー検知時を示す縦断面図である。
【図３】 本発明の一実施例であるバスケット堆積物検
知装置を示す投影図である。
知装置を示す投影図である。
【図４】 本発明の一実施例であるバスケット内水位の
検知装置を示す阻集器の横断面図である。
検知装置を示す阻集器の横断面図である。
【図５】 本発明の一実施例であるマンホール蓋を示す
全体投影図である。
全体投影図である。
【図６】 本発明の一実施例である警報表示装置を示す
上方矢視図である。
上方矢視図である。
【図７】 本発明の一実施例である警報表示装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図８】 従来技術の実施例である通常状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図９】 従来技術の実施例である維持管理が不適切の
場合の使用状態を示す縦断面図である。
場合の使用状態を示す縦断面図である。
１ 本体 ４ 側溝
５ 流出管 １１ 流入部
１２ 中間部 １３ 流出部
２１ 残さ物 ２２ グリー
ス ３１ バスケット ３２ 第１仕
切板 ３３ 邪魔板 ３４ 第２仕
切板 ３５ トラップ ３６ 仕切板
上方部 ３７ 仕切板上方側面部 ４１ マンホ
ール蓋 ４２ マンホール取手 ６１ 警報表
示装置 ６２ アーム ６３ 水位異
常上昇スイッチ ６４ 支点 ６５ 水位計 ６６ アーム先端 ６７ 非接触
型レーザ変位計 ７１ 強化ガラス ７２ アルミ
板 ７３ ブザー警報器 ７４ 点滅警
告灯 ７５ 蓄電式太陽電池 ７６ 警報リ
セット部 ７７ コントロール部 ７８ 信号ケ
ーブル ８１ 水位レベルセンサ ８２ 壁板 ８３ 本体壁 ８４ 表示器 ８５ 反射板又は受信装置
ス ３１ バスケット ３２ 第１仕
切板 ３３ 邪魔板 ３４ 第２仕
切板 ３５ トラップ ３６ 仕切板
上方部 ３７ 仕切板上方側面部 ４１ マンホ
ール蓋 ４２ マンホール取手 ６１ 警報表
示装置 ６２ アーム ６３ 水位異
常上昇スイッチ ６４ 支点 ６５ 水位計 ６６ アーム先端 ６７ 非接触
型レーザ変位計 ７１ 強化ガラス ７２ アルミ
板 ７３ ブザー警報器 ７４ 点滅警
告灯 ７５ 蓄電式太陽電池 ７６ 警報リ
セット部 ７７ コントロール部 ７８ 信号ケ
ーブル ８１ 水位レベルセンサ ８２ 壁板 ８３ 本体壁 ８４ 表示器 ８５ 反射板又は受信装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2D063 DB02 DB08
2F013 BB04 CA17 CA18 CB10
2F014 AA16 FA01
Claims (2)
- 【請求項１】 残さ物や油脂を含有した厨房排水を一時
貯留させる本体、残さ物を分離収集するためのバスケッ
ト、油水の分離を促進させる仕切板等で構成される阻集
器であって、残さ物、油脂分およびそれらを含む排水の
水位を検知する機能を設けたことを特徴とする阻集器。 - 【請求項２】 残さ物や油脂を含有した厨房排水を一時
貯留させる本体、残さ物を分離収集するためのバスケッ
ト、油水の分離を促進させる仕切板等で構成される阻集
器において、阻集器内の残さ物、油脂分あるいはそれら
を含む排水の物理量を定量的に計測して、それらが仕切
板およびバスケットからオーバーフロー状態になる前
に、警報表示部へ異常表示を行うことを特徴とする阻集
器の異常検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001279660A JP2003082752A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 異常検知機能付き阻集器および阻集器の異常検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001279660A JP2003082752A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 異常検知機能付き阻集器および阻集器の異常検知方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003082752A true JP2003082752A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19103802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001279660A Pending JP2003082752A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 異常検知機能付き阻集器および阻集器の異常検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003082752A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006167665A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Tokyo Metropolis | 下水道の水質監視装置 |
| JP2008254875A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 多段式油貯留装置および屋外乗客コンベア装置 |
| CN105672462A (zh) * | 2016-03-07 | 2016-06-15 | 济创环保工程（苏州）有限公司 | 一种带有隔板拦渣装置的电控限流式智慧截流井 |
| CN105672463A (zh) * | 2016-03-07 | 2016-06-15 | 济创环保工程（苏州）有限公司 | 一种带有隔板拦渣装置的无动力限流式智慧截流井 |
| CN107560692A (zh) * | 2017-10-16 | 2018-01-09 | 罗志江 | 一种新型的污水处理装置 |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001279660A patent/JP2003082752A/ja active Pending
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