JP2003080461A - ガラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方法および板ガラスの再生方法 - Google Patents
ガラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方法および板ガラスの再生方法Info
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- JP2003080461A JP2003080461A JP2001273755A JP2001273755A JP2003080461A JP 2003080461 A JP2003080461 A JP 2003080461A JP 2001273755 A JP2001273755 A JP 2001273755A JP 2001273755 A JP2001273755 A JP 2001273755A JP 2003080461 A JP2003080461 A JP 2003080461A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ガラス板に形成された焼成体を、再生板ガラス
を製造するためのガラス材料に不純物として残存しない
ように、除去する簡便な方法を得る。 【解決手段】セラミックペーストの焼成体11を有する
ガラス板1の前記焼成体11を含む部分に向けて、微粒
子を含む流体をノズル21から噴出して、焼成体11に
対し微粒子を含む流体を衝突させ、ガラス板1面から焼
成体11を削り取る。
を製造するためのガラス材料に不純物として残存しない
ように、除去する簡便な方法を得る。 【解決手段】セラミックペーストの焼成体11を有する
ガラス板1の前記焼成体11を含む部分に向けて、微粒
子を含む流体をノズル21から噴出して、焼成体11に
対し微粒子を含む流体を衝突させ、ガラス板1面から焼
成体11を削り取る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板、特に自
動車の車体から取外されたガラス板からセラミックペー
ストの焼成体を除去する方法、およびセラミックペース
トの焼成体が除去されたガラス板を用いたガラスの再生
方法に関する。
動車の車体から取外されたガラス板からセラミックペー
ストの焼成体を除去する方法、およびセラミックペース
トの焼成体が除去されたガラス板を用いたガラスの再生
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護や資源の有効活用の観点
から、各種工業製品のリサイクル、リユースが注目され
ている。特に、自動車業界においては、廃車となった自
動車の部品のリサイクル化が法制化されつつある。自動
車の部品には、窓ガラスも含まれる。すなわち、廃車と
なった自動車の車体から、窓ガラスを取外し、取外され
た窓ガラスをリサイクルする必要がある。
から、各種工業製品のリサイクル、リユースが注目され
ている。特に、自動車業界においては、廃車となった自
動車の部品のリサイクル化が法制化されつつある。自動
車の部品には、窓ガラスも含まれる。すなわち、廃車と
なった自動車の車体から、窓ガラスを取外し、取外され
た窓ガラスをリサイクルする必要がある。
【0003】従来から、車体から取外された窓ガラス
は、いわゆるダウンリサイクル用の材料として利用され
てきた。例えば、回収された窓ガラスが再溶解された後
に、ガラスビンを成形できた。他に、回収された窓ガラ
スが粉砕され、道路用の材料に使用できた。しかし、こ
れらの再利用化は純粋なリサイクルではない。
は、いわゆるダウンリサイクル用の材料として利用され
てきた。例えば、回収された窓ガラスが再溶解された後
に、ガラスビンを成形できた。他に、回収された窓ガラ
スが粉砕され、道路用の材料に使用できた。しかし、こ
れらの再利用化は純粋なリサイクルではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】純粋なリサイクルと
は、自動車窓に用いられていたガラス板を、再び自動車
窓に用いることである。回収された窓ガラスを再溶解す
れば、ガラス板を再成形することは可能である。しか
し、再成形されたガラス板を再び自動車窓に用いること
は、次の理由から困難である。
は、自動車窓に用いられていたガラス板を、再び自動車
窓に用いることである。回収された窓ガラスを再溶解す
れば、ガラス板を再成形することは可能である。しか
