JP2003079664A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

パンツ型使い捨ておむつ

Info

Publication number
JP2003079664A
JP2003079664A JP2001273241A JP2001273241A JP2003079664A JP 2003079664 A JP2003079664 A JP 2003079664A JP 2001273241 A JP2001273241 A JP 2001273241A JP 2001273241 A JP2001273241 A JP 2001273241A JP 2003079664 A JP2003079664 A JP 2003079664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaper
elastic
elastic member
pants
disposable diaper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001273241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4130070B2 (ja
Inventor
Shinobu Takei
忍 武井
Kenji Ando
賢治 安藤
Toru Hayase
徹 早瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001273241A priority Critical patent/JP4130070B2/ja
Publication of JP2003079664A publication Critical patent/JP2003079664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4130070B2 publication Critical patent/JP4130070B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大便後のおむつ替えを衛生的にでき、且
つ、はき易くて着用感がよく、吸収性能や防漏性能に優
れ、しかも見栄えの良いパンツ型使い捨ておむつを提供
すること。 【解決手段】 一対の接合領域を引き裂いて展開し、表
面シート側を上方に向けて自然状態で平らな水平面上に
静置した状態において、股下部に、前記吸収体が配され
た部位の一部が上方に隆起した隆起部が形成されてお
り、該隆起部のおむつ幅方向中央部における最高部位の
高さ(H)と、当該状態における、おむつの長手方向に
おける直線長さ(L)とが、以下の関係式 5%≦(H/L)×100≦14% を満たすことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大便後のおむつ替
えを衛生的にでき、且つ、はき易くて着用感がよく、吸
収性能や防漏性能に優れ、しかも見栄えのよいパンツ型
使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パンツ
型の使い捨ておむつは高月齢児や成人失禁者等に広く利
用されている。斯かるパンツ型使い捨ておむつは、通常
の下着と同じように脱着できる一方で、大便を処理する
ときには着用者を寝かせてから側部の接合を引き裂き、
大便をおむつに保持させた状態で脱がせるようになされ
ている。このようにして大便を処理するときには、お尻
の下に、展開された状態のおむつがある状態でお尻を拭
くことが多いが、この際、特に高月齢児はじっとしてい
ないことが多く、不意におむつが傾いて排泄物がおむつ
の外へ出てしまうことがある。また、お尻拭きの時間が
長引くと、軟便の場合には幼児の背側に軟便が移行して
着用者の背側を汚したり、固形便の場合には転がって背
側の方からおむつ外へ落ちてしまう恐れがあった。
【0003】従って、本発明の目的は、大便後のおむつ
替えを衛生的にでき、かつ、はき易くて着用感がよく、
吸収性能や防漏性能に優れ、しかも見栄えのよいパンツ
型使い捨ておむつを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート、液不透過性の裏面シート及び液保持性の吸収
体を備え、腹側部の両側縁部と背側部の両側縁部とが接
合されて、一対の接合領域、ウエスト開口部及び一対の
レッグ開口部が形成されており、該ウエスト開口部及び
一対の該レッグ開口部に、その周縁に沿ってウエスト弾
性領域及びレッグ弾性領域が形成されているパンツ型の
使い捨ておむつにおいて、前記一対の接合領域を引き裂
いて展開し、前記表面シート側を上方に向けて自然状態
で平らな水平面上に静置した状態において、股下部に、
前記吸収体が配された部位の一部が上方に隆起した隆起
部が形成されており、該隆起部のおむつ幅方向中央部に
おける最高部位の高さ(H)と、当該状態における、お
むつの長手方向における直線長さ(L)とが、5%≦
(H/L)×100≦14%の関係にあることを特徴と
