JP2003079259A - 水耕栽培装置 - Google Patents

水耕栽培装置

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JP2003079259A
JP2003079259A JP2001273729A JP2001273729A JP2003079259A JP 2003079259 A JP2003079259 A JP 2003079259A JP 2001273729 A JP2001273729 A JP 2001273729A JP 2001273729 A JP2001273729 A JP 2001273729A JP 2003079259 A JP2003079259 A JP 2003079259A
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line
nutrient solution
drainage
heat exchange
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Hidenori Sato
秀憲 佐藤
Yuzo Ono
雄三 大野
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水耕栽培装置の排液再生の円滑化。 【解決手段】栽培養液を養液供給ラインにより栽培床に
供給し、栽培床から排出される余剰排液を再生ライン3
8に送って再生し、再生養液を養液供給ラインにより栽
培床に循環供給する水耕栽培装置であって、栽培床の余
剰排液が還流する再生ライン38には、排液の供給を受
けて加熱殺菌する熱交換部43と、熱交換部43の排液
循環上手側に排液のPH値を調整するPH調整部52を
設ける。PH調整部52で排液に酸を供給しPH値を所
定値に下げて雑菌を殺菌し熱交換部43に送るので、排
液が熱交換部43の細い管を通過し加熱殺菌する際にも
詰まるようなこともなく、円滑に排液の再生処理をする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、作物を栽培する
栽培床に養液を供給しながら作物を育成する水耕栽培装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】水耕栽培において、予め水に肥料を混合
させた養液を生成しておき、この養液を養液タンクから
栽培床に供給し作物を育成する技術はしられている。
(特許第3027575号公報) 【0003】 【発明が解決しようとする課題】水耕栽培において、栽
培床に循環させる養液は作物に順次吸収されて希薄な排
液となり、このとき、この排液に養液を補給しながら再
生すると、肥料分が過多となり雑菌が繁殖しやすいの
で、熱交換部を設け養液を加熱殺菌処理するものが知ら
れているが、前記熱交換部で加熱殺菌する際に熱交換部
の管に詰まりが生じることがある。そこで、この発明
は、排液の再生過程における熱交換部での排液の詰まり
を防止しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明は、栽培養液を養液供給ライン3
を経由して栽培床2に供給し、栽培床2から排出される
余剰排液を再生ライン38で再生して養液供給ライン3
を経て栽培床2に循環供給する水耕栽培装置であって、
栽培床2の余剰排液が還流する再生ライン38には、排
液の供給を受けて加熱殺菌処理する熱交換部43と、前
記熱交換部43の循環上手側に養液のPH値を調整する
PH調整部52を設けたことを特徴とする。 【0005】請求項1の発明では、栽培床2から排出さ
れる余剰排液を再生ライン38に還流して排液を再生す
るにあたり、先ず、再生ライン38の排液循環上手側に
位置しているPH調整部52で排液に酸を供給してPH
値を所定値に調整して排液の殺菌をし、次いで、排液を
熱交換部43に送り排液の加熱殺菌をする。 【0006】 【発明の効果】請求項1の発明は、PH調整部52で排
液に酸を供給しPH値を所定値に下げて雑菌を殺菌して
