JP2003082727A - 防水パン - Google Patents

防水パン

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JP2003082727A
JP2003082727A JP2001272908A JP2001272908A JP2003082727A JP 2003082727 A JP2003082727 A JP 2003082727A JP 2001272908 A JP2001272908 A JP 2001272908A JP 2001272908 A JP2001272908 A JP 2001272908A JP 2003082727 A JP2003082727 A JP 2003082727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴室ユニットに使用される防水パンは、そのサ
イズごとに異なった成形用金型を必要とした点を改善す
る。また、防水パンのサイズをきめ細かく変更できるよ
うにする。 【解決手段】防水パン10を、裏面に碁盤の目状にリブ
1aが突設されたベース床材1と、内側の下端に前記リ
ブ1aが係合可能な係合溝が上向きに設けられた立ち上
がり部材2,3と、平面視略正方形状で前記立ち上がり
部材2,3と等しい断面形状を有する4つのコーナー部
材4とで構成し、ベース床材1と立ち上がり部材2,3
を切断することにより、組み立てられる防水パンの寸法
が任意に変更できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として浴室ユニ
ットの洗い場パンとして用いられる防水パンに関し、詳
しくはサイズの変更に対応し得るようにした組立式の防
水パンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水パン30は、図8に
示すように、所定位置に排水口30cが設けられた床面
30aの周囲に、立ち上がり部30bが連続した受け皿
容器状に、合成樹脂で一体成形されていた。
【0003】なお、この立ち上がり部30bの上端は、
断面略L字形とされ、ここに図示しない浴室ユニットの
壁面パネルを載置固定するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の防水パ
ンは、合成樹脂で一体成形されていたので、製作が容易
で組立ての手間も要さないが、異なるサイズのものを製
造するには、それぞれに応じた異なる大きさの成形用金
型を必要とした。そのため、浴室ユニットのサイズバリ
エーションに応じて防水パンの成形用金型も多数必要と
なり、しかもこの金型は、大型のため、高価であり、設
備投資費が嵩むと共に、その設置にも広い面積を要する
という問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来の防水パンが有してい
た問題点の解決を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のうち、請求項1記載の発明は、防水パン
を、裏面に碁盤の目状に所定のピッチでリブが突設され
たベース床材と、内側の下端に前記リブが係合可能な係
合溝が上向きに設けられた立ち上がり部材と、平面視略
正方形状で立ち上がり部材と等しい断面形状を有するコ
ーナー部材とで構成し、リブの外側で切断されたベース
部材の四方の辺に、それぞれこの辺と等しい長さの立ち
上がり部材を取り付けると共に、各立ち上がり部材の端
部が臨む四方角部にコーナー部材を取り付け、所望の大
きさの防水パンが形成されるようにしたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成中、ベース床材を、表面に流れ勾配がつけられ
るように、裏面のリブが、ベース床材の片側から他方側
に向かって漸次、その高さが変化したものと、限定した
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づき詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の防水パン10の一実施形
態を示した裏面図、図2は、そのX−X線の断面図、図
3は、Y−Y線の断面図である。図示したように、この
防水パン10は、裏面に碁盤の目状に所定のピッチでリ
ブ1aが突設された平面視略方形のベース床材1と、こ
のベース床材1を囲むようにその外側に取り付けられた
立ち上がり部材2,3と、ベース床材1の四方角部1c
に取り付けられたコーナー部材4とで構成されている。
【0010】上記ベース床材1は、浴室ユニット(図示
せず)における洗い場床面の最大のものに対応し得るよ
うな大きさに合成樹脂で一体成形されたものであり、そ
の一側寄りには、排水口1bが設けられている。なお、
このベース床材1の裏面に突設されたリブ1aは、碁盤
の目状に交差した箇所において、内方に凹むように形成
されている。また、このリブ1aは、その高さがベース
床材1の表面が排水口1b側に向かって下向きに傾斜勾
配となるように、片側(図2において右側)から他方側
(図2において左側)に向かって、漸次、低くなってい
る。
【0011】立ち上がり部材2,3は、所定の高さを有
し、上端が断面略L字形に外側に突出すると共に、下端
の内側に上記リブ1aの厚みに応じた係合溝1a,3a
が上向きに設けられた横長の形状に、合成樹脂で形成さ
れたものである。なお、両立ち上がり部材2,3は、長
さが異なるだけで、その他の形状は全く同一である。
【0012】コーナー部材4は、平面視略正方形状で前
記立ち上がり部材2,3と等しい断面形状に合成樹脂で
成形されたものである。
【0013】上記の各部材で構成される本発明の防水パ
