JP2003077587A - 電源供給コネクタ - Google Patents

電源供給コネクタ

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JP2003077587A
JP2003077587A JP2001268130A JP2001268130A JP2003077587A JP 2003077587 A JP2003077587 A JP 2003077587A JP 2001268130 A JP2001268130 A JP 2001268130A JP 2001268130 A JP2001268130 A JP 2001268130A JP 2003077587 A JP2003077587 A JP 2003077587A
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robot apparatus
charging
power supply
unit
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JP2001268130A
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Takashi Nakamura
孝志 中村
Takashi Ietoku
隆史 家徳
Wataru Kokubo
亘 小久保
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボット装置と容易に脱着する。 【解決手段】 上部ケース151及び下部ケース152
からなる筐体153と、導体からなるピン形状の充電端
子154と、充電端子154を囲む案内壁155と、筐
体153の内部に収納されている2つのマグネット15
6と、ACアダプタの電源コード121の先端に設けら
れた電源プラグ122が差し込まれる差込口110と、
充電端子154及び2つのマグネット156を所定の高
さで支える図示しない支持柱とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源供給コネクタ
に関し、詳しくは、充電電池を備えた移動手段を有する
ロボット装置と直流電源とを接続するための電源供給コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外観形状が犬や猫等の動物や人間
に模して形成されたロボット装置が提供されている。そ
のようなロボット装置は、バッテリ(充電電池)を備え
ており、このバッテリを動力源として動作している。ロ
ボット装置は、電源供給コネクタを介して直流電源、例
えばAC(Alternating Current:交流)アダプタから
電力が供給されて、バッテリに充電を開始する。
【0003】ロボット装置は、バッテリに電力を供給す
るための導体からなる板形状の接続端子を備えており、
接続端子の周りに形成された案内面によって電源供給コ
ネクタを呼び込む。
【0004】また、電源供給コネクタは、差し込まれて
いるACアダプタからの電力を供給するための導体から
なるピン形状の充電端子と、ロボット装置とメカ的に接
続するためのロック機構であるフックと、このフックを
開くリリースボタンとを備えており、ロボット装置の案
内面によって呼び込まれてフックによってロボット装置
と接続される。このとき、電源供給コネクタの充電端子
とロボット装置の接続端子とが接触し、電源供給コネク
タに差し込まれているACアダプタからの電力がロボッ
ト装置のバッテリに供給される。
【0005】使用者は、バッテリの充電が終了した場合
には、電源供給コネクタのリリースボタンを押すことに
よって、ロボット装置から電源供給コネクタを取り外す
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電源供給コ
ネクタは、フックによってロボット装置と接続されてい
るため、リリースボタンが押されずに強い力で引っ張ら
れたり、ACアダプタの電源コードの遊び以上にロボッ
ト装置が動かされたりすると、電源供給コネクタ自体が
破損する危険性がある。
【0007】また、使用者は、電源供給コネクタをロボ
ット装置に接続する際、目視できない場合では、ロボッ
ト装置に設けられた案内面だけでは接続しにくい恐れが
ある。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されたものであり、ロボット装置と容易に脱着するこ
とができる電源供給コネクタを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源供給コ
ネクタは、上述の問題点を解決するために、充電電池を
備えた移動手段を有するロボット装置と直流電源とを接
続するための電源供給コネクタにおいて、筐体と、ロボ
ット装置と電気的に接続するための接続端子と、直流電
源からの電源コードが差し込まれる差込口と、磁力によ
ってロボット装置と吸着する磁石とを備える。
【0010】この電源供給コネクタによれば、筐体と、
ロボット装置と電気的に接続するための接続端子と、直
流電源からの電源コードが差し込まれる差込口と、磁力
によってロボット装置と吸着する磁石とを備えることに
より、ロボット装置と接続される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
においては、本発明を、バッテリ(充電電池)を備えた
移動手段を有するロボット装置、特に4足歩行するロボ
ット装置と直流電源とを接続するための電源供給コネク
タに適用したものである。
【0012】この電源供給コネクタは、筐体と、ロボッ
ト装置と電気的に接続するための充電端子と、直流電源
からの電源コードが差し込まれる差込口と、磁力によっ
てロボット装置と吸着するマグネットとを備えている。
【0013】本発明の実施の形態において、ロボット装
置は、周囲の環境(外的要因)や内部状態(内的要因、
例えば感情、本能等の状態)に応じて自律的に行動する
ロボット装置である。
【0014】このロボット装置は、少なくとも上肢と体
幹部と下肢とを備え、上肢及び下肢、又は下肢のみを移
動手段とする脚式移動ロボット装置である。脚式移動ロ
ボット装置には、4足歩行の動物の身体メカニズムやそ
の動きを模倣した「ペット型」ロボット装置や、下肢の
みを移動手段として使用する2足歩行の動物の身体メカ
ニズムやその動きを模倣した「人間型」ロボット装置が
あるが、本発明の実施の形態においては、ロボット装置
は、4足歩行タイプの「ペット型」ロボット装置であ
る。
【0015】このロボット装置は、住環境その他の日常
生活上の様々な場面における人的活動を支援し、内部状
態(怒り、悲しみ、喜び、楽しみ等)に応じて行動でき
るほか、4足歩行の動物が行う基本的な動作を表出でき
るエンターテインメントロボットである。
【0016】このロボット装置は、特に、頭部、胴体
部、上肢部、下肢部等を有している。各部の連結部分及
び関節に相当する部位には、運動の自由度に応じた数の
アクチュエータ及びポテンショメータが備えられてお
り、制御部の制御によって目標とする動作を表出でき
る。
【0017】さらに、ロボット装置は、周囲の状況を画
像データとして取得するための撮像部や、外部から受け
る作用を検出するための各種センサや、外部から受ける
物理的な働きかけ等を検出するための各種スイッチ等を
