JP2003073107A - 水素精製装置および燃料電池発電システム - Google Patents

水素精製装置および燃料電池発電システム

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Kiyoshi Taguchi
清 田口
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
Hidenobu Wakita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水素精製装置は、シフト反応を目的と
する変成部の変成触媒体において、副生成物のメタンが
多く生成していたため、装置の改質効率の低下を招いて
いた。 【解決手段】 少なくとも水蒸気と一酸化炭素を含有す
る水素ガスを供給するガス供給部と、前記水素ガス中の
一酸化炭素を水蒸気とシフト反応させる変成触媒体を有
する変成部とを具備する水素精製装置において、前記変
成触媒体は少なくともFe酸化物と、Pt、Pd、R
h、Ruのうち少なくとも一つの貴金属で構成すること
を特徴とする水素精製装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素を燃料とする
固体高分子型燃料電池用などの水素供給装置、およびそ
れを利用した燃料電池発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギーを有効に利用する分散型発電
装置として、発電効率および総合効率の高い燃料電池コ
ージェネレーションシステムが注目されている。
【0003】燃料電池の多く、例えば実用化されている
リン酸型燃料電池や、開発が進められている固体高分子
型燃料電池は、水素を燃料として発電する。しかし、水
素はインフラとして整備されていないため、システムの
設置場所で生成させる必要がある。
【0004】水素生成方法の一つとして、水蒸気改質法
がある。天然ガス、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油等
の炭化水素系、メタノール等のアルコール系の原料を水
と混合して、改質触媒を設けた改質部で水蒸気改質反応
させ、水素を発生させる方法である。
【0005】この水蒸気改質反応では一酸化炭素が副成
分として生成するが、一酸化炭素は燃料電池電極触媒を
劣化させるため、特に固体高分子型燃料電池に対して
は、一酸化炭素を100ppm以下、好ましくは10p
pm以下に除去する必要がある。
【0006】通常、水素精製装置は、水素ガス中の一酸
化炭素を除去するため改質部の後に、一酸化炭素変成触
媒体を有する変成部を設け、水素ガス中の一酸化炭素と
水蒸気とをシフト反応させ、二酸化炭素と水素とに転換
し、一酸化炭素濃度を数千ppmから1%程度まで低減
させる。
【0007】ついで水素ガスを浄化触媒体を有する浄化
部へ通し、一酸化炭素濃度の1〜3倍程度の酸素量を含
む空気を送り込むことによって、浄化触媒体上で一酸化
炭素と酸素との選択酸化反応をさせる。その結果、水素
ガス中の一酸化炭素濃度を数ppmにまで低減すること
ができる。しかし、変成部出口の水素ガス中の一酸化炭
素濃度が高い場合には、浄化部において送り込む酸素量
も増加しなければならないため、一酸化炭素の酸化だけ
でなく水素の酸化量が増加し、装置全体の効率が低下し
てしまう。
【0008】したがって、一酸化炭素変成触媒体を有す
る変成部において、一酸化炭素を充分に低減させること
が装置の効率を上げるために重要となる。
【0009】従来から、一酸化炭素変成触媒には、低温
用変成触媒として、150℃〜300℃で使用可能な銅
−亜鉛系触媒、銅−クロム系触媒などが用いられ、高温
用変成触媒として、300℃以上で機能する鉄−クロム
系触媒などが用いられている。これらの一酸化炭素変成
触媒は、化学プラントや燃料電池用水素発生器などの用
途に応じて、低温用変成触媒のみで使用したり、高温用
変成触媒と低温用変成触媒とを組み合わせて使用されて
いた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
銅系の低温用変成触媒を中心に用いた場合、非常に高い
触媒活性が得られるが、使用前に還元処理を施して活性
化させる必要がある。そして、活性化処理中に発熱する
