JP2003073740A - 高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法Info
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Abstract
プレス成形や冷間鍛造による割れが発生しにくい、極め
て軟質で加工性に優れた高焼入れ性高炭素冷延鋼板を提
供する。 【解決手段】 Cを0.2〜0.7質量%含有する鋼に熱間圧
延を行い、体積率20%を超えるベイナイト相を有する組
織に制御した後、冷間圧延および焼鈍を行い、球状化組
織とする高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法。さら
に、熱間圧延を仕上温度 (Ar3変態点-20℃)以上で行っ
た後、冷却速度120℃/秒を超えかつ冷却終了温度620℃
以下で冷却を行い、次いで巻取温度600℃以下で巻取
り、酸洗後、冷圧率30%以上で冷間圧延を行い、焼鈍温
度640℃以上Ac1変態点以下で焼鈍、または、体積率70%
を超えるベイナイト相を有する組織に制御し、あるいは
さらに、冷却終了温度550℃以下、巻取温度500℃以下と
する。
Description
%含有する加工性に優れた高焼入れ性高炭素冷延鋼板の
製造方法に関する。
ョン)等に使用される高炭素鋼板は、打抜き、成形後、
焼入れ焼戻し等の熱処理が施される。近年、工具や部品
のメーカ、即ち高炭素鋼板のユーザでは、低コスト化の
ため、以前の鋳造材の切削加工や熱間鍛造による部品加
工から、鋼板のプレス成形(冷間鍛造も含む)により加
工工程の簡略化が検討されている。それに伴い、素材と
しての高炭素鋼板には、高い焼入れ性とともに複雑な形
状を少ない工程でも加工できる優れた加工性、特に軟質
であることが強く要望されている。
は、いくつかの技術が検討されている。例えば、特開平
9-157758号公報には、熱間圧延後、所定の加熱速度でフ
ェライト-オーステナイトの二相域に加熱し、所定の冷
却速度で焼鈍処理する高炭素鋼帯の製造方法が提案され
ている。この技術では、高炭素鋼帯をAc1点以上のフェ
ライト-オーステナイトの二相域で焼鈍し、フェライト
マトリクス中に粗大な球状化セメンタイトが均一に分布
した組織としている。
0.03〜0.30%、Mn:0.20〜1.50%、Sol.Al:0.01〜0.10%、
N:0.0020〜0.0100%で、かつSol.Al/N:5〜10である高炭
素鋼を、熱間圧延、酸洗、脱スケールしたのち、95容量
%以上の水素と残部窒素からなる雰囲気炉で、680℃以上
の温度範囲で加熱速度Tv(℃/Hr):500×(0.01-N(%)asAl
N)〜2000×(0.1-N(%)asAlN)、均熱温度TA(℃):Ac1点〜2
22×C(%)2-411×C(%)+912で、均熱時間:1〜20時間で焼
鈍し、冷却速度:100℃/Hr以下の冷却速度で室温まで冷
却するというものである。
6051号公報には、鋼中の炭素を黒鉛化することにより軟
質・高延性化を図る方法も提案されている。
には次のような問題がある。
素鋼帯をAc1点以上のフェライト-オーステナイトの二相
域で焼鈍し、粗大な球状化セメンタイトとしているが、
このような粗大セメンタイトは、溶解速度が遅いため焼
入れ性を劣化させることは明らかである。また、焼鈍後
の硬度についても、S35C材でHv 132〜141(HRB 72〜7
5)であり、必ずしも軟質とは言えない。
6051号公報記載の技術では、鋼中の炭素は黒鉛化してお
り、黒鉛の溶解速度が遅いため焼入れ性に劣るという問
題がある。
点からの加工レベルに対する要求が厳しくなっている。
そのため、高炭素鋼板のプレス加工についても、加工度
の増加等により、割れが発生しやすくなっている。従っ
て、高炭素鋼板にも極めて軟質で高い加工性が要求され
ている。
-オーステナイト領域のような高温焼鈍を必要とせず、
また通常のみがき鋼帯のような複数の冷間圧延と焼鈍を
繰返す多段階焼鈍とすることなく製造でき、プレス成形
や冷間鍛造による割れが発生しにくい、極めて軟質で加
