JP2003079572A - 内視鏡用リークテスタ - Google Patents

内視鏡用リークテスタ

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JP2003079572A JP2001280554A JP2001280554A JP2003079572A JP 2003079572 A JP2003079572 A JP 2003079572A JP 2001280554 A JP2001280554 A JP 2001280554A JP 2001280554 A JP2001280554 A JP 2001280554A JP 2003079572 A JP2003079572 A JP 2003079572A
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Masanori Atomachi
昌紀 後町
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00057Operational features of endoscopes provided with means for testing or calibration

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の漏れの有無を正確に検出可能とするこ
と 【解決手段】内視鏡2を収納する内視鏡収納部13を設
けた筐体11と、内視鏡2の内部に大気と区別して検出
可能な気体を供給するガスボンベ15と、内視鏡収納部
13内で前記所定の気体を検出するガスセンサ41と、
を備えた内視鏡用リークテスタ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡のリークを
検知するリークテスタ及び内視鏡を洗浄するための内視
鏡用洗浄消毒装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡は再使用する医療機器で
あるため、洗浄及び消毒が欠かせない。この洗浄及び消
毒の際に、内視鏡にピンホールや接続部の緩みがある
と、内視鏡の内部に水や消毒液などの液体が侵入し、光
ファイバや固体撮像素子(以下、単にCCDという)と
いった電気系の故障の原因となる。このため、内視鏡は
常にリークすなわち漏れの有無を検知するためのリーク
テストを行う必要があった。
【0003】内視鏡のリークテスト方法としては、内視
鏡を水に浸け、内視鏡の内部に加圧空気を注入すること
で発生する気泡を確認する方法が一般的である。また特
開平5−220110のように内部を加圧して締め切
り、内部の圧力変化を検知してリークの有無を判断する
方法もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
を水に浸けて気泡を確認する方法の場合、人が見て判断
するため自動化できず、人手が絶えず必要になる。また
加圧して締切り、圧力変化を読み取る方法の場合には、
自動化はできるものの、内視鏡の軟性部の圧力膨張や環
境温度の変化による測定物の体積変化により圧力変化が
影響されるため、小さいリークを正確に判定するのは困
難であった。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、内視鏡の漏れの有無を正確に検出可能
とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、内視鏡
を収納する収納容器と、前記内視鏡の内部に大気と区別
して検出可能な所定の気体を供給する供給手段と、前記
収納容器内で前記所定の気体を検出する検出手段と、を
備えた内視鏡用リークテスタが提供される。前記供給手
段は、前記内視鏡の内部に前記所定の気体を所定の圧力
で供給することが好ましい。更に、前記内視鏡内部のチ
ャンネル内と前記収納容器内との間で気体を循環させる
チャンネル送気循環手段を備えてもよく、また、前記収
納容器の気体を撹拌または循環させる手段を有してもよ
い。
【0007】更に、本発明によると、このようなリーク
テスタを備えた内視鏡洗浄消毒装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の好ましい実施形態に付いて詳細に説明する。図1か
ら図6は、本発明の第1実施形態によるガスボンベ内蔵
の内視鏡用リークテスタを示す。図1に概要を示すよう