備えている。撮像部としては、小型のCCD(Charge-C
oupled Device)カメラを使用する。また、各種センサ
には、角速度を検出する角速度センサ、CCDカメラに
よって撮像した被写体までの距離を計測する距離センサ
等がある。各種スイッチには、使用者によって触られた
ことを検出する接点型の押下スイッチ、使用者によって
操作されたことを検出する操作スイッチ等がある。これ
らは、ロボット装置の外部又は内部の適切な箇所に設置
されている。
【0018】このロボット装置の外観について、図1を
用いて説明する。ロボット装置1は、胴体部ユニット2
の前後左右に脚部ユニット3A、3B、3C、3Dが連
結され、胴体部ユニット2の前端部に頭部ユニット4が
連結され、胴体部ユニット2の後端部に尻尾部5が備え
られて構成されている。
【0019】次に、ロボット装置1の概略構成につい
て、図2を用いて説明する。胴体部ユニット2には、C
PU(Central Processing Unit)10、DRAM(Dyn
amic Random Access Memory)11、フラッシュROM
(Read Only Memory)12、PC(Personal Compute
r)カードインターフェイス回路13及び信号処理回路
14が内部バス15を介して相互に接続されることによ
り形成されたコントロール部16と、このロボット装置
1の動力源としてのバッテリ17とが収納されている。
また、胴体部ユニット2には、ロボット装置1の向きや
動きの加速度を検出するための角速度センサ18及び加
速度センサ19が収納されている。また、胴体部ユニッ
ト2には、鳴き声等の音声を出力するためのスピーカ2
0が、図1に示すように所定位置に配置されている。ま
た、胴体部ユニット2の尻尾部5には、使用者からの操
作入力を検出する検出機構としての操作スイッチ21が
備えられている。操作スイッチ21は、使用者による操
作の種類を検出できるスイッチであって、ロボット装置
1は、操作スイッチ21によって検出される操作の種類
に応じて、例えば「誉められた」か「叱られた」かを認
識する。
【0020】頭部ユニット4には、外部の状況や対象物
の色、形、動き等を撮像するためのCCD(Charge Cou
pled Device)カメラ22と、前方に位置する対象物ま
での距離を測定するための距離センサ23と、外部音を
集音するためのマイク24と、例えばLED(Light Em
itting Diode)を備えた発光部25等が、図1に示すよ
うに所定位置にそれぞれ配置されている。ただし、発光
部25は、構成の説明等においては、必要に応じてLE
D25と示す。また、頭部ユニット4内部には、図1に
は図示しないが、頭部ユニット4に対する使用者の接触
を間接的に検出する検出機構としての頭部スイッチ26
が備えられている。頭部スイッチ26は、例えば、使用
者の接触によって頭部が動かされた場合、その傾き方向
を検出できるスイッチであって、ロボット装置1は、頭
部スイッチ26によって検出される頭部の傾き方向に応
じて、「誉められた」か「叱られた」かを認識する。
【0021】各脚部ユニット3A〜3Dの関節部分、各
脚部ユニット3A〜3Dと胴体部ユニット2との連結部
分、頭部ユニット4と胴体部ユニット2との連結部分に
は、自由度数分のアクチュエータ28〜28及びポ
テンショメータ29〜29 がそれぞれ配設されてい
る。アクチュエータ28〜28は、例えば、サーボ
モータを備えている。サーボモータの駆動により、脚部
ユニット3A〜3Dが制御されて目標の姿勢、或いは動
作に遷移する。各脚部ユニット3A〜3Dの先端の「肉
球」に相当する位置には、主として使用者からの接触を
検出する検出機構としての肉球スイッチ27A〜27D
が設けられ、使用者による接触等を検出できるようにな
っている。
【0022】ロボット装置1は、このほかにも、ここで
は図示しないが、自律的に行動する自律モードや行動を
停止する停止モード等の動作モードを表すためのモード
ランプや、充電中、起動中、起動停止中等のバッテリ1
7の状態を表すための状態ランプ等を、適切な箇所に適
宜備えていてもよい。
【0023】そして、ロボット装置1において、操作ス
イッチ21、頭部スイッチ26及び肉球スイッチ27等
の各種スイッチと、角速度センサ18、加速度センサ1
9、距離センサ23等の各種センサと、スピーカ20、
マイク24、発光部25、各アクチュエータ28〜2
、各ポテンショメータ29〜29は、それぞれ
対応するハブ30〜30nを介してコントロール部1
6の信号処理回路14と接続されている。一方、CCD
カメラ22及びバッテリ17は、それぞれ信号処理回路
14と直接接続されている。
【0024】信号処理回路14は、上述の各種スイッチ
から供給されるスイッチデータ、各種センサから供給さ
れるセンサデータ、音声データ及び画像データを順次取
り込み、これらをそれぞれ内部バス15を介してDRA
M11内の所定位置に順次格納する。また信号処理回路
14は、これとともにバッテリ17から供給されるバッ
テリ残量を表すバッテリ残量データを順次取り込み、こ
れをDRAM11内の所定位置に格納する。
【0025】このようにしてDRAM11に格納された
各スイッチデータ、各センサデータ、音声データ、画像
データ及びバッテリ残量データは、CPU10が当該ロ
ボット装置1の動作制御を行う際に使用される。
【0026】CPU10は、ロボット装置1の電源が投
入された初期時において、フラッシュROM12に格納
された制御プログラムを読み出して、DRAM11に格
納する。又は、CPU10は、図1に図示しない胴体部
ユニット2のPCカードスロットに装着された半導体メ
モリ装置、例えばいわゆるメモリカード31に格納され
た制御プログラムをPCカードインターフェイス回路1
3を介して読み出してDRAM11に格納する。
【0027】CPU10は、上述のように信号処理回路
14よりDRAM11に順次格納される各スイッチデー
タ、各センサデータ、音声データ、画像データ及びバッ
テリ残量データに基づいて自己及び周囲の状況や、使用
者からの指示及び働きかけの有無を判断している。
【0028】さらに、CPU10は、この判断結果とD
RAM11に格納した制御プログラムとに基づく行動を
決定する。CPU10は、当該決定結果に基づいてアク
チュエータ28〜28の中から必要とするアクチュ
エータを駆動することによって、例えば頭部ユニット4
を上下左右に振らせたり、各脚部ユニット3A〜3Dを
駆動して歩行させたりする。また、CPU10は、必要
に応じて音声データを生成し、信号処理回路14を介し
てスピーカ20に供給する。また、CPU10は、発光
部25の点灯・消灯を指示する信号を生成し、発光部2
5を点灯したり消灯したりする。
【0029】このように、ロボット装置1は、自己及び
周囲の状況や、使用者からの指示及び働きかけに応じて
自律的に行動する。
【0030】また、ロボット装置1は、胴体部ユニット
2の胸部付近に、後述する充電装置又は電源供給コネク
タと電気的に接続するためのロボット装置側接続部を収
納している。このロボット装置側接続部51は、図3に
示すように、開閉自在なシャッタ55が開かれると、ロ
ボット装置1の内部から露呈される。
【0031】ロボット装置側接続部51は、図4に示す
ように、導体からなる板形状のロボット装置側接続端子
52と、後述する電源供給コネクタを呼び込んで案内す
