JP2003076399A - 多様な形態の音に音声を変調する装置 - Google Patents

多様な形態の音に音声を変調する装置

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JP2003076399A
JP2003076399A JP2001291942A JP2001291942A JP2003076399A JP 2003076399 A JP2003076399 A JP 2003076399A JP 2001291942 A JP2001291942 A JP 2001291942A JP 2001291942 A JP2001291942 A JP 2001291942A JP 2003076399 A JP2003076399 A JP 2003076399A
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frame
voice
codec
signal
time
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JP2001291942A
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Yun Kyun Lee
ユン キュン リー、
Jong Kwan Baek
ジョン クワン ビーク、
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VOICEWARE CO Ltd
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    • G10L13/02Methods for producing synthetic speech; Speech synthesisers
    • G10L13/033Voice editing, e.g. manipulating the voice of the synthesiser
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力される音声をヘリウムガスを吸入した場
合と類似の声に変調する音声変調装置を提供すること 【解決手段】 本発明はコーデック、演算部、及びメモ
リーからなって入力される音声をエコー変調、ヘリウム
変調、エム変調のように多様な形態の音に変調すること
ができる論理順序を規定する前記ミモリーに搭載された
プログラムによって前記演算部で音声を変調する装置を
開示し、注文形集積回路を用いて一つのチップに構成し
従来の携帯用電話機に用いるイヤマイクロホンに付着/
分離して用いられる音声変調装置に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、音声を変調する装置に
関する。より具体的に、本発明は、入力される音声を、
該音声を多様な形態の音に変調することができるように
論理順序を規定するプログラムにより変調する音声変調
装置であって、注文形集積回路(applicatio
n−specific integrated circ
uit)を用いて一つのチップで構成した、イヤマイク
ロホンに付着/分離して用いられる音声変調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来の技術として大韓
民国特許出願第1998−8456号及び大韓民国実用
新案登録出願第1999−9164号がある。
【0003】前記特許出願第1998−8456号は、
人の音声特性中で男女音声の基本的な差である音の高低
を変換して男女の音声を互いに変える娯楽用音声変調機
に関し、入力される音の高さ、即ち音の周期を分析して
音を一周期ほど切断した後補間法を用いて周期を変形さ
せ、結果的には入力された音の周波数を変化させる音声
変調機について開示している。
【0004】以下、前記の先行技術について考察する。
前記特許出願第1998−8456号は、音声の音色と
発音をそのまま維持しながら音の高低、即ちピッチ(p
itch)の周期を変化させる方法であり、本発明で提
案しようとする音色、発音及び高低を同時に変形させる
方法とは相違する。
【0005】具体的に、前記特許出願第1998−84
56号と本発明で用いる音声変調技法の一つであるエム
変調(次に詳細に説明する)とを比較して説明すると、エ
ム変調の場合、音の高さが低くなるだけでなく、テープ
を遅く再生する時のような変調された音色と発音を生成
することができる。ただ、この場合に実時間動作ができ
るようにするためには時間遅延による補償をしなければ
ならない。本発明の補償のための具体的な方法は下記に
詳細に説明される。しかし、前記特許出願第1998−
8456号は「原音が持っている発音上の特性を維持さ
せながらも音の高さを変化させられるように再合成する
こと」と開示しているところ、本発明とは相違する。こ
のような点は下記に詳細に説明される本発明を通じてよ
り一層明確に理解される。
【0006】そして、前記実用新案登録出願第1999
−9164号は、音声を変調して発声者を識別できなく
する携帯用電話機に用いる音声変調機に関し、メモリー
に一時的に貯蔵された音声信号を制御信号によりラッチ
が再生速度を変化させ、結果的には入力された音の長さ
を変形させる音声変調装置について開示している。
【0007】以下、前記の先行技術を考察する。実時間
の音声変調のためには、入力される音声サンプルの個数
と出力される音声サンプルの個数とが同一であるべきで
ある。例えば、入力速度に対して出力速度を2倍早く再
生すると仮定すれば、入力音声を8KHzで1秒間サン
プリングする場合、メモリーに貯蔵されるディジタルデ
ータの個数は8000個に該当する。これを2倍早く出
力する場合、このデータが全て出力されるにかかる時間
として0.5秒が所要される。従って0.5秒以後には
それ以上出力するデータがないため、次の1秒間の音声
が入力されるまで待機しなければならない問題点が発生
する。
【0008】このような点に着眼して、本発明者は前記
で指摘した問題点を解決し、かつ従来の先行技術とはま
ったく違う本発明を開発することに至る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入力
される音声をヘリウムガスを吸入した場合と類似の声に
変調する音声変調装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、入力される音声を陰
鬱であわだつ雰囲気の音声に変調する音声変調装置を提
供することにある。
【0011】本発明のさらなる他の目的は、入力される
音声をエコーと類似の音に変調する音声変調装置を提供
することにある。
【0012】本発明のさらなる他の目的は、入力される
音声を、選択的に、ヘリウムガスを吸入した場合と類似
の声に変調したり、陰鬱であわだつ雰囲気の音声に変調
したり、エコーと類似の音に変調する、音声変調装置を
提供することにある。
【0013】本発明のさらなる他の目的は、携帯用電話
機に用いるイヤマイクロホンと一体に構成できる音声変
調装置を提供することにある。
【0014】本発明のさらなる他の目的は、携帯用電話
機に追加して構成し、イヤマイクロホンとは分離して構
成できる音声変調装置を提供することにある。
【0015】本発明のさらなる他の目的は、注文形集積
回路を用いて一つのチップに構成できる音声変調装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の前記及びその他
の目的は、下記で詳細に説明される本発明により全て達
成できる。
【0017】本発明は、入力された音声を、該音声を多
様な形態の音に変調できるように論理順序を規定するプ
ログラムにより変調する音声変調装置であって、注文形
集積回路(application−specific
integrated circuit)を用いて一つ
のチップで構成した、イヤマイクロホンに付着/分離し
て使える音声変調装置に関する。
【0018】本発明の一側面によると、入力されたアナ
ログの音声信号を一定の大きさのサンプリング周波数を
有するディジタル信号に変換するコーデックと、前記コ
ーデックで変換したフレーム単位のディジタル信号を時
間軸に圧縮し、ここで発生したフレームの短くなる長さ
を補償するために音声の周期を検出し、周期データを短
くなる時間ほど反復させて全体フレームの長さを同一に
維持することにより圧縮する間の短くなった時間を補償
し、入力時と同一のサンプリング周波数で前記フレーム
信号を前記コーデックを通じてアナログ信号に出力する
演算部と、前記演算部の演算動作から発生するデータを
一時的に貯蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序
を記録しているメモリーとを含む、入力された音声信号
をヘリウム変調する音声変調装置が提供される。
【0019】本発明の他の側面によると、入力されたア
ナログの音声信号を一定の大きさのサンプリング周波数
を有するディジタル信号に変換するコーデックと、前記
コーデックで変換したフレーム単位のディジタル信号を
時間軸に延長し、ここで発生したフレームの長くなる長
さを補償するために音声の周期を検出し、周期データを
長くなる時間ほど削除して全体フレームの長さを同一に
維持することにより延長する間の長くなった時間を補償
し、入力時と同一のサンプリング周波数で前記フレーム
信号を前記コーデックを通じてアナログ信号に出力する
演算部と、前記演算部の演算動作から発生するデータを
一時的に貯蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序
を記録しているメモリーとを含む、入力された音声信号
をエム変調する音声変調装置が提供される。
【0020】本発明のまた他の側面によると、入力され
たアナログの音声信号を一定の大きさのサンプリング周
波数を有するディジタル信号に変換するコーデックと、
前記コーデックで変換したフレーム単位のディジタル信
号を一定個数に前記メモリーに貯蔵し、前記メモリーに
貯蔵されたフレームを一つのフレーム単位で読んでそれ
ぞれのサンプルより一定時間前に発生したサンプルに1
より小さい大きさで掛けて現在のサンプルに加え、入力
時と同一のサンプリング周波数で前記フレーム信号を前
記コーデックを通じてアナログ信号に出力する演算部
と、前記演算部の演算動作から発生するデータを一時的
に貯蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序を記録
しているメモリーとを含む、入力された音声信号をエコ
ー変調する音声変調装置が提供される。
【0021】更に、本発明のまた他の側面によると、入
力されたアナログの音声信号を一定の大きさのサンプリ
ング周波数を有するディジタル信号に変換するコーデッ
クと、(a)前記コーデックで変換したフレーム単位の
ディジタル信号を時間軸に圧縮し、ここで発生したフレ
ームの短くなる長さを補償するために音声の周期を検出
し、周期データを短くなる時間ほど反復させて全体フレ
ームの長さを同一に維持することにより圧縮する間の短
くなった時間を補償する演算、(b)前記コーデックで
変換したフレーム単位のディジタル信号を時間軸に延長
し、ここで発生したフレームの長くなる長さを補償する
ために音声の周期を検出し周期データを長くなる時間ほ
ど削除して全体フレームの長さを同一に維持することに
より延長する間の長くなった時間を補償する演算、また
は(c)前記コーデックで変換したフレーム単位のディ
ジタル信号を一定個数に前記メモリーに貯蔵し、前記メ
モリーに貯蔵されたフレームを一つのフレーム単位で読
んでそれぞれのサンプルより一定時間前に発生したサン
プルに1より小さい大きさで掛けて現在のサンプルに加
える演算の中でいずれを遂行し、入力時と同一のサンプ
リング周波数で前記フレーム信号を前記コーデックを通
じてアナログ信号に出力する演算を行う演算部と、前記
演算部の演算動作から発生するデータを一時的に貯蔵
し、前記演算部で遂行する演算の論理順序を記録してい
るメモリーと、前記演算部の(a)、(b)及び(c)
の演算中のいずれかを決定する選択手段とを含む、入力
された音声信号を多数の形態に変調する音声変調装置が
提供される。
【発明の実施の形態】
【0022】以下添付された図面を参考に本発明の内容
を下記に詳細に説明する。添付した図面は本発明と関連
して好ましい具体例を図示するだけで、これに限定され
ない。
【0023】図1は、本発明により構成された音声変調
装置を概略的に図示したブロック図である。図1を参照
すると、音声変調装置は、入力されたアナログ音声をデ
ィジタル形態に変換したり、変調されたディジタル音声
をアナログに変換するコーデック12、前記コーデック
に連結されて音声変調プログラムにより演算を遂行する
演算部11、及び、音声変調を遂行する過程で入力され
た音声サンプルを貯蔵したり、出力される音声サンプル
を貯蔵するなどデータの貯蔵と関係されるラム(ra
m)と音声変調の論理順序であるプログラム及びデータ
などを貯蔵してあり、前記プログラムにより前記演算部
11が音声変調を遂行するようにするロム(rom)と
よりなるメモリー13を含んでいる。また、必須的では
ないが、一つの音声変調装置で種々の変調音を支援する
場合に変調音を選択できるようにする選択手段14を含
むこともできる。
【0024】前記選択手段14は、選択された変調音の
種類を演算部11に知らせるが、例えば使用者が多数個
中で一番めの変調音種類を選択すると、前記選択手段は
「1」という情報を知らせて、前記演算部11が一番め
の変調音に該当するプログラムを前記メモリー13から
読んで変調過程を遂行するようにする。
【0025】図2及び図3は、本発明を携帯用電話機に
使えるように具現したある具体例である。図2は、本発
明を、携帯用電話機に用いるイヤマイクロホンとは分離
して構成した場合の具体例であり、接続部6を通じてイ
ヤマイクロホンと連結し、連結部4を通じては携帯用電
話機のイヤマイクロホン連結端子と連結される。
【0026】図1と比較して見ると、音声変調を遂行す
る演算部11に連結されたコーデック12に接続部6及
び連結部4が連結され、また前記接続部6と前記連結部
4との間にスイッチ23が追加され、音声変調部10と
電源部7との間にスイッチ21が追加される。そして、
スイッチ21及び23は、それぞれのスイッチが連動し
て動作されるように、電源スイッチ(図示されない)に連
結される。
【0027】追加されたスイッチ21及び23に対して
より詳細に説明すると、スイッチ21は本発明の音声変
調装置が動作するように電源を開閉するスイッチであ
り、スイッチ23は入力された音声信号が変調部10を
通過しないようにバイパスするスイッチである。変調部
10が動作する場合、即ちスイッチ21が閉まりかつス
イッチ23が開放された状態で、接続部6を通じて入力
された音声信号はコーデックに入って変調過程を経るこ
とになるが、スイッチ21が開いた状態ではスイッチ2
3により音声信号は線路47を通じて連結部4にバイパ
スされるため音声変調は進行されない。
【0028】線路41はイヤマイクロホンのイヤホン信
号を音声変調部10に認可しなくて連結部4にバイパス
して伝達し、線路47はスイッチ23の選択によりイヤ
マイクロホンのマイクを通じて接続部6に伝達される使
用者の音声信号を変調部10に伝達したり、連結部4に
バイパスする。そして線路43は接続部6を通じて連結
されるイヤマイクロホンのマイクを通じて入力される音
声信号だけを変調部10に伝達する。
【0029】図3は、本発明を携帯用電話機に用いるイ
ヤマイクロホンと一体に構成した場合の具体例である。
マイク8及びイヤホン9はイヤマイクロホンを図示化し
たものであり、連結部4は携帯用電話機と連結される。
【0030】図1及び図2と比較して説明すると、図2
で追加されたスイッチ21、23は図3でもそのまま用
いられる。しかし接続部6と連結部4とを連結する線路
41は図3では見えない。そして線路45にはスピーカ
ー9が追加して連結部4に連結される。
【0031】より具体的に図2と図3を比較して説明す
ると、図2に図示された具体例は、イヤマイクロホンと
は分離して構成した本発明のある態様による構成を図示
したもので、接続部6を通じてイヤマイクロホンと連結
される。従って、音声変調のための信号、即ちイヤマイ
クロホンのマイクを通じて入力される音声信号を線路4
3を通じて変調部10に伝達し、線路41を通じてイヤ
ホンの信号をバイパスして連結部4に伝達するように構
成している。
【0032】反面、図3に図示された具体例は、イヤマ
イクロホンと一体に構成した本発明のある態様による構
成を図示したものであり、マイク8とコーデック12と
を連結し、図2に図示した線路43と同一の線路43を
通じてはイヤマイクロホンのマイク8を通じて直接音声
信号だけを変調部10に伝達する。しかし、前記マイク
8と連結部4をバイパスする線路47は電源が認可され
なくて変調部10が動作しない場合だけスイッチ23の
選択により音声信号を連結部4にバイパスする。図3に
図示した具体例の場合には、変調部10のコーデック1
2にマイク8を通じて音声信号だけが伝達されるため、
図2に図示したような、イヤホン信号を伝達する線路4
1が必要ではない。ただ、線路45にイヤホン9を連結
することにより音声信号が聴取できるように構成するだ
けである。
【0033】以下では図1及び図4により本発明の具体
的な動作を説明する。図4は本発明の動作を説明する流
れ図である。接続部6またはマイク8を通じてコーデッ
ク12に認可された音声信号は信号処理のためディジタ
ル信号に処理する(S11)。また選択的にディップス
イッチ(DIP switch)に具現された選択手段
14は2進数の数情報を生成してモード選択回路(図示
しない)に入力される。前記選択回路は演算部11に伝
達した変調種類インデックス情報に変換して前記演算部
11に変調の種類を知らせる(S12)。もしプッシュ
ボタンスイッチに具現された選択手段の場合には、選択
回路で押される回数を演算し、これによる変調の種類を
判断して順序的に変調種類インデックス情報を演算部1
1に知らせる。
【0034】これにより、演算部11では、必要な情報
をメモリーから読んでロードした後、使用者の音声情報
を音声変調する(S13)。以後変調された音声はコー
デック12に認可され、ここでアナログ信号に変換した
後、連結部4を通じて出力する(S14)。
【0035】図5ないし図7は変調部10で遂行する音
声変調の方法を図示した流れ図である。図5はヘリウム
ガスを吸い込んだ場合と同一な音声に変調する方法(以
下‘ヘリウム変調’という)を、図6は低い音色に陰鬱
な雰囲気に変調する方法(以下‘エム変調’という)を、
図7はエコーのように音声を変調する方法(以下‘エコ
ー変調’という)を図示したのである。
【0036】図5を参照すると、ヘリウム変調は音声波
形を時間軸上で圧縮することによりできる。従って入力
された音声はコーデック12を通じて一定のサンプリン
グ周波数(一般的には8KHz)を有するディジタルデー
タに変換する(S21)。以後、演算部11は前記コー
デックで変換した音声サンプルの一定個数(以下、‘フ
レーム’という)をメモリー13に貯蔵する(S2
2)。そしてこれをもって演算部11は時間的に圧縮す
る(S23)。このように時間的に音声を圧縮すると、
ヘリウムボイスに音声を変調できるが、フレーム長さが
短くなるためこれを補償すべきである。従って演算部1
1は音声の周期を検出してそれぞれの周期データを短く
なる時間ほど反復または挿入することにより全体フレー
ムの長さを同一に維持する(S24)。このように一つ
のフレームに対する変調を遂行した後、前記演算部11
は変調されたフレームデータをメモリーから入力時と同
一の一定のサンプリング周波数で読んでコーデック12
を通じてアナログ信号に出力する(S25)。
【0037】図6を参照すると、エム変調は、前記で説
明したヘリウム音声変調とは反対に時間軸上で音声波形
を長くすることによりできる。これのため入力された音
声はコーデック12を通じて一定のサンプリング周波数
(一般的には8KHz)を有するディジタルデータに変換
する(S31)。そして演算部11は前記コーデックで
サンプリングした音声サンプルを一定個数でメモリー1
3に貯蔵する(S32)。以後、演算部11は前記音声
サンプルを前記メモリー13から読んで時間的に延長す
る(S33)。そして長くなったフレームの長さを補償
するため音声の周期を検出し、それぞれの周期データを
長くなる時間ほど削除して全体フレームの長さを同一に
維持する(S34)。このように一つのフレームに対す
る変調が完了されると、演算部11は変調されたフレー
ムデータをメモリーから一定のサンプリング周波数で読
み、コーデック12を通じてアナログ信号に変換し連結
部4を通じて出力する(S35)。
【0038】図7を参照すると、エコー変調は音声波形
を一定の時間ほど延期させた後加えることによりでき
る。入力された音声はコーデック12を通じて一定のサ
ンプリング周波数(一般的には8KHz)を有するディジ
タルデータに変換する(S41)。演算部11ではディ
ジタルに変換されて入力された音声サンプルを一定個数
でメモリー13に貯蔵する(S42)。以後、演算部1
1では前記メモリー13に貯蔵されたフレームを一サン
プルずつ読み、各サンプルより一定時間前に発生したサ
ンプルを適当な大きさで掛けて現在のサンプルに加える
(S43)。この時、変調された信号は元来の信号より
小さいため掛ける因子は1より小さい。このように一つ
のフレームに対する変調が完了されると、演算部11は
変調されたフレームデータをメモリーから一定のサンプ
リング周波数で読み、コーデック12を通じてアナログ
信号に変換し連結部4を通じて出力する(S44)。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、注文形集積回路を通じ
て一つのチップで構成できるため携帯用電話機またはこ
れと類似の他の装置に適用することができ、多様な形態
の音声変調、即ちエム変調、ヘリウム変調、エコー変調
に一つの装置でできる。また音声を変調しながら発生す
る時間の遅延または短縮現象を解消することができて実
時間で音声を変調することができる。
【0040】本発明の単純な変形ないし変更はこの分野
の通常の知識を有する者により容易に利用でき、このよ
うな変形や変更はすべて本発明の領域に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声変調装置を概略的に図示したブロ
ック図である。
【図2】携帯用電話機に本発明を適用した具体例として
携帯用電話機に用いるイヤマイクロホンと分離して構成
した場合を図示したのである。
【図3】携帯用電話機に本発明を適用した具体例として
携帯用電話機に用いるイヤマイクロホンと一体に構成し
た場合を図示したのである。
【図4】本発明に係る音声変調装置の動作を簡略に説明
する流れ図である。
【図5】本発明の具体例でヘリウムガスを吸入した場合
に表す声の形態に音声を変調する方法を説明する流れ図
である。
【図6】本発明の具体例で陰鬱であわだつ雰囲気の声に
音声を変調する方法を説明する流れ図である。
【図7】本発明の具体例で入力された音声をエコーのよ
うな音に音声を変調する方法を説明する流れ図である。
【符号の説明】
4 連結部 7 電源部 8 マイク 9 イヤホン 10 音声変調部 11 演算部 12 コーデック 13 メモリー 14 選択手段 21、23 スイッチ 41、43、45、47 線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー、 ユン キュン 大韓民国 156−791 ソウル ドンジャク −グ ヒュクサク2−ドン ミュンソーダ ヒュンダイ アパートメント 107− 1403 (72)発明者 ビーク、 ジョン クワン 大韓民国 137−907 ソウル セオチョ− グ 57 ジャンウォン−ドン ディリム ショッピングセンター 306 Fターム(参考) 5D045 BA02 5K027 AA11 DD16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるアナログの音声信号を一定の
    大きさのサンプリング周波数を有するディジタル信号に
    変換するコーデックと、 前記コーデックで変換したフレーム単位のディジタル信
    号を時間軸に圧縮し、ここで発生したフレームの短くな
    る長さを補償するために音声の周期を検出し、周期デー
    タを短くなる時間ほど反復させて全体フレームの長さを
    同一に維持することにより圧縮する間の短くなった時間
    を補償し、入力時と同一のサンプリング周波数で前記フ
    レーム信号を前記コーデックを通じてアナログ信号に出
    力する演算部と、 前記演算部の演算動作から発生するデータを一時的に貯
    蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序を記録して
    いるメモリーとを含む、入力される音声信号をヘリウム
    変調することを特徴とする音声変調装置。
  2. 【請求項2】 入力されるアナログの音声信号を一定の
    大きさのサンプリング周波数を有するディジタル信号に
    変換するコーデックと、 前記コーデックで変換したフレーム単位のディジタル信
    号を時間軸に延長し、ここで発生したフレームの長くな
    る長さを補償するために音声の周期を検出し、周期デー
    タを長くなる時間ほど削除して全体フレームの長さを同
    一に維持することにより延長する間の長くなった時間を
    補償し、入力時と同一のサンプリング周波数で前記フレ
    ーム信号を前記コーデックを通じてアナログ信号に出力
    する演算部と、 前記演算部の演算動作から発生するデータを一時的に貯
    蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序を記録して
    いるメモリーとを含む、入力される音声信号をエム変調
    することを特徴とする音声変調装置。
  3. 【請求項3】 入力されるアナログの音声信号を一定の
    大きさのサンプリング周波数を有するディジタル信号に
    変換するコーデックと、 前記コーデックで変換したフレーム単位のディジタル信
    号を一定個数に前記メモリーに貯蔵し、前記メモリーに
    貯蔵されたフレームを一つのフレーム単位で読んでそれ
    ぞれのサンプルより一定時間前に発生したサンプルに1
    より小さい大きさで掛けて現在のサンプルに加え、入力
    時と同一のサンプリング周波数で前記フレーム信号を前
    記コーデックを通じてアナログ信号に出力する演算部
    と、 前記演算部の演算動作から発生するデータを一時的に貯
    蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序を記録して
    いるメモリーとを含む、入力される音声信号をエコー変
    調することを特徴とする音声変調装置。
  4. 【請求項4】 入力されるアナログの音声信号を一定の
    大きさのサンプリング周波数を有するディジタル信号に
    変換するコーデックと、 (a)前記コーデックで変換したフレーム単位のディジ
    タル信号を時間軸に圧縮し、ここで発生したフレームの
    短くなる長さを補償するために音声の周期を検出し、周
    期データを短くなる時間ほど反復させて全体フレームの
    長さを同一に維持することにより圧縮する間の短くなっ
    た時間を補償する演算、 (b)前記コーデックで変換したフレーム単位のディジ
    タル信号を時間軸に延長し、ここで発生したフレームの
    長くなる長さを補償するために音声の周期を検出し周期
    データを長くなる時間ほど削除して全体フレームの長さ
    を同一に維持することにより延長する間の長くなった時
    間を補償する演算、または (c)前記コーデックで変換したフレーム単位のディジ
    タル信号を一定個数に前記メモリーに貯蔵し、前記メモ
    リーに貯蔵されたフレームを一つのフレーム単位で読ん
    でそれぞれのサンプルより一定時間前に発生したサンプ
    ルに1より小さい大きさで掛けて現在のサンプルに加え
    る演算の中でいずれの演算を遂行し、入力時と同一のサ
    ンプリング周波数で前記フレーム信号を前記コーデック
    を通じてアナログ信号に出力する演算を行う演算部と、 前記演算部の演算動作から発生するデータを一時的に貯
    蔵し、前記演算部で遂行する演算の論理順序を記録して
    いるメモリーと、 前記演算部の(a)、(b)及び(c)の演算中のいず
    れかを決定する選択手段とを含む、入力される音声信号
    を多数の形態に変調することを特徴とする音声変調装
    置。
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