し、再成形されたガラス板を再び自動車窓に用いること
は、次の理由から困難である。
【0005】自動車窓には優れた視認性が求められるこ
とから、自動車窓用のガラス板には所望の可視光透過率
や透視歪の小ささが必要である。そのため、自動車窓用
のガラス板を成形するには、ガラス成形材料に不純物が
混入しないように留意される。一方で、回収されたガラ
ス板には、回収されたままの状態では各種の不純物が付
着している。そのため、回収されたガラス板をガラス再
成形用の材料に使用するためには、これらの各種不純物
を再溶解前に除去しなければならない。
とから、自動車窓用のガラス板には所望の可視光透過率
や透視歪の小ささが必要である。そのため、自動車窓用
のガラス板を成形するには、ガラス成形材料に不純物が
混入しないように留意される。一方で、回収されたガラ
ス板には、回収されたままの状態では各種の不純物が付
着している。そのため、回収されたガラス板をガラス再
成形用の材料に使用するためには、これらの各種不純物
を再溶解前に除去しなければならない。
【0006】各種不純物としては、ガラス板を車体に固
着するための接着剤、この接着剤を車外側から隠蔽する
ための暗色セラミックペーストの焼成体、ガラス板の曇
りを除去したりアンテナ機能をガラス板に付与したりす
るための導電性セラミックペーストの焼成体、があげら
れる。このうち、接着剤は有機物であるため、高温に加
熱することにより容易に分解・除去できる。しかし、セ
ラミックペーストの焼成体は、ガラス板面に焼成されて
いるために容易に除去することは困難であった。困難で
あることについて、さらに詳細に説明する。
着するための接着剤、この接着剤を車外側から隠蔽する
ための暗色セラミックペーストの焼成体、ガラス板の曇
りを除去したりアンテナ機能をガラス板に付与したりす
るための導電性セラミックペーストの焼成体、があげら
れる。このうち、接着剤は有機物であるため、高温に加
熱することにより容易に分解・除去できる。しかし、セ
ラミックペーストの焼成体は、ガラス板面に焼成されて
いるために容易に除去することは困難であった。困難で
あることについて、さらに詳細に説明する。
【0007】セラミックペーストの焼成体は、次のよう
に形成される。ガラスフリット、顔料および/または導
電材料、ビヒクルならびに必要に応じて添加される添加
剤からなるセラミックペーストがガラス板面上に塗布さ
れる。セラミックペーストが塗布されたガラス板がガラ
スフリットの焼成温度以上まで加熱されることにより、
ビヒクル中にある溶剤等の有機成分が分解・飛散すると
ともに、セラミックペーストのセラミック成分がガラス
板面に焼き付く。こうして、ガラス板にセラミックペー
ストの焼成体が形成される。
に形成される。ガラスフリット、顔料および/または導
電材料、ビヒクルならびに必要に応じて添加される添加
剤からなるセラミックペーストがガラス板面上に塗布さ
れる。セラミックペーストが塗布されたガラス板がガラ
スフリットの焼成温度以上まで加熱されることにより、
ビヒクル中にある溶剤等の有機成分が分解・飛散すると
ともに、セラミックペーストのセラミック成分がガラス
板面に焼き付く。こうして、ガラス板にセラミックペー
ストの焼成体が形成される。
【0008】すなわち、セラミックペーストの焼成体は
セラミック成分がガラス板に焼き付いているため、高温
処理によってもガラス板のガラス成分から分離させるこ
とができない。そのため、ガラス板からセラミックペー
ストの焼成体を除去するためには、化学的処理が必要に
なる。具体的には、セラミックペーストの焼成体にフッ
酸、濃塩酸、濃硫酸等を塗布し、セラミックペーストの
焼成体を溶解する。これらの処理材料は取り扱いが容易
でないため、化学的処理によりセラミックペーストの焼
成体を除去することは困難である。
セラミック成分がガラス板に焼き付いているため、高温
処理によってもガラス板のガラス成分から分離させるこ
とができない。そのため、ガラス板からセラミックペー
ストの焼成体を除去するためには、化学的処理が必要に
なる。具体的には、セラミックペーストの焼成体にフッ
酸、濃塩酸、濃硫酸等を塗布し、セラミックペーストの
焼成体を溶解する。これらの処理材料は取り扱いが容易
でないため、化学的処理によりセラミックペーストの焼
成体を除去することは困難である。
【0009】このように回収されたガラス板からセラミ
ックペーストの焼成体を除去することが困難であること
から、自動車窓用のガラス板として回収されたガラス板
を再利用することは困難である。本発明の目的は、ガラ