る案内面53と、後述する電源供給コネクタに備えられ
たマグネットと吸着する2つの鉄板54とを備えてい
る。
【0032】ロボット装置側接続端子52は、バッテリ
17に電力を供給するための電源供給用の端子と、ロボ
ット装置1に関する情報を伝送するための信号伝送用の
端子とが設けられている。案内面53は、ロボット装置
側接続端子52を囲む略長方形の穴の壁面が斜めとなっ
ている斜面である。鉄板54は、案内面53の長手方向
の両端に設けられている。
【0033】このロボット装置側接続部51は、使用者
によって、シャッタ55が開かれた際に、ロボット装置
1の内部から露呈されて、後述する充電装置又は電源供
給コネクタと電気的に接続する。
【0034】次に、ロボット装置1のバッテリ17を充
電する充電装置100について、図5〜図9を用いて詳
細に説明する。ここで、分離された状態の充電装置10
0の外観を図5に示し、組み立てられた状態の充電装置
100の外観を図6に示し、充電装置100を構成する
充電コア部101の裏面を図7に示し、組み立てられた
状態の充電装置100の裏面を図8に示し、充電装置1
00を構成する載置台(スタンド)102の外観を図9
に示す。
【0035】充電装置100は、図5に示すように、主
として図示していない直流電源、例えばAC(Alternat
ing Current:交流)アダプタからの電力をロボット装
置1のバッテリ17へ供給する充電コア部101と、ロ
ボット装置1を載置する載置台102と、充電コア部1
01と載置台102とを脱着可能に取り付ける取付ねじ
103とを備えている。
【0036】そして、充電装置100は、図6に示すよ
うに、充電コア部101と載置台102とが取付ねじ1
03によって取り付けられて組み立てられ、ACアダプ
タの電源コード121が差し込まれる。
【0037】充電コア部101は、例えば図5に示すよ
うに、ロボット装置1と電気的に接続するための接続部
104と、ロボット装置1に関する状態が表示される表
示部105と、表示部105に表示されている情報を調
整するための操作部106と、ロボット装置1が載置さ
れているか否かを検出する載置検出部107と、図7に
示すように、取付ねじ103が螺合されるねじ穴108
と、充電コア部101自体が載置台102に格納されて
いるか否かを検出する格納検出部109と、ACアダプ
タの電源コード121の先端に設けられた電源プラグ1
22が差し込まれるDC(Direct Current:直流)用の
差込口(ジャック)110とを少なくと備えている。
【0038】充電コア部101は、例えば図5に示すよ
うに、側面が略台形形状とされ、前面に表示部105及
び操作部106が設けられ、上面に接続部104及び載
置検出部107が設けられ、また、図6に示すように、
下面にねじ穴108及び格納検出部109が設けられ、
背面に差込口110が設けられている。このとき、前面
と背面とが互いに略平行となっており、背面の大きさが
前面と比べて狭くなっている。
【0039】また、載置台102は、例えば図5に示す
ように、充電コア部101を格納する充電コア部格納部
111と、ロボット装置1を載置するロボット装置載置
部112と、取付ねじ103を挿通させるための挿通孔
113と、充電コア部101の格納検出部109を充電
コア部101内に押し上げる検出用突起部114と、後
述する電源供給コネクタに差し込まれたACアダプタの
電源コード121を載置台102の後端部方向へ案内す
る案内溝115と、案内溝115と連結された第1の導
出部116と、図8に示すように、充電コア部101の
差込口110を充電コア部格納部111から露出させる
ための差込孔117と、充電コア部101の差込口11
0に差し込まれたACアダプタの電源コード121を載
置台102から導出する第2の導出部118とを少なく
とも備えている。さらに、載置台102は、図9に示す
ように、充電コア部格納部111に充電コア部101が
格納されていない場合に、充電コア部格納部111の前
面にあたる位置に取り付けられる前面プレート119を
備えている。
【0040】載置台102は、その長手方向の一端に設
けられた充電コア部格納部111に充電コア部101が
格納されて、図6に示すように、略箱形形状となり、ロ
ボット装置載置部112がロボット装置1の腹部の形状
に沿って略湾曲形状の凹部となっている。
【0041】また、取付ねじ103は、図5に示すよう
に、使用者が容易にねじ穴108に螺合することができ
るように、いわゆる蝶ナット付き形状となっており、充
電コア部101と載置台102とを、脱着可能に取り付
ける。
【0042】続いて、充電コア部101を構成する各部
について説明する。接続部104は、充電装置100が
組み立てられた状態でロボット装置1が載置されたとき
に、ロボット装置1の胴体部ユニット2の胸部付近に収
納されているロボット装置側接続部51と対応する位置
に設けられている。接続部104は、ロボット装置側接
続部51と接続することにより、充電コア部101がロ
ボット装置1へ電力供給及び情報交換を行うことを可能
とするものである。
【0043】ここで、接続部104の具体的な構成例を
図10に示す。図10において、ロボット装置1が載置
されていない状態の接続部104を(A)に示し、ロボ
ット装置1が載置されている状態の接続部104を
(B)に示す。
【0044】接続部104は、導体からなるピン形状の
接続端子104と、接続端子104を覆う接続端子
カバー104とを備えている。接続端子104は、
ACアダプタからの電力を供給するための電源供給用の
端子と、ロボット装置1に関する情報を伝送するための
信号伝送用の端子とが設けられている。接続端子カバー
104は、ロボット装置1が載置されたときには、図
10(B)に示すように、内部に押し下げられ、接続端
子カバー104に覆われていた接続端子104を露
呈させる。すなわち、接続端子104は、ロボット装
置1が載置されたときには、露呈してロボット装置側接
続部51のロボット装置側接続端子52と接触し、充電
コア部101がロボット装置1へ電力供給及び情報交換
を行うことを可能とする。
【0045】表示部105は、例えば液晶ディスプレイ
であって、充電装置100が組み立てられた状態で使用
者が目視できる位置に設けられている。表示部105に
は、バッテリ17のバッテリ残量データ、ロボット装置
1に内蔵されている内蔵時計の時刻、スピーカ24(図
2)のスピーカ音量等のロボット装置1に関する種々の
情報が表示される。
【0046】操作部106は、複数の入力用押しボタン
スイッチから構成されており、充電装置100が組み立
てられた状態で使用者が容易に操作することができる位
置に設けられている。各入力用押しボタンスイッチに
は、それぞれ専用の機能が割り振られており、使用者に
操作されることによって、表示部105に表示されてい
る内蔵時計の時刻合わせやスピーカ24のスピーカ音量
調節等の種々の情報の調整を行う。
【0047】載置検出部107は、充電装置100が組
み立てられた状態でロボット装置1が載置されたとき
に、ロボット装置1と接する位置に設けられている。載
置検出部107は、充電コア部101の上面に対して垂
直方向に突き出た突起形状を有しており、ロボット装置
1が載置された際に、ロボット装置1によって一部が充
電コア部101内に押し下げられ、ロボット装置1が載
置されたことを検出する。
【0048】ねじ穴108は、取付ねじ103に対応す