ため、触媒が耐熱温度以上にならないように、例えば還
元ガスの供給量を調節しながら、長時間かけて処理する
必要があった。また、一度活性化させた変成触媒は、装
置の停止時などに酸素が混入した場合には再酸化されて
劣化する可能性があるため、酸化を防止するなどの対策
が必要であった。さらに、耐熱性が低く、装置の起動時
に触媒を急激に加熱することができないため、徐々に温
度を上昇させるなどの対策が必要であった。
【0011】一方、高温用変成触媒のみを用いた場合に
は、耐熱性が高く温度が多少上昇しすぎても問題はない
ため、起動時の加熱などが容易になる。
【0012】しかしながら、一酸化炭素変成反応は、高
温領域において一酸化炭素濃度を低減させる方向には進
行しにくい平衡反応であり、高温でしか機能しない高温
用変成触媒を用いた場合には、一酸化炭素濃度を1%以
下にすることが困難であった。そのため、後に接続する
浄化部での浄化効率が低下してしまうことがあった。
【0013】このように、従来の技術においては、たと
えば、水素精製装置の起動に時間を要したり、取り扱い
が煩雑なため、頻繁に起動停止を繰り返す用途には、充
分には適用できないという課題があった。
【0014】また、特開2000−178007のよう
に、還元処理を必要としない貴金属系の触媒を用いるこ
とも考案されている。貴金属系の触媒は250℃〜35
0℃程度で用いられているが、高温領域では一酸化炭素
をシフト反応によって低減するだけでなく、改質ガス中
の一酸化炭素と水素が反応し、副生成物としてメタンを
生成する反応が起きやすく、装置の効率の低下を招くこ
とがあった。
【0015】このように例えば起動時の加熱などが容易
で、かつメタン化を防止し、装置の効率を上昇させた水
素生成装置を提供できなかった。
【0016】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、効果的に一酸化炭素を低減することができる、効
率の高い水素精製装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、少なくとも水蒸気と一酸化炭素を含有する
水素ガスを供給するガス供給部と、前記水素ガス中の一
酸化炭素を水蒸気とシフト反応させる変成触媒体を有す
る変成部とを具備する水素精製装置において、前記変成
触媒体は少なくともFe酸化物と、Pt、Pd、Rh、
Ruのうち少なくとも一つの貴金属で構成することを特
徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記Fe酸化物は、Feと
Cr、またはFeとNi、またはFeとCrとNiから
構成される複合酸化物であることを特徴とするとで構成
される複合酸化物であることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記Fe酸化物は、粒径が
10nmから1μmまでであることを特徴とするもので
ある。
【0020】また本発明は、前記Fe酸化物は、Fe2
3または/およびFe34で構成していることを特徴
とするものである。
【0021】また本発明は、前記Fe酸化物は磁性を有
することを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、少なくとも水蒸気と一酸化
炭素を含有する水素ガスを供給するガス供給部と、前記
水素ガス中の一酸化炭素と水蒸気をシフト反応させる変
成触媒体を有する変成部とを具備する水素精製装置にお
いて、前記変成触媒体はAl、Si、Ce、Zr、Ti
のうち少なくとも一つの元素が含まれた酸化物を触媒担
体とし、Cu、Zn、Feの少なくとも1つの遷移金属
と、Pt、Pd、Rh、Ruのうち少なくとも一つの貴
金属を担持したことを特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記触媒担体は、ゼオライ
トであることを特徴とするものである。
【0024】また本発明は、前記変成触媒体は、前記ゼ
オライトにCu、Zn、Feの少なくとも1つの遷移金
属をイオン交換することによって担持させた後、Pt、
Pd、Rh、Ruのうち少なくとも一つの貴金属を担持
したことを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、いずれかの水素生成装置