に、本実施形態の内視鏡用リークテスタ1は、内視鏡2
を収納する収納容器としての筐体11を備え、この筐体
の好適部位には、内視鏡を出し入れするための扉12
と、内視鏡を収納するための内視鏡収納部13とが設け
られている。更に、この筐体11には、大気と区別して
検出可能な気体の供給源としてのガスボンベ15を収納
するボンベ収納部14を設けてあり、内視鏡収納部13
内には、内視鏡の漏検口金3(図2)に接続する漏検コ
ネクタ16が配置される。また、この筐体11の外側に
は、リークの有無などを表示するフロントパネル17が
設けられている。必要な場合には、内視鏡の管路内にエ
ア等を循環するための管路コネクタ18を、内視鏡収納
部13に設けてもよい。なお、大気と区別して検出可能
な気体すなわちトレーサーガスの供給は内蔵ガスボンベ
15に代えて、図示しない外部のガスボンベから行って
もよい。
【0009】図2は、リークテスタ1内のガス管路の概
略図を示す。ガスボンベ15は、ボンベ収納部14の中
に配設されているボンベ接続部21にワンタッチで着脱
できるように形成されている。このボンベ接続部21か
らは、電磁弁22と減圧弁23とを介挿した配管が漏検
コネクタ16まで延設されている。この減圧弁23は、
内視鏡を破壊しない程度にガス圧力を制限するためのも
のであり、通常は、漏検コネクタ16への供給圧力を
0.4kg/cm2 程度の圧力までに規制する。更に、
この減圧弁23と漏検コネクタ16との間に、規定の圧
力で内視鏡内部が加圧されているか否かを検知するため
の圧力センサ24が配設されている。このようにガスボ
ンベ15から所定の圧力を供給される漏検コネクタ16
は、検査の際、内視鏡2の漏検口金3に接続される。
【0010】検査の際、内視鏡2内に設けられた管路に
は、空気を循環させるのが好ましい。内視鏡内の管路に
空気を循環させることにより、内視鏡内の管路部分でリ
ークが発生している場合に、ガスボンベ15から供給さ
れたガスが、この管路内に滞留するのを防止することが
できる。この場合には、図1には示してない吸引口25
を、収納部13の適宜の位置に配設し、この吸引口25
に送気ポンプ26と管路コネクタ18とを接続する。こ
の管路コネクタ18を内視鏡2の所定の個所に接続し、
送気ポンプ26を駆動することで、吸引口25から内視
鏡2の図示しない各管路出口へと送気される。送気は収
納部13内の空気を撹拌しない程度の少ない送気量とす
るのが好ましい。
【0011】図3は、リークテスタ1の正面図を示す。
通常、使用するトレーサーガスは空気より軽いか重いか
どちらかになる。そのため、図示のように、収納部13
は底面と上面との双方を傾斜させて形成するのが好まし
い。図4は、図3に示す収納部13を立体的に示したも
のであり、使用するガスの特性に合わせて最上面31又
は最下面32に検出手段であるガスセンサを設置するこ
とで、より早いリーク検知が可能となる。なお、収納部
13の底面と上面との傾斜は、ガスの特性に合わせて形
成することができ、使用するガスによっては、底面と上
面との一方を水平に配置し、あるいは双方とも水平に配
置してもよい。
【0012】図5は、例えば二酸化炭素である空気より
重いトレーサーガスを使用する場合のガスセンサ41の
配設図を示す。このガスセンサ41は、図4に示す収容
部13の最下面32を形成する筐体42にあけた穴43
にOリング等で密閉状態を維持しながらはめ込まれてい
る。また穴43の周部には、筐体42に対して凸状に立
上がった周壁部42aが形成されている。これは、内視
鏡2が濡れたままリークテスタに入れられる可能性があ
るため、下側の底面に溜まった水がガスセンサ41内に
侵入するのを防止するためである。また、この凸状の周
壁部42aには塵埃が侵入するのを防止するフィルタ4
4をはめ込めるようにするのが好ましい。なお、例えば
ヘリウム等の空気より軽いトレーサーガスを使用する場
合は、水の侵入防止を考える必要がないため、穴43の
周部を凸状の周壁部で囲むことは不要である。
【0013】図6は、リークテスタ1の電気ブロック図
を示す。上述の電磁弁22および送気ポンプ26は、駆
動部51を介して制御部52により制御される。また、
圧力センサ24とガスセンサ41との出力は、データ変
換部53を介して制御部52に取り込まれる。また、制
御部52は、表示部54とパネルスイッチ55からなる
フロントパネル17に接続され、測定開始/停止や測定
結果等の所要事項を表示させる。
【0014】以下、図1〜6を用いて全体の動作を説明
する。まず、使用するトレーサーガスを充填したガスボ
ンベ15を筐体11のガスボンベ収納部14に収容し、
ボンベ接続具21に装着しておく。トレーサーガスは内
視鏡にダメージを与えないものであれば適宜のガスを用
いることができ、安全性の高い例えば二酸化炭素やヘリ
ウム等のガスが好ましい。場合によっては、ハロゲン系
ガス、フロン等を用いることもできる。
【0015】次に、検査する内視鏡2を筐体11の収納
部13に設置し、漏検コネクタ16と管路コネクタ18
とを内視鏡の所定の個所に接続する。その後、蓋12を
閉めて収納部13及び内部配管を外気から遮断する。そ
して、リークテスタ1の主電源を投入し、フロントパネ
ル17のスタートスイッチを作動して、リーク測定を開
始する。
【0016】制御部52は、駆動部51を介して電磁弁
22を開け、送気ポンプ26を駆動する。その後、制御
部52は、データ変換部53を介して圧力センサ24と
ガスセンサ41の出力を読み取る。電磁弁22を開けて
から所定時間たっても圧力センサ24の出力が所定圧
力、つまり減圧弁23により規定された圧力に達しない
場合、制御部52は、ガスボンベ15のガス残量が少な
いと判断し、電磁弁22を閉め、送気ポンプ26を停止
させ、テスト中止及びガスボンベ交換のサインをフロン
トパネル17に表示する。一方、圧力センサ24の出力
が所定圧力に達する。つまり、ガス残量に問題ない場合
は、制御部52は電磁弁22を閉め、所定の時間にわた
ってガスセンサ41の出力を監視する。
【0017】更に、この制御部52は、データ変換部5
3およびガスセンサ41を介して検出したガス濃度が所
定の時間内に所定のガス濃度を超えた場合には、リーク
有りと判断し、一方、所定時間経過しても所定のガス濃
度以下であった場合には、リーク無しと判断するように
構成する。そして、リーク有り、あるいは、リーク無し
との2つの状態の内の何れか一方を検出した時に、制御
部52がその検出結果をフロントパネル17に表示し、
送気ポンプ26を停止せしめる。なお、上記のように圧
力センサ24による加圧値をチェックした後に、ガスセ
ンサ41によるリーク計測を行ことに代え、全体の測定
時間を短縮するためにこれらを同時に行ってもよい。
【0018】このようなリークの有無を判断するための
所定のガス濃度の設定は、様々な方法で行うことができ
る。例えば、リークの無い内視鏡を接続した際のガス濃
度(すなわちシステムとしての初期リーク値)と、リー
ク有りと判断する漏れ量との和から算出したガス濃度で
設定してもよいし、予めリーク量が判明している内視鏡
を用いてこのガス濃度を設定してもよい。なお、図3お
よび図4に示すような上面あるいは底面の傾斜を収納部
13に形成せずに、内部空気を図示しない循環ファン等
で撹拌して収納部内の平均ガス濃度を測定するようにし
てもよい。この場合には、ガスセンサ41の取付け位置
は適宜に設定することができる。この場合には、送気ポ
ンプ26の送気量を多くし、これを循環ファンの代りと
して内視鏡収納部13の内部を攪拌させることもでき
る。このようにリークテスタを構成したことで、温度変
化等の外的要因に影響されることなく正確なリーク検知
を行うことができ、内視鏡の保全に役立つものとなる。
【0019】次に、図7および図8を参照して本発明の
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1
実施形態のリークテスタを内視鏡用洗浄消毒装置60に
搭載したものである。図7は、このようにリークテスタ
を搭載した内視鏡用洗浄消毒装置60の外観を示し、図
8に本実施形態の主要部の概略を示す。このように、内
視鏡のリークテストと洗浄消毒とを同一の機器で行うこ
とを可能とすることにより、ユーザーに極めて高い利便
性を提供する。
【0020】この第2実施形態のリークテスタでも、第
1実施形態と同じように検査の際に、内視鏡2の内部に
トレーサーガスを充填し、更に、内視鏡の管路内に空気
を循環する。この空気の循環は、内視鏡用洗浄消毒装置
60に通常搭載されていてこの洗浄消毒用の槽61内の
水を内視鏡の管路内に循環させるポンプ66を、ある程
度送気も行えるようなポンプ、例えばダイアフラム式ポ
ンプ等に変更することにより行うことができる。この場
合には、水と空気とを同一のポンプで循環することがで
きる。
【0021】また、第1実施形態と同様に、トレーサー
ガスを供給するガスボンベを内視鏡用洗浄消毒装置60
に内蔵させてもよく、あるいは、外部にガスボンベを配
置し、洗浄消毒装置の外部からガス供給を行ってもよ
い。そして、例えば二酸化炭素等の空気よりも重いトレ
ーサーガスを使用する場合は、槽61に設けた排水口6
2よりも下側の配管部分にガスセンサ64を設置する。
この場合、ガスセンサ64を水から保護するために、例
えば4方弁63により、配管中を流通する水から分離
し、ガスセンサ64内に水が浸入するのを防止すること
が好ましい。
【0022】次に、第2実施形態による内視鏡用リーク
テスタの動作について説明する。まず、内視鏡2を洗浄
消毒装置の洗浄消毒用の槽61内に設置し、図示しない
漏検コネクタと管路コネクタとを内視鏡2に接続する。
この後、図示しない内視鏡用洗浄消毒装置のリークテス
トスタートスイッチを作動すると、4方弁63はガスセ
ンサ64と排水口62とを連通する位置に切換えられ、
一方、内視鏡2内には、例えば二酸化炭素等トレーサー
ガスが所定の圧力で充填される。そして、このようにト
レーサーガスが空気より重い場合には、内視鏡2にリー
ク部位があると、槽61の最下部に位置する排水口62
付近にトレーサーガスが充満していく。このトレーサー
ガスはガスセンサ64を介して、第1実施形態と同様に
検出され、その測定結果が図示しない内視鏡用洗浄消毒
装置のパネルに表示される。
【0023】リークテスト終了後、4方弁63は、外部
に連通する排水位置と、消毒タンク65に連通する位置
と、外部と消毒タンクとのいずれにも連通しない閉位置
との3つの切換位置の内の必要な位置に配置され、内視
鏡2の洗浄消毒を行うことができる。
【0024】一方、使用するトレーサーガスが空気より
軽い場合、又は空気より重くても内視鏡用洗浄消毒装置
の全行程時間短縮のために内視鏡2の全体を水没させな
がらリークテストを行う場合は、蓋67側にガスセンサ
64を設けるのが好ましい。このように、内視鏡2を水
没させながらリークテストを行う場合、蓋67と水面と
の間の空間の容積が小さくなるため、二酸化炭素等のト
レーサーガスが若干水に溶解するとしても、僅かなリー
ク量でこの空間内のガス濃度が変化し、このため、槽6
1の上部空間の上面にガスセンサ64を設けても十分検
知が可能となる。この場合には、水がガスセンサ64に
かからないよう、図9のように配置することが好まし
い。但し、水はねを防止可能であれば図9に示す以外の
配置も採用可能なことは明らかである。更に、このよう
に内視鏡2を水没させてリークテストを行う場合も、ポ
ンプ66を駆動して送水を行い、管路内でリークしてい
た場合には、このガスの拡散を促進させるのが好まし
い。
【0025】この第2実施形態のリークテスタによれ
ば、内視鏡用洗浄消毒装置にガス検知によるリークテス
ト機能を付与したことにより、第1実施形態のように専
用のリークテスタを必要とせず、全体として内視鏡の移
動あるいはセッティング回数を減らすことができ、ハン
ドリングすなわち取扱い性に優れかつ正確なリーク検知
も実現することができる。これにより、内視鏡2を洗浄
消毒して再使用するための信頼性の高い洗浄消毒システ
ムが形成される。
【0026】なお、本発明は上述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、種々の実施形態を適宜に組合せるこ
とが可能なことは明らかであり、更に、少なくとも以下
に示す特徴事項が得られる。 <付記項> 1)内視鏡を収納する収納容器と、前記内視鏡の内部に
空気以外の所定の気体(以下、トレーサーガス)を供給
する供給手段と、前記収納容器内で前記トレーサーガス
を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする内視鏡
用リークテスタ。
【0027】2)内視鏡を収納する槽と、前記内視鏡の
内部にトレーサーガスを供給する供給手段と、前記トレ
ーサーガスを検出する検出手段と、からなる内視鏡用リ
ークテスタを備えたことを特徴とする内視鏡洗浄消毒装
置。
【0028】3)前記供給手段は前記内視鏡内部に前記
トレーサーガスを所定の圧力で供給することを特徴とす
る1)2)の装置。
【0029】4)前記トレーサーガスが前記内視鏡の内
部に供給されている間、前記内視鏡が有する管路内に前
記内視鏡が収納された容器又は槽内のエアを循環させる
エア循環手段を有する1)2)の装置。
【0030】これらのリークテスタあるいは装置は、内
