JP2003075508A - 制御ユニット及びその検査方法 - Google Patents

制御ユニット及びその検査方法

Info

Publication number
JP2003075508A
JP2003075508A JP2001263352A JP2001263352A JP2003075508A JP 2003075508 A JP2003075508 A JP 2003075508A JP 2001263352 A JP2001263352 A JP 2001263352A JP 2001263352 A JP2001263352 A JP 2001263352A JP 2003075508 A JP2003075508 A JP 2003075508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
input
control unit
signal
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001263352A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963087B2 (ja
Inventor
Takenari Nakano
剛成 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2001263352A priority Critical patent/JP3963087B2/ja
Publication of JP2003075508A publication Critical patent/JP2003075508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963087B2 publication Critical patent/JP3963087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な入出力端子を設けることなく、しかも
誤動作の発生を防ぎながら、制御モードを通常制御モー
ドからテストモードに切換えることを可能にして検査効
率を向上させる。 【解決手段】 複数の入力端子及び出力端子を備えた制
御ユニット10に、その制御モードとして、通常制御モ
ードと、この通常制御モードよりも信号出力時間などが
短いテストモードとを設定する。このテストモードへの
切換条件として、マイクロコンピュータ16に設けられ
た入力端子のうち使用入力端子以外の入力端子であって
通常使用時には入力電圧が一定に維持される特定入力端
子16vに所定のモード切換指令信号が入力されたとき
にのみ前記制御モードが前記通常制御モードからテスト
モードに切換えられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に搭載さ
れる制御ユニット及びその検査方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車などに搭載される制御ユニット
は、例えば基板上に予め所定の制御プログラムが組み込
まれたマイクロコンピュータが実装されるとともに、複
数の入力用端子及び出力用端子を具備し、各入力用端子
に入力される入力信号に対応して前記出力用端子から所
定の制御信号を出力するように構成されている。そして
従来は、かかる制御ユニットの入力認識機能、内部RO
Mのチェック機能、出力機能等が接続不良や制御素子故
障によって損なわれていないか否か(すなわち制御ユニ
ットが良品であるか否か)を検査するために、各入力用
端子に通常制御時に入力される信号と同等の信号を実際
に入力し、これに対応して各出力用端子から出力される
出力信号を確認するといった作業が行われている。
【0003】このような検査のためのシステム例を図5
に示す。このシステムでは、制御ユニット10に専用の
検査機20が接続された構成となっている。
【0004】図示の制御ユニット10は、外部接続用端
子として、複数の入力用端子(バッテリー端子12A、
IG端子12B、ACC端子12C、キースイッチ端子
12D、リアワイパ間歇スイッチ端子12E、ドアスイ
ッチ端子12F、ドアロックスイッチ端子12G、及び
バックルスイッチ端子12H)と、アース端子13と、
複数の出力用端子(室内灯端子14A、シートベルト警
告灯端子14B、リアワイパ端子14C)とを具備す
る。車載時において前記入力用端子に入力される信号及
び出力用端子に出力される信号の内容は次のとおりであ
る。
【0005】
【表1】
【0006】そして、この制御ユニット10は、前記入
力信号に対応して所定の出力信号を作成するマイクロコ
ンピュータ等を内蔵している。その具体的な制御内容は
次のとおりである(図6のタイムチャートも併せて参
照)。
【0007】 ドアスイッチ端子12Fに入力される
スイッチ信号がオンになってから(すなわちドアが開い
てから)15秒間、室内灯端子14Aより室内灯駆動信
号を出力する。