するパンツ型使い捨ておむつを提供することにより、上
記の目的を達成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に基づいて説明する。本発明の一実施形態としての
パンツ型使い捨ておむつ1は、液透過性の表面シート
2、液不透過性の裏面シート3及びこれら両シート間に
介在された液保持性の吸収体4を備え、腹側部Aの両側
縁部と背側部Bの両側縁部とが互いに接合されて、一対
の接合領域S,S、ウエスト開口部D及び一対のレッグ
開口部E,Eが形成されている。
【0006】本実施形態の使い捨ておむつ1において、
吸収体4は、中央部分が括れた砂時計状であり、表面シ
ート2及び裏面シート3も該吸収体4の外形に合わせて
略同様の形状とされている。また、表面シート2及び裏
面シート3は、吸収体4の長手方向の両側縁の外方にお
いて互いに接合され、吸収体4の長手方向端縁から延出
した部分において互いに接合されている。
【0007】裏面シート3の外側(おむつ外表面側)に
は、2枚の外層不織布51,52が配されており、該外
層不織布は、吸収体4の長手方向の両端縁及び両側縁よ
りも使い捨ておむつの外方に向けて延出し、延出した外
層不織布により、ウエスト開口部Dの周縁部及びレッグ
開口部E,Eの周縁部が形成されている。そして、所定
部位の2枚の外層不織布51,52間に、ウエスト弾性
部材6、レッグ弾性部材71,72及び胴廻り弾性部材
9が配されて、ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)
60、環状のレッグ弾性領域(レッグギャザー)70及
び胴回り弾性領域(胴回りギャザー)90が形成されて
いる。尚、表面シート2、裏面シート3及び吸収体4は
一体化されて吸収性本体10を形成しており、該吸収性
本体10は、2枚の外層不織布51,52からなる外層
体5に接合固定されている。また、吸収体4の両側縁に
沿って立体ギャザー8が形成されている。
【0008】而して、本実施形態のパンツ型使い捨てお
むつ1は、一対の接合領域S,Sを引き裂いて展開し、
図4及び図5に示すように、その表面シート2側を上方
に向けて自然状態で平らな水平面上に静置した状態(静
置状態)において、股下部Cに、吸収体4が配された部
位の一部が上方に隆起した隆起部Rが形成されており、
該隆起部Rのおむつ幅方向中央部における最高部位Tの
高さ(H)と、当該状態(静置状態)における、おむつ
の長手方向における直線長さ(L)とが、以下の関係式
(1)を満たしている。 5%≦(H/L)×100≦14% ・・・(1)
【0009】式(1)について詳細に説明する。通常、
パンツ型使い捨ておむつは、股下中央部(長手方向を2
等分する中央線付近)を折り返し、レッグ開口部とウエ
スト開口部との間に存在する側縁部を接合してパンツ型
の形態を形成する。このため、股下中央部には、折り返
し部(おむつ展開状態においては、折り返しによる折り
癖が付いた部分)11が形成されるので、おむつを展開
して平面上においたときには、当該折り返し部11を境
として、そのおむつ長手方向前後の何れかにおいて吸収
体が上方に盛り上がり、それによりおむつの股下部C
に、吸収体4が配された部位の一部が上方に隆起した隆
起部Rが形成される。おむつ替えの際には着用者のお尻
を上に持ち上げてお尻を拭いたりするので、展開状態の
おむつの背側部における後半部(ウエスト開口部の端縁
寄りの部分)に荷重が掛かる。そのため、前記隆起部
が、自然状態(すなわち、展開状態で無荷重の状態)で
おむつの背側に存在する場合には、これを着用者が踏み
つけているとその反動でおむつの腹側が着用者側に引き
つけられ、おむつ替えの邪魔となる。また、このような
場合には、傾斜が着用者側に向いてしまうので、軟便の
ときには該軟便が着用者側へ移行する恐れがある。一
方、前記隆起部が、自然状態でおむつの腹側に存在する
場合には、上述のような問題はないものの、お尻が拭き
にくい。
【0010】本発明者らは、斯かる問題の主な原因が、
前記隆起部にあることを見い出し、更に鋭意検討した結
果、パンツ型使い捨ておむつの他の利点を損なうことな
く、斯かる問題を解決できる条件として、前記関係式
(1)を見い出した。前記比(H/L×100)が14%超であ
る場合は、着用者のサイズ、特におむつの全長に対して
隆起部の高さが高すぎ、該隆起部がおむつの股下中央部
の前後何れにある場合においても、お尻が拭き難く、特
に後方にある場合には、不衛生になりがちである。一
方、前記比(H/L×100)が5%未満である場合は、折り返
し部11のおむつ内面側に大便を堰き止めるポケットP
が十分に形成されないので、粘性の高い軟便や固形便が
前後へ移行して着用者の肌を不必要に汚して不衛生にな
りがちである。斯かる観点から、前記比(H/L×100)の好
ましい範囲は、5%以上12%以下、特に5%以上9%
以下である。また、前記高さ(H)は、子供用のおむつ
の場合、20〜45mm、特に20〜35mmであるこ
とが好ましい。
【0011】上記隆起部Rは、パンツ型使い捨ておむつ
を形成する際に股下中央部に形成された折り返し部11