ス板から容易にセラミックペーストの焼成体を除去する
方法およびガラスの再生方法を提供することにある。
ックペーストの焼成体を除去することが困難であること
から、自動車窓用のガラス板として回収されたガラス板
を再利用することは困難である。本発明の目的は、ガラ
ス板から容易にセラミックペーストの焼成体を除去する
方法およびガラスの再生方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するためになされたものであり、セラミックペース
トの焼成体を有するガラス板の前記焼成体を含む部分に
向けて、微粒子を含む流体を衝突させ、ガラス板から前
記焼成体を除去する、ガラス板からセラミックペースト
の焼成体を除去する方法を提供する。
解決するためになされたものであり、セラミックペース
トの焼成体を有するガラス板の前記焼成体を含む部分に
向けて、微粒子を含む流体を衝突させ、ガラス板から前
記焼成体を除去する、ガラス板からセラミックペースト
の焼成体を除去する方法を提供する。
【0011】ガラス板から除去されるセラミックペース
トの焼成体としては、ガラス板を自動車等に固着させる
接着剤を車外側から隠蔽する暗色セラミックペーストの
焼成体や、ガラス板にアンテナ機能や防曇機能を付与す
る導電性セラミックペーストの焼成体を例示できる。な
お、これらのセラミックペーストの焼成体は、一方のみ
がガラス板に形成されている場合も、両方がガラス板の
異なる部分に形成されている場合も、さらには両方がガ
ラス板の異なる部分に形成されている場合もある。これ
らのセラミックペーストの焼成体(以下単に「焼成体」
という)は、ガラス板面に焼き付けられている。そこで
本発明のガラス板から焼成体を除去する方法では、微粒
子を含む流体をガラス板の焼成体を有する部分に衝突さ
せることにより、焼成体をガラス板から削り取ってい
る。
トの焼成体としては、ガラス板を自動車等に固着させる
接着剤を車外側から隠蔽する暗色セラミックペーストの
焼成体や、ガラス板にアンテナ機能や防曇機能を付与す
る導電性セラミックペーストの焼成体を例示できる。な
お、これらのセラミックペーストの焼成体は、一方のみ
がガラス板に形成されている場合も、両方がガラス板の
異なる部分に形成されている場合も、さらには両方がガ
ラス板の異なる部分に形成されている場合もある。これ
らのセラミックペーストの焼成体(以下単に「焼成体」
という)は、ガラス板面に焼き付けられている。そこで
本発明のガラス板から焼成体を除去する方法では、微粒
子を含む流体をガラス板の焼成体を有する部分に衝突さ
せることにより、焼成体をガラス板から削り取ってい
る。
【0012】こうして、取り扱いが容易でない処理材料
による化学的処理を行わなくても、容易に焼成体をガラ
ス板から除去できる。そして、このような方法により焼
成体が除去されたガラス板を、溶解しやすいように必要
に応じ粉砕し、ガラス成形炉に投入して溶解して、ガラ
ス製品を製造できる。特に、このようにガラス製品を再
生するにあたり、焼成体が除去されたガラス板を必要に
応じて粉砕し、板ガラス成形炉に投入して溶解して、板
ガラスを製造できる。この場合、板ガラス成形炉に投入
されるガラス材料に焼成体が混入していないので、再生
される板ガラスを自動車窓用のガラス板に用いることが
できる。
による化学的処理を行わなくても、容易に焼成体をガラ
ス板から除去できる。そして、このような方法により焼
成体が除去されたガラス板を、溶解しやすいように必要
に応じ粉砕し、ガラス成形炉に投入して溶解して、ガラ
ス製品を製造できる。特に、このようにガラス製品を再
生するにあたり、焼成体が除去されたガラス板を必要に
応じて粉砕し、板ガラス成形炉に投入して溶解して、板
ガラスを製造できる。この場合、板ガラス成形炉に投入
されるガラス材料に焼成体が混入していないので、再生
される板ガラスを自動車窓用のガラス板に用いることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づき本発明をさ
らに詳細に説明する。図1は、本発明のガラス板から焼
成体を除去する方法の一例を説明する概念図である。サ
ンドブラスト装置2は、閉空間20を形成する処理装置
本体2’と、閉空間20内に設けられたエアとともに研
磨剤として機能する微粒子を噴出するノズル21とを備
えてなる。ノズル21には、エアを供給するホース22
と微粒子を供給するホース23とが連結されている。ホ
ース22には、ポンプ(図示せず)から所定の圧力でエ
アが供給される。ホース22から供給されたエアにホー
