JP2003078747A - 画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、及び画像形成装置

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JP2003078747A
JP2003078747A JP2001262524A JP2001262524A JP2003078747A JP 2003078747 A JP2003078747 A JP 2003078747A JP 2001262524 A JP2001262524 A JP 2001262524A JP 2001262524 A JP2001262524 A JP 2001262524A JP 2003078747 A JP2003078747 A JP 2003078747A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長尺原稿を読み取りその分割を指示できる、
最大用紙幅がA3短辺程度の汎用目的の小型の画像読取
装置、及び上記の分割出力が可能な画像形成装置の提
供。 【解決手段】 シートスルー方式の画像読取装置6であ
って、定型原稿を読み取る第1のモードと長尺原稿を読
取る第2のモードとを切り換える切換手段127と、原
稿面画像をプレスキャンするプレスキャンモードと、プ
レスキャンされた画像を表示するとともにこの表示され
た画像Pを所定のサイズで分割する分割線a、bを表示
する分割線表示手段を含む画像表示手段126とを備
え、切換手段127によって第2のモードに切り換えら
れたときはプレスキャンモードが選択され、プレスキャ
ンモードによりプレスキャンされた画像Pが分割線12
7とともに画像表示手段126により表示されるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定サイズの定形
原稿に限らず、A4,A3等の定形原稿よりも長い長尺
原稿をも適用が可能な画像読取装置およびそれを有する
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工業用の複写機では、原稿シ
ートをスキャン速度にあわせて移動させて読み取るシー
トスルー方式の画像読取部と、ロール紙をカットしなが
ら供給する給紙部および長尺紙に画像形成する画像形成
部を備えており、長尺図面や横断幕のような長尺の原稿
をコピーすることが可能である。例えばA0版等の長尺
原稿を作業者が画像読取部にセットすれば、原稿と同じ
長尺のコピー物が自動的に出来上がるようになってい
る。そして一般的には長尺のコピー物は専用のケースや
棚に保管され、必要時にはそこから取り出して閲覧する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、工業用の複写
機は高価であり、大型であるため、一般の事務所では入
手しにくいものである。また一般のユーザーはそれほど
大きな長尺原稿をコピーすることはなく、最大A3短辺
の幅がコピーできれば十分である。また長尺紙にコピー
すると丸めて保管することになり、通常そのようなコピ
ー物を収容する場所がなく、配布資料としても不適切で
あるため、カット紙に分割してコピーすることも望まれ
ている。このような場合には、分割位置が予め判れば分
割部分が図や写真の上に位置しないようにでき便利であ
る。また、分割シート毎に分割位置を調整できれば便利
である。また分割位置が図や文章の途中になってしまう
場合、分割位置前後のシートに重複部分がコピーされる
と前後の関係が理解しやすいし、後から繋げて使用する
場合の糊代にもなり便利である。一方頻度は低いが、A
3短辺幅程度の垂れ幕や横断幕のような室内に掲示する
掲示物をコピーする需要は存在する。このような需要に
対しては、オプションの長尺紙給紙装置で対応できるよ
うにすればよい。
【0004】本発明は、上記のごとき課題に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の第1の目的は、長尺原稿を読
み取りその分割を指示できる、最大用紙幅がA3短辺程
度の汎用目的の小型の画像読取装置、及び上記の分割出
力が可能な画像形成装置の提供である。また第2の目的
は、さらに上記に加えて長尺原稿全体を分割せずに読み
取れる画像読取装置、及び長尺原稿全体の画像を出力で
きる画像形成装置の提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿面を読取窓に対向させた状
態で通過させながら原稿面の画像を読み取るシートスル
ー方式の画像読取装置であって、定型原稿を読み取る第
1のモードと定型原稿よりも長い長尺原稿を読取る第2
のモードとを切り換える切換手段と、前記原稿面の画像
をプレスキャンするプレスキャンモードと、前記プレス
キャンされた画像を表示するとともにこの表示された画
像を所定のサイズで分割する分割線を表示する分割線表
示手段を含む画像表示手段とを備え、前記切換手段によ
って第2のモードに切り換えられたときは前記プレスキ
ャンモードが選択され、前記プレスキャンモードにより
プレスキャンされた画像が前記分割線とともに前記画像
表示手段により表示されるようにしたことを特徴として
いる。
【0006】この構成によれば、シートスルー方式の画
像読取装置において、定型原稿を読み取る第1のモード
と定型原稿よりも長い長尺原稿を読取る第2のモードと
を備え、切換手段によって第1のモードから第2のモー
ドに切り換えるとプレスキャンモードに切り換わり、長
尺原稿の1パス目はプレスキャンされ、プレスキャンさ
れた画像が所定のサイズで分割した分割線とともに画像
表示手段によりディスプレイに表示される。これによ
り、ユーザーが長尺原稿を分割読取する前にその分割位
置が適切かどうか前もって確認でき、不適切な分割がな
された画像を消去したり、無駄なコピーを行なって紙を
無駄にするようなことが避けられる。
【0007】また請求項2の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記画像表示手段は、前記分割線
の位置を前記所定のサイズから変更する分割線変更手段
を備えたことを特徴としている。この構成によれば、分
割線の位置をディスプレイ上で変更することができ、原
稿の先端位置を調整するような手間がかからず省力的で
便利である。
【0008】また請求項3の発明は、請求項1または2
記載の画像読取装置において、前記画像表示手段は、前
記分割線で分割された各セクションに頁番号を付与する
頁番号付与手段を備えたことを特徴としている。この構
成によれば、分割線で分割された各セクションに頁番号
を付与するので、分割された原稿の本来の並び順が一目
でわかり、便利である。
【0009】また請求項4の発明は、請求項1乃至3記
載の画像読取装置において、前記画像表示手段は、前記
分割線で分割された隣接した各セクション間で一部重複
した糊代部分を形成する糊代形成手段を備えたことを特
徴としている。この構成によれば、分割位置が図や文章
の途中になってしまう場合、分割位置前後のシートに重
複部分がコピーされると前後の関係が理解しやすいし、
後から繋げて使用する場合の糊代にもなる。
【0010】また請求項5の発明は、請求項1乃至4記