を基端として、レッグ弾性領域70や所望により設けら
れる立体ギャザー8の弾性部材、吸収体の剛性等複数の
因子により吸収体4が折れ曲がることで形成される。し
かし、隆起部Rが長手方向に大きく張り出す構成である
と着用者のお尻を上に持ち上げるときに該隆起部が邪魔
になってしまうため、背中までもかなり浮かせた状態に
しなくてはならず、着用者にとっても、おむつ替えをす
る者にとっても苦痛となる。このような不都合を防止
し、おむつ替えがスムーズに行えるようにする観点か
ら、図5に示すように、パンツ型使い捨ておむつを展開
して平らな水平面に静置した状態(静置状態)におい
て、パンツ状に形成したときの二つ折りに起因して形成
される折り返し部11から前記隆起部Rの長手方向最先
端部12までの直線距離(a)と、背側部B側のウエス
ト開口部の端縁13から該折り返し部11までの直線距
離(b)とが以下の関係式(2)を満たすことが好まし
い。 3%≦(a/b)×100≦15% ・・・(2) 特に3%≦(a/b) ×100 ≦12%、更には3%≦(a/b)
×100 ≦10%であると、お尻を持ち上げるときに軽く
脚部を持つ程度ですみ、おむつ替えをする者の負担が一
層軽減されることから好ましい。
【0012】また、本発明者らは、隆起部Rの高さが吸
収体4の剛性や、レッグ弾性部材71,72の配置の仕
方又は伸縮応力によって影響を受けることを見い出し
た。本実施形態の使い捨ておむつ1は、吸収体4のテー
バーこわさが1〜5cN・cmであり、レッグ弾性領域
70は、腹側部Aから股下部Cに亘って配された第1弾
性部材71と、背側部Bから股下部Cに亘って配された
第2弾性部材72とを備えて形成されており、股下部C
に、第1及び第2弾性部材71,72が環状のレッグ弾
性領域70に配された部分からおむつ幅方向中央に向か
って延出する延在部Fを有しており、該延在部Fにおけ
る第1及び第2弾性部材71,72は、第1弾性部材の
配設領域R1と第2弾性部材の配設領域R2とが重なる
ように配されており且つおむつ幅方向中央(おむつを幅
方向に2等分する中央線)に達しない位置に端部73を
有している。
【0013】本実施形態においては、吸収体4の硬さ
を、テーバーこわさで1〜5cN・cmという吸収体と
しては比較的柔らかいものとしてあり、そのため、着用
時の肌触りを優しいものとすることができると共に、お
むつ替えのときに吸収体4の一部に荷重が大きく掛かっ
た場合であっても、それだけで股下中央部に存在する折
り曲げ部(境)11を基点として吸収体4が着用者の腹
側へ戻ることを防止することができる。テーバーこわさ
値を1cN・cm以上としたのは、吸収体が柔らかすぎ
ると、隆起部がへたってしまい該隆起部が下方への倒れ
て有効なポケット構造が形成されない場合があるからで
ある。
【0014】テーバーこわさは、板紙のテーバーこわさ
試験機によるこわさ試験方法(JIS P 8125)
に記載の方法に従って測定される。具体的には、おむつ
から取り出した吸収体4を、3.8×7.0cmの寸法
に裁断し、この試験片のテーバーこわさを測定する。
【0015】また、従来の多くの使い捨ておむつに見ら
れるように、股下部Cにレッグ弾性部材を配する場合
に、その弾性部材が吸収体を幅方向に横切って配されて
いると、安定な隆起構造を形成しやすくなり、特に股下
部の幅方向中央部では背の高い隆起部を形成してしま
う。そのため、股下部においては弾性部材が吸収体を幅
方向に横切らないように該弾性部材を左右に分断して配
することが考えられるが、このとき幅方向に分断距離を
短くして環状のレッグ弾性領域のみを形成させると、着
用時には、レッグ開口部の周縁部に過大な力が掛かるた
め、弾性部材の抜けが生じるおそれがある。
【0016】本実施形態においては、股下部Cに、第1
及び第2弾性部材71,72が環状のレッグ弾性領域7
0に配された部分からおむつ幅方向中央に向かって延出
する延在部Fを設けてあるため、上述したような弾性部
材の抜けを防止することができる。これにより、レッグ
弾性領域(レッグ開口部ギャザー)を着用時に安定して
作用させることができる。また、第1及び第2弾性部材
71,72の端部73が、おむつの幅方向中央に達しな
いようにしてあるため、股下部Cの幅方向中央部に弾性
収縮性がなく、該股下部Cが幅方向に大きく収縮するこ
とを防止できるため、股下領域が広く使え、おむつ替え
のときに便が側部からはみ出す心配が無くなる。このよ
うな観点から、吸収体4上に存在する延在部Fの長さ
(左右延在部の合計長さ,図3中のL1+L1)は、股
下部Cにおける吸収体幅W(図3参照)の5〜70%、
特に5〜60%が好ましい。尚、L1及びWは、図2に
示すように、おむつを展開させ伸張させた状態にて測定
する。また、股下部Cの幅方向の過度の収縮が抑制され
るため、おむつの見栄えも良い。
【0017】また、第1及び第2弾性部材71,72と
を、第1弾性部材71が配された領域R1と第2弾性部
材が配された領域R2とが重なるように配することによ
り、(1) 股下部Cにおける延在部Fの幅(弾性部材がお
むつ長手方向に分散する幅)を狭くすることで、高い隆
起部の形成を抑制することができ、また、(2) 着用時に
