JP2003076030A - 露光装置における光照射装置 - Google Patents

露光装置における光照射装置

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JP2003076030A
JP2003076030A JP2001270545A JP2001270545A JP2003076030A JP 2003076030 A JP2003076030 A JP 2003076030A JP 2001270545 A JP2001270545 A JP 2001270545A JP 2001270545 A JP2001270545 A JP 2001270545A JP 2003076030 A JP2003076030 A JP 2003076030A
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irradiation
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glass substrate
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Junichi Mori
順一 森
Masayuki Arai
昌之 新井
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン形成用のマスクに設定される異なる
大きさの複数の照射エリア別に集光する露光用の光束を
生成できるようにする。 【解決手段】 露光用の光束L1を出射する光源7と、
パターン形成用のマスクM1,M2に設定される異なる
大きさの複数の照射エリアM1a,M2aに対応する複
数のレンズ9a,9bを具備し、当該複数のレンズに前
記光源からの光束が個別に通過することによって該複数
の照射エリア別に集光する光束L11,L12を生成す
る光生成手段9とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶ディスプレ
イやプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプ
レイの製造工程において露光対象基板であるガラス基板
やカラーフィルタ等の面上にパターンを形成する露光装
置に係り、特に、パターン形成用のマスクのサイズ別に
設定される異なる大きさの複数の照射エリアに露光用の
光束を照射する光照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Cry
stal Display)は、CRT(CathodeRay Tube)に比べ
て薄型化、軽量化が可能であるため、CTV(Color Te
levision)やOA機器等のディスプレイ装置として採用
され、画面サイズも10型以上の大型化が図られ、より
一層の高精細化及びカラー化が押し進められている。液
晶ディスプレイは、フォトリソグラフィ技術によりガラ
ス基板の表面に微細なパターンを描画して作られる。露
光装置は、フォトマスクの微細パターンをガラス基板上
に投影・転写するものである。この露光装置としては、
マスクパターンをレンズまたはミラーを用いてガラス基
板上に投影するプロジェクション方式と、フォトマスク
とガラス基板との間に微小なギャップを設けてマスクパ
ターンをガラス基板上に転写するプロキシミティ方式と
がある。
【0003】プロキシミティ方式の露光装置は、プロジ
ェクション方式に比べてパターン解像性能が劣るもの
の、照射光学系が非常にシンプルであり、スループット
が高く、装置コストから見たコストパフォーマンスも優
れており、生産性の高い量産用装置に適したものであ
る。従来、プロキシミティ露光装置は、インライン対応
ローラコンベア方式のローダ・アンローダユニットを採
用しておて、ローラコンベアの流れに沿って、ローダユ
ニット、搬入用基板搬送ユニット、アライメントステー
ジユニット、搬出用基板搬送ユニット、アンローダユニ
ットがその順に配置されて構成されている。
【0004】ローダユニットはガラス基板を順次供給す
るものであり、アンローダユニットは露光処理の終了し
たガラス基板を順次排出するものである。搬入用基板搬
送ユニットはローダユニット上のガラス基板をセンタリ
ング位置決めしてからアライメントステージユニットの
露光チャックに搬送する。アライメントステージユニッ
トは、露光チャック、チルティングZステージ、ガラス
基板アライメントステージ及びマスクホルダなどで構成
される。このアライメントステージユニットには、イン