載の画像読取装置において、前記画像表示手段により表
示された分割条件を登録する分割登録手段と、前記長尺
原稿を本スキャンし前記分割登録手段に登録された分割
条件に従って前記各セクションの画像データを分割記憶
する分割読取制御手段備えたことを特徴としている。こ
の構成によれば、原稿1パス目のプレスキャンで設定し
た分割条件を2パス目の本スキャンで実施でき、さらに
同様の原稿を継続してスキャンする場合は、この登録さ
れた条件をプレスキャンなしにそのまま使用することが
できるため、以降のプレスキャンの手間が省かれる。
【0011】また請求項6の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記画像表示手段は、前記分割線
表示手段の表示を解除するとともに前記長尺原稿の全長
を表示する原稿長表示手段を備えたことを特徴としてい
る。この構成によれば、長尺記録紙の給紙装置を備えた
画像形成装置で長尺記録紙に出力する場合には、プレス
キャンにより長尺原稿の全長を表示することで、必要な
記録紙の長さがわかり、本スキャンの前に記録紙を準備
することができる。
【0012】また請求項7の発明は、請求項5記載の画
像読取装置を備えた画像形成装置であって、複数の定型
用紙に前記分割読取制御手段により分割記憶された各セ
クションを分割して出力するようにしたことを特徴とし
ている。
【0013】この構成によれば、ユーザーが長尺原稿を
分割読取する前にその分割位置が適切かどうか前もって
確認でき、不適切な分割がなされた画像を消去したり、
無駄なコピーを行なって紙を無駄にするようなことが避
けられる。また、分割線の位置をディスプレイ上で変更
することができ、原稿の先端位置を調整するような手間
がかからず省力的で便利である。また、分割線で分割さ
れた各セクションに頁番号を付与するので、分割された
原稿の本来の並び順が一目でわかり、便利である。ま
た、分割位置が図や文章の途中になってしまう場合、分
割位置前後のシートに重複部分がコピーされると前後の
関係が理解しやすいし、後から繋げて使用する場合の糊
代にもなる。また、原稿1パス目のプレスキャンで設定
した分割条件を2パス目の本スキャンで実施でき、さら
に同様の原稿を継続してスキャンする場合は、この登録
された条件をプレスキャンなしにそのまま使用すること
ができるため、以降のプレスキャンの手間が省かれる。
【0014】また請求項8の発明は、請求項6記載の画
像読取装置を備えた画像形成装置であって、単数の長尺
紙に前記長尺原稿の全長を出力するようにした長尺紙出
力モードを備えたことを特徴としている。この構成によ
れば、長尺記録紙の給紙装置を備えた画像形成装置で長
尺記録紙に出力する場合には、プレスキャンにより長尺
原稿の全長を表示することで、必要な記録紙の長さがわ
かり、本スキャンの前に記録紙を準備することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
なお,以下の実施の形態は,本発明の具体的な例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。
【0016】図1は、本発明で使用する画像形成装置の
一例であるデジタル複写機を示す概略断面図である。デ
ジタル複写機1は、中央付近に画像形成部2、その下部
に給紙部3を備え、画像形成部2の上部には原稿読取部
6が配置されている。画像形成部1には、感光体ドラム
11がその中央部に配置され図中時計回りに回転され、
図面右側から供給される用紙に転写するトナー像が感光
体ドラム11上に形成される。
【0017】感光体ドラム11はその上部の帯電部12
で表面が一様に帯電され、レーザ光学部13から画像信
号により明滅されるレーザ光でスキャンされて表面に静
電潜像が形成され、現像部14によりトナーで現像され
る。さらに転写部15において感光体ドラム11に形成
されたトナー像が、レジストローラ16により所定のタ
イミングで送り込まれた用紙上面に転写される。トナー
画像が転写された用紙は、図中左側の定着ローラ17へ
搬送され、用紙表面にトナーが熱定着されて、排紙ロー
ラ18により排紙トレイ19に排出される。
【0018】給紙部3は、通常使用される定型にカット
された用紙を画像形成部2へ供給するものである。用紙
トレイ31にはA3、A4などの定型の用紙が積載され
ており、給紙ローラ32により最上部用紙が1枚ずつ捌
かれて給紙される。給紙ローラ32により給紙された用
紙は、縦搬送路33を搬送ローラ34、35により上へ
搬送され、さらに横搬送路36を搬送ローラ37により
レジストローラ16へ運ばれる。用紙はレジストローラ
16により転写部15てトナーの転写を受けて定着ロー
ラ17で熱定着される。
【0019】この用紙の両面に画像形成する場合には、
転写部15の後にある分岐爪41が変位(図中点線)し
て定着後の用紙は下方に進路変更され、ローラ42によ
りスイッチバック路43へ送られる。用紙後端がローラ
42を通過する前にローラ42が用紙後端を咥えたまま
逆転し、分岐爪44の移動(図中点線)により、用紙先
端は画像形成部2と給紙部3の間に位置する還送路45
を、ローラ46によりデジタル複写機1右側部の縦搬送
路33へ送られる。さらに横搬送路36へ送られた用紙
はこんどは裏面が上向きとなっている。レジストローラ
16により転写部15に送られた用紙は、裏面にトナー
の転写を受け、定着ローラ17により定着され、排紙ロ
ーラ18により排紙トレイ19に排出される。
【0020】またデジタル複写機1右側部には、手差し
給紙部5が設けられ、給紙台51上に積載されたカット
用紙束上面に当接されて用紙束上部を給紙方向に寄せる
ゴム製の寄せローラ55と寄せられた複数用紙を1枚ず
つ給送するゴム製の分離給紙ローラ対52により、1枚
ずつ横搬送路36に送りこむようになっている。手差し
給紙が行なわれると、給紙部3の用紙と同様に、用紙は
搬送ローラ37、レジストローラ16により横搬送路3
6を搬送され、所定のタイミングで転写部15でトナー
の転写を受け定着ローラ17にて定着された後、排紙ロ
ーラ18により排紙トレイ19に排出されるか、分岐爪
41の回転により進路を変更して用紙裏面に画像が形成
されるようになっている。用紙裏面に画像が形成される
場合は、以後は給紙部3から給紙された用紙と同様であ
るため、説明を省く。
【0021】また本発明に使用するデジタル複写機1
は、後述する定型原稿を読み取る第1のモードと定型原
稿よりも長い長尺原稿を読取る第2のモードとを備えて
おり、第2のモードにおいて長尺原稿の全体画像を長尺
紙に出力することもできるようになっている(長尺紙出
力モード)。そのため、手差し給紙部5の給紙台51の
外側端に長尺紙ホルダー91がオプションで取り付けら
れるようになっている。長尺紙ホルダー91は、図2
(a)に示すように、J字を左方向に倒したような形状
のガイド部材であり、給紙台51外側端に延長されて取
り付けられる。この長尺紙ホルダー91は、定型用紙の
最大長より長尺紙が、その後端が給紙台51の外側端か
ら垂れ下がって落下しないように、ホルダー91内部に
長尺紙後端側を湾曲あるいは巻き込んで収納するように
なっており、長尺紙先端がローラ対52によってデジタ
ル複写機1内に侵入するにつれて、用紙後端側が徐徐に
繰り出されるようになっている。またこの長尺紙ホルダ
ー91には、カーソル93が設けられ、長尺紙が真直ぐ
給紙されるようになっている。
【0022】また、デジタル複写機1の横搬送路36や
還送路45には、用紙の先端または後端が通過する際ON
またはOFFするスイッチSW1(図1における搬送ロ
ーラ37の上流)、SW2(図1における定着ローラ1
7の下流)、SW3(図1におけるローラ46の上流)
が設置されており、用紙先端の通過によりONされた
後、所定時間内にOFFされない場合、その部分で用紙
の重送あるいはジャムが発生していると判断して駆動を
停止し、表示部にジャム表示を行うようになっている。
前記長尺紙のように搬送方向に長い用紙が搬送される場
合は、後に述べるように、操作者が予め長尺紙に出力す
るモードの設定をすることにより、通常の定型紙に出力
するモードのジャム検知が一旦解除されるようになって
いる。さらに横搬送路36のレジストローラ16部分に
設けられたSW4がレジストローラ16の回転スタート
(用紙先端がSW4に位置する)から用紙後端がSW4
を通過するまでの時間を検知して実際の用紙長を算定
し、以後に通過するスイッチの通過時間を補正するた
め、この時点から実際の長尺紙の長さによるジャム検知
が設定され、以後の通紙状態が管理されるようになって
いる。
【0023】また、排紙トレイ19の外側端には、図2
(b)に示すように、長尺紙ホルダー92がオプション
で取り付けられるようになっている。これにより定型用
紙の最大長より長い長尺紙が、その前端が排紙トレイ1
9の外側端から垂れ下がって落下しないように、逆J字
形状のガイド部材で構成されており、排紙ローラ18か
ら繰り出される長尺紙先端側を受け入れるようになって
いる。
【0024】次に原稿読取部を、図1および図3を用い
て説明する。原稿読取部6は、画像データに変換するス
キャナー部7と、原稿をスキャナー部7に供給する原稿
搬送装置8により構成されており、光学系を移動させて
静置原稿画像を読み取る方法と、本発明の主要部である
原稿搬送装置を用いて原稿を移動させながら画像を読取
る方法(シートスルー方式)とを実施できる。光学系を
移動させて静置原稿画像を読み取るスキャナー部7は、
上面に読取窓71Aが配置され、照明ランプ、複数のミ
ラー、およびレンズより構成される光学系72により、
読取窓71Aに置かれた原稿がスキャンされ、その光学
像がCCD等のイメージセンサ73に送られて画像デー
タとして読取られる。照明ランプと複数のミラーは、読
取窓71Aに置かれた原稿をスキャンするために相対的
に移動する。
【0025】原稿を移動させながら画像を読取るシート
スルー方式では、読取窓71Aの図面左側に隣接して、
紙面の前後方向に細長い読取窓71Bが設けられてお
り、スキャナー部7の光学系72はこの読取窓71Bの
位置にセットされる。そして読み取り時は光学系72は
この読取窓71Bの位置に停止したまま移動しないよう
になっている。原稿搬送部8は、スキャナー部7の読取
窓71上部に、読取窓71を覆う閉位置と読取窓71を
開放する開位置との間で移動自在に取り付けられてい
る。原稿搬送装置8は、中央上部に原稿供給部81と中
央下部に原稿排出部82を備え、原稿供給部81から供
給された原稿を、略U字型の原稿搬送路83を経由して
光学系72が固定された読取窓71Bの位置へ搬送し、
原稿排出部82に排出するようになっている。さらに、
原稿供給部81の上流端(図1右側)には長尺原稿収納
部84が、原稿排出部82の下流端(図1右側)には長
尺原稿収納部85が取付けられている。
【0026】図3を用いて、シートスルー方式で定型原
稿を読み取る定型原稿モード(第1のモード)時につい
て詳細説明する。原稿供給部81は、読み取るべき定型
原稿を載置する原稿載置台811、定型原稿を1枚ずつ
分離しながら給紙するための、給紙中は回転がストップ
する分離ローラ812、給紙方向に回転して最上紙を搬
送路83に送り出す給紙ローラ813、原稿を分離ロー
ラ812側に寄せる寄せローラ814にて構成される。
搬送路83には、ローラ対831、832、833があ
り、読取窓71に向けて原稿を搬送する。原稿は、読取
窓71Bと当接するプラテン834で、イメージセンサ
73が読み取る速度と一致した正規の速度で通過しなが
ら読取られる。スキャナー部7の照明ランプとミラーは
プラテン部834と対峙する位置に停止しており、原稿
が読取速度と同じ速度で移動することにより読取られる
ようになっている。読取られた原稿は、ローラ対835
を経て排出ローラ対821により、原稿載置台811の
下部に設けられた原稿排出部82の排出トレイ822へ
排出される。
【0027】原稿の両面を読み取る場合には、搬送路8
3のローラ対831、832の間にある分岐爪861が
点線の位置に回動し、原稿先端は、ローラ対831を通
過した後、搬送路83の上部に設けられた反転路86に
侵入する。ローラ対862は原稿を上部へ送り、原稿後
端が分岐爪861を通過すると反転して原稿後端をスイ
ッチバックによりローラ対832へ送る。ローラ対83
2に原稿後端が挟み込まれるとローラ対862が点線の
ように離間して、原稿はローラ対832の搬送力で搬送
路83を搬送される。反転路86で裏返された原稿は、
最初にその裏面が読取窓71Bで正規の速度で読み取ら
れる。さらに排出ローラ対821の手前に設けられた分
岐爪871が点線の位置に回動し、ローラ対835を通
過した原稿先端は、搬送路83の排出側と給紙側を繋ぐ
還送路87に侵入する。
【0028】還送路87により給紙側へ還送された原稿
先端は、ローラ対831と点線の位置に回動している分
岐爪861により再度反転路86に侵入し、離間してい
るローラ対862の間を抜けて反転路86を上昇する。
原稿後端が分岐爪861を通過すると、ローラ対862
が圧接して、再度原稿をスイッチバックして搬送路83
の読取窓71へ搬送する。この状態では読取窓71Bで
原稿の表面が正規の速度で読み取られる。原稿先端が排
出ローラ対821に向かうときには分岐爪861は実線
の位置に回動しており、原稿は排出ローラ対821によ
り排出トレイ822へ排出される。
【0029】次に、シートスルー方式で長尺原稿を読み
取る長尺原稿モード(第2のモード)時の長尺原稿を給
紙するしくみについて説明する。長尺原稿収納部84に
長さ方向に巻いた長尺原稿を、紙面を横切る方向に挿入
し、原稿先端を操作者が原稿供給部81まで引き出すこ
とにより給紙させることができる。また、長尺原稿収納
部84が原稿載置台811に取付けられる位置に繰出ロ
ーラ対841を設けて、自動的に原稿供給部81まで原
稿先端を繰り出すようにしてもよい。図3の実施例は繰
出ローラ対841を設けた例である。さらに繰出ローラ
対841の上流に原稿先端を検知するセンサ819を設
けて繰出ローラ対841を始動するようにし、原稿供給
部81の原稿検知センサ815で原稿先端を検知したら
繰り出しをストップするようにしてもよい。
【0030】長尺原稿収納部84は、図3、4で示すよ
うに、原稿を巻いた状態で挿入する筒部842、原稿先
端を原稿供給部81の原稿載置台811に引き出すため
のガイドとなる引出ガイド部843、原稿載置台811
に取付けた長尺原稿収納部84を軸回りに回動させ、原
