JP2003077429A - 密閉型電池 - Google Patents

密閉型電池

Info

Publication number
JP2003077429A
JP2003077429A JP2001268699A JP2001268699A JP2003077429A JP 2003077429 A JP2003077429 A JP 2003077429A JP 2001268699 A JP2001268699 A JP 2001268699A JP 2001268699 A JP2001268699 A JP 2001268699A JP 2003077429 A JP2003077429 A JP 2003077429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
gasket
sealed
resin
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001268699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kizu
賢一 木津
Shigenori Suketani
重徳 祐谷
Shunichiro Ose
俊一郎 大瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP2001268699A priority Critical patent/JP2003077429A/ja
Publication of JP2003077429A publication Critical patent/JP2003077429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】密閉型電池に関し、さらに詳しくは、高温環境
下においても長期間使用可能な密閉型リチウムイオン2
次電池に関する。 【解決手段】正極、負極、非水電解質を含んでなる発電
要素体2を金属材からなる電池缶1に収容し、電池缶の
開口部には樹脂からなるガスケット3を介在させて封口
部材4にて電池内部を密閉した密閉型電池であって、前
記樹脂からなるガスケットには銅害防止剤が添加されて
いることを特徴とする密閉型電池 によって解決され
る。本発明は、特に電池缶がニッケルメッキがなされた
鉄缶である場合に効果的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型電池に関
し、さらに詳しくは、高温環境下においても長期間使用
可能な密閉型リチウムイオン2次電池に関する。
【0002】
【従来技術】密閉型電池は、電池缶内に発電要素体を封
入したものであり、例えば、リチウムイオン二次電池が
知られている。リチウムイオン二次電池は、リチウムイ
オンを用いるため高容量化が可能となり、最近では携帯
電話や電子端末機などの電源として広く普及されつつあ
る。特にリチウムイオン二次電池の性能向上に大きく寄
与する電極材料、例えば正極では、LiCoO、Li
NiOなどが、負極では、リチウム金属やその合金、
炭素材料が開発研究され、放電容量等の電気的な特性の
改良が行われている。
【0003】ところで、リチウムイオン2次電池の発電
要素体は、一般に、正極、負極、正極と負極との間に介
在している絶縁性のセパレーター、及び正極と負極との
間のリチウムイオンを往来させるための非水電解液から
構成されている。電解液としては、 カーボーネート系
有機材料を主体とすることが多く、このため、液漏れ防
止、電解液のガス化による電池内圧上昇への耐性の点か
ら、リチウムイオン2次電池の電池缶は、ステンレス、
鉄などの金属材料を用いている。該電池缶に正極、負
極、非水電解液を含んでなる発電要素体を収容し、電池
缶の開口部には樹脂からなるガスケットを介在させて封
口部材にて電池内部を密閉して、密閉型電池としている
が、かかるガスケットには、非水電解液の流出を防止す
べくシール性が求められる。
【0004】例えば、特開平7−130341公報に
は、非使用状態での保存性を向上し、しかも使用状態
(充電、大電流放電、パルス放電を使用雰囲気温度が変
化する中で実施)でもなお劣化が少ない非水電池を提供
するために、ガスケットの材料として、エチレンの共重
合比が2から20重量パーセントであるプロピレンとエ
チレンのブロック共重合ポリマー(特に曲げ弾性率が1
2000から18000キログラム/平方センチメート
ル)を含むガスケットが開示されている。
【0005】また、特開平10−199495公報に
は、ガスケット表面に対してシール剤を塗布せずとも、
ガスケット自体によるシール性をさらに向上させるため
に、ガスケットは、封口部材と開口周囲の電池缶壁との
接合面間に開口全周にわたって介在し得る環状の基体部
分を有し、開口周囲の全周に沿って閉じた環を描いて連
なる山脈状の突起部を設けている態様が開示されてい
る。
【0006】しかしながら、これらのガスケットを使用