は、吸収体の側部が着用者側へ押し上げられるようにし
てフィット感を向上させることができる。斯かる効果の
一方又は両方を一層向上させる観点から、延在部Fの幅
(領域R1の幅+領域R2の幅−両領域の重なり部分の
幅,図3及び図6参照)W2は5〜30mm、特に7〜
20mmが好ましい。尚、W2は、図2に示すように、
おむつを展開させ伸張させた状態にて測定する。
【0018】本実施形態の使い捨ておむつ1について更
に詳述する。延在部Fにおける第1及び第2弾性部材7
1,72は、図3に示すように、少なくともそれぞれの
一部が吸収体4と重なっている。そのため、前記効果
(1) 及び(2)が一層確実に奏される。
【0019】また、第1及び第2の弾性部材71,72
は、各々複数本(図示例では3本)が配されている。ま
た、第1弾性部材71同士及び第2弾性部材72同士は
重なっていない状態で配されている。更に詳述すると、
第1及び第2弾性部材71,72は、各々帯状をなして
おり、股下部Cにおいては、図3に示すように、3本の
第1弾性部材のうち最もレッグ開口部外側(周縁端側)
に存在する弾性材料71aに対して第2弾性部材のうち
最も外側の弾性材料72aと真中の弾性材料72bとが
交差し、第2弾性部材のうち最も外側の弾性材料72a
が第1弾性部材の最も内側の弾性材料71cと、第2弾
性部材の真中の弾性材料72bが第1弾性部材の真中の
弾性材料71bと各々合流し重なって延在部Fを形成し
ている。一方、第2弾性部材のうち最も内側の弾性材料
72cは第1弾性部材のうち最も外側の弾性材料71a
材料と合流し重なって延在部Fを形成している。複数本
の第1及び第2弾性部材を、このような態様で配するこ
とにより、第1及び第2弾性部材が一層抜けにくくな
る。
【0020】上述したように、延在部8における第1及
び第2弾性部材71,72は、それぞれおむつ幅方向中
央に達しない位置に端部73を有している。本実施形態
においては、吸収体4の側部においてのみ、両弾性部材
71,72が吸収体4に重なるようにしてある。斯かる
構成とすることにより、弾性部材の剛性によって、展開
した状態の使い捨ておむつ、特にその吸収体が該弾性部
材を契機にして長手方向に大きく折れ曲がることを防止
することができる。特に本発明のおむつにおいては、複
数本の第1弾性部材が配設された領域R1と、複数本の
第2弾性部材が配設された領域R2とが、延在部Fにお
いては重なって存在するため、領域の重なり部分の剛性
が一層高くなっている。従って、このような延在部Fを
股下部Cを横断して連続的に存在させた場合には、おむ
つ、特に吸収体の折れ易さが助長され、高い隆起形状が
作出され易くなるが、上述したように、第1及び第2弾
性部材71,72をおむつ幅方向中央まで延在させない
構成とすれば、これを防止することができる。
【0021】本実施形態においては、延在部Fにおける
第1及び第2弾性部材71,72は、吸収体4上おいて
は、弾性伸縮性を発現しないようになされている。これ
により、第1及び第2弾性部材が吸収体の側部において
重なっているにも拘わらず、吸収体が幅方向に収縮して
吸収効率を低下することを防止することができる。ま
た、本実施形態においては、上述したように吸収体の側
部に延在部が重なって存在するので、吸収体4の幅方向
の収縮を防ぎつつ、しかも前記領域R1と前記領域R2
とが重なっていることによる高い剛性と、着用時に脚開
口部弾性体が腹側及び背側に引っ張られる効果とによっ
て、吸収体の両側が着用者の股下部から上方へ引っ張ら
れてポケットを形成するので漏れ防止効果がより高くな
るという効果が奏される。更に、当該構成は、排便時の
おむつ交換の際に側縁の接合部を引き剥がして脱がす時
に、排便ポイントが広くかつポケット形状を形成してい
るために幅方向に便が漏れる恐れが少ないというメリッ
トがある。
【0022】また、本実施形態の使い捨ておむつ1にお
いては、股下部を一度横断させて配した弾性部材を、股
下中央部において切断して延在部を形成しているため、
特に図示しないが、該弾性部材が抜けた領域Nにおいて
は各弾性材料の抜け跡が線状に残っている。このため、
着用時には股下部Cにおいて延在部Fと相俟って弱い一
筋の折れ線が生じるが、複数本の第1弾性部材が配設さ
れた領域R1と、複数本の第2弾性部材が配設された領
域R2とが、延在部において重なっているので、基点部
面積(前記折れ線の幅×長さ)も最小限で済むから、隆
起部の高さ(H)や隆起部の張り出し長さ(a)を上記
範囲内に制御しやすくなる。
【0023】本実施形態において、前記延在部は、前記
使い捨ておむつを展開して伸張した状態において、おむ
つの長手方向中央(長手方向を2等分する中央線,図2
のG−G線)よりも腹側部A側に位置する。これによっ
て、排便部に張り出した隆起部を形成することが容易と
なる。そして、腹側部A側への偏倚の程度は、おむつの
展開且つ伸長状態(図2参照)において、最も腹側部側
に存在する弾性部材の縁部と長手方向中央との間の距離
D1が、おむつ長手方向の全長L2に対して15%以
下、特に10%以下であることが好ましい。尚、延在部
Fにおいて、第1弾性部材の配設領域R1と第2弾性部