ン10は、図2並びに図3に示すように、ベース床材1
の外側に立ち上がり部材2,3を、その下端に設けられ
た係合溝2a,3aにリブ1aを嵌め込むことにより取
り付け、ベース床材1の四方の角部1cには、図4に示
すように、コーナー部材4を前記立ち上がり部材2,3
に連続するように取り付けることにより組み立てられる
ようになっている。
【0014】なお、このベース床材1と立ち上がり部材
2(または3)の接合面には、図5に示すように、予め
防水パッキン5,6が接着や嵌合などの適宜手段で取り
付けられており、組み付けられた際に両者間の水密を図
ることとしている。そして、このようにして係合溝2a
(3a)にリブ1aを嵌め込んだ状態で、ベース床材1
と立ち上がり部材2(3)を、図6に示すようにねじ5
で連結することにより、両者を一体的に組み付けること
としている。
【0015】なお、図示しないが、ベース床材1とコー
ナー部材4も同様に連結されるものである。
【0016】以上のようにして本発明の防水パン10
は、組み立てられるものである。
【0017】なお、上記では、接合部分に設けられた防
水パッキン5,6で防水パン10からの水漏れを防止す
るようにした例を示したが、必要に応じてシーリング剤
などを併用して水漏れを防止するようにしても良く、こ
のようにすれば、より一層、その水密性が向上すること
となり、望ましい。
【0018】また、本発明の防水パン10は、上記のよ
うにして組み立てられるようになっているので、浴室ユ
ニット(図示せず)のサイズなどに応じて、図7に示す
ような小さな防水パン20を必要とする場合には、その
サイズに応じて図1に示したベース床材1をその太枠線
で囲んだ位置で切断すれば良く、このようにしても、新
たに形成されたベース床材1Aの周囲に位置したリブ1
aが、上記の場合と全く同様に、立ち上がり部材2,3
やコーナー部材4の係合溝2a,3aに係合するので、
同様に組み立てられるものである。
【0019】図7は、このようにして組み立てられた本
発明の第二の実施形態の防水パン20を示す。
【0020】なお、上記の場合、ベース床材1Aの外側
に取り付けられる立ち上がり部材2A,3Aは、このベ
ース床材1Aの各辺の長さに対応するように、予めこの
辺と等しい寸法に形成され、あるいは切断して形成して
おくこととする。
【0021】以上のようにして、本発明の防水パンで
は、ベース床材1の裏面に突設されたリブ1aのピッチ
間隔に応じて必要な大きさのものが、簡単に形成される
ものである。
【0022】なお、図示した実施の形態では、ベース床
材1の裏面に設けられるリブ1aの高さを、その一方か
ら他方に向かって次第に変化させることにより、ベース
床材1の表面に、流れ勾配がつけられるようにしたもの
を例示したが、防水パン10(または20)の設置個所
が予め傾斜していたり、あるいは排水口1bが、その一
方の側に設けられていない場合には、リブ1aは、一定
の高さのものであっても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の防水パンは、ベース床材を切断することにより、
任意の大きさのものを形成することができるので、従来
のように防水パンのサイズに応じた複数の成形用金型を
準備する必要がなく、金型にかかる設備投資費が削減さ
れると共に、金型を設置保管するための付帯設備も従来
のように大掛かりにならないという効果がある。また、
リブのピッチ間隔に応じて防水パンのサイズを細かく設
定できるので、浴室ユニットのサイズバリエーションの
多様化にも容易に対応できるという効果もある。
【0024】また、請求項2記載の発明では、ベース床
材の裏面に突設されるリブの高さを、その一方から他方
に向かって漸次、変化させているので、ベース床材の表
面が一方に傾斜することとなり、このベース床材を用い
て組み立てられた防水パンに自動的に流れ勾配がつけら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防水パンの一実施形態を示した裏
面図である。
【図2】図1のX−X線の断面図である。
【図3】図1のY−Y線の断面図である。
【図4】防水パンの角部の拡大断面図である。
【図5】防水パンの組立説明図である。
【図6】防水パンの組立状態の要部断面図である。
【図7】防水パンの第二の実施形態を示した裏面図であ
る。
【図8】防水パンの従来例を示した斜視図である。
【符号の説明】
10,20 防水パン 1 ベース床材 1a リブ 1b 排水口 1c 角部 2,3 立ち上がり部材 2a,3a 係合溝 4 コーナー部材 5,6 防水パッキン 7 ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に碁盤の目状に所定のピッチでリブ
    が突設されたベース床材と、内側の下端に前記リブが係
    合可能な係合溝が上向きに設けられた立ち上がり部材
    と、平面視略正方形状で立ち上がり部材と等しい断面形
    状を有するコーナー部材とで構成され、 リブの外側で切断されたベース部材の四方の辺に、それ
    ぞれこの辺と等しい長さの立ち上がり部材が取り付けら
    れると共に、各立ち上がり部材の端部が臨む四方角部に
    コーナー部材が取り付けられることにより、所望の大き
    さに形成されるようになされたことを特徴とする防水パ
    ン。
  2. 【請求項2】 上記ベース床材は、表面に流れ勾配がつ
    けられるように、裏面のリブが、ベース床材の片側から
    他方側に向かって漸次、その高さが変化したものである
    ことを特徴とする請求項1記載の防水パン。
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