JP2003080097A - 包装食品の破砕分別装置 - Google Patents

包装食品の破砕分別装置

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JP2003080097A
JP2003080097A JP2001273706A JP2001273706A JP2003080097A JP 2003080097 A JP2003080097 A JP 2003080097A JP 2001273706 A JP2001273706 A JP 2001273706A JP 2001273706 A JP2001273706 A JP 2001273706A JP 2003080097 A JP2003080097 A JP 2003080097A
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crushing
drum casing
packaged food
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rotor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕分別機本体内壁面やコーナー部に処理物
であるパック食品を堆積させることなく分別効率を向上
させ、破砕分別装置の本体内部の清掃や点検が容易でメ
ンテナンス性が良い破砕分別装置を提供する。 【解決手段】 横臥するドラムケーシング3と、このド
ラムケーシング3内に回転自在に設ける複数のローター
5とで包装された食品を破砕分別するに際し、前記複数
のローター5を、先端部に弾性体からなる帯状のスクレ
ーパ5aを設けた付着防止用のローター5と、先端部に
アングル状の金属部材5bを設けた破砕用のローター5
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、賞味期限の到来
などの理由で廃棄処分となる弁当やトレーに入ったパッ
ク食品を、生ゴミとなる中身と、ラップやトレーなどの
包装資材とに破砕しながら分別することのできる破砕分
別機に関するもので、廃棄物処理技術に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スーパーやコンビニ、食品工場などにお
いて、賞味期限が過ぎた弁当類や、トレーに入った惣
菜、野菜、肉などのいわゆるパック食品の廃棄処分に際
しては、廃棄されるゴミによる環境破壊を防止するため
に、多くの自治体で焼却可能な廃棄物と、再利用できる
廃棄物に分別して廃棄することが推奨されているので、
中身の食品と、食品を包装しているプラスチック製の包
装資材に分別して廃棄することが求められている。
【0003】そのため、スーパーマーケット、コンビニ
エンスストアおよび食料品製造会社などでは、大量に発
生する賞味期限の切れた食品類の廃棄に際し、分別廃棄
の作業を手作業によって行うには膨大な人件費および作
業時間を要することになるため、それら生ゴミとなる食
品とプラスチック製の包装資材とを、人手を掛けずに自
動的に分離する分別機が利用されている。
【0004】かかる分別機として、特開2000−16
7426号公報においては、円筒状の破砕分別機本体
に、包装された食料品を破砕するための羽根が取付けら
れた回転軸を設け、該回転軸を高速で回転させることに
より、回転軸に付帯し、高速回転する羽根で包装された
食品を破砕・粉砕し、生ゴミとプラスチックゴミとに分
別する破砕分別機が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報で開示された破砕分別機は、短時間で包装された食品
を破砕・粉砕し、焼却処分される生ゴミと再利用が図ら
れるプラスチックゴミとを効率的に分別するという優れ
た特性を有するものであるが、使用に際しては、円筒状
の破砕分別機本体内壁面に処理物が付着堆積し、分別効
率を低下させ、包装食料品のホッパーで、投入した包装
された食品または粉砕されたパック食品の一部が逆流す
ることがあり、円筒状の破砕分別機本体内に死角(コー
ナー部)があるので、パック食品などが未処理のまま堆
積する事態も生じるなど、円筒状の破砕分別機本体内部
の清掃や点検が容易でなく、メンテナンス性が悪いなど
解決すべき多くの問題点を有するものである。