熱交換部43に送るので、熱交換部43の細い管に排液
を通過して加熱殺菌する際にも循環排液の詰まりを防止
し、円滑に排液の再生をすることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】この発明は、養液をロックウール
等からなる栽培床に循環供給して作物を育成栽培する水
耕栽培装置に関するものである。以下、この水耕栽培装
置の概要構成を図面に基づき説明する。 【0008】図1〜図2において、温室1の床面6上に
は所定形態の栽培床2が配置されている。この栽培床2
に養液を供給する養液供給ライン3は、パイプ等により
構成されていて、殺菌タンク4から各栽培床2,…に養
液を送り供給する。各栽培床2,…の排液口5は床面6
に設けられた排液回収タンク7に臨ませ、排液回収タン
ク7に排液を回収する構成である。この排液回収タンク
7の排液は、排液ポンプ8により排液ライン9を経て排
液タンク10へ供給される。 【0009】この排液タンク10から前記殺菌タンク4
にかけて還元ライン11が設けられていて、還元ライン
11に配設した還元モータ12により排液をフィルタ1
3に送って濾過し、更に、排液は酸混合室14を経て殺
菌タンク4に還流する構成である。また、酸タンク15
から殺菌ライン16を経由して酸混合室14に酸を供給
し、還流中の排液を殺菌するように構成している。 【0010】しかして、養液は養液供給ライン3を経て
各栽培床2,…へ供給されて作物を育成し、栽培床2か
ら余剰排液が排出される。余剰排液は殺菌酸の供給によ
り殺菌され再生されて養液供給ライン3に還流し、排液
は栽培床2に循環供給され作物を育成する。 【0011】また、養液供給ライン3に原水を供給する
原水ライン17を設けている。しかして、原水ライン1
7から養液供給ライン3に原水が供給されて、栽培床2
からの排液に原水が混合されて薄められ、肥料過多によ
る作物の肥料焼けを防止しながら栽培床2へ再度循環供
給されて、作物は安全に育成されることとなる。なお、
この原水供給過程で排液中の養分が不足すると別途補給
される。 【0012】また、養液供給ライン3には排液を殺菌す
る殺菌タンク4を設け、この殺菌タンク4には原水を供
給できる構成とし、殺菌タンク4に排液位センサ18を
設けている。しかして、養液供給ライン3から余剰の排
液を殺菌タンク4に供給して殺菌し、更に原水を供給し
混合しながら養液を生成し、養液供給ライン3を経て栽
培床2に循環供給することとなる。 【0013】原水タンク19に接続している原水ライン
17の下手側を養液供給ライン3に接続し、原水ライン
17の接続部上手側に原水調節弁20を設け、養液供給
ライン3の接続部上手側で且つ殺菌タンク4の下手側に
排液調節弁21を設けている。しかして、排液調節弁2
1の開度により流れる還流排液量に対して原水調節弁2
0を調節し、原水ライン17からの原水供給量を調節し
ながら養液を生成する。 【0014】なお、このとき、殺菌タンク4内の排液量
を排液位センサ18により検出しながら、原水の供給量
を調節している。高位センサ18Hが排液を検出し排液
量が多いときには、原水の供給量を少なくし、逆に、低
位センサ18Lが排液無しを検出し排液量が少ないとき
には、原水の供給量を多くするようにして、還流排液を
有効に活用しながら、原水を補給し安全な所定濃度の養
液を生成する。 【0015】また、養液供給ライン3の前記接続部の下
手側に養液混合装置22が設けられていて、還流排液と
原水を撹拌混合し、所定濃度の養液を生成している。ま
た、前記原水調節弁20、排液調節弁21は制御部から
のソレノイドの出力により制御される。原水調節弁20
及び排液調節弁21は、共に0〜100%の開度で調節
することができ、原水に対するする還流排液の混合量を
0〜40%程度の範囲で制御することで、排液を過不足
なく再利用している。 【0016】前記原水タンク19には、第1洗浄ライン
23、第2洗浄ライン24が接続されていて、第1洗浄
ライン23及び第2洗浄ライン24の下手側を還流ライ
ン11に接続し、第1洗浄ライン23には洗浄ポンプ2