材の配設領域R2とが離間している場合には、その間隔
分吸収性能に不利益であるし、また長手方向に広く弾性
体横断領域を有するため、一方の弾性部材が不必要に腹
側部に配されるか、又は股下中央部に配されることにな
るので、着用感が損なわれる。
【0024】また、本実施形態の使い捨ておむつ1にお
ける第1及び第2弾性部材71,72は、レッグ弾性領
域70(図2参照)においては、第1固定手段(接着
剤)により隣接する外層不織布(シート材)に固定され
ており、レッグ弾性領域と延在部との境界部付近M(図
3参照)においては、第1固定手段よりも狭い範囲に施
された第2固定手段(接着剤)、又は前記第1固定手段
及び第1固定手段よりも狭い範囲に施された第2固定手
段により、厚み方向に隣接する外層不織布(シート材)
に固定されている。
【0025】第1固定手段を、弾性部材に隣接するシー
ト材の全域に亘って施し、これにより、弾性部材を完全
に該シート材に固定した場合には、一旦股下部を横断さ
せて配設した弾性部材を切断して左右に分割しようとし
ても、股下中央部にも弾性部材が弾性伸縮性を発現する
状態で残ってしまい、本願発明の効果が奏されない恐れ
がある。一方、レッグ弾性領域にのみ環状に接着剤を施
すことも考えられるが、レッグ開口部は着用者の動きに
連動して激しく引っ張られることがあるので、着用者の
活発な活動等によっては、股下中央部で切断した弾性部
材の伸長状態の解除が、レッグ開口部の縁部に沿って配
された部分まで及ぶゴム抜けが生じる可能性がある。本
実施形態のように第1及び第2弾性部材を固定すれば、
股下中央部の弾性伸縮性を発現させないようにしつつ、
ゴム抜けを防止することができる。更に、第2固定手段
を、第1固定手段よりも狭い範囲に施すことにより、他
の領域において余分な接着剤に起因する硬さやごわごわ
感が生じるのを防止でき、おむつの風合いを損ねないと
いうメリットもある。
【0026】第2固定手段(接着剤)を施す部位Mは、
切断した弾性部材の伸長状態が、少なくとも切断により
生じた切断端部付近において解除される一方、その解除
がレッグ開口部の縁部に沿って配された部分まで及ぶこ
とを防止できるような部位であれば良い。また、第1固
定手段と第2固定手段との組み合わせとしては、第1固
定手段が接着剤で第2固定手段が同種又は異種の接着剤
である組み合わせ、第1固定手段が接着剤で第2固定手
段がヒートシールである組み合わせ等を挙げることがで
きる。
【0027】本発明は、上記実施形態に制限されず種々
変更可能である。例えば、股下部における第1及び第2
弾性部材の配設態様は、図6に示すような態様であって
も良い。本発明の使い捨ておむつにおける各部材の形成
材料としては、従来の使い捨ておむつに用いられている
各種公知のものを用いることができる。
【0028】
【実施例】〔実施例1〕図1〜3に示す形態のパンツ型
使い捨ておむつを製造した。吸収体は、テーバーこわさ
(ガーレ剛性,以下「剛性」という)2cN・cmのも
のを使用した。レッグ弾性体の股下位置は、最も腹側の
もので股下折り曲げ部(長手方向中心)から35mmと
し、レッグ弾性体の幅(延在部の幅W,図3及び図6参
照)は15mmとした。このパンツ型使い捨ておむつ
を、未使用且つ二つ折りした状態(長手方向を2等分し
た腹側及び背側の内面同士を密着させた状態)におい
て、平滑な水平面上に、その背側を該水平面に当接させ
て静置し、その腹側から、1.5kgの荷重を、おむつ
全面を覆う平板によって5分間加えた。そして、荷重を
取り除いた後、側部の接合部を引き剥がして展開し、図
5に示すように、裏面シート側(非肌当接面側)が水平
面上に接するようにして水平面上に静置し、更に、その
背側部の後半部分(おむつ替え時に着用者の体が載る部
分,図5参照)に平板を載せて1.5kgの荷重を加え
た。その状態において、股下部Cに生じた隆起部Rの幅
方向中央部の最大高さH、おむつ長手方向全長L、トッ
プシート側から測定した背側ウエスト開口部の縁端13
から折れ曲がり部11までの直線長さb、当該折れ曲が
り部11から隆起部長手方向先端12までの直線距離a
を測定した。その結果を表1に示した。
【0029】〔実施例2及び3〕レッグ弾性体の股下位
置を、実施例1よりも背側よりへ若干移行し、最も腹側
のものの股下折り曲げ部(長手方向中心)からの距離を
30mm(実施例2)及び27mm(実施例3)とした
以外は、実施例1と同様にしてパンツ型使い捨ておむつ
を製造した。そして、それぞれについて、実施例1と同
様にして各部の値を測定し、その結果を表1に示した。
【0030】〔比較例1〜4〕下記の市販のパンツ型使
い捨ておむつを用意した。 比較例1:股下部を横断する弾性部材なし、レッグ開口
部に沿ってレッグ弾性部材を配置。 比較例2:股下部をレッグ弾性部材が横断、最も腹側の
弾性部材の配設位置が折り曲げ部(長手方向中心)から
50mm。 比較例3:股下部を横断する弾性部材なし、レッグ開口
部に沿ってレッグ弾性部材を配置。吸収体の剛性6N。 比較例4:股下部をレッグ弾性部材が横断、最も腹側の
弾性部材の配設位置が折り曲げ部(長手方向中心)から