と、水素を含む燃料ガスおよび酸素を含む酸化剤ガスを
用いて発電する燃料電池とを備える、燃料電池発電シス
テムである。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1における水素精製装置の構成図であり、同
図において、改質部31、改質部31内に収められた改
質触媒32、改質触媒32へ原料を供給する原料供給部
33、改質触媒32へ水を供給する水供給部34、改質
触媒32を加熱する改質加熱部35で水素ガス供給部を
構成するが、それらの詳細な説明は省略する。36は改
質部31からのガスが供給される変成部で、変成触媒体
37が収められている。変成部36で一酸化炭素が低減
された水素ガスはさらに一酸化炭素を低減するために、
浄化部38を通って一酸化炭素濃度が100ppm以下
に低減された水素ガスとなる。
【0027】上記の構成における装置動作を、メタンガ
スを原料とした一実施例をもとに説明する。装置起動時
において改質加熱部35により、改質部31の加熱を開
始し、改質触媒32へ熱を伝えた。続いて原料供給部3
3から、原料である炭化水素成分としてのメタンガスを
改質触媒32に、水供給部34から、メタンガス1モル
に対して4モルの水を改質触媒32に供給した。
【0028】なお、ここでは供給メタン量を350L/
時間とし、改質触媒32の温度が約700℃となるよう
に改質加熱部35で加熱量を制御し、水蒸気改質反応を
進行させた。改質部31内で反応後の水素ガスを変成部
36に供給した。
【0029】変成部36では変成触媒体37上におい
て、水素ガス中の一酸化炭素と水蒸気によるシフト反応
が起こる。本実施の形態に示す発明では、変成触媒体3
7として鉄(以下Feと示す)の酸化物にPtを担持す
ることによって調製した触媒を用いることを特徴とす
る。本実施の形態では、本触媒をコージェライトハニカ
ムにコーティングすることで変成触媒体37を形成して
いる。
【0030】本触媒では、シフト反応の過程において、
一酸化炭素の炭素原子がPtに吸着し水分子と反応して
二酸化炭素を生成し、Ptから脱離することによって反
応が進行する。しかし、従来用いられていた貴金属系の
触媒は、担体としてAl、Si、Ceなどの酸化物を用
いていたため、一酸化炭素の炭素原子とPtとの吸着力
が強く、Pt上で二酸化炭素が生成してもPtから脱離
しにくくなることがあった。そのためPt上の吸着サイ
トが飽和してしまい、一酸化炭素の吸着が律速となって
しまうことがあった。その結果、水素ガス中のPtに吸
着していない一酸化炭素と水素が反応し、メタンを副生
成物として生成してしまっていた。
【0031】しかし本発明のように、担体としてFe酸
化物を用いることによってメタン化の生成を抑制し、一
酸化炭素を低減することができる。この理由として、F
eはPtの電子を引き寄せる作用があるため、シフト反
応の過程に起こるPtと一酸化炭素の炭素原子との吸着
を従来使用していた触媒よりも弱くしている。よって、
Ptに吸着した一酸化炭素が水と反応して生成した二酸
化炭素が脱離しやすくなり、Pt上への一酸化炭素の吸
着が律速になることはない。その結果、メタン生成を抑
制することができる。
【0032】さらにFe酸化物はFe23または/およ
びFe34で構成することによって、シフト反応を優先
的に進行させ、一酸化炭素と水素との反応による副生成
物としてのメタンの生成を抑制することができる。水蒸
気と一酸化炭素を含む水素ガス中において、Fe酸化物
がFe23の状態で存在していると、自身は一酸化炭素
で還元されてFe34となり、二酸化炭素を生成する。
Fe34は水蒸気によって酸化されて自身はFe23
なり、水素を生成する。このようにFe酸化物がFe2
3または/およびFe34で存在し、Fe酸化物自身
が酸化還元サイクルを繰り返すことによって、一酸化炭
素と水素のシフト反応を優先的に進行させることができ
る。その結果、メタン生成を抑制することができる。
【0033】また、Fe酸化物をCrまたは/およびN
iとの複合酸化物にすることによって、変成触媒体を耐
久性に優れたものにすることができる。通常、Fe酸化
物は高温にさらされると熱劣化を引き起こしてしまい、
触媒作用が低下してしまう。しかし、CrまたはNiが
高温でのFeの熱劣化を抑制する効果があるため、高温