【0006】かかる現状に鑑み、破砕分別機本体内壁面
やコーナー部に処理物であるパック食品を堆積させるこ
となく分別効率を向上させ、また、ホッパーにパック食
品が逆流せず、破砕分別装置の本体内部の清掃や点検が
容易でメンテナンス性が良い破砕分別装置を得ることを
課題として、鋭意検討を行った。
【0007】その結果、破砕用のローターとして、先端
部にアングル状の金属部材を配設したローターと、先端
部に板状弾性体からなるスクレーパを配設したローター
の2種類を併用すること、死角(コーナー部)へのパッ
ク食品の堆積を防止するために堆積防止プレートで死角
(コーナー部)を遮蔽すること、逆流防止のために弾性
体の薄板からなるスダレ部材や金属製薄板からなるスト
ッパプレートを設けること、ローターを回転軸に直接固
定するのでなくロータパイプを介して固定すること、ド
ラムケーシングの上部又は下部の一部を開閉可能な扉構
造とすることなどによって、上記課題を解決することが
できることを見出し、この発明を完成させたのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の請
求項1に記載の発明は、横臥するドラムケーシングと、
このドラムケーシング内に回転自在に設ける複数のロー
ターとで包装された食品を破砕分別するに際し、前記複
数のローターを、先端部に弾性体からなる帯状のスクレ
ーパを設けた付着防止用のローターと、先端部にアング
ル状の金属部材を設けた破砕用のローターとで構成した
ことを特徴とする包装食品の破砕分別装置である。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記ドラ
ムケーシングは、少なくとも前記ローターの回転軸より
も下方の周壁の一部を開口し、この開口部を、破砕した
食品を外部に押出すことのできる扉部材によって開閉可
能としたことを特徴とする請求項1に記載の包装食品の
破砕分別装置である。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、前記ドラ
ムケーシングは、左右いずれかの側面部に、廃棄される
包装食品を投入するためのホッパーを、回転軸の中心よ
り一方側に偏倚させて回転方向側を狭くして配置し、他
方の側面部近傍の周壁部には粉砕された包装材を外部に
取出すための排出ダクトを設けたことを特徴とする請求
項1又は2に記載の包装食品の破砕分別装置である。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、前記複数
のローターは、前記ドラムケーシングの中心に配された
回転軸に外装固定されたロータパイプに固定され、かつ
回転軸の対角上に位置するローターの先端部にそれぞれ
帯状のスクレーパ又はアングル状の金属部材を設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の包装食品の破砕分別装
置である。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、前記ドラ
ムケーシングは、前記ホッパー側の内壁に、金属製の帯
状薄板からなるストッパプレートを、内壁からローター
の先端に向かって円弧状に配置したことを特徴とする請
求項3に記載の包装食品の破砕分別装置である。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、前記ドラ
ムケーシングは、前記ホッパー側の下隅に、半円形状の
金属製薄板からなる堆積防止プレートを傾斜させて設け
たことを特徴とする請求項3に記載の包装食品の破砕分
別装置である。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、前記ドラ
ムケーシングは、前記ホッパーのドラムケーシング側上
部に、弾性体からなるスダレ部材を設けたものであるこ
とを特徴とする請求項3に記載の包装食品の破砕分別装
置である。
【0015】さらに、請求項8に記載の発明は、前記排
出ダクトは、その底面を下方に傾斜させたものであるこ
とを特徴とする請求項3に記載の包装食品の破砕分別装
置である。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の包装食品の破砕分別装
置は、その本質的な構造においては従来のものと変わり
がないものであって、基本的には、破砕用のローターが
付設された回転軸を有するドラムケーシング、前記回転
軸を高速回転させるためのモータおよびドラムケーシン
グに付随するパック食品を投入するためのホッパー、破
砕されて分別された分別品の排出部から構成されるもの
である。
【0017】以下、添付の図面に基づいて、この発明の
包装食品の破砕分別装置について詳細に説明する。
【0018】この発明の包装食品の破砕分別装置1は、
装置本体2内に横臥状態で配置されるドラムケーシング
3と、このドラムケーシング3内に回転軸4によって取
付けられる複数の破砕・分別用のローター5,5・・
と、前記ドラムケーシング3の左右いずれか一方側の側
面に形成された開口部に相対して配置される包装食品を
投入するためのホッパー6と、他方側の閉鎖された側面
部近傍の周壁に配置される、粉砕された包装容器の破片
を取出すための排出ダクト7とから構成されるものであ
る。
【0019】前記ドラムケーシング3は、内部の点検な
らびに清掃をより簡単かつ円滑に行うため、所要の径と
長さとを有する円筒状の本体3aの中心より上方の周壁
および下方の周壁の一部に所要の大きさの開口部を形成
し、この開口部に扉部材8,9をそれぞれ開閉自在に取
付けたもので、下方の開口部に設けられる扉部材9は、
粉砕されたパック食品の中身(食品)を外部に排出する
ための排出孔9aが全面に形成されている。
【0020】なお、ドラムケーシング3における下側の
扉部材9の真下には、前記排出孔9a,9a・・・・か
ら順次押出される生ゴミ(パック食品の中身)を受け入
れる回収コンテナ(図示せず)が配置されるものであ
る。
【0021】前記ドラムケーシング3内と連通させて設
けられた排出ダクト7は、トレーなど粉砕されたプラス
チック材料からなる包装資材を堆積させることなく円滑
に排出させるため、その底面部7aを下方に向けて傾斜
させたもので、図1に示すように先端の排出口7bの周
縁部に、ゴムなどの弾性体からなる薄板に下縁から上縁
方向に多数のスリットを形成して構成したスダレ部材1
1を囲撓させて設けることによって、排出される包装資
材の飛散を防止することができる。
【0022】包装された食品を粉砕し、分別するための
破砕・分別機構は、ドラムケーシング3の中心部に配置
される回転軸4と、この回転軸4にロータパイプ11を
介して取付けられる複数のローター5,5・・・から構
成されるものである。
【0023】前記ローター5,5・・・は、投入された
パック食品を直接粉砕し、かつ回転によってドラムケー
シング3内に風を発生させるためのもので、回転軸4に
直接取付けることも可能であるが、図2乃至4において
示されるように、回転軸4に外装されたロータパイプ1
1を介して取付けるのが好ましい。
【0024】具体的には、図4に示すように、各ロータ
ー5,5・・・はロータパイプ11の外周部に等間隔で
熔接により固着され、各ローター5,5・・・の取付け
られたロータパイプ11は、その中空部に回転軸4を挿
通した後、ネジ12によってロータパイプ11と回転軸
4が一体的に固定され、結果として、各ローター5,5
・・・が回転軸4にロータパイプ11を介して固定され
る。なお、図において、ロータパイプ11におけるネジ
孔と回転軸4に設けられたネジ受孔の図は省略されてい
る。
【0025】前記ローター5は、先端部に弾性体からな
る帯状のスクレーパ5aを設けた付着防止用のローター
5と、先端部にアングル状の金属部材5bを設けた破砕
用のローターとで構成されるもので、それぞれパック食
品の破砕と掻き取りの機能を奏し、前記各スクレーパ5
a及びアングル状の金属部材5bは、回転軸4の対角上
に位置するローターの先端部に設けられる。
【0026】前記の金属部材5bは、処理物の特性から
鋭角である必要はなく、山形鋼(アングル)を利用する
ことで目的を達成することができるもので、スクレーパ
5aとしては、通常のゴム、弾性プラスチックなどの板
状物であればよく、ドラムケーシング3の内壁とのクリ
アランスが5mm程度となるようにローター5の先端に
設けられる。
【0027】また、ドラムケーシング3の一方の側面部
に配置されるホッパー6は、図1で明らかなように、一
点鎖線で示す回転軸4の中心より一方側に偏倚させて回
転方向側が狭くなるように配置し、ローター5,5・・
・の回転によるポッパー6側への破砕片の飛散を可及的
に抑える構造としている。
【0028】また、ホッパー6には、投入したパック食
品の逆流、粉砕された生ごみや包装資材の飛散を防止す
るために、ドラムケーシング3側に、弾性体からなるス
ダレ部材13,13を二重に設けられている。
【0029】さらに、ドラムケーシング3のホッパー6
の近傍内壁に、投入したパック食品のホッパー6への逆
流、粉砕されたパック食品の飛散を防止するために、ホ
ッパー6の側板からローター5の端面位置までのほぼ半
周にわたって、金属製の帯状薄板からなるストッパプレ
ート14を螺旋状に配置したもので、ストッパプレート
14の高さとしては、30mmもあればパック食品の飛
散を防止する効果が発揮される。
【0030】さらにまた、前記ドラムケーシング3のホ
ッパー6側には、ホッパー6に密接してローター5を設
けることが運転操作上不可能であるので、ドラムケーシ
ング3の下部に死角ができ、死角部にパック食品が堆積
するのを防止し、かつパック食品の移動を円滑にするた
め、ドラムケーシング3の形状に合わせて半円形状の金
属製薄板からなる堆積防止プレート15が傾斜させて設
けられている。
【0031】なお、前記回転軸4の一端側には、プーリ
16が固定され、モータ18とはベルト17によって連
結し、高速回転が可能なものである。
【0032】また、前記した図1に示す装置本体2は、
上面部に内部を点検するための2枚の扉2a,2bを開
閉自在に設けるとともに、その側面部に装置を駆動させ
るための制御パネル19が設けられたもので、排出ダク
ト7の排出口の下方には破砕された包装資材を回収する
ための回収ボックス(図示せず)が配置される。ある。
【0033】かかる構成の包装食品の破砕分別装置1
は、従来のものと同様に、包装された食料品を、破砕し
たうえで、食品と包装資材とに分別できるもので、その
操作を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0034】すなわち、通常の操作としては、スイッチ
をオンにし、ローター5,5・・が固定されている回転
軸4をモータ18によって高速回転させ、破砕分別装置
1の上面部に開口しているホッパー6に、賞味期限の切
れた弁当などプラスチック素材で包装されたパック食品
(廃棄物)をそのままの有姿で投入するだけでよく、投
入されたパック食品は、高速回転する複数のローター
5,5・・により粉砕されて、惣菜や野菜などの質量の
ある生ゴミは、ドラムケーシング3の下方に配置された
扉部材9に形成された多数の排出孔9a,9aから自動
的に排出され、トレーなどの質量の小さいプラスチック
(包装資材)は、回転するローター5,5・・の回転に
よって発生する風によって、ホッパー6と反対側にある
排出ダクト7側に風送され、排出ダクト7から細かく破
砕されたプラスチックゴミとして排出されるもので、排
出された生ゴミとプラスチックゴミは、それぞれの回収
容器に回収され、それぞれの内容に応じて、廃棄処分又
は再利用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】この発明の包装食品の破砕分別装置は、
従来の分別機と同様に、短時間でパック食品を破砕・粉
砕し、生ゴミとプラスチックゴミとを効率的に分別する
という優れた特性に加え、 1.ドラムケーシングの上部および下部に扉を設けてあ
るので、内部の清掃・点検が容易になり、メンテナンス
性に優れている。 2.複数のローターがロータパイプを介して回転軸に固
定されているため、ローターの取り外しが容易となり、
メンテナンス性に優れている。 3.複数のローターを、先端部にアングル状の金属部材
を有するローターと、先端部にスクレーパを有するロー
ターの2種類の併用にしたため、破砕効率が向上し、ド
ラムケーシング内壁への処理物の付着を大幅に低減させ
る。 4.ホッパーに、スダレ部材を設けたため、投入した廃
棄物の逆流、粉砕された廃棄物の飛散が防止できる。 5.ホッパーの取付け位置を偏倚させ、回転方向に添っ
て面積を減少する構造としたため、廃棄物の飛散を防止
できる。 6・ホッパーの近傍に、ホッパー側板からローターの端
面位置までのほぼ半周にわたって、ストッパプレートを
螺旋状に設けたため、投入した廃棄物の逆流、粉砕され
た廃棄物の飛散が防止できる。 7.ドラムケーシングのホッパー側下部に、半円形状の
堆積防止プレートを傾斜させて配置しているので、死角
が存在せず、廃棄物の堆積が防止される。 8.軽量なプラスチック製の破砕物を取出すための排出
ダクトの底面部に傾斜をもたせる構造としたため、プラ
スチックゴミが堆積しない。 など優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る包装食品の破砕分別装置の一例
を示す斜視図である。
【図2】ドラムケーシングの全体を示す斜視図である。
【図3】ポッパー側のドラムケーシングの要部を示す拡
大断面図である。
【図4】ローターの拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 破砕分別装置 2 装置本体 3 ドラムケーシング 4 回転軸 5 ローター 5a スクレーパ 5b アングル状の金属部材 7 排出ダクト 8,9 扉部材 9a 排出孔 10 スダレ部材 11 ロータパイプ 13 スダレ部材 14 ストッパプレート 15 堆積防止プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B07B 1/46 B07B 1/46 A 1/52 1/52 Z B09B 3/00 B09B 5/00 P 5/00 Q 3/00 Z Fターム(参考) 4D004 AA03 AA10 CA02 CA04 CA07 CB28 4D021 AA12 AB01 AC01 CA11 CB01 EA10 EB01 4D065 CA06 CB01 CC01 DD05 DD24 DD30 EB17 ED06 ED16 ED27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横臥するドラムケーシングと、このドラム
    ケーシング内に回転自在に設ける複数のローターとで包
    装された食品を破砕分別するに際し、 前記複数のローターを、先端部に弾性体からなる帯状の
    スクレーパを設けた付着防止用のローターと、先端部に
    アングル状の金属部材を設けた破砕用のローターとで構
    成したことを特徴とする包装食品の破砕分別装置。
  2. 【請求項2】前記ドラムケーシングは、 少なくとも前記ローターの回転軸よりも下方の周壁の一
    部を開口し、この開口部を、破砕した食品を外部に押出
    すことのできる扉部材によって開閉可能としたことを特
    徴とする請求項1に記載の包装食品の破砕分別装置。
  3. 【請求項3】前記ドラムケーシングは、 左右いずれかの側面部に、廃棄される包装食品を投入す
    るためのホッパーを、回転軸の中心より一方側に偏倚さ
    せて回転方向側を狭くして配置し、他方の側面部近傍の
    周壁部には、粉砕された包装材を外部に取出すための排
    出ダクトを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の包装食品の破砕分別装置。
  4. 【請求項4】前記複数のローターは、 前記ドラムケーシングの中心に配された回転軸に外装固
    定されたロータパイプに固定され、かつ回転軸の対角上
    に位置するローターの先端部にそれぞれ帯状のスクレー
    パ又はアングル状の金属部材を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の包装食品の破砕分別装置。
  5. 【請求項5】前記ドラムケーシングは、 前記ホッパー側の内壁に、金属製の帯状薄板からなるス
    トッパプレートを、内壁からローターの先端に向かって
    円弧状に配置したことを特徴とする請求項3に記載の包
    装食品の破砕分別装置。
  6. 【請求項6】前記ドラムケーシングは、 前記ホッパー側の下隅に、半円形状の金属製薄板からな
    る堆積防止プレートを傾斜させて設けたことを特徴とす
    る請求項3に記載の包装食品の破砕分別装置。
  7. 【請求項7】前記ドラムケーシングは、 前記ホッパーのドラムケーシング側上部に、弾性体から
    なるスダレ部材を設けたものであることを特徴とする請
    求項3に記載の包装食品の破砕分別装置。
  8. 【請求項8】前記排出ダクトは、 その底面を、下方に傾斜させたものであることを特徴と
    する請求項3に記載の包装食品の破砕分別装置。
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