ス23から供給された微粒子が混合され、微粒子を有す
るエアがノズル21の噴出口21’から噴出される。閉
空間20内には、ノズル21に対向するように、ガラス
板1を載置する回転テーブル24が備えられている。な
お、符号25は使用した微粒子を回収するパイプであ
り、微粒子の循環系を構成する集塵器(図示せず)に連
通されている。
らに詳細に説明する。図1は、本発明のガラス板から焼
成体を除去する方法の一例を説明する概念図である。サ
ンドブラスト装置2は、閉空間20を形成する処理装置
本体2’と、閉空間20内に設けられたエアとともに研
磨剤として機能する微粒子を噴出するノズル21とを備
えてなる。ノズル21には、エアを供給するホース22
と微粒子を供給するホース23とが連結されている。ホ
ース22には、ポンプ(図示せず)から所定の圧力でエ
アが供給される。ホース22から供給されたエアにホー
ス23から供給された微粒子が混合され、微粒子を有す
るエアがノズル21の噴出口21’から噴出される。閉
空間20内には、ノズル21に対向するように、ガラス
板1を載置する回転テーブル24が備えられている。な
お、符号25は使用した微粒子を回収するパイプであ
り、微粒子の循環系を構成する集塵器(図示せず)に連
通されている。
【0014】ガラス板から焼成体を除去するにあたり、
まず、自動車から取外されたガラス板1を用意する。本
例では、ガラス板1の周縁部全周に暗色セラミックペー
ストの焼成体11が設けられている。ガラス板1は、サ
ンドブラスト装置2内の回転テーブル24上に載置され
る。回転テーブル24上に載置されたガラス板1の焼成
体11を含む部分に向けて、微粒子を有するエアが所定
の流速、圧力で噴出される。
まず、自動車から取外されたガラス板1を用意する。本
例では、ガラス板1の周縁部全周に暗色セラミックペー
ストの焼成体11が設けられている。ガラス板1は、サ
ンドブラスト装置2内の回転テーブル24上に載置され
る。回転テーブル24上に載置されたガラス板1の焼成
体11を含む部分に向けて、微粒子を有するエアが所定
の流速、圧力で噴出される。
【0015】焼成体11はガラス板1の周縁部全周に設
けられているので、ガラス板1からすべての焼成体11
を除去するために、この焼成体11に沿うようにノズル
21を移動させる。本例では、手動によりノズル21を
移動させている。具体的には、処理装置本体2’に設け
られた作業孔26に作業者が手を通してノズル21をつ
かみ、のぞき窓27を介して閉空間20内を観察しなが
ら、除去作業を行う。こうして、ガラス板1の焼成体1
1を含む部分が微粒子により研削され、ガラス板1から
焼成体11が除去される。ノズル21の噴出口21’と
ガラス板1との距離を所定の大きさにすることで、エア
の噴出圧力および微粒子による研削力をガラス板1に伝
えることができるので、噴出口21’とガラス板1との
距離は20〜200mmが好ましい。所定の時間エアを
焼成体11の同じ箇所に噴出し続けることで充分に焼成
体を研削できる観点から、ノズル21とガラス板1との
相対速度は1〜20mm/秒が好ましい。
けられているので、ガラス板1からすべての焼成体11
を除去するために、この焼成体11に沿うようにノズル
21を移動させる。本例では、手動によりノズル21を
移動させている。具体的には、処理装置本体2’に設け
られた作業孔26に作業者が手を通してノズル21をつ
かみ、のぞき窓27を介して閉空間20内を観察しなが
ら、除去作業を行う。こうして、ガラス板1の焼成体1
1を含む部分が微粒子により研削され、ガラス板1から
焼成体11が除去される。ノズル21の噴出口21’と
ガラス板1との距離を所定の大きさにすることで、エア
の噴出圧力および微粒子による研削力をガラス板1に伝
えることができるので、噴出口21’とガラス板1との
距離は20〜200mmが好ましい。所定の時間エアを
焼成体11の同じ箇所に噴出し続けることで充分に焼成
体を研削できる観点から、ノズル21とガラス板1との
相対速度は1〜20mm/秒が好ましい。
【0016】微粒子としては、ガラス板を割らずに焼成
体を研削できる点で、平均粒子径が50〜200μmの
微粒子が好ましい。さらに、微粒子としては無機系微粒
子が好ましく、例えば珪砂、アルミナ、ガーネット等を
例示できる。
体を研削できる点で、平均粒子径が50〜200μmの
微粒子が好ましい。さらに、微粒子としては無機系微粒
子が好ましく、例えば珪砂、アルミナ、ガーネット等を
例示できる。
【0017】ノズルから噴出される、エアの圧力を0.