にさらされた後でも、触媒活性を維持することができ
る。Fe酸化物の粒界にCrまたは/およびNi酸化物
が存在することによって、Fe酸化物粒子の熱による凝
縮を防ぐため、Fe酸化物単独で存在する場合よりも変
成触媒体の熱劣化を抑制することができる。さらに、F
e酸化物とCrまたは/およびNi酸化物が固溶体を形
成し複合酸化物になる場合は、粒子の移動、凝縮、成長
が減少するため、いっそう変成触媒体の熱劣化を抑制す
る効果がある。
【0034】また、フェライトまたはマグネタイトなど
に代表される磁性を有するFe酸化物を使用することに
より、PtをFe酸化物に担持する際、Feの磁性の作
用によりPtが高分散に担持され、触媒活性を向上させ
ることができる。これは、Ptが高分散になるので反応
表面積が増えるためである。
【0035】また、Fe酸化物の粒径も反応性に影響を
与える。本触媒においてのPtの粒径は約1nmから1
0nm程度であるため、Ptを担持するための担体はP
t以上の粒径であることが望ましい。また、粒径が10
nmよりも小さいと高温時に凝集しやすく、変成触媒体
の熱劣化の要因となってしまう。また、Fe酸化物の粒
径が1μmよりも大きくなってしまうと、表面積が減少
し、またFe酸化物とPtとの相互作用の力が低下して
しまうため、シフト反応を効果的に進行させるために
は、1μmより小さい粒径を使用することが望ましい。
なお、本実施の形態でのFe酸化物の粒径は、30nm
のものを用いた。
【0036】また、変成触媒体37は、触媒担体として
ゼオライトを用い、Feをイオン交換することによって
担持し、さらに含浸法によってPtを担持することによ
って調製した触媒を使用することによっても高い触媒活
性が得られる。
【0037】ゼオライトは表面積が大きいため、触媒反
応面積が増大し、触媒活性が向上する。また、担持法と
してのイオン交換法は、ゼオライト中の酸点を置換する
だけであるため、Feを高分散に担持でき、触媒活性の
向上へとつながる。また、ゼオライト中の酸点を置換し
て担持されたFeは酸点を持つ酸性物質であり、他物質
の電子を引き寄せやすい。よって、後で担持されたPt
の電子がFeに引き寄せられるため、シフト反応の過程
の際、Pt上に吸着する一酸化炭素の炭素原子との吸着
力を弱める。その結果、Fe酸化物にPtを担持したと
きと同様に、メタン化反応を抑制してシフト反応を選択
的に進行させ、一酸化炭素を効果的に低減することがで
きる。
【0038】なお、Feの代わりにCu、Znを担持す
ることによってもFeと同様の効果が得られる。Cu、
ZnもFeと同様にゼオライトにイオン交換によって担
持することが容易にでき、その後に担持されたPt中の
電子を引き寄せる作用も持っているためである。
【0039】なお、Ptの代わりに他の貴金属、Pd、
Ru、Rhでも同様の効果が得られる。
【0040】なお、ゼオライトの代わりにAl、Si、
Ce、Zr、Tiの酸化物を使用することによっても同
様の効果が得られる。これらの酸化物は表面積を大きく
することも容易であり、FeおよびPtを担持しやすい
担体として使用できるため、同様の効果が得られる。
【0041】すなわち、少なくとも水蒸気と一酸化炭素
を含有する水素ガスを供給するガス供給部と、前記水素
ガス中の一酸化炭素と水蒸気をシフト反応させる変成触
媒体を有する変成部とを具備する水素精製装置におい
て、上記変成触媒体はAl、Si、Ce、Zr、Tiの
うち少なくとも一つの元素が含まれた酸化物を触媒担体
とし、Cu、Zn、Feの少なくとも1つの遷移金属
と、Pt、Pd、Rh、Ruのうち少なくとも一つの貴
金属を担持していてもよく、その場合も上記と同様の効
果が得られる。
【0042】また上記触媒担体がゼオライトであっても
よく、その場合も上記と同様の効果が得られる。
【0043】また、上記変成触媒体が、上記ゼオライト
にCu、Zn、Feの少なくとも1つの遷移金属をイオ
ン交換することによって担持させた後、Pt、Pd、R
h、Ruのうち少なくとも一つの貴金属を担持していて
もよく、その場合も上記と同様の効果が得られる。
【0044】以下に図2に示す本発明の一酸化炭素変成
除去触媒を使用した燃料電池発電システムの構成を説明
する。改質部41はその下部に加熱部42を有し、加熱
部42は配管を介して燃焼ガス供給部49と接続されて
