JP2003079772A - ゴルフボール容器 - Google Patents

ゴルフボール容器

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JP2003079772A
JP2003079772A JP2001281716A JP2001281716A JP2003079772A JP 2003079772 A JP2003079772 A JP 2003079772A JP 2001281716 A JP2001281716 A JP 2001281716A JP 2001281716 A JP2001281716 A JP 2001281716A JP 2003079772 A JP2003079772 A JP 2003079772A
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JP
Japan
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golf ball
inner box
ball container
box
container
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JP2001281716A
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English (en)
Inventor
Michihiko Sugiura
路彦 杉浦
Yukio Onoki
幸雄 小野木
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラウンド中の使い勝手に優れたゴルフボール
容器を提供する。 【解決手段】 複数個のゴルフボール10を収容可能な
容器であって、少なくとも一部に透明な窓部3を備え
る。好ましくは、複数個のゴルフボール10を収容する
上部開放型の内箱1と、該内箱1の外側に摺動自在に嵌
合する側部開放型の外箱2とからなり、該外箱2の少な
くとも上面に透明な窓部3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフボールを収
容する容器に関し、さらに詳しくは、ラウンド中の使い
勝手を改善したゴルフボール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフボール容器は、販売の際の
見栄えを良くする化粧箱としての機能だけを考慮してい
るため、ラウンド中の使い勝手が悪く、ボールを使用す
る際には捨てられてしまう。そして、ゴルファーはゴル
フバッグのポケット等に収納した複数個のゴルフボール
の中から必要なゴルフボールを手探りで取り出している
のが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ラウ
ンド中の使い勝手に優れたゴルフボール容器を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のゴルフボール容器は、複数個のゴルフボール
を収容可能な容器であって、少なくとも一部に透明な窓
部を備えたことを特徴とするものである。
【0005】このようにゴルフボール容器の少なくとも
一部に透明な窓部を設けることにより、容器を開ける前
にゴルフボールの識別番号等を確認することが可能にな
るため、ラウンド中の使い勝手が良好になる。
【0006】本発明のゴルフボール容器は、複数個のゴ
ルフボールを収容する上部開放型の内箱と、該内箱の外
側に摺動自在に嵌合する側部開放型の外箱とからなり、
該外箱の少なくとも上面に透明な窓部を設けたものであ
ることが好ましい。
【0007】このようにゴルフボール容器を内箱と外箱
とで引き出し型に構成し、その外箱の少なくとも上面に
透明な窓部を設けることにより、容器を開ける前にゴル
フボールの識別番号等を確認することが可能になり、し
かも容器の開閉が容易になるため、ラウンド中の使い勝
手が極めて良好になる。
【0008】このゴルフボール容器では、外箱を樹脂製
にする一方で、内箱は紙製、金属製、樹脂製等にするこ
とができる。特に、内箱が金属製又は樹脂製である場
合、衝撃や振動に対して強く、収容したゴルフボールの
保護機能に優れ、しかも長く使い続けることが可能にな
る。
【0009】上記ゴルフボール容器は、閉めた状態でゴ
ルフボールの識別番号等を容易に確認することが可能で
あるが、例えば、出荷時にゴルフボールの識別番号が上
に向くように梱包されても、輸送中に向きが変わってし
まい、店頭に陳列された場合に見栄えが悪くなることが
ある。
【0010】そこで、内箱の内部には緩衝材を敷設する
ことが好ましい。これにより、輸送中のゴルフボールの
回転を防止することができる。この緩衝材の厚さは0.
5〜5.0mmであることが好ましく、特に緩衝材の内
箱側部での厚さを内箱底部での厚さより厚くすれば、ゴ
ルフボールの回転をより効果的に防止することが可能に
なる。
【0011】本発明のゴルフボール容器は、ラウンド中
の容器のみならず販売用の化粧箱に兼用すれば、従来の
ように販売専用の化粧箱を使用する場合に比べて資源を
有効に活用することができる。勿論、本発明のゴルフボ
ール容器をラウンド専用とし、これにゴルフボールを追
加しても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1〜図3は本発明の実施形態からなるゴ
ルフボール容器を示すものである。図1に示すように、
本実施形態のゴルフボール容器は、複数個のゴルフボー
ル10を収容するために、上部開放型の内箱1と、側部
開放型の外箱2とから構成されている。
【0014】図2に示すように、内箱1は上部が開放さ
れた構造であり、その内部に複数個のゴルフボール10
を収容するようになっている。内箱1の材質は特に限定
されるものではなく、紙製、金属製、樹脂製等にするこ
とができる。特に、内箱1が金属製又は樹脂製である場
合、衝撃や振動に対して強く、収容したゴルフボール1
0に対する保護機能に優れ、しかも長く使い続けること
が可能になる。
【0015】図3に示すように、外箱2は少なくとも一
方の側部が開放された構造であり、内箱1の外側に摺動
自在に嵌合するようになっている。この外箱2の上面に
は透明な窓部3が設けられている。窓部3は外箱2の少
なくとも上面に設けることが必要であるが、それ以外の
部分にも設けることができる。窓部3の透明度は特に限
定されるものではなく、ゴルフボール10の識別番号等