45mm、吸収体の剛性3N。これらについて、実施例
1と同様にして各部の値を測定し、その結果を表1に示
した。
【0031】
【表1】
【0032】<評価>実施例及び比較例の各使い捨てお
むつについて、以下のようにしてお尻の拭き易さ、軟便
の移行阻止効果等を評価した。各おむつを1〜2才前後
の幼児に着用させ、次いで、幼児を仰向けに寝かせた状
態にておむつを展開し、おむつの背側部上に幼児のお尻
ないし背中が位置する状態において、お尻を拭き、その
ときのお尻の拭き易さを評価した。また、幼児の足を軽
く上げて背中をおむつ背側部上に残した状態において、
股下部の背側部寄りの位置(排便部)に粘性の低い軟便
をのせ、次いで、幼児をおむつからどかせた後、軟便の
腹側への移動の有無及び程度を観察した。
【0033】<結果>実施例のおむつは、いずれもお尻
拭きがし易かった。特に実施例1、3では、隆起部の背
側方向への張り出しが抑えられているために、幼児の脚
をつかんで軽く持ち上げただけでもお尻拭きができ、子
供への負担が少なく、子供を嫌がらせたり暴れたりさせ
ずに、容易におむつ替えができた。また、軟便は、腹側
に移行することなく、ポケットに保持されており、軟便
の移行阻止効果に優れていた。これに対して、比較例の
おむつは、吸収体の剛性と弾性体の応力によってのみ吸
収体の折れ曲がり位置が決定されており、隆起部最大高
さが高かったり、隆起部の張り出しが大きく背側方向へ
位置しているため、お尻拭きがしずらかったり、お尻拭
きのためには、幼児のお尻を無理に持ち上げる等の工夫
が必要であった。
【0034】
【発明の効果】本発明のパンツ型使い捨ておむつは、大
便後のおむつ替えを衛生的にでき、且つ、はき易くて着
用感がよく、吸収性能や防漏性能に優れ、しかも見栄え
のよいものである。尚、従来のパンツ型使い捨ておむつ
においては、パンツ型の形態にするが故にその展開状態
の問題について議論されることが少なく、大便時のおむ
つ替えについては従来議論されてこなかった。このた
め、大便時の衛生的なおむつ替えという課題自体従来認
識されていなかったが、本発明者らは、斯かる課題自体
を見い出し、斯かる課題を解決すべく鋭意検討した結
果、本発明を完成するに至ったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す使い捨ておむつの展開且つ伸張状態
を示す平面図である。
【図3】図1に示す使い捨ておむつの股下部の弾性部材
の配設態様を示す部分拡大平面図(上)及び該平面図の
X−X線断面図(下)である。
【図4】図1に示す使い捨ておむつを展開して平坦な水
平面上に静置した状態(静置状態)を示す斜視図であ
る。
【図5】図4のY−Y線模式断面図(平板を載置した状
態)である。
【図6】本発明のパンツ型使い捨ておむつの他の実施形
態を示す要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 パンツ型使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 5 外層体 6 ウエスト弾性部材 60 ウエスト弾性領域(ウエストギャザー) 7 レッグ弾性部材 71 第1弾性部材 72 第2弾性部材 70 レッグ弾性領域(レッグギャザー) 9 胴廻り弾性部材 90 胴回り弾性領域(胴回りギャザー) 11 折り返し部 12 隆起部Rの長手方向最先端部 13 ウエスト開口部縁部 A 腹側部 B 背側部 C 股下部 S 接合領域 R 隆起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/53 (72)発明者 早瀬 徹 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3B029 BD12 BD14 4C098 AA09 CC02 CC12 CC14 CC27 CE05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
    面シート及び液保持性の吸収体を備え、腹側部の両側縁
    部と背側部の両側縁部とが接合されて、一対の接合領
    域、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成され
    ており、該ウエスト開口部及び一対の該レッグ開口部
    に、その周縁に沿ってウエスト弾性領域及び一対のレッ
    グ弾性領域が形成されているパンツ型の使い捨ておむつ
    において、 前記一対の接合領域を引き裂いて展開し、前記表面シー
    ト側を上方に向けて自然状態で平らな水平面上に静置し
    た状態において、股下部に、前記吸収体が配された部位
    の一部が上方に隆起した隆起部が形成されており、該隆
    起部のおむつ幅方向中央部における最高部位の高さ
    (H)と、当該状態における、おむつの長手方向におけ
    る直線長さ(L)とが、以下の関係にあることを特徴と
    するパンツ型使い捨ておむつ。 5%≦(H/L)×100≦14%
  2. 【請求項2】 前記静置状態において、パンツ状に形成