しても、依然としてシール性に問題がある場合があっ
た。すなわち、リチウムイオン2次電池を長期間高温で
保存された場合、例えば、船舶による輸送時や倉庫の保
管状態において40〜60℃の環境下で何ヶ月もさらさ
れる場合や、ノートパソコン等の機器で使用された場合
において日常的に日中の自動車内に放置された場合に
は、ガスケットが僅かに劣化し、その後、さらに過充電
などの誤使用が重なった場合には、電池缶の内圧が上昇
するため、発電要素体の一部である非水電解液がガスケ
ットの僅かな劣化部から流出する問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、長期間高温
環境下で保管された後に、過充電状態などの誤使用が重
なった場合においても、シール特性が十分に機能する長
期信頼性に優れた密閉型電池を提供することを目的とす
る。すなわち、本発明者等は上記問題に対してその原因
につき鋭意研究した結果、以下の知見が得られるに至っ
た。 1)ガスケットを劣化させる原因として、金属材からな
る電池缶に含まれる重金属が電解液に溶出して、この重
金属が触媒となって樹脂ガスケットを劣化促進している
こと。 2)過放電、過充電などの誤使用においては、正極活物
質のコバルト酸リチウムや負極の集電体の銅から電解液
に金属イオンとして流出して、かかる金属イオンが触媒
となって樹脂製ガスケットをさらに劣化促進しているこ
と。 が判明した。そこで、かかる劣化を防止するには、樹脂
製ガスケットに対して、予め銅害防止剤を配合すること
が有効であるとの知見に基づき本発明を為すに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、 (1)正極、負極、非水電解質を含んでなる発電要素体
を金属材からなる電池缶に収容し、電池缶の開口部には
樹脂からなるガスケットを介在させて封口部材にて電池
内部を密閉した密閉型電池であって、前記樹脂からなる
ガスケットには銅害防止剤が添加されていることを特徴
とする密閉型電池。 (2)ガスケットはポリプロピレン樹脂からなる上記
(1)に記載の密閉型電池。 (3)電池缶はニッケルメッキがなされた鉄缶である上
記(1)または上記(2)に記載の密閉型電池。 (4)リチウムイオン2次電池である上記(1)〜上記
(3)に記載の密閉型電池。によって解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の密閉型電池を示
す模式図である。密閉型電池は、開口部を有する金属材
からなる電池缶1に、正極、負極、非水電解質を含んで
なる発電要素体2が収容され、前記電池缶の開口部には
樹脂からなるガスケット3を介在させて封口部材4にて
電池内部を密閉している。同図に示すように本発明の密
閉型電池の構造は、電池缶1の開口部を封口部材4で塞
ぐ構造である。電池缶1は、一方の端面を開口部1Bと
し他方の端面を底面1Cとする筒状体であって、封口部
材4は、電池缶1の開口部内にはめ込まれている。
【0010】開口周囲の電池缶壁1Aは、同図のよう
に、「コの字形」の断面形状を含むように曲げられ、そ
の部分が封口部材の外周縁部4Aを全周にわたって掴ん
でいる。この電池缶壁1Aが封口部材の外周縁部4Aを
掴んでいる部分、即ち、電池缶壁1Aと封口部材の外周
縁部4Aとの接合面間には、ガスケット3が介在するよ
うに用いられており、これによって高い密封性を得てい
る。
【0011】本発明でいう封口部材4は、密閉型電池が
完成した状態では、電池缶の開口を塞ぐ1つの蓋とみな
すことができるが、通常は単一の部材ではなく、最外面
の外部端子板の他、その内部側には内圧上昇時に内部ガ
スを開放する安全構造のための種々の板状部材が積層さ
れている場合が多い。本発明ではこれらを詳細に分割せ
ず、電池缶の開口部において1以上の部品が集まって蓋
となっているものを封口部材という。図1では封口部材
4を単独の部材のように図示している。
【0012】前記正極、負極、非水電解質を含んでなる
発電要素体は電池缶に収納され、正極、負極、非水電解
質は、いずれも公知のものを用いることができる。ま
た、電池缶の材質は、ニッケルメッキ鉄板、ステンレス
鋼(SUS304、SUS304L、SUS304N、
SUS316、SUS316L、SUS430、SUS
444等)、ニッケルメッキステンレス鋼(同)、アル
ミニウムまたはアルミニウム合金、ニッケル、銅、チタ
ン等の金属材である。電池缶の形状は有底円筒状、有底
長円筒状、遊底長方筒状などである。電池缶の肉厚は1
00から500ミクロンが適当である。内容積を増やす
意味では肉厚を50から150ミクロン程度に薄くする
とよい。この場合、缶底は曲面にしたり、300から5
00ミクロンに厚くするなどして内圧による変形を防止
することが好ましい。また薄くした缶の強度を増すた
め、材質は前記ステンレス鋼、炭素鋼、チタン合金が好
ましく、より薄くする意味では、超塑性ステンレス鋼が
好ましい。また、電池缶は、メッキを施しても良い。特