を認識できる程度であれば半透明であっても良い。ま
た、外箱2の材質は特に限定されるものではないが、反
復的な開閉動作に対して十分な耐久性を持たせるために
樹脂から構成することが望ましい。例えば、外箱2を半
透明な樹脂から成形した場合、窓部3を除く領域は印刷
領域として使用することができる。
【0016】上述した引き出し型のゴルフボール容器
は、外箱2の上面に透明な窓部3を備えているので、容
器を開ける前にゴルフボール10の識別番号等を確認す
ることができる。また、この容器は内箱1に対して外箱
2をスライドさせるだけで簡単に開閉することができ、
必要であれば一部だけを開閉することも可能である。従
って、ラウンド中に必要とするゴルフボールを簡単に取
り出すことができ、使い勝手が極めて良好である。
【0017】図4に示すように、内箱1の内部には緩衝
材4を敷設すると良い。この緩衝材4の材質は特に限定
されるものではないが、スポンジやゴムシート等を使用
することができる。このように内箱1の内部に緩衝材4
を敷設することにより、輸送中やラウンド中におけるゴ
ルフボール10の回転を防止することができる。そのた
め、このゴルフボール容器をラウンド中の容器のみなら
ず販売用の化粧箱に兼用した場合、店頭に陳列された際
の見栄えを良くすることができる。また、ラウンド中に
おいては、ゴルフボール10の識別番号等を簡単かつ確
実に確認することができる。
【0018】緩衝材4の厚さは0.5〜5.0mmであ
ると良い。但し、緩衝材4の厚さとは、緩衝材4に55
g/cm2 の圧力をかけた際の厚さである。特に、緩衝
材4の内箱側部での厚さを内箱底部での厚さより厚くす
ることにより、ゴルフボール10の回転をより効果的に
防止することができる。つまり、引き出し型のゴルフボ
ール容器では、ゴルフボール10は内箱側部で内箱1と
外箱2によって押圧されるが、内箱上部が開口している
ため、その内箱上部では外箱2だけによって押圧された
状態になる。そのため、緩衝材4の内箱側部での厚さを
相対的に厚くすることにより、ゴルフボール10をしっ
かりと抑えることができる。
【0019】上記ゴルフボール容器の外寸法は、縦80
mm以上140mm以下、横135mm以上190mm
以下、高さ40mm以上60mm以下であると良い。上
記寸法よりも大きいとラウンド中の使い勝手が悪くな
り、逆に上記寸法より小さいと収納できるゴルフボール
の数量が少なくなり、市販のゴルフボールを少なくとも
6個収納できなくなる。
【0020】上記実施形態の変形例として、図5〜図7
に示すように、内箱1のゴルフボール取り出し側の側部
の肉厚を他の側部よりも厚くしても良い。このように内
箱1のゴルフボール取り出し側の側部を厚くすると、内
箱1の引き出しが容易になり、その結果、ゴルフボール
10の取り出しが容易になり、より好ましい。
【0021】本発明では、下記寸法を有するゴルフボー
ル容器を例示することができる。
【0022】 外箱 :外寸法89mm×133mm×42mm 内箱 :外寸法89mm×139mm×43mm ゴルフボール容器(外箱と内箱を合わせた状態):外寸
法90mm×140mm×43mm 緩衝材:厚さ0.7mm(55g/g/cm2 の圧力を
かけた際の厚さ) 上述した引き出し型のゴルフボール容器は本発明におけ
る最も好ましい実施形態であるが、本発明は他の開閉構
造を有するゴルフボール容器に窓部を設けたものであっ
ても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数個のゴルフボールを収容可能な容器の少なくとも一部
に透明な窓部を設けたから、ラウンド中の使い勝手に優
れたゴルフボール容器を提供することができる。
【0024】また、本発明のゴルフボール容器は、ラウ
ンド中の容器のみならず販売用の化粧箱に兼用すれば、
従来のように販売専用の化粧箱を使用する場合に比べて
資源を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるゴルフボール容器を
示す斜視図である。
【図2】図1のゴルフボール容器の内箱を示す斜視図で
ある。
【図3】図1のゴルフボール容器の外箱を示す斜視図で
ある。
【図4】図1のゴルフボール容器の内箱に緩衝材を敷設
した状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態からなるゴルフボール容
器を示す斜視図である。
【図6】図5のゴルフボール容器の内箱を示す斜視図で
ある。
【図7】図5のゴルフボール容器の内箱に緩衝材を敷設
した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 内箱 2 外箱 3 窓部 4 緩衝材 10 ゴルフボール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のゴルフボールを収容可能な容器
    であって、少なくとも一部に透明な窓部を備えたゴルフ
    ボール容器。
  2. 【請求項2】 複数個のゴルフボールを収容する上部開
    放型の内箱と、該内箱の外側に摺動自在に嵌合する側部
    開放型の外箱とからなり、該外箱の少なくとも上面に透
    明な窓部を設けたゴルフボール容器。
  3. 【請求項3】 前記外箱が樹脂製であると共に、前記内
    箱が紙製である請求項2に記載のゴルフボール容器。
  4. 【請求項4】 前記外箱が樹脂製であると共に、前記内
    箱が金属製である請求項2に記載のゴルフボール容器。
  5. 【請求項5】 前記外箱が樹脂製であると共に、前記内
    箱が樹脂製である請求項2に記載のゴルフボール容器。
  6. 【請求項6】 前記内箱の内部に緩衝材を敷設した請求
    項2〜5のいずれかに記載のゴルフボール容器。
  7. 【請求項7】 前記緩衝材の厚さが0.5〜5.0mm
    である請求項6に記載のゴルフボール容器。
  8. 【請求項8】 前記緩衝材の内箱側部での厚さを内箱底
    部での厚さより厚くした請求項7に記載のゴルフボール
    容器。
  9. 【請求項9】 外寸法が縦80mm以上140mm以
    下、横135mm以上190mm以下、高さ40mm以
    上60mm以下である請求項1〜8のいずれかに記載の
    ゴルフボール容器。
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Citations (7)

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