ラインの外側に設けられた露光ユニットからの露光光
(紫外線)をガラス基板上のフォトマスクに照射する照
射光学系である光照射装置などが存在する。搬出用基板
搬送ユニットは露光チャック上の露光処理後のガラス基
板をアンローダユニットに搬送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の露光装置では、
ガラス基板を露光チャックによって吸着保持し、パター
ン形成用のフォトマスクをマスクホルダによって吸着保
持する。そして、アライメントステージユニットによっ
てフォトマスクとガラス基板とのプリアライメント、プ
ロキシミティギャップ制御及びアライメントなどを行っ
た後に、フォトマスクのパターン形成領域に光照射装置
から露光用の光束を照射することによって、当該フォト
マスクのパターン形成領域に形成されているマスクパタ
ーンをガラス基板面上に転写する。このような露光装置
では、露光処理の効率化を図るため、同一サイズのガラ
ス基板だけでなく、サイズの異なる数種類のガラス基板
についても露光処理を行えるようにすることが望まれて
いる。通常、フォトマスクには、ガラス基板のサイズに
応じたパターン形成領域が設定されるが、このパターン
形成領域の大きさはガラス基板のサイズによって異な
る。このため、サイズの異なる数種類のガラス基板につ
いて露光処理を行う場合には、ガラス基板のサイズに応
じたパターン形成領域を設定してなるフォトマスクが準
備される。この場合、フォトマスクのパターン形成領域
すなわち露光用の光束の照射エリアの大きさが異なるこ
とから、該照射エリアに光束を照射できるようにする必
要がある。そこで、光照射装置を、例えば、図3に示さ
れるように構成することが考えられる。
【0006】図3において、光照射装置は、光源21か
ら出射される光束Lを第1平面鏡22によってフライア
イレンズ23に反射する。フライアイレンズ23では、
第1平面鏡22からの光束Lが通過することによって、
当該光束Lの照射強度を均一にすると共に、フォトマス
クMの最大の照射エリアMaに集光する光束Laを生成
する。フライアイレンズ23を通過した光束Laは、第
2平面鏡24によって凹面鏡25に反射される。凹面鏡
25では、第2平面鏡24からの光束Laを平行光にし
て第3平面鏡26に反射する。第3平面鏡26では、凹
面鏡25からの光束Laを照射エリア制限シャッタSの
開口部Saを通してフォトマスクMの照射エリアMaに
照射する。この照射エリア制限シャッタSは、開口部S
aの大きさを自在に調整できるように構成される。従っ
て、照射エリア制限シャッタSにおいて、開口部Saを
一点鎖線で示される大きさに調整すれば、フォトマスク
Mの所定の照射エリアMa’の大きさに応じた光束L
a’を得ることができる。これによって、サイズの異な
る数種類のガラス基板Pについて露光処理を行うことが
できるようになる。
【0007】しかしながら、上記の光照射装置において
は、光源から出射された光束をフライアイレンズによっ
てフォトマスクの最大照射エリアに集光する光束に生成
し、その光束を照射エリア制限シャッタの開口部によっ
てフォトマスクの所定の照射エリアの大きさとなるよう
に調整するので、フォトマスクの照射エリアに照射され
る光束の単位面積当たりの照度は当該照射エリアの大小
に関係なく同じものとなる。このため、フォトマスクの
照射エリアが小さくなるに従って露光用の光束の照射効
率が悪くなり、マスクパターンの転写処理に時間がかか
るという問題が生ずる。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、パターン形成用のマスクに設定される異なる大きさ
の複数の照射エリア別に集光する露光用の光束を生成す
ることのできる光照射装置を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光照射装置
は、パターン形成用のマスクに光を照射して露光対象基
板面上に所定のパターンを形成する露光装置において、
前記マスクのサイズ別に設定される異なる大きさの複数
の照射エリアに露光用の光束を照射するための光照射装
置であって、光源と、前記複数の照射エリアに対応する
複数のレンズを具備し、当該複数のレンズに前記光源か
らの光束が個別に通過することによって該複数の照射エ
リア別に集光する光束を生成する光生成手段とを具えた
ものである。これによれば、光束が光生成手段の複数の
レンズに個別に通過することによって複数の照射エリア
別に集光する露光用の光束を生成できる。すなわち、光