いる。また、改質部41には、原料供給部43、および
改質水供給部44が接続されている。そして、改質部4
1は、CO変成部45に接続され、CO変成部45は、
配管を介してCO浄化部47と接続されている。CO変
成部45の内部には本発明のCO変成触媒が設置されて
いる。CO変成部45とCO浄化部47とを接続する配
管には、浄化空気供給部46が接続されている。そし
て、CO浄化部47には、配管を介して燃料電池発電部
48の入口が接続されている。燃料電池発電システム4
8の出口には、配管を介して燃焼ガス供給部49が接続
されている。
【0045】次に図2に示す本発明の燃料電池発電シス
テムの動作について説明する。
【0046】燃焼ガス供給部49から供給された燃焼ガ
スは、加熱部42により燃焼されることにより、改質部
41を加熱する。改質部41には改質水供給部44から
水が供給され、この水は加熱部42により加熱され水蒸
気が発生する。発生した水蒸気と原料供給部43から供
給された原料ガスが加熱部により加熱されることによ
り、改質ガスが発生する。発生した改質ガスは、CO変
成部45に送られ、変成反応により改質ガスに含まれる
一酸化炭素が低減される。一酸化炭素が低減された改質
ガスは、CO浄化部47に送られ、浄化空気供給部46
から供給された空気によって酸化されることにより、さ
らに一酸化炭素が低減される。CO浄化部47を出た改
質ガス(水素を含む燃料ガス)、および空気などの酸素
を含む酸化剤ガスは、燃料電池発電部48に送られ、発
電反応が生じることにより電気が取り出される。燃料電
池48において発電反応に寄与することなく残留した改
質ガスは、燃料電池48の出口から排出され、配管を介
して燃焼ガス供給部49に送られ、燃焼ガスとともに加
熱部42に送られる。
【0047】図2に示す本発明の燃料電池発電システム
に組み込ませる一酸化炭素変成部は(すでに述べたとお
り)、CO変成触媒体の耐久性が改善されており、装置
の起動停止を繰り返した場合でも安定に動作することが
できるため、長期間にわたってCO濃度を高率よく低減
できる。従って燃料電池において水素と酸素の電気化学
的反応を阻害するCOがCO浄化部によって安定に除去
され、家庭用や車の動力源等に有効な燃料電池発電シス
テムを実現できる。
【0048】次に実施の形態1に対応する実施例とし
て、以下に実施例1〜4を記載する。
【0049】(実施例1)Fe酸化物に貴金属(貴金属
種は表中に記載)を2重量%担持した。その後スラリー
状にして、これをコージェライトハニカムにコーティン
グして、図1に示す変成触媒体37として変成部36に
設置した。
【0050】原料供給部33からメタンガスを350L
/時間、水供給部34から水を1400/時間で供給
し、改質触媒32の温度が750℃となるように改質加
熱部35で加熱量を制御し、水蒸気改質反応を進行させ
た。その結果、メタンの転換率が100%となり、変成
部36に供給されるガスの組成はおよそ、一酸化炭素8
体積%、二酸化炭素8体積%、水蒸気20体積%、残り
が水素となった。その組成のガスが変成触媒体37で反
応した後、変成部36出口に排出されるガス組成をガス
クロマトグラフィで測定した。
【0051】変成触媒体37の温度を変化させて測定し
た一酸化炭素濃度の最低値、変成触媒体37の温度を4
00℃とした場合のメタン濃度を測定した。試料1〜5
の結果を表1に示す。
【0052】
【表1】 表1に示された実験結果より、前述した次のような事実
が裏付けられる。PtをFe酸化物に担持することによ
って、従来のPt/アルミナ触媒よりもメタン化が抑制
され、かつ一酸化炭素も確実に低減できる。
【0053】また、Ptの代わりにRuを用いた場合は
メタン化がやや進行し、Pd、Rhを用いた場合は一酸
化炭素濃度が多少高くなる。
【0054】(実施例2)Fe硝酸塩にCrまたは/お
よびNi硝酸塩を混合して形成された沈殿物を焼成する
ことによって複合酸化物を作成した(比率は表中に記
載)。作成した複合酸化物にPtを2重量%担持した後
スラリー状にし、これをコージェライトハニカムにコー
ティングして、図1に示す変成触媒体37として変成部
36に設置した。
【0055】運転動作は実施例1と同様に行い、変成触
媒体37の初期特性として、変成触媒体37の温度を変
化させて、それぞれの変成部36出口におけるガス組成