【0008】 リアワイパ間歇スイッチ端子12Eに
入力されるスイッチ信号がオンになった時点から、リア
ワイパ端子14Cよりリアワイパ駆動信号を12秒間隔
で出力する。
【0009】 ドアロックスイッチ端子12Gに入力
されるスイッチ信号がオンになってから(すなわちドア
がロックされてから)15秒間、室内灯端子14Aより
室内灯駆動信号を出力する。
【0010】検査機20は、バッテリーBTに接続され
るバッテリー端子21A,21Bと、キーボードに接続
される操作入力端子22と、CRTに接続される画面表
示端子23Aと、プリンタに接続されるプリンタ端子2
3Bと、前記制御ユニット10の入力端子12A,12
B,12C,12D,12E,12F,12G,12H
にそれぞれ接続される出力端子24A,24B,24
C,24D,24E,24F,24G,24Hと、前記
制御ユニット10のアース端子13をアースに接続する
アース端子26と、前記制御ユニット10の出力用端子
14A,14B,14Cにそれぞれ接続される入力端子
25A,25B,25Cとを有している。
【0011】さらに、検査機20は、HDD(ハード・
ディスク装置)27、ROM28、RAM29、及びC
PU30を内蔵し、このCPU30が電源IC36を介
して前記バッテリーBTに接続されるとともに、当該バ
ッテリーBTと各出力端子24A,24B,24C,2
4D,24Eとの間にリレーAの接点、リレーBの接
点、リレーCの接点、リレーDの接点、リレーEの接点
がそれぞれ介在し、かつ、当該バッテリーBTと各入力
端子25A,25B,25Cとの間に、テスト用ランプ
(室内灯模擬用)35A、ランプ(シートベルト警告灯
模擬用)35B、モータ(リアワイパ駆動モータ模擬
用)35Cがそれぞれ介在している。また、前記出力端
子24F,24G,24Hとアースとの間には、リレー
Fの接点、リレーGの接点、及びリレーHの接点がそれ
ぞれ介在している。
【0012】CPU30には、リレーA駆動回路32
A、リレーB駆動回路32B、リレーC駆動回路32
C、リレーD駆動回路32D、リレーE駆動回路32
E、リレーF駆動回路32F、リレーG駆動回路32
G、及びリレーH駆動回路32Hの各駆動回路が接続さ
れるとともに、室内灯入力回路34A、シートベルト警
告灯入力回路34B、及びリアワイパ入力回路34Cの
各入力回路が接続されている。この構成において、CP
U30から各駆動回路32A〜32Hに制御信号が入力
されることにより、その制御信号が入力された駆動回路
に対応するリレーの接点が閉じ、これに接続されている
制御ユニット側入力用端子の入力信号がオンに切換えら
れる一方、制御ユニット10の各出力用端子14A〜1
4Cからランプ35A,35Bやモータ35Cに出力さ
れる信号が各入力回路34A〜34Cを通じてCPU3
0に取り込まれるようになっている。
【0013】そして検査時においては、CPU30は、
図6に示すように、ドアスイッチ信号、リアワイパ間歇
スイッチ信号、ドアロックスイッチ信号を順にオンに切
換え、これに対応して制御ユニット10から室内灯駆動
信号やリアワイパ駆動信号といった応答信号が適正に出
力されているかどうかをモニタすることにより、制御ユ
ニット10の良否を判断するように構成されている。
【0014】しかしながら、この制御ユニット10のよ
うに、入力信号に対する応答信号の出力時間や、出力信
号間のインターバルが長いものでは、その時間が経過す
るまで最終的な良否の判断ができず、よって検査に時間
がかかる不都合がある。例えば、前記制御ユニット10
では、その検査をするのに、図6に示すように、ドアス
イッチオンに対応する室内灯の点灯時間15秒と、2回
のリアランプ駆動信号出力間のインターバル12秒と、
ドアロックスイッチオンに対応する室内灯の点灯時間1
5秒とを合せた時間は最低要することになり、検査効率
が非常に悪い。
【0015】かかる検査所要時間を短縮させるために
は、前記制御ユニット10の制御モードとして、通常制
御モードとは別に検査専用のテストモードを設定し、こ
のテストモードにおける前記室内灯の点灯時間やリアラ
ンプ駆動信号のインターバルを通常制御モードにおける
それよりも短縮して、検査時には当該テストモードを用
いるようにすることが考えられる。例えば、図7のタイ
ムチャートに示すようなテストモードを設定すれば、ド
アスイッチ信号やドアロック信号のオン切換に対応する
室内灯の点灯時間やリアワイパ駆動の一時停止時間(イ
ンターバル)を僅か0.2秒とすることにより、通常の制
御モードのまま検査を行う場合に比べ、当該検査に要す
る時間を大幅に短縮することができる。
【0016】ところで、このような通常制御モードとテ
ストモードとを併有する制御ユニット10を検査するに
は、外部操作によって制御ユニット10のモード切換が
できるようにする必要がある。このようなモード切換を
可能にする手段として、例えば特開2001−5186
7号公報には次のようなシステムが開示されている。
【0017】1)制御ユニット10側に、前述の入力用
端子に加えてモード切換専用のテストエントリ入力用端