工性に優れた高焼入れ性高炭素冷延鋼板を提供すること
を目的とする。
より解決される。その発明は、Cを0.2〜0.7質量%含有
する鋼に熱間圧延を行い、体積率20%を超えるベイナイ
ト相を有する組織に制御した後、冷間圧延および焼鈍を
行い、球状化組織とすることを特徴とする高焼入れ性高
炭素冷延鋼板の製造方法である。
温度 (Ar3変態点-20℃)以上で行った後、冷却速度120℃
/秒を超えかつ冷却終了温度620℃以下で冷却を行い、次
いで巻取温度600℃以下で巻取り、酸洗後、冷圧率30%
以上で冷間圧延を行い、その後、焼鈍温度640℃以上Ac1
変態点以下で焼鈍することを特徴とする高焼入れ性高炭
素冷延鋼板の製造方法とすることもできる。
を超えるベイナイト相を有する組織に制御し、あるいは
さらに、冷却終了温度550℃以下、巻取温度500℃以下と
することを特徴とする高焼入れ性高炭素熱延鋼板の製造
方法とすることもできる。
すミクロ組織および製造条件の影響について鋭意研究を
進める中でなされた。その過程で、冷延鋼板の球状化焼
鈍後の硬度に影響を及ぼす因子としては、焼鈍条件のみ
ならず、冷間圧延前の熱延鋼板の組織も大きな影響を及
ぼしていることを見出した。その結果、高い焼入性と加
工性を両立させるため、従来技術では困難であった、球
状化焼鈍後に球状化セメンタイトが均一微細であり、か
つ、粗大なフェライト粒を得ることに成功した。それに
は、熱延鋼板の組織にベイナイトを含有させることが有
効である。以下、本発明の詳細について説明する。
元素である。C含有量が0.2%未満では、焼入後、機械
構造用部品として十分な強度が得られない。C含有量が
0.7%を超える場合、熱延後の鋼板の硬度が高く脆いた
め取扱いに不便であり、冷間圧延も困難である。さら
に、冷間圧延および焼鈍後でも十分な加工性が得られ
ず、焼入後の強度も飽和する。従って、C含有量を0.2
〜0.7%の範囲内とする。
20%超 球状化焼鈍前の熱延鋼板の組織については、むしろベイ
ナイト相を有する組織の方がパーライト単相の組織より
も、球状化焼鈍後に好ましい組織が得られる。ベイナイ
ト相の体積率が20%を超えると、球状化焼鈍時に炭化物
が微細に球状化されるとともに、フェライト粒が粗大化
する。従って、ベイナイト相の体積率を20%を超える値
に制御する。
することで、炭化物の分散状態が一層均一微細化し、均
一な粗大フェライト粒が得られ、極めて優れた加工性お
よび焼入性が得られる。
でフェライト変態が進行するため、フェライト+パーラ
イト+ベイナイトの混合組織となり、体積率20%を超え
るベイナイト相が得られなくなる。そのため、球状化焼
鈍後も炭化物が均一分散せず、焼入性が低下し、フェラ
イト粒も粗大化しにくくなり、十分に軟質化しない。従
って、仕上温度を(Ar3変態点-20℃)以上とする。
ため、圧延後の急冷(冷却)が必要である。冷却方法が
徐冷であると、オーステナイトの過冷度が小さく初析フ
ェライトが生成する。冷却速度が120℃/秒以下の場合、
初析フェライトの生成が顕著となり、体積率20%を超え
るベイナイト相が得られなくなる。従って、圧延後の冷
却速度を120℃/秒を超える速度とする。
場合、巻取りまでの冷却中(徐冷中)あるいは巻取り後
にフェライトが生成するばかりか、パーライトのラメラ
間隔が粗大化し、ベイナイト相の体積率が20%以下に低
下する。そのため、冷間圧延および球状化焼鈍後に、均
一分散した微細炭化物が得られなくなり焼入性が低下す
る。従って、圧延後の急冷(冷却)の冷却終了温度を62
0℃以下とする。
とで、ベイナイト相の体積率が70%以上となり、球状化
焼鈍の際、フェライト粒が均一に成長して極軟質化する
ため優れた加工性が得られる。
初析フェライトが生成するとともにパーライトのラメラ
間隔が大きくなり、体積率20%を超えるベイナイト相が
得られなくなる。そのため、冷間圧延および焼鈍後の炭
化物が粗大化して焼入性が劣化するばかりか、十分な軟
質化が得られず加工性が低下する。従って、巻取温度を
600℃以下とする。
により、ベイナイト相の体積率が70%以上となるととも
に、炭化物の分散状態が一層均一微細化し、極めて優れ