る雌ねじであって、充電コア部101が載置台102の
充電コア部格納部111に格納された後、取付ねじ10
3が螺合される。
【0049】格納検出部109は、充電コア部101が
載置台102の充電コア部格納部111に格納されたと
きに、充電コア部格納部111の底面に設けられた検出
用突起部114によって押し下げられる形状を有してい
る。格納検出部109は、充電コア部101内に押し下
げられると、充電コア部101が充電コア部格納部11
1に格納されたことを検出する。
【0050】続いて、載置台102を構成する各部につ
いて説明する。充電コア部格納部111は、載置台10
2の長手方向の一端に形成されており、充電コア部10
1の上面を露出するように、すなわち充電コア部101
の接続部104及び載置検出部107がロボット装置1
と接するように格納する。
【0051】ロボット装置載置部112は、ロボット装
置1の腹部の形状に沿って略湾曲形状の凹部となってお
り、ロボット装置1の腹部を受け、ロボット装置1の各
脚部ユニット3A〜3D(図1)に負担をかけることな
くロボット装置1を載置する。
【0052】挿通孔113は、充電コア部格納部111
に格納された充電コア部101のねじ穴108に対応す
る位置に形成されており、取付ねじ103をねじ穴10
8に挿通させる。
【0053】検出用突起部114は、充電コア部格納部
111に格納された充電コア部101の格納検出部10
9に対応する位置に形成されており、格納検出部109
を充電コア部101内に押し上げる。
【0054】案内溝115は、載置台102の長手方向
と平行に、ロボット装置載置部112の底面の略中心軸
に沿って形成された細溝であり、後述する電源供給コネ
クタに差し込まれたACアダプタの電源コード121を
第1の導出部116へ案内する。
【0055】第1の導出部116は、案内溝115と連
結して載置台102の後端部に形成されており、ACア
ダプタの電源コード121を載置台102から導出す
る。
【0056】差込孔117は、充電コア部格納部111
に格納された充電コア部101の差込口110に対応す
る位置に形成されており、差込口110を充電コア部格
納部111から露出させる。
【0057】第2の導出部118は、開口部として、差
込孔117が形成されている位置の延長上にある載置台
102の後端部に形成されており、充電コア部格納部1
11に格納された充電コア部101の差込口110に差
し込まれたACアダプタの電源コード121を載置台1
02から導出する。
【0058】前面プレート119は、充電コア部格納部
111に充電コア部101が格納される場合には外さ
れ、充電コア部101が格納されない場合には、充電コ
ア部格納部111の前面にあたる位置に取り付けられ
る。前面プレート119が取り付けられた載置台102
は、ロボット装置1を載置する目的や、後述する電源供
給コネクタによる充電を目的とする場合に用いられる。
【0059】上述のような構成からなる充電コア部10
1と載置台102とが取付ねじ103によって取り付け
られた充電装置100は、充電コア部101の差込口1
10にACアダプタの電源コード121が差し込まれ
て、図11に示すような状態でロボット装置1を載置す
る。このとき、充電コア部101に設けられた接続部1
04の接続端子104がロボット装置側接続部51の
ロボット装置側接続端子52と接触し、載置検出部10
7がロボット装置1の載置を検出する。これにより、充
電装置100は、ロボット装置1のバッテリ17に充電
を開始し、またロボット装置1に関する情報を取得す
る。
【0060】以上、詳細に説明したように、充電装置1
00は、主としてACアダプタからの電力をロボット装
置1のバッテリ17へ供給する充電コア部101と、ロ
ボット装置1を載置する載置台102とが、取付ねじ1
03によって脱着可能に取り付けられている。載置台1
02の充電コア部格納部111は、載置台102の長手
方向の一端に設けられて充電コア部101を格納し、ロ
ボット装置載置部112は、ロボット装置1の腹部の形
状に沿って略湾曲形状の凹部となっている。
【0061】これにより、充電装置100は、載置台1
02だけを、ロボット装置1とは形状や大きさ等が異な
る別のロボット装置に合わせて設計された別の載置台に
交換することができ、その結果、ロボット装置1以外の
別のロボット装置にも対応することができるようにな
る。なお、この別のロボット装置は、少なくともロボッ
ト装置1と同一のロボット装置側接続部51及びバッテ
リ17を備えているものとする。
【0062】図面を用いてより具体的に説明すると、充
電装置100は、図12に示すように、ロボット装置1
のバッテリ17を充電する際には、充電コア部101と
載置台102とが取付ねじ103によって取り付けら
れ、充電コア部101にACアダプタの電源コード12
1が差し込まれた状態で、ロボット装置1を載置する。
このとき、載置台102は、ロボット装置1の腹部の形
状に沿った凹部を有しているため、接続部104の接続
端子104とロボット装置側接続部51のロボット装
置側接続端子52とが確実に接触する。これにより、充
電装置100は、ロボット装置1のバッテリ17に充電
を開始し、またロボット装置1に関する情報を取得する
ことができる。
【0063】また、充電装置100は、図13に示すよ
うに、ロボット装置1とは腹部の形状が異なるロボット
装置1aのバッテリ17を充電する際には、充電コア部
101とロボット装置1aの腹部の形状に合わせて設計
された載置台102aとが取付ねじ103によって取り
付けられ、充電コア部101にACアダプタの電源コー
ド121が差し込まれた状態で、ロボット装置1aを載
置する。このとき、載置台102aは、ロボット装置1
aの腹部の形状に沿った凹部となっているため、接続部
104の接続端子104とロボット装置側接続部51
のロボット装置側接続端子52とが確実に接触する。こ
れにより、充電装置100は、ロボット装置1aのバッ
テリ17に充電を開始し、またロボット装置1aに関す
る情報を取得することができる。
【0064】また、充電装置100は、図14に示すよ
うに、ロボット装置1とは腹部の形状及び大きさが異な
るロボット装置1bのバッテリ17を充電する際には、
充電コア部101とロボット装置1bの腹部の形状及び
大きさに合わせて設計された載置台102bとが取付ね
じ103によって取り付けられ、充電コア部101にA
Cアダプタの電源コード121が差し込まれた状態で、
ロボット装置1bを載置する。このとき、載置台102
bは、ロボット装置1bの腹部の形状及び大きさに沿っ
た凹部となっているため、接続部104の接続端子10
とロボット装置側接続部51のロボット装置側接続
端子52とが確実に接触する。これにより、充電装置1
00は、ロボット装置1bのバッテリ17に充電を開始
し、またロボット装置1bに関する情報を取得すること
ができる。
【0065】これら載置台102a及び載置台102b
は、ロボット装置1a及びロボット装置1b専用に設計
された従来の専用充電装置と比べて、設計及び製造期間
が短く、製造費用が安価となる。充電装置100は、充
電コア部101を共通部品として、載置台102を載置
台102a又は載置台102bに交換するだけで、従来
の専用充電装置と同様の機能を果たすことができるた
め、様々な無駄を省くことができ、コスト削減を実現す
ることができる。
【0066】また、使用者は、ロボット装置1とは別の
ロボット装置1a又はロボット装置1bを購入した場合
には、従来の専用充電装置を購入するのではなく、より
安価な載置台102a又は載置台102bだけを購入し
て、これらに充電コア部101を取り付ければよいた
め、経済的負担を軽減することができる。
【0067】さらに、充電装置100は、充電コア部1
01に、表示部105及び操作部106を備えているた
め、例えばロボット装置1のバッテリ17を充電する他
に、バッテリ残量データの表示、内蔵時計の時刻合わ
せ、スピーカ音量調節等を行うことができる。このよう
に、充電装置100は、ロボット装置1のバッテリ17
の充電機能以外に、バッテリ残量表示機能、時刻合わせ
機能、スピーカ音量調節機能等の多彩な機能を有してい
る。
【0068】一方、電源供給コネクタは、ACアダプタ
からの電力をロボット装置1のバッテリ17へ供給する
充電機能に特化した接続機器である。この電源供給コネ
クタ150について、図15及び図16を用いて詳細に
説明する。ここで、電源供給コネクタ150の外観を図
15に示し、電源供給コネクタ150の断面を図16に
示す。
【0069】電源供給コネクタ150は、図15に示す
ように、上部ケース151及び下部ケース152からな
る筐体153と、導体からなるピン形状の充電端子15
4と、充電端子154を囲む案内壁155と、筐体15
3の内部に収納されている2つのマグネット156と、
ACアダプタの電源コード121の先端に設けられた電
源プラグ122が差し込まれる差込口110と、図16
に示すように、充電端子154及び2つのマグネット1
56を所定の高さで支える支持柱157とを備えてい
る。
【0070】筐体153は、上部ケース151及び下部
ケース152からなり、略円柱形状とされている。充電
端子154は、ロボット装置側接続部51(図3)と対
向する筐体153の対向面に設けられており、ACアダ
プタからの電力を供給する電源供給用の端子である。案
内壁155は、受電端子154を囲む略長方形に形成さ
れており、電源供給コネクタ150自体がロボット装置
側接続部51の案内面53(図4)に案内されて呼び込
まれるためのものである。マグネット156は、筐体1
53の内部に設けられており、ロボット装置側接続部5
1の2つの鉄板54(図4)と対応するように充電端子
154の両端に設けられて、鉄板54と吸着する。この
マグネット156の磁力は、ロボット装置1の自重以下
でロボット装置側接続部51の鉄板54から外れるよう
になされている。支持柱157は、筐体153の内部に
設けられており、充電端子154を露出する高さに支持
し、マグネット156を上部ケース151と接するよう
な高さに支持する。また、電源供給コネクタ150の差
込口110は、上述の充電装置100の差込口110と
同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。
【0071】上述のような構成からなる電源供給コネク
タ150は、ロボット装置1と接続される際に、案内壁
155がロボット装置側接続部51の案内面53によっ
て呼び込まれ、マグネット156がロボット装置側接続
部51の鉄板54と吸着することによって、充電端子1
54がロボット装置側接続部51のロボット装置側接続
端子52(図4)と接触する。そして、ロボット装置1
は、電源供給コネクタ150の差込口110にACアダ
プタの電源プラグ122が差し込まれていれば、バッテ
リ17に充電を開始する。
【0072】このとき、電源供給コネクタ150は、図
17に示すように、充電コア部101が外されて前面プ
レート119が取り付けられた載置台102に、ロボッ
ト装置1が載置されることが望ましい。このとき、電源
供給コネクタ150は、充電コア部格納部111の空間
に収まり、邪魔にならない。また、電源供給コネクタ1
50に差し込まれたACアダプタの電源コード121
は、例えば図9に示す案内溝115に沿って載置台10
2の後端部方向へ案内され、第1の導出部116から導
出される。
【0073】以上、詳細に説明したように、電源供給コ
ネクタ150は、案内壁155がロボット装置側接続部
51の案内面53によって呼び込まれ、マグネット15
6が鉄板54と吸着してロボット装置1と接続するた
め、使用者が目視できない状態であっても、容易にロボ
ット装置1との脱着を実現することができ、使用者にと
って使い勝手がよい。
【0074】また、電源供給コネクタ150は、従来の
ように、ロック機構であるフックによってロボット装置
1とメカ的に接続しているのではなく、ロボット装置1
の自重以下で外れるようになされたマグネット156の
磁力によってロボット装置1と吸着している。これによ
り、電源供給コネクタ150は、例えばACアダプタの
電源コード121が引っ張り上げられたときには、ロボ
ット装置1が持ち上がる前に外れ、破損する危険性がな
くなり、使用者に対して安全である。
【0075】また、電源供給コネクタ150は、マグネ
ット156を筐体153の内部に収納しているため、デ
ザイン的にすっきりとしている。また、電源供給コネク
タ150は、マグネット156を筐体153の内部に収
納しているため、マグネット156に直接ごみ等が付着
することがなく、マグネット156の破損を防止するこ
とができる。
【0076】ところで、ロボット装置1は、自己(内
部)及び周囲(外部)の状況や、使用者からの指示及び
働きかけに応じた自律的な行動ができるロボット装置で
ある。このロボット装置1を制御する制御プログラムの
ソフトウェア構成の一例は、図18に示すようになる。
この制御プログラムは、上述したように、予めフラッシ
ュROM12(図2)に格納されており、ロボット装置
1の電源投入初期時において読み出される。
【0077】図18において、デバイス・ドライバ・レ
イヤ200は、制御プログラムの最下位層に位置し、複
数のデバイス・ドライバからなるデバイス・ドライバ・
セット201から構成されている。この場合、各デバイ
ス・ドライバは、CCDカメラ22(図2)やタイマ等
の通常のコンピュータで用いられるハードウェアに直接
アクセスすることを許されたオブジェクトであり、対応
するハードウェアからの割り込みを受けて処理を行う。
【0078】また、ロボティック・サーバ・オブジェク
ト202は、デバイス・ドライバ・レイヤ200の最下
位層に位置し、例えば上述の各種スイッチ、各種センサ
及びアクチュエータ28〜28(図2)等のハード
ウェアにアクセスするためのインターフェイスを提供す
るソフトウェア群でなるバーチャル・ロボット203
と、電源の切り換えなどを管理するソフトウェア群でな
るパワーマネージャ204と、他の種々のデバイス・ド
ライバを管理するソフトウェア群でなるデバイス・ドラ
イバ・マネージャ205と、ロボット装置1の機構を管
理するソフトウェア群でなるデザインド・ロボット20
6とから構成されている。
【0079】マネージャ・オブジェクト207は、オブ
ジェクト・マネージャ208及びサービス・マネージャ
209から構成されている。オブジェクト・マネージャ
208は、ロボティック・サーバ・オブジェクト20
2、ミドル・ウェア・レイヤ210、及びアプリケーシ
ョン・レイヤ211に含まれる各ソフトウェア群の起動
や終了を管理するソフトウェア群であり、サービス・マ
ネージャ209は、メモリカード31(図2)に格納さ