子を設け、このエントリ入力用端子に例えば検査機20
からエントリ信号が入力されることにより、制御ユニッ
ト10の制御モードが通常制御プログラムからテスト用
プログラムに切換えられるようにする。
【0018】2)前記入力用端子のうちの特定の入力用
端子(例えばIG端子12B)に対して通常制御時には
生じることのない入力条件で特定のエントリ信号が入力
された場合にのみ前記制御モードが前記通常制御モード
からテストモードに切換えられるようにする。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前記1)の構成では、
制御ユニット10の制御モードを通常制御モードからテ
ストモードへ切換操作するだけのために、テストモード
エントリ入力用端子という専用の端子をわざわざ同ユニ
ット10に増設しなければならない。このような端子の
増設は、制御ユニット10の小型化及び低廉化の障害に
なるとともに、制御ユニット10と検査機20との配線
作業を煩雑にする。
【0020】これに対し、前記2)の構成によれば、特
別な端子を増設する必要がなくなるが、通常制御時に用
いられる入力用端子をモード切換指令入力用端子として
兼用しているので、たとえそのモード切換用のエントリ
信号として通常は考えられないパターンの信号を創成し
たとしても、例えばユニットの外部スイッチの故障等に
起因して、出荷後の通常使用時に前記エントリ信号と偶
然一致もしくは酷似した信号が入力されないとも限らな
い。このような信号の入力により制御ユニット10の制
御モードが誤ってテストモードに切換わってしまうと、
通常使用時での正常な制御動作が妨害される結果を招く
ことになる。
【0021】本発明は、このような事情に鑑み、特別な
入出力端子を設けることなく、しかもモード誤切換の発
生をより確実に防ぎながら、制御モードを通常制御モー
ドからテストモードに切換えることを可能にして検査効
率を向上させることができる制御ユニット及びその検査
方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、複数の端子を有するマイクロ
コンピュータが回路基板上に実装され、このマイクロコ
ンピュータの端子の一部が使用入力端子及び使用出力端
子として設定され、これら使用入力端子及び使用出力端
子が前記回路基板に設けられた外部接続用端子に接続さ
れている制御ユニットにおいて、前記マイクロコンピュ
ータは、その制御モードとして、前記使用入力端子に入
力される入力信号に対応して前記使用出力端子から出力
信号を出力させる通常制御モードと、前記使用入力端子
に入力される入力信号に対応して前記通常制御モードと
は異なる時間特性で前記使用出力端子から出力信号を出
力させるテストモードとを含み、かつ、前記使用入力端
子以外の入力端子であって通常使用時には入力電圧が一
定に維持される特定入力端子に所定のモード切換指令信
号が入力されたときにのみ前記制御モードが前記通常制
御モードからテストモードに切換えられるように構成さ
れているものである。
【0023】この構成において、例えば前記テストモー
ドにおける出力信号の出力時間や出力信号のインターバ
ルを前記通常制御モードよりも短く設定しておけば、前
記テストモードに切換えた状態で制御ユニットの検査を
行うことにより、検査時間を短縮することができる。
【0024】さらに、前記テストモードに切換操作する
ためのモード切換指令信号は、マイクロコンピュータに
既設の特定入力端子に直接入力されるため、制御ユニッ
トにモード切換専用の端子を増設する必要がなく、よっ
て制御ユニットの大型化及びコストアップを伴うことが
ない。しかも、前記特定入力端子は通常制御時には入力
電圧が一定に保持されるものであり、この特定入力端子
に特定のモード切換指令信号が入力されたときにのみ通
常制御モードからテストモードへ切換えられるようにし
ているので、通常使用時に誤って前記モード切換指令信
号が入力されてテストモードに切換わってしまうという
誤動作がより確実に防止され、制御ユニット自体の信頼
性がより向上する。
【0025】ここで、モード切換指令信号が入力される
端子、すなわち「使用入力端子以外の入力端子であって
通常使用時には入力電圧が一定に維持される特定入力端
子」としては、抵抗器を介してプルダウン処理またはプ
ルアップ処理されているものが好適である。このような
処理をした端子は通常制御時には確実に入力電圧が一定
に維持されるので、当該端子を前記特定入力端子として
選定することにより、通常制御時に誤って当該特定入力
端子にモード切換指令信号に酷似した信号が入力される
のをより確実に回避することができる。
【0026】前記制御ユニットの具体的な構成として
は、前記回路基板上に前記外部接続用端子を含むコネク
タが実装され、その外部接続用端子に使用入力端子及び
使用出力端子が接続されているものが、好適である。
【0027】この構成によれば、前記コネクタを用いて
前記外部接続用端子を制御ユニット外部の回路(例えば
テストモードでは検査機内の回路)に簡単に接続するこ