5を設けている。しかして、洗浄ポンプ25により還元
ライン11に原水を圧送し、還元ライン11や、還元ラ
イン11に設けたフィルタ13等を洗浄し、また、第1
洗浄ライン23、第2洗浄ライン24を経由して、殺菌
前の排液に原水を供給し混合できる構成としている。 【0017】また、還元ライン11には還元バルブ26
を、第1洗浄ライン23には第1洗浄バルブ27を、第
2洗浄ライン24には洗浄排出バルブ28、第2洗浄バ
ルブ29を夫れ夫れ設けている。還元ライン11の中途
部にリターンライン30の始端部を接続して、リターン
ライン30の終端側を排液タンク10に接続し、第1切
替弁31、第2切替弁32及び三方向切替弁33等によ
り流れを制御し、還元ライン11から殺菌タンク4への
流れと、還元ライン11の中途部から排液タンク10に
還流する流れとに切り替えている。 【0018】また、酸タンク15から殺菌ライン16を
経由して還元ライン11及び酸混合室14に酸を供給で
きる構成とし、殺菌ライン16には酸調節弁35,36
を設けて、殺菌酸の供給量を調節している。還元ライン
11を経て流れる排液に酸タンク15からの酸を供給混
合して殺菌し、この殺菌排液は殺菌タンク4に流れて貯
溜され、殺菌タンク4でも殺菌作用が行われる。この殺
菌タンク4には、排液量を検出する排液位センサ18が
設けられていて、排液位センサ18は高位センサ18H
と低位センサ18Lにより構成されている。 【0019】しかして、排液位センサ18の検出によっ
て排液調節弁21、原水調節弁20の開度比率を変えて
適正な養液を生成する。即ち、高位センサ18Hと低位
センサ18Lとの間に排液があるときには、適正な排液
量として排液調節弁21を制御部(図示省略)からの出
力で開閉調節する。また、高位センサ18Hが排液を検
出すると、排液調節弁21の開度を大きくして養液供給
ライン3への供給量を増加調節し、殺菌タンク4の排液
量を減少制御する。また、排液量が減少しすぎ低位セン
サ18Lが排液を検出しなくなると、排液調節弁21を
減少調節して供給量を減少制御する。このようにして、
殺菌タンク4内の排液量を所定範囲に維持する制御を
し、養液混合装置22における生成養液濃度を安定さ
せ、排液を有効活用する。 【0020】このように殺菌タンク4からの排液供給量
が変化すると、原水ライン17の原水調節弁20が関連
的に開閉調節されて、排液供給量に応じた原水量に調節
制御され、養液混合装置22の生成養液濃度を一定に維
持する制御がなされる。なお、養液供給ライン3の養液
混合装置22の下手側には養液濃度センサ37を設け
て、養液濃度の制御を行なう。 【0021】次に、図3〜図4に示す実施例について説
明する。栽培床2から排出される余剰排液を集める排液
タンク10には、再生ライン38の上手側を接続し、再
生ライン38には、第1ポンプ39、切替弁53、逆止
弁40、第2ポンプ41、圧力調整タンク42、熱交換
部43、殺菌部44、緩衝部45を順次配置し、再生ラ
イン38の終端側を熱交換部43を経てミキシングパイ
プ46に接続している。 【0022】再生ライン38の熱交換部43の下手側に
三方向切替可能の切替弁47を設け、ミキシングパイプ
46には原水タンク(図示省略)から原水が供給される
構成とし、ミキシングパイプ46と貯溜タンク48との
間に養液循環ライン49を設け、ポンプ50により養液
を循環する構成としている。再生ライン38の第1ポン
プ39の下手側から循環ライン51を分岐し、循環ライ
ン51にはPH調整部52を設け、酸タンク15からP
H調整部52に酸を供給して排液の酸濃度を調整し、排
液タンク10に還流する構成としている。 【0023】排液が殺菌温度に上昇するまでの準備段階
では、制御部からの指令で、第1ポンプ39により排液
を循環ライン51を経てPH調整部52に送り、センサ
(図示省略)でPH値を検出しながら、検出PH値に対
応する酸を酸タンク15から供給して、PH値を所定値
に下げて雑菌を殺菌し、次いで、殺菌した排液を熱交換
部43に送って加熱殺菌する。従って、排液が熱交換部
43の細い管を通過しても排液の詰まりを防止する。 【0024】また、第2ポンプ41により排液を送る
と、排液は圧力調整タンク42、熱交換部43、殺菌部
44、緩衝部45、熱交換部43を経て第2ポンプ8に
還流し循環する。その間に、熱交換部43の下手側で排
液の温度が検出され、例えば、85度以上に加温される
と、準備段階は終了し、次の工程の養液の殺菌・供給段
階に移行する。 【0025】殺菌・供給段階に移行すると、第1ポンプ
39により排液を循環ライン51を経てPH調整部52
に送り排液のPH値を所定値に保ちながら、所定PH値
の排液を第2ポンプ8に遅る。次いで、第2ポンプ8に
より排液は送られて、圧力調整タンク42を経て熱交換
部43に送られる。熱交換部43では、例えば、90度
C〜95度Cの温水が流れている加熱ラインにより加温
殺菌される。加温された排液は次いで殺菌部44に送ら
れ、殺菌部44では、例えば、ボイラーにより加温され
た温水中を排液が180秒かけて流れる間に殺菌され、
次いで、緩衝部45に送られる。 【0026】緩衝部45は、緩衝タンク内に排液の流れ
を干渉する干渉板を多数立設して排液が流れにくくし、
再生ライン38の送液量の数倍の排液を熱交換部43に
送るようにし、排液の熱交換を促進している。熱交換部
43を通過した排液が所定温度以上に加温されているの
をセンサ(図示省略)により検出すると、切替弁47を
経てミキシングパイプ46に送られる。ミキシングパイ
プ46に送られた排液には数倍の原水が供給されて温度
が下げられ、貯溜タンク48に送られて貯溜され、養液
供給ライン3を経て栽培床2に供給される。 【0027】なお、貯溜タンク48とミキシングパイプ
46を養液循環ライン49を介して接続するにあたり、
図4に示すように、貯溜タンク48の一側端部に循環パ
イプ54を立設し、循環パイプ54の下端部に養液循環
ライン49を接続している。そして、循環パイプ54の
上端をタンク上部まで延長して、再生養液が循環パイプ
54の上端部からタンクに流出する構成とし、また、タ
ンクにおける循環パイプ54の対称位置である他側端部
にフィルタ55を設け、養液循環ライン49の他端部に
接続し、タンク内で再生養液が循環するように構成して
いる。また、循環パイプ54の下端部には穴54aを開
けてタンクと連通し、循環パイプ54の下端部にタンク
内から養液が流入する構成とし、冬期におけるタンク内
の循環パイプ54での養液凍結の防止を図っている。 【0028】しかして、ミキシングパイプ46と貯溜タ
ンク48の間を養液循環ライン49で循環する構成とし
ているので、貯溜タンク48内の養液のPH値を所定値
に保ち、また、夏場には排液を原水により冷却すること
ができる。次に、図5及び図6に基づき温室の室温制御
について説明する。 【0029】温室1の周囲に配置した供給パイプ56及
び戻りパイプ57にボイラー58からの温湯を循環させ
て温湯暖房をする温室では、温室1の側壁からの熱損失
が大きく、中央部と側壁部との室温の均等化を図るため
に、側壁近傍に配置した補助暖房装置59をON・OF
Fする必要がある。そこで、この実施例では、温室1の
側壁部の温度が低下した際には、側壁1a,1aに設け
た保温カーテン(図示省略)を閉めるが、この保温カー
テンの閉鎖に関連して補助暖房装置59をONすること
により、省エネ性を高めようとするものである。 【0030】温室1の周囲に供給パイプ56及び戻りパ
イプ57を配置して、ボイラー58からの温湯を供給パ
イプ56に供給し、供給パイプ56の温湯を暖房パイプ
60,…に送って室内暖房をし、暖房パイプ60,…の
終端部から暖房後の温湯を戻りパイプ57を経由してボ
イラー58に還流し、温室内の暖房をしている。 【0031】温室1内の対向する側壁1a,1a近傍に
は補助暖房装置59,59を設けている。この補助暖房
装置59は、供給パイプ56及び戻りパイプ57から補
助暖房パイプ59a,59aを分岐して、側壁近傍に沿
わせて配置し、その終端側を供給パイプ56、戻りパイ
プ57の他端部に夫れ夫れ接続し、補助暖房切替弁59
b,59bの切り替えにより、温湯を補助暖房パイプ5
9a,59aに供給循環したり、供給停止する構成とし
