JP2003076485A - 座標入力装置の検査方法 - Google Patents

座標入力装置の検査方法

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JP2003076485A
JP2003076485A JP2001263751A JP2001263751A JP2003076485A JP 2003076485 A JP2003076485 A JP 2003076485A JP 2001263751 A JP2001263751 A JP 2001263751A JP 2001263751 A JP2001263751 A JP 2001263751A JP 2003076485 A JP2003076485 A JP 2003076485A
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coordinate
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coordinate input
value
coordinate position
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JP2001263751A
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English (en)
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Yuji Kozasa
裕司 小篠
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標入力装置から出力される値が全て出力さ
れることを確認することで座標入力装置の精度と動作を
自動的に判断し且つ専用プレートを用意することで安定
してトレースを行えるようにする。 【構成】 出力される座標値毎にフラグを用意し、ノコ
ギリ状の溝があるプレートを用意しその溝にそってペン
をトレースする座標入力装置の検査方法 【効果】 座標入力装置の断線や歪み等の不具合がなく
正常である事を作業者の判断なく確定出来るので検査も
れもなく検査時間を短縮する事も可能である。また、検
査担当者の負担も少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出ペンで筆圧を検出
する座標入力装置の検出精度を含む動作検査方法に関
し、更に詳細には検出ペンの筆圧検出と座標入力装置の
検出精度との動作を保証する為に、パソコン側のプログ
ラムと座標入力装置入力領域のトレースのやり方により
検査ミスや検査時間を改善するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の座標入力装置は、座標位置検出領
域において定められた分解能で座標位置を検出する様に
制御ソフトが作成されている。座標入力装置に使用する
座標位置検出領域の精度検査を含めた動作試験を実施す
る時は、定められた分解能での実測した座標位置をパソ
コン側に送信し、1台毎に座標位置検出領域の断線や歪
み等の不具合検査としてパソコン側の画面解像度にあわ
せてリアルタイムで点を描画し、作業者の目視にて描画
状態を確認し、断線や歪みが原因で座標位置検出領域で
のトレースに対して入力出来ない部分や座標のズレ等を
判断する事で座標入力装置の精度検査の合否判断を実施
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の検査方法では、パソコン画面の解像度に対して座標入
力装置側の分解能が高い場合や座標位置検出領域が広い
場合に出力される座標位置の値が大きくなる。具体的な
例としてパソコン画面が横640ドット、縦480ドッ
トに対してA3横サイズの入力領域を持ち分解能が0.
1mmの座標入力装置からは最大横4280、縦297
0の値が出力される事になり縦で約7、横で約6の値毎
にパソコン画面へ1ドットとし、座標値としては間引く
方向で表示する事になる。この結果間引いた値の範囲に
断線や偏り等の不具合があっても、パソコン画面上では
確認出来ず見逃す結果となる。さらに人手によるトレー
ス時に早く検出ペンを移動させても位置が検出出来ずに
データが抜ける事になり正常な確認が出来ない。また作
業員が目視で確認を行っているので不具合を見逃す可能
性もある。さらに検出ペンの筆圧が正常に検出されてい
るかの表示が数値のみでありトレース過程の表示が無か
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、座標
軸に対応した座標位置を検出、入力する座標位置検出領
域と、該座標位置検出領域内にての筆圧を検出し入力す
る座標指示手段を有し、入力された情報を外部に出力す
る座標入力装置において、座標入力装置の動作を検査す