1〜1MPa、エアの風速を10〜50m/秒とし、エ
アに混入された微粒子の噴出量を0.5〜5kg/分と
することは好ましい。その理由は次のとおりである。エ
アの圧力を1MPa以下、エアの風速を50m/秒以
下、エアに混入された微粒子の噴出量を5kg/分以下
とすることで、焼成体を研削する際に、母体であるガラ
ス板が割れることを防止できる。エアの圧力を0.1M
Pa以上、エアの風速を10m/秒以上、エアに混入さ
れた微粒子の噴出量を0.5kg/分以上とすること
で、ガラス板を割ることなく焼成体を除去できる。
1〜1MPa、エアの風速を10〜50m/秒とし、エ
アに混入された微粒子の噴出量を0.5〜5kg/分と
することは好ましい。その理由は次のとおりである。エ
アの圧力を1MPa以下、エアの風速を50m/秒以
下、エアに混入された微粒子の噴出量を5kg/分以下
とすることで、焼成体を研削する際に、母体であるガラ
ス板が割れることを防止できる。エアの圧力を0.1M
Pa以上、エアの風速を10m/秒以上、エアに混入さ
れた微粒子の噴出量を0.5kg/分以上とすること
で、ガラス板を割ることなく焼成体を除去できる。
【0018】上記例では気体をガラス板に衝突させてい
たが、ガラス板に衝突させる流体を液体とすることもで
きる。この場合、噴出圧力を10〜300MPa、液体
の噴出流量を0.5〜5L/分、液体に混入された前記
微粒子の噴出量を100〜500g/分とすることが好
ましい。こうして、ガラス板を割ることなく焼成体を除
去できる。ガラス板に衝突させる流体を液体とする場合
も、ガラス板を割らずに焼成体を研削できる点で、液体
に混入させる微粒子の平均粒子径が50〜200μmで
あることが好ましい。さらに、液体に混入させる微粒子
としては無機系微粒子が好ましく、例えば珪砂、アルミ
ナ、ガーネット等を例示できる。
たが、ガラス板に衝突させる流体を液体とすることもで
きる。この場合、噴出圧力を10〜300MPa、液体
の噴出流量を0.5〜5L/分、液体に混入された前記
微粒子の噴出量を100〜500g/分とすることが好
ましい。こうして、ガラス板を割ることなく焼成体を除
去できる。ガラス板に衝突させる流体を液体とする場合
も、ガラス板を割らずに焼成体を研削できる点で、液体
に混入させる微粒子の平均粒子径が50〜200μmで
あることが好ましい。さらに、液体に混入させる微粒子
としては無機系微粒子が好ましく、例えば珪砂、アルミ
ナ、ガーネット等を例示できる。
【0019】微粒子を含む液体をガラス板に衝突させる
方法としては、液体ジェット噴射装置を用いる方法を例
示できる。例えば、液体貯蔵タンク内に微粒子を混入さ
せ、タンク内で微粒子が液体内にまんべんなく分散させ
た状態で、液体ジェット噴射装置のノズルから液体をガ
ラス板に衝突させることができる。
方法としては、液体ジェット噴射装置を用いる方法を例
示できる。例えば、液体貯蔵タンク内に微粒子を混入さ
せ、タンク内で微粒子が液体内にまんべんなく分散させ
た状態で、液体ジェット噴射装置のノズルから液体をガ
ラス板に衝突させることができる。
【0020】流体として気体を使用する場合も液体を使
用する場合も、上記のガラス板が割れないような微粒子
の粒子径、流体の噴出圧力、流体の噴出流量、微粒子の
単位時間あたりの噴出量を採用することは、次の点で有
益である。すなわち、ガラス板が焼成体除去時に割れた
場合、割れたガラス破片が除去すべき焼成体と混じる。
焼成体と混じったガラス破片は、そのままではガラス製
品の再生に使用できない。ガラス製品、特に自動車窓用
のガラス板を再生するためには、焼成体とガラス破片と
を、別途分離する工程が必要になる。特に、焼成体を除
去しようとするガラス板が強化ガラスである場合、ガラ
ス板が割れると割れた部分からクラックが四方八方に進
行し、ガラス破片は微細な破片となる。そのため、別途
必要となる分離工程での分離作業が困難になる。したが
って、ガラス板が割れないような微粒子の粒子径、流体
の噴出圧力、流体の噴出流量、微粒子の単位時間あたり
の噴出量を採用することは、自動車窓用のガラス板、特
に強化ガラスから焼成体を除去する場合に有効である。
用する場合も、上記のガラス板が割れないような微粒子
の粒子径、流体の噴出圧力、流体の噴出流量、微粒子の
単位時間あたりの噴出量を採用することは、次の点で有
益である。すなわち、ガラス板が焼成体除去時に割れた
場合、割れたガラス破片が除去すべき焼成体と混じる。
焼成体と混じったガラス破片は、そのままではガラス製
品の再生に使用できない。ガラス製品、特に自動車窓用
のガラス板を再生するためには、焼成体とガラス破片と
を、別途分離する工程が必要になる。特に、焼成体を除
去しようとするガラス板が強化ガラスである場合、ガラ
ス板が割れると割れた部分からクラックが四方八方に進
行し、ガラス破片は微細な破片となる。そのため、別途
必要となる分離工程での分離作業が困難になる。したが
って、ガラス板が割れないような微粒子の粒子径、流体
の噴出圧力、流体の噴出流量、微粒子の単位時間あたり
の噴出量を採用することは、自動車窓用のガラス板、特
に強化ガラスから焼成体を除去する場合に有効である。
【0021】本発明における焼成体が形成されたガラス
板としては、自動車窓用のガラス板、建築窓用のガラス
板、プラズマディスプレなどのディスプレイ用のガラス
板、等の、焼成体が形成されたガラス板を例示できる。
自動車窓は、フロントウインドウ、リヤウインドウ、サ
イドウインドウなどの各部位の窓を意味する。一方で、
フロントウインドウは通常合わせガラスからなり、その
他の部位の窓は強化ガラスからなる。合わせガラスは複
数枚のガラス板が中間膜を介して積層されたものであ
る。したがって、フロントウインドウ用ガラス板を回収
し再生するためには、別途中間膜とガラス板とを分離す
る。いずれにしても、焼成体が形成されたガラス板か
ら、本発明の方法により焼成体を除去できる。
板としては、自動車窓用のガラス板、建築窓用のガラス
板、プラズマディスプレなどのディスプレイ用のガラス
板、等の、焼成体が形成されたガラス板を例示できる。
自動車窓は、フロントウインドウ、リヤウインドウ、サ
イドウインドウなどの各部位の窓を意味する。一方で、
フロントウインドウは通常合わせガラスからなり、その
他の部位の窓は強化ガラスからなる。合わせガラスは複
数枚のガラス板が中間膜を介して積層されたものであ
る。したがって、フロントウインドウ用ガラス板を回収
し再生するためには、別途中間膜とガラス板とを分離す
る。いずれにしても、焼成体が形成されたガラス板か
ら、本発明の方法により焼成体を除去できる。
【0022】なお、自動車窓用のガラス板は通常曲げ成
形されたものであるため、適宜の衝突角で流体がガラス
板に衝突するように、噴射装置を調整する。自動車窓用
ガラス板のうち摺動しない固定窓は、通常接着剤を介し
て車体に固着されるため、車体から取外されたガラス板
には接着剤が付着している。他に、自動車の部位に応じ
て各種の樹脂部品がガラス板に設けられていることが多
い。これらの樹脂部品も接着剤を介してガラス板に固着
されているため、車体から取外されたガラス板には接着
剤が付着している。このようにガラス板に残存した接着
剤も、微粒子を含む流体を該当箇所に衝突させること
で、ガラス板から除去できる。
形されたものであるため、適宜の衝突角で流体がガラス
板に衝突するように、噴射装置を調整する。自動車窓用
ガラス板のうち摺動しない固定窓は、通常接着剤を介し
て車体に固着されるため、車体から取外されたガラス板
には接着剤が付着している。他に、自動車の部位に応じ
て各種の樹脂部品がガラス板に設けられていることが多
い。これらの樹脂部品も接着剤を介してガラス板に固着
されているため、車体から取外されたガラス板には接着
剤が付着している。このようにガラス板に残存した接着
剤も、微粒子を含む流体を該当箇所に衝突させること
で、ガラス板から除去できる。
【0023】流体を噴出させるノズルの動きを自動化す
ることで、ガラス板から焼成体を自動で除去することも
できる。具体的には、ガラス板に形成されている焼成体
の形状パターンを制御装置に記憶させ、制御装置により
ノズルの移動を制御することにより、ガラス板の焼成体
を含む部分に微粒子を含む流体を衝突させることができ
る。逆に、ガラス板を載置するテーブルを上記制御装置
により移動および/または回転させることにより、焼成
体の除去作業を自動化できる。なお、ガラス板の両面に
焼成体が形成されている場合には、一方の面に形成され
た焼成体の除去作業が終わった後に、手動または自動で
ガラス板を反転させて、もう一方の面に形成された焼成
体の除去作業を、手動または自動で行うことができる。
ることで、ガラス板から焼成体を自動で除去することも
できる。具体的には、ガラス板に形成されている焼成体
の形状パターンを制御装置に記憶させ、制御装置により
ノズルの移動を制御することにより、ガラス板の焼成体
を含む部分に微粒子を含む流体を衝突させることができ
る。逆に、ガラス板を載置するテーブルを上記制御装置
により移動および/または回転させることにより、焼成
体の除去作業を自動化できる。なお、ガラス板の両面に
焼成体が形成されている場合には、一方の面に形成され
た焼成体の除去作業が終わった後に、手動または自動で
ガラス板を反転させて、もう一方の面に形成された焼成
体の除去作業を、手動または自動で行うことができる。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0025】自動車の後部座席の側面に固定されたサイ
ドウインドウ用ガラス板を車体から取外し、焼成体を有
するガラス板を用意した。本例の焼成体は、暗色セラミ
ックペーストの焼成体である。図1に示す装置を使用し
て、このガラス板から焼成体を除去した。
ドウインドウ用ガラス板を車体から取外し、焼成体を有
するガラス板を用意した。本例の焼成体は、暗色セラミ
ックペーストの焼成体である。図1に示す装置を使用し
て、このガラス板から焼成体を除去した。
【0026】(例1)平均粒子径が80μmのアルミナ
をホース23からノズル21に供給するとともに、エア
をホース22からノズルに供給し、回転テーブル24上
に載置されたガラス板1の焼成体11を含む部分に向け
てアルミナを含むエアを噴出させた。このとき、エアの
噴出圧力を0.3MPa、エアの風速を20m/秒と
し、エアに混入されたアルミナの噴出量を1kg/分と
なるように、アルミナを含むエアを噴出させた。なお、
アルミナを含むエアを噴出させるノズル21の噴出口2
1’の内径は、10mmであった。ガラス板1とノズル
21の噴出口21’との間の距離は、50mmとした。
をホース23からノズル21に供給するとともに、エア
をホース22からノズルに供給し、回転テーブル24上
に載置されたガラス板1の焼成体11を含む部分に向け
てアルミナを含むエアを噴出させた。このとき、エアの
噴出圧力を0.3MPa、エアの風速を20m/秒と
し、エアに混入されたアルミナの噴出量を1kg/分と
なるように、アルミナを含むエアを噴出させた。なお、
アルミナを含むエアを噴出させるノズル21の噴出口2
1’の内径は、10mmであった。ガラス板1とノズル
21の噴出口21’との間の距離は、50mmとした。
【0027】焼成体11はガラス板1の周縁部全周に設
けられているので、ガラス板1からすべての焼成体11
を除去するために、この焼成体11に沿うようにノズル
21を移動させた。本例では、処理装置本体2’に設け
られた作業孔26に作業者が手を通してノズル21をつ
かみ、のぞき窓27を介して閉空間20内を観察しなが
ら、手動によりノズル21を移動させた。ノズル21の
移動速度は、2mm/秒とした。
けられているので、ガラス板1からすべての焼成体11
を除去するために、この焼成体11に沿うようにノズル
21を移動させた。本例では、処理装置本体2’に設け
られた作業孔26に作業者が手を通してノズル21をつ
かみ、のぞき窓27を介して閉空間20内を観察しなが
ら、手動によりノズル21を移動させた。ノズル21の
移動速度は、2mm/秒とした。
【0028】こうして、ガラス板1の周縁部全周に設け
られた焼成体11は、ガラス板1の表面部分とともに研
削され、ガラス板1から除去された。得られた、焼成体
が除去されたガラス板を粉砕し、板ガラス成形炉に投入
して板ガラスを製造したところ、所望の色調であり、異
物による歪のない板ガラスが得られた。
られた焼成体11は、ガラス板1の表面部分とともに研
削され、ガラス板1から除去された。得られた、焼成体
が除去されたガラス板を粉砕し、板ガラス成形炉に投入
して板ガラスを製造したところ、所望の色調であり、異
物による歪のない板ガラスが得られた。
【0029】(例2)エアの噴出圧力を0.5MPa、
エアの風速を30m/秒とし、エアに混入されたアルミ
ナの噴出量を1.5kg/分とした以外は例1と同様
に、アルミナを含むエアを噴出させた。結果、ガラス板
1の周縁部全周に設けられた焼成体11は、ガラス板1
の表面部分とともに研削され、ガラス板1から除去され
た。得られた、焼成体が除去されたガラス板を粉砕し、
板ガラス成形炉に投入して板ガラスを製造したところ、
所望の色調であり、異物による歪のない板ガラスが得ら
れた。
エアの風速を30m/秒とし、エアに混入されたアルミ
ナの噴出量を1.5kg/分とした以外は例1と同様
に、アルミナを含むエアを噴出させた。結果、ガラス板
1の周縁部全周に設けられた焼成体11は、ガラス板1
の表面部分とともに研削され、ガラス板1から除去され
た。得られた、焼成体が除去されたガラス板を粉砕し、
板ガラス成形炉に投入して板ガラスを製造したところ、
所望の色調であり、異物による歪のない板ガラスが得ら
れた。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ガラス板の焼成体を含
む部分に向けて微粒子を含む流体を衝突させ、ガラス板
から焼成体を除去するので、ガラス板面に焼き付けられ
た焼成体であっても、取り扱いが容易でない処理材料に
よる化学的処理を行わずに、容易にガラス板から除去で
きる。そして、このような方法により焼成体が除去され
たガラス板をガラス成形炉に投入して溶解し、ガラス製
品を製造できる。こうして得られるガラス製品には、焼
成体の成分が不純物として含有しないので、所望の色調
であり異物による歪のないガラス製品を再生できる。
む部分に向けて微粒子を含む流体を衝突させ、ガラス板
から焼成体を除去するので、ガラス板面に焼き付けられ
た焼成体であっても、取り扱いが容易でない処理材料に
よる化学的処理を行わずに、容易にガラス板から除去で
きる。そして、このような方法により焼成体が除去され
たガラス板をガラス成形炉に投入して溶解し、ガラス製
品を製造できる。こうして得られるガラス製品には、焼
成体の成分が不純物として含有しないので、所望の色調
であり異物による歪のないガラス製品を再生できる。
【図1】本発明のガラス板から焼成体を除去する方法の
一例を説明する概念図である。
一例を説明する概念図である。
1:ガラス板
2:サンドブラスト装置
11:焼成体
21:ノズル
Claims (7)
- 【請求項1】セラミックペーストの焼成体を有するガラ
ス板の前記焼成体を含む部分に向けて、微粒子を含む流
体を衝突させ、ガラス板から前記焼成体を除去する、ガ
ラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方
法。 - 【請求項2】前記微粒子の平均粒子径が50〜200μ
mである、請求項1に記載のガラス板からセラミックペ
ーストの焼成体を除去する方法。 - 【請求項3】前記微粒子が無機系微粒子である、請求項
1または2に記載のガラス板からセラミックペーストの
焼成体を除去する方法。 - 【請求項4】前記流体が気体であり、噴出圧力を0.1
〜1MPa、風速を10〜50m/秒、気体に混入され
た前記微粒子の噴出量を0.5〜5kg/分とした、請
求項1、2または3に記載のガラス板からセラミックペ
ーストの焼成体を除去する方法。 - 【請求項5】前記流体が液体であり、噴出圧力を10〜
300MPa、液体の噴出流量を0.5〜5L/分、液
体に混入された前記微粒子の噴出量を100〜500g
/分とした、請求項1、2または3に記載のガラス板か
らセラミックペーストの焼成体を除去する方法。 - 【請求項6】請求項1、2、3、4または5に記載のガ
ラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方法
によりガラス板からセラミックペーストの焼成体を除去
し、セラミックペーストの焼成体が除去されたガラス板
を溶解し、板ガラスを製造する、ガラスの再生方法。 - 【請求項7】自動車の車体から取外されたガラス板か
ら、請求項1、2、3、4または5に記載のガラス板か
らセラミックペーストの焼成体を除去する方法によりセ
ラミックペーストの焼成体を除去し、セラミックペース
トの焼成体が除去されたガラス板を溶解し、板ガラスを
製造する、ガラスの再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001273755A JP2003080461A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | ガラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方法および板ガラスの再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001273755A JP2003080461A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | ガラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方法および板ガラスの再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003080461A true JP2003080461A (ja) | 2003-03-18 |
Family
ID=19098926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001273755A Pending JP2003080461A (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | ガラス板からセラミックペーストの焼成体を除去する方法および板ガラスの再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003080461A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167544A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Sanpoo:Kk | 自動全面研掃装置 |
US8246847B2 (en) | 2005-09-12 | 2012-08-21 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Separating method for conductive ceramics sintered body |
US8409401B2 (en) | 2005-09-12 | 2013-04-02 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Separating method for dark ceramics sintered body |
-
2001
- 2001-09-10 JP JP2001273755A patent/JP2003080461A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8246847B2 (en) | 2005-09-12 | 2012-08-21 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Separating method for conductive ceramics sintered body |
US8409401B2 (en) | 2005-09-12 | 2013-04-02 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Separating method for dark ceramics sintered body |
JP2010167544A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Sanpoo:Kk | 自動全面研掃装置 |
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