れたコネクションファイルに記述されている各オブジェ
クト間の接続情報に基づいて各オブジェクトの接続を管
理するソフトウェア群である。
【0080】ミドル・ウェア・レイヤ210は、ロボテ
ィック・サーバ・オブジェクト202の上位層に位置
し、画像処理や音声処理などのこのロボット装置1の基
本的な機能を提供するソフトウェア群から構成されてい
る。また、アプリケーション・レイヤ211は、ミドル
・ウェア・レイヤ210の上位層に位置し、当該ミドル
・ウェア・レイヤ210を構成する各ソフトウェア群に
よって処理された処理結果に基づいてロボット装置1の
行動を決定するためのソフトウェア群から構成されてい
る。
【0081】なお、ミドル・ウェア・レイヤ210及び
アプリケーション・レイヤ211の具体なソフトウェア
構成をそれぞれ図19及び図20に示す。
【0082】ミドル・ウェア・レイヤ210は、図19
に示すように、騒音検出用、温度検出用、明るさ検出
用、音階認識用、距離検出用、姿勢検出用、接触検出
用、操作入力検出用、動き検出用及び色認識用の各信号
処理モジュール220〜229並びに入力セマンティク
スコンバータモジュール230などを有する認識系25
0と、出力セマンティクスコンバータモジュール247
並びに姿勢管理用、トラッキング用、モーション再生
用、歩行用、転倒復帰用、LED点灯用及び音再生用の
各信号処理モジュール240〜246などを有する出力
系251とから構成されている。
【0083】認識系250の各信号処理モジュール22
0〜229は、ロボティック・サーバ・オブジェクト2
02のバーチャル・ロボット203によりDRAM11
(図2)から読み出される各スイッチデータ、各センサ
データ、音声データ又は画像データのうちの対応するデ
ータを取り込み、当該データに基づいて所定の処理を施
して、処理結果を入力セマンティクスコンバータモジュ
ール230に与える。ここで、例えば、バーチャル・ロ
ボット203は、所定の通信規約によって、信号の授受
或いは変換をする部分として構成されている。
【0084】入力セマンティクスコンバータモジュール
230は、これら各信号処理モジュール220〜229
から与えられる処理結果に基づいて、「うるさい」、
「暑い」、「明るい」、「ドミソの音階が聞こえた」、
「障害物を検出した」、「転倒を検出した」、「叱られ
た」、「誉められた」、「動く物体を検出した」又は
「ボールを検出した」などの自己及び周囲の状況や、使
用者からの指令及び働きかけを認識し、認識結果をアプ
リケーション・レイヤ211に出力する。
【0085】アプリケーション・レイヤ211は、図2
0に示すように、行動モデルライブラリ260、行動切
換モジュール261、学習モジュール262、感情モデ
ル263及び本能モデル264の5つのモジュールから
構成されている。
【0086】行動モデルライブラリ260には、図21
に示すように、「バッテリ残量が少なくなった場合」、
「転倒復帰する」、「障害物を回避する場合」、「感情
を表現する場合」、「ボールを検出した場合」などの予
め選択されたいくつかの条件項目にそれぞれ対応させ
て、それぞれ独立した行動モデルが設けられている。
【0087】そして、これら行動モデルは、それぞれ入
力セマンティクスコンバータモジュール230から認識
結果が与えられたときや、最後の認識結果が与えられて
から一定時間が経過したときなどに、必要に応じて後述
のように感情モデル263に保持されている対応する情
動のパラメータ値や、本能モデル264に保持されてい
る対応する欲求のパラメータ値を参照しながら続く行動
をそれぞれ決定し、決定結果を行動切換モジュール26
1に出力する。
【0088】なお、ロボット装置1の場合、各行動モデ
ルは、図22に示すような1つのノード(状態)NOD
〜NODEから他のどのノードNODE〜NO
DE に遷移するか否かを有限確率オートマトンと呼ば
れるアルゴリズムを用いて次の行動を決定している。有
限確率オートマトンとは、1つのノードNODE〜N
ODEから他のどのノードNODE〜NODE
遷移するか否かを各ノードNODE〜NODEの間
を接続するアークARC〜ARCn1に対してそれぞ
れ設定された遷移確率P〜Pに基づいて確率的に決
定するアルゴリズムである。
【0089】具体的に、各行動モデルは、それぞれ自己
の行動モデルを形成するノードNODE〜NODE
にそれぞれ対応させて、これらノードNODE〜NO
DE 毎に図23に示すような状態遷移表270を有し
ている。
【0090】この状態遷移表270では、そのノードN
ODE〜NODEにおいて遷移条件とする入力イベ
ント(認識結果)が「入力イベント名」の行に優先順に
列記され、その遷移条件についてのさらなる条件が「デ
ータ名」及び「データ範囲」の行における対応する列に
記述されている。
【0091】したがって、図23の状態遷移表270で
表されるノードNODE100では、「ボールを検出
(BALL)」という認識結果が与えられた場合に、当
該認識結果とともに与えられるそのボールの「大きさ
(SIZE)」が「0から1000」の範囲であること
や、「障害物を検出(OBSTACLE)」という認識
結果が与えられた場合に、当該認識結果とともに与えら
れるその障害物までの「距離(DISTANCE)」が
「0から100」の範囲であることが他のノードに遷移
するための条件となっている。
【0092】また、このノードNODE100では、認
識結果の入力がない場合においても、行動モデルが周期
的に参照する感情モデル263及び本能モデル264に
それぞれ保持された各情動及び各欲求のパラメータ値の
うち、感情モデル263に保持された「喜び(JO
Y)」、「驚き(SURPRISE)」又は「悲しみ
(SADNESS)」の何れかのパラメータ値が「50
から100」の範囲であるときには他のノードに遷移す
ることができるようになっている。
【0093】また、状態遷移表270では、「他のノー
ドヘの遷移確率」の欄における「遷移先ノード」の列に
そのノードNODE〜NODEから遷移できるノー
ド名が列記されているとともに、「入力イベント名」、
「データ名」及び「データの範囲」の行に記述された全
ての条件が揃ったときに遷移できるほかの各ノードNO
DE〜NODEへの遷移確率が「他のノードヘの遷
移確率」の欄内の対応する箇所にそれぞれ記述され、そ
のノードNODE〜NODEに遷移する際に出力す
べき行動が「他のノードヘの遷移確率」の欄における
「出力行動」の行に記述されている。なお、「他のノー
ドヘの遷移確率」の欄における各行の確率の和は100
[%]となっている。
【0094】したがって、図23の状態遷移表270で
表されるノードNODE100では、例えば「ボールを
検出(BALL)」し、そのボールの「SIZE(大き
さ)」が「0から1000」の範囲であるという認識結
果が与えられた場合には、「30[%]」の確率で「ノ
ードNODE120(node 120)」に遷移でき、そのと
き「ACTION1」の行動が出力されることとなる。
【0095】各行動モデルは、それぞれこのような状態
遷移表270として記述されたノードNODE〜 N
ODEが幾つも繋がるようにして構成されており、入
力セマンティクスコンバータモジュール230から認識
結果が与えられたときなどに、対応するノードNODE
〜 NODEの状態遷移表を利用して確率的に次の
行動を決定し、決定結果を行動切換モジュール261に
出力するようになされている。
