JP2003074523A - 可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリップ - Google Patents

可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリップ

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JP2003074523A JP2001268830A JP2001268830A JP2003074523A JP 2003074523 A JP2003074523 A JP 2003074523A JP 2001268830 A JP2001268830 A JP 2001268830A JP 2001268830 A JP2001268830 A JP 2001268830A JP 2003074523 A JP2003074523 A JP 2003074523A
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Eiichiro Doi
英一郎 土肥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撚りの不形成により携帯品の使い勝手の向
上、外観体裁の確保はもちろん、特に携帯品の脱落破損
防止、紛失防止を、部品点数が少ない構成において達成
することができる可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリッ
プを安価に提供することを課題とする。 【解決手段】 弾性反発力を利用した開閉挟着用弾性付
勢手段により開閉自在に結合した二部材からなるクリッ
プ組体(C)を、長手方向の後端部外面を開き操作面とし
先端部内面を挟着用端部とした基体側クリップ体(1)と
可動側クリップ体(2)とで形成するとともに、基体側ク
リップ体(1)の後端部の長手方向に、継手頭(7)をソケッ
ト部(8)でグリップして吊環状体(6)を回動側とする自在
継手(J)を設けて、該吊環状体(6)に連結される可撓性紐
状体の撚り形成を防止するようにしたことを特徴とする
可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明が属する技術分野の合
成樹脂製クリップは、主として、定期券入れ、携帯電
話、カメラ、鍵、懐中時計等の携帯品の携行時に、これ
ら携帯品の脱落、紛失防止等を目的として使用されてい
るストラップ、鎖、紐等の可撓性紐状体と結合し、携行
者が装着している衣服類、見回り品等の一部を挟着して
使用する合成樹脂製クリップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の可撓性紐状体連結
用の合成樹脂製クリップは、弾性反発力を利用した開閉
挟着用弾性付勢手段により開閉自在に結合した基体側ク
リップ体と可動側クリップ体との二部材からなり、その
何れかのクリップ体の後端に、携帯電話、カメラ、懐中
時計等のメカ商品や、定期券、鍵等の携帯品に装着した
ストラップ等の連結可撓性紐状体の自由端を連結する穴
を設けた構成とし、該合成樹脂製クリップと携帯品とを
連結可撓性紐状体で連結することによって携帯品の使い
勝手の向上を図ると同時に、これら携帯品の脱落破損防
止、紛失防止を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記可撓性紐
状体連結用の合成樹脂製クリップは、携行者が装着して
いる衣服類、見回り品等の一部に挟着されていることか
ら、その連結部は一定の関係に維持される一方、携帯品
との関係は自由であるから、携帯品の出し入れ使用によ
ってストラップ等の可撓性紐状体に撚りが蓄積される。
【0004】この可撓性紐状体の撚りの蓄積が多くなる
と、可撓性紐状体長さが短くなって携帯品の使用勝手を
低下させるだけでなく、常に撚り戻し力がクリップの挟
着力を弱化させるように作用して、クリップの被挟着物
に対する挟着不足を招く等の悪影響与え、またこの撚り
状態が露呈する場合には外観体裁を悪くすることから、
携行者において、定期的にクリップを外して、或いは携
帯品を取り出して携帯品を吊下げて、蓄積された撚りを
取り除く作業を実施する必要があった。
【0005】そして上記携行者の操作による撚り除去作
業は、極めて面倒なものであるだけでなく、手元の狂い
によって携帯品の落下を招き、破損させる危険性が高く
なる。この携帯品の落下は、特に携帯電話や時計等のメ
カ構造物(電気、機械構造物)の破損については、携帯
品が高価であることから経済的損失は大きかった。
【0006】本発明は、前記従来の合成樹脂製クリップ
の問題点を解決課題とするものであって、携帯品の使い
勝手の向上、外観体裁の確保はもちろん、特に携帯品の
脱落破損防止、紛失防止を、部品点数が少ない構成にお
いて達成することができる可撓性紐状体連結用合成樹脂
製クリップを安価に提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可撓性紐状
体連結用合成樹脂製クリップは、弾性反発力を利用した
開閉挟着用弾性付勢手段により開閉自在に結合した二部
材からなるクリップ組体(C)と、該クリップ組体(C)の一
部材の後端部の長手方向に設けた、吊環状体(6)を回動
側とする自在継手(J)とから構成したものである。
【0008】そして前記クリップ組体(C)は、長手方向
の後端部外面を開き操作面とし先端部内面を挟着用端部
とした基体側クリップ体(1)と可動側クリップ体(2)との
二部材であり、これら二部材をその長手方向中間位置に
一体形成した間隔拘束突起(3)と弾性反発力を利用した
開閉挟着用弾性付勢手段との係合により開閉自在に結合
した構成とする。
【0009】また吊環状体(6)を回動側とする自在継手
(J)構成は、クリップ組体(C)側に一体形成したソケット
部(8)と、該ソケット部(8)にグリップされる継手頭(7)
を具備した吊環状体(6)との結合構成又はクリップ組体
(C)側に一体の首部(5)を介して形成した継手頭(7)と、
該継手頭(7)をグリップするソケット部(8)を具備した吊
環状体(6)との結合構成のいずれかとしたことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した可撓性紐
状体連結用合成樹脂製クリップによれば、携帯品の使い
勝手の向上、外観体裁の確保はもちろん、特に携帯品の
脱落破損防止、紛失防止を、部品点数が少ない構成にお
いて達成することができる可撓性紐状体連結用合成樹脂
製クリップを安価に提供することができる。
【0011】すなわち、クリップ組体(C)は、合成樹脂
製であって長手方向の後端部外面を開き操作面とし先端
部内面を挟着用端部とした基体側クリップ体(1)と可動
側クリップ体(2)との二部材として、その長手方向中間
位置に一体形成した間隔拘束突起(3)と弾性反発力を利
用した開閉挟着用弾性付勢手段を設けた構成とした上
で、該クリップ組体(C)の一部材の後端部の長手方向
に、吊環状体(6)を回動側とする自在継手(J)を設けたか
ら、携帯品と連結している可撓性紐状体の自由端を、吊
環状体(6)に連結することによって、携帯品の取扱いに
より形成される撚りが、自在継手(J)を設けた何れかの
クリップ体に対して回動自在の吊環状体(6)の回転によ
って形成されることを解消するからである。
【0012】また請求項3に記載したように、継手頭
(7)は、首部(5)の外形よりも大きく、ソケット部(8)
は、首部(5)の軸線に沿う軸孔(9)の両壁に切り込み(10)
を設けると共に該両壁の切り込み(10)間の仮想水平面と
前記軸線部分で直交する方向に継手頭(7)の軸線に沿う
断面サイズのグリップ用孔(11)を貫通させた構成とする
ことによって、成形型が簡単となるとともに、継手頭
(7)とソケット部(8)との連結が、樹脂弾性を利用した簡
単な嵌め込み作業により能率的に行えることから、製
作、組み立てコストを安価とできる。
【0013】さらに請求項4に記載のように、基体側ク
リップ体(1)と可動側クリップ体(2)との先端部内面を挟
着用端部とし、該挟着用端部の先端部内面には、挟着用
突起歯(12)を相互に噛合するように突設形成した構成と
することにより、衣服類、見回り品等の被挟着部材が波
形状に挟まれて強固となるから、携帯品の取扱い時に不
用意な外れが無く安全な携行が確保できる。
【0014】そしてまた請求項5に記載のように、クリ
ップ組体(C)を構成する基体側クリップ体(1)の内面に、
間隔拘束突起(3)を所定高さで一体に起立形成するとと
もに、挟着用端との間の表面側に、間隔拘束突起(3)に
沿って弾性反発力を利用した開閉挟着用弾性付勢脚(4)
を通し、これのクリップ開閉に応じた変形を許容する組
込み用角穴(13)を貫通させ且つ該組込み用角穴(13)と挟
着用端との間に、組込み用角穴(13)に連続して先端側を
壁面で塞いだ開閉挟着用弾性付勢脚(4)の幅の溝(15)と
該溝底の先端、即ち塞いだ壁面根元に係合支点用凹部(1
4)を形成し、また可動側クリップ体(2)の内面は、前記
基体側クリップ体(1)との結合時にその間隔拘束突起(3)
の先端で挟着用端に向って屈曲し、その自由端内側に、
前記係合支点用凹部(14)と係合して支点となる係合部を
形成した開閉挟着用弾性付勢脚(4)を設けた構成とする
ことにより、基体側クリップ体(1)と可動側クリップ体
(2)との組み立て時の掛合を確実とし、掛合後の連結強
度を維持して不用意な分解を招かず、効果的に挟着用端
へ開閉挟着用弾性付勢力が作用するようになる。
【0015】また請求項6に記載のように、開閉挟着用
弾性付勢脚(4)の屈曲部内面に補強リブ(4A)を設けるこ
とにより、前記開閉挟着用弾性付勢脚(4)の折損を防止
して耐久性を向上させることができる。
【0016】この開閉挟着用弾性付勢脚(4)は、優れた
挟着力の確保と維持の要となる部分であることから、長
期にわたって優れた挟着力を発揮する状態での耐久性の
確保は、商品品質上極めて重要である。
【0017】さらに請求項7に記載のように、ソケット
部(8)にグリップされる継手頭(7)は、首部(5)の外形よ
りも大きい球形、首部(5)に先端側を連続する弾頭形の
いずれかとして、クリップ組体(C)に対して吊環状体(6)
が回転と揺動をするようにしたことによって、携帯品の
取扱い時にクリップ組体(C)と可撓性紐状体との間に作
用する、回転、揺動運動に順応するようになるから、ク
リップ組体(C)と自在継手(J)の境界部に作用する力を緩
和して該境界部の折損を抑止するようになる。
【0018】また請求項8に記載のように、クリップ組
体(C)を、基板部(1A)と覆板部(1B)とを二股とした基体
側クリップ体(1)と、該二股間において、梃の原理を利
用した倍力作用の可動側クリップ体(2)とで形成し、基
体側クリップ体(1)の後端部の長手方向に、吊環状体(6)
を回動側とする自在継手(J)設けた場合においても、前
記と同様の理由で、携帯品の使い勝手の向上、外観体裁
の確保はもちろん、特に携帯品の脱落破損の防止、紛失
防止を、部品点数が少ない構成において達成することが
できる可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリップを安価に
提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態及び実施例】本発明に係る可撓性紐
状体連結用合成樹脂製クリップは、弾性反発力を利用し
た開閉挟着用弾性付勢手段により開閉自在に結合した二
部材からなるクリップ組体(C)と、該クリップ組体(C)の
一部材の後端部の長手方向に設けた、吊環状体(6)を回
動側とする自在継手(J)とから構成したものであって、
実施例に係る可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリップ
は、前記自在継手(J)の継手頭(7)をクリップ組体(C)と
一体に形成し、該継手頭(7)を吊環状体(6)と一体に成形
したソケット部(8)部に回転自在に結合した構造とした
ものである。
【0020】実施例に係る可撓性紐状体連結用合成樹脂
製クリップについて詳細に説明すると、図1は分解斜視
図、図2は継手頭(7)をグリップするソケット部(8)部の
正面図と断面図、図3は全体の分解断面図、図4は組立
状態断面図であって、完成品のサイズは、全長略45mm、
幅13mm程度であり、ポリウレタン樹脂の弾性反発力を利
用した開閉挟着用弾性付勢手段により開閉自在に結合し
た二部材からなるクリップ組体(C)と、該クリップ組体
(C)の一部材の後端部の長手方向に設けた吊環状体(6)を
回動側とする自在継手(J)とからなる。
【0021】前記二部材からなるクリップ組体(C)は、
長手方向の後端部外面を開操作端とし先端部内面を挟着
用端部とした基体側クリップ体(1)と可動側クリップ体
(2)であり、これら二部材は基体側クリップ体(1)の長手
方向中間位置に一体形成した間隔拘束突起(3)と、可動
側クリップ体(2)の長手方向中間位置に一体形成した弾
性反発力を利用した開閉挟着用弾性付勢手段との係合に
より開閉自在に結合するように構成されている。
【0022】すなわち、基体側クリップ体(1)と可動側
クリップ体(2)は、それぞれ先端部内面を挟着用端部と
し、該挟着用端部の先端部内面には、挟着用突起歯(12)
が相互に噛合するように突設形成した構成となってい
る。
【0023】そして基体側クリップ体(1)の内面には、
前記間隔拘束突起(3)を高さ5mm程度として一体に起立形
成するとともに、該間隔拘束突起(3)位置と挟着用端と
の間に、可動側クリップ体(2)の開閉挟着用弾性付勢脚
(4)を通すための組込み用角穴(13)が貫通している。
【0024】この組込み用角穴(13)は、可動側クリップ
体(2)の開閉に応じて変形する開閉挟着用弾性付勢脚(4)
の動きを許容するサイズとし、また組込み用角穴(13)を
貫通させた基体側クリップ体(1)の外面側であって該組
込み用角穴(13)と挟着用端との間に、組込み用角穴(13)
に連続して先端側を壁面で塞いだ開閉挟着用弾性付勢脚
(4)の幅の溝(15)と該溝底の先端、即ち塞いだ壁面根元
に係合支点用凹部(14)を形成した構成とする。
【0025】前記開閉挟着用弾性付勢脚(4)は、基体側
クリップ体(1)との結合時にその間隔拘束突起(3)の先端
が内接する状態で挟着用端に向って屈曲し、その自由端
内側に、前記係合支点用凹部(14)と係合して支点となる
係合部を形成した構成となっている。
【0026】さらに基体側クリップ体(1)の長手方向後
端部には、自在継手(J)を構成する継手頭(7)が、該頭径
より細径の首部(5)を介して一体形成されており、該継
手頭(7)を別に形成した吊環状体(6)と一体のソケット部
(8)でグリップして回動自在に結合されるものである。
【0027】上記基体側クリップ体(1)と可動側クリッ
プ体(2)とは、可動側クリップ体(2)の開閉挟着用弾性付
勢脚(4)を、基体側クリップ体(1)の組込み用角穴(13)に
通し、間隔拘束突起(3)の先端が内接する状態で、その
自由端内側の係合部を、基体側クリップ体(1)の係合支
点用凹部(14)と係合させることにより組立結合されてい
る。
【0028】一方基体側クリップ体(1)の長手方向後端
部に形成した自在継手(J)を構成する継手頭(7)をグリッ
プするソケット部(8)は、図1、2に示すように、可撓
性紐状体を連結する吊環状体(6)と一体に形成したもの
であり、ソケット部(8)は、首部(5)の軸線に沿う軸孔
(9)の両壁に切り込み(10)を設けると共に該両壁の切り
込み(10)間の仮想水平面と前記軸線部分で直交する方向
に継手頭(7)の軸線に沿う断面サイズのグリップ用孔(1
1)を貫通させた構成とし、継手頭(7)に対して吊環状体
(6)が回動自在となるように結合するようになってい
る。
【0029】以上説明した実施例に係る可撓性紐状体連
結用合成樹脂製クリップにおいては、自在継手(J)の継
手頭(7)を球形としたものについて図示説明したが、特
に限定されるものではなく、弾頭形であっても良く、ま
た継手頭(7)を基体側クリップ体(1)の長手方向後端部に
一体形成した場合について説明したが、基体側クリップ
体(1)の長手方向後端部にソケット部(8)を形成し、これ
に吊環状体(6)を一体形成した継手頭(7)をグリップさせ
るようにしても同様の効果を達成することができること
は言うまでもない。
【0030】なお、クリップ組体(C)については、図5
に示すように、クリップ組体(C)を、基板部(1A)と覆板
部(1B)とを二股とした基体側クリップ体(1)と、該二股
間において、梃の原理を利用した倍力作用の可動側クリ
ップ体(2)とで形成したものとし、該クリップ組体(C)の
基体側クリップ体(1)の後端部の長手方向に、吊環状体
(6)を回動側とする自在継手(J)設けた構成とする場合も
あり、このようにした場合も、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0031】以上説明した可撓性紐状体連結用合成樹脂
製クリップは、例えば、携帯用電話(P.H.S電話を含
む)に装着されているストラップを、自在継手(J)部分
の吊環状体(6)に通した状態で連結して使用するもので
あり、携帯用電話を衣服やバッグ等のポケットに収容
し、ストラップ端に連結した本発明に係る合成樹脂製ク
リップで、前記ポケットの開口縁部を形成している可撓
性生地、皮革を挟着してし様した場合に形成されるスト
ラップの撚り形成による携帯用電話等の取扱いの不便さ
を解消して、落下破損防止、紛失防止等を目的として使
用するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る可撓性紐状体連結用合
成樹脂製クリップの分解斜視図。
【図2】 自在継手(J)の継手頭(7)をグリップするソケ
ット部(8)の正面図と断面図。
【図3】 本発明の実施例に係る可撓性紐状体連結用合
成樹脂製クリップの分解断面図。
【図4】 本発明の実施例に係る可撓性紐状体連結用合
成樹脂製クリップの組立状態断面図。
【図5】 本発明の他の実施例に係る可撓性紐状体連結
用合成樹脂製クリップの組立状態断面図。
【符号の説明】
(C) クリップ組体 (J) 自在継手 (1) 基体側クリップ体 (1A) 基板部 (1B) 覆板部 (2) 可動側クリップ体 (3) 間隔拘束突起 (4) 開閉挟着用弾性付勢脚 (4A) 補強リブ (5) 首部 (6) 吊環状体 (7) 継手頭 (8) ソケット部 (9) 軸孔 (10) 切り込み (11) グリップ用孔 (12) 挟着用突起歯 (13) 組込み用角穴 (14) 係合支点用凹部 (15) 溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性反発力を利用した開閉挟着用弾性付
    勢手段により開閉自在に結合した二部材からなるクリッ
    プ組体(C)と、該クリップ組体(C)の一部材の後端部の長
    手方向に設けた、吊環状体(6)を回動側とする自在継手
    (J)とから構成したことを特徴とする可撓性紐状体連結
    用合成樹脂製クリップ。
  2. 【請求項2】 クリップ組体(C)は、長手方向の後端部
    外面を開き操作面とし先端部内面を挟着用端部とした基
    体側クリップ体(1)と可動側クリップ体(2)との二部材で
    あり、これら二部材をその長手方向中間位置に一体形成
    した間隔拘束突起(3)と弾性反発力を利用した開閉挟着
    用弾性付勢手段との係合により開閉自在に結合した構成
    とし、 吊環状体(6)を回動側とする自在継手(J)構成は、クリッ
    プ組体(C)側に首部(5)を介して一体形成した継手頭(7)
    と、該継手頭(7)をグリップするソケット部(8)を具備し
    た吊環状体(6)との結合構成又はクリップ組体(C)側に一
    体形成したソケット部(8)と、該ソケット部(8)にグリッ
    プされる継手頭(7)を具備した吊環状体(6)との結合構成
    のいずれかとしたものである請求項1記載の可撓性紐状
    体連結用合成樹脂製クリップ。
  3. 【請求項3】 継手頭(7)は、首部(5)の外形よりも大き
    く、ソケット部(8)は、首部(5)の軸線に沿う軸孔(9)の
    両壁に切り込み(10)を設けると共に該両壁の切り込み(1
    0)間の仮想水平面と前記軸線部分で直交する方向に継手
    頭(7)の軸線に沿う断面サイズのグリップ用孔(11)を貫
    通させた構成である請求項2記載の可撓性紐状体連結用
    合成樹脂製クリップ。
  4. 【請求項4】 基体側クリップ体(1)と可動側クリップ
    体(2)との先端部内面を挟着用端部とし、該挟着用端部
    の先端部内面には、挟着用突起歯(12)が相互に噛合する
    ように突設形成した構成である請求項1,2又は3記載
    の可撓性紐状体連結用合成樹脂製クリップ。
  5. 【請求項5】 クリップ組体(C)を構成する基体側クリ
    ップ体(1)の内面に、間隔拘束突起(3)を所定高さで一体
    に起立形成するとともに、挟着用端との間の表面側に、
    拘束突起に沿って弾性反発力を利用した開閉挟着用弾性
    付勢脚(4)を通し、これのクリップ開閉に応じた変形を
    許容する組込み用角穴(13)を貫通させ且つ該組込み用角
    穴(13)と挟着用端との間に、組込み用角穴(13)に連続し
    て先端側を壁面で塞いだ開閉挟着用弾性付勢脚(4)の幅
    の溝(15)と該溝底の先端、即ち塞いだ壁面根元に係合支
    点用凹部(14)を形成し、 また可動側クリップ体(2)の内面は、前記基体側クリッ
    プ体(1)との結合時にその間隔拘束突起(3)の先端で挟着
    用端に向って屈曲し、その自由端内側に、前記係合支点
    用凹部(14)と係合して支点となる係合部を形成した開閉
    挟着用弾性付勢脚(4)を設けた構成とした請求項1または
    2記載の合成樹脂製回転用クリップ。
  6. 【請求項6】 開閉挟着用弾性付勢脚(4)の屈曲部内
    面に補強リブ(4A)を設けた請求項5記載の合成樹脂製ク
    リップ。
  7. 【請求項7】 ソケット部(8)にグリップされる継手頭
    (7)は、首部(5)の外形よりも大きい球形、首部(5)に先
    端側を連続する弾頭形のいずれかとして、クリップ組体
    (C)に対して吊環状体(6)が回転と揺動をするようにした
    請求項2又は3記載の可撓性紐状体連結用合成樹脂製ク
    リップ。
  8. 【請求項8】 クリップ組体(C)を、基板部(1A)と覆板
    部(1B)ととを二股とした基体側クリップ体(1)と、該二
    股間において、梃の原理を利用した倍力作用の可動側ク
    リップ体(2)とで形成し、基体側クリップ体(1)の後端部
    の長手方向に、吊環状体(6)を回動側とする自在継手(J)
    設けた請求項1記載の可撓性紐状体連結用合成樹脂製ク
    リップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7506448B1 (en) 2007-09-07 2009-03-24 Dale Johnson Layout clip and method of use
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