    したときの二つ折りに起因して形成される折り返し部か
    ら前記隆起部の長手方向最先端部までの直線距離(a)
    と、背側部側の前記ウエスト開口部の端縁から前記折り
    返し部までの直線距離(b)とが以下の関係にある請求
    項1記載のパンツ型使い捨ておむつ。 3%≦(a/b)×100≦15%
  3. 【請求項3】 前記吸収体のテーバーこわさが1〜5c
    N・cmであり、前記レッグ弾性領域は、腹側部から股
    下部に亘って配された第1弾性部材と背側部から股下部
    に亘って配された第2弾性部材とを備えて形成されてお
    り、股下部に、第1及び第2弾性部材が、環状の前記レ
    ッグ弾性領域に配された部分からおむつ幅方向中央に向
    かって延出する延在部を有しており、該延在部における
    第1弾性部材及び第2弾性部材は、第1弾性部材の配設
    領域と第2弾性部材の配設領域とが重なるように配され
    ており且つおむつ幅方向中央に達しない位置に端部を有
    している請求項1又は2記載のパンツ型使い捨ておむ
    つ。
  4. 【請求項4】 第1及び第2弾性部材は、前記レッグ弾
    性領域においては、第1固定手段により隣接するシート
    材に固定されており、前記レッグ弾性領域を形成する部
    分と前記延在部との境界部付近においては、前記第1固
    定手段よりも狭い範囲に施された第2固定手段、又は前
    記第1固定手段及び前記第2固定手段により隣接するシ
    ート材に固定されている請求項3記載のパンツ型使い捨
    ておむつ。
  5. 【請求項5】 前記延在部における第1及び第2弾性部
    材は、少なくとも一部が吸収体と重なっている請求項3
    又は4記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 【請求項6】 第1及び第2弾性部材は、前記裏面シー
    トとは別体の2枚のシート間に伸長状態で挟持されて該
    裏面シートの外側に配設されている請求項3〜5の何れ
    か記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 【請求項7】 第1及び第2の弾性部材は、それぞれ複
    数本配設されており、第1弾性部材同士及び第2弾性部
    材同士は重なっていない請求項3〜6の何れかに記載の
    パンツ型使い捨ておむつ。
JP2001273241A 2001-09-10 2001-09-10 パンツ型使い捨ておむつ Expired - Fee Related JP4130070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001273241A JP4130070B2 (ja) 2001-09-10 2001-09-10 パンツ型使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001273241A JP4130070B2 (ja) 2001-09-10 2001-09-10 パンツ型使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003079664A true JP2003079664A (ja) 2003-03-18
JP4130070B2 JP4130070B2 (ja) 2008-08-06

Family

ID=19098482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001273241A Expired - Fee Related JP4130070B2 (ja) 2001-09-10 2001-09-10 パンツ型使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4130070B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097024A1 (ja) 2004-04-09 2005-10-20 Uni-Charm Co., Ltd. 使い捨ておむつ
WO2005097023A1 (ja) * 2004-04-07 2005-10-20 Uni-Charm Co., Ltd. 使い捨ておむつの連続的製造方法
JP2005296435A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Uni Charm Corp 使い捨ておむつ
JP2013544110A (ja) * 2010-09-16 2013-12-12 ディーエスジー テクノロジー ホールディングス リミテッド 弾性分布を有する物品とその製造システムおよび方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097023A1 (ja) * 2004-04-07 2005-10-20 Uni-Charm Co., Ltd. 使い捨ておむつの連続的製造方法