る場合にパソコン側の検査プログラムを用い自動的に合
格を判断させる為に座標位置検出領域で生成される横と
縦と筆圧の値の範囲全てに対してフラグを持ちこのフラ
グが全て成立したかを確認する座標入力装置の検査方法
であり、前記検査方法を行う為の座標位置検出領域内に
載置し、前記ノコギリ状の溝に沿って単純なトレース
で、縦または横方向の値を安定して出力する座標入力装
置の検査方法を提案するものである。
【0005】
【作用】本発明では、座標入力装置に関する一連の検査
項目(タブレットの断線検査,タブレットの貼りずれを
修正する補正値算出検査、及びその補正値が的確である
か否かの精度確認検査)中で、検査の合格を自動化しま
た検査を行うためのトレースを専用のプレートを用意す
ることで安定して全範囲の値を出力するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面を参照して説
明する。図1は本発明実施時の環境概略構成図、図2は
パソコン1のプログラム中で確保したフラグを格納する
為のRAM7、8、9の概略図、図3は座標入力装置3
のトレース後のパソコン1の表示部2の表示例、図4は
本発明実施後のパソコン1の表示部2の表示例、図5は
本発明のプレート14の簡略図である。座標入力装置3
の内部には図示しない制御部と検出機構による座標位置
検出領域4があり、更に座標入力装置3には座標位置を
指し示すと同時に筆圧を検出する検出ペン5が接続され
ている。さらにパソコン1へI/Fケーブル6を介して
接続される。
【0007】次に実際の動作を図を参照しながら説明す
る。本発明の座標入力装置の検査方法を開始するとき
は、座標入力装置3の電源投入と、パソコン1の電源投
入と共に検査ソフトを動作させる。パソコン1で動作し
ている検査ソフトは、I/Fケーブル6を通して送信さ
れてくる座標入力装置1からの座標位置と筆圧信号を使
用して、パソコン1の表示部2にトレース状況をイメー
ジ表示しながら座標位置検出領域4の動作検査を実施す
る。ここで横方向のトレースで変化する座標値をX、縦
方向のトレースで変化する座標値をY、筆圧により変化
する値をZとする。また検査対象の座標入力装置3の座
標位置検出領域4のサイズをA3横とし、分解能が0.
1mmとし筆圧検出範囲に対して256段階の値が出力
される場合を想定する。従ってX値の変化する範囲は0
〜4280、Y値の変化する範囲は0〜2970、Z値
の変化する範囲は0〜256となる。さらに表示部2の
横のドット数は640、縦のドット数は480として説
明していく事とする。
【0008】作業者はX値、Y値、Z値が全て出力され
るように座標位置検出領域4上を検出ペン5でトレース
する。例として図3の表示図形10のように表示される
ように座標位置検出領域4上を検出ペン5でトレースす
る。この時、座標入力装置3に物理的不良として断線や
座標位置検出領域4の歪み等があると座標入力装置3の
座標位置検出領域4上をトレースさせても座標位置を検
出できず、パソコン1にも送信されてこない為、パソコ
ン1の表示部2では座標位置が表示されず、その部分が
抜ける現象が発生し図形10が正常に表示されないのが
目視で判断でき不合格が確定する。
【0009】次にパソコン1の表示部2に図形10が表
示されたとしても座標入力装置3の出力値と表示部2の
解像度には差があることから表示部2へ表示を行う場合
にはX値とY値を7で割った値の位置へ点を描画するこ
とになる。これによりX値0〜4280が0〜611、
Y値0〜2970が0〜424となり表示部2の範囲に
収まる。ここで問題になるのがX値として例えば0だけ
出力され1〜6が出力されなくても表示部2には所定の
位置に点が描画され図形10の表示が行われてしまうの
で不具合が目視で判断出来ない事になる。そこでパソコ
ン1で動作する検査ソフト内で図2に示すようにX値用
のフラグとして0〜4280それぞれに対応するRAM
7を4281バイト確保する。同様にY値用にRAM8
を2971バイト、Z値用にRAM9を257バイト確
保し、さらにすべてのエリアにフラグが未だ不成立であ
る状態として1を書き込んでおく。
【0010】以後受信したX値、Y値、Z値を確保した
フラグの先頭よりの相対位置としてそれぞれのRAM
7、8、9の場所を特定し、そこへフラグが成立した状
態として0を書き込んでいく。そして図3に示す様にト
レースが終了すればすべてのフラグが0になる事にな
る。このフラグを書き込んでいく過程で図4に示す様に
X値用の棒グラフ12、Y値用の棒グラフ11、Z値用
の棒グラフ13を用意しておき、例えば0〜6全てのフ
ラグが成立した場合に初めて1ドット描画して行くこと
で全ての座標値が受信されたことが目視で確認出来る。
さらに検査ソフトでは、すべてのフラグが成立したかを
判断する場合、1バイト毎にフラグが成立したかを全て
のRAM毎に行う、単に全てを加算して0になる、最初
に4281+2971+257=7509という値を記