に、ニッケルメッキを施した電池缶では、電気化学的安
定性と耐腐食性に優れているが、上記したように、金属
材からなる電池缶に含まれる重金属、特にニッケル金属
が電解液に溶出して、この重金属が触媒となって樹脂製
ガスケットを劣化させる原因ともなっていることから、
本発明では銅害防止剤を添加した樹脂製ガスケットを用
いる。
【0013】ガスケットは、樹脂材からなり、例えば、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
4−メチルペンテン−1、ポリ塩化ビニル、エチレン酢
酸ビニル共重合体、ナイロン、ポリエステルなどの熱可
塑性ポリマー類、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリ
スルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンオキ
サイド、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスル
フィド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポ
リアセタール、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ポリア
リルエーテルニトリル、ポリベンゾイミダゾールなどの
耐熱性樹脂類が例示される。これらの中で耐透水性、耐
熱性の点からポリプロピレンである。
【0014】本発明で用いる銅害防止剤としては、公知
な材料を用いることでがき、例えば、2,2’−オキサ
ミド−ビス[エチル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロオキシフェニル)プロピオネート]等のシュ
ウ酸誘導体、3−(N−サリチロイル)アミノ−1,
2,4−トリアゾール等のサリチル酸誘導体、N,N
‘−ビス[3(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニル]ヒドラジン等のヒドラジド誘導
体等を使用することができ、これらを単独または2種以
上を混合して用いても良い。その中でも、3−(N−サ
リチロイル)アミノ−1,2,4−トリアゾール等のサ
リチル酸誘導体とハイドロタルサイト類を併用して用い
た場合に本発明の効果がより顕著となる。
【0015】銅害防止剤は、樹脂100重量部に対し
て、0.01〜1重量部配合されることが好ましい。
0.01重量部未満では、長期シール性に劣る傾向があ
り、また、1重量部以上では、樹脂の弾性力が低下して
シール機能が低減する傾向がある。
【0016】樹脂からなるガスケットの表面にはグロー
処理、プラズマ処理、コロナ処理などを施してもよい。
またガスケットは使用前に摂氏50度から200度の範
囲で10分から100時間、熱処理してもよい。
【0017】さらに、本発明では、電池缶開口部付近の
内側、および又は、ガスケットには必要に応じてシール
剤を塗布することができる。シール剤の材質としてはア
スファルト、コールタール等のピッチ(瀝青物)、また
はその混合物が好ましい。該混合物としては鉱物油、シ
リコンゴム、熱可塑性または熱硬化性樹脂(酢酸ビニ
ル、あるいは、アタクチックポリプロピレン)、ゴムラ
テックス(スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、
クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴムのいずれか
あるいはこれらの混合物をカチオン界面活性剤とともに
水に分散懸濁)、非シリコン系ゴム(天然ゴム(N
R)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(B
R)、1,2−ポリブタジエン(1,2−BR)、スチ
レン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム
(CR)、ニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(II
R)、エチレン−プロピレンゴム(EPM、EPD
M)、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)、アク
リルゴム(ACM、ANM))等があげられる。これら
のなかで該混合物としては非シリコン系ゴムが好まし
い。さらにモンモリロン石群鉱物などの粘土鉱物を添加
したものがより好ましい。
【0018】以下に、本発明の実施例について説明す
る。 [実施例1] (正極シート作成)N−メチル―2−ピロリドン50重
量部に、結着剤としてポリビニリデンフルオリド3重量
部を溶解し、その溶液に正極活物質としてLiCoO2
91重量部、導電剤として塊状黒鉛5重量部およびケッ
チェンブラック1重量部を加えて混練した後、厚さ20
ミクロンのアルミニウム箔集電体の両面に塗布した。上
記塗布物を乾燥後、ローラープレス機により圧縮成型