束が光生成手段の複数のレンズに個別に通過することに
よって複数の照射エリア別に照射強度の異なる光束を生
成することができるので、複数の照射エリアについてパ
ターンの露光に適した光束を得ることができる。これに
よって、マスクの照射エリアが小さい場合であっても当
該照射エリアへの光束の照射効率が良くなるので、パタ
ーンの転写処理時間の短縮化を図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を添付図面
に従って説明する。この実施の形態に示される光照射装
置は、一例として、フォトマスクのパターン形成領域に
露光用の光束を照射してガラス基板面上にマスクパター
ンを一括露光する露光装置に適用される。図2に、上記
の露光装置の概略構成を示す。図2では、アライメント
ステージユニットについて示し、他のユニット(ローダ
ユニット、基板搬入ユニット、基板搬出ユニット及びア
ンローダユニット)については図示を省略する。
【0011】図2において、アライメントステージユニ
ット1は、露光チャック2、チルティングZステージ
(図示例では、Z軸基板用テーブル)3、ガラス基板ア
ライメントステージ(図示例では、X・Y・θ軸基板用
テーブル)4及びマスクホルダ5などを含んで構成され
る。露光チャック2は、基板搬入ユニットから搬入され
て来たガラス基板Pを吸着保持する。マスクホルダ5
は、ガラス基板Pの上方でフォトマスクMを吸着保持す
る。チルティングZステージ3は、マスクホルダ5に吸
着保持されているフォトマスクMに対して露光チャック
2を平行に昇降動する粗動ステージと、露光チャック2
上のガラス基板Pをチルティングしてプロキシミティギ
ャップ制御を行う3点接触型のチルト駆動モータなどを
有して構成される。ガラス基板アライメントステージ4
は、X・Y・θ軸を駆動して、露光チャック2上のガラ
ス基板Pの搬送ずれを補正するプリアライメントと、マ
スクホルダ5に吸着保持されているフォトマスクAと露
光チャック2上のガラス基板Pとを高精度に重ね合わせ
るアライメントとを行う。チルティングZステージ3及
びガラス基板アライメントステージ4は、MPU、RO
M及びRAMなどから構成されるマイクロコンピュータ
(図示せず)を備えてなる制御部によって駆動制御され
る。
【0012】本実施例に示される露光装置において、プ
リアライメントを行う場合、例えば、複数のエッジ検出
センサ(図示せず)を用いてガラス基板Pのエッジを非
接触で検出し、その検出結果から制御部でガラス基板P
の搬入ずれ量を求め、その搬入ずれ量に基づき該制御部
によってX・Y・θ軸をX・Y・θ方向に駆動すること
により、該搬入ずれ量を補正する。また、プロキシミテ
ィギャップ制御を行う場合、例えば、複数のギャップ検
出センサ(図示せず)を用いてフォトマスクMとガラス
基板Pとの間のギャップ量を検出し、その検出されたギ
ャップ量に応じて制御部によりチルト駆動モータを駆動
して露光チャック2を上昇させることにより、フォトマ
スクMとガラス基板Pとの間に所定のプロキシミティギ
ャップを設定する。また、アライメントを行う場合、例
えば、フォトマスクM及びガラス基板Pの所定の位置に
設けられたアライメントマークをCCDなどを用いて検
出し、その検出されたアライメントマークのずれ量を制
御部で求め、そのずれ量に基づき該制御部によってX・
Y・θ軸をX・Y・θ方向に駆動することにより、該ず
れ量を補正してフォトマスクMとガラス基板Pとを高精
度に重ね合わせる。このような、プリアライメント、プ
ロキシミティギャップ制御、アライメントが完了した後
に、図1に示される光照射装置6によってフォトマスク
Mのパターン形成領域に露光用の光束Lを照射すること
により、該パターン形成領域に形成されたマスクパター
ンがガラス基板面上に転写される。
【0013】本実施例に示す露光装置では、サイズの異
なる数種類のガラス基板Pについて露光処理を行う場
合、ガラス基板Pのサイズに応じたパターン形成領域を
設定してなるフォトマスクMが準備される。すなわち、
大版のガラス基板に露光処理を施す場合に、図1(a)
に示されるように、そのガラス基板P1のサイズに応じ
たフォトマスクM1がマスクホルダ(図示せず)に吸着
保持され、該ガラス基板P1よりもサイズの小さいガラ
ス基板P2に露光処理を施す場合には、図1(b)に示
されるように、そのガラス基板P2のサイズに応じたフ
ォトマスクM2がマスクホルダ(図示せず)に吸着保持
される。各フォトマスクM1,M2には、大きさの異な
るパターン形成領域すなわち露光用の光束の照射エリア
M1a,M2aが露光処理対象となるガラス基板P1,
P2のサイズに応じて設定されている。
【0014】図1に、同図の(a)及び(b)のフォト
マスクM1,M2の照射エリアM1a,M2aの大きさ
に応じた露光用の光束L11,L12を生成できる光照
射装置6の概略構成を示す。図1において、光照射装置
6は、光源7と、第1平面鏡8と、光生成部材9と、リ
ニアモータなどの駆動装置10と、第2平面鏡11と、
凹面鏡12と、第3平面鏡13などを含んで構成され
る。光源7は、露光用の光束L1を出射するものであ
り、水銀ランプ7aと、該水銀ランプ7aの周囲に設け
られた楕円鏡7bなどを備える。第1平面鏡8は、光源
7から出射された光束L1を光生成部材9に反射するも
のである。光生成部材9は、フォトマスクM1,M2に
設定される異なる大きさの2つの照射エリアM1a,M
2aに対応する第1及び第2のフライアイレンズ9a及
び9bを具備し、該各フライアイレンズ9a,9bに第
1平面鏡8から反射された光束L1が個別に通過するよ
うに駆動装置10によって矢印方向に移動される。本例
では、光生成部材9は、第1のフライアイレンズ9aが
光束L1の光路中に予め位置されている。従って、光生
成部材9は、第2のフライアイレンズ9bを光束L1の
光路中に位置させる場合に駆動装置10によって移動さ
れることとなる。なお、駆動装置10は、上述した制御
部によって駆動制御される。第1及び第2のフライアイ
レンズ9a及び9bは、それぞれ、曲率が異なってい
る。すなわち、第1のフライアイレンズ9aは、光束L
1が通過することによってフォトマスクM1の照射エリ
アM1aに集光する露光用の光束L11を生成できる曲
率に形成されており、第2のフライアイレンズ9bは、
光束L1が通過することによってフォトマスクM2の照
射エリアM2aに集光する露光用の光束L12を生成で
きる曲率に形成されている。第2平面鏡11は、光生成
部材9の各フライアイレンズ9a,9bによって生成さ
れる光束L11,L12を入射して凹面鏡12に反射す
るものである。凹面鏡12は、第2平面鏡11で反射し
た光束L11,L12を平行光にして第3平面鏡13に
反射するものである。第3平面鏡13は、凹面鏡12で
反射した光束L11,L12をフォトマスクM1,M2
の照射エリアM1a,M2aに照射するものである。
【0015】光照射装置6において、図1(a)に示さ
れるフォトマスクM1の照射エリアM1aの大きさに応
じた光束L11を生成する場合、同図に示されるよう
に、光源7は、水銀ランプ7aから発光された露光用の
光束L1を楕円鏡7bによって第1平面鏡8に出射す
る。第1平面鏡8では、光源7から出射された光束L1
を光生成部材9の第1のフライアイレンズ9aに反射す
る。フライアイレンズ9aでは、光束L1が通過するこ
とによって当該光束L1の照射強度を均一にすると共
に、フォトマスクM1の照射エリアM1aに集光する光
束L11を生成する。フライアイレンズ9aを通過した
光束L11は、第2平面鏡11によって凹面鏡12に反
射される。凹面鏡12では、第2平面鏡11からの光束
L11を平行光にして第3平面鏡13に反射する。第3
平面鏡13では、凹面鏡12からの光束L11をフォト
マスクM1の照射エリアM1aに照射する。これによっ
て、フォトマスクM1の照射エリアM1aのマスクパタ
ーンがガラス基板P1の基板面上に転写される。図1
(b)に示されるフォトマスクM2の照射エリアM2a
の大きさに応じた光束L12を生成する場合、同図に示
されるように、光生成部材9は、第2のフライアイレン
ズ9bが光束L1の光路中に位置するように駆動装置1
0によって移動される。光源7は、水銀ランプ7aから
発光された露光用の光束L1を楕円鏡7bによって第1
平面鏡8に出射する。第1平面鏡8では、光源7から出
射された光束L1を光生成部材9の第2のフライアイレ
ンズ9bに反射する。フライアイレンズ9bでは、光束
L1が通過することによって当該光束L1の照射強度を
均一にすると共に、フォトマスクM2の照射エリアM2
aに集光する光束L12を生成する。フライアイレンズ
9bを通過した光束L12は、第2平面鏡11によって
凹面鏡12に反射される。凹面鏡12では、第2平面鏡
11からの光束L12を平行光にして第3平面鏡13に
反射する。第3平面鏡13では、凹面鏡12からの光束
L12をフォトマスクM2の照射エリアM2aに照射す
る。これによって、フォトマスクM2の照射エリアM2
aのマスクパターンがガラス基板P2の基板面上に転写
される。このようにして、ガラス基板P2の基板面上に
フォトマスクM2の照射エリアM2aのマスクパターン