ている。また、温室1の中央部には中央温度センサ61
を、側壁近傍にはサイド温度センサ62,…を配置して
いる。 【0032】しかして、補助暖房制御が開始されると、
図6に示すように、中央温度センサ61及び各サイド温
度センサ62,…の検出温度が制御部に入力され、次い
で、中央温度センサ61の検出中央温度とサイド温度セ
ンサ62,…の検出サイド温度とを比較し、検出温度差
が所定値を超えて大きくなると、制御部から補助暖房切
替弁・開信号が出されて、補助暖房切替弁59b,59
bが開調節され補助暖房を開始すると共に、保温カーテ
ン(図示省略)を閉める。また、検出温度差が所定値以
下と小さくなると、制御部から補助暖房切替弁・閉信号
が出されて、補助暖房切替弁59b,59bが閉調節さ
れ補助暖房が停止されると共に、保温カーテンを開け
る。 【0033】従って、補助暖房装置59に常に温湯を循
環したり、昼間の高温時の補助暖房の不要なときにも暖
房をするようなこともなく、省エネ型の温室とすること
ができる。次に、図7及び図8に基づき吊下式栽培ベッ
ド63の構成について説明する。 【0034】温室1の梁64にはワイヤ65を介して、
栽培ベッド63を例えば80センチ程度の高さに吊り下
げている。栽培ベッド63の高さが80センチメ−トル
程度であるので、作業者が立った状態で該栽培ベッド6
3に対して収穫、葉かき等の作業が行いやすい。栽培ベ
ッド63は、断面変形U字型の樋ベッド部66と、樋ベ
ッド部66の左右両端上部に引っ掛けて下方に吊下状に
支持される支持具67と、支持具67の両側部から左右
斜め上方に突出して作物68の茎部を保持する茎受け具
69と、ロックウール等の栽培床70と、支持具67に
より支持されるドリップホース71と、ドリップホース
71から栽培床70に養液を供給するドリップチューブ
72等により、構成されている。なお、支持具67,…
は例えば80〜100センチメ−トル間隔で配置され
る。 【0035】しかして、支持具67ではドリップホース
71を支持すると共に、支持具67に取り付けられてい
る茎受け具69により作物68の茎部を保持することが
できる。従って、茎受け具69を地面に打ち込み固定す
る必要もなく、また、ドリップホース71を地面に載置
せずに栽培床70支持用の支持具67で支持するので、
ドリップホース71の配置が簡単となり、ドリップチュ
ーブ72を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】養液供給ラインのブロック図 【図2】養液供給ラインの詳細ブロック図 【図3】養液再生ラインのブロック図 【図4】要部の切断側面図 【図5】要部の平面図 【図6】フローチャート 【図7】切断側面図 【図8】要部の斜視図、切断正面図 【符号の説明】 1 温室 2 栽培床 3 養液供給ライン 38 再生ライン 43 熱交換部 52 PH調整部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 栽培養液を養液供給ライン3を経由し
    て栽培床2に供給し、栽培床2から排出される余剰排液
    を再生ライン38で再生して養液供給ライン3を経て栽
    培床2に循環供給する水耕栽培装置であって、栽培床2
    の余剰排液が還流する再生ライン38には、排液の供給
    を受けて加熱殺菌処理する熱交換部43と、前記熱交換
    部43の循環上手側に養液のPH値を調整するPH調整
    部52を設けたことを特徴とする水耕栽培装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089362A (ja) * 2004-08-23 2006-04-06 Shinya Watabe 堆肥中の悪臭成分の回収利用方法及び装置
CN108293869A (zh) * 2018-04-16 2018-07-20 北京农业智能装备技术研究中心 一种基于有机基质栽培的营养液过滤装置及方法

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