し、さらにこれを幅55mm切断して帯状の正極シート
を作成した。 (負極シート作成)N−メチル―2−ピロリドン60重
量部に、結着剤としてポリビニリデンフルオリド5重量
部を溶解し、その溶液に負極活物質としてファイバー状
黒鉛95重量部を混合し、厚さ14ミクロンの銅箔集電
体の両面に塗布した。上記塗布物を乾燥後、ローラープ
レス機により圧縮成型し、さらにこれを幅57mm切断
して帯状の負極シートを作成した。上記正極シートおよ
び負極シートが微多孔性ポリプロピレン/ポリエチレン
/ポリプロピレン三層セパレータを介して対向するよ
う、渦巻き状に巻回し、この巻回物を負極端子を兼ね
る、ニッケルめっきを施した鉄製の有底円筒型電池缶に
収納した。さらに1mol/リットルの六弗化りん酸リ
チウムをエチレンカーボネート/プロピレンカーボネー
ト/ジエチルカーボネート/エチルメチルカーボネート
/ジメチルカーボネート(容量比11:9:4:29:
47)混合溶媒を溶解したものを非水電解質として電池
缶内に注入した。正極端子を兼ねる電池蓋を以下の3種
のガスケットを介してかしめて円筒型電池(高さ65m
m、外径18mm、容量1600mAh)を作成した。
なお正極端子は正極シートと、負極缶は負極シートと予
め電池内部でリードタブにより接続した。
【0019】銅害防止剤(3−(N−サリチロイル)ア
ミノ−1,2,4−トリアゾール)を0.1重量パーセ
ントを含むポリプロピレン(日本ポリケム製BC03
C)を材料として、射出成型により作製したガスケット
(外径17.2mm、内径12.6mm)を用いて電池
を作成した。
【0020】[実施例2]実施例1で用いたポリプロピ
レンに代えて、銅害防止剤(ベンゾトリアゾール)を
0.3重量パーセントを含むポリプロピレン(日本ポリ
ケム製BC03B)を材料とした以外は実施例1と同じ
とした。
【0021】[比較例1]銅害防止剤を含有しないポリ
プロピレン(日本ポリケム製BC03B)を用いた以外
は実施例1と同じとした。
【0022】[電池缶の耐損傷試験]上記方法にて密閉
型電池を10個作成し、これらを60℃で30日間保存
した後、1.6Aで充電電圧が10Vに達するか3時間
経過するまで充電して過充電の状態として、かかる密閉
型電池の状態を目視で観察した。
【0023】[放電容量試験]1.6A定電流で充電電
圧が4.2Vとなるまで充電し、引き続いて4.2V定
電圧で総充電時間が2.5時間となるまで充電し、次い
で端子間電圧が3Vとなる時点まで0.32Aで放電を
行う。さらに、放電後1時間の休止の後に、同じ条件で
充電し、ついで端子間電圧が3Vとなる時点まで放電電
流3.2Aの高レート放電を行う。その際、0.32A
での放電における放電容量(a値)、3.2Aでの放電
における放電容量(b値)、およびそれらの比(b/a
値)を求める。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、高温環境下においても
シール特性が低下しないため、高温環境下で保管された
後に、過充電状態で使用されるなどの誤使用が重なった
場合においても、電解液の液漏れの心配はない。したが
って、安全性の優れた密閉型電池、安全性の優れたリチ
ウムイオン二次電池が提供できる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の密閉型電池を示す模式図である。
【符号の説明】
1 電池缶 2 発電要素体 3 ガスケット 4 封口部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA13 AA17 CC06 FF02 GG02 HH01 HH02 HH19 JJ02 KK02 KK04 5H029 AJ12 AJ15 AK03 AL07 AM03 AM05 AM07 BJ02 BJ14 DJ02 DJ03 EJ04 EJ11 EJ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極、負極、非水電解質を含んでなる発
    電要素体を金属材からなる電池缶に収容し、前記電池缶
    の開口部には樹脂からなるガスケットを介在させて封口
    部材にて電池内部を密閉した密閉型電池であって、樹脂
    からなるガスケットには銅害防止剤が添加されているこ
    とを特徴とする密閉型電池。
  2. 【請求項2】 ガスケットはポリプロピレン樹脂からな
    る請求項1に記載の密閉型電池。
  3. 【請求項3】 電池缶はニッケルメッキがなされた鉄缶
    である請求項1または請求項2に記載の密閉型電池。
  4. 【請求項4】 リチウムイオン2次電池である請求項1
    〜請求項3に記載の密閉型電池。
JP2001268699A 2001-09-05 2001-09-05 密閉型電池 Pending JP2003077429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001268699A JP2003077429A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 密閉型電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001268699A JP2003077429A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 密閉型電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003077429A true JP2003077429A (ja) 2003-03-14

Family

ID=19094641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001268699A Pending JP2003077429A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 密閉型電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003077429A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085437A1 (ja) * 2005-02-09 2006-08-17 Fdk Energy Co., Ltd. 筒形密閉電池
JP2014107176A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 非水電解質電池用リード線及びそれを用いた非水電解質電池

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085437A1 (ja) * 2005-02-09 2006-08-17 Fdk Energy Co., Ltd. 筒形密閉電池
DE112006000346B4 (de) 2005-02-09 2018-05-09 Fdk Corporation Zylindrische versiegelte Batterie
JP2014107176A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 非水電解質電池用リード線及びそれを用いた非水電解質電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7618737B2 (en) Lithium secondary battery and method for manufacturing the same
US20040126650A1 (en) Electrode assembly for lithium ion cell and lithium cell using the same
WO2009144919A1 (ja) 円筒形非水電解液二次電池
WO2010125755A1 (ja) 組立封口体およびそれを用いた電池
US8940443B2 (en) Polyvinylpyridine additives for nonaqueous electrolytes activating lithium rechargeable electrochemical cells
JP2009129553A (ja) 電池
US20190013509A1 (en) Pouch-shaped secondary battery including electrode lead having notch formed therein
JP2004273139A (ja) リチウム二次電池
JP2017045715A (ja) 非水電解質二次電池
JP4629998B2 (ja) 密閉型二次電池
US20060057462A1 (en) Lithium ion secondary battery
JP2003272588A (ja) 電池モジュール
JP2009059571A (ja) 電池用集電体及びこれを用いた電池
JP2011100690A (ja) 電池の製造方法
JP2008243659A (ja) 非水電解質電池
JP2003077429A (ja) 密閉型電池
JP2009302019A (ja) 密閉型電池
US20060134512A1 (en) Jelly-roll electrode assembly and lithium rechargeable battery including the same
JP2002222666A (ja) リチウム二次電池
JP2003077430A (ja) 密閉型電池
JP2003077431A (ja) 密閉型電池
JP2003243037A (ja) リチウムイオン電池
JP4306928B2 (ja) 非水系二次電池
JP2000357536A (ja) 非水電解質電池
JP2002245991A (ja) 非水系二次電池