を転写した後に、光生成部材9は、第1のフライアイレ
ンズ9aを光束L1の光路中に位置させるように駆動装
置10によって移動される。これにより、図1(a)に
示されるフォトマスクM1の照射エリアM1aの大きさ
に応じた光束L11を生成することができるようにな
る。
【0016】本実施の形態に係る光照射装置6は、光源
7が出射する露光用の光束L1が光生成部材9の第1及
び第2のフライアイレンズ9a,9bに個別に通過こと
によってサイズの異なるフォトマスクM1,M2の照射
エリアM1a,M2a別に集光する光束L11,L12
を生成することができる。すなわち、光束L1が光生成
部材9の第1及び第2のフライアイレンズ9a,9bに
個別に通過することによってフォトマスクM1,M2の
照射エリアM1a,M2a別に照射強度の異なる光束L
11,L12を生成することができるので、各照射エリ
アM1a,M2aについてマスクパターンの露光に適し
た光束L11,L12を得ることができる。これによっ
て、フォトマスクの照射エリアが小さい場合であっても
当該照射エリアへの光束の照射効率が良くなるので、マ
スクパターンの転写処理時間を短縮できる。
【0017】本実施の形態に係る光照射装置6は、一括
露光方式の露光装置だけでなく、ステップ露光方式又は
スキャン露光方式の露光装置にも適用してよい。また、
光生成部材9は、2つのフライアイレンズ9a及び9b
を具備しているが、これに限られるものでなく、サイズ
の異なるフォトマスク別に設定される異なる大きさの複
数の照射エリアに対応する複数のフライアイレンズを具
備させてよい。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る光
照射装置によれば、露光用の光束が光生成手段の複数の
レンズに個別に通過することによって複数の照射エリア
別に集光する光束を生成できるので、当該複数の照射エ
リアについてパターンの露光に適した光束を得ることが
できる。これによって、マスクの照射エリアが小さい場
合であっても当該照射エリアへの光束の照射効率が良く
なるので、パターンの転写処理時間を短縮できる、とい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光照射装置の一実施例を示す概
略構成図。
【図2】 図1に示される光照射装置を適用する露光装
置の一例を示す概略構成図。
【図3】 従来の光照射装置の概略構成図。
【符号の説明】
6 光照射装置 7 光源 8 第1平面鏡 9 光生成部材 9a,9b フライアイレンズ 10 駆動装置 11 第2平面鏡 12 凹面鏡 13 第3平面鏡 L1,L11,L12 光束 M1,M2 フォトマスク M1a,M2a 照射エリア P1,P2 ガラス基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA26X FA41Z GA01 GA11 LA12 MA07 2H097 BA10 GB00 LA12 5C028 FF16 5F046 AA25 BA02 CB05 CB13 DA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン形成用のマスクに光を照射して
    露光対象基板面上に所定のパターンを形成する露光装置
    において、前記マスクのサイズ別に設定される異なる大
    きさの複数の照射エリアに露光用の光束を照射するため
    の光照射装置であって、 光源と、 前記複数の照射エリアに対応する複数のレンズを具備
    し、当該複数のレンズに前記光源からの光束が個別に通
    過することによって該複数の照射エリア別に集光する光
    束を生成する光生成手段とを具えた光照射装置。
  2. 【請求項2】 前記光生成手段の複数のレンズに前記光
    源からの光束が個別に通過するように前記光生成手段を
    移動する駆動手段を更に具える請求項1に記載の光照射
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のレンズは、それぞれ、曲率の
    異なるフライアイレンズである請求項1又は2に記載の
    光照射装置。
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KR100828259B1 (ko) 2004-03-31 2008-05-07 우시오덴키 가부시키가이샤 광 조사 장치
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