JP2003078613A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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Naotoshi Maeda
尚利 前田
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末装置において、表示部や操作部のバ
ックライト消灯のタイミングをユーザーに通知すると共
に、バックライトが突然消灯してしまうことによる誤操
作を防止する。 【解決手段】 キースイッチ3の非操作時間はタイマー
2によってカウントされる。非操作時間が所定の時間に
達した場合、マイコン1はメモリ11の情報に基づき、
当該端末の使用状態を判別する。そして電流値切替回路
8を制御して、バックライト6の輝度を該使用状態に応
じて低下させる。このときキーバックライト9の点灯は
維持させる。それによりユーザがバックライト6消灯の
タイミングを察知できると共に、再点灯のための操作に
おける誤操作を防止できる。また、バックライトの点灯
が不要な使用状態においてはバックライトを消灯するた
め消費電力の低減に寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPDA
等の携帯端末装置に関するものであり、特に、表示部お
よび操作部の点灯を行うバックライトの制御に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話やPDAといった携帯
端末装置の表示部は、液晶表示装置とバックライトの組
み合わせにより構成されている。そして、暗い場所にお
いてもバックライトを点灯させることによって液晶画面
の表示を見やすくすることができる。また、携帯端末装
置の操作部においても同様にバックライトが用いられた
ものも多く、それにより暗い場所での操作による誤操作
を防止することができる。
【0003】しかしながら、携帯端末装置に搭載されて
いるバッテリは容量が小さいため、それらのバックライ
トの点灯による消費電力を無視することができない。よ
って、従来の携帯電話ではバックライトの不要な点灯に
よるバッテリの消耗を防ぐことは重要である。
【0004】図6は、特開2001−103153公報
に開示されている従来の携帯電話の構成図である。同図
において、100は不図示の無線基地局との通信を確立
する無線通信処理部、101は携帯電話内部の各種情報
処理および制御を行う情報処理部、102は電源、10
3は各処理部への電源供給の切替を行うスイッチ部であ
る。104はデーターベースであり、電話番号、名前お
よびそれらの接続種別(音声通話あるいはデータ通話)
等が記憶されている。また、105はユーザーインター
フェースである操作部としての入力部、106はバック
ライトを備えた表示部である。
【0005】この携帯電話は、発信時および着信時にお
いて通話に入る前にその通話の目的が音声通話かデータ
通話であるかを判別し、その判別に基づいてその通話目
的に適した表示部の電源制御を行うことによって省電力
化を実現するものである。
【0006】図7は図6に示した従来の携帯電話の発信
時の動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに基づいて、従来の携帯電話の動作を説明す
る。
【0007】ユーザーが相手先に電話をかける際に入力
部105から電話番号が入力されると(S100)、デ
ータベース104の情報に基づきその入力した電話番号
が音声通話であるかどうかの判定が行われる(S10
1)。その判定の結果が音声通話である場合、音声通話
の接続処理を行う(S102)。また、音声通話でない
ときにはデータ通信の接続処理を行い(S103)、続
いてデータ通信処理を行う(S106)。一方、音声通
話の接続処理が行われた場合はその後、通話が開始され
たかどうかを判定し(S104)、まだ通話が開始され
ていないときには何も行わずに相手番号の入力待ち処理
を行う。通話が開始されたときには図9で示されるスイ
ッチ部103によって表示部108の電源を切断する
(S105)。そしてその通話が終了したかどうかを判
定し(S107)終了していないときには引き続きこの
ままの状態で通話を行い、通話が終了したときには表示
部106への電源を投入する(S109)。
【0008】このように、入力した電話番号の接続種別
が表示が不要な音声通話の場合には表示部のバックライ
トを消灯し、テレビ電話、電子メールのような表示部を
使用するデータ通信の場合にはバックライトの点灯を持
続させることにより、携帯電話で用いられるバッテリの
バックライトの無駄な点灯による消費電力を減らすこと
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の携帯
電話は、さらにバッテリの消費電力を抑える目的で、入
力部への入力操作が無くなってから一定時間経過すると