た加工性および焼入性が得られる。なお、巻取温度の下
限は特に規定しないが、低温になるほど熱延鋼板の形状
が劣化するため、200℃以上とすることが好ましい。
に焼鈍(中間焼鈍)を行うこともできる。中間焼鈍の焼
鈍温度は、640℃未満では炭化物の均一微細化およびフ
ェライト粒の粗大化にあまり効果が無い。一方、焼鈍温
度がAc1変態点を超える場合、一部がオーステナイト化
して冷却中に再度パーライトを生成するため、冷間圧延
後の焼鈍を行っても加工性が劣化する。従って、中間焼
鈍を行う場合、焼鈍温度を640℃以上Ac1変態点以下とす
る。
を690℃以上とすることが好ましい。また、極軟質で優
れた加工性を安定して得るには箱焼鈍が好ましい。
残るとともに炭化物の球状化が不十分となり、加工性が
劣化する。従って、冷間圧延時の圧下率は30%以上とす
る。上限は特に規定しないが、圧延機への負荷を考慮し
て80%以下とすることが好ましい。
態点以下 冷間圧延後の焼鈍温度は、640℃未満であると、フェラ
イト粒の粗大化が不十分となり、軟質化せず加工性が低
下する。また冷間圧延前に中間焼鈍を行わない場合、炭
化物の球状化も不十分となり、十分な軟質化が得られな
い。一方、焼鈍温度がAc1変態点を超える場合、一部が
オーステナイト化して冷却中に再度パーライトを生成す
るため、やはり加工性が劣化する。従って、冷間圧延後
の焼鈍温度を640℃以上Ac1変態点以下とする。
を690℃以上とすることが好ましい。また、極軟質で優
れた加工性を安定して得るには箱焼鈍が好ましい。
を0.2〜0.7質量%とする他は、金属組織を前述の状態に
制御すればよい。なお、ギア部品等の焼入後の強度を十
分に確保するためには、C含有量を好ましくは0.3%以
上とする。その他の化学成分については、特に規定せ
ず、Mn,Si,P,S,Al,Nなどの元素が通常の範囲で含有され
ていても問題ない。但し、好ましくは次のようにすると
よい。
焼入性を阻害する傾向があるで、2%以下とするのが望
ましい。Mnについては、過剰の添加は延性の低下を引き
起こす傾向があるので、2%以下とするのが望ましい。
低下し、またクラックも生成しやすくなるのでともに0.
03%以下であることが望ましい。
Nが多量に析出し焼入性を低下させるので、0.08%以下
とするのが望ましい。Nについても、過剰に含有してい
る場合は延性の低下をもたらすため、0.01%以下である
ことが望ましい。
囲でB,Cr,Cu,Ni,Mo,Ti,Nb,W,V,Zr等の各種元素を添加し
てもよい。これらの元素は、本発明の効果には特に影響
を及ぼさない。また、製造過程でSn,Pb等の各種元素が
不純物として混入する場合があるが、このような不純物
も本発明の効果に特に影響を及ぼすものではない。
-分塊圧延、または、連続鋳造によりスラブとする。こ
のスラブに熱間圧延を行うが、その際、スラブ加熱温度
は、スケール発生による表面状態の劣化を避けるため、
1280℃以下とすることが望ましい。
バーヒータ等の加熱手段により圧延材の加熱を行っても
よい。仕上圧延後、前述の条件で急冷を行う。この際、
仕上圧延後、0.1秒を超え1.0秒未満の時間内で冷却を開
始すると、加工性をより一層向上できる。また、球状化
促進あるいは硬度低減のため、巻取後にコイルを徐冷カ
バー等の手段で保温してもよい。
続焼鈍のいずれでもよい。その後、必要に応じて調質圧
延を行う。この調質圧延については焼入れ性には影響を
及ぼさないことから、その条件に対して特に制限はな
い。
転炉あるいは電気炉のどちらでも使用可能である。ま
た、連続鋳造スラブをそのまま又は温度低下を抑制する
目的で保熱しつつ圧延する直送圧延を行ってもよい。あ
るいは、薄鋳片鋳造技術等の適用により、粗圧延を省略
して仕上圧延を行ってもよい。
は、加工性と焼入れ性に優れていることから、プレス成
形と焼入れを同時に行うプレステンパーやダイクエンチ
の素材としても適している。
ラブを1250℃に加熱し、表2に示す条件にて熱間圧延、
冷間圧延、および焼鈍を行い、板厚2.3mmの鋼板を製造
した。
発明範囲内の発明例である。発明例の内、特に鋼板No.