視鏡内部をトレーサーガスで加圧し、リークがあった場
合その個所から漏れ出すトレーサーガスをガスセンサで
検知するようにしたものである。そのために、内視鏡は
所定の容器の中かまたは内視鏡用洗浄消毒装置の洗浄槽
のように外気と遮断された器の中に設置する。トレーサ
ーガスは内視鏡にダメージを与えず、かつ安全性の高い
ガス、例えば二酸化炭素やヘリウムが好ましく、場合に
よってはハロゲン系ガスやフロンでもよい、を使用す
る。これを内視鏡を破損しないように、所定の圧力、例
えば0.4kg/cm2 程度、で内視鏡内部に充填させ
る。また器内の所定の部位に使用するガスに反応するガ
スセンサを設置するように構成する。
【0031】上記のように構成したことで、正確なリー
ク検知が可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トレー
サーガスとそのガスに反応するガスセンサによるリーク
検知システムを内視鏡に応用することで、従来の方式よ
りも高精度なリーク検査が可能となる。また内視鏡用洗
浄消毒装置に搭載することで、別途リークテスタを必要
とせず、全体として取扱い性に優れた信頼性の高い内視
鏡洗浄消毒システムを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態のリークテスタを示
す全体概要図。
【図2】図1に示すリークテスタのガス管路を概略的に
示す説明図。
【図3】図1に示すリークテスタの筐体の正面図。
【図4】図3に示す筐体内の内視鏡収納部の立体構造を
示す説明図。
【図5】内視鏡収納部内に配置するガスセンサの概略的
な配設図。
【図6】図1に示すリークテスタの電気ブロック図。
【図7】内視鏡用洗浄消毒装置に搭載した本発明の第2
実施形態によるリークテスタの外観図。
【図8】図7に示すリークテスタの主要部の説明図。
【図9】図1の内視鏡用洗浄消毒装置の蓋に搭載するガ
スセンサの配置例を示す説明図。
【符号の説明】
1…リークテスタ、2…内視鏡、11…筐体、15…ガ
スボンベ、24…圧力センサ、41,64…ガスセン
サ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を収納する収納容器と、 前記内視鏡の内部に大気と区別して検出可能な所定の気
    体を供給する供給手段と、 前記収納容器内で前記所定の気体を検出する検出手段
    と、を備えたことを特徴とする内視鏡用リークテスタ。
  2. 【請求項2】 前記供給手段は、前記内視鏡の内部に前
    記所定の気体を所定の圧力で供給することを特徴とする
    請求項1記載の内視鏡用リークテスタ。
  3. 【請求項3】 前記内視鏡内部のチャンネル内と前記収
    納容器内との間で気体を循環させるチャンネル送気循環
    手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の内視鏡用リークテスタ。
  4. 【請求項4】 前記収納容器の気体を撹拌または循環さ
    せる手段を更に有することを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1つに記載の内視鏡用リークテスタ。
  5. 【請求項5】 内視鏡を収納する収納容器、前記内視鏡
    の内部に大気と区別して検出可能な所定の気体を供給す
    る供給手段、前記収容容器内で前記所定の気体を検出す
    る検出手段とを有するリークテスタとを有するリークテ
    スタを備えたことを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
  6. 【請求項6】 前記供給手段は、前記内視鏡の内部に前
    記所定の気体を所定の圧力で供給することを特徴とする
    請求項5に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  7. 【請求項7】 前記内視鏡内部のチャンネル内と前記収
    納容器内との間で気体を循環させるチャンネル送気循環
    手段を更に備えたことを特徴とする請求項5叉はに記載
    の内視鏡洗浄消毒装置。
  8. 【請求項8】 前記収納容器の気体を撹拌または循環さ
    せる手段を更に有することを特徴とする請求項5から7
    のいずれか1つに記載の内視鏡洗浄消毒装置。
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