自動的にバックライトが消える仕様となっている。例え
ば、電子メールとして入力する文章を思考する過程や、
受信した電子メールを読む途中に、キー操作をしない状
態が長く続く状況がよくあるが、その場合にも突然バッ
クライトが消灯してしまうこととなる。また、消灯した
バックライトを再点灯させるためには、入力部への更な
るキー入力操作が必要であるが、例えば操作を暗い場所
で行っている場合、再点灯のためのキー入力操作を暗闇
の中で手探りで行うことになり、誤操作によって編集中
あるいは読んでいる途中の文章を誤って破棄してしまう
危険性がある。
【0010】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたものであり、表示部や操作部のバックライ
ト消灯のタイミングをユーザーに通知すると共に、バッ
クライトが突然消灯してしまうことによる誤操作を防止
することができる携帯端末装置を提供することを第1の
目的とする。また、携帯端末の使用状態に応じたバック
ライト制御により、バックライトの点灯による無駄な消
費電力をさらに抑えることを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯端
末装置は、表示部のバックライト機能を有する携帯端末
装置であって、前記表示部を点灯する第1のバックライ
トと、ユーザーによる操作の対象となる操作部と、前記
操作部に対する前記操作の検出を行う検出手段と、最後
の前記操作の検出からの非操作時間をカウントするタイ
マーと、前記携帯端末装置の現在の使用状態を判別する
判別手段と、前記操作の検出に伴い前記第1のバックラ
イトを点灯させると共に、前記タイマーによりカウント
される前記非操作時間および前記判別手段により判別さ
れる前記使用状態に基づき前記第1のバックライトの発
光量の制御を行う発光量制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0012】請求項2に記載の携帯端末装置は、請求項
1に記載の携帯端末装置であって、前記発光量制御手段
が、前記非操作時間が所定の第1の時間に達した場合に
前記第1のバックライトの発光量を前記使用状態に応じ
た所定の値に下げ、前記非操作時間が前記第1の時間よ
りも長い所定の第2の時間に達した場合に前記第1のバ
ックライトを消灯させることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の携帯端末装置は、請求項
2に記載の携帯端末装置であって、前記発光量制御手段
が、前記第1の時間から前記第2の時間までの間、前記
第1のバックライトの発光量を多段階的に下げることを
特徴とする。
【0014】請求項4に記載の携帯端末装置は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末装置であっ
て、さらに、前記発光量制御手段が、前記非操作時間が
所定の第1の時間に達したときの前記使用状態が前記バ
ックライト機能を必要としないものである場合に、前記
第1のバックライトを消灯させることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の携帯端末装置は、請求項
1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置であっ
て、さらに、前記操作部を点灯する第2のバックライト
と、前記操作の検出に伴い前記第2のバックライトを点
灯させると共に、前記第1のバックライトが消灯するタ
イミングで前記第2のバックライトを消灯させる点灯制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は、本発明
の発明の実施の形態1に係る携帯端末装置である携帯電
話の構成図である。同図において、1は携帯電話のマイ
コン、2はマイコン1に付随するタイマー、3はユーザ
ーが操作を行う操作部であるキースイッチである。4は
キースイッチ3に対する操作を検出する検出手段として
動作すると共にその操作によって入力されたキーを判別
し、それらの情報をマイコン1に通知するキー入力デコ
ーダである。5は液晶表示部、6は液晶表示部5を点灯
するためのバックライト、7はマイコン1の制御により
バックライト6の点灯および消灯を行うバックライト駆
動回路、8はマイコン1の制御によりバックライト6の
点灯時の電流値を切り替える電流値切替回路である。即
ち、マイコン1およびバックライト駆動回路7、電流値
切替回路8によって、バックライト6の発光量を制御す
る発光量制御手段を構成している。
【0017】また、9はキースイッチ3を点灯するため
のキーバックライトである。10はキーバックライト9
の点灯および消灯を行うキーバックライト駆動回路であ
り、キーバックライト9がバックライト6と同じタイミ
ングで点灯および消灯を行うようにマイコン1によって
制御されている。つまり、キーバックライト駆動回路1
0とマイコン1によって、キーバックライト9の点灯制
