JP2003074185A - Pc部材の現場製造施工方法 - Google Patents
Pc部材の現場製造施工方法Info
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Abstract
パネルなどの部材を製造し、かつ効率的に組立て施工可
能とし、従来のPC専用工場を不要とする。 【解決手段】建設領域に隣接して、水平の作業ステージ
2を施工し、この作業ステージ2上でPC部材Pを製造
し、製造したPC部材PをクレーンCで移動して、組立
て施工していく。すなわち、前記の作業ステージ2上で
成型したPC壁パネルPの上で、順次上側のPC壁パネ
ルPを成型していく積み上げ式製造を行なっている間
に、建設領域ではスラブ20の施工を行ない、スラブ施
工後に、積み上げ式製造されたPC壁パネルPを建設領
域のスラブ20上に移動して建て付けし、作業ステージ
2をPC壁パネルPの製造に使用していない間は、施工
に要する他の部材等の製造を行ない、前記の作業ステー
ジ2を、PC壁パネルPの積み上げ式製造と他の作業に
交互に用いる。
Description
部材の現場製造施工方法、すなわちPC壁パネルなどの
PC部材を工場生産しないで、建設現場で製造し、PC
建築物を組立て施工する建設方法に関する。
C壁パネルなどのPC部材を製造する専用の工場を設備
し、PC工場で製造したPC壁パネルなどの部材を建設
現場に運搬して組立て建設する方法が採用されている。
うにPC専用工場で製造したPC壁パネルなどを車で建
設現場に運搬するには、道路交通法上の規制から、PC
壁パネルなどのサイズの制限を受ける。また、運搬中に
PC壁パネルが傾いて車両が重心を崩して転倒したりし
て、人身事故などを引き起こすと、そのための保障など
で大きな経済的な負担を強いられるなどの問題がある。
するので、建設現場への運送のために、大量の車両が投
入されるが、PC部材の車両への積込み人件費や運送費
など、多大な運送費用を要するだけでなく、交通渋滞を
招いたり、排気ガスの放出で地球環境に悪影響を及ぼす
などの社会的問題も大きい。
送費が嵩むだけでなく、運送に長時間を要するため、P
C建築のメリットと言われている低廉化や工期の短縮な
どの効果が実現不可能となる。
くために広大なストックヤードを要する。特に、専用の
PC工場の建設と維持運営に膨大な経費を要しているの
が実情であり、結果的に、PC建築物のコスト高を招く
ことになる。
傷変形を来す恐れがあり、PC部材の品質確保が困難と
なる。その結果、高品質のPC建築物を提供できなくな
っている。
着目し、PC建築物を建設する現場の狭小な領域でPC
壁パネルなどの部材を製造し、かつ効率的に組立て施工
可能とすることで、従来のPC専用工場を不要とするこ
とにある。つまり、建設現場から離れたPC専用工場で
PC部材を製造し、現場に搬送して組立てるという発想
を一掃するものである。
のような手段によって解決される。請求項1は、建物を
建造する建設領域に隣接して、水平の作業ステージを施
工し、この作業ステージ上でPC部材を製造し、製造し
たPC部材をクレーンで移動して、組立て施工していく
ことを特徴とするPC部材の現場製造方法である。
ネルなどPC部材は専用のPC工場でなく、建設現場で
も製造可能となる。そして、建設領域に隣接した狭い敷
地でも、作業ステージを水平に施工することは可能であ
る。
に隣接して、水平の作業ステージを施工し、この作業ス
テージ上でPC部材を製造し、製造したPC部材をクレ
ーンで移動して、組立て施工していくことが可能とな
る。
を設けて、その上でPC部材を製造すれば、製造したP
C部材を直ちにそのまま建設領域にクレーンで移動して
組立て施工できるので、従来のような専用のPC工場は
全く不要となり、そのための経費も節減される。また、
車両などによる運搬の問題やそれに付随する問題も解消
される。
ジ上で成型したPC壁パネルの上で、順次上側のPC壁
パネルを成型していく積み上げ式製造を行なっている間
に、建設領域ではスラブ施工を行なう。また、スラブ施
工後に、積み上げ式製造されたPC壁パネルをすべて建
設領域のスラブ上に移動して建て付けし、作業ステージ
をPC壁パネルの製造に使用していない間は、スラブ型
枠などのような施工に要する他の部材等の製造を行な
う。したがって、前記の作業ステージを、PC壁パネル
の積み上げ式製造と他の作業に交互に用いることがで
き、効率的に使用できる。
4365号において提案した方法によると、PC壁パネ
ル1枚分の狭い敷地でも、多数のPC壁パネルを連続的
に製造しながら積み上げていくことができる。したがっ
て、このPC壁パネル製造方法によると、建設現場に隣
接した狭い敷地でも、PC壁パネルを建設現場で製造で
きる。
ている間に、1階のスラブを施工し、1階用のPC壁パ
ネルの建て付けの準備をすることができる。そして、製
造したPC壁パネルを全部クレーンで現場に移動した後
は、その作業ステージが開いているので、空いた作業ス
テージを利用して、次の2階スラブ施工のための型枠の
製造や階段などのための型枠の製造などの大工仕事がで
きる。
に行なうことによって、1階、2階…というように、ス
ラブ施工とPC壁パネルの建て付けを順次進行でき、狭
い作業ステージを効果的に利用することで能率的に施工
作業を遂行できる。その結果、建設現場の狭い敷地で
も、PC専用工場に劣らない製造作業が可能となり、工
期も大幅に短縮でき、かつ安価に施工可能となる。
載の建設領域と作業ステージとの間にクレーンを配置
し、作業ステージ上で製造されたPC部材をクレーンで
建設領域に移動することを特徴とするPC部材の現場製
造方法である。
間にクレーンを配置すれば、作業ステージ上で製造され
たPC部材をクレーンで建設現場に移動することが容易
となる。したがって、作業ステージ上で製造したPC部
材を直ちに建設領域に移動できるので、時間的にも空間
的にも極限まで効率化されることになり、施工期間の短
縮と費用の節減に大きく寄与でる。
壁パネルは、直ちに建設領域にクレーン移動して組立て
施工されるので、広大なストックヤードも不要となり、
一切の無駄が排除され、逆に狭い建設現場で効率的に製
造施工できる。
る水平の作業ステージであって、枕木状のコンクリート
基礎を間隔を置いて複数形成してあり、その上に型鋼や
木柱等の大引材を水平に複数本載置し、各大引材の上に
金属パイプや角材等の多数の根太材を等間隔に配置し、
その上に金属板その他の作業床板を敷いて成る建設現場
用の作業ステージである。
ージを設置する場合に、枕木状のコンクリート基礎を間
隔を置いて複数形成すれば、その上に型鋼や木柱等の大
引材を水平に複数本載置し、各大引材の上に金属パイプ
や角材等の多数の根太材を等間隔に配置し、その上に作
業床板を敷くことによって、容易に現場用の作業ステー
ジを実現できる。
数本載置するための枕木状のコンクリート基礎を間隔を
置いて複数形成するので、作業ステージ用の敷地は大雑
把な整地で足り、短期間にかつ安価に作業ステージを実
現できる。また、枕木状のコンクリート基礎さえ施工す
れば、後は既存の型鋼や角パイプ、鉄板などを敷設する
だけであるから、容易に完成でき、施工期間も極めて短
くて済む。
る水平の作業ステージであって、少なくとも砂を敷いて
水平に均し、その上に金属板その他の敷板を敷いてか
ら、該敷板上に型鋼や木柱等の大引材を水平に複数本載
置し、前記各大引材の上に金属パイプや角材等の多数の
根太材を等間隔に配置し、その上に金属板その他の作業
床板を敷いて成る建設現場用の作業ステージである。敷
板や作業床板は、木製でも、合成樹脂製でも、コンクリ
ート製でもよい。材料は特に限定しない。
に、整地の必要のない枕木状コンクリート基礎を用いる
のが良いが、ほぼ平坦な敷地の場合は、請求項5のよう
に、直ちに砂を敷いて水平に均し、その上に金属板その
他の敷板を敷いてから、該敷板上に型鋼や木柱等の大引
材を水平に複数本載置し、前記各大引材の上に金属パイ
プや角材等の多数の根太材を等間隔に配置し、その上に
金属板その他の作業床板を敷いて成る作業ステージを採
用すると、枕木状コンクリート基礎を打設する必要がな
く養生期間も不要であり、使用後の撤去も簡便である。
材製造用の水平の作業ステージを施工して使用した後、
作業ステージを構成する部材を撤去することにより、作
業ステージに用いた領域を他の用途に使用可能としたこ
とを特徴とするPC部材の現場製造施工方法である。
打設したり、砂を敷いて水平に均したりして水平の作業
ステージを施工して、PC壁パネルの製造などに使用
し、建物が完成したら、その後は、作業ステージは不必
要であり、邪魔である。したがって、請求項6のよう
に、建物が完成した後は、作業ステージを構成する全て
の部材を撤去し、作業ステージ用の部材を残置しないで
済むので、施工主は作業ステージ後の敷地を所望の用途
に使用でき、PC部材製造用の作業ステージのための敷
地が犠牲になるようなこともない。
製造施工方法が実際上どのように具体化されるか実施形
態を説明する。まず、図1から図3において、本発明の
発明者らが特願2000−114365号において提案
したPCパネルの積上式製造方法を説明する。図1は積
上式製法によってPC壁パネルを製造している状態の全
容を示す斜視図である。
ートを打設して平面度の高いコンクリート製の作業ステ
ージ2を形成して、定盤にする。この作業ステージ2の
上で、PC壁パネルP1、P2…を成型し、順次重ねて
いく。
ステージ2の上に型枠をセットし、かつシートを敷い
て、その上にコンクリートを打設して製造する。そし
て、前記型枠を外した状態で、今度は、先に成型したP
C壁パネルP1を定盤にして、その上のPC壁パネルP
2を成型する。
に、3段目のPC壁パネルP3を製造するための型枠3
をセットしてある。各PC壁パネルP1、P2には、予
め横向きアンカーを埋め込み、このアンカーにフォーム
タイ4を連結し、型枠締め付け金具5を取り付けること
によって、型枠3を下段のPC壁パネルP2に取り付け
固定してある。
を敷いた状態で、その上にコンクリートを打設し養生す
ることで、PC壁パネルP3が完成する。なお、型枠3
は、軽量化とコストダウンのために合板6を使用し、そ
の上端と下端に水平に鋼製角パイプ7を重ねて固定し、
補強している。
8が埋設されており、コッター部9には、U字状の連結
筋10が埋設されている。
壁パネルP1の製造方法を説明する。最初のPC壁パネ
ルP1を製造する際は、型枠3を支持する下段のPC壁
パネルが無いので、図示のように、コンクリート製の作
業ステージ2にアンカーボルト11を立てて、つっかい
板12を固定する。
6に固定した下側の鋼管7をつっかい板12で押さえつ
け、つっかい板12の先端を外側から合板6に突き当て
て、型枠3が外側に倒れるのを防いでいる。4辺すべて
の型枠3について、しかも1辺を2か所以上でつっかい
板12によって固定する。
ンクリートが作業ステージ2に付着するのを防ぐため
に、セパレーター用のシート13を敷いておく。このシ
ート13は、単なるセパレートのためだけであれば、ビ
ニールシートなどで足りるが、生コンクリートから発生
するコンノロがタイル面などに付着するのを防ぐには、
吸水性シートを用いる。吸水性シートの場合は、無数の
連結孔が開いているので、コンノロを効果的に吸収す
る。
出されている場合は、その上にシート13を敷くだけで
よいが、平面度が不十分な場合は、レベルモルタルを散
布して水平度を出してからシート13を敷く。または、
コスト面を考慮して、砂を撒き、砂面を水平に均してか
らシート13を敷いてもよい。
パネルP2を成型する型枠を保持するための横向きアン
カー14を予めセットしておく。この状態で、型枠内部
に前記の各鉄筋8、10を配筋してから、コンクリート
を打設し養生する。
種の厚さtに対応できるように、予め大きめに製作して
ある。また、合板6が吸水して劣化するのを防ぐため
に、粘着テープなどを貼っておくと、繰り返し使用でき
る。
生で、当該PC壁パネルP1の上で、次の作業を行なう
ことができる。したがって、従来のPC壁パネル製造の
場合に比べて、養生時間を格段と短縮できる。
わると、その型枠を取り外し、1段目のPC壁パネルP
1の上に、シート13を敷いて、2段目のPC壁パネル
P2を成型する。
3段目のPC壁パネルP3を成型した状態である。この
ように下段のPC壁パネルP2の上にシート13を敷
き、しかも下段のPC壁パネルP2に予め埋め込んだ横
向きアンカー14の外端にフォームタイ4を連結し、型
枠締め付け金具5を取り付けて、この型枠締め付け金具
5で型枠3の下側の鋼管7を外側から押さえつけること
によって、上側の型枠3を固定する。
13を敷き、かつ配筋を行なった状態で、コンクリート
を打設し、短期養生すると、PC壁パネルP3が完成す
る。
けた横向きアンカー14・14の内端同士の間に鉄筋1
5を連結しておけば、左右の型枠3、3がコンクリート
の圧力で外側に押し拡げられて膨らむのを防止できる。
前後の型枠の横向きアンカー間にも同様に鉄筋を連結し
ておく。
に、隣接する上側鋼管7、7の上に連結板17を渡し
て、万力18で固定すると、各型枠3の上端が開くのを
確実に防止できる。図では、左手前の1か所しか示され
ていないが、4角全体に使用することは言うまでもな
い。
養生した後に脱型した型枠は、そのすぐ上の段の型枠と
して組み立てて再使用するので、従来の工法に比べる
と、型枠が少なくてすみ、作業も簡便であり、作業能率
が向上する。積み上げ製造する製品は、パネル状であれ
ばよく、壁パネル以外の製造にも適用できる。なお、作
業ステージ2は、図8、図9のような簡易な施工法もあ
る。
み上げ式製法で製造したパネルで建物を組立て施工して
いく方法を工程順に示す側面図である。図4は最初の工
程であり、まず建設現場を整地して、建物を建造する建
設領域Wに杭打ちその他の地業工事を行ない、次いで、
図のように、1階部分のスラブすなわち基礎スラブ20
を施工する。この間に、前記の作業ステージ2を水平に
施工すると共に、その上で前記の積み上げ式製法によっ
て1階部分に使用するPC壁パネルP1、P2…を製造
しておく。
ネルと同程度のサイズで足りる。その個数は、1組だけ
では足りない場合は、建物の規模や敷地の状況などに応
じて複数組設けてもよい。あるいは、大面積の作業ステ
ージを1組だけ設けて、その上の2か所以上の領域で積
み上げ式製造を行なってもよい。
作業ステージ2との間にクレーンCを配置する。そし
て、作業ステージ2上で製造されたPC壁パネルP1、
P2…をクレーンCで建設領域Wに移動し、先に施工し
た基礎スラブ20の上に建て付けていく。21は支持パ
イプであり、基礎スラブ20上で、PC壁パネルPが前
後に倒れないように支持している。
上げ式製法で製造したPC壁パネルP…をクレーンCで
吊り上げて建設領域Wに移動し、基礎スラブ20上に建
て付けていく。作業ステージ2上のPC壁パネルを全部
移動した後は、その上の階のスラブを施工する準備を作
業ステージ2上で行なう。すなわち、スラブ施工に必要
なスラブ型枠などを製造する。
いので、特に精度を要する部材は作業ステージ上で製造
する。製造した型枠などの部材は、状況に応じて、作業
ステージ上に積み上げて置いてもよいし、作業ステージ
の周囲に一時保管しておいてもよいし、徐々に建設領域
Wのスラブ20上に移動しておいてもよい。
付けが終わり、2階部分のスラブ施工が可能となった
ら、図6のように、1階のPC壁パネルPの上に、作業
ステージ2上で製造した型枠fを組立て、次いでコンク
リートを打設し養生する。このようにスラブ施工をして
いる間は、前記の作業ステージ2は空いているので、作
業ステージ2では再び図1〜図3の積み上げ式製法によ
って、2階部分に使用するPC壁パネルを製造する。
わり、型枠を解体した後、図7のように、作業ステージ
2上で製造したPC壁パネルP…をクレーンCで移動し
て、2階部分に建て付けていく。このように、建設領域
Wと隣接する作業ステージ2上でPC壁パネルを現場製
造してはクレーンで移動して建て付けを行ない、次いで
スラブを施工するという作業を交互に繰り返すことによ
って、PC建築物を建造する。
ル類だけでなく、建物の規模や構造に応じて、梁や柱、
階段、ベランダ、各部の手すり、その他の各種部材も製
造できることは言うまでもない。また、前記のように型
枠製造その他の大工仕事もでき、特に精度を要する作業
に適している。このほか、タイルの先付け加工や部材の
原寸法当て確認なども行える。
PC部材を製造するので、コンクリート運搬車が横づけ
できるような通路配置計画を行なう。また、作業ステー
ジ上で製造した各種部材を、クレーンによって建設領域
に移動できるような位置に、作業ステージを設置する。
場でなく、建築現場の作業ステージでPC部材を製造で
き、一般道路を使用して車両で運搬する必要がないの
で、PC部材の寸法上の制限を受けない。したがって、
建物に応じて、PC部材の寸法を自由に設定できる。ま
た、運搬時の震動や衝撃などで、部材の寸法精度が落ち
たりするようなこともなく、高品質の建物を提供でき
る。その他、PC部材の輸送に伴う経費や危険性、公害
などの問題が一掃される。
でなく、地鎮祭や上棟式、竣工式などのような建築現場
で行われる祝い儀式などのための仮設ステージとしても
利用できる。なお、作業ステージを施工するための資材
などは、現地でリース調達が可能であるから、資材の運
搬からも開放される。
料や資材から製造のための作業ステージなど全てを現地
調達して、PC部材をすべて現場で、しかも狭いスペー
スで製造し建造できることになり、PC部材をPC専用
工場で製造して現場に搬送するという、従来のPC建築
の発想が革新されることになり、PC建築の革命であ
る。
完成した後は、前記の作業ステージ2は不必要となる。
そのまま駐車場などとして使用できればよいが、作業ス
テージが邪魔な場合もある。そのような場合を想定する
と、解体撤去が容易な作業ステージが望まれる。図8、
図9は、このような要望を満たせる作業ステージの実施
形態である。
利用する作業ステージ施工法であり、(1)は平面図、
(2)は正面図、(3)は側面図である。この施工法
は、枕木状のコンクリート基礎24を、例えば2〜3m
程度の間隔で、数カ所設ける。すなわち、コンクリート
基礎24の下に、基礎栗石25を敷き、その上に、型枠
を用いて、枕木状のコンクリート基礎24を打設形成す
る。
可能な限り水平に揃うように測定しながら、コンクリー
ト打設する。図示例では、各コンクリート基礎24は、
幅が例えば約50cm、長さが3m程度、各コンクリー
ト基礎24・24の間隔は約2mである。なお、補強の
ために、内部にワイヤーメッシュや異形鉄筋などを埋設
するのがよい。
の上にH型鋼26を渡す。すなわち、幅約20cm、高
さ約20cm、長さ約8mの3本のH型鋼26を、約1
〜1.3mの間隔で平行に配置する。このとき、各H型鋼
26の上面が水平に揃うように測定し、低い箇所が有れ
ば薄板などを挟んで調節する。
m角の鋼製角パイプ27を例えば約30cm間隔で配置
する。そして、その上に、金属板あるいは合板などの作
業床板28を敷くことによって、作業ステージ2が完成
する。図のH型鋼26に代えてE型鋼などのような他の
型鋼を採用してもよく、木造住宅用の木柱などを代用し
てもよい。また、角パイプ27に代えて丸パイプを用い
てもよく、木製の角材を代用してもよい。
住宅における大引や根太に相当するので、それぞれ「大
引材」および「根太材」と総称することもできる。
板28の上で、積み上げ式製法によってPCパネルを連
続生産する。PC壁パネルの他に、ベランダの手すりや
階段などをPC法で製造してもよい。あるいは、柱や梁
などもPC法で現地製造してもよい。
ない場合、すなわち作業ステージが空いている場合は、
スラブ施工や階段施工などのための型枠を製造してもよ
い。作業ステージ2は精度よく水平に設置してあるの
で、精度を要する作業にも適している。
であるから、H型鋼26や角パイプ27、作業床板28
などの部材は撤去し、搬出する。また、枕木状のコンク
リート基礎24も、破砕し撤去する。図1〜図3のよう
に、全面にコンクリートを打設する場合と違って、図8
の場合は、コンクリート基礎24が枕木状になっている
ので、破砕撤去は容易である。したがって、撤去後は、
施主は自由に各種の用途に利用できる。
いる施工方法であり、平坦な地盤1に直接砂29を敷
く。砂29が流出したり崩れたりしないように、周囲を
枠板や石やコンクリートなどで囲うのもよい。砂29の
層を厚くしたいような場合は、初めに砂利などを敷き、
その上に砂29を敷いてもよい。
測定しながら均一に均していく。なお、必要に応じて、
砂29を機械などで突き固めてもよい。こうして、水平
に均した砂29の上に、金属製や木製の敷板31を敷
く。この場合、砂29が露出しないように、あるいは降
雨に打たれないように、全面に敷板31を被せるのがよ
い。
じ要領で、3本のH型鋼26などの大引材を平行に配置
する。この場合は、砂29の面を水平に均してあるの
で、各H型鋼26の上面が水平に揃うように測定し、調
節する必要はない。念のため、各H型鋼26の上面を測
定してみて、水平度が狂っているような場合だけ、薄板
などを挟んで水平度調節すれば足りる。
パイプ27などの根太材を等間隔に配置し、その上に、
金属板や合板などの作業床板28を敷くことによって作
業ステージ2が完成である。
鋼26などと一緒に砂29も容易に撤去できるという利
点があり、枕木状のコンクリート基礎24の場合のよう
に破砕してなる廃棄物が発生することもない。
法は一例であって、作業ステージとしての用途に反しな
い範囲で任意の寸法を選定できることは言うまでもな
い。
て、水平の作業ステージを施工し、この作業ステージ上
でPC部材を製造し、製造したPC部材をクレーンで移
動して、PC建物を組立て施工していく。
を設けて、その上でPC部材を製造すれば、製造したP
C部材を直ちにそのまま建設領域にクレーンで移動して
組立て施工できるので、従来のような専用のPC工場は
全く不要となり、そのための経費も節減される。また、
車両などによる運搬の問題やそれに付随する問題も解消
される。
上げ式製造を行なっている間に、建設領域ではスラブ施
工を行なえるし、スラブ施工後は、積み上げ製造された
PC壁パネルを建設領域のスラブ上に移動して建て付け
できるので、1階、2階…というように、スラブ施工と
PC壁パネルの建て付けを交互に順次進行でき、狭い作
業ステージを効果的に利用することで能率的に施工作業
を遂行できる。また、前記の作業ステージ上で、PC壁
パネルの積み上げ式製造とスラブ型枠の製造などの他の
作業を交互に行なえる。その結果、建設現場の狭い敷地
でも、PC専用工場に劣らない製造作業が可能となり、
工期も大幅に短縮でき、かつ安価に施工可能となる。
ジとの間にクレーンを配置すれば、作業ステージ上で製
造されたPC部材をクレーンで建設領域に移動すること
が容易となる。したがって、作業ステージ上で製造した
PC部材を直ちに建設領域に移動できるので、時間的に
も空間的にも極限まで効率化されることになり、施工期
間の短縮と費用の節減に大きく寄与でる。
壁パネルは、直ちに建設領域にクレーン移動して組立て
施工されるので、広大なストックヤードも不要となり、
一切の無駄が排除され、逆に狭い建設現場で効率的に製
造施工できる。
平に複数本載置するための枕木状のコンクリート基礎を
間隔を置いて複数形成するので、作業ステージ用の敷地
は大雑把な整地で足り、短期間にかつ安価に作業ステー
ジを実現できる。また、枕木状のコンクリート基礎さえ
施工すれば、後は既存の型鋼や角パイプ、鉄板などを敷
設するだけであるから、容易に完成でき、施工期間も極
めて短くて済む。
に、整地の必要のない枕木状コンクリート基礎を用いる
のが良いが、ほぼ平坦な敷地の場合は、請求項5のよう
に、直ちに砂を敷いて水平に均し、その上に金属板その
他の敷板を敷いてから、該敷板上に型鋼や柱等の大引材
を水平に複数本載置し、前記各大引材の上に金属パイプ
や角材等の多数の根太材を等間隔に配置し、その上に金
属板その他の作業床板を敷いて成る作業ステージを採用
すると、枕木状コンクリート基礎を打設する必要がなく
養生期間も不要であり、使用後の撤去も簡便である。
作業ステージを構成する全ての部材を撤去し、作業ステ
ージ用の部材を残置しないので、施工主は作業ステージ
後の敷地を所望の用途に使用でき、PC部材製造用の作
業ステージのための敷地が犠牲になるようなこともな
い。また、撤去した部材や資材はリース業者に返却すれ
ば、遠隔地まで運搬する負担が軽減される。
ルの積上式製法の全容を示す斜視図である。
示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
法の実施形態を工程順に示す側面図であり、図4は、基
礎スラブを施工する最初の工程の図である。
レーンで建設領域に移動し、基礎スラブ上に建て付けて
いく工程の側面図である。
て、スラブコンクリートを打設養生する工程の側面図で
ある。
レーンで移動して、2階部分に建て付けていく工程の側
面図である。
施工する作業ステージ施工法を示す図である。
ジ施工法を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 建物を建造する建設領域に隣接して、水
平の作業ステージを施工し、この作業ステージ上でPC
部材を製造し、製造したPC部材をクレーンで移動し
て、組立て施工していくことを特徴とするPC部材の現
場製造施工方法。 - 【請求項2】 前記の作業ステージ上で成型したPC壁
パネルの上で、順次上側のPC壁パネルを成型していく
積み上げ式製造を行なっている間に、建設領域ではスラ
ブ施工を行ない、 スラブ施工後に、積み上げ式製造されたPC壁パネルを
建設領域のスラブ上に移動して建て付けし、 作業ステージをPC壁パネルの製造に使用していない間
は、施工に要する他の部材等の製造を行ない、 前記の作業ステージを、PC壁パネルの積み上げ式製造
と他の作業に交互に用いることを特徴とする請求項1に
記載のPC部材の現場製造施工方法。 - 【請求項3】 前記の建設領域と作業ステージとの間に
クレーンを配置し、作業ステージ上で製造されたPC部
材をクレーンで建設領域に移動することを特徴とする請
求項1または請求項2に記載のPC部材の現場製造施工
方法。 - 【請求項4】 建設領域に隣接して設置される水平の作
業ステージであって、 枕木状のコンクリート基礎を間隔を置いて複数形成して
あり、その上に型鋼や木柱等の大引材を水平に複数本載
置し、前記各大引材の上に金属パイプや角材等の多数の
根太材を等間隔に配置し、その上に金属板その他の作業
床板を敷いて成ることを特徴とする建設現場用の作業ス
テージ。 - 【請求項5】 建設領域に隣接して設置される水平の作
業ステージであって、 少なくとも砂を敷いて水平に均し、その上に金属板その
他の敷板を敷いてから、該敷板上に型鋼や木柱等の大引
材を水平に複数本載置し、前記各大引材の上に金属パイ
プや角材等の多数の根太材を等間隔に配置し、その上に
金属板その他の作業床板を敷いて成ることを特徴とする
建設現場用の作業ステージ。 - 【請求項6】 建設領域に隣接して、PC部材製造用の
水平の作業ステージを施工して使用した後、作業ステー
ジを構成する部材を撤去することにより、作業ステージ
に用いた領域を他の用途に使用可能としたことを特徴と
するPC部材の現場製造施工方法。
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WO2016120908A1 (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-04 | パナホーム株式会社 | 住宅の建築構法 |
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