稿搬送装置8の背面側に退避させるための回転軸84
4、長尺原稿収納部84が装着位置にあるか退避位置に
あるか検知するための検知装置845により構成されて
いる。筒部842にはさらに、巻いた原稿を挿入するた
めのガイドとなる、筒部842の内面が長さ方向手前側
に舌状に突き出した形の挿入ガイド846、原稿を筒部
842の奥へ挿入したとき奥側の停止位置となるストッ
パ847、筒部842から原稿先端を原稿供給部81へ
引き出すために筒部842の長さ方向全体に亘って設け
られたスリット848が備えられ、前記引出ガイド部8
43がこのスリット848に連接している。
【0031】図4(b)に、長尺原稿収納部84を退避
位置に回動させる様子を示している。この図のように、
筒部842、引出ガイド部843、検知装置845、挿
入ガイド846、ストッパ847、スリット848、及
び繰出ローラ対841の従動ローラ849で構成される
長尺原稿収納部84を、回転軸844を回転中心として
矢印Xの方向におよそ90°回動させて、原稿搬送装置
8の背面側(図の上側)に退避させるようにしている。
【0032】また回転軸844は、長尺原稿収納部84
を原稿載置台811に取付ける取付ピンにもなってお
り、原稿載置台811の取付穴816に長尺原稿収納部
84が回動自在となるように差込まれている。この回転
軸844は、原稿載置台811側に設けてもよい。また
検知装置845は、長尺原稿収納部84を回転軸844
回りに回動させて原稿載置台811の当り部材817に
当ったことを検出するスイッチのようなものであり、長
尺原稿収納部84が装着位置にある間ON状態を維持す
るようになっている。これにより、長尺原稿の読取が実
行可能となり、長尺原稿収納部84が退避位置にある場
合はOFF状態となるため長尺原稿の読取が実行不能と
なり、定型原稿の読取が実行可能となる。この検知装置
845は、原稿載置台811側に設けることも可能であ
り、この場合当り部材817は長尺原稿収納部84側に
設けられる。
【0033】また本実施例では、原稿載置台811と引
出ガイド部843の接合部に繰出ローラ対841を設け
ている。このうち下側のローラは、原稿載置台811に
軸支され、駆動ローラ818として原稿供給部からの駆
動力で回転し、上側のローラは引出ガイド部843に軸
支され、従動ローラ849として駆動ローラ818によ
り従動する。長尺原稿収納部84を退避させる際は、駆
動ローラ818が原稿載置台811側に残り、従動ロー
ラ849は長尺原稿収納部84と共に退避される。この
引出ローラ対841は、両ローラ共原稿載置台811側
に設けられてもよく、また、長尺原稿収納部84に両ロ
ーラと共に小型のモータを設けて、原稿供給部と別駆動
としてもかまわない。
【0034】次に長尺原稿のセット方法について図5を
用いて説明する。長尺原稿を長尺原稿収納部84へセッ
トする前に巻く方法として、画像側が内側になるように
巻く場合(A)と、画像側が外側になるように巻く場合
(B)とがある。また、長尺原稿収納部84へのセット
方法には、巻きカールに沿った順方向に引き出すように
セットする場合(図5(a))と、画像側を外側になる
ように巻いて巻きカールに逆らう逆方向に引き出すよう
にセットする場合(図5(b))がある。本発明の装置
では上記のいずれの場合も可能であり、長尺原稿収納部
84から画像を上側にして引き出す場合、(A)の巻き
方では図5(a)のセット方法、(B)の巻き方では図
5(b)のセット方法を採用すれば、長尺原稿を引き出
したとき画像面が上になって、原稿供給部81から搬送
路83を経由して画像面を読取窓71の方向に向けるこ
とができる。このうち図5(b)のセット方法では、筒
部のスリットのエッジ部で原稿を巻きとは逆方向にしご
いて巻き癖を矯正しながら繰り出せるメリットがある。
【0035】上記の図3に示す長尺原稿収納部84は、
引出ガイド部843の上側に筒部842を設けている
が、他の実施形態として、引出ガイド部の下側に筒部を
設けるようにしてもよい。図5の(c)(d)では、筒
部842の上側で、さらに原稿載置台811の上部に引
出ガイド部843を備え、原稿載置台811と引出ガイ
ド部843の間の隙間から長尺原稿を引き出すようにし
ている。この場合、原稿の(A)の巻き方には逆方向に
引き出す図5(d)のセット方法、原稿の(B)の巻き
方には順方向に引き出す図5(c)のセット方法とすれ
ば、いずれの場合も原稿の画像を上にして引き出すこと
ができる。
【0036】本実施例の原稿搬送装置8は、排出トレイ
822の下流に長尺原稿を巻き取るための長尺原稿収納
部85をさらに備えている。長尺原稿収納部85は、長
尺原稿収納部84と近似した形をしており、ガイド84
5を備えた繰込ローラ対851、その下流に連接する繰
込ガイド部853、繰込ガイド部853の下流上部にさ
らに連接する筒部852を備えている。長尺原稿は繰込
ローラ対851により、さらにガイド855を備えたス
リット858から筒部852の内部へ巻き込まれるよう
になっている。さらに長尺原稿収納部85は、長尺原稿
収納部84と同様な機構で原稿搬送装置8の後ろ側へ回
動させて退避させることが可能である。さらに長尺原稿
収納部84と同様な検知装置を備えることで、長尺原稿
収納部85のセット状態を長尺原稿モード時に検知でき
るようにしてもよい。
【0037】さらに、原稿搬送装置8の搬送路83にお
いては、給紙ローラ813とローラ対831の間、およ
びローラ対832と833の間には、用紙の通過状態を
検知するスイッチSW5およびSW6が備えられてい
る。特にスイッチSW5は、原稿の先端及び後端の通過
時間時間t1、t2を検知している。その時間の差t=
t2−t1が、原稿供給部81から給紙された所定の定
型原稿が所定の速度で通過した場合の設定された時間と
比較され、設定された時間よりtが長ければ、原稿の重
送が発生していると判断して、装置を止めてしまうよう
になっている。長尺原稿のように定型原稿より長い場合
には、正常な通過状態においてもこのようなジャム検知
が働いてしまい、装置がストップしてしまうため、定型
原稿モードにおけるジャム検知を解除してそれを回避す
るようになっている。
【0038】また、本発明の画像読取装置はプレスキャ
ンモードを有している。このモードでは、イメージセン
サ73は画素が間引かれた大雑把な画像として原稿を読
み取り、後述するディスプレイにその画像を表示する。
イメージセンサ73によるスキャンは主走査方向、副走
査方向とも間引かれるため、読取窓71Bを通過する原
稿の速度は通常より速くてよく、例えば通常の2倍の速
度で読取窓71Bを通過するようにしている。これに伴
い、給紙ローラ813、ローラー対831、832、8
33、835、862、排紙ローラ対821、繰込ロー
ラ対851の回転も速くなる。
【0039】このプレスキャンモードは、長尺原稿を読
み取るモード(第2のモード)の、後述する操作部にお
ける設定時に自動的に選択されるようになっている。最
初の原稿搬送時(1パス目)にはこのプレスキャンモー
ドによるプレスキャンが行なわれ、ディスプレイにプレ
スキャン画像が画像の分割線と共に表示される。画像の
分割条件が確定された後の2回目の原稿搬送時(2パス
目)には、原稿は正規の速度(通常速度)で読取窓71