とができる。一方、前記特定入力端子はコネクタの端子
に接続しないようにすることにより、当該コネクタ端子
から特定入力端子に電気的ノイズが入るおそれがなくな
り、当該ノイズに起因してモードが誤切換されてしまう
ことがより確実に回避される。
【0028】また本発明は、前記制御ユニットを検査す
る方法であって、前記使用入力端子及び使用出力端子を
検査機につなぐ接続工程と、この検査機から前記特定入
力端子に特定のモード切換指令信号を入力することによ
り前記制御ユニットの制御モードを通常制御モードから
テストモードに切換えるモード切換工程と、当該テスト
モードにおいて前記検査機から前記使用入力端子に信号
を入力してこのときに使用出力端子から出力される信号
を監視することにより当該制御ユニットの良否を判断す
る検査工程とを含むものである。
【0029】この方法では、マイクロコンピュータに既
設の特定入力端子に特定のモード切換指令信号を入力す
ることにより、特別な端子を用いることなく制御ユニッ
トを通常制御モードからテストモードに切換えることが
でき、このテストモードにおいて制御ユニットの検査を
効率良く行うことができる。
【0030】具体的には、前記モード切換工程として、
前記回路基板上に設けられた導体部分であって前記特定
入力端子に接続された導体部分に信号入力端子を直接接
触させ、この信号入力端子から前記導体部分を通じて前
記特定入力端子に前記モード切換指令信号を入力するこ
とにより、前記特定入力端子が外部接続用端子に接続さ
れていなくても、前記信号入力端子を通じて前記特定入
力端子に所定のモード切換指令信号を入力することがで
きる。また検査後は、前記信号入力端子を前記導体部分
から離間させるだけで、特定入力端子を正規の状態(入
力電圧が一定に維持される状態)に戻すことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図4に基づいて説明する。なお、制御ユニット10
及びその検査機20からなるシステムの全体構成は前記
図5に示したものと同等であるので、ここでは説明を省
略する。
【0032】この実施の形態にかかる制御ユニット10
は、図1に示すような回路基板15と、この回路基板1
5に実装されるマイクロコンピュータ16及び図略の回
路素子とを備えている。
【0033】前記回路基板15は、絶縁材からなる本体
基板を備え、その上に導体からなる配線パターンが設け
られている。マイクロコンピュータ16は、その周縁部
に多数の入力端子及び出力端子を有し、これらの端子が
前記回路基板15上の適当な配線パターンに半田付け等
によって接続されている。
【0034】このマイクロコンピュータ16の端子は全
て通常制御時に使用されるわけではなく、その一部のみ
が使用入力端子及び使用出力端子として外部回路に接続
される。前記使用入力端子以外の入力端子については、
当該端子を抵抗器を介して接地するプルダウン処理また
は抵抗器を介してマイクロコンピュータ16の電源電位
に接続するプルアップ処理がされている。
【0035】代表的に、特定入力端子16vがプルダウ
ン処理されている構造を図4に示す。回路基板15上に
は互いに絶縁された配線パターン15a,15bが配設
され、そのうちの配線パターン15aに前記入力端子1
6vが半田付け等で接続される一方、配線パターン15
bは前記図5に示したアース端子13を通じて接地さ
れ、かつ両配線パターン15a,15bの間に抵抗器1
8が介設されている。この構造により、前記特定入力端
子16vは抵抗器18を介してアースに接続されてい
る。
【0036】一方、回路基板15上には、外部接続用端
子を含む基板実装用のコネクタ17が実装されており、
その外部接続用端子に前記使用入力端子及び使用出力端
子が回路基板15上の配線パターンを介して接続されて
いる。
【0037】図1では、代表的に、外部接続用端子とし
てIG端子12B、キーSW端子12C,及びAcc端
子12Dを示し、これらの外部接続用端子12B,12
C,12Dに対応する使用入力端子としてマイクロコン
ピュータ側入力端子12b,12c,12dを示すとと
もに、抵抗器18を介して接地するプルダウン処理が施
された入力端子16vを示している。
【0038】なお、図1に示す使用入力端子16b〜1
6d以外の(マイクロコンピュータ16の)使用入力端
子に接続される外部接続用端子(例えば前記図5に示し
たドアスイッチ端子12Fやリアワイパ間歇スイッチ端
子12E、ドアロックスイッチ端子12Gといった入力
用端子)、あるいは前記マイクロコンピュータ16の使
用出力端子に接続される外部接続用端子(例えば室内灯
端子14A、シートベルト警告灯端子14B、リアワイ
パ端子14C)は、同図のコネクタ17に含ませてもよ
いし、このコネクタ17とは別に構成されたコネクタに
含ませるようにしてもよい。
【0039】前記マイクロコンピュータ16には所定の
プログラムが記録されており、その主たる機能として、
図1に示すようなモード切換部16xと制御部16yと
を含んでいる。
【0040】制御部16yは、その制御モードとして、
通常制御モードとテストモードとを併有しており、前記
通常制御モードでは、前記図6に示したタイムチャート
と同様の応答信号を出力する。すなわち、次のような制
御動作を行うように構成されている。
【0041】 ドアスイッチ端子12Fに入力される
スイッチ信号がオンになってから(すなわちドアが開い
てから)15秒間、室内灯端子14Aより室内灯駆動信
号を出力する。
【0042】 リアワイパ間歇スイッチ端子12Eに
入力されるスイッチ信号がオンになった時点から、リア
ワイパ端子14Cよりリアワイパ駆動信号を12秒間隔
で2回出力する。
【0043】 ドアロックスイッチ端子12Gに入力
されるスイッチ信号がオンになってから(すなわちドア
がロックされてから)15秒間、室内灯端子14Aより
室内灯駆動信号を出力する。
【0044】これに対し、前記テストモードでは、前記
図7のタイムチャートに示すような応答信号を出力す
る、すなわち、次のような制御動作を行うように構成さ
れている。
【0045】 ドアスイッチ端子12Fに入力される
スイッチ信号がオンになってから(すなわちドアが開い
てから)、僅か0.2秒間だけ、室内灯端子14Aより室
内灯駆動信号を出力する。
【0046】 リアワイパ間歇スイッチ端子12Eに
入力されるスイッチ信号がオンになった時点から、リア
ワイパ端子14Cよりリアワイパ駆動信号を出力し、そ
の途中で0.2秒間だけ出力を中断する。換言すれば、2
回のリアワイパ駆動信号出力の間に僅か0.2秒だけイン
ターバルをおく。
【0047】 ドアロックスイッチ端子12Gに入力
されるスイッチ信号がオンになってから(すなわちドア
がロックされてから)0.2秒間だけ、室内灯端子14A
より室内灯駆動信号を出力する。
【0048】モード切換部16xは、特定入力端子とし
て設定された前記入力端子16v(すなわちプルダウン
処理されている入力端子)に所定のモード切換指令信号
(この実施の形態では図3の最下段に示される特有形状
のパルス信号)が入力された場合にのみ、制御部16y
の制御モードを前記通常制御モードからテストモードに
切換えるように構成されている。
【0049】次に、この制御ユニット10を検査機20
を用いて検査する方法の一例を説明する。
【0050】1)接続工程 検査機20の各端子と制御ユニット10における外部接
続用端子とを図1に示すコネクタ17等を介して接続す
ることにより、前記図5に示したような検査システムを
構築する。
【0051】2)モード切換工程 マイクロコンピュータ16の入力端子であってプルダウ
ン処理されている特定入力端子16vに対し、所定のモ
ード切換指令信号(この実施の形態では図3に示すよう
なパルス信号)を入力する。具体的に、図4に示す構造
では、前記特定入力端子16vが接続されている配線パ
ターン15aに対し、例えば図略の操作機構によって信
号入力端子であるプローブピン40を上から当て、この
プローブピン40から前記モード切換指令信号を入力す
るようにすればよい。このモード切換指令信号の入力に
よってマイクロコンピュータ16における制御部16y
の制御モードがそれまでの通常制御モードからテストモ
ードに切換わり、次の検査工程が実行可能な状態にな
る。
【0052】なお、本発明において、前記プローブピン
40に代表される信号入力端子は、検査機20に接続さ
れたものでもよいし、他の専用回路(モード切換指令信
号生成回路)に接続されたものでもよい。
【0053】3)検査工程 検査機20は、前記制御ユニット10に設けられた各使
用入力端子に適宜信号を入力し、その応答信号(使用出
力端子から出力される信号)に基づいて制御ユニット1
0が正常であるか否かを判断する。
【0054】具体的に、前記図5に示す検査機20のC
PU30は、まずリレーFの接点を所定時間だけ閉じて
ドアスイッチ端子12Fへの入力信号をオンに切換え
る。制御ユニット10が正常な場合、同ユニット10は
前記入力信号に応答して室内灯端子14Aから僅か0.2
秒のパルス幅をもつ室内灯駆動信号を出力する。従っ
て、この点灯信号が室内灯入力回路34Aを通じてCP
U30に入力されると、同CPU30は制御ユニット1
0のドアスイッチに対する応答性が正常であると判定
し、同点灯信号が入力されない場合には同応答性が異常
であると判定する。
【0055】次に、CPU30は、リレーEの接点を所
定時間だけ閉じてリアワイパ間歇スイッチ端子12Eへ
の入力信号をオンに切換える。制御ユニット10が正常
な場合、同ユニット10は前記入力信号に応答してリア
ワイパ端子14Cからリアワイパ駆動信号を出力すると
ともに、その途中で僅か0.2秒間だけ駆動信号を一時的
にオフに切換える。すなわち、リアワイパの駆動に関し
て模擬的なインターバルをとる。従って、このインター
バルをもった駆動信号がリアワイパ入力回路34Cを通
じてCPU30に入力されると、同CPU30は制御ユ
ニット10のリアワイパ間歇スイッチに対する応答性が
正常であると判定し、同駆動信号が入力されない場合、
あるいは駆動信号が入力されてもこれにインターバルが
確保されていない場合には、同応答性が異常であると判
定する。
【0056】最後に、CPU30は、リレーGの接点を
閉じてドアロックスイッチ端子12Gへの入力信号をオ
ンに切換える。制御ユニット10が正常な場合、同ユニ
ット10は前記入力信号に応答して室内灯端子14Aか
ら僅か0.2秒のパルス幅をもつ室内灯駆動信号を出力す
る。従って、この点灯信号が室内灯入力回路34Aを通
じてCPU30に入力されると、同CPU30は制御ユ
ニット10のドアロックスイッチに対する応答性が正常
であると判定し、同点灯信号が入力されない場合には同
応答性が異常であると判定する。
【0057】以上の検査工程が終了した時点で、制御ユ
ニット10の制御モードが通常制御モードに復帰する。
この時点で、前記図4に示した配線パターン15aから
プローブピン40を離間させる。この配線パターン15
aに接続されている特定入力端子16vはプルダウン処
理により入力電圧が一定の接地電位に維持される状態に
復帰し、制御ユニット10はそのまま出荷可能な状態と
なる。
【0058】以上のように、この制御ユニット10で
は、制御モードとして通常制御モードとは別のテストモ
ードを具備し、このテストモードではドアスイッチやド
アロックスイッチの入力信号に対応する室内灯点灯時間
やリアワイパ間歇駆動のインターバルを通常制御モード
よりもはるかに短い0.2秒としているので、通常制御状
態のまま検査を行うよりも当該検査の所要時間を大幅に
短縮することができ、検査効率を著しく向上させること
ができる。
【0059】しかも、前記通常制御モードからテストモ
ードに切換えるためのモード切換指令信号を制御ユニッ
ト10に入力する端子として、通常制御時にはプルダウ
ン処理されていて入力電圧が一定に維持される特定入力
端子(不使用入力端子)16vを選定しているので、特
別な端子を追加して設ける必要がなく、また、IG端子
12BやACC端子12Cといった使用入力端子(通常
制御時に使用される入力端子)を利用する場合に比べ、
モード切換指令信号に類似した信号が入力されることに
より通常使用時に誤ってテストモードに切換わってしま
うのをより確実に防止することができる。
【0060】なお、この実施の形態ではプルダウン処理
されている入力端子16vを特定入力端子として選定し
ているが、逆にプルアップ処理されている入力端子(例
えば抵抗及び図5に示す電源端子12Aを介してユニッ
ト電源に接続されている入力端子)を特定入力端子とし
て選定してもよい。
【0061】また、本発明においてテストモードから通
常制御モードへの復帰条件については適宜設定可能であ
る。例えば、モード切換指令信号が入力されている間は
テストモードを維持し、同信号が入力されなくなった時
点で直ちに通常制御モードに復帰するようにしてもよい
し、一旦所定のモード切換指令信号が入力されたらテス
トモードを維持し、一連の検査プログラムが終わった時
点、あるいは通常制御モードへの復帰指令信号が入力さ
れた時点で通常制御モードに復帰するようにしてもよ
い。
【0062】また、本発明にかかる制御ユニットは車載
用に限らず、特定の入力信号に対応して決まった信号を
出力するものであれば広く適用が可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明は、制御ユニットに
通常制御モードとは別のテストモードを設定し、このテ
ストモードで制御ユニットの検査を行うようにするとと
もに、そのテストモードへの切換条件として、使用入力
端子以外の入力端子であって通常使用時には入力電圧が
一定に維持される特定入力端子に所定のモード切換指令
信号が入力されたときにのみ前記制御モードが前記通常
制御モードからテストモードに切換えられるようにした
ものであるので、モード切換指令信号入力用の特別な端
子を付設する必要をなくしてユニットの大型化及びコス
トアップを避けながら、通常使用時に制御モードが誤っ
てテストモードに切換えられてしまう事態を確実に防止
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる制御ユニットの概
略構成図である。
【図2】前記制御ユニットにおけるマイクロコンピュー
タの機能構成を示すブロック図である。
【図3】前記制御ユニットの検査時に入力される信号を
示すタイムチャートである。
【図4】前記制御ユニットにモード切換指令信号を入力
する手段の一例を示す断面図である。
【図5】従来の制御ユニット及びこれに接続される検査
機の回路構成を示すブロック図である。
【図6】従来の制御ユニットの検査時における信号の入
出力を示すタイムチャートである。
【図7】テストモードが設定された制御ユニットの検査
時における信号の入出力を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 制御ユニット 12B IG端子(外部接続用端子) 12C キーSW端子(外部接続用端子) 12D ACC端子(外部接続用端子) 12E リアワイパ間歇スイッチ端子(外部接続用端
子) 12F ドアスイッチ端子(外部接続用端子) 12G ドアロックスイッチ端子(外部接続用端子) 12H バックルスイッチ端子(外部接続用端子) 14A 室内灯端子(外部接続用端子) 14B シートベルト警告灯端子(外部接続用端子) 14C リアワイパ端子(外部接続用端子) 15 回路基板 16 マイクロコンピュータ 16b,16c,16d 使用入力端子 16v 特定入力端子 17 コネクタ 20 検査機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子を有するマイクロコンピュー
    タが回路基板上に実装され、このマイクロコンピュータ
    の端子の一部が使用入力端子及び使用出力端子として設
    定され、これらの使用入力端子及び使用出力端子が前記
    回路基板に設けられた外部接続用端子に接続されている
    制御ユニットにおいて、前記マイクロコンピュータは、
    その制御モードとして、前記使用入力端子に入力される
    入力信号に対応して前記使用出力端子から出力信号を出
    力する通常制御モードと、前記使用入力端子に入力され
    る入力信号に対応して前記通常制御モードとは異なる時
    間特性で前記使用出力端子から出力信号を出力するテス
    トモードとを含み、かつ、前記使用入力端子以外の入力
    端子であって通常使用時には入力電圧が一定に維持され
    る特定入力端子に所定のモード切換指令信号が入力され
    たときにのみ前記制御モードが前記通常制御モードから
    テストモードに切換えられるように構成されていること
    を特徴とする制御ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御ユニットにおいて、
    前記特定入力端子は抵抗器を介してプルアップ処理また
    はプルダウン処理されているものであることを特徴とす
    る制御ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の制御ユニットを
    検査する方法であって、前記使用入力端子及び使用出力
    端子を検査機につなぐ接続工程と、この検査機から前記
    特定入力端子に特定のモード切換指令信号を入力するこ
    とにより前記制御ユニットの制御モードを通常制御モー
    ドからテストモードに切換えるモード切換工程と、当該
    テストモードにおいて前記検査機から前記使用入力端子
    に信号を入力してこのときに前記使用出力端子から出力
    される信号を監視することにより当該制御ユニットの良
    否を判断する検査工程とを含むことを特徴とする制御ユ
    ニットの検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の制御ユニットの検査方法
    において、前記モード切換工程は、前記回路基板上に設
    けられた導体部分であって前記特定入力端子に接続され
    た導体部分に信号入力端子を直接接触させ、この信号入
    力端子から前記導体部分を通じて前記特定入力端子に前
    記モード切換指令信号を入力するものであることを特徴
    とする制御ユニットの検査方法。
JP2001263352A 2001-08-31 2001-08-31 制御ユニット及びその検査方法 Expired - Fee Related JP3963087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263352A JP3963087B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 制御ユニット及びその検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263352A JP3963087B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 制御ユニット及びその検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003075508A true JP2003075508A (ja) 2003-03-12
JP3963087B2 JP3963087B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=19090122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001263352A Expired - Fee Related JP3963087B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 制御ユニット及びその検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3963087B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018593A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Nsk Ltd. Dispositif de commande embarqué et dispositif de direction assistée électrique
CN105606988A (zh) * 2015-11-02 2016-05-25 林晓东 一种电路测试装置
JP2017047760A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社デンソー 電子制御装置及びコンピュータプログラム
CN116578072A (zh) * 2023-07-13 2023-08-11 西安康创电子科技有限公司 一种电子式防喘控制器的测试装置及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018593A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Nsk Ltd. Dispositif de commande embarqué et dispositif de direction assistée électrique
JP2017047760A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社デンソー 電子制御装置及びコンピュータプログラム
CN105606988A (zh) * 2015-11-02 2016-05-25 林晓东 一种电路测试装置
CN116578072A (zh) * 2023-07-13 2023-08-11 西安康创电子科技有限公司 一种电子式防喘控制器的测试装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3963087B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6438470B1 (en) Vehicle-mounted control unit having checking program installed therein, inspection device, and inspection method
JPH08146070A (ja) ワイヤーハーネス検査装置
JP3963087B2 (ja) 制御ユニット及びその検査方法
JP4684917B2 (ja) 電子制御装置
JP3200565B2 (ja) マイクロプロセッサおよびその検査方法
JP3462805B2 (ja) 車載用制御ユニット及びその検査方法
US8655616B2 (en) System for testing illuminating elements and method for testing illuminating elements
US11624779B2 (en) Integrated circuit and method for diagnosing an integrated circuit
US7870428B2 (en) Method of diagnosing circuit board, circuit board, and CPU unit
JP2007322372A (ja) Icテスタ
JP2000040014A (ja) Ecu機能検査装置の評価システム
JP2000111596A (ja) 静電気試験装置
US20060179332A1 (en) Power system providing power to at least one component including circuit for minimizing effects of power interruptions and method of using same
JP3778035B2 (ja) 電子ユニットの検査方法
JP3604015B2 (ja) 多機種対応型電源検査装置
US20230409518A1 (en) Arithmetic operation device, testing method
JP2001051023A (ja) エンジン制御装置
JP4304964B2 (ja) 半導体回路装置及び半導体回路装置の検査装置
JPH09211076A (ja) 回路基板検査装置および半導体回路
KR20010044350A (ko) 접속 점검 기능을 가진 집적 회로 번인 장치, 검사용 기판및 접속 점검 방법
KR20040055125A (ko) 반도체 테스트 장치 및 그 구동방법
JPS63313241A (ja) 回路基板試験プログラム起動方法
JPH07159489A (ja) 回路基板試験システム
JP2003076574A (ja) 電子ユニットの検査方法
JPH03282270A (ja) 半導体集積回路の試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees