JP2003076929A - 購買情報利用システム及び購買情報利用方法 - Google Patents

購買情報利用システム及び購買情報利用方法

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JP2003076929A
JP2003076929A JP2001265814A JP2001265814A JP2003076929A JP 2003076929 A JP2003076929 A JP 2003076929A JP 2001265814 A JP2001265814 A JP 2001265814A JP 2001265814 A JP2001265814 A JP 2001265814A JP 2003076929 A JP2003076929 A JP 2003076929A
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JP2001265814A
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Miwako Doi
美和子 土井
Yutaka Sada
豊 佐田
Akihiko Sugikawa
明彦 杉川
Masato Yamakawa
正人 山川
Keisuke Noda
敬介 野田
Naoki Watanabe
直樹 渡邊
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クーポン情報を処理するPOS(レジ)が、携
帯電話から送信されたクーポン情報の処理を行うための
新規なキーを多く設けることなく、簡便な手段に基づい
てクーポン情報を処理することを可能とする。 【解決手段】 本発明は、前記携帯可能な携帯端末10
が、前記購買情報を蓄積する取得情報蓄積部16と、取
得情報蓄積部26に蓄積されている前記購買情報の中か
ら、ユーザが希望する前記購買情報を選択させ、選択さ
れた該購買情報の種類を識別する識別子及び該識別子に
対応する前記購買情報の処理を要求する処理要求情報と
を生成する生成手段18と、生成手段18で生成された
前記識別子と前記処理要求情報とを前記購買情報利用装
置40に送信する無線部15とを有することを特徴とす
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯可能な携帯端
末に通信ネットワークを介して配信されるクーポン情報
などの購買情報を保持し、この購買情報を購買情報利用
手段において利用するための購買情報利用システム及び
購買情報利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、商品売買の際に、冊子になっ
たクーポン券や、レシートの裏に印刷されたクーポン券
等の購買情報をレジでの清算の際に提示することによ
り、価格割引を受けられるといったサービスが行われて
いる。このサービスによれば、例えば、クーポン券を利
用するユーザが、商品を50円割引きにするためのクー
ポン券をレジで清算の際に引き渡すことにより、そのユ
ーザは、100円の商品を50円で購入することができ
る。
【0003】上記クーポン券の配布方法には、いくつか
の方法があり、例えば、店頭での配布、駅前などでのチ
ラシ配布、新聞の折込広告などの紙媒体で配布する方法
がある。そして、クーポン券を受け取ったユーザは、紙
や冊子になったクーポン券を所定の販売店まで持参し、
その販売店におけるレジでの清算時に利用するクーポン
券を切り取って必要な枚数だけ店員に手渡して、その引
き渡したクーポン券に相当するサービスを受けることが
できる。
【0004】他の配布方法としては、インターネット上
にある所定のサイト(例えばWebページ)にアクセス
し、クーポン情報が掲載されている特定のページをプリ
ントアウトする方法がある。この場合も前者と同様に、
クーポン情報をプリントアウトした者が、そのプリント
アウトしたクーポン券を販売店に持参することにより割
引を受けることができる。
【0005】更に、他の配布方法としては、クーポンに
よるサービスの提供を受けるユーザが、ディスプレイ画
面を有した携帯電話やポケットベル(登録商標)を利用
してクーポン情報を受け取る方法もある。この場合に
は、携帯電話やポケットベルが、ユーザに操作部を操作
させることで、所定の基地局から画像や数字列を含むク
ーポン情報を受信し、その受信したクーポン情報を携帯
電話やポケットベルにあるディスプレイ画面に表示させ
る。そして、ユーザは、前記ディスプレイ画面に表示さ
れているクーポン情報をレジを担当している店員に見せ
ることにより商品割引などのサービスを受けることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のクーポンサービスでは、インターネット上のサ
イトにあるクーポン情報を利用するユーザは、自己の希
望するクーポン情報を検索できるなどの利点はあるが、
クーポン情報を出力するためのプリンタを所有しなけれ
ばならず、最終的には紙のクーポン券でサービスの提供
を受けるので、基本的には紙のクーポン券を利用してサ
ービスの提供を受ける場合と変わらない。
【0007】また、クーポンによるサービスの提供を受
けるユーザは、上述の如く、携帯電話などを用いてクー
ポンによるサービスの提供を受けることができるので、
紙のクーポン券を持ち歩かなくてよいが、自己が何のク
ーポン券を持っているのかを常に意識していなければな
らない。また、携帯電話などを用いてクーポンのサービ
ス提供を受けるユーザは、特定の基地局(例えば、情報
配信サービス会社)から送信されるクーポン情報しか利
用することができない。
【0008】クーポンサービスを提供する別の方法とし
ては、携帯電話と、この携帯電話とクーポン情報の処理
を行うレジとが有する通信機能を用いてクーポンサービ
スを提供する方法がある。これによれば、クーポンサー
ビスの提供を受けるユーザは、そのユーザが有している
携帯電話から、クーポン情報を管理するレジに対してク
ーポン情報を通信で送信することができるので、紙で作
製されたクーポン券を用いることなく、より簡便かつ迅
速にクーポンサービスを受けることができる。
【0009】ところが、この携帯電話を用いたクーポン
サービスの提供方法によれば、クーポンなどの料金代行
の手数料として、クーポンサービスの提供を行う者が10
%に近い額を通信会社に支払わなければならないという
問題があった。
【0010】この問題を解決すべく、従来より、クーポ
ンサービスの提供を行う者が上記手数料の支払いをしな
いで済むように、携帯電話に近赤外光(IR:Infra Re
d)を用いた無線通信を搭載する方法が考えられてい
る。つまり、この方法は、携帯電話に、ローカルなIRの
基地局との間で通信を行うことができるIRの送受信部を
設けることにより、その携帯電話とクーポン情報を管理
するレジとの間でクーポンサービスの処理を行うもので
ある。
【0011】この方法によれば、クーポンサービスを提
供する者は、電話回線網を介することなく、携帯電話と
クーポンを管理するレジとの間でクーポン情報の処理を
行うことができるので、上述のように通信会社に所定の
手数料を支払う必要がないという利点がある。しかし、
IRを用いた無線通信は、光で行われているために、無線
通信を行う途中に障害物があると、クーポン情報などを
送受信ができないという問題がある。つまり、クーポン
サービスの提供を受けるユーザが携帯電話を手にもった
ときに、そのユーザの指が無線通信を行う送受信部を遮
ってしまうと、その携帯電話機とクーポンサービスの処
理を行うレジとの間で行われる無線通信ができなくなっ
てしまう。
【0012】一方、Bluetoothの通信方式では、IRとは
違った方式であるため、無線通信が障害物により遮られ
ることはない。また、Bluetoothの通信方式は、世界的
に決定されているので、世界中どこにいってもBluetoot
hの通信方式のあるところでは、無線通信が可能であ
る。また、Bluetoothの通信方式を用いた送受信器は、
世界中で生産されるすべての送受信器に一意に識別番号
が付けられているので、クーポンサービスの提供を行う
者は、ユーザの携帯電話についているBluetoothの識別
番号とサービスプロバイダがサービス利用のためにユー
ザに付与する識別番号の2つの異なる番号とを用いて、
クーポンサービスを管理することができるため、クーポ
ンの種類に応じて機密性の高いサービスの提供をするこ
とができる。
【0013】ところが、現実には、Bluetoothの通信方
式を用いた携帯電話の他に、既にIrDAの通信方式を用い
た通信機器が200万台以上存在している。また、将来は
無線LANなどに利用されているH802.11が低消費電力化さ
れ、携帯電話に使われるようになる可能性もあり、さら
に、BluetoothやH802.11は2.4GHz帯の無線通信である
が、将来は5Ghz帯を使用した新しい通信方式を採用した
携帯電話が出てくる可能性もある。このように、それぞ
れ異なった通信方式を用いた携帯電話が数多く存在する
ことになると予想される。
【0014】このため、クーポン情報などを電子的に受
け取って精算を行うPOS(レジ)は、現在も紙のクーポ
ンを使って商品を精算する機能の他に、カード精算など
を行う多数の機能を搭載しているが、複数の通信方式を
採用した携帯電話との間で通信接続を実行するためのキ
ーも必要になってくる。
【0015】もし、上記POSが、クーポンやポイントご
と、或いは、異なる通信方式を採用した携帯電話ごとに
新規のキーを設けるとすると、例えばPOSに設ける新規
のキー数は、2(クーポンとポイント)xN(無線通信の
種類数)=2N個となってしまう。これでは、現状でもPO
Sに搭載されているキー数は沢山あるので、更に新規の
キーをPOSに搭載するのは、ほとんど無理に近い。ま
た、上記新規キーをPOSに搭載したとしても、POS側で
は、ユーザの携帯電話の種別にあわせて2N個のキーを
押し分けなければならず、POS側で行われるオペレータ
の操作負担を増やすことになり、誤操作を誘発しかねな
い。
【0016】また、携帯電話に付属する通信方式の種別
によって、クーポンなどの情報が含まれているクーポン
情報の通信方式が異なる場合がある。たとえば、携帯電
話に付いているIrDAでは、PC(Personal Computer)に
ついているIrDAとは異なっており、IrMC(Infra Red
Mobile Communication)というプロトコルにより情報
の伝送を行っている。更に、Bluetoothの通信方式を用
いた通信機器では、IrMCとは別の方式でクーポンやポイ
ントなどの購買情報を通信することが検討されている。
同様に、H802.11や5GHzでも、IrMCなどと同様の通信方
式が採用される可能性がある。
【0017】つまり、クーポン情報を配信して販売促進
を行いたい小売店やベンダ企業は、携帯電話に付属して
いる通信方式の変化に応じて、その通信方式の変化に対
応した形式でクーポンなどの購買情報を受信する機能を
別に搭載しなければならず、その小売店やベンダにかか
る利用負担が大きくなり、従来から紙で行われていたク
ーポンサービスと比較して大きなメリットがなくなって
しまう。
【0018】そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされ
たもので、クーポン情報を処理するPOS(レジ)が、携
帯電話から送信されたクーポン情報の処理を行うための
新規なキーを多く設けることなく、簡便な手段に基づい
てクーポン情報を処理することができる購買情報利用シ
ステム及び購買情報利用装置を提供することを課題とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発明は上記
課題を解決すべくなされたものであり、請求項1に係る
発明は、携帯可能な携帯端末に、通信ネットワークを介
して配信されるクーポン情報などの購買情報を保持し、
この購買情報を購買情報利用手段において利用するため
の購買情報利用システムであって、前記携帯可能な携帯
端末は、前記購買情報を蓄積する取得情報蓄積部と、前
記取得情報蓄積部に蓄積されている前記購買情報の中か
ら、ユーザが希望する前記購買情報を選択させ、選択さ
れた該購買情報の種類を識別する識別子及び該識別子に
対応する前記購買情報の処理を要求する処理要求情報と
を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された前記
識別子と前記処理要求情報とを前記購買情報利用装置手
段に送信する第一通信手段とを有し、前記購買情報利用
手段は、前記携帯端末から前記識別子と前記処理要求情
報とを受信する第二通信手段と、前記第二通信手段が受
信した前記識別子の中から、前記ユーザが利用を希望す
る前記識別子を、前記購買情報利用手段を管理する管理
者に選択させて、その選択された前記識別子に対応する
前記処理要求情報に基づいて、前記第一通信手段との間
で通信の接続又は切断の指示を行う第二操作手段と、前
記第二操作手段で選択された前記識別子に基づいて、該
識別子に対応する前記購買情報の決済処理を行う決済制
御手段とを有することを特徴とするものである。
【0020】このような請求項1に係る発明によれば、
第二操作手段が、第二通信手段で受信した識別子(購買
情報の一覧情報)の中から、ユーザの希望する前記識別
子を、購買情報利用手段を管理する管理者に選択させ
て、その選択された前記識別子に対応する処理要求情報
に基づいて、第一通信手段との間で通信の接続又は切断
の指示を行うので、購買情報利用手段は、管理者に第二
操作手段のみを操作させることにより、識別子に対応す
る処理要求情報を送信した第一通信手段との間で通信接
続を確立することができる。
【0021】また、決済制御手段が、第二操作手段で選
択された識別子に基づいて、該識別子に対応する購買情
報の決済処理を行うことができるので、購買情報利用手
段は、管理者に第二操作手段のみを操作させることによ
り、前記識別子に対応する処理要求情報を送信した第一
通信手段との間で通信接続を確立させると共に、その通
信接続を行った第一通信手段から識別子に対応する購買
情報を取得し、その取得した購買情報を処理することが
できる。
【0022】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
購買情報利用システムであって、前記識別子は、購買情
報の一覧情報を含むことを特徴とするものである。
【0023】このような請求項2に係る発明によれば、
購買情報利用手段が、購買情報の一覧情報を含む識別子
を用いて、その識別子に対応する購買情報の処理を行う
ことができるので、購買情報利用手段は、管理者に第二
操作手段を操作させることにより、その操作に連動して
自動的に、携帯端末との間で通信接続を行い、その通信
接続を行った通信端末から、購買情報利用手段にある識
別子に対応する購買情報を取得し、その取得した購買情
報の処理を行うことができる。
【0024】また、購買情報利用手段を管理する管理者
は、携帯端末から送信された購買情報の一覧リスト(識
別子)に基づいて、その購買情報の一覧リストの中か
ら、携帯端末との間で購買情報の処理を行いたい購買情
報を選択することができる。
【0025】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2に記載の購買情報利用システムであって、前記購買
情報利用手段は、前記購買情報利用手段の周囲に前記携
帯端末が複数存在する場合に、各携帯端末の第一通信手
段及び、各携帯端末が採用する通信方式を特定する特定
手段と、前記特定手段により特定した前記第一通信手段
の中から、前記管理者に通信の接続を希望する前記第一
通信手段を選択させて、その選択された該第一通信手段
との間で通信の接続を指示する指示手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0026】このような請求項3に係る発明によれば、
特定手段が、購買情報利用手段の周囲に携帯端末が複数
存在する場合に各携帯端末の第一通信手段及び各携帯端
末が採用する通信方式を特定することができるので、管
理者は、前記特定手段により特定した第一通信手段の中
から、通信の接続を希望する第一通信手段を選択するこ
とにより、その選択された該第一通信手段との間で容易
に通信接続の指示を行うことができる。
【0027】請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求
項3に記載の購買情報利用システムであって、前記第一
通信手段が採用している通信方式を識別する通信識別子
を該第一通信手段から取得し、この取得した通信識別子
に基づいて、該通信識別子に対応する通信方式の種類を
判別する判別手段と、前記判別手段で判別された通信方
式の種類に応じて、前記携帯端末に送信する前記購買情
報の形式を変換する変換手段と、変換された購買情報を
前記通信ネットワークを介して前記携帯端末に配信する
情報配信手段とを有することを特徴とするものである。
【0028】このような請求項4に係る発明によれば、
変更手段が判別手段で判別された通信方式の種類に応じ
て、携帯端末に送信する購買情報の形式を変換するの
で、携帯端末は、自機に搭載されている通信方式が採用
しているデータの送信方式に合わせて購買情報を情報配
信手段から受信することができる。
【0029】請求項5に係る発明は、携帯可能な携帯端
末に、通信ネットワークを介して配信されるクーポン情
報などの購買情報を保持し、この購買情報を購買情報利
用手段において利用するための購買情報利用方法であっ
て、前記携帯可能な携帯端末は、前記購買情報を取得情
報蓄積部に蓄積するステップと、前記取得情報蓄積部に
蓄積されている前記購買情報の中から、ユーザが希望す
る前記購買情報を選択させ、選択された該購買情報の種
類を識別する識別子及び該識別子に対応する前記購買情
報の処理を要求する処理要求情報とを生成するステップ
と、生成された前記識別子と前記処理要求情報とを前記
購買情報利用装置手段に送信するステップとを有し、前
記購買情報利用手段は、前記携帯端末から前記識別子と
前記処理要求情報とを受信するステップと、受信した前
記識別子の中から、前記ユーザが利用を希望する前記識
別子を、前記購買情報利用手段を管理する管理者に選択
させ、その選択された前記識別子に対応する前記処理要
求情報に基づいて、前記携帯端末との間で通信の接続又
は切断の指示を行うステップと、選択された前記識別子
に基づいて、該識別子に対応する前記購買情報の決済処
理を行うステップとを有することを特徴とするものであ
る。
【0030】このような請求項5に係る発明によれば、
購買情報利用手段は、受信した識別子(購買情報の一覧
情報)の中から、ユーザの希望する前記識別子を、購買
情報利用手段を管理する管理者に選択させて、その選択
された前記識別子に対応する処理要求情報に基づいて、
携帯端末との間で通信の接続又は切断の指示を行うこと
ができるので、管理者に識別子を選択させることによ
り、識別子に対応する処理要求情報を送信した携帯端末
との間で通信接続を確立することができる。
【0031】また、購買情報利用手段は、選択された識
別子に基づいて、該識別子に対応する購買情報の決済処
理を行うことができるので、管理者に識別子を選択させ
ることにより、前記識別子に対応する処理要求情報を送
信した第一通信手段との間で通信接続を確立させると共
に、その通信接続を行った第一通信手段から識別子に対
応する購買情報を取得し、その取得した購買情報を処理
することができる。
【0032】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
購買情報利用方法であって、前記購買情報利用手段は、
前記購買情報利用手段の周囲に前記携帯端末が複数存在
する場合に、各携帯端末及び、各携帯端末が採用する通
信方式を特定するステップと、特定した前記携帯端末の
中から、前記管理者に通信の接続を希望する前記携帯端
末を選択させて、その選択された該携帯端末との間で通
信の接続を指示する指示手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0033】このような請求項6に係る発明によれば、
購買情報利用手段が、購買情報利用手段の周囲に携帯端
末が複数存在する場合に各携帯端末及び各携帯端末が採
用する通信方式を特定することができるので、管理者
は、その特定した携帯端末の中から、通信の接続を希望
する携帯端末を選択することにより、その選択された該
携帯端末との間で容易に通信接続の指示を行うことがで
きる。
【0034】請求項7に係る発明は、請求項5又は請求
項6に記載の購買情報利用方法であって、前記携帯端末
が採用している通信方式を識別する通信識別子を該携帯
端末から取得し、この取得した通信識別子に基づいて、
該通信識別子に対応する通信方式の種類を判別するステ
ップと、判別された通信方式の種類に応じて、前記携帯
端末に送信する前記購買情報の形式を変換するステップ
と、変換された購買情報を前記通信ネットワークを介し
て前記携帯端末に配信するステップとを有することを特
徴とするものである。
【0035】このような請求項7に係る発明によれば、
変更手段が判別手段で判別された通信方式の種類に応じ
て、携帯端末に送信する購買情報の形式を変換するの
で、携帯端末は、自機に搭載されている通信方式が採用
しているデータの送信方式に合わせて購買情報を情報配
信手段から受信することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] (購買情報利用システムの構成)本発明の第一実施形態
について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施
形態に係る購買情報利用システムを示す概略図である。
同図に示すように、本実施形態における購買情報利用シ
ステムは、先ず、携帯端末10が、携帯端末10を所有
するユーザに所定の操作をさせることにより、インター
ネットなどに接続された情報配信部20(或いは、電子
販売部30)から、購買情報(例えばクーポン情報)を
取得する。そして、携帯端末10を所有するユーザは、
携帯端末10を操作することにより、その取得した購買
情報を購買情報利用装置10に送信し、携帯端末10か
ら購買情報を受信した購買情報利用装置40は、その送
信された購買情報に基づいて、その購買情報に対応する
対象商品の決済処理を行うものである。
【0037】図2は、購買情報利用システムの内部構造
を示したものである。同図に示すように、本実施形態に
係る購買情報利用システムは、クーポン情報などの購買
情報を配信する情報配信部20と、情報配信部20から
購買情報を取得し、その取得した購買情報に基づいて前
記購買情報に対応する購買情報のサービスを受けるため
の携帯端末10と、携帯端末10から購買情報を取得
し、その取得した購買情報に基づいて前記購買情報に対
応する購買情報のサービスを提供する購買情報利用装置
40とを有している。
【0038】前記情報配信部20は、購買情報を携帯可
能な携帯端末10に配信するものであり、例えば、イン
ターネットに接続されたWebサーバやデータベース、Web
サーバやデータベースを有する電子モール、インターネ
ット端末・Bluetoothなどの通信方式を用いて情報を発
信している情報基地局などが挙げられる。具体的にこの
情報配信部20は、本実施形態では、同図に示すよう
に、購買情報蓄積部21と、購買情報選択部22と、利
用ログ解析部23と、利用ログ蓄積部24と、通信部2
5とを有している。
【0039】買情報蓄積部21は、購買情報を蓄積する
ものであり、例えば、専用機などが挙げられる。具体的
に購買情報蓄積部21に蓄積されている購買情報は、図
3に示すような内容が蓄積されている。同図に示すよう
に、購買情報は、同図中の横一列に示されている内容で
あり、例えば、クーポン情報などを識別するための購買
情報識別子と、クーポン情報などの利用対象を表す対象
商品と、クーポン情報などの得点内容を表す得点情報
と、クーポン情報などを利用することができる場所を表
す対象店舗と、購買情報の種類を表す購買情報種別など
が挙げられる。
【0040】尚、購買情報は、システムの運用範囲や運
用形態に応じて項目を追加することができる。購買情報
には、クーポンの不正利用を防ぐためにクーポン発行元
の証明情報や改竄のないことを証明するための証明情報
を付加し、情報配信部20は、その証明情報に基づいて
クーポンを暗号化して運用してもよい。また、購買情報
には、インターネット上でショッピングを行った際の代
金払込みに必要な手続き情報なども含めてよい。更に、
購買情報蓄積部11には、例えば図4に示すように、携
帯端末10から取得した位置情報を別途記憶してもよ
い。
【0041】購買情報選択部22は、携帯端末10から
受信した要求情報に基づいて、購買情報蓄積部21に蓄
積されている購買情報の中から、その要求情報に対応す
る購買情報を取得するものである。この購買情報には、
上記図3に示された内容の他に、購買情報の見出し内容
を表す見出情報(リスト)も含まれる。ユーザは、上記
見出情報に基づいて、自己の希望する購買情報を選択す
ることができる。
【0042】具体的にユーザが上記見出内容に基づいて
購買情報を取得するには、先ず、ユーザが、携帯端末1
0にある操作部11を操作することにより、その携帯端
末10が、購買情報の見出情報を要求するための要求信
号を通信部25に送信する。尚、見出情報の要求信号
は、情報配信部20にあるインターネット端末などを用
いて送信することができる。
【0043】通信部25から要求信号が入力された購買
情報選択部22は、購買情報蓄積部21に蓄積されてい
る購買情報に基づいて、通信部25から入力された要求
信号に対応する見出情報(リスト)を作製し、その作製
した見出情報(リスト)を通信部25へと出力する。購
買情報選択部25から見出情報が入力された通信部25
は、その入力された見出情報を、該当する通信部25へ
と送信し、携帯端末10にある通信部14は、通信部2
5から送信されてきた見出情報を受信する。
【0044】見出情報(リスト)を受信した通信部14
は、その受信した見出情報を情報管理部13へと出力
し、その見出情報が入力された情報管理部13は、入力
された見出情報を表示させるための表示命令信号を表示
部12へと出力する。情報管理部13から表示命令信号
が入力された表示部12は、通信部14で受信した見出
情報を表示する。
【0045】ユーザは、表示部14に表示されている見
出情報に基づいて、操作部11を介して、前記見出情報
(リスト)から自己の希望する購買情報を選択(例え
ば、図3に示す購買情報から、ユーザが希望する商品の
クーポン情報を選択する)する。操作部11は、見出情
報の中からユーザにより選択された情報を選択確定信号
として情報管理部13へと出力し、操作部11から選択
確定信号が入力された通信部14は、その選択確定信号
を通信部14へと出力し、その選択確定信号が入力され
た通信部14は、選択確定信号を該当する通信部25へ
と送信する。
【0046】購買情報選択部22は、通信部25で受信
した選択確定情報の選択結果に基づいて、購買情報蓄積
部21から前記見出情報に対応した購買情報を取得し、
その取得した購買情報を通信部25へと出力し、通信部
25は、購買情報選択部22から入力された購買情報情
報を携帯端末10に送信する。
【0047】これにより、ユーザは、携帯端末10にあ
る操作部を操作させることにより、自己の希望する購買
情報(例えば、クーポン情報)を簡単に情報配信部20
から取得することができる。また、ユーザは、情報配信
部20から取得した購買情報(例えば、クーポン情報)
を携帯端末10に蓄積させておくことができるので、紙
で製作されたクーポン券を所持する必要がない。
【0048】利用ログ蓄積部24は、携帯端末10に購
買情報を配信したことを示す利用ログを蓄積するもので
ある。図5に示すように、表の横一列が携帯端末10に
配信した購買情報1件の利用ログに該当するものであ
る。同図に示すように、利用ログには、例えば、購買情
報を識別するための購買情報識別子、購買情報を利用す
ることができる店舗を識別するための利用店舗識別子、
購買情報を携帯端末10に配信した日時を示す利用日時
などが挙げられる。
【0049】具体的に利用ログ蓄積部24は、携帯端末
10に購買情報を配信したことを示す利用ログ信号が通
信部25から入力された場合は、入力された利用ログ信
号に基づいて、利用ログ信号に対応する利用ログを蓄積
する。
【0050】通信部25は、ユーザが携帯する携帯端末
10との間で購買情報を送受信するための公衆網による
通信手段であり、例えば、携帯端末10自体に備わって
いる音声通話機能、公衆網回線を利用して接続するパケ
ット通信機能などを有する通信機器などがある。
【0051】具体的に通信部25は、通信部14から見
出情報を要求する要求信号を受信した場合は、その要求
信号を購買情報選択部22へと出力する。また、購買情
報選択部22から要求信号に対応する見出情報が入力さ
れた通信部25は、その見出情報を通信部14へと送信
する。更に、購買情報選択部22から購買情報が入力さ
れた通信部25は、その入力された購買情報を通信部1
4へと送信する。
【0052】利用ログ解析部23は、携帯端末10の位
置情報を取得し、その取得した位置情報に基づいて、位
置情報に対応する見出情報を生成するものである。具体
的には、購買情報選択部22が、通信部25から携帯端
末10の位置を示す位置情報が入力された場合は、入力
された位置情報を利用ログ解析部23へと出力する。
【0053】購買情報選択部22から位置情報が入力さ
れた利用ログ解析部23は、利用ログ蓄積部24に蓄積
されている利用ログに基づいて、入力された位置情報に
近接する店舗の購買情報の見出情報を作製し、その作製
した見出情報を購買情報選択部22へと出力する。位置
情報に基づいた購買情報の見出情報には、例えば、図4
に示すように、例えば携帯端末10が位置する経度、緯
度に近接する情報に基づいて、その携帯端末10が位置
している経度・緯度に近接する店舗の見出情報が挙げら
れる。
【0054】これにより、ユーザは、ユーザが所持して
いる携帯端末10の位置から、その位置に隣接する店舗
の購買情報を取得することができるので、ユーザが位置
している場所から近い店舗の購買情報(例えば、クーポ
ン情報)を容易に取得することができる。
【0055】尚、携帯端末10の位置情報は、携帯端末
10と、その携帯端末10がアクセスしている情報発信
基地局との間の位置関係から決定する方法や、携帯端末
10に蓄積されている住所の情報などから決定する方法
などがある。
【0056】電子販売部30は、携帯端末10に購買情
報を配信するものであり、本実施形態では、情報配信部
20と同様に、購買情報蓄積部と、購買情報選択部と、
利用ログ解析部と、利用ログ蓄積部と、通信部とから構
成されている(図示せず)。上記電子販売部30の内部
構造は、上述した情報配信部20を構成する各構成と同
様の意味を有するものである(各構成の説明は省略す
る)。
【0057】但し、電子販売部30に設置されている通
信部は、Bluetooth或いはIrDAのプロトコルを用いた無
線方式で携帯端末10との間で通信接続を確立してい
る。このため、携帯端末10は、公衆網を介することな
く、無線を通じて購買情報を取得することができるの
で、ユーザは、電話料金を支払わずに購買情報を取得す
ることができる。尚、電子販売部30は、駅の構内など
に設置してもよい。
【0058】前記携帯端末10は、情報配信部20や電
子販売部30から購買情報(例えば、クーポン情報な
ど)を取得して、その取得した購買情報を、購買情報利
用装置40との間で利用することができる携帯可能なも
のであり、例えば、携帯電話、PDAなどが挙げられる。
尚、携帯端末10は、本システム用の専用端末の他、ラ
ジオ、補聴器などと一体型になっているものであっても
よい。
【0059】携帯端末10は、本実施形態では、図2に
示すように、操作部11と、表示部12と、情報管理部
13と、通信部14と、無線部15と、取得情報蓄積部
16と、履歴情報蓄積部17と、生成部18とを有して
いる。
【0060】操作部11は、情報配信部20から取得し
た購買情報に基づいて、その購買情報に対応する購買情
報の処理を実行するための操作キーであり、例えば、操
作ボタン、ジョイステック型の操作レバーなどが挙げら
れる。具体的に操作部11は、ユーザが操作部11にあ
る操作レバーなどを操作したことによるタイミングを検
知し、その検知した結果を検知信号として情報管理部1
3へと出力する。この操作部11を操作することによ
り、取得情報蓄積部16に蓄積された購買情報の選択な
どを行うことができる。
【0061】表示部12は、購買情報、或いは履歴情報
蓄積部17に蓄積された履歴情報を表示するためのもの
であり、例えば、液晶ディスプレイなどが挙げられる。
具体的に表示部14は、情報管理部13から購買情報な
どを表示させるための表示命令信号が入力された場合
は、その入力された表示命令信号に対応する購買情報
(又は利用ログ)を、取得情報蓄積部16(又は利用ロ
グ蓄積部17)から取得し、その取得した購買情報(又
は利用ログ)を表示する。また、表示部14は、情報管
理部13から上記見出情報を表示させるための表示命令
信号が入力された場合は、情報配信部20から受信した
見出情報を表示する。
【0062】情報管理部13は、携帯端末10の内部動
作を制御するものであり、例えば、中央演算処理装置な
どが挙げられる。具体的に情報管理部13は、操作部1
1から検知信号が入力された場合は、入力された検知信
号に基づいて、例えば、その検知信号に対応した購買情
報(又は履歴情報)を表示するための命令信号を表示命
令信号として表示部14へと出力する。
【0063】また、情報管理部13は、通信部14から
購買情報が入力された場合は、その入力された購買情報
を取得情報蓄積部16に蓄積する。また、情報管理部1
3は、操作部11から購買情報の見出情報(リスト)を
要求するための検知信号が入力された場合は、その入力
された検知信号に基づいて、該当する情報配信部20に
見出情報を要求するための要求信号を通信部14へと出
力する。更に、情報管理部13は、通信部14から見出
情報が入力された場合は、その見出情報を表示させるた
めの命令信号を選択表示命令信号として表示部14へと
出力する。
【0064】情報管理部13は、見出情報の中からユー
ザの希望する購買情報が選択されたことを示す選択信号
が操作部11から入力された場合は、入力された選択信
号を選択確定信号として通信部14へと出力する。ま
た、情報管理部13は、操作部11から入力された検知
信号に基づいて、その検知信号に対応する命令信号(例
えば、取得情報蓄積部16に蓄積されている購買情報を
送信するための命令、図9に示す購買情報メニューを実
行するための命令など)を無線部15へと出力する。
【0065】情報管理部13は、無線部15が購買情報
利用装置40から履歴情報を示す履歴信号を受信した場
合は、受信した履歴情報を履歴情報蓄積部17に蓄積す
ると共に、履歴情報に対応する購買情報(例えば、既に
利用されたクーポン情報)を取得情報蓄積部16から削
除することを行う。
【0066】更に、情報管理部13は、購買情報の一覧
情報の生成を要求するための検知信号が操作部11から
入力された場合は、その入力された検知信号に対応する
一覧情報(識別子)と、無線部45に対して通信接続の
要求を行うための処理要求情報とを生成させるための生
成信号を生成部18へと出力する(詳述は後述する)。
また、情報管理部13は、生成部18から、生成部18
で生成された識別子(購買情報の一覧情報)と処理要求
情報とを取得する(詳述は後述する)。
【0067】通信部14は、通信部25との間で購買情
報などの情報を送受信するものであり、例えば、公衆網
回線を利用して接続するパケット通信機能などを有する
通信手段などが挙げられる。具体的に通信部14は、情
報管理部13から要求信号が入力された場合は、その入
力された要求信号を、該当する情報配信部20へと送信
する。また、通信部14は、通信部25から要求信号に
対応する見出情報を受信した場合は、その見出情報を情
報管理部15へと出力する。
【0068】また、通信部14は、情報管理部13か
ら、見出情報の中からユーザの希望する購買情報が選択
されたことを示す選択確定信号が入力された場合は、そ
の選択確定信号を通信部25へと送信する。更に、通信
部14は、情報配信部20から購買情報(例えば、クー
ポン情報)を取得した場合は、その取得した購買情報を
情報管理部13へと出力する。
【0069】取得情報蓄積部16は、情報配信部20か
ら取得した購買情報を蓄積するものであり、例えば、ハ
ードディスク、フロッピィーディスク、ICチップ、C
D−ROMなどが挙げられる。ここで、取得情報蓄積部
16で蓄積する購買情報には、例えば、購買情報を識別
する購買情報識別子、購買の対象となる対象商品、割引
情報などを表す得点情報、購買情報を利用することがで
きる店舗を表す対象店舗、購買情報の種類を表す購買情
報種別などが挙げられる(図2参照)。
【0070】履歴情報蓄積部17は、携帯端末10にあ
る購買情報が購買情報利用装置40との間で利用された
ことを示す履歴情報を蓄積するものであり、例えば、ハ
ードディスク、フロッピィーディスク、ICチップ、C
D−ROMなどが挙げられる。具体的に履歴情報蓄積部
17は、無線部15で受信した履歴情報が情報管理部1
3から入力された場合は、その履歴情報を蓄積する。
【0071】ここで、履歴情報蓄積部17で蓄積する履
歴情報には、例えば、図6に示すように、携帯端末10
を一意に認識するためのユーザ識別子と、履歴情報の通
し番号を示したレコード番号、クーポン情報を識別する
購買情報識別子、携帯端末10に購買情報を配信した日
時を示す利用日時などの利用ログが挙げられる。尚、上
記ユーザ識別子は、例えば携帯端末10を一意に識別す
る機器番号、通信の際に使用される電話番号などのよう
な通信番号、或いは本システムを利用するために予めユ
ーザが登録した登録番号などが挙げられる。
【0072】同図中における1行目の利用ログ(通し番
号は001)では、購買情報識別子が”148739”
を示しているため、一行目に対応する利用ログは、”7
4859”のユーザ識別子を有する携帯端末10を携帯
するユーザが、図3中におけるコーラの割引クーポンを
桜商店街(利用店舗識別子は498245)で、1999年
12月23日18:25に利用したこと示しているものである。
【0073】また、図6中における二行目の利用ログ
(通し番号は002)では、購買情報識別子が”847
5092”を示しているため、二行目に対応する利用ロ
グは、”298571”のユーザ識別子を有する携帯端
末10を携帯するユーザが、図3中におけるお弁当の割
引クーポンをコンビニB(利用店舗識別子は49824
5)で、1999年6月10日10:40に利用したこと示
しているものである。
【0074】更に、図6中における三行目の利用ログ
(通し番号は003)では、購買情報識別子が”847
620”を示しているため、三行目に対応する利用ログ
は、”444442”のユーザ識別子を有する携帯端末
10を携帯するユーザが、図3中における冷凍食品の割
引クーポンをスーパーA(利用店舗識別子は91847
2)で、2000年1月9日12:30に利用したこと
示しているものである。
【0075】無線部15は、生成部18で生成された識
別子と処理要求情報とを購買情報利用装置40へと送信
する第一通信手段であり、例えば、Bluetooth、IrDAやH
802.11,また将来実用化される5GHz帯の通信方式などを
用いた無線機器が挙げられる。この無線部15は、例え
ば、鉄道、テーマパーク、或いはショッピングモールな
どの出入り口に設置された電子販売部30との間で、ク
ーポン情報の配信を受けたり、獲得済みのポイントの確
認情報を受信したりすることもできる。具体的に無線部
15は、情報管理部13から、識別子と処理要求情報と
が入力された場合は、入力された識別子と処理要求情報
とを、該当する購買情報利用装置40へと送信する。こ
こで、識別子とは、操作部11を介してユーザにより選
択された購買情報の種類を識別するものを意味するもの
であり、例えば、購買情報の種類を示した一覧情報(リ
スト)などが挙げられる。尚、この識別子には、上記一
覧情報のみを意味するものであり、購買情報自体のデー
タは含まれない。
【0076】また、処理要求情報とは、識別子に対応す
る購買情報の処理を要求するものであり、例えば、購買
情報処理装置40に対して通信接続を要求するための通
信接続要求信号などが挙げられる。
【0077】無線部15(無線部45も同様)は、本実
施形態では、図1に示すように、Bluetoothの通信方式
を用いた端末(以下、単に「BT端末」と略す)から構
成されるものである。BT端末は、2.4GHz帯で無線通信
を行うためのアンテナ、ベースバンド部、L2CAPなどの
プロトコル制御部などから構成されている。このBT端
末を用いたBT端末間の通信接続は、以下の手順により
行われる。
【0078】BT端末は、BT端末の通信可能範囲内に
ある他のBT端末との間で行われる通信接続可能性の向
上のために、待ち受け側のBT端末が接続要求を監視す
る周波数(待ち受け周波数)を所定の時間毎に変化させ
ている。この待ち受け周波数の変化パターンは、待ち受
け側のBT端末に割り当てられた識別情報(BT-ID、Clo
ck(時刻))によって異なるが、通常、通信を開始しよ
うとするときには、通信可能な範囲内に存在するBT端
末の識別情報(特にBT-ID)が不明である。
【0079】このため、通信を開始しようとするBT端
末は、先ず、周囲のBT端末を検出するための問い合わ
せ(Inquiry)処理によって、自機の周囲に存在するB
T端末を検出する。このInquiryの要求に応じて、周囲
のBT端末からの応答を受信すると、そのBT端末は、
その応答中のBT-IDに応じて通信をしようとするBT端
末を選択し、呼び出し(Page)処理によって、選択した
相手を呼び出す。このPageによりBT端末が、相手側の
BT端末が提供しているサービスを検出すると、特定の
サービスを指定して通信接続モードに移行し、通信接続
を設定した後、相手側のBT端末との間でデータ転送を
行うことができる。
【0080】生成部18は、取得情報蓄積部16に蓄積
されている購買情報の中から、ユーザが希望する購買情
報を選択させ、選択された購買情報の種類を識別する識
別子及びその識別子に対応する購買情報の処理を要求す
る処理要求情報とを生成する生成手段である。具体的に
生成部は、情報管理部13から生成信号が入力された場
合は、操作部11を介してユーザにより選択された購買
情報の種類を識別するための識別子と、その識別子に対
応する購買情報の処理を要求するための処理要求情報と
を生成し、その生成した識別子と処理要求情報とを情報
管理部13へと出力する。
【0081】前記購買情報利用装置40は、携帯端末1
0から受信した購買情報を処理するものであり、例え
ば、店舗に設置されたPOS端末が挙げられる。具体的
に購買情報利用装置40は、図3に示すような割引クー
ポンなどの購買情報を受信して商品購入時の割引清算を
行い、その精算が行われたことを示す履歴情報を携帯端
末10に送信するものである。尚、購買情報利用装置4
0は、ユーザの利用回数実績を受信して、その受信した
利用回数実績に基づいて、所定の景品などの当選確率を
変動させる処理を行う自動販売機(例えはジュースを販
売するもの)であってもよい。
【0082】購買情報判定部43は、無線部45で受信
した購買情報の種類を判定し、判定結果を決済制御部4
4へと出力するものである。具体的に購買情報判定部4
3は、指示部41aから無線部45で受信した購買情報
の種類(例えばクーポン情報)を判別するための判別命
令信号が入力された場合は、無線部45で受信した購買
情報の中から、図3中の「購買情報種別」に基づいて購
買情報の種別を判定し、その判定した結果(例えば「ク
ーポン」の判定結果)を決済制御部44へと出力する。
【0083】決済制御部44は、操作部41で選択され
た識別子に基づいて、その識別子に対応する購買情報の
決済処理を行う決済制御手段である。具体的に決済制御
部44は、通信部45から一覧情報(購買情報の識別
子)が入力された場合は、その入力された一覧情報(購
買情報の識別子)を表示部42で表示させるための表示
命令信号を表示部42へと出力すると共に、購買情報の
処理を開始するか否かを促す開始可否信号を指示部41
aへと出力する。
【0084】また、決済制御部44は、指示部41aか
ら購買情報の処理を開始するための処理開始信号と、購
買情報判定部43から無線部45で受信した購買情報の
種別の判定結果(例えば購買情報の種類が「クーポン情
報」であるとした判断結果)とが入力された場合は、入
力された判定結果に対応するクーポン情報の決済を行う
プログラムをロードし、無線部45と無線部15との間
で通信接続を行うための通信接続命令信号を無線部45
へと出力させる。
【0085】決済制御部44から通信接続命令信号が入
力された無線部45は、処理要求情報を送信した無線部
15との間で通信接続を行う。その後、無線部45を介
して一覧情報(購買情報の識別子)に対応するクーポン
情報を取得した決済処理部44は、ロードしたプログラ
ムを用いて、取得したクーポン情報の決済処理を行う。
【0086】クーポン決済プログラムをロードした決済
制御部44は、例えば、図3中の一行目のクーポン情報
を処理する場合は、対称商品であるコーラを8%引きで
清算する処理を行う。そして、購買情報の決済処理を行
った決済制御部44は、決済処理の確定を促すための決
済確認信号を現計キー41bへと出力する。
【0087】そして、決済制御部44は、店舗にいる店
員の操作により現計キー41bから、前記決済確認信号
に対応する購買情報の決済処理を確定するための決済確
定信号が入力された場合は、購買情報の決済処理を確定
させて、その確定された購買情報に対応する履歴情報を
生成し、その生成した履歴情報を無線部45へと出力す
る。
【0088】尚、決済制御部44は、購買情報判定部4
2から購買情報の判定結果が入力された場合は、購買情
報が処理されてゆく進捗状況を表示させるための進捗状
況表示信号を表示部42へと出力し、決済制御部44か
ら進捗状況表示信号が入力された表示部42は、決済制
御部44で処理されている進捗状況を表示することもで
きる。
【0089】操作部41は、無線部45が受信した識別
子の中から、ユーザが利用を希望する識別子を、購買情
報利用装置40を管理する管理者に選択させて、その選
択された識別子に対応する処理要求情報に基づいて、無
線部15との間で通信の接続又は切断の指示を行う第二
操作手段であり、例えば、操作ボタン、ジョイステック
型の操作レバーなどが挙げられる。操作部41は、本実
施形態では、購買情報(例えばクーポン情報)の処理の
開始を指示する指示部41aと、購買情報の処理の確定
を促すための現計キー41bとを有している。尚、操作
部41には、ポイントの加算やポイント使用などを指示
するキーを設けてもよい。
【0090】指示部41aは、購買情報(例えばクーポ
ン情報)の処理の開始を指示するものである。具体的に
指示部41aは、決済制御部44から開始可否信号が入
力された場合は、店舗の店員に指示部41aを押させる
ことで、無線部45で受信した購買情報の種別を判別さ
せるための判別命令信号を購買情報判定部42へと出力
すると共に、購買情報の処理を開始させるための処理開
始信号を決済制御部へと出力する。
【0091】尚、店舗の店員は、指示部41aを押す前
に、表示部42(後述する図10を参照)に表示されて
いる購買情報の一覧表示(識別子)を、購買情報を利用
するユーザに知らせて、表示部42に表示されている一
覧表示(識別子)の中から、そのユーザが利用を希望す
る購買情報の識別情報を選択させる。そして、ユーザに
識別子を選択させた店舗の店員は、表示部42に表示さ
れている一覧表示(識別子)の中から、ユーザにより選
択させた識別子にカーソルを合わせて、指示部41aを
押す。
【0092】現計キー41bは、購買情報の処理の確定
を促すためのものである。具体的に現計キー41bは、
決済制御部44から決済確認信号が入力された場合は、
現計キー14bを店舗の店員に押させることで、携帯端
末10と購買情報利用装置40との間で行われる購買情
報の決済処理を指示するための決済確定信号を決済制御
部44へと出力する。
【0093】これにより、店舗の店員が指示部41aを
押すことによって、購買情報の一連の処理が開始される
ので、店舗の店員は、指示部41a以外の操作ボタンを
押すことなく、クーポン情報の処理を行うことができ
る。
【0094】表示部42は、決済内容や処理状況を表示
するためのものであり、例えば、液晶ディスプレイなど
が挙げられる。具体的に表示部42は、決済制御部44
から表示命令信号が入力された場合は、その入力された
表示命令信号に基づいて、その表示命令信号に対応する
一覧表示を表示する。表示部42に表示される一覧情報
は、例えば、図10に示すように、「1.コーラ 8%
引き」「2.肉まん50円引き」などの識別子が挙げら
れる。尚、この一覧表示は、購買情報の識別子(インデ
ックスのようなもの)を意味するものであり、購買情報
の内容自体を意味するものではない。
【0095】また、表示部42は、進捗状況表示信号が
入力された場合は、その入力された進捗状況表示信号に
対応する進捗状況の情報を蓄積部(図示せず)から取得
し、その取得した進捗状況の情報(例えば、「只今、ク
ーポン情報の処理を行っています」など)を画面上に表
示する。
【0096】無線部45は、携帯端末10から識別子と
処理要求情報とを受信する第二通信手段であり、例え
ば、Bluetooth或いはIrDAの通信方式を採用した端末な
どが挙げられる。この無線部45の内部構造は、上述し
た無線部15と同様の構造を有している。具体的に無線
部45は、無線部15から購買情報の識別子(一覧情
報)(他には、購買情報)を受信した場合は、その受信
した識別子(他には購買情報)を決済制御部44へと出
力する。
【0097】決済制御部44から通信接続命令信号が入
力された無線部45は、上記処理要求情報を送信した無
線部15との間で通信接続を行う。更に、無線部45
は、決済制御部44から履歴情報が入力された場合は、
入力された履歴情報を無線部15へと送信する。
【0098】(購買情報利用システムを用いた購買情報
利用方法)上記構成を有する購買情報利用システムによ
る購買情報利用方法は、以下の手順により実施すること
ができる。 (1)ユーザが携帯端末10を用いて情報配信部20か
ら購買情報を取得する手順について以下説明する。
【0099】図7は、ユーザが携帯端末10を用いて情
報配信部20から購買情報を取得する手順を示したもの
である。同図に示すように、先ず、携帯端末10は、情
報配信部20との間で通信接続を確立するステップを行
う(S101)。具体的には、携帯端末10にある通信
部14が、ユーザに操作部12を操作させることによ
り、情報配信部20にある通信部25との間で通信接続
を確立させるための通信接続信号を通信部25に送信す
る。そして、通信部14から通信接続信号を受信した通
信部25は、通信接続信号を送信した通信部14との間
で通信接続を行う。
【0100】次いで、携帯端末10は、情報配信部20
から見出情報(リスト)を取得するステップを行う(S
102)。具体的には、情報管理部13がユーザの操作
により操作部11から購買情報の見出情報(リスト)を
要求するための検知信号が入力された場合は、情報管理
部13は、その入力された検知信号に基づいて、該当す
る情報配信部20に見出情報(リスト)を要求するため
の要求信号を通信部14へと出力する。そして、その要
求信号が入力された通信部14は、前記要求信号を該当
する通信部25に送信する。
【0101】その後、通信部14から要求信号を受信し
た通信部25は、その受信した要求信号を購買情報選択
部22へと出力し、通信部25から要求信号が入力され
た購買情報選択部22は、購買情報蓄積部21に蓄積さ
れている購買情報選択部25に基づいて、通信部25か
ら入力された要求信号に対応する見出情報(リスト)を
生成し、その生成した見出情報(リスト)を通信部25
へと出力する。
【0102】また、通信部25から要求信号が入力され
た購買情報選択部22は、入力された要求信号に含まれ
る信号に携帯端末10の位置情報が含まれている場合
は、入力された要求信号を利用ログ解析部23へと出力
する。そして、位置情報を含む要求信号が入力された利
用ログ解析部23は、利用ログ蓄積部24に蓄積されて
いる利用ログに基づいて、入力された位置情報に近接す
る店舗の購買情報の見出情報を生成し、その生成された
見出情報を購買情報選択部22へと出力する。
【0103】位置情報に基づいた購買情報の見出情報に
は、図4に示すように、例えば携帯端末10が位置する
経度、緯度に近接する情報に基づいて、その携帯端末1
0が位置している経度・緯度に近接する店舗の購買情報
の見出情報が挙げられる。尚、見出情報には、例えば、
購買情報を選択するためのリスト表示、携帯端末10に
選択条件を入力するための入力フォームなどの情報が含
まれるものとする。
【0104】そして、購買情報選択部22又は利用ログ
解析部23から見出情報が入力された通信部25は、そ
の入力された見出情報を、該当する通信部14へと送信
し、通信部25から見出情報を受信した通信部14は、
受信した見出情報を情報管理部13へと出力する。その
後、見出情報が入力された情報管理部13は、入力され
た見出情報を表示させるための表示命令信号を表示部1
4へと出力する。そして、表示命令信号が入力された表
示部14は、通信部14で受信した見出情報を表示す
る。
【0105】次いで、ユーザは、情報配信部20から取
得した見出情報に基づいて、自己の希望するクーポン情
報を選択する(S103)。次いで、携帯端末10は、
ユーザにより選択された情報に基づいて、その選択され
た見出情報に対応する購買情報(例えばクーポン情報)
を情報配信部20から取得するステップを行い(S10
3)、更に、情報配信部20からクーポン情報を取得し
た携帯端末10は、ユーザにどのクーポン情報を利用す
るのかを選択させる。
【0106】具体的には、ユーザが、操作部11を介し
て、表示部14で表示されている見出情報(リスト)の
中から、自己の希望するクーポン情報を選択(例えば、
図3に示す購買情報から、ユーザが希望する商品のクー
ポン情報を選択する)する。
【0107】そして、操作部11は、ユーザにより選択
された情報を選択信号として情報管理部13へと出力
し、操作部11から選択信号が入力された通信部14
は、入力された選択信号を選択確定信号として通信部1
4へと出力し、その選択確定信号が入力された通信部1
4は、選択確定信号を該当する通信部25へと送信す
る。
【0108】その後、購買情報選択部22は、通信部2
5で受信した選択確定情報の選択結果に基づいて、購買
情報蓄積部21から前記選択確定情報に対応したクーポ
ン情報を取得し、その取得したクーポン情報を通信部2
5へと出力し、通信部25は、購買情報選択部22から
入力されたクーポン情報を通信部14へと送信し、通信
部25からクーポン情報を受信した通信部14は、その
受信したクーポン情報を情報管理部13へと出力する。
【0109】そして、通信部14からクーポン情報が入
力された情報管理部13は、そのクーポン情報を取得情
報蓄積部16へと蓄積すると共に、取得したクーポン情
報を表示させるための表示命令信号を表示部14へと出
力する。そして、情報管理部13から表示命令信号が入
力された表示部14は、その入力された表示命令信号に
対応するクーポン情報を取得情報蓄積部16から取得
し、その取得したクーポン情報を表示する。
【0110】その後、情報管理部13は、更にユーザが
クーポン情報を選択する場合は、情報配信部20との間
の通信接続を切断せず、S102からの処理を繰り返す
(S104)。一方、情報管理部13が、操作部11か
らクーポン情報を取得しないことを示すクーポン取得拒
否信号が入力された場合は、情報管理部13は、情報配
信部20との間の通信接続を切断するための通信切断信
号を通信部14へと出力する。そして、情報管理部13
から通信切断信号が入力された通信部14は、通信部2
5との間の通信接続を切断することを行う(S10
5)。
【0111】尚、携帯端末10は、購買情報(例えば、
クーポン情報)の配信元が電子販売部30であった場合
には、通信部14を用いるのではなく、無線部15を用
いて、電子販売部30から購買情報を受信し、その受信
した購買情報を、上記と同様の手順により取得情報蓄積
部16に蓄積する。これにより、携帯端末10は、公衆
網から購買情報を取得することなく、無線通信を通じて
購買情報を取得することができるので、ユーザは、電話
料金を支払うことなく購買情報を取得することができ
る。
【0112】(2)次に、ユーザが、情報配信部20か
ら取得した購買情報を利用する手順について以下説明す
る。図8は、携帯端末10と購買情報利用装置40との
間で行われる購買情報の処理手順を示したものである。
【0113】先ず、ユーザが、操作部11を介してクー
ポン情報を開始するための開始指示をするステップを行
う(S201)。携帯端末10が、ユーザに利用するク
ーポン情報があるかを選択させるステップを行う。そし
て、携帯端末10が、購買情報利用装置40に対して通
信接続の要求(処理要求情報を送信)をするステップを
行う(S202)。具体的には、先ず、ユーザが、購買
情報(例えば、クーポン情報)が蓄積された携帯端末1
0を持参して、その購買情報を利用することができる店
舗に出かける(ユーザが情報配信部20から購買情報を
取得する手順は、上記(1)を参照のこと)。
【0114】そして、ユーザが、購買情報を利用するこ
とができる店舗に入り、購入したい商品を購買情報利用
装置40(例えばPOS端末)に持っていく。その後、ユ
ーザが、購入したい商品を清算する際に、携帯端末10
を用いて、その購入したい商品に対応する購買情報(例
えばクーポン情報)を利用することを店員に伝える。
【0115】そして、携帯端末10は、ユーザにクーポ
ン情報を選択させることを行う。具体的には、操作部1
1が、ユーザに操作レバーなどが操作されたことによる
タイミングを検知し、その検知した結果を検知信号とし
て情報管理部13へと出力する。次いで、操作部11か
ら検知信号が入力された情報管理部13は、その入力さ
れた検知信号に基づいて、その検知信号に対応する購買
情報メニューを表示するための命令信号を表示命令信号
として表示部14へと出力する。
【0116】その後、情報管理部13から表示命令信号
が入力された表示部14は、その入力された表示命令信
号に基づいて購買情報メニューを表示する。ここで、表
示部14で表示される購買情報メニューには、図9に示
すように、例えば、購買情報利用装置40との間で購買
情報の処理を開始するための「1.クーポン利用通知」
表示、ユーザが購入したい商品の料金を払い込むための
「2.払込依頼通知」表示、購買情報が購買情報利用装
置40との間で処理が終了したことを確認するための
「3.情報確認」表示などがある。
【0117】情報管理部13は、上記「1.クーポン利
用通知」がユーザにより選択された場合は、取得情報蓄
積部16に蓄積されている購買情報を表示させるための
表示命令信号を表示部12へと出力する。そして、情報
管理部13から表示命令信号が入力された表示部12
は、取得情報蓄積部16に蓄積されている購買情報を表
示する。
【0118】そして、表示部12に表示された購買情報
の中から、ユーザが、操作部11を介してユーザの希望
する購買情報を選択する。そして、操作部11は、ユー
ザにより選択された購買情報に基づいて、その選択され
た購買情報に対応する識別子(一覧情報)を生成させる
ための検知信号を情報管理部13へと出力する。
【0119】次いで、情報管理部13が、検知信号が操
作部11から入力された場合は、その入力された検知信
号に対応する購買情報の識別子(一覧情報)と、その識
別子に対応する処理要求情報とを生成させるための生成
信号を生成部18へと出力する。
【0120】そして、情報管理部13から生成信号が入
力された生成部18は、入力された生成信号に基づい
て、その生成信号に対応する識別子(一覧情報)と、そ
の識別子に対応する処理要求情報とを生成し、その生成
した識別子(一覧情報)と処理要求情報とを情報管理部
13へと出力する。生成部18から識別子と処理要求情
報とが入力された情報管理部13は、その入力された識
別子と処理要求情報とを無線部15へと出力し、無線部
15は、入力された識別子と処理要求情報とを無線部4
5へと送信する。
【0121】次いで、購買情報利用装置40が、ユーザ
に選択させたクーポン情報に基づいて、その選択された
クーポン情報の処理をするステップを行う(S20
3)。このS203で行われている処理の説明は、後述
する。
【0122】その後、携帯端末10との間の通信接続を
切断するステップを行う(S204)。具体的には、無
線部45が、履歴情報を携帯端末10にある無線部15
に送信した後に、無線部15との間の通信接続を切断す
るための処理が実行される。
【0123】尚、上記S103で行われている処理は、
本実施形態では、以下の手順により行われる。先ず、店
舗の店員が、購買情報利用装置40にある指示部41a
を押すステップを行う(S301)。
【0124】具体的には、無線部45は、無線部15か
ら購買情報の識別子(一覧情報)(他には、購買情報)
を受信した場合は、その受信した識別子(他には購買情
報)を決済制御部44へと出力する。そして、通信部4
5から一覧表示(購買情報の識別子)が入力された決済
制御部44は、入力された一覧表示(購買情報の識別
子)を表示部42で表示させるための表示命令信号を表
示部42へと出力すると共に、購買情報の処理を開始す
るか否かを促す開始可否信号を指示部41aへと出力す
る。
【0125】そして、決済制御部44から表示命令信号
が入力された表示部42は、入力された表示命令信号に
基づいて、その表示命令信号に対応する一覧情報を表示
する。この表示部42に表示される一覧情報は、例え
ば、図11に示すように、「1.コーラ 8%引き」
「2.肉まん 50円引き」などの内容が挙げられる。
【0126】また、決済制御部44から開始可否信号が
入力された指示部41aは、店舗の店員に指示部41a
を押させることで、無線部45で受信した購買情報の種
別を判別させるための判別命令信号を購買情報判定部4
2へと出力すると共に、購買情報の処理を開始するため
の処理開始信号を決済制御部44へと出力する。
【0127】尚、店舗の店員は、指示部41aを押す前
に、表示部42(後述する図10を参照)に表示されて
いる購買情報の一覧表示(識別子)を、購買情報を利用
するユーザに知らせて、表示部42に表示されている一
覧表示(識別子)の中から、そのユーザが利用を希望す
る購買情報の識別情報を選択させる。そして、ユーザに
識別情報を選択させた店舗の店員は、表示部42に表示
されている一覧表示(識別子)の中から、ユーザにより
選択させた識別情報(図10中の反転表示されている箇
所)にカーソルを合わせて、指示部41aを押す。
【0128】次いで、携帯端末10は、購買情報利用装
置40との間で通信接続を確立するステップを行う(S
302)。次いで、購買情報利用装置40が、携帯端末
10からクーポン情報を取得するステップを行う(S3
03)。その後、管理者は、携帯端末10から取得した
クーポン情報を処理するか否かをユーザに確認するステ
ップを行う(S304)。更に、決済処理部44が、ク
ーポン情報に基づいて、該当するクーポン情報の処理を
するステップを行う(S305)。
【0129】具体的には、指示部41aから判別命令信
号が入力された購買情報判定部43は、無線部45で受
信した購買情報の中から、図3中の「購買情報種別」に
基づいて購買情報の種別を判定し、その判定した判定結
果(例えば「クーポン」の判定結果)を決済制御部44
へと出力する。
【0130】そして、指示部41aから購買情報の処理
を開始するための処理開始信号と、購買情報判定部43
から無線部45で受信した購買情報の種別の判定結果
(例えば購買情報の種類が「クーポン情報」であるとし
た判断結果)とが入力された決済制御部44は、入力さ
れた判定結果に対応するクーポン情報の決済を行うプロ
グラムをロードし、無線部45と無線部15との間で通
信接続を行うための通信接続命令信号を無線部45へと
出力する。
【0131】次いで、決済制御部44から通信接続命令
信号が入力された無線部45は、処理要求情報を送信し
た無線部15との間で通信接続を行う。その後、無線部
45を介して一覧情報(購買情報の識別子)に対応する
クーポン情報を取得した決済処理部44は、ロードした
プログラムを用いて、取得したクーポン情報の決済処理
を行う。
【0132】例えば、クーポン情報の処理は、図11に
示されているクーポン確認画面のうち、「肉まん 50
円引」が選択された場合は、肉まんを50円値引きにす
る決済処理を行う。クーポン情報の処理を行った決済制
御部44は、決済処理の確定を促すための決済確認信号
を現計キー41bへと出力する。
【0133】次いで、決済制御部44は、店舗の店員に
現計キー41bを押させることを行う(S306)。具
体的には、決済制御部44から決済確認信号が入力され
た現計キー41bは、現計キー14bを店舗の店員に押
させることにより、クーポン情報の決済処理を確定させ
るための決済確定信号を決済制御部44へと出力する。
その後、決済確定信号が入力された決済制御部44は、
クーポン情報の決済処理を確定させて、決済処理が確定
したクーポン情報に対応する履歴情報を生成し、その生
成した履歴情報を無線部45へと出力する。履歴情報が
入力された無線部45は、その入力された履歴情報を、
処理要求情報を送信した無線部15へと送信する(S3
07)。
【0134】そして、無線部45から履歴情報を受信し
た無線部15は、その受信した履歴情報を情報管理部1
3へと出力し、履歴情報が入力された情報管理部13
は、その入力された履歴情報を履歴情報蓄積部17に蓄
積すると共に、入力された履歴情報に対応する購買情報
(例えば、既に利用されたクーポン情報)を取得情報蓄
積部16から削除する。
【0135】以上の手順により、従来紙のクーポンなど
によりやりとりされている割引サービスを電子的な手段
により行うことが可能となり、店舗側では、新規のキー
を多数追加することなく、クーポンの処理を実行でき
る。また、以上の手順では、主にクーポン情報のやりと
りについて説明したが、クーポン情報以外(例えばポイ
ント情報)についても、上記と同様の手順により行うこ
とができる。
【0136】尚、上記の手順では、ユーザが、携帯端末
10を用いて一方的にクーポン情報の利用を購買情報利
用装置40へと要求したが、購買情報利用装置40が、
ユーザの所持しているクーポン情報を確認すようなシス
テムにしてもよい。
【0137】(購買情報利用システム及び購買情報利用
方法による作用及び効果)このような本実施形態に係る
購買情報利用システムによれば、指示部41aが、無線
部46で受信した識別子(購買情報の一覧情報)の中か
ら、ユーザの希望する前記識別子を、購買情報利用装置
40を管理する管理者に選択させて、その選択された前
記識別子に対応する処理要求情報に基づいて、無線部1
5との間で通信の接続又は切断の指示を行うので、購買
情報利用装置40は、管理者に指示部41aのみを操作
させることにより、識別子に対応する処理要求情報を送
信した無線部15との間で通信接続を確立することがで
きる。
【0138】また、決済制御部44が、指示部41aで
選択された識別子に基づいて、該識別子に対応する購買
情報の決済処理を行うことができるので、購買情報利用
装置40は、管理者に指示部41aのみを操作させるこ
とにより、前記識別子に対応する処理要求情報を送信し
た無線部15との間で通信接続を確立させると共に、そ
の通信接続を行った無線部15から識別子に対応する購
買情報を取得し、その取得した購買情報を処理すること
ができる。
【0139】また、本実施形態に係る購買情報利用方法
によれば、購買情報利用装置40は、受信した識別子
(購買情報の一覧情報)の中から、ユーザの希望する前
記識別子を、購買情報利用装置40を管理する管理者に
選択させて、その選択された前記識別子に対応する処理
要求情報に基づいて、携帯端末10との間で通信の接続
又は切断の指示を行うことができるので、管理者に識別
子を選択させることにより、識別子に対応する処理要求
情報を送信した携帯端末10との間で通信接続を確立す
ることができる。
【0140】また、購買情報利用装置40は、選択され
た識別子に基づいて、該識別子に対応する購買情報の決
済処理を行うことができるので、管理者に識別子を選択
させることにより、前記識別子に対応する処理要求情報
を送信した無線部15との間で通信接続を確立させると
共に、その通信接続を行った無線部15から識別子に対
応する購買情報を取得し、その取得した購買情報を処理
することができる。
【0141】また、従来紙のクーポンなどによりやりと
りされている割引サービスを電子的な手段により行うこ
とが可能になり、店舗側にとっては、新しい無線通信方
式が追加されたとしても、新規のキーを追加することな
く、クーポンの処理を実行できる。したがって、POS端
末のオペレータの操作を複雑にすることなく、その効果
は大きい。
【0142】更に、購買情報利用装置40が、購買情報
の一覧情報を含む識別子を用いて、その識別子に対応す
る購買情報の処理を行うことができるので、購買情報利
用装置40は、管理者に指示部41aを操作させること
により、その操作に連動して自動的に、携帯端末10と
の間で通信接続を行い、その通信接続を行った携帯端末
10から、購買情報利用装置40にある識別子に対応す
る購買情報を取得し、その取得した購買情報の処理を行
うことができる。
【0143】また、購買情報利用装置40を管理する管
理者は、携帯端末10から送信された購買情報の一覧リ
スト(識別子)に基づいて、その購買情報の一覧リスト
の中から、携帯端末10との間で購買情報の処理を行い
たい購買情報を選択することができる。
【0144】[第二実施形態] (購買情報利用システムの構成)本発明の第二実施形態
について図面を参照しながら説明する。図12は、本実
施形態に係る購買情報利用システムを示す概略構成図で
ある。同図に示すように、本実施形態に係る購買情報利
用システムは、購買情報利用装置10が、異なる通信方
式を採用する複数の携帯端末10から、購買情報を取得
して、その取得した購買情報を処理するものである。
【0145】図13は、本実施形態における購買情報利
用システムの内部構造を示したものである。同図は、第
一実施形態における購買情報利用システムの内部構造と
ほぼ同じであるが、ユーザの有する携帯端末10a(1
0b)にそれぞれ通信方式の異なる無線部15a(15
b)を搭載している点で相違する。また、購買情報利用
装置40には、それぞれ通信方式の異なる無線部15a
(15b)との間で無線通信を行うための無線部45a
(45b)を設けており、更に、携帯端末15a(15
b)で採用されている通信方式を特定する特定部46を
設けている点で相違する。上記相違する構造以外の構造
は、第一実施形態と同様である(相違する構造以外の構
造の説明は省略する)。以下、第一実施形態と異なる構
成についてのみ説明する。
【0146】無線部15aは、Bluetoothによる通信方
式を搭載したものである(BT端末)。また、無線部1
5bは、IrDAによる通信方式を搭載したものである(Ir
DA端末)。尚、無線部15a(15b)は、BT端末、
IrDA端末に限定されるものではなく、他の通信方式を搭
載した無線機器であってもよい。具体的に無線部15a
(15b)は、自機の通信方式を示すための通信識別子
を通信接続を希望する購買情報装置40へと送信する。
ここで、通信識別子には、例えば、Bluetoothによる通
信方式を採用していることを示す情報、IrDAによる通信
方式を採用していることを示す情報、携帯端末10を所
有しているユーザの会員番号などが挙げられる。
【0147】無線部45a(45b)は、無線部15a
(15b)で採用されている異なる通信方式に対応する
通信方式から構成されているものである。無線部45a
は、無線部15aと同様にBT端末を搭載しているもの
である。また、無線部45bは、無線部15bと同様に
IrDA端末を搭載しているものである。具体的に無線部4
5a(45b)は、通信識別子を無線部15a(15
b)から受信した場合は、受信した通信識別子を特定部
46へと出力する。
【0148】特定部46は、購買情報利用装置40の周
囲に携帯端末10が複数存在する場合に、各携帯端末1
0の無線部15a(15b)及び、各携帯端末10が採
用する通信方式を特定する特定手段である。具体的に特
定部46は、無線部15a(15b)を介して、無線部
15a(15b)が採用している通信方式を識別するた
めの通信識別子を取得し、取得した通信識別子から無線
部15a(15b)が採用している通信方式を特定す
る。
【0149】無線部45a(45b)から通信識別子が
入力された特定部46は、入力された通信識別子の内容
を表示するための表示命令信号を表示部42へと出力す
る。特定部46から表示命令信号が入力された表示部4
2は、例えば、図15に示すように、携帯端末10で採
用されている通信方式を表示する。同図中の「XXX」
は、本実施形態では、携帯端末10がBluetoothによる
通信方式を用いていることを意味しており、また同図中
の「YYY」は、本実施形態では、携帯端末10がIrDAに
よる通信方式を用いていることを意味している。
【0150】また、無線部45a(45b)から通信識
別子が入力された特定部46は、入力された通信識別子
に基づいて、入力された通信識別子のうち、どの通信識
別子を有する携帯端末10と通信接続を行うのかを店舗
の店員に選択させる選択命令信号を指示部41aへと出
力する。
【0151】指示部41aは、特定手段により特定した
第一通信手段の中から、管理者に通信の接続を希望する
第一通信手段を選択させて、その選択された該第一通信
手段との間で通信の接続を指示する指示手段である。具
体的には、特定部46から選択命令信号が入力された指
示部41aは、特定部46により特定した通信識別子の
中から、購買情報利用装置40を管理する管理者に通信
の接続を希望する無線部15a(15b)を選択させ
て、その選択された無線部41a(41b)との間で通
信接続を行うための選択確定信号を特定部46へと出力
する。
【0152】指示部41aから選択確定信号が入力され
た特定部46は、選択確定信号に基づいて、選択確定信
号に対応する通信識別子を有する携帯端末10との間で
通信接続を行うための通信接続命令信号を無線部45a
(45b)へと出力する。通信接続命令信号が入力され
た無線部45a(45b)は、入力された通信接続命令
信号に基づいて、通信接続命令信号に対応する通信識別
子を有する無線部15a(15b)との間で通信接続を
行う。
【0153】(購買情報利用システムを用いた購買情報
利用方法)上記構成を有する購買情報利用方法は、以下
の手順により実施することができる。但し、携帯端末1
0が情報配信部20から購買情報を取得するまでの手順
は、上述した図7と同様に行われる。また、携帯端末1
0と購買情報利用装置40との間で行われる購買情報の
処理手順は、携帯端末10と購買情報利用装置40との
間で行われる通信接続を除いて、上述した図8及び図1
0と同様の手順により行われる。このため、本実施形態
における購買情報利用方法は、携帯端末10と購買情報
利用装置40との間で行われる通信接続の手順について
のみ説明する。
【0154】図14は、携帯端末10と購買情報利用装
置40との間で行われる通信接続の手順について説明し
たものである。先ず、購買情報を利用することが可能な
携帯端末10が存在するかを特定するステップを行う
(S401)。具体的には、先ず、無線部15a(15
b)が、自機の通信方式を示すための通信識別子を、通
信接続を希望する購買情報装置40へと送信する。そし
て、通信識別子を無線部15a(15b)から受信した
無線部45a(45b)はは、受信した通信識別子を特
定部46へと出力する。
【0155】そして、無線部45a(45b)から通信
識別子が入力された特定部46は、入力された通信識別
子に基づいて、無線部15a(15b)が採用している
通信方式を特定する。その後、無線部45a(45b)
から通信識別子が入力された特定部46は、入力された
通信識別子の内容を表示するための表示命令信号を表示
部42へと出力する。
【0156】特定部46から表示命令信号が入力された
表示部42は、例えば、図15に示すように、携帯端末
10で採用されている通信方式を表示する。同図中の
「XXX」は、本実施形態では、携帯端末10がBluetooth
による通信方式を用いていることを意味しており、また
同図中の「YYY」は、本実施形態では、携帯端末10がI
rDAによる通信方式を用いていることを意味している。
店舗の店員は、表示部42に表示されている通信識別子
に基づいて、通信接続を行いたい通信識別子を選択す
る。
【0157】また、無線部45a(45b)から通信識
別子が入力された特定部46は、入力された通信識別子
に基づいて、その入力された通信識別子のうち、どの通
信識別子を有する携帯端末10と通信接続を行うのかを
店舗の店員に選択させる選択命令信号を指示部41aへ
と出力する。
【0158】次いで、店舗の店員が、表示部42に表示
されている通信識別子のうち、Bluetoothによる通信方
式を採用した無線部15aとの間で通信接続を行いたい
場合は、表示部42に表示されている「1.XXX」の部分
にカーソルを合わせて「利用」ボタン(指示部41a)
を押すステップを行う(S402a)。
【0159】具体的には、特定部46から選択命令信号
が入力された指示部41aは、表示部42に表示されて
いる通信識別子のうち、Bluetoothによる通信方式を採
用した通信識別子が選択された場合は、そのBluetooth
による通信方式を採用した通信識別子が選択されたこと
を示すBT選択確定信号を特定部46へと出力する。
【0160】そして、指示部41aからBT選択確定信号
が入力された特定部46は、Bluetoothによる通信方式
を採用した無線部15aとの間で通信接続を行うための
通信接続命令信号を無線部45aへと出力し、その通信
接続命令信号が入力された無線部45aは、入力された
通信接続命令信号に基づいて、無線部15a(BT端
末)との間で通信接続を行う。
【0161】次いで、店舗の店員が、表示部42に表示
されている通信識別子のうち、IrDAによる通信方式を採
用した無線部15bとの間で通信接続を行いたい場合
は、表示部42に表示されている「2.YYY」の部分にカ
ーソルを合わせて「利用」ボタン(指示部41a)を押
すステップを行う(S402b)。
【0162】具体的には、特定部46から選択命令信号
が入力された指示部41aは、表示部42に表示されて
いる通信識別子のうち、IrDAによる通信方式を採用した
通信識別子が選択された場合は、そのIrDAによる通信方
式を採用した通信識別子が選択されたことを示すIrDA選
択確定信号を特定部46へと出力する。
【0163】そして、指示部41aからIrDA選択確定信
号が入力された特定部46は、IrDAによる通信方式を採
用した無線部15bとの間で通信接続を行うための通信
接続命令信号を無線部45aへと出力し、その通信接続
命令信号が入力された無線部45bは、入力された通信
接続命令信号に基づいて無線部15b(IrDA端末)との
間で通信接続を行う。
【0164】更に、店舗の店員が、上記(S402a、
S402b)以外の方法(例えば、紙クーポン券の処理
を実行)する場合は、紙のクーポン券に記載された割引
情報などのクーポン情報を、操作キーを介して入力し、
そのクーポン情報を処理する(S403c)。
【0165】尚、以上の実施例では、IrDAとBluetooth
の場合について述べたが、必ずしもこれに限定されるも
のではない。H802.11,また将来実用化される5GHz帯の無
線方式などが複数存在する無線15であっても上記と同
様の手順により処理することができる。
【0166】(購買情報利用システム及び購買情報利用
方法を用いた作用及び効果)本実施例によれば、購買情
報利用装置40は、特定部46により購買情報利用装置
40の周囲に存在する携帯端末10の通信方式を特定す
るので、携帯端末10が採用している各種の通信方式に
対応する操作キーを設ける必要がない。したがって、購
買情報利用装置40を操作する店舗の店員は、指示部4
1aのみを操作することにより、特定の携帯端末10と
の間の通信接続を簡単に確立させることができる。
【0167】(変更例)本発明は、上記第二実施形態に
限定されるものではなく、例えば、図16に示すよう
に、通信部25に判別部25aと、購買情報変換部26
とを設けてもよい。本変更例における購買情報利用シス
テムは、情報配信部25が、携帯端末10で採用されて
いる各種通信方式に応じて、前記各種通信方式で扱うこ
とができるデータ形式を変換するものである。
【0168】即ち、IrDAによる通信方式を採用している
携帯端末10は、IrMC(Infra RedMobile Communicat
ion)という形式でなければ情報データを送信すること
ができない。また、Bluetoothによる通信方式を採用し
た携帯端末10は、上記IrMCとは別の形式でなければ情
報データを送信することができない。このため、本変更
例では、情報配信部20が、携帯端末10に配信する購
買情報を、携帯端末10で採用されている各種通信方式
に対応するデータ送信形式に変換する機能を設けること
にした。
【0169】判別部25aは、無線部15a(15b)
が採用している通信方式を識別する通信識別子を無線部
15a(15b)から取得し、この取得した通信識別子
に基づいて、該通信識別子に対応する通信方式の種類を
判別する判別手段である 具体的に判別部25aは、通信部14a(14b)か
ら、通信部14a(14b)で採用されている通信方式
を識別する通信識別子を取得する。通信部14a(14
b)から通信識別子を取得した判別部25aは、取得し
た通信識別子により、通信部14a(14b)で採用さ
れている通信方式を判別し、その判別結果を購買情報変
換部26へと出力する。
【0170】購買情報変換部26は、判別部25aで判
別された通信方式の種類に応じて、携帯端末10に送信
する購買情報の形式を変換する変換手段である。具体的
に購買情報変換部26は、購買情報選択部22から通信
部14a(14b)に送信する購買情報と、判別部25
aから通信部14a(14b)の通信識別子とが入力さ
れた場合は、入力された通信識別子に対応する通信方式
に基づいて、入力された購買情報のデータを、その通信
方式でデータを送信することができるデータ送信形式に
変換する。
【0171】購買情報変換部26は、例えば、携帯端末
10aに搭載されている無線部15aの通信方式がIrDA
であれば、購買情報選択部22から入力された購買情報
(XMLベースで作成された情報)をIrMCの形式に変換す
る。また、購買情報変換部26は、例えば、携帯端末1
0aに搭載されている無線部15aの通信方式がBlueto
othであれば、購買情報選択部22から入力された購買
情報(XMLベースで作成された情報)をBluetoothで採用
されているデータ送信形式に変換する。
【0172】購買情報を所定の形式にデータ変換した購
買情報変換部26は、所定の形式にデータ変換された購
買情報を通信部25へと出力し、データ変換された購買
情報が入力された通信部25は、入力された購買情報
を、該当する通信部14a(14b)へと送信する。
【0173】次に、上記構成を有する購買情報利用シス
テムにおける購買情報利用方法は、以下の手順により実
施することができる。但し、情報配信部20において、
携帯端末10が採用している通信方式に対応して、所定
の購買情報を変換する手順以外は、上記第二実施形態に
おける処理手順と同様である。このため、以下の手順
は、情報配信部20が、携帯端末10で採用されている
通信方式に応じて、所定の購買情報を変換する手順につ
いてのみ示す(図示せず)。
【0174】先ず、携帯端末10が、自機で採用されて
いる通信方式を識別する識別子を送信するステップを行
う。次いで、判別部25aが、携帯端末10で採用され
ている通信方式を判別するステップを行う。具体的に
は、判別部25aが、通信部14a(14b)から、通
信部14a(14b)で採用されている通信方式を識別
する通信識別子を取得する。そして、通信部14a(1
4b)から通信識別子を取得した判別部25aは、取得
した通信識別子により、通信部14a(14b)で採用
されている通信方式を判別し、その判別結果を購買情報
変換部26へと出力する。
【0175】次いで、購買情報変換部26が、判別部2
5aで判別された通信方式の種類に応じて、携帯端末1
0に送信する購買情報の形式を変換するステップを行
う。具体的には、購買情報変換部26が、購買情報選択
部22から通信部14a(14b)に送信する購買情報
と、判別部25aから通信部14a(14b)の通信識
別子とが入力された場合は、入力された通信識別子に対
応する通信方式に基づいて、入力された購買情報のデー
タを、その通信方式でデータを送信することができるデ
ータ送信形式に変換する。
【0176】例えば、購買情報変換部26は、携帯端末
10aに搭載されている無線部15aの通信方式がIrDA
であれば、購買情報選択部22から入力された購買情報
(XMLベースで作成された情報)をIrMCの形式に変換す
る。また、購買情報変換部26は、例えば、携帯端末1
0aに搭載されている無線部15aの通信方式がBlueto
othであれば、購買情報選択部22から入力された購買
情報(XMLベースで作成された情報)をBluetoothで採用
されているデータ送信形式に変換する。
【0177】そして、購買情報を所定の形式にデータ変
換した購買情報変換部26は、所定の形式にデータ変換
された購買情報を通信部25へと出力し、データ変換さ
れた購買情報が入力された通信部25は、入力された購
買情報を、該当する通信部14a(14b)へと送信す
る。
【0178】これにより、購買情報変換部26が、判別
部25aで判別された通信方式の種類に応じて、携帯端
末10に送信する購買情報の形式を変換するので、携帯
端末10は、自機に搭載されている通信方式が採用して
いるデータの送信方式に合わせて購買情報を情報配信部
20から受信することができる。
【0179】また、情報配信部20を運営する情報提供
業者は、小売店やベンダから配信を依頼されたクーポン
情報などを、情報配信部20に設置された購買情報変換
部26により、小売店やベンダ企業などが有する携帯端
末10で採用されている通信方式に合わせた方式でクー
ポン情報を配信することができるので、小売店やベンダ
企業での上記クーポン情報の変換業務を代行することが
でき、小売店やベンダ企業からクーポン情報を依頼され
たときの依頼料を多く受け取ることができる。
【0180】また、小売店やベンダ企業は、小売店やベ
ンダが有する携帯端末10の通信方式で採用されている
データ送信形式で購買情報を情報配信部20から取得す
ることができるので、情報配信部20から取得した購買
情報を、所定の形式に変換することなく、煩雑な作業を
大幅に軽減することができる。
【0181】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、購
買情報利用装置40は、クーポン情報を開始する際に、
店舗側に設置された購買情報装置(POS端末など)に
ある特定の操作ボタンを店員に押させることで、所定の
携帯端末10との間で通信接続を確立し、その通信接続
が確立されている携帯端末10に蓄積されている所定の
クーポン情報を取得して、その取得したクーポン情報の
処理を行うことができるので、購買情報利用装置40を
操作する店舗の店員は、購買情報利用装置40にある上
記特定の操作ボタンのみを押すだけで、クーポン情報の
処理を行うための一連の動作を一括して指示することが
でき、購買情報利用装置40にクーポン情報の処理を行
うための新規なキーを多く設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る購買情報利用システムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態に係る購買情報利用システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】第一実施形態における購買情報蓄積部21に蓄
積されている購買情報の内容を示した図である。
【図4】第一実施形態における購買情報蓄積部21に蓄
積されている購買情報の内容を示した図である。
【図5】第一実施形態における利用ログ蓄積部24に蓄
積されている利用ログの内容を示した図である。
【図6】第一実施形態における履歴情報蓄積部17に蓄
積されている履歴情報の内容を示した図である。
【図7】第一実施形態における情報配信部20と携帯端
末10との間で行われている処理手順を示した図であ
る。
【図8】第一実施形態における携帯端末10と購買情報
利用装置40との間で行われている処理手順を示した図
である。
【図9】第一実施形態における携帯端末10の表示部1
2で表示されている内容を示した図である。
【図10】第一実施形態における購買情報利用装置40
で行われる購買情報の処理手順を示した図である。
【図11】第一実施形態における購買情報利用装置40
の表示部42で表示されている内容を示した図である。
【図12】第二実施形態に係る購買情報利用システムの
概略構成を示した図である。
【図13】第二実施形態における購買情報利用システム
の構成を示すブロック図である。
【図14】第二実施形態における購買情報利用方法の処
理手順を示した図である。
【図15】第二実施形態における購買情報利用装置40
の表示部42で表示されてる内容を示した図である。
【図16】変更例に係る購買情報利用システムの構成を
示した図である。
【符号の説明】
10…携帯端末、11…操作部、12…表示部、13…
情報管理部、14…通信部、15…無線部、16…取得
情報蓄積部、17…履歴情報蓄積部、18…生成部、2
0…情報配信部、21…購買情報蓄積部、22…購買情
報選択部、23…利用ログ解析部、24…利用ログ蓄積
部、25…通信部、25a…判別部、26…購買情報変
換部、24…30…電子販売部、40…購買情報利用装
置、41…操作部、41a…指示部、41b…現計キ
ー、42…表示部、43…購買情報判定部、44…決済
制御部、45…無線部、46…特定部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 G07G 1/12 321N 1/14 1/14 (72)発明者 佐田 豊 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 杉川 明彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 山川 正人 静岡県田方郡大仁町大仁570 東芝テック 株式会社大仁事業所内 (72)発明者 野田 敬介 静岡県田方郡大仁町大仁570 東芝テック 株式会社大仁事業所内 (72)発明者 渡邊 直樹 静岡県三島市南町6−78 東芝テック株式 会社三島事業所内 Fターム(参考) 3E042 CC04 CD04 CE07 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な携帯端末に、通信ネットワー
    クを介して配信されるクーポン情報などの購買情報を保
    持し、この購買情報を購買情報利用手段において利用す
    るための購買情報利用システムであって、 前記携帯可能な携帯端末は、 前記購買情報を蓄積する取得情報蓄積部と、 前記取得情報蓄積部に蓄積されている前記購買情報の中
    から、ユーザが希望する前記購買情報を選択させ、選択
    された該購買情報の種類を識別する識別子及び該識別子
    に対応する前記購買情報の処理を要求する処理要求情報
    とを生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された前記識別子と前記処理要求情
    報とを前記購買情報利用手段に送信する第一通信手段と
    を有し、 前記購買情報利用手段は、 前記携帯端末から前記識別子と前記処理要求情報とを受
    信する第二通信手段と、 前記第二通信手段が受信した前記識別子の中から、前記
    ユーザが利用を希望する前記識別子を、前記購買情報利
    用手段を管理する管理者に選択させて、その選択された
    前記識別子に対応する前記処理要求情報に基づいて、前
    記第一通信手段との間で通信の接続又は切断の指示を行
    う第二操作手段と、 前記第二操作手段で選択された前記識別子に基づいて、
    該識別子に対応する前記購買情報の決済処理を行う決済
    制御手段とを有することを特徴とする購買情報利用シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の購買情報利用システム
    であって、前記識別子は、購買情報の一覧情報を含むこ
    とを特徴とする購買情報利用システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の購買情報
    利用システムであって、前記購買情報利用手段は、 前記購買情報利用手段の周囲に前記携帯端末が複数存在
    する場合に、各携帯端末の第一通信手段及び、各携帯端
    末が採用する通信方式を特定する特定手段と、 前記特定手段により特定した前記第一通信手段の中か
    ら、前記管理者に通信の接続を希望する前記第一通信手
    段を選択させて、その選択された該第一通信手段との間
    で通信の接続を指示する指示手段とを有することを特徴
    とする購買情報利用システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の購買情報
    利用システムであって、 前記第一通信手段が採用している通信方式を識別する通
    信識別子を該第一通信手段から取得し、この取得した通
    信識別子に基づいて、該通信識別子に対応する通信方式
    の種類を判別する判別手段と、 前記判別手段で判別された通信方式の種類に応じて、前
    記携帯端末に送信する前記購買情報の形式を変換する変
    換手段と、 変換された購買情報を前記通信ネットワークを介して前
    記携帯端末に配信する情報配信手段とを有することを特
    徴とする購買情報利用システム。
  5. 【請求項5】 携帯可能な携帯端末に、通信ネットワー
    クを介して配信されるクーポン情報などの購買情報を保
    持し、この購買情報を購買情報利用手段において利用す
    るための購買情報利用方法であって、 前記携帯可能な携帯端末は、 前記購買情報を取得情報蓄積部に蓄積するステップと、 前記取得情報蓄積部に蓄積されている前記購買情報の中
    から、ユーザが希望する前記購買情報を選択させ、選択
    された該購買情報の種類を識別する識別子及び該識別子
    に対応する前記購買情報の処理を要求する処理要求情報
    とを生成するステップと、 生成された前記識別子と前記処理要求情報とを前記購買
    情報利用装置手段に送信するステップとを有し、 前記購買情報利用手段は、 前記携帯端末から前記識別子と前記処理要求情報とを受
    信するステップと、 受信した前記識別子の中から、前記ユーザが利用を希望
    する前記識別子を、前記購買情報利用手段を管理する管
    理者に選択させ、その選択された前記識別子に対応する
    前記処理要求情報に基づいて、前記携帯端末との間で通
    信の接続又は切断の指示を行うステップと、 選択された前記識別子に基づいて、該識別子に対応する
    前記購買情報の決済処理を行うステップとを有すること
    を特徴とする購買情報利用方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の購買情報利用方法であ
    って、前記購買情報利用手段は、 前記購買情報利用手段の周囲に前記携帯端末が複数存在
    する場合に、各携帯端末及び、各携帯端末が採用する通
    信方式を特定するステップと、 特定した前記携帯端末の中から、前記管理者に通信の接
    続を希望する前記携帯端末を選択させて、その選択され
    た該携帯端末との間で通信の接続を指示する指示手段と
    を有することを特徴とする購買情報利用方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の購買情報利用方
    法であって、 前記携帯端末が採用している通信方式を識別する通信識
    別子を該携帯端末から取得し、この取得した通信識別子
    に基づいて、該通信識別子に対応する通信方式の種類を
    判別するステップと、 判別された通信方式の種類に応じて、前記携帯端末に送
    信する前記購買情報の形式を変換するステップと、 変換された購買情報を前記通信ネットワークを介して前
    記携帯端末に配信するステップとを有することを特徴と
    する購買情報利用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330933A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Kyocera Corp 情報配信システム
JP2012123650A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Seiko Epson Corp 電子クーポン発行方法、電子クーポン発行装置、電子クーポン発行システム、及びその端末装置

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