Bを通過しながら読み取られ、確定された分割条件に従
って分割されメモリーに保存される。
【0040】次に、デジタル複写機1の制御回路構成を
説明する。図6は、制御回路構成の概略を示すブロック
図である。制御部100は、原稿読取部6のイメージセ
ンサ73から読み込まれた画像データをビットマップ等
の形態で一時保存する画像メモリー101、画像メモリ
ー101に保存された画像データに種々の処理を施す画
像処理部102、処理前或いは処理後の画像データをフ
ァイル形式で保存するハードディスク(HDD)103
を含む。またプレスキャンモードで読み取られた画像デ
ータもこの画像処理部102で処理され、後述する画像
表示部126に転送される。また、画像読取部6のスキ
ャナー部7や原稿搬送装置8の動作を制御する画像入力
制御部104(この画像入力制御部104は原稿読取部
6にあってもよい)、及び画像形成部2や各給紙部3、
5の動作を制御する画像出力制御部105をも含んでい
る。
【0041】画像読取部6の原稿搬送装置8には、長尺
原稿収納部84の装着を検知する検知装置845があ
り、画像入力制御部104では操作部6からの指示信号
や検知装置845の検知結果に基いて、定型原稿モード
または長尺原稿モード(プレスキャン動作を含む)での
画像入力(読取)動作の制御が行われる。前記画像メモ
リー101は、外部のコンピュータ(PC)111から
の画像データを、プリンタコントローラ112を介して
読み込むことができる。また、原稿読取部6からの画像
データ、プリンタコントローラ112からの画像デー
タ、HDD103からの画像データを、この画像メモリ
ー101からレーザ光学部に送り、レーザの点滅走査信
号に変換されて画像形成部2に出力される。
【0042】また制御部100は、図7に示す操作部1
20により操作される。図7においてキー入力部121
はテンキーによる数値入力部であり、液晶表示部122
は各種モードの条件等を表示し選択可能になっているタ
ッチパネルである。またこの液晶表示部122は、プレ
スキャン画像を表示する画像表示部126(画像表示手
段)のディスプレイ122にもなっている。そしてこの
ディスプレイ122では、長尺画像の分割線の表示(分
割線表示手段)や、表示された分割位置の変更操作(分
割線変更手段)が行なえるようになっている。また、分
割線で分割された各セクションへの頁番号の付与操作
(頁番号付与手段)や隣接した各セクション間で一部重
複した糊代部分の形成操作(糊代形成手段)、表示され
た分割条件の確定のための登録操作(分割登録手段)も
このディスプレイ122上で行なわれる。また、長尺記
録紙に出力する場合等のため、長尺画像の分割のキャン
セル操作や、その際の原稿の全長表示もディスプレイ1
22上で行なわれる。
【0043】モード切替部123はモードをキー選択で
きる各種モードキーが並ぶ領域である。このモード切替
部123には、長尺原稿モード(第2のモード)切換キ
ー127(切換手段)、長尺紙モード切換キー124が
存在する。長尺原稿を読み取る長尺原稿モードに切り換
える場合は切換キー127を押しこのキーを点灯させ、
また定型原稿を読み取る定型原稿モード(第1のモー
ド)に切り換えるときは点灯したこのキーを押して消灯
させる。長尺紙に出力する長尺紙モードに切り換えると
きは切換キー124を押してこのキーを点灯させること
によりカット紙を給紙する通常モード状態から手差し給
紙部5の長尺紙ホルダー91から長尺紙を給紙して出力
する長尺紙モード状態に切り替わり、これにより一旦通
常モードにおけるジャム検知が解除されるようになる。
またカット紙を給紙する通常モードへ切り換えるときに
は切換キー124を押して点灯させればよい。その他、
画像読取部6での画像読込みや、画像の用紙への出力を
開始実行させるスタートキー125が、キー入力部12
1に存在する。
【0044】次に、デジタル複写機1を用いて実際に長
尺原稿を読み取って定型用紙に分割出力する方法を説明
する。図8は操作制御を示すフローチャートである。ま
ず操作者は、長尺原稿モードために図7の操作部120
のモード切替部123にある長尺原稿モード切換キー1
27を押す(ステップ符号S1のY)。するとこの時点
で、原稿読取部6の動作制御は長尺原稿のものに自動設
定される。ジャム検知は長尺原稿モード用に切り替わ
る。この状態では、デジタル複写機1は、給紙部3から
定型用紙を供給して画像形成する(S2がN)。操作部
120の液晶表示部122には「原稿ホルダーをセット
してください」のメッセージが表示されるので、操作者
が退避位置にある長尺原稿収納部84を回動して装着位
置にセットする。これにより検知装置845が当り部材
817に当ることによりONされ、長尺原稿収納部84
の装着が検知される(S3がY)。
【0045】次に液晶表示部122に「原稿をセットし
てください」のメッセージが表示される。操作者は、長
尺原稿を巻いた状態で長尺原稿収納部84の挿入ガイド
846に沿わせて筒部842のストッパ847まで挿入
する。さらにスリット848から長尺原稿の先端を表向
きに取り出して引出ガイド部843上を繰出ローラ対8
41まで引き出すと、センサ819が原稿を検知して繰
出ローラ対841が回転し、長尺原稿の先端を原稿給紙
部81の分離ローラ815に位置まで送り出す。原稿先
端が分離ローラ815位置に到達して原稿検知センサ8
15により検知されると(S4がY)、繰出ローラ対8
41の回転がストップして、液晶表示部122に「プレ
スキャンします。スタートキーを押してください。」の
メッセージが表示される。
【0046】操作者が操作部120のスタートキー12
5をONすると(S5がY)、寄せローラ814および
給紙ローラ813が回転して原稿が給紙される(S
6)。原稿はプレスキャンモードとして通常より速い速
度で給紙され、ローラ対831、832、833の順に
搬送路83を通常より速い速度で搬送される。スイッチ
SW5、6において、原稿先端の通過が検知され、スイ
ッチSW5の検知の所定時間後までにスイッチSW6の
検知が成されないと、ジャムと判断され、原稿搬送装置
は停止して液晶表示部122にジャム表示する。スイッ
チSW6で用紙先端通過が検知されると、その通過時刻
と搬送速度から原稿先端が読取窓71Bに到達する時刻
が計算される。この計算された時刻に基きスキャナー部
7のイメージセンサ73における画像読込みがスタート
する。またスイッチSW5、6において原稿後端の通過
が検知され、上記と同様のジャム判断が成される。また
スイッチSW6で原稿の後端通過が検知されると、その
時刻に基いて計算された時刻にイメージセンサ73にお
ける画像読込みがストップする。スイッチSW5の原稿
検知信号は、その他、長尺原稿の両面を読み取る場合
の、反転路86のローラ対862の離間タイミング等の
制御に使用される。
【0047】原稿が読取窓71Bを通常より速い速度で
通過し、光学像が光学系72によりイメージセンサ73
に送られ、イメージセンサ73で画素密度の荒いプレス
キャン画像として画像データ読み込まれると(S7)、
制御部の画像メモリー101を経由して画像処理部10
2でさらに画像圧縮等が成され、画像データは操作部1
20の画像表示部126に送られる。ここで液晶表示部
122の画素密度に変換されてディスプレイ(液晶表示
部)122にプレスキャン画像として表示される(S
8)。一方、読み取られた原稿は、ローラ対835、排
出ローラ821により原稿排出部82の排出トレイ82
2に排出される。さらに原稿先端が繰込ローラ851に
到達すると繰込ローラ851によって繰込ガイド部85
3上を長尺原稿収納部85の筒部852の内側に繰込ま
れ、巻き取られる。
【0048】実施例として、A、B、C、Dの4文字を
縦に並べた長尺原稿をプレスキャンし、画像分割等の設
定を行なう場合について、その方法を図9を用いて説明
する。図9(a)は、プレスキャン後にディスプレイ1
22に長尺原稿画像が表示された状態を示している。画
面200には、上部にメッセージ領域210、中央部左
にプレスキャンされた長尺原稿画像を表示する画像表示
領域220が配置され、下部には、左から出力用紙を選
択する用紙選択領域230、長尺画像の分割セクション
を調整するための分割線調整領域240(分割線変更手
段)、分割条件を確定登録するための登録キー261
(分割登録手段)等を備える領域260が配置されてい
る。用紙選択領域230には、このデジタル複写機1に
装着されている用紙トレイを選択するキー231、23
2、233、234が配置されている。画像表示領域2
20に表示された画像Pには、用紙選択領域230中の
最大用紙の大きさで分割する場合の分割線a、bが最初
画像P上に表示される。このようにすれば、画像の繋ぎ
目が最少になるからである。この場合の用紙選択キー
(例えばA3キー231)は反転表示され、その用紙に
出力する場合の画像倍率が領域260の倍率表示設定部
262に表示される。用紙に変更したい場合は他の用紙
キーを押せば、その用紙幅に応じた幅基準の倍率変更が
成されて倍率表示設定部262に表示され、その倍率で
の分割線が画像P上に表示される。
【0049】図9(a)では、A、B、C、Dの4文字
が原稿画像上に並び、画像表示部126が設定したのは
それを3分割する形である。このまま分割出力すると文
字の途中で分割されることになり見苦しい。このような
場合には、分割線調整領域240で使用可能な分割線移
動キー241、242を用いて分割線a、bを各文字間
になるように左右に移動させることができる。例えば分
割線a、bを左に移動させて文字間(AB間とBC間)
に移動させると、分割線bと画像の右端の距離は最大用
紙(A3)長を超えることになる。この時は分割線bの
右に新たな分割線cが形成され、分割線cの移動キー2
43が使用可能になる。移動キー243にて分割線cに
位置調整した結果が図9(b)である。この状態で登録
キー261を押せばこの分割状態が登録されて、以後の
分割出力に反映される。
【0050】図9(b)で登録キー251を押すと、デ
ィスプレイ122の画面200が図9(c)の画面30
0に変わる。この画面では、画面200で設定した分割
条件に対し、頁番号設定領域(頁番号付与手段)340
で頁番号付与の設定を行ない、糊代設定領域(糊代形成
手段)350で糊代部の設定を行なう。その他の領域
(メッセージ領域310、画像表示領域320、用紙選
択領域330、領域360)は画面200と同様なので
説明を省く。頁番号設定領域340では、各分割セクシ
ョンに頁番号を左から付与して、セクションの隣接関係
が判るようにする。頁の数字は、例えば画面縦向き34
1或いは画面横向き342の選択が可能で、夫々の向き
について用紙四隅のどこかを選択するようにできる。図
9(c)では、各分割領域の左上に左向きの頁数を表示
した例を示す。また頁番号が不要な場合は343の「な
し」を選択すればよい。頁の数字の位置はこの例に限定
されず、用紙コーナーの中間でもよく、また頁番号には
全頁数を付記するようにしてもよい。
【0051】糊代設定領域350は、分割された画像を
後で繋げることができ、分割された部分の各セクション
間の関係把握にも有効なため設けられている。糊代設定
領域350は、各分割セクションの画面の左右方向どち
らかに、分割線の延長としての糊代を任意幅設けること
ができる設定表示部351、および糊代を設けない場合
のキャンセルキー352で構成されている。設定表示部
351で設定された糊代域は、画像設定領域320の画
像P上に、分割線とは異なる例えば点線で表示される。
図9(c)では、分割線の右側に延長して糊代域を幅2
0mmも受けた様子を示している。またこの糊代を設け
ることにより画像を出力した場合の領域が拡大するの
で、その分画像は縮小される。その縮小率が倍率表示設
定部362に表示されるようになっている。逆に、縮小
率を倍率表示設定部362で指定することで、糊代幅を
算定することもできる。頁番号と糊代の設定が終了した
後、メッセージ領域310のメッセージに従って登録キ
ー361を押せば(図8のS9がY)、この設定状態が
登録されて、以後の分割出力に反映される(S10)。
【0052】登録キー361を押した後、液晶表示部1
22に「原稿を再セットしてください。」のメッセージ
が表示され、原稿を長尺原稿収納部84から取り出し、
長尺原稿収納部85に再度セットしてその先端が原稿供
給部81の給紙位置まで到達すると(S11)、「スタ
ートキーを押してください。」のメッセージが表示され
る。スタートキー125が押されると、画像読取部6が
本スキャンを開始し(S12)、定型原稿の場合と同じ
正規の給紙搬送速度で長尺原稿が原稿搬送部8を給紙搬
送され、分割画像の読取が実施される(S13)。読取
窓71からイメージセンサ73によって読み込まれた
(S14)画像データは、制御部100の画像メモリー
101に記憶されたあと、画像処理部102で設定登録
された条件に従い分割処理が成され、画像圧縮等が施さ
れたあと、分割セクション毎の頁が付与された状態でH
DD103に一旦格納される(S15)。
【0053】HDD103に格納された分割画像データ
は、制御部の画像メモリー101に読み出され、画像形
成部2のレーザ光学部13に転送される。また、給紙部
3からこの場合A3用紙が給紙され(S16)画像形成
部2に搬送されて、読み出された分割画像がその上に画
像形成され定着ローラ17で熱定着された後、排紙トレ
イ19に排紙される(S17)。以上により、長尺原稿
から定型紙への画像分割出力が完了する。
【0054】次に長尺原稿を読み取って、デジタル複写
機1の手差給紙部5に付加された長尺紙ホルダー91を
用いて長尺原稿の全体を長尺紙に出力する、長尺紙出力
モード利用の場合について説明する。図8に示すフロー
チャートに従って説明すれば、まず操作者は、操作部1
20のキー入力部121にある長尺原稿モード切換キー
127(S1がY)、及び長尺紙モード切換キー124
(S2がY)を押す。するとこの時点で、原稿読取部6
の動作制御は長尺原稿のものに自動設定され、デジタル
複写機1本体は手差し給紙モードのジャム検知解除モー
ド状態に自動設定される。次にメッセージに従って長尺
原稿収納部84を装着位置にセットし(S18がY)、
長尺原稿を長尺原稿収納部84にセットして原稿先端を
原稿給紙部81の給紙位置の原稿検知センサ815の検
知位置まで送り出す(S19がY)。その後スタートキ
ー125を押して(S20)原稿を正規より遅い速度で
プレスキャンさせ(S21)、画像をメモリーに読み込
んで(S22)画像表示部126に送り、ディスプレイ