2,4,6,8は、冷却終了温度を550℃以下で巻取温度を500
℃以下と低目に設定し、焼鈍温度を690℃以上と高目に
設定した鋼板である。
範囲を外れた比較例である。比較例における本発明範囲
を外れている製造条件は、鋼板No.9では圧延終了温度
(仕上温度)、鋼板No.10,11,13では圧延後の冷却条
件、鋼板No.12では焼鈍温度、鋼板No.14では中間焼鈍条
件、鋼板No.15では冷圧率、鋼板No.16では巻取温度であ
る。
鋼板のベイナイト相の体積率の測定、焼鈍板の硬度測
定、および焼入れ性測定を行った。それぞれの試験・測
定の方法および条件について以下に示し、測定結果を表
3に示す。
にてベイナイト相の体積率の測定を行った。
500gで5点測定し、平均値をそのサンプルの硬度とし
た。
した試験片を、900℃で10秒保持後、20℃の油中に焼入
れし、鋼板面におけるロックウェルCスケール硬度(HR
C)を測定して、焼入れ性を評価した。
範囲内の鋼板No.1〜8は、ベイナイト相の体積率が20%
を超えている発明例である。それらの内、特に冷却終了
温度と巻取温度を低目に設定した鋼板No.2,4,6,8は、ベ
イナイト相の体積率が70%以上となっている。比較例の
鋼板No.9〜11,13,16はベイナイト相の体積率が20%以下
である。比較例の鋼板No.12,14,15は、ベイナイト相の
体積率については20%を超えている。
は、同じ鋼種の比較例9〜16に比べて、それぞれ21ポイ
ント以上低くなっており、軟質化していることが確認で
きる。特に、ベイナイト相の体積率が70%以上で焼鈍温
度が690℃以上の鋼板2,4,6,8は、焼鈍後の硬度が低く、
極めて軟質となっている。
の体積率は20%を超えているが、No.12は焼鈍温度が低
過ぎ、No.14は中間焼鈍温度が低過ぎ、No.15は冷圧率が
低過ぎのため、いずれも焼鈍後の硬度が高い。
8は硬度が高く、完全な焼入れ組織に対応する硬度であ
る。比較例9〜16は、同じ鋼種の発明例1〜8に比べて、
焼入れ後の硬度が低くなっており、焼入れが不十分とな
ったことを示している。
ず、熱延鋼板の組織を所定量のベイナイトを有する組織
に制御することにより、冷間圧延および焼鈍後に炭化物
の均一微細分散とフェライト粒の粗大化を達成する。そ
の結果、高い焼入れ性を有しつつ、極めて軟質で加工性
に優れた高炭素冷延鋼板の提供が可能となる。
より、ギアに代表される変速機部品等の複雑な形状の部
品を、低い荷重で容易に加工することができ、その結
果、製造工程を省略して低コストで部品等を製造するこ
とが可能となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 Cを0.2〜0.7質量%含有する鋼に熱間圧
延を行い、体積率20%を超えるベイナイト相を有する組
織に制御した後、冷間圧延および焼鈍を行い、球状化組
織とすることを特徴とする高焼入れ性高炭素冷延鋼板の
製造方法。 - 【請求項2】 熱間圧延を仕上温度 (Ar3変態点-20℃)
以上で行った後、冷却速度120℃/秒を超えかつ冷却終了
温度620℃以下で冷却を行い、次いで巻取温度600℃以下
で巻取り、酸洗後、冷圧率30%以上で冷間圧延を行い、
その後、焼鈍温度640℃以上Ac1変態点以下で焼鈍するこ
とを特徴とする請求項1記載の高焼入れ性高炭素冷延鋼
板の製造方法。 - 【請求項3】 Cを0.2〜0.7質量%含有する鋼に熱間圧
延を行い、体積率70%を超えるベイナイトを有する組織
に制御した後、冷間圧延および焼鈍を行い、球状化組織
とすることを特徴とする高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製
造方法。 - 【請求項4】 熱間圧延を仕上温度 (Ar3変態点-20℃)
以上で行った後、冷却速度120℃/秒を超えかつ冷却終了
温度550℃以下で冷却を行い、次いで巻取温度500℃以下
で巻取り、酸洗後、冷圧率30%以上で冷間圧延を行い、
その後、焼鈍温度640℃以上Ac1変態点以下で焼鈍するこ
とを特徴とする請求項3記載の高焼入れ性高炭素冷延鋼
板の製造方法。 - 【請求項5】 熱延鋼板を酸洗後、冷間圧延前に焼鈍す
ることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の高焼
入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262728A JP2003073740A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法 |
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JP2001262728A JP2003073740A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法 |
Publications (1)
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ID=19089577
Family Applications (1)
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JP2001262728A Pending JP2003073740A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 高焼入れ性高炭素冷延鋼板の製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003073740A (ja) |
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-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001262728A patent/JP2003073740A/ja active Pending
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