JP2005296089A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Uni Charm Corp 使い捨ておむつの連続的製造方法
KR100791879B1 (ko) * 2004-04-07 2008-01-07 유니챰 가부시키가이샤 일회용 기저귀의 연속적 제조 방법
JP4532966B2 (ja) * 2004-04-07 2010-08-25 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつの連続的製造方法
WO2005097024A1 (ja) 2004-04-09 2005-10-20 Uni-Charm Co., Ltd. 使い捨ておむつ
EP1738726A1 (en) * 2004-04-09 2007-01-03 Uni-Charm Co., Ltd. Disposable diaper
EP1738726A4 (en) * 2004-04-09 2007-09-12 Uni Charm Corp DISPOSABLE DIAPERS
KR100798719B1 (ko) 2004-04-09 2008-01-28 유니챰 가부시키가이샤 일회용 기저귀
US7766888B2 (en) 2004-04-09 2010-08-03 Uni-Charm Corporation Disposable diaper with feces retaining pocket
JP2005296435A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Uni Charm Corp 使い捨ておむつ
US7500969B2 (en) 2004-04-14 2009-03-10 Uni-Charm Corporation Disposable diaper
JP2013544110A (ja) * 2010-09-16 2013-12-12 ディーエスジー テクノロジー ホールディングス リミテッド 弾性分布を有する物品とその製造システムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4130070B2 (ja) 2008-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4219069B2 (ja) 吸収性物品
JP5074703B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3907696B2 (ja) 改良された適合及び収容を行うz型に折られた障壁カフを有する吸収性物品
JP3506708B2 (ja) ポケットカフスを有する吸収物品
JP4943158B2 (ja) 使い捨てプルオン衣類
KR920000736B1 (ko) 일회용 의복
JP3406201B2 (ja) 使い捨ておむつ
WO2012090931A1 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2002065734A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2004290646A (ja) 前後どちらからでも装着が容易なおむつ
JP4519020B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5144229B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JPH0956747A (ja) 使い捨てのパンツ型体液吸収性着用物品
JP2004057413A (ja) 立位での装着が容易なおむつ
JP3583370B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP3725049B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2002102279A (ja) 吸収性物品
JP4127352B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP4357384B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP4130070B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2006043067A (ja) 使い捨ておむつ
JP6982973B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2004181253A (ja) 使い捨ての尿とりパッド
JP4439150B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP7438870B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4130070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees