JP2003074002A - レール締結装置、及びレール締結方法 - Google Patents

レール締結装置、及びレール締結方法

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JP2003074002A JP2001262868A JP2001262868A JP2003074002A JP 2003074002 A JP2003074002 A JP 2003074002A JP 2001262868 A JP2001262868 A JP 2001262868A JP 2001262868 A JP2001262868 A JP 2001262868A JP 2003074002 A JP2003074002 A JP 2003074002A
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修 若月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋まくらぎ等においてレールの左右方向への
位置調整が可能なレール締結装置、及びレール締結方法
を提供する。 【解決手段】 タイプレート1と、下敷きパッド2と、
ねじくぎ3と、スタッドボルト5と、斜辺6b1と長孔
6a1等を有し、タイプレート1の位置に応じて橋まく
らぎTの長手方向における位置を適宜調整可能でレール
Rからタイプレート1を経て伝達される横圧をスタッド
ボルト5に伝達して支持させる横圧受け部材6を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レール締結装置、
及びレール締結方法に関し、特に、橋まくらぎ等におい
てレールの左右方向への位置調整が可能なレール締結装
置、及びレール締結方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道において、橋りょう上の区間の軌道
では、「橋まくらぎ」が用いられている。橋まくらぎ
は、一般の区間の軌道において多く用いられているコン
クリートまくらぎではなく、合成樹脂複合材料により形
成された「合成まくらぎ」や、木製の「木まくらぎ」が
採用されている。また、レールをまくらぎに取り付ける
レール締結装置としては、レールを支持する鉄製のタイ
プレートと、タイプレートに取り付けられてレール底部
を押さえるボルトやバネ類と、タイプレートを橋まくら
ぎに固定する「ねじくぎ」や「犬くぎ」などが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉄道においては、軌道
状態を良好に保持するために、レールの軌間を正しく調
整する作業、あるいはレールの長手方向の「通り狂い」
を正しく修正する作業を行う。この結果、レールの位置
をレール左右方向(まくらぎの長手方向)に移動させる
必要が生じる場合がある。しかしながら、上記した従来
の橋りょう上の軌道構造においては、レールをレール左
右方向に移動させる機構は設けられていない。このた
め、レールをレール左右方向に移動させる必要が生じた
場合には、ねじくぎ等をいったん橋まくらぎから抜き、
タイプレートをレール左右方向の適切な位置に再設定し
た後、ねじくぎ等を橋まくらぎに再打設してタイプレー
トを再設置していた。
【0004】しかし、例えばねじくぎを再打設するため
には、橋まくらぎの他の位置にねじくぎ用の孔を削孔
し、その孔にねじくぎをねじ込まなければならない。こ
のため、タイプレートの再設定作業は、煩雑な作業であ
り、一方では橋まくらぎに余計な孔が増大することとな
り橋まくらぎの強度の低下を招くおそれがある、といっ
た問題があった。
【0005】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、橋
まくらぎ等においてレールの左右方向への位置調整が可
能なレール締結装置、及びレール締結方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るレール締結装置は、まくらぎの長手方
向に平行に延びる複数の第1長孔が開設されるとともに
レールを下方から支持するタイプレートと、弾性材料か
らなり略平板状に形成され、前記第1長孔に対応する位
置に同様の形状の第2長孔が開設されるとともに、前記
タイプレートと前記まくらぎの間に配置される下敷きパ
ッドと、前記第1長孔及び第2長孔に挿通されるととも
に、前記まくらぎに固定可能で、前記タイプレートを前
記まくらぎの長手方向における位置を適宜調整して前記
まくらぎに取り付け可能なタイプレート取付手段と、前
記レールを前記タイプレートに弾性的に取り付けるレー
ル弾性取付手段と、前記タイプレートの側方に配置され
るとともに、前記まくらぎに固定されるまくらぎ固定部
材と、前記タイプレートの位置に応じて前記まくらぎの
長手方向における位置を適宜調整可能であるとともに、
前記レールから前記タイプレートを経て伝達される横圧
を前記まくらぎ固定部材に伝達して支持させる横圧受け
部材を備えることを特徴とする。
【0007】上記のレール締結装置において、好ましく
は、前記タイプレート取付手段は、犬くぎ、又はねじく
ぎとコイルばね、若しくはばねくぎである。
【0008】また、上記のレール締結装置において、好
ましくは、前記まくらぎ固定部材は、前記まくらぎにね
じ込んで固定するための第1ねじ部と、前記まくらぎの
上面を押圧して係止される鍔状部と、前記第1ねじ部に
接続するとともに前記まくらぎへのねじ込み力を付与す
るための角柱部と、前記角柱部に接続するとともに前記
横圧受け部材を固定するナットを螺合させるための第2
ねじ部を有するスタッドボルトである。
【0009】また、上記のレール締結装置において、好
ましくは、前記横圧受け部材に対向する前記タイプレー
トの縁辺は、前記レールの長手方向に対して斜め方向と
なる第1斜辺となっており、前記タイプレートに対向す
る前記横圧受け部材の縁辺は、前記第1斜辺と平行で前
記第1斜辺上を摺動可能な第2斜辺となっており、前記
横圧受け部材は、前記レールの長手方向に延びるととも
に前記スタッドボルトの角柱部と第2ねじ部が挿通可能
な第3長孔を有する。
【0010】また、上記のレール締結装置において、好
ましくは、前記第1斜辺と前記第2斜辺の付近は、互い
に嵌合する第1嵌合部及び第2嵌合部を有し、前記第1
嵌合部と第2嵌合部の嵌合より、前記横圧受け部材は前
記まくらぎの長手方向の2方向のいずれの方向への移動
も阻止しつつ、前記第1斜辺の方向には摺動可能に構成
される。
【0011】また、上記のレール締結装置において、好
ましくは、前記横圧受け部材の下部には、前記スタッド
ボルトの鍔状部を収容可能な鍔収容凹部が形成される。
【0012】また、本発明に係るレール締結方法は、ま
くらぎの長手方向に平行に延びる複数の第1長孔が開設
されるとともにレールを下方から支持するタイプレート
を用い、弾性材料からなり略平板状に形成され前記第1
長孔に対応する位置に同様の形状の第2長孔が開設され
る下敷きパッドを前記タイプレートと前記まくらぎの間
に配置し、タイプレート取付け手段を前記第1長孔及び
第2長孔に挿通し、前記タイプレートの前記まくらぎの
長手方向における位置を適宜調整して、前記タイプレー
トを前記まくらぎに固定し、前記レールをレール弾性取
付手段により前記タイプレートに弾性的に取り付け、ま
くらぎ固定部材を前記タイプレートの側方位置に固定
し、前記タイプレートの位置に応じて前記まくらぎの長
手方向における位置を適宜調整可能な横圧受け部材によ
り、前記レールから前記タイプレートを経て伝達される
横圧を前記まくらぎ固定部材に伝達して支持させること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】(1)第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態であるレール締結装置の
構成を示す平面図である。また、図2は、図1に示すレ
ール締結装置の構成を示す横断面図である。
【0015】図1及び2に示すように、第1実施形態の
レール締結装置101は、タイプレート1と、下敷きパ
ッド2と、ねじくぎ3と、レール弾性取付部4と、スタ
ッドボルト5と、横圧受け部材6と、軌道パッド7を備
えて構成されている。図2において、レールRの左側
は、図1におけるA−A方向から見た状態を示してい
る。
【0016】図3は、図1、2に示すレール締結装置に
おけるタイプレートのさらに詳細な構成を示す図であ
る。図3に示すように、タイプレート1は、鋼等からな
る略板状部材である。タイプレート1の上面には、2つ
の直立した壁状の直壁部1aが、レールRの長手方向に
平行に設けられており、これらの2つの直壁部1aの内
部であるレール収容部1bにレールRの底部が収容され
るようになっている。
【0017】また、図3(A)に示すように、タイプレ
ート1の4つの隅角部には、第1長孔1cが開設されて
いる。第1長孔1cは、橋まくらぎTの長手方向に平行
に延びる貫通孔であり、孔の断面が長円状になってい
る。また、レールRの長手方向に対して左右両側となる
タイプレート1の2つの縁辺のうち、一方は、レールR
の長手方向に対して斜め方向となる第1斜辺1dとなっ
ている。この第1斜辺1dは、図1に示すように、横圧
受け部材6に対向して接触するように配置されている。
また、図3(B)は、図3(A)における直壁部1aの
B−B断面を示した図である。図3(B)に示すよう
に、直壁部1aには、略台形状の切欠であるボルト用切
欠1eが形成されている。
【0018】軌道パッド7は、平板状部材であり、その
平面形状は、レール収容部1bの平面形状よりも小さな
形状となっている。軌道パッド7の材質としては、天然
ゴム、合成ゴムを主成分とする加硫ゴム、発泡ウレタン
等の弾性材料が用いられる。
【0019】また、下敷きパッド2は、平板状部材であ
り、その平面形状は、図4に示すように、タイプレート
1の平面形状とほぼ同一であり、4つの第2長孔2a
と、下敷きパッド斜辺2dを有している。第2長孔2a
の断面は第1長孔1cの断面と同様である。また、下敷
きパッド斜辺2dの傾斜角度は、第1斜辺1dの傾斜角
度と同様である。また、下敷きパッド2の材質は、軌道
パッドのゴム系材料と同様の弾性材料となっている。
【0020】上記のような構成により、図2に示すよう
に、橋まくらぎTの上に下敷きパッド2を敷設し、その
上にタイプレート1を載置し、レール収容部1b内に軌
道パッド7を敷設し、その上にレールRを載置すること
により、レールRは下方から支持される。
【0021】タイプレート1は、4本のねじくぎ3と、
4個のコイルばね8により、橋まくらぎTに取り付けら
れる。ねじくぎ3は、図5(A)に示すように、頭部に
角柱部3aを有し、角柱部3aに接続する軸部3bを有
し、軸部の下部に雄ねじ部3cを有する部材である。ね
じくぎ3は、角柱部3aを工具等で把持しつつ、ねじく
ぎ3の中心軸まわりに回転させることにより、橋まくら
ぎTに削孔して設けられた孔H1内にねじ込むことがで
きる。なお、孔H1の内径は、ねじくぎ3の外径よりも
小さな値に設定される。また、ねじくぎ3の軸部3bの
外径は、第1長孔1cと第2長孔2aの内径よりも小さ
な値となっている。
【0022】ねじくぎ3をねじ込む前に、タイプレート
1の下部に下敷きパッド2を敷く。次に、ねじくぎ3に
コイルばね8を挿通した状態で、タイプレート1の第1
長孔1cにねじくぎ3を挿通し、次いで下敷きパッド2
の第2長孔2aにねじくぎ3を挿通するようにして、橋
まくらぎTにねじ込む。これにより、図1、2に示すよ
うな状態で、タイプレート1を橋まくらぎTに固定する
ことができる。ここに、ねじくぎ3とコイルばね8は、
特許請求の範囲におけるタイプレート取付手段を構成し
ている。
【0023】タイプレート1の第1長孔1cと、下敷き
パッド2の第2長孔2aは、橋まくらぎTの長手方向に
延びる長円形となっているため、橋まくらぎT上のタイ
プレート1の橋まくらぎTの長手方向(図1における左
へ向かう方向、又は図1における右へ向かう方向)の位
置は、適宜調整可能である。
【0024】レール弾性取付部4は、図5(B)に示す
ように、締結用ボルト41と、締結用ナット42と、平
座金43と、板ばね44を有している。締結用ボルト4
1は、図5(C)に示すように、頭部41aが略台形状
となっており、この頭部41aが、タイプレート1の直
壁部1aのボルト用切欠1e(図3(B)を参照)に嵌
合するようになっている。
【0025】このようにして、締結用ボルト41をタイ
プレート1の直壁部1aに嵌合させた後、板ばね44の
挿通用開口44aに締結用ボルト41の雄ねじ部41b
を挿通させ、平座金43とナット42を締結用ボルト4
1の雄ねじ部41bにねじ込むと、板ばね44の抑え端
部44bが、レールRの底部上面を押さえ付けるため、
レールRをタイプレート1に弾性的に取り付けることが
できる。このレール弾性取付部4は、特許請求の範囲に
おけるレール弾性取付手段を構成している。
【0026】次に、横圧受け部材6について説明する。
横圧受け部材6は、図6に示すように、鋼等からなる板
状部材であり、3つの第3長孔6a1及び6a2及び6
a3と、2つの第2斜辺6b1及び6b2を有してい
る。
【0027】横圧受け部材6の第3長孔6a1、6a
2、6a3は、それぞれレールRの長手方向に延びる長
円形となっている。また、第2斜辺6b1は、レールR
の長手方向に対して左右両側となる横圧受け部材6の2
つの縁辺のうちの一方であり、レールRの長手方向に対
する傾斜角度は、タイプレート1の第1斜辺1dの傾斜
角度と同じ角度となっている。また、第2斜辺6b2
は、レールRの長手方向に対して左右両側となる横圧受
け部材6の2つの縁辺のうちの他方であり、レールRの
長手方向に対する傾斜角度は、タイプレート1の第1斜
辺1dの傾斜角度と同じ角度となっている。
【0028】上記した横圧受け部材6は、スタッドボル
ト5によって橋まくらぎTに固定される。スタッドボル
ト5は、図7に示すように、雄ねじを有する第1ねじ部
5aと、第1ねじ部5aに接続する鍔状部5bと、鍔状
部5bに接続する角柱部5cと、角柱部5cに接続し雄
ねじを有する第2ねじ部5dを有する部材である。スタ
ッドボルト5は、角柱部5cを工具等で把持しつつ、ス
タッドボルト5の中心軸まわりに回転させることによ
り、橋まくらぎTに削孔して設けられた孔H2内にねじ
込むことができる(図2参照)。なお、孔H2の内径
は、スタッドボルト5の外径よりも小さな値に設定され
る。
【0029】この際、橋まくらぎTの孔H2の上部に
は、スタッドボルト5の鍔状部5bの外径よりも大きな
内径寸法を有する円盤状の凹部Vが切削により形成され
ており、スタッドボルト5の鍔状部5bが凹部Vに嵌合
するようになっている。この場合、鍔状部5bは、橋ま
くらぎTの上面を押圧して係止される。このようにし
て、3本のスタッドボルト5が橋まくらぎTにねじ込ま
れて固定される。
【0030】横圧受け部材6の第3長孔6a1〜6a3
の幅は、スタッドボルト5の角柱部5cと第2ねじ部5
dの外径よりも大きな値となっている。これにより、タ
イプレート1の第1斜辺1dを横圧受け部材6の第2斜
辺6b1と接触させた状態で、横圧受け部材6の第3長
孔6a1、6a2、6a3に、それぞれ橋まくらぎT上
のスタッドボルト5の角柱部5cと第2ねじ部5dを挿
通させることができる。その後、平座金62を挿通さ
せ、ナット61を第2ねじ部5dにねじ込んで螺合させ
る。これにより、図1、2に示すように、横圧受け部材
6を橋まくらぎTに固定することができる。
【0031】この状態では、レールRからタイプレート
1を経て伝達されてくる横圧、例えば列車の左右揺動に
よりレールRに作用する荷重などは、タイプレート1の
第1斜辺1dから横圧受け部材6の第2斜辺6b1に伝
えられ、横圧受け部材6からスタッドボルト5に伝達さ
れ、最終的には、橋まくらぎTによって支持される。
【0032】また、横圧受け部材6は、ナット61を上
記とは逆に回転させて緩めれば、第3長孔6a1、6a
2、6a3に沿って、レール長手方向(図1における上
方へ向かう方向、又は図1における下方へ向かう方向)
のいずれへも移動可能となっている。第1斜辺1dと第
2斜辺6b1は、レール長手方向に対して傾斜してお
り、互いに摺動可能な構成となっている。
【0033】したがって、横圧受け部材6のレール長手
方向移動に伴い、横圧受け部材6の第2斜辺6b1の位
置(例えば図1における点P)は、橋まくらぎTの長手
方向(図1における左へ向かう方向、又は図1における
右へ向かう方向)のいずれかに移動する。したがって、
タイプレート1の位置が、橋まくらぎTの長手方向(図
1における左へ向かう方向、又は図1における右へ向か
う方向)に移動したとしても、横圧受け部材6を、その
移動した量だけ逆方向に移動させることにより、適宜追
随して対応し、第1斜辺1dと第2斜辺6b1との接触
状態を維持することが可能となっている。ここに、スタ
ッドボルト5は、特許請求の範囲におけるまくらぎ固定
手段に相当している。
【0034】上記のような構成により、第1実施形態の
レール締結装置101は、以下のような利点を有してい
る。
【0035】a)橋まくらぎの長手方向におけるタイプ
レートの位置を変更する必要が生じた場合であっても、
ねじくぎを再打設する必要はなく、タイプレートを固定
するねじくぎを緩め、横圧受け部材を固定するスタッド
ボルトのナットを緩めた後に、横圧受け部材を移動させ
ることにより対処することができるため、作業が非常に
簡易である。
【0036】b)従来のように橋まくらぎに余計な孔が
増大することがなく、橋まくらぎの強度の低下を招くお
それは解消される。
【0037】なお、図6に示す横圧受け部材6において
は、横圧受け部材6の図6における上下を逆にしてスタ
ッドボルト5に固定することが可能となる。この場合、
距離d1と距離d6の値が異なるように(又は距離d2
と距離d5の値が異なるように設定しておけば、横圧受
け部材6を正の向きに取り付けた場合と、逆の向きに取
り付けた場合とでは、橋まくらぎTの長手方向(図1に
おける左へ向かう方向、又は図1における右へ向かう方
向)への横圧受け部材6の移動可能量が異なる。したが
って、横圧受け部材6の移動調整の範囲を拡大すること
ができる。
【0038】(2)第2実施形態 本発明は、他の構成によっても実現可能である。図8
は、本発明の第2実施形態であるレール締結装置の構成
を示す平面図である。また、図9は、図8に示すレール
締結装置の構成を示す横断面図である。
【0039】この第2実施形態のレール締結装置102
が、第1実施形態のレール締結装置101と異なる点
は、異なる構成のタイプレート1Aと、異なる構成の横
圧受け部材16を用いる点であり、他の要素の構成及び
作用については、第1実施形態の場合と同様である。図
9において、レールRの左側は、図8におけるC−C方
向から見た状態を示している。
【0040】第2実施形態のタイプレート1Aは、上記
したタイプレート1の第1斜辺1dの付近(内側)に、
嵌合溝1fが形成されている点が異なり、他の要素の構
成及び作用については、タイプレート1とまったく同様
である。これにより、嵌合溝1fと第1斜辺1dとの間
が嵌合凸部1gを構成することになる。
【0041】また、第2実施形態の横圧受け部材16
は、図10に示すように、第1実施形態の横圧受け部材
6の場合と同様な第3長孔16a1、16a2、16a
3を有している。また、最も外側の縁(図10の左縁)
の付近に、嵌合凸部16c1が形成されている。これに
より、嵌合凸部16c1と第2斜辺16b1との間が嵌
合溝16d1を構成することになる。同様に、反対側の
最も外側の縁(図10の右縁)の付近に、嵌合凸部16
c2が形成されている。これにより、嵌合凸部16c2
と第2斜辺16b2との間が嵌合溝16d2を構成する
ことになる。
【0042】また、第3長孔16a1の下部には、鍔収
容凹部16e1が接続している。同様に、第3長孔16
a2の下部には、鍔収容凹部16e2が接続しており、
第3長孔16a3の下部には、鍔収容凹部16e3が接
続している。鍔収容凹部1e1〜16e3の内径寸法
は、6スタッドボルト5の鍔状部5bの外径よりも大き
な値に設定されており、スタッドボルト5の鍔状部5b
は、鍔収容凹部16e1〜16e3に嵌合するようにな
っている。
【0043】このような構成により、タイプレート1A
の第1斜辺1dの付近の嵌合溝1fと嵌合凸部1gは、
特許請求の範囲における第1嵌合部を構成し、横圧受け
部材16の第2斜辺16b1の付近の嵌合凸部16c1
と嵌合溝16d1は、特許請求の範囲における第2嵌合
部を構成する。これにより、第1嵌合部と第2嵌合部は
互いに嵌合可能となり、第1嵌合部と第2嵌合部の嵌合
より、横圧受け部材16は橋まくらぎTの長手方向の2
方向(図8、9における左へ向かう方向、又は図8、9
における右へ向かう方向)のうちのいずれの方向への移
動も阻止される。また、横圧受け部材16は、第1斜辺
1dの方向には摺動可能となっている。
【0044】したがって、第2実施形態のレール締結装
置102は、第1実施形態の場合の利点と同様の利点に
加え、さらに以下のような利点を有している。
【0045】c)図9において、横圧受け部材16から
離れるように作用する横圧F2の場合であっても、タイ
プレート1Aの嵌合溝1fと横圧受け部材16の嵌合凸
部16c1との嵌合、及びタイプレート1Aの嵌合凸部
1gと横圧受け部材16の嵌合溝16d1との嵌合によ
り、この横圧F2をスタッドボルト5を経て橋まくらぎ
Tに伝達し支持させることができる。もちろん、横圧F
1についても、第1実施形態の場合と同様にして、スタ
ッドボルト5から橋まくらぎTに伝達し支持させること
ができる。
【0046】d)横圧受け部材16の下部に鍔収容凹部
16e1〜16e3を設け、スタッドボルト5の鍔状部
5bを収容可能としたので、第1実施形態のように、橋
まくらぎTの上部に凹部Vを切削等により形成する必要
がなく、作業がさらに容易となる。
【0047】なお、第2実施形態においては、横圧受け
部材16の下部に鍔収容凹部16e1〜16e3を設け
ず、第1実施形態のように、橋まくらぎTの上部に凹部
Vを形成するようにしてもよい。
【0048】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0049】例えば、上記各実施形態においては、タイ
プレート取付手段としてねじくぎ3を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれには限定されず、他のタイプレート
取付手段、例えば、犬くぎ、ばねくぎ等であってもよ
い。ここに、犬くぎとは、鋼等からなり、釘状の部材
で、頭部が拡大されており、木まくらぎ等に打ち込むこ
とによりレールの底部をまくらぎに固定するための部材
である。また、ばねくぎとは、鋼等からなり、釘状の部
材で、頭部に板ばね状の部分が形成されており、木まく
らぎ等に打ち込むことによりレールの底部をまくらぎに
弾性的に固定するための部材である。
【0050】本発明は、上記実施形態以外の構成によっ
ても実現可能である。例えば、図11に示すように、タ
イプレート71と、横圧受け部材76と、くさび部材7
9と、スタッドボルト75a及び75b及び75cを有
する第3実施形態のレール締結装置103のように構成
してもよい。この場合には、タイプレート71の右縁7
1aとくさび部材79の左縁(タイプレート接触辺)7
9eは、斜辺ではなく、レール長手方向と平行となって
いる。また、横圧受け部材76は、2つの平行な斜辺7
6dと76eを有しており、くさび部材79にはこれら
と摺動可能な斜辺79cと79dが設けられている。ま
た、横圧受け部材76は、ボルト挿通孔76a、76
b、76cとスタッドボルト75a、75b、75cに
より、橋まくらぎTに固定される。また、くさび部材7
9には、レール長手方向(図11の上下方向)に延びる
長円状の長孔79aと79bが設けられており、スタッ
ドボルト75aと75bの角柱部と第2ねじ部が挿通可
能となっている。このような構成により、くさび部材7
9をレール長手方向のいずれかに動かすと、くさび部材
79の斜辺79cと79dは、横圧受け部材76の斜辺
76dと76e上を摺動し、くさび部材79の左縁であ
るタイプレート接触辺79eが橋まくらぎ長手方向のい
ずれかに移動する。これにより、上記した各実施形態と
同様の作用を発揮させることができる。
【0051】本発明は、さらに他の構成によっても実現
可能である。例えば、図12に示すように、タイプレー
ト71と、横圧受け部材86と、スタッドボルト85a
及び85bを有する第4実施形態のレール締結装置10
4のように構成してもよい。この場合は、タイプレート
71の右縁71aと横圧受け部材86の左縁(タイプレ
ート接触辺)86cは、斜辺ではなく、レール長手方向
と平行となっている。また、横圧受け部材86には、ま
くらぎ長手方向(図12の左右方向)に延びる長円状の
長孔86aと86bが設けられており、スタッドボルト
85aと85bの角柱部と第2ねじ部が挿通可能となっ
ている。このような構成により、横圧受け部材86をま
くらぎ長手方向のいずれかに動かすと、横圧受け部材8
6の左縁であるタイプレート接触辺86cがまくらぎ長
手方向のいずれかに移動する。これにより、上記した各
実施形態と同様の作用を発揮させることができる。
【0052】上記の第3実施形態、及び第4実施形態よ
り、横圧受け部材は、タイプレートの位置に応じてまく
らぎの長手方向における位置を適宜調整可能であるとと
もに、レールから前記タイプレートを経て伝達される横
圧をまくらぎ固定部材(スタッドボルト等)に伝達して
支持させる構造を有する部材であれば、どのようなもの
であってもよいことがわかる。
【0053】また、上記各実施形態においては、本発明
のレール締結装置が適用される区間として橋まくらぎ区
間を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定され
ず、他の区間、例えば、まくらぎが合成まくらぎ又は木
まくらぎで、ねじくぎ等を用いる区間、例えば、分岐器
区間、エキスパンション・ジョイント区間等であっても
よい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイプレートの位置に応じてまくらぎの長手方向におけ
る位置を適宜調整可能であり、レールからタイプレート
を経て伝達される横圧をまくらぎ固定部材に伝達して支
持させる横圧受け部材を設けたので、まくらぎの長手方
向におけるタイプレートの位置を変更する必要が生じた
場合であっても、ねじくぎを再打設する必要はなく、タ
イプレートを固定するねじくぎを緩め、横圧受け部材を
固定するスタッドボルトのナットを緩め、横圧受け部材
をまくらぎ長手方向に移動させることにより対処するこ
とができるため、作業が非常に簡易であり、従来のよう
に橋まくらぎに余計な孔が増大することがなく、まくら
ぎの強度の低下を招くおそれはない、といった利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレール締結装置の
構成を示す平面図である。
【図2】図1に示すレール締結装置の構成を示す横断面
図である。
【図3】図1、2に示すレール締結装置におけるタイプ
レートのさらに詳細な構成を示す図である。
【図4】図1、2に示すレール締結装置における下敷き
パッドのさらに詳細な構成を示す図である。
【図5】図1、2に示すレール締結装置におけるねじく
ぎ及びレール弾性取付部のさらに詳細な構成を示す図で
ある。
【図6】図1、2に示すレール締結装置における横圧受
け部材のさらに詳細な構成を示す図である。
【図7】図1、2に示すレール締結装置におけるスタッ
ドボルトのさらに詳細な構成を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態であるレール締結装置の
構成を示す平面図である。
【図9】図8に示すレール締結装置の構成を示す横断面
図である。
【図10】図8、9に示すレール締結装置における横圧
受け部材のさらに詳細な構成を示す図である。
【図11】本発明の第3実施形態であるレール締結装置
の構成を示す図である。
【図12】本発明の第4実施形態であるレール締結装置
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、1A タイプレート 1a 直壁部 1b レール収容部 1c 第1長孔 1d 第1斜辺 1e ボルト用切欠 1f 嵌合溝 1g 嵌合凸部 2 下敷きパッド 2a 第2長孔 2d 下敷きパッド斜辺 3 ねじくぎ 3a 角柱部 3b 軸部 3c 雄ねじ部 4 レール弾性取付部 5 スタッドボルト 5a 第1ねじ部 5b 鍔状部 5c 角柱部 5d 第2ねじ部 6 横圧受け部材 6a1〜6a3 第3長孔 6b1、6b2 第2斜辺 7 軌道パッド 8 コイルばね 16 横圧受け部材 16a1〜16a3 第3長孔 16b 第2斜辺 16c1、16c2 嵌合凸部 16d1、16d2 嵌合溝 16e1〜16e3 鍔収容凹部 41 締結用ボルト 41a 頭部 41b 雄ねじ部 42 締結用ナット 43 平座金 44 板ばね 44a 挿通用開口 44b 抑え端部 61 ナット 62 平座金 71 タイプレート 75a〜75c スタッドボルト 76 横圧受け部材 76a、76b ボルト挿通孔 76c ボルト挿通孔 76d、76e 斜辺 79 くさび部材 79a、79b 長孔 79c、79d 斜辺 79e タイプレート接触辺 85a、85b スタッドボルト 86 横圧受け部材 86a、86b 長孔 86c タイプレート接触辺 101〜104 レール締結装置 F1、F2 横圧 H1、H2 孔 R レール T 橋まくらぎ V 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 亮勲 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 まくらぎの長手方向に平行に延びる複数
    の第1長孔が開設されるとともにレールを下方から支持
    するタイプレートと、 弾性材料からなり略平板状に形成され、前記第1長孔に
    対応する位置に同様の形状の第2長孔が開設されるとと
    もに、前記タイプレートと前記まくらぎの間に配置され
    る下敷きパッドと、 前記第1長孔及び第2長孔に挿通されるとともに、前記
    まくらぎに固定可能で、前記タイプレートを前記まくら
    ぎの長手方向における位置を適宜調整して前記まくらぎ
    に取り付け可能なタイプレート取付手段と、 前記レールを前記タイプレートに弾性的に取り付けるレ
    ール弾性取付手段と、 前記タイプレートの側方に配置されるとともに、前記ま
    くらぎに固定されるまくらぎ固定部材と、 前記タイプレートの位置に応じて前記まくらぎの長手方
    向における位置を適宜調整可能であるとともに、前記レ
    ールから前記タイプレートを経て伝達される横圧を前記
    まくらぎ固定部材に伝達して支持させる横圧受け部材を
    備えることを特徴とするレール締結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレール締結装置におい
    て、 前記タイプレート取付手段は、犬くぎ、又はねじくぎと
    コイルばね、若しくはばねくぎであることを特徴とする
    レール締結装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のレール締結装置におい
    て、 前記まくらぎ固定部材は、前記まくらぎにねじ込んで固
    定するための第1ねじ部と、前記まくらぎの上面を押圧
    して係止される鍔状部と、前記第1ねじ部に接続すると
    ともに前記まくらぎへのねじ込み力を付与するための角
    柱部と、前記角柱部に接続するとともに前記横圧受け部
    材を固定するナットを螺合させるための第2ねじ部を有
    するスタッドボルトであることを特徴とするレール締結
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のレール締結装置におい
    て、 前記横圧受け部材に対向する前記タイプレートの縁辺
    は、前記レールの長手方向に対して斜め方向となる第1
    斜辺となっており、 前記タイプレートに対向する前記横圧受け部材の縁辺
    は、前記第1斜辺と平行で前記第1斜辺上を摺動可能な
    第2斜辺となっており、 前記横圧受け部材は、前記レールの長手方向に延びると
    ともに前記スタッドボルトの角柱部と第2ねじ部が挿通
    可能な第3長孔を有することを特徴とするレール締結装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のレール締結装置におい
    て、 前記第1斜辺と前記第2斜辺の付近は、互いに嵌合する
    第1嵌合部及び第2嵌合部を有し、前記第1嵌合部と第
    2嵌合部の嵌合より、前記横圧受け部材は前記まくらぎ
    の長手方向の2方向のいずれの方向への移動も阻止しつ
    つ、前記第1斜辺の方向には摺動可能に構成されること
    を特徴とするレール締結装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のレール締結装置におい
    て、 前記横圧受け部材の下部には、前記スタッドボルトの鍔
    状部を収容可能な鍔収容凹部が形成されることを特徴と
    するレール締結装置。
  7. 【請求項7】 まくらぎの長手方向に平行に延びる複数
    の第1長孔が開設されるとともにレールを下方から支持
    するタイプレートを用い、 弾性材料からなり略平板状に形成され前記第1長孔に対
    応する位置に同様の形状の第2長孔が開設される下敷き
    パッドを前記タイプレートと前記まくらぎの間に配置
    し、 タイプレート取付け手段を前記第1長孔及び第2長孔に
    挿通し、前記タイプレートの前記まくらぎの長手方向に
    おける位置を適宜調整して、前記タイプレートを前記ま
    くらぎに固定し、 前記レールをレール弾性取付手段により前記タイプレー
    トに弾性的に取り付け、 まくらぎ固定部材を前記タイプレートの側方位置に固定
    し、 前記タイプレートの位置に応じて前記まくらぎの長手方
    向における位置を適宜調整可能な横圧受け部材により、
    前記レールから前記タイプレートを経て伝達される横圧
    を前記まくらぎ固定部材に伝達して支持させることを特
    徴とするレール締結方法。
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