JP2003076400A - 音声変調通話システムとこれのためのヘッドセット及びその通話方法 - Google Patents

音声変調通話システムとこれのためのヘッドセット及びその通話方法

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JP2003076400A
JP2003076400A JP2002187655A JP2002187655A JP2003076400A JP 2003076400 A JP2003076400 A JP 2003076400A JP 2002187655 A JP2002187655 A JP 2002187655A JP 2002187655 A JP2002187655 A JP 2002187655A JP 2003076400 A JP2003076400 A JP 2003076400A
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signal
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Jong Kwan Baek
ジョン クワン ビーク、
Yun Kyun Lee
ユン キュン リー、
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された音声を多様な形態の声に変調する
こと。 【解決手段】 本発明による音声変調装置は、アナログ
及びディジタル信号の変換のためのコーデックと、ヘリ
ウムボイス変調、エム変調及びエコー変調のための演算
を遂行するCPUと、メモリーと、電源とを含み、ヘリ
ウム変調及びエム変調においては音声サンプルを圧縮ま
たは延長によって長さが変わる部分を補償する段階が提
供され、エコー変調においては現在の音声サンプルより
一定時間前に発生した音声サンプルに適当な因子を掛け
た後前記現在の音声サンプルに加える段階が提供され
る。このような音声変調方法は集積回路を用いて一つの
ICチップに具現したり、またはコンピューターに適用
できるプログラムで具現でき、特にコンピューターに具
現された場合においては携帯電話と連結して変調された
音声で通話できるように音声変調手段と携帯電話とを連
結するヘッドセットが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、音声を変調するための
装置及び方法に関する。より具体的に本発明は、音声変
調手段を内蔵し、入力された音声を多様に変調し、これ
を携帯電話を通じて出力するための音声変調装置、これ
のためのヘッドセット及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音声を変調するための従来の技術とし
て、大韓民国特許出願第1998−8456号及び大韓
民国実用新案登録出願第1999−9164号がある。
前記特許出願第1998−8456号は、男と女の音声
において基本的な差をもたらす音の高低を変形して男女
の音声を互いに変えてくれる娯楽用音声変調装置に関す
るものとして、入力される音の高さ、即ち音の周期を分
析して音を一周期ほど切断した後、補間法を用いて周期
を変形することにより、音の周波数を変形する方法を開
示している。即ち、前記特許出願第1998−8456
号では、音声の音色と発音をそのまま維持しながら、音
の高低、即ちピッチ(pitch)の周期を変化させる
方法を開示しており、これは後述する本発明による音
色、発音及び高低を同時に変形する方法とは差がある。
【0003】具体的に、前記特許出願第1998−84
56号と本発明による音声変調技法の一つであるエム変
調とを比較すると、本発明によるエム変調の場合は、音
の高さが低くなるだけでなくテープを遅く再生する時の
ように変調された音色と発音とを生成することができ
る。ただ、この場合において、実時間動作を可能にする
ため、時間遅延による補償過程が要求される。本発明に
よる音声変調装置はこのような補償のための段階が遂行
される。
【0004】前記実用新案登録出願第1999−916
4号は、音声を変調して発声者を識別することができな
いようにする、携帯電話に用いるための変調器に関する
ものとして、メモリーに一時的に貯蔵された音声信号を
制御信号によってラッチが再生速度を変化させ、その結
果、入力された音の長さを変形させる音声変調装置を開
示している。しかし、前記実用新案登録出願第1999
−9164号による音声変調装置は、実時間で音声変調
ができないという問題点が発生する。これは実時間音声
変調のためには、入力される音声サンプルの個数と出力
される音声サンプルの個数とが同一でなければならない
が、前記実用新案登録出願第1999−9614号は、
再生速度を変化させることにより、単位時間当たりに入
力される音声サンプルの個数と単位時間当たりに出力さ
れる音声サンプルの個数とが変わることによって実時間
音声変調が不可能になるのである。
【0005】このような問題点に着眼して、本発明者
は、音の実時間で音色、発音及び高低を同時に変形する
ことができる音声変調装置、及び、これを携帯電話を通
じて伝送することができるヘッドセットを開発すること
に至る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入力
された音声を多様な形態の声に変調することができる装
置及びその方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、変調された音声で相
手と実時間に通話することができる音声変調装置及びそ
の方法を提供することにある。
【0008】本発明のまた他の目的は、携帯電話のイヤ
マイクロフォンに付着及び分離して用いることができる
音声変調装置を提供することにある。
【0009】本発明のまた他の目的は、入力された音声
を多様な形態の声に変調することができる音声変調プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】本発明のまた他の目的は、注文形集積回路
を用いて一つのチップで構成することができる音声変調
装置を提供することにある。
【0011】本発明のまた他の目的は、変調された音声
で相手と実時間に通話することができる音声変調通話シ
ステムのイヤマイクロフォンを提供することにある。
【0012】本発明のまた他の目的は、変調された音声
で相手と実時間に通話することができる音声変調通話シ
ステムのヘッドセットを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の前記及びその他
の目的は、下記で詳細に説明される本発明により全て達
成できる。
【0014】本発明の一側面によると、携帯電話との連
結を通じて、変調された音声で通話できる音声変調装置
を提供するため、入力される使用者のアナログの音声信
号を一定の大きさのサンプリング周波数を有するディジ
タル信号に変換し、入力される変調されたディジタル信
号を前記サンプリング周波数に基づいてアナログ信号に
変換するためのコーデックと、前記ディジタル信号を変
調するためのCPUと、前記CPUの演算過程で発生す
るデータを一時的に貯蔵し、そして前記CPUで遂行す
る演算の論理順序を記録しているメモリーと、前記使用
者のアナログ音声信号を前記コーデックに入力するため
の第1連結手段と、前記コーデックから出力される変調
されたアナログ信号を携帯電話に入力するための第2連
結手段と、電源とを含み、前記CPUは、(I)前記コ
ーデックで変換されたディジタル信号をフレーム単位で
抽出し、前記フレーム単位のディジタル信号を時間軸上
に圧縮し、前記使用者の音声周期を検出し、そして前記
音声周期を単位で前記フレームの短くなった長さを補償
する演算、(II)前記コーデックで変換されたディジ
タル信号をフレーム単位で抽出し、前記フレーム単位の
ディジタル信号を時間軸上に延長し、前記使用者の音声
周期を検出し、前記音声周期を単位で前記フレームの長
くなった長さを削除する演算、及び(III)前記コー
デックで変換されたディジタル信号をフレーム単位で抽
出し、前記抽出されたフレーム単位のディジタル信号の
それぞれの音声サンプルより一定時間前に発生したそれ
ぞれの音声サンプルに1より小さい値を掛け、前記1よ
り小さい値を掛けた音声サンプルを前記抽出された音声
サンプルに加える演算中の少なくとも一つの演算をする
ことを特徴とする音声変調通話装置を提供する。
【0015】本発明の他の側面によると、コンピュータ
ーを通じて音声変調を遂行しようとするため、(I)入
力される使用者のアナログの音声信号を一定のサンプリ
ング周波数を有するディジタル信号に変換する機能、
(II)(a)前記変換されたディジタル信号をフレー
ム単位で抽出して時間軸上に圧縮し、前記使用者の音声
周期を検出して前記周期データを前記短くなった長さだ
け反復して前記フレームの長さを圧縮する前と同一に維
持することにより、前記圧縮により短くなった時間を補
償する演算、(b)前記変換されたディジタル信号をフ
レーム単位で抽出して時間軸上に延長し、前記使用者の
音声周期を検出して前記周期データを前記長くなった長
さだけ削除して前記フレームの長さを延長する前と同一
に維持することにより、前記延長により長くなった時間
を補償する演算、及び(c)前記変換されたディジタル
信号をフレーム単位で抽出し、前記抽出されたフレーム
単位のディジタル信号のそれぞれの音声サンプルより一
定時間前で発生したそれぞれの音声サンプルに1より小
さい値を掛け、前記抽出された音声サンプルに加える演
算の少なくとも一つの演算を遂行する機能、及び前記
(II)の過程を経て発生するフレーム信号を入力時の
サンプリング周波数と同一の周波数のアナログ信号に変
換する機能をコンピューターを通じて実現するためのプ
ログラムを記録した、コンピューターで読むことができ
る記録媒体を提供する。
【0016】本発明のまた他の側面によると、音声変調
プログラムを通じて音声変調を遂行するコンピューター
と携帯電話とを連結して、変調された音声で通話するこ
とができるヘッドセットを提供するため、送話者の音声
を入力するためのマイクロフォンと、前記マイクロフォ
ンに導線で連結されて前記マイクロフォンから出力され
る音声信号を音声変調手段の入力部に伝達するための第
1プラグと、前記音声変調手段の出力部から出力される
変調された音声信号を受信するための第2プラグと、前
記第2プラグに導線で連結されて前記第2プラグから伝
送される変調された音声信号を携帯電話に伝達するため
の第3プラグと、前記携帯電話から出力される相手の音
声を出力するための少なくとも一つのスピーカーとを含
み、音声変調手段及び携帯電話に連結されて変調された
音声で相手と実時間に通話することを特徴とする音声変
調通話のためのヘッドセットを提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付された図面を参考に本発
明の内容を下記に詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明による音声変調装置の概略
的なブロック図である。本発明による音声変調装置は、
主として、音声変調部100と連結部200とに区分で
きる。前記音声変調部100は、入力されるアナログ音
声信号をディジタル信号に変換したり、変調されたディ
ジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するコーデッ
ク110と、前記コーデックに連結されて音声変調プロ
グラムにより音声変調演算を遂行するためのCPU12
0と、音声変調を遂行する過程で発生する音声サンプル
を貯蔵したり、出力される音声サンプルを貯蔵するなど
データの貯蔵と関係するラム(RAM)、及び、音声変
調の論理順序であるプログラム及びこれと関連のデータ
などを貯蔵し、前記プログラムによって前記CPUが音
声変調を遂行するようにするロム(ROM)を有するメ
モリー130とを含む。好ましくは前記CPUがいろい
ろな音声変調を遂行する場合に使用者が変調方式を選択
することができるようにする選択手段140を含む。前
記選択手段140は、選択された変調方式を前記CPU
120に知らせる。複数個の変調方式中で一番目の変調
方式を選択すると、前記選択手段140は、例えば、
「1」という情報を前記CPU120に知らせ、これに
より、前記CPU120は、一番目の変調方式に該当す
るプログラムを前記メモリー130から読み入れて変調
過程を遂行する。
【0019】本発明による音声変調装置は、携帯電話と
連結されて、変調された音声で通話できるようにするた
め、使用者の音声を入力するためのイヤマイクロフォン
400の接続部430に連結される第1連結手段210
と、携帯電話500の接続部510に連結される第2連
結手段220とを更に備える。このような連結部200
について下記で詳細に説明する。
【0020】図2は、本発明による音声変調装置を携帯
電話のイヤマイクロフォンと連結した状態を示した構成
図である。本発明による音声変調装置は、上述したよう
に、第1連結手段210と第2連結手段220とを備え
る。前記第1連結手段210は、イヤマイクロフォン4
00に連結されて、マイクロフォン410から入力され
る音声信号を前記音声変調部100のコーデック110
に認可し、携帯電話500から音声受信ライン180を
通じて入力される相手の音声信号をスピーカー420に
伝達する。前記第2連結手段220は、携帯電話500
に連結されて、前記音声変調部100で変調された音声
を前記携帯電話500に伝達し、前記音声受信ライン1
80を通じて前記携帯電話から入力される相手の音声を
前記第1連結手段210を通じて前記スピーカー420
に伝達する。
【0021】好ましくは、前記第1連結手段210と第
2連結手段220とを連結するバイパスライン170を
形成し、変調されない音声で相手と通話することを望む
場合には、前記マイクロフォンから入力される使用者の
音声を前記バイパスライン170を通じて携帯電話に入
力することにより、前記音声変調部100を経ないよう
にする。この目的のために、前記バイパスライン170
に第1スイッチ130を形成することにより、前記バイ
パスライン170の連結及び切断を選択することができ
るようにする。より好ましくは、本発明による音声変調
装置を駆動する電源300と前記音声変調部100とを
連結するラインに第2スイッチ140を設けることによ
り、音声変調装置の駆動可否を選択することができるよ
うにする。
【0022】前記イヤマイクロフォン400はヘッドセ
ットとしても具現できるが、これは図4と関連して詳細
に説明する。
【0023】図3(a)は、本発明のある具体例として
ヘリウムガスを吸入した場合に表す声に音声を変調する
方法を概略的に図示した流れ図であり、図3(b)は、
陰鬱であわだつ雰囲気の声に音声を変調する方法を概略
的に図示した流れ図であり、そして図3(c)は、エコ
ー音に音声を変調する方法を概略的に図示した流れ図で
ある。図3(a)は本発明のある具体例として入力され
た使用者の声をヘリウムガスを吸入した場合の形態に音
声を変調する方法(以下「ヘリウム変調」という)を図
示した流れ図である。本発明によるヘリウム変調は、音
声波形を時間軸上に圧縮することにより可能である。ま
ず、入力された使用者のアナログ音声信号は、コーデッ
ク110を通じて一定のサンプリング周波数(一般的に
は8KHz)を有するディジタル信号に変換される(S
11)。そうしてから、CPU120は、前記ディジタ
ル信号をメモリー(RAM)に貯蔵するが、この時前記
サンプリングされたディジタル信号において一定個数の
サンプル(以下「フレーム」という)を一つの単位とし
て貯蔵する(S12)。続いて前記メモリー130に貯
蔵されたフレーム単位のディジタルデータを読み取って
時間軸上に圧縮する(S13)。
【0024】このように時間軸上に音声を圧縮するとヘ
リウムボイスに音声を変調することができるが、圧縮に
よりそれぞれのフレームの長さが短くなるため、これを
補償しなければならない。これのため前記CPUは前記
使用者の音声周期を検出し、前記音声周期を単位として
前記短くなった長さだけ反復したりまたは挿入すること
により、全体フレームの長さを圧縮前と同一に維持する
(S14)。
【0025】このように一つのフレームに対して変調を
遂行した後、前記CPU120は、前記コーデック11
0を通じて前記変調されたフレームデータを最初の入力
時と同一のサンプリング周波数に対応するアナログ信号
で出力する(S15)。そして最終的に前記出力された
アナログ信号は携帯電話500を通じて第3者に伝送す
ることになる(S16)。
【0026】図3(b)は、本発明のある具体例として
入力された使用者の声を陰鬱であわだつ雰囲気の声に音
声を変調する方法(以下「エム変調」という)を図示し
た流れ図である。前記エム変調はヘリウム変調とは反対
に時間軸上に音声波形を延ばすことによりできる。これ
のため、まず、入力された使用者のアナログ音声信号
は、コーデック110を通じて一定のサンプリング周波
数(一般的には8KHz)を有するディジタル信号に変
換される(S21)。そうしてから、CPU120は、
前記ディジタル信号に変換された音声信号を一定個数の
サンプル、即ちフレーム単位でメモリー(RAM)に貯
蔵し(S22)、貯蔵された前記フレーム単位のディジ
タルデータを読み取って時間軸上に延ばす(S23)。
【0027】前記延ばしにより時間軸上に長くなったフ
レームの長さを補償するため、前記CPU120は前記
使用者の音声周期を検出し、前記音声周期を単位として
そのそれぞれの周期データで長くなった時間だけ削除す
ることにより、全体フレームの長さを延長前と同一に維
持する(S24)。このように一つのフレームに対して
変調を遂行した後、前記CPU120は、前記コーデッ
ク110を通じて前記変調されたフレームデータを最初
の入力時と同一のサンプリング周波数に対応するアナロ
グ信号で出力する(S25)。そして最終的に前記出力
されたアナログ信号は携帯電話500を通じて第3者に
伝送することになる(S26)。
【0028】図3(c)は、本発明のある具体例として
入力された使用者の声をエコーのような音声に変調する
方法(以下「エコー変調」という)を図示した流れ図で
ある。前記エコー変調は、入力された使用者の音声波形
を一定時間だけ延期させた後加えることによりできる。
これのためまず、入力された使用者のアナログ音声信号
は、コーデック110を通じて一定のサンプリング周波
数(一般的には8KHz)を有するディジタル信号に変
換される(S31)。
【0029】そうしてから、CPU120は、前記ディ
ジタル信号に変換された音声信号を一定個数のサンプ
ル、即ちフレーム単位でメモリー(RAM)に貯蔵する
(S32)。前記CPU120は、前記メモリー130
に貯蔵されたフレームを1サンプルずつ読み、それぞれ
の現在サンプルより一定時間前に発生したサンプルを適
当な大きさで掛けて前記現在サンプルに加える(S3
3)。この時、変調された信号は元来信号より小さいた
め、前記掛ける値は1より小さい値とするのが好まし
い。このように一つのフレームに対して変調を遂行した
後、前記CPU120は、変調されたフレームデータを
最初の入力時と同一のサンプリング周波数に対応するア
ナログ信号をコーデック110を通じて出力する(S3
4)。そして最終的に前記出力されたアナログ信号は携
帯電話500を通じて第3者に伝送することになる(S
35)。
【0030】図4は、本発明による音声変調プログラム
を内蔵したコンピューターと携帯電話とをヘッドセット
で連結した場合を示した構成図である。図3で説明した
音声変調方法は、図1及び図2で説明した別の音声変調
装置ではなく通常のコンピューターで具現できるよう
に、音声変調プログラムで提供されることもできる。こ
のような音声変調プログラムによりコンピューターのC
PUが音声変調のための演算を遂行し、使用者の音声信
号をディジタル信号に変換するための手段はコーデック
を追加的に用いたり、またはA/D変換プログラムを用
いる。
【0031】このようなプログラムは、(I)入力され
る使用者のアナログの音声信号を一定のサンプリング周
波数を有するディジタル信号に変換する機能、(II)
(a)前記変換されたディジタル信号をフレーム単位で
抽出して時間軸上に圧縮し、前記使用者の音声周期を検
出し、前記周期データを前記短くなった長さだけ反復し
て前記フレームの長さを圧縮する前と同一に維持するこ
とにより、前記圧縮によって短くなった時間を補償する
演算、(b)前記変換されたディジタル信号をフレーム
単位で抽出して時間軸上に延長し、前記使用者の音声周
期を検出し、前記周期データを前記長くなった長さだけ
削除して前記フレームの長さを延長する前と同一に維持
することにより、前記延長によって長くなった時間を補
償する演算、及び(c)前記変換されたディジタル信号
をフレーム単位で抽出し、前記抽出されたフレーム単位
のディジタル信号のそれぞれの音声サンプルより一定時
間前に発生したそれぞれの音声サンプルに1より小さい
値を掛け、前記抽出された音声サンプルに加える演算の
少なくとも一つの演算を遂行する機能、及び前記(I
I)の過程を経て発生するフレーム信号を入力時のサン
プリング周波数と同一の周波数のアナログ信号に変換す
る機能を、コンピューターを通じて実現するためのプロ
グラムを記録したコンピューターで読むことができる記
録媒体形式で提供される。
【0032】前記音声変調プログラムを内蔵したコンピ
ューター600と携帯電話500とを連結して変調され
た音声で相手と実時間に通話するためのヘッドセット7
00は、送話者の音声を入力するためのマイクロフォン
410と、前記マイクロフォン410に導線で連結され
て前記マイクロフォンから出力される音声信号を前記コ
ンピューター600の入力部(図示されない)に伝達す
るための第1プラグ710と、前記コンピューター60
0の出力部(図示されない)から出力される変調された
音声信号を受信するための第2プラグ720と、前記第
2プラグ720に導線で連結されて前記第2プラグから
伝送される変調された音声信号を携帯電話に伝達するた
めの第3プラグ730と、前記携帯電話500から出力
される相手の音声を出力するための少なくとも一つのス
ピーカー420とを含む。
【0033】前記第1プラグ710は、前記ヘッドセッ
ト700に一体に備えられた前記マイクロフォン410
から入力された使用者の音声信号を前記コンピューター
600に伝達して音声変調を遂行するようにするための
ものとして、電線を通じて前記マイクロフォン410に
連結される。前記第2プラグ720は、前記コンピュー
ター600により変調された音声信号を携帯電話に伝達
するためのものとして、電線を通じて前記第3プラグ7
30に連結される。前記第3プラグ730は、電線を通
じて前記第2プラグ720に連結されて前記コンピュー
ター600で変調された音声信号を携帯電話に伝達し、
また他の電線を通じて前記スピーカー420に連結され
て前記携帯電話から出力される相手の音声を出力するよ
うにする。
【0034】このように具現された音声変調通話システ
ムのヘッドセットを通じて変調された音声で通話する方
法は、前記ヘッドセット700のマイクロフォン410
を通じて使用者の音声を入力受け、前記入力受けた音声
信号を前記ヘッドセット700の第1プラグ710を通
じて音声変調プログラムを内蔵したコンピューター60
0の入力部に伝達し、前記コンピューターは前記プログ
ラムにより音声を変調し、変調された音声はコンピュー
ターの出力部で前記第2プラグ720及び第3プラグ7
30を通じて携帯電話500に伝達され、そして前記携
帯電話500を通じて相手に変調された音声を伝送する
段階からなる。
【0035】本発明の単純な変形ないし変更はこの分野
の通常の知識を有する者により容易に実施でき、このよ
うな変形や変更はすべて本発明の領域に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声変調装置の概略的なブロック
図である。
【図2】本発明による音声変調装置を携帯電話のイヤマ
イクロフォンと連結した状態を示した構成図である。
【図3a】本発明のある具体例としてヘリウムガスを吸
入した場合に表す声に音声を変調する方法を概略的に示
した流れ図である。
【図3b】本発明のある具体例として入力された使用者
の声を陰鬱であわだつ雰囲気の声に音声を変調する方法
を概略的に示した流れ図である。
【図3c】本発明のある具体例として入力された使用者
の声をエコー音に音声を変調する方法を概略的に示した
流れ図である。
【図4】本発明による音声変調プログラムを内蔵したコ
ンピューターと携帯電話とをヘッドセットで連結した場
合を示した構成図である。
【符号の説明】
100 音声変調部 110 コーデック 120 CPU 130 メモリー 140 選択手段 170 バイパスライン 180 音声受信ライン 200 連結部 210 第1連結手段 220 第2連結手段 230 第1スイッチ 240 第2スイッチ 300 電源 400 イヤマイクロフォン 410 マイクロフォン 420 スピーカー 430 イヤマイクロフォン接続部 500 携帯電話 510 携帯電話接続部 600 コンピューター 700 ヘッドセット 710 第1プラグ 720 第2プラグ 730 第3プラグ 740 ボリューム調節器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー、 ユン キュン 大韓民国 ソウル ドンジャク−グ ヒュ クサク2−ドン ミュンソーダ ヒュンダ イ アパートメント 107−1403 Fターム(参考) 5D045 BA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声を変調するための音声変
    調装置において、 入力される使用者のアナログの音声信号を一定の大きさ
    のサンプリング周波数を有するディジタル信号に変換
    し、入力される変調されたディジタル信号を前記サンプ
    リング周波数に基づいてアナログ信号に変換するための
    コーデックと、 前記ディジタル信号を変調するためのCPUと、 前記CPUの演算過程で発生するデータを一時的に貯蔵
    し、そして前記CPUで遂行する演算の論理順序を記録
    しているメモリーと、 前記使用者のアナログ音声信号を前記コーデックに入力
    するための第1連結手段と、 前記コーデックから出力される変調されたアナログ信号
    を携帯電話に入力するための第2連結手段と、 電源とを含み、 前記CPUは、 (I)前記コーデックで変換されたディジタル信号をフ
    レーム単位で抽出し、前記フレーム単位のディジタル信
    号を時間軸上に圧縮し、前記使用者の音声周期を検出
    し、そして前記音声周期を単位で前記フレームの短くな
    った長さを補償する演算、(II)前記コーデックで変
    換されたディジタル信号をフレーム単位で抽出し、前記
    フレーム単位のディジタル信号を時間軸上に延長し、前
    記使用者の音声周期を検出し、前記音声周期を単位で前
    記フレームの長くなった長さを削除する演算、及び(I
    II)前記コーデックで変換されたディジタル信号をフ
    レーム単位で抽出し、前記抽出されたフレーム単位のデ
    ィジタル信号のそれぞれの音声サンプルより一定時間前
    に発生したそれぞれの音声サンプルに1より小さい値を
    掛け、前記1より小さい値を掛けた音声サンプルを前記
    抽出された音声サンプルに加える演算の少なくとも一つ
    の演算をすることを特徴とする音声変調通話装置。
  2. 【請求項2】 前記CPUの前記(I)の演算、前記
    (II)の演算、及び前記(III)の演算のいずれか
    一つの演算を選択するための選択手段を更に含むことを
    特徴とする、請求項1に記載の音声変調通話装置。
  3. 【請求項3】 前記第1連結手段と第2連結手段とを連
    結するバイパスラインを更に含み、前記バイパスライン
    はスイッチを備えることを特徴とする、請求項1に記載
    の音声変調通話装置。
  4. 【請求項4】 (I)入力される使用者のアナログの音
    声信号を一定のサンプリング周波数を有するディジタル
    信号に変換する機能と、 (II)(a)前記変換されたディジタル信号をフレー
    ム単位で抽出して時間軸上に圧縮し、前記使用者の音声
    周期を検出して前記周期データを前記短くなった長さだ
    け反復して前記フレームの長さを圧縮する前と同一に維
    持することにより、前記圧縮により短くなった時間を補
    償する演算、(b)前記変換されたディジタル信号をフ
    レーム単位で抽出して時間軸上に延長し、前記使用者の
    音声周期を検出して前記周期データを前記長くなった長
    さだけ削除して前記フレームの長さを延長する前と同一
    に維持することにより、前記延長により長くなった時間
    を補償する演算、及び(c)前記変換されたディジタル
    信号をフレーム単位で抽出し、前記抽出されたフレーム
    単位のディジタル信号のそれぞれの音声サンプルより一
    定時間前に発生したそれぞれの音声サンプルに1より小
    さい値を掛けて前記抽出された音声サンプルに加える演
    算の少なくとも一つの演算を遂行する機能と、 前記(II)の過程を経て発生するフレーム信号を入力
    時のサンプリング周波数と同一の周波数のアナログ信号
    に変換する機能とをコンピューターを通じて実現するた
    めのプログラムを記録したコンピューターで読むことが
    できる記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記(a)、(b)、(c)の演算のい
    ずれか一つの演算を選択する機能を更に含むことを特徴
    とする、請求項4に記載のコンピューターを通じて読む
    ことができる記録媒体。
  6. 【請求項6】 送話者の音声を入力するためのマイクロ
    フォンと、 前記マイクロフォンに導線で連結されて前記マイクロフ
    ォンから出力される音声信号を音声変調手段の入力部に
    伝達するための第1プラグと、 前記音声変調手段の出力部から出力される変調された音
    声信号を受信するための第2プラグと、 前記第2プラグに導線で連結されて前記第2プラグから
    伝送される変調された音声信号を携帯電話に伝達するた
    めの第3プラグと、 前記携帯電話から出力される相手の音声を出力するため
    の少なくとも一つのスピーカーとを含み、音声変調手段
    及び携帯電話に連結されて、変調された音声で相手と実
    時間に通話することを特徴とする音声変調通話のための
    ヘッドセット。
  7. 【請求項7】 前記音声変調手段は音声変調機能を実現
    するためのプログラムを具えるコンピューターであるこ
    とを特徴とする、請求項6に記載の音声変調通話のため
    のヘッドセット。
  8. 【請求項8】 前記スピーカーから出力される音声の大
    きさを調節するためのボリューム調節器を更に含むこと
    を特徴とする、請求項6に記載の音声変調通話のための
    ヘッドセット。
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