御手段を構成している。
【0018】また、11はメモリであり、ユーザーが携
帯電話を使用している状態(使用状態)の情報と、各使
用状態に対応したバックライト6の電流値の設定情報が
記録されている。ここで、メモリ11に記録されている
携帯電話の使用状態の情報は、ユーザーの操作によって
携帯電話の使用状態が切り替わる(遷移する)たびに逐
一上書き記録される。それによりマイコン1は、メモリ
11に記憶されている情報を参照することによって、当
該携帯電話の使用状態を判別する判別手段として動作す
ることができる。
【0019】図2は、本実施の形態に係る携帯電話にお
けるバックライト6の制御動作を示すフローチャートで
ある。また、図3はメモリ11に記憶されているバック
ライト6の電流値の設定情報の一例を示す図である。以
下、これらの図に基づき本実施の形態に係る携帯電話の
動作を説明する。
【0020】ユーザーが携帯電話のキースイッチ3を押
すと(S1)、キー入力デコーダ4はそれを検出し、そ
の入力キーの情報をマイコン1に通知する。マイコン1
は、キー入力デコーダ4からの情報を受けると、バック
ライト駆動回路7および電流値切替回路8、キーバック
ライト駆動回路10を制御してバックライト6およびキ
ーバックライト9を点灯させる(S2)。なお、このと
きバックライト6に流す電流の値は、電流値切替回路8
によって所定の電流値Aに設定される。ユーザーはこれ
により暗い場所でも液晶表示部5に表示された画面と、
操作部であるキースイッチ3を視認することができる。
【0021】マイコン1は、バックライト6およびキー
バックライト9を点灯させると、続いてタイマー2によ
り所定の時間t1のカウントを開始する(S3)。その
後、時間t1が経過したかどうかを判定する(S4)。
このとき時間t1が経過していた場合、マイコン1はそ
の時点でメモリ11に記録されている携帯電話の使用状
態の情報に基づき、ユーザーの携帯電話の使用状態を判
別する(S5)。そして、バックライト駆動回路7およ
び電流値切替回路8を制御してバックライト6に流れる
電流値を、同じくメモリ11に記録されている当該使用
状態に対応した電流値に切り替える(S6)。
【0022】ここで、図3に示すような設定情報がメモ
リ11に記憶されているとすると、例えば、所定の時間
t1が経過したその時点でのユーザーの端末の使用状態
が”メール”である場合、マイコン1は電流値切替回路
9を制御してバックライト6の電流設定を電流値B(電
流値A>電流値B)にする。それによりバックライト6
の輝度は下がる。このとき、マイコン1はキーバックラ
イト駆動回路10に対しての制御は何も行わないのでキ
ーバックライト9は点灯したままである。
【0023】また例えば、時間t1が経過した時点での
携帯電話の使用状態が、バックライト機能が不要な”通
話”である場合、マイコン1はバックライト駆動回路7
を制御してバックライト6の電流値を0とし、直ちにバ
ックライト消灯する。この場合、図2での図示は省略す
るが、マイコン1はキーバックライト駆動回路10を制
御してキーバックライト9も消灯し、図2のフローから
抜ける。
【0024】マイコン1は、時間t1でバックライト6
の輝度を低下させると、続いてタイマー2により所定の
時間t2のカウントを開始する(S7)。その後、時間
t2が経過したかどうか(即ち、キー操作が行なわれて
からt1+t2経過したかどうか)を判定して(S
8)、経過していた場合には、マイコン1はバックライ
ト駆動回路7およびキーバックライト駆動回路10を制
御して、バックライト6の電流を0にしてバックライト
6を消灯させると共に、キーバックライト9も消灯させ
る(S9)。
【0025】なお、上記フローチャートに示した動作の
途中でキースイッチ3に対するキー入力操作があった場
合には、フローの中のどの状態にあっても直ちにステッ
プS1にジャンプするものとする。つまり、ユーザーは
時間t1以降においてもキー入力操作を行なうことで、
直ちにバックライト6の電流を電流値Aにすることがで
き、バックライト6を時間t1以前の明るさに戻すこと
ができる。また、キー操作が行なわれ、S1にジャンプ
するとタイマー2はリセットされるので、結果的にタイ
マー2はキースイッチ3に対する最後のキー操作が行わ
れてからの、キー操作が行なわれていない非操作時間を
カウントしていることになる。
【0026】以上のように、本実施の形態に係る携帯電
話においては、バックライト6が消灯する前の時間t1
における当該携帯電話の使用状態に応じてバックライト
6の輝度を低下あるいは消灯させる。よってユーザー
は、バックライト6の輝度の変化により最後のキー操作
からの時間t1の経過を察知でき、もうすぐバックライ
ト6が消灯するタイミングであること察知できる。
【0027】そしてユーザーは再びバックライト6の輝
度を元に戻して完全に点灯させたい場合は、キースイッ
チ3に対して何らかのキー操作を行なえばよい。このと
きバックライト6は輝度が低下しているものの完全に消
灯しているわけではなく、さらにキーバックライト9は
バックライト6が完全に消灯するまで点灯を維持してい
るので、ユーザーは液晶表示部5およびキースイッチ3
を視認した状態での操作が可能であり、誤操作を防止す
ることができる。
【0028】また時間t1において例えば通話等のバッ
クライトが不要な使用状態である場合には、バックライ
ト6およびキーバックライト9は消灯するので、バック
ライトの無駄な点灯による電力消費をさらに削減でき、
携帯電話の消費電力低下にさらに寄与できる。
【0029】<実施の形態2>本発明の実施の形態2に
おいては、携帯端末装置のバックライトの輝度を多段階
に制御することでスムースに輝度変化させる。なお、本
実施の形態における携帯端末装置のシステム構成は実施
の形態1に示した図1と同様であり、ここでの詳細な説
明は省略する。ただし、本実施の形態においてメモリ1
1には、ユーザーが携帯電話を使用している状態(使用
状態)の情報と、各使用状態に対応したバックライト6
の電流値の変化量の設定情報が記録されている。
【0030】図4は、本実施の形態に係る携帯電話にお
けるバックライト6の制御動作を示すフローチャートで
ある。また、図5はメモリ11に記憶されているバック
ライト6の電流値の変化量の設定情報の一例を示す図で
ある。以下、これらの図に基づき本実施の形態に係る携
帯電話の動作を説明する。
【0031】ユーザーが携帯電話のキースイッチ3を押
すと(S11)、キー入力デコーダ4はそれを検出し、
その入力キーの情報をマイコン1に通知する。マイコン
1は、キー入力デコーダ4からの情報を受けると、バッ
クライト駆動回路7および電流値切替回路8、キーバッ
クライト駆動回路10を制御してバックライト6および
キーバックライト9を点灯させる(S12)。なお、こ
のときバックライト6に流す電流の値は、電流値切替回
路8によって所定の電流値Aに設定される。ユーザーは
これにより暗い場所でも液晶表示部5に表示された画面
と操作部であるキースイッチ3を視認することができ
る。
【0032】バックライト6およびキーバックライト9
を点灯させると、続いてマイコン1はタイマー2により
所定の時間t3のカウントを開始する(S13)。その
後、時間t3が経過したかどうかを判定する(S1
4)。このとき時間t3が経過していた場合には、マイ
コン1はその時点でメモリ11に記録されている携帯電
話の使用状態の情報に基づき、ユーザーの携帯電話の使
用状態を判別する(S15)。そして、バックライト駆
動回路7および電流値切替回路8を制御してバックライ
ト6に流れる電流値を、同じくメモリ11に記録されて
いる当該使用状態に対応した電流値の変化量だけ下げる
(S16)。
【0033】ここで、図5に示す設定情報がメモリ11
に記憶されているとすると、例えば、所定の時間t1が
経過したその時点でのユーザーの端末の使用状態が”メ
ール”である場合、マイコン1は電流値切替回路9を制
御してバックライト6の電流設定をdBだけ下げ、それ
によりバックライト6の輝度は若干下がる。このとき、
マイコン1はキーバックライト駆動回路10に対しての
制御は何も行わないのでキーバックライト9は点灯した
ままである。
【0034】また例えば、時間t1が経過した時点での
携帯電話の使用状態が、バックライト機能が不要な”通
話”である場合、マイコン1はバックライト駆動回路7
を制御してバックライト6の電流値を0とし、直ちにバ
ックライト消灯する。それと同時にマイコン1は、キー
バックライト駆動回路10を制御してキーバックライト
9も消灯する。この場合、図4での図示は省略するが、
マイコン1はキーバックライト駆動回路10を制御して
キーバックライト9も消灯し、図4のフローから抜け
る。
【0035】時間t3でバックライト6の輝度を低下さ
せると、続いてマイコン1はタイマー2によって所定の
時間dtのカウントを開始する(S17)。ここでdt
は、dt<t3となるような微小な時間である。所定の
時間dtが経過したかどうかを判定し(S18)、経過
していた場合には、マイコン1はその時点でメモリ11
に記録されている携帯電話の使用状態の情報に基づき、
ユーザーの携帯電話の使用状態を判別する(S19)。
そして、バックライト駆動回路7および電流値切替回路
8を制御してバックライト6に流れる電流値を、同じく
メモリ11に記録されている当該使用状態に対応した電
流値の変化量だけさらに下げる(S20)。これによっ
て、バックライト6の輝度がさらに若干下がることにな
る。
【0036】次に、S20による電流値設定変更を所定
の回数n回だけ行われたかどうかを判定する(S2
1)。このときS20による電流値設定変更の回数がn
回に達していない場合には、再びS17に戻る。そし
て、S20による電流値設定変更がn回に達するまでS
17〜S21を繰り返す。
【0037】その後S21において、S20による電流
値設定変更がn回に達したものと判定されると、マイコ
ン1はバックライト駆動回路7およびキーバックライト
駆動回路10を制御して、バックライト6の電流を0に
して消灯させると共に、キーバックライト9も消灯させ
る(S22)。
【0038】なお、上記フローチャートに示した動作の
途中でキースイッチ3に対するキー入力操作があった場
合には、フローの中のどの状態にあっても直ちにステッ
プS11にジャンプするものとする。つまり、ユーザー
は時間t3以降においてもキー入力操作を行なうこと
で、直ちにバックライト6の電流を電流値Aにしてバッ
クライト6を時間t3以前の明るさに戻すことができ
る。また、キー操作が行なわれ、S11にジャンプする
とタイマー2はリセットされるので、結果的にタイマー
2はキースイッチ3に対する最後のキー操作が行われて
からの、キー操作が行なわれていない非操作時間をカウ
ントしていることになる。
【0039】以上のように、本実施の形態に係る携帯電
話においては、バックライト6が消灯する前の時間t3
以降、徐々に(多段階的に)バックライト6の輝度が低
下する。よって、ユーザーは、バックライト6の輝度の
変化により、バックライト6が消灯するタイミングを察
知できる。さらに、ユーザーへの消灯タイミングの通知
の際にバックライト6の輝度を急激に下げずに徐々に下
げるので、実施の形態1に比較して表示画面の視認性を
維持しつつ消灯タイミングを通知できる。
【0040】そしてユーザーは再びバックライト6の輝
度を元に戻して完全に点灯させたい場合は、キースイッ
チ3に対して何らかのキー操作を行なえばよい。このと
きバックライト6は輝度が低下しているものの完全に消
灯しているわけではなく、さらにキーバックライト9は
バックライト6が完全に消灯するまで点灯を維持してい
るので、ユーザーは液晶表示部5およびキースイッチ3
を視認した状態での操作が可能であり、誤操作を防止す
ることができる。
【0041】また、当該携帯電話がバックライトの点灯
が不要な使用状態になった場合に、バックライト6、お
よびキーバックライト9を消灯させることでバックライ
トの無駄な点灯を防ぐことができ、携帯電話の消費電力
低下にさらに寄与できる。
【0042】なお、以上の説明においては、表示部や操
作部にバックライト機能を有する携帯端末装置として、
携帯電話を例として示したが、本発明の適用の範囲はそ
れに限定されるものではなく、例えばPDA等の他の携
帯端末装置に対しても広く適用可能であることは言うま
でも無い。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の携帯端末装置によれ
ば、操作部に対する操作の検出を行う検出手段と、最後
の操作の検出からの非操作時間をカウントするタイマー
と、携帯端末装置の現在の使用状態を判別する判別手段
と、操作の検出に伴い第1のバックライトを点灯させる
と共に、タイマーによりカウントされる非操作時間およ
び判別手段により判別される使用状態に基づき第1のバ
ックライトの発光量の制御を行う発光量制御手段とを備
えるので、第1のバックライトの輝度の変化によって非
操作時間の経過をユーザーに通知でき、ユーザーは第1
のバックライトが消灯するタイミングを察知できる。
【0044】請求項2に記載の携帯端末装置によれば、
請求項1に記載の携帯端末装置において、発光量制御手
段が、非操作時間が所定の第1の時間に達した場合に第
1のバックライトの発光量を使用状態に応じた所定の値
に下げ、非操作時間が第1の時間よりも長い所定の第2
の時間に達した場合に第1のバックライトを消灯させる
ので、第1のバックライトの輝度の低下によって非操作
時間の経過をユーザーに通知でき、ユーザーは第1のバ
ックライトが消灯するタイミング(第2の時間)を察知
できる。
【0045】請求項3に記載の携帯端末装置によれば、
請求項2に記載の携帯端末装置において、発光量制御手
段が、第1の時間から第2の時間までの間、第1のバッ
クライトの発光量を多段階的に下げるので、表示画面の
視認性を著しく損なうことなく、第1のバックライトの
輝度の変化により、第1のバックライトが消灯するタイ
ミング(第2の時間)をユーザーに通知できる。
【0046】請求項4に記載の携帯端末装置によれば、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末装置
において、さらに、発光量制御手段が、非操作時間が所
定の第1の時間に達したときの使用状態がバックライト
機能を必要としないものである場合に、第1のバックラ
イトを消灯させるので、バックライトの無駄な点灯を防
ぐことができ、携帯電話の消費電力低下にさらに寄与で
きる。
【0047】請求項5に記載の携帯端末装置によれば、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置
において、操作部を点灯する第2のバックライトと、操
作の検出に伴い第2のバックライトを点灯させると共
に、第1のバックライトが消灯するタイミングで第2の
バックライトを消灯させる点灯制御手段とを備えるの
で、第1のバックライトの輝度を変化させた場合におい