憶しフラグとして書き込む先のRAMの値を事前に読み
だし記憶した値から減算してからフラグとして0を書き
込む事を繰り返し記憶した値が0になる等の方法で行い
成立すれば合格となるので検査ソフト側で自動的に合格
判定を出せるので目視による判断が必要なくなる。
【0011】以上フラグを1座標値に対して1バイト用
意したがRAM容量の低減を図るためにビット単位をフ
ラグとして扱うこともできる。この場合に本実施例では
7個で表示部2の1ドットに対応しているので7ビット
を使用し、1バイト毎にフラグ不成立としての値127
を書き込んでおく。そして受信した値に対して7で割っ
た値をRAM先頭からの位置とし、余りの値に相当する
ビット位置を0とするようにRAMへ書き込む。この結
果書き込んだフラグの1バイトが0になった時に表示部
2の棒グラフへ1ドット描画出来るので検査ソフトの処
理も軽減出来る。そして全てのフラグとしてのRAMを
1バイト単位でORし、結果が0になれば合格と判定出
来る。
【0012】次に図5のノコギリ状の溝15を設けたプ
レートについて説明する。座標入力装置3からX値、Y
値を全て出力させる為には座標位置検出領域4上を端か
ら端までトレースすればよく、例えば図3のトレースパ
ターン10の様に検出ペン5を滑らせればよい。しかし
ここで作業者の操作による問題が発生する。座標入力装
置3の座標位置検出速度には限界があり分解能が高い場
合、検出ペン5を少し移動させただけでもX値、Y値の
変化が大きくなる。この時作業者が検出ペン5を座標入
力装置3の検出速度以下のスピードでトレース出来れば
よいが人間の手で行う場合スピードの調整が困難であ
り、結果として座標値が抜けてしまう事になる。そこで
図5に示すノコギリ状の溝15を設けたプレート14を
用いて溝15に沿って検出ペン5を滑らせる。まずX値
を全て出力させるためにノコギリ状の尖った部分が上下
になる用にプレート14を座標位置検出領域4に乗せて
溝15に沿って検出ペン5をトレースすると、検出ペン
5自体のトレース速度が速くても横方向の移動に対して
は速度が遅くなり安定してX値の全てを出力出来る。次
にプレート14を90度回転させてトレースすることで
縦方向のY値も同様に出力出来き図4で示す様な表示と
なり合格を検査に合格したことが確認出来る。
【0013】
【発明の効果】本発明では、座標値全てに対してフラグ
を用意し、それが全て成立したか検査ソフトが判断する
ことで合格を自動的に確定出来るので不良品の見逃しが
無くなり且つ検査時間を短縮する事も可能である。さら
にノコギリ状のプレートを用いることで作業者の癖に関
わらず座標値全ての値を安定して出力させることが出来
るので検査担当者の負担も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 座標入力装置検査の構成概略
【図2】 座標値に対して確保したフラグ
【図3】 検査時のパソコン表示
【図4】 検査結果のパソコン表示
【図5】 トレース用プレート
【符号の説明】
1 パソコン 2 パソコンの表示部 3 座標入力装置 4 座標入力装置検査領域 5 検出ペン 6 I/Fケーブル 7 RAMの概略図 8 RAMの概略図 9 RAMの概略図 10 図3の表示図形 11 Y値用の棒グラフ 12 X値用の棒グラフ 13 Z値用の棒グラフ 14 プレート 15 ノコギリ状の溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標軸に対応した座標位置を検出、入力す
    る座標位置検出領域と、該座標位置検出領域内にての筆
    圧を検出し入力する座標指示手段を有し、入力された情
    報を外部に出力する座標入力装置において、座標入力装
    置の動作を検査する場合にパソコン側の検査プログラム
    を用い自動的に合格を判断させる為に座標位置検出領域
    で生成される横と縦と筆圧の値の範囲全てに対してフラ
    グを持ちこのフラグが全て成立したかを確認することを
    特徴とする座標入力装置の検査方法。
  2. 【請求項2】前記座標軸に対応した座標位置を検出、入
    力する座標位置検出領域と、該座標位置検出領域内にて
    の筆圧を検出する座標入力装置の動作を、検査する為の
    ノコギリ状の溝を設けたプレートであって、座標位置検
    出領域内に載置し、前記ノコギリ状の溝に沿って単純な
    トレースで、縦または横方向の値を安定して出力する事
    を特徴とする請求項1記載の座標入力装置の検査方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008198222A (ja) * 2008-03-24 2008-08-28 Fujitsu Ltd 座標入出力装置の試験方法
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