【0096】図20に示す行動切換モジュール261
は、行動モデルライブラリ260の各行動モデルからそ
れぞれ出力される行動のうち、予め定められた優先順位
の高い行動モデルから出力された行動を選択し、当該行
動を実行すべき旨のコマンド(以下、これを行動コマン
ドという。)をミドル・ウェア・レイヤ210の出力セ
マンティクスコンバータモジュール247に送出する。
なお、この実施の形態においては、図21において下側
に表記された行動モデルほど優先順位が高く設定されて
いる。
【0097】また、行動切換モジュール261は、行動
完了後に出力セマンティクスコンバータモジュール24
7から与えられる行動完了情報に基づいて、その行動が
完了したことを学習モジュール262、感情モデル26
3及び本能モデル264に通知する。
【0098】学習モジュール262は、入力セマンティ
クスコンバータモジュール230から与えられる認識結
果のうち、「叱られた」、「誉められた」など、使用者
からの働きかけとして受けた教示の認識結果を入力す
る。そして、学習モジュール262は、この認識結果及
び行動切換モジュール261からの通知に基づいて、
「叱られた」ときにはその行動の発現確率を低下させ、
「誉められた」ときにはその行動の発現確率を上昇させ
るように、行動モデルライブラリ260における対応す
る行動モデルの対応する遷移確率を変更する。
【0099】また、感情モデル263は、「喜び(JO
Y)」、「悲しみ(SADNESS)」、「怒り(AN
GER)」、「驚き(SURPRISE)」、「嫌悪
(DISGUST)」及び「恐れ(FEAR)」の合計
6つの情動について、各情動毎にその情動の強さを表す
パラメータを保持している。そして、感情モデル263
は、これら各情動のパラメータ値を、それぞれ入力セマ
ンティクスコンバータモジュール230から与えられる
「叱られた」及び「誉められた」などの特定の認識結果
と、経過時間及び行動切換モジュール261からの通知
となどに基づいて周期的に更新する。
【0100】具体的には、感情モデル263は、入力セ
マンティクスコンバータモジュール230から与えられ
る認識結果と、そのときのロボット装置1の行動と、前
回更新してからの経過時間となどに基づいて所定の演算
式により算出されるそのときのその情動の変動量を△E
[t]、現在のその情動のパラメータ値をE[t]、そ
の情動の感度を表す係数をkeとして、(1)式によっ
て次の周期におけるその情動のパラメータ値E[t+
1]を算出し、これを現在のその情動のパラメータ値E
[t]と置き換えるようにしてその情動のパラメータ値
を更新する。また、感情モデル263は、これと同様に
して全ての情動のパラメータ値を更新する。
【0101】
【数1】
【0102】なお、各認識結果や出力セマンティクスコ
ンバータモジュール247からの通知が各情動のパラメ
ータ値の変動量△E[t]にどの程度の影響を与えるか
は予め決められており、例えば「叱られた」といった認
識結果は「怒り」の情動のパラメータ値の変動量△E
[t]に大きな影響を与え、「誉められた」といった認
識結果は「喜び」の情動のパラメータ値の変動量△E
[t]に大きな影響を与えるようになっている。
【0103】ここで、出力セマンティクスコンバータモ
ジュール247からの通知とは、いわゆる行動のフィー
ドバック情報(行動完了情報)であり、行動の出現結果
の情報であり、感情モデル263は、このような情報に
よっても感情を変化させる。これは、例えば、「吠え
る」といった行動により怒りの感情レベルが下がるとい
ったようなことである。なお、出力セマンティクスコン
バータモジュール247からの通知は、上述した学習モ
ジュール262にも入力されており、学習モジュール2
62は、その通知に基づいて行動モデルの対応する遷移
確率を変更する。
【0104】なお、行動結果のフィードバックは、行動
切換モジュレータ261の出力(感情が付加された行
動)によりなされるものであってもよい。
【0105】また、本能モデル264は、「運動欲(E
XERCISE)」、「愛情欲(AFFECTIO
N)」、「食欲(APPETITE)」及び「好奇心
(CURIOSITY)」の互いに独立した4つの欲求
について、これら欲求毎にその欲求の強さを表すパラメ
ータを保持している。そして、本能モデル264は、こ
れらの欲求のパラメータ値を、それぞれ入力セマンティ
クスコンバータモジュール230から与えられる認識結
果や、経過時間及び行動切換モジュール261からの通
知などに基づいて周期的に更新する。
【0106】具体的には、本能モデル264は、「運動
欲」、「愛情欲」及び「好奇心」については、認識結
果、経過時間及び出力セマンティクスコンバータモジュ
ール247からの通知などに基づいて所定の演算式によ
り算出されるそのときのその欲求の変動量をΔI
[k]、現在のその欲求のパラメータ値をI[k]、そ
の欲求の感度を表す係数kiとして、所定周期で(2)
式を用いて次の周期におけるその欲求のパラメータ値I
[k+1]を算出し、この演算結果を現在のその欲求の
パラメータ値I[k]と置き換えるようにしてその欲求
のパラメータ値を更新する。また、本能モデル264
は、これと同様にして「食欲」を除く各欲求のパラメー
タ値を更新する。
【0107】
【数2】
【0108】なお、認識結果及び出力セマンティクスコ
ンバータモジュール247からの通知などが各欲求のパ
ラメータ値の変動量△I[k]にどの程度の影響を与え
るかは予め決められており、例えば出力セマンティクス
コンバータモジュール247からの通知は、「疲れ」の
パラメータ値の変動量△I[k]に大きな影響を与える
ようになっている。
【0109】なお、この実施の形態においては、各情動
及び各欲求(本能)のパラメータ値がそれぞれ0から1
00までの範囲で変動するように規制されており、また
係数ke、kiの値も各情動及び各欲求毎に個別に設定
されている。
【0110】ミドル・ウェア・レイヤ210の出力セマ
ンティクスコンバータモジュール247は、図19に示
すように、上述のようにしてアプリケーション・レイヤ
211の行動切換モジュール261から与えられる「前
進」、「喜ぶ」、「鳴く」又は「トラッキング(ボール
を追いかける)」といった抽象的な行動コマンドを出力
系251の対応する信号処理モジュール240〜246
に与える。
【0111】そしてこれら信号処理モジュール240〜
246は、行動コマンドが与えられると当該行動コマン
ドに基づいて、その行動をするために対応するアクチュ
エータ28〜28(図2)に与えるべきサーボ指令
値や、スピーカ20(図2)から出力する音の音声デー
タ及び/又は発光部25(図2)のLEDに与える駆動
データを生成し、これらのデータをロボティック・サー
バ・オブジェクト202のバーチャル・ロボット203
及び信号処理回路14(図2)を順次介して対応するア
クチュエータ28〜28、スピーカ20又は発光部
25に順次送出する。
【0112】このようにしてロボット装置1は、制御プ
ログラムに基づいて、自己(内部)及び周囲(外部)の
状況や、使用者からの指示及び働きかけに応じた自律的
な行動ができる。
【0113】また、上述したようなロボット装置1を制
御する制御プログラムは、予めフラッシュROM12に
格納されているものとして説明したが、ロボット装置が
読取可能な形式で記録媒体に記録して提供してもよい。