122に長尺原稿画像を表示させる(S23)。以上ま
では、前述の分割画像の手順とほぼ同じであるので詳細
は省く。
【0055】図10にディスプレイ122に表示される
長尺原稿画像と各設定部を示す。この表示された画面4
00は、上部にメッセージ領域410、中央部に画像表
示領域320、下部に左から用紙選択領域430、全長
表示領域430、登録キー461および倍率表示設定部
462を備えた領域460が配置されている。画像表示
領域420には、前記図9で用いたのと同じ長尺原稿の
全体がプレスキャンされて、図9(a)の画像表示領域
220から分割線を省いた状態で表示される。用紙選択
領域430には、長尺紙を給紙する手差しキー431の
みが表示されている。全長表示領域430には、長尺原
稿長さを表示する原稿長表示部(原稿長表示手段)44
1があり、長尺原稿の全長をmm単位で表示するように
なっている。そして、この長さの長尺紙を準備すること
で、原稿全体が長尺紙に出力できることになる。長尺紙
の長さが短い場合は、領域460の倍率表示設定部46
2で縮小設定することができる。また倍率表示設定部4
62で縮小された場合の必要用紙長を原稿長表示部44
1に表示するようにしてもよい。
【0056】図10の条件を確定させるため登録キー4
61を押すと、この設定状態が登録されて、以後の長尺
紙への出力に反映される(図8のS24がY)。図10
のメッセージ領域410のメッセージに従い、全長表示
領域430で表示された長さの長尺紙をデジタル複写機
1の手差給紙部5に取り付けた長尺紙ホルダー91に挿
入して、用紙先端を給紙台51下流側の給紙位置にセッ
トする(S25がY)。この給紙位置で用紙先端が検知
されると、液晶表示部122に「原稿を再セットしてく
ださい。」のメッセージが表示される。前記分割読取の
場合と同様に原稿を再セットすると、「スタートキーを
押してください。」のメッセージが表示される。ここで
操作部120のスタートキー125を押せば、長尺原稿
の本スキャンが前記分割読取の場合と同様に開始される
(S27がY)。原稿搬送部8は長尺原稿モードの制御
に従って原稿を正規の速度で搬送し(S28)、イメー
ジセンサ73で画像データが読み込まれ(S29)、読
み込まれた画像データが画像メモリー101から画像処
理部102で圧縮等されたあと、HDD103に格納さ
れる(S30)
【0057】HDD103に格納された画像データは、
制御部の画像メモリー101に読み出され、画像形成部
2のレーザ光学部13に転送される。また、手差給紙部
5から長尺紙が給紙され(S31)、前述した長尺紙に
出力するモードの制御に従い、画像形成部2に搬送され
て、読み出された分割画像がその上に画像形成され定着
ローラ17で熱定着された後、排紙トレイ19に排紙さ
れる(S32)。以上により長尺原稿から長尺紙に対す
る出力が完了する。
【0058】以上のように本発明は、本実施例において
はデジタル複写機の原稿読取部で実施されているが、そ
ればかりでなく原稿搬送装置を備えた単独のスキャナ等
で実施される場合も本発明に含まれる。また本発明は、
上記実施例に拘束されるものではなく、以下のような変
形例をも含むものである。
【0059】(1)上記実施形態では、長尺原稿を分割
出力するときのプレスキャン時のディスプレイ画面で、
原稿画像の分割設定する画面と、頁付与および糊代形成
の設定画面を分けていたが、1つの画面にこれらを集約
してディスプレイに表示しても一向にかまわない。
【0060】(2)上記実施形態では、長尺原稿のプレ
スキャン画面で原稿画像の全体を表示させていたが、ス
クロールバーと共に原稿画像の一部分を表示させ、原稿
画像をスクロールさせながら分割位置を調整するように
してもよい。このようにすれば、原稿の長さによって表
示倍率が変化することが避けられ、原稿画像が見やすく
なり、また非常に長い長尺原稿にも対応できるようにな
る。
【0061】(3)本発明は、デジタル複写機ばかりで
なく、原稿読取部を備えたプリンタや印刷機など他の画
像形成装置でも実施できるものである。また、画像デー
タの保存や分割等の画像処理は、画像形成機器に接続さ
れたコンピュータ上で行ってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
によれば、原稿面を読取窓に対向させた状態で通過させ
ながら原稿面の画像を読み取るシートスルー方式の画像
読取装置であって、定型原稿を読み取る第1のモードと
定型原稿よりも長い長尺原稿を読取る第2のモードとを
切り換える切換手段と、前記原稿面の画像をプレスキャ
ンするプレスキャンモードと、前記プレスキャンされた
画像を表示するとともにこの表示された画像を所定のサ
イズで分割する分割線を表示する分割線表示手段を含む
画像表示手段とを備え、前記切換手段によって第2のモ
ードに切り換えられたときは前記プレスキャンモードが
選択され、前記プレスキャンモードによりプレスキャン
された画像が前記分割線とともに前記画像表示手段によ
り表示されるようにしたので、ユーザーが長尺原稿を分
割読取する前にその分割位置が適切かどうか前もって確
認でき、不適切な分割がなされた画像を消去したり、無
駄なコピーを行なって紙を無駄にするようなことが避け
られる。
【0063】また請求項2の本発明によれば、請求項1
記載の画像読取装置において、前記画像表示手段は、前
記分割線の位置を前記所定のサイズから変更する分割線
変更手段を備えているので、分割線の位置をディスプレ
イ上で変更することができ、原稿の先端位置を調整する
ような手間がかからず省力的で便利である。
【0064】また請求項3の本発明によれば、請求項1
または2記載の画像読取装置において、前記画像表示手
段は、前記分割線で分割された各セクションに頁番号を
付与する頁番号付与手段を備えているので、分割された
原稿の本来の並び順が一目でわかり、便利である。
【0065】また請求項4の本発明によれば、請求項1
乃至3記載の画像読取装置において、前記画像表示手段
は、前記分割線で分割された隣接した各セクション間で
一部重複した糊代部分を形成する糊代形成手段を備えて
いるので、後から繋げて使用する場合の糊代になるばか
りでなく。分割位置が図や文章の途中になってしまう場
合、分割位置前後のシートに重複部分がコピーされると
前後の関係が理解しやすくなる。
【0066】また請求項5の本発明によれば、請求項1
乃至4記載の画像読取装置において、前記画像表示手段
により表示された分割条件を登録する分割登録手段と、
前記長尺原稿を本スキャンし前記分割登録手段に登録さ
れた分割条件に従って前記各セクションの画像データを
分割記憶する分割読取制御手段備えているので、原稿1
パス目のプレスキャンで設定した分割条件を2パス目の
本スキャンで実施でき、さらに同様の原稿を継続してス
キャンする場合は、この登録された条件をプレスキャン
なしにそのまま使用することができるため、以降のプレ
スキャンの手間が省かれる。
【0067】また請求項6の本発明によれば、請求項1
記載の画像読取装置において、前記画像表示手段は、前
記分割線表示手段の表示を解除するとともに前記長尺原
稿の全長を表示する原稿長表示手段を備えているので、
長尺記録紙の給紙装置を備えた画像形成装置で長尺記録
紙に出力する場合には、プレスキャンにより長尺原稿の