ても、操作部の視認性は維持される。よって、ユーザー
は表示部および操作部を視認した状態で、低下した第1
のバックライトの輝度を元に戻すための操作が可能であ
り、それによる誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る携帯電話の構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1に係る携帯電話におけるバック
ライトの制御動作を示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1に係る携帯電話のメモリに記憶
されているバックライトの電流値の設定情報の一例を示
す図である。
【図4】 実施の形態2に係る携帯電話におけるバック
ライトの制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態2に係る携帯電話のメモリに記憶
されているバックライトの電流値の設定情報の一例を示
す図である。
【図6】 従来の携帯電話の構成図である。
【図7】 従来の携帯電話の発信時の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 マイコン、2 タイマー、3 キースイッチ、4
キー入力デコーダ、5液晶表示部、6 バックライト、
7 バックライト駆動回路、8 電流値切替回路、9
キーバックライト、10 キーバックライト駆動装置、
11 メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 大輔 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA83 CA01 CF16 CG06 CG15 CG42 CG45 CH22 CJ17 CJ19 5K027 AA11 BB17 FF22 GG08 HH30 MM16 5K067 AA26 AA43 BB04 CC21 EE02 FF02 FF05 FF24 FF31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部のバックライト機能を有する携帯
    端末装置であって、 前記表示部を点灯する第1のバックライトと、 ユーザーによる操作の対象となる操作部と、 前記操作部に対する前記操作の検出を行う検出手段と、 最後の前記操作の検出からの非操作時間をカウントする
    タイマーと、 前記携帯端末装置の現在の使用状態を判別する判別手段
    と、 前記操作の検出に伴い前記第1のバックライトを点灯さ
    せると共に、前記タイマーによりカウントされる前記非
    操作時間および前記判別手段により判別される前記使用
    状態に基づき前記第1のバックライトの発光量の制御を
    行う発光量制御手段とを備える、ことを特徴とする携帯
    端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯端末装置であっ
    て、 前記発光量制御手段が、 前記非操作時間が所定の第1の時間に達した場合に前記
    第1のバックライトの発光量を前記使用状態に応じた所
    定の値に下げ、前記非操作時間が前記第1の時間よりも
    長い所定の第2の時間に達した場合に前記第1のバック
    ライトを消灯させる、ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の携帯端末装置であっ
    て、 前記発光量制御手段が、 前記第1の時間から前記第2の時間までの間、前記第1
    のバックライトの発光量を多段階的に下げる、ことを特
    徴とする携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の携帯端末装置であって、さらに、 前記発光量制御手段が、 前記非操作時間が所定の第1の時間に達したときの前記
    使用状態が前記バックライト機能を必要としないもので
    ある場合に、前記第1のバックライトを消灯させる、こ
    とを特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の携帯端末装置であって、さらに、 前記操作部を点灯する第2のバックライトと、 前記操作の検出に伴い前記第2のバックライトを点灯さ
    せると共に、前記第1のバックライトが消灯するタイミ
    ングで前記第2のバックライトを消灯させる点灯制御手
    段とを備える、ことを特徴とする携帯端末装置。
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JP2011015166A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Kyocera Corp 情報端末装置

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