制御プログラムを記録する記録媒体としては、磁気読取
方式の記録媒体(例えば、磁気テープ、磁気ディスク、
磁気カード)、光学読取方式の記録媒体(例えば、CD
−ROM、MO、CD−R、DVD)等が考えられる。
記録媒体には、半導体メモリ(矩形型、正方形型等の形
状は問わない。)、ICカード等の記憶媒体も含まれ
る。また、制御プログラムは、いわゆるインターネット
等の情報ネットワークを介して提供されてもよい。
【0114】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることはもちろんであ
る。
【0115】例えば、ロボット装置1は、4足歩行の
「ペット型」脚式移動ロボットに関して説明したが、移
動手段は、4足歩行、さらには脚式移動方式に限定され
ない。
【0116】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電源供給コネクタは、充電電池を備えた移動手段を有
するロボット装置と直流電源とを接続するための電源供
給コネクタにおいて、筐体と、ロボット装置と電気的に
接続するための接続端子と、直流電源からの電源コード
が差し込まれる差込口と、磁力によってロボット装置と
吸着する磁石とを備える。
【0117】これにより、電源供給コネクタは、使用者
が目視できない状態であっても、容易にロボット装置と
の脱着を実現することができ、使用者にとって使い勝手
がよい。
【0118】また、電源供給コネクタは、磁石の磁力に
よってロボット装置と吸着しているため、所定の荷重を
受けるとロボット装置から外れ、破損する危険性がなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態において、ロボット装置の
外観を示す外観図である。
【図2】ロボット装置の概略構成を説明する図である。
【図3】ロボット装置の腹部の外観を示す外観図であ
る。
【図4】ロボット装置を構成するロボット装置側接続部
の概略構成を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態において、分離された状態
の充電装置の外観を示す外観図である。
【図6】組み立てられた状態の充電装置の外観を示す外
観図である。
【図7】充電装置を構成する充電コア部の裏面を示す外
観図である。
【図8】充電装置を構成する載置台の裏面を示す外観図
である。
【図9】充電装置を構成する載置台の前面プレートが取
り付けられる位置を説明する図である。
【図10】充電装置を構成する充電コア部の接続部の具
体的な構成を示す図である。
【図11】充電装置にロボット装置が載置されている状
態を示す図である。
【図12】ロボット装置に対応する充電装置の構成を説
明する図である。
【図13】形状が異なるロボット装置に対する充電装置
の構成を説明する図である。
【図14】形状及び大きさが異なるロボット装置に対す
る充電装置の構成を説明する図である。
【図15】本発明の実施の形態にいて、電源供給コネク
タの外観を示す外観図である。
【図16】電源供給コネクタの断面を示す断面図であ
る。
【図17】電源供給コネクタを接続したロボット装置が
載置台に載置されている状態を示す図である。
【図18】ロボット装置における制御プログラムのソフ
トウェア構成を示す図である。
【図19】ロボット装置における制御プログラムのう
ち、ミドル・ウェア・レイヤの構成を示す図である。
【図20】ロボット装置における制御プログラムのう
ち、アプリケーション・レイヤの構成を示す図である。
【図21】ロボット装置における制御プログラムのう
ち、行動モデルライブラリの構成を示す図である。
【図22】ロボット装置の行動を決定するためのアルゴ
リズムである有限確率オートマトンを説明する図であ
る。
【図23】ロボット装置の行動を決定するための状態遷
移条件を表す図である。
【符号の説明】 1、1a、1b ロボット装置、2 胴体部ユニット、
51 ロボット装置側接続部、52 ロボット装置側接
続端子、53 案内面、54 鉄板、55 シャッタ、
100 充電装置、101 充電コア部、102、10
2a、102b載置台、103 取付ねじ、104 接
続部、104 接続端子、104接続端子カバー、
105 表示部、106 操作部、107 載置検出
部、108 ねじ穴、109 格納検出部、110 差
込口、111 充電コア部格納部、112 ロボット装
置載置部、113 挿通孔、114 検出用突起部、1
15 案内溝、116 第1の導出部、117 差込
孔、118 第2の導出部、119 前面プレート、1
21 電源コード、122 電源プラグ、150電源供
給コネクタ、151 上部ケース、152 下部ケー
ス、153 筐体、154 充電端子、155 案内
壁、156 マグネット、157 支持柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 亘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C150 CA02 DA05 DA24 DA26 DA27 DA28 DF03 DF04 DF06 ED42 ED52 EF07 EF16 EF17 EF23 EF29 EF33 EF36 3C007 AS36 CS08 CY02 MT14 WA04 WA14 WB25 WC20 WC26 5E021 FA05 FA09 FB13 FB21 FC06 FC31 FC36 HC27 5G003 AA01 BA01 FA03 GC05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電電池を備えた移動手段を有するロボ
    ット装置と直流電源とを接続するための電源供給コネク
    タにおいて、 筐体と、 上記ロボット装置と電気的に接続するための接続端子
    と、 上記直流電源からの電源コードが差し込まれる差込口
    と、 磁力によって上記ロボット装置と吸着する磁石とを備え
    ることを特徴とする電源供給コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記筐体は、略円柱形状とされることを
    特徴とする請求項1記載の電源供給コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記接続端子は、上記筐体において上記
    ロボット装置との対向面に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の電源供給コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記差込口は、上記筐体の側面に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の電源供給コネ
    クタ。
  5. 【請求項5】 上記磁石は、上記筐体の内部に設けら
    れ、上記接続端子の両端に位置することを特徴とする請
    求項1記載の電源供給コネクタ。
  6. 【請求項6】 上記磁石の磁力は、上記磁石が上記ロボ
    ット装置の自重以下で上記ロボット装置と外れるように
    なされていることを特徴とする請求項1記載の電源供給
    コネクタ。
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