全長を表示することで、必要な記録紙の長さがわかり、
本スキャンの前に記録紙を準備することができる。
【0068】また請求項7の本発明によれば、請求項5
記載の画像読取装置を備えた画像読取装置において、複
数の定型用紙に前記分割読取制御手段により分割記憶さ
れた各セクションを分割して出力するようにしたので、
ユーザーが長尺原稿を分割読取する前にその分割位置が
適切かどうか前もって確認でき、不適切な分割がなされ
た画像を消去したり、無駄なコピーを行なって紙を無駄
にするようなことが避けられる。また、分割線の位置を
ディスプレイ上で変更することができ、原稿の先端位置
を調整するような手間がかからず省力的で便利である。
また、分割線で分割された各セクションに頁番号を付与
するので、分割された原稿の本来の並び順が一目でわか
り、便利である。また、分割位置が図や文章の途中にな
ってしまう場合、分割位置前後のシートに重複部分がコ
ピーされると前後の関係が理解しやすいし、後から繋げ
て使用する場合の糊代にもなる。また、原稿1パス目の
プレスキャンで設定した分割条件を2パス目の本スキャ
ンで実施でき、さらに同様の原稿を継続してスキャンす
る場合は、この登録された条件をプレスキャンなしにそ
のまま使用することができるため、以降のプレスキャン
の手間が省かれる。
【0069】また請求項8の本発明によれば、請求項6
記載の画像読取装置を備えた画像読取装置において、単
数の長尺紙に前記長尺原稿の全長を出力するようにした
長尺紙出力モードを備えているので、長尺記録紙の給紙
装置を備えた画像形成装置で長尺記録紙に出力する場合
には、プレスキャンにより長尺原稿の全長を表示するこ
とで、必要な記録紙の長さがわかり、本スキャンの前に
記録紙を準備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の
概略断面図である。
【図2】 図1のデジタル複写機が備える長尺紙ホルダ
ーの斜視図である。
【図3】 図1のデジタル複写機が備える本発明の1実
施形態である原稿搬送装置の詳細断面図である。
【図4】 (a)図1のデジタル複写機が備える本発明
の1実施形態である原稿搬送装置の主要部斜視図であ
る。(b)原稿搬送装置主要部の長尺原稿収納部が退避
する状態を説明する平面図である。
【図5】 本発明主要部である長尺原稿収納部への長尺
原稿セット方法を説明するための図である。
【図6】 図1のデジタル複写機の制御ブロック図であ
る。
【図7】 図1のデジタル複写機の操作部の概略図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】 本発明のプレスキャンモードにおいて表示さ
れるディスプレイ画面上で、画像の分割設定等を説明す
るための図である。
【図10】 本発明のプレスキャンモードにおいて表示
されるディスプレイ画面上で、原稿の全長表示等を説明
するための図である。
【符号の説明】
1…デジタル複写機(画像形成装置) 6…原稿読取部(画像読取装置) 8…原稿搬送部 71B…読取窓 104…画像入力制御部 124…長尺紙モード切換キー 126…画像表示部(画像表示手段) 127…長尺原稿モード切換キー(切換手段) 220…画像表示領域 240…分割線調整領域(分割線変更手段) 261…登録キー(分割登録手段) 340…頁番号設定領域(頁番号付与手段) 350…糊代設定領域(糊代形成手段) 440…全長表示領域(原稿長表示手段) a、b、c…分割線
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB09 DC19 FA04 FD04 FD10 GB01 GB04 2H076 BA76 BA87 BB04 5C062 AA05 AB17 AB20 AB22 AB23 AB46 AC07 AC24 AF07 AF09 BA00 5C072 AA05 BA20 NA01 RA06 VA10 WA04 XA01 5C076 AA14 AA16 AA36 AA37 BA01 CA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿面を読取窓に対向させた状態で通過
    させながら原稿面の画像を読み取るシートスルー方式の
    画像読取装置であって、定型原稿を読み取る第1のモー
    ドと定型原稿よりも長い長尺原稿を読取る第2のモード
    とを切り換える切換手段と、前記原稿面の画像をプレス
    キャンするプレスキャンモードと、前記プレスキャンさ
    れた画像を表示するとともにこの表示された画像を所定
    のサイズで分割する分割線を表示する分割線表示手段を
    含む画像表示手段とを備え、前記切換手段によって第2
    のモードに切り換えられたときは前記プレスキャンモー
    ドが選択され、前記プレスキャンモードによりプレスキ
    ャンされた画像が前記分割線とともに前記画像表示手段
    により表示されるようにしたことを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像表示手段は、前記分割線の位置
    を前記所定のサイズから変更する分割線変更手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示手段は、前記分割線で分割
    された各セクションに頁番号を付与する頁番号付与手段
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至2記載の画像読
    取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示手段は、前記分割線で分割
    された隣接した各セクション間で一部重複した糊代部分
    を形成する糊代形成手段をを備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記画像表示手段により表示された分割
    条件を登録する分割登録手段と、前記長尺原稿を本スキ
    ャンし前記分割登録手段に登録された分割条件に従って
    前記各セクションの画像データを分割記憶する分割読取
    制御手段備えたことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記画像表示手段は、前記分割線表示手
    段の表示を解除するとともに前記長尺原稿の全長を表示
    する原稿長表示手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の画像読取装置を備えた画
    像形成装置であって、複数の定型用紙に前記分割読取制
    御手段により分割記憶された各セクションを分割して出
    力するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の画像読取装置を備えた画
    像形成装置であって、単数の長尺紙に前記長尺原稿の全
    長を出力するようにした長尺紙出力モードを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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