を測定した。その後、変成触媒体37の温度を500℃
まで上昇させ冷却した後、再度同様な操作を行い、変成
部36出口のガス組成を測定した。初期特性測定時に変
成触媒体37の温度を変化させて得られた一酸化炭素濃
度の最低値および変成触媒体37を500℃で処理した
後に変成触媒体37の温度を変化させて得られた一酸化
炭素濃度の最低値を表2に示す。
【0056】
【表2】 表2に示された実験結果より、前述した次のような事実
が裏付けられる。Fe酸化物にCrまたは/およびNi
酸化物を混合して複合酸化物にすることによって、Fe
酸化物単独のものよりも初期活性はやや劣るものの、5
00℃まで上昇させた後の活性は上回る。Fe酸化物単
独では、高温にさらすことによって熱劣化して活性の低
下を招くが、CrまたはNi酸化物を混合して複合酸化
物にすることによって、変成触媒体37の熱劣化を防止
している。
【0057】(実施例3)異なる粒径をしたFe酸化物
(粒径は表中に記載)に、Ptを2重量%担持した後ス
ラリー状にし、これをコージェライトハニカムにコーテ
ィングして、図1に示す変成触媒体37として変成部3
6に設置した。
【0058】運転動作は実施例1と同様の操作を行い、
変成触媒体37の温度を変化させて測定した一酸化炭素
濃度の最低値、変成触媒体37の温度を400℃とした
場合のメタン濃度を測定した。試料1〜6の結果を表3
に示す。なお、本実施の形態での粒径は平均粒径であ
る。
【0059】
【表3】 表3に示された実験結果より、前述した次のような事実
が裏付けられる。Fe酸化物の粒径が7nmの試料と2
μmの試料は他の試料よりもCO濃度が高くなった。F
e酸化物の粒径は10nmから1μmであることが望ま
しく、30nm〜1μmが更に望ましい。
【0060】(実施例4)酸化状態の異なるFe酸化物
(酸化状態は表中に記載)にPtを2重量%担持した後
スラリー状にし、これをコージェライトハニカムにし
て、図1に示す変成触媒体37として変成部36に設置
した。
【0061】運転動作は実施例1と同様の操作を行い、
変成触媒体37の温度を変化させて測定した一酸化炭素
濃度の最低値、変成触媒体37の温度を400℃とした
場合のメタン濃度を測定した。試料1〜3の結果を表4
に示す。
【0062】
【表4】 表4に示された実験結果より、前述した次のような事実
が裏付けられる。Fe酸化物の酸化状態がFeOの試料
は他の試料よりもCO濃度が高くなった。Fe酸化物の
酸化状態はFe23またはFe34であることが望まし
い。
【0063】(実施例5)磁性の異なるFe酸化物(磁
性状態は表中に記載)にPtを2重量%担持した。試料
1〜3について、試料1g当たりのCO吸着量によっ
て、Ptの粒径を測定した。結果を表5に示す。
【0064】
【表5】 表5に示された実験結果より、前述した次のような事実
が裏付けられる。Fe酸化物の磁性状態が強磁性(磁性
を有する)試料は他の試料よりもPt粒径が小さくなっ
た(Ptが高分散に担持された。)。Fe酸化物の磁性
状態は強磁性であることが望ましい。
【0065】(実施例6)ゼオライトまたはAl、C
e、Tiの酸化物担体に、遷移金属(Fe、Cu、Z
n)をイオン交換法によって2重量%担持し、さらに貴
金属(貴金属種は表中に記載)を2重量%担持した後ス
ラリー状にし、これをコージェライトハニカムにコーテ
ィングして、図1に示す変成触媒体37として変成部3
6に設置した。実施例1と同様に、変成触媒体37の温
度を変化させて測定した一酸化炭素の最低値、および変
成触媒体37の温度を400℃とした場合のメタン濃度
を表6に示した。運転動作は実施例1と同様の操作を行
った。
【0066】
【表6】 表6に示された実験結果より、前述した次のような事実
が裏付けられる。Feをイオン交換によってゼオライト
に担持し、さらにPtを担持することによって、変成反
応に対する活性が極めて高く、かつメタン化を抑制でき
ることがわかる。Cu、Znをイオン交換させた触媒も
Feほどでもないが、メタン化を抑制することができ
る。FeがPtとPt上に吸着した一酸化炭素の炭素原
子との間の吸着力を弱めて、選択的にシフト反応を起こ
していることが明らかである。
【0067】このように変成部の変成触媒体において水
素と一酸化炭素の反応によるメタン生成を抑制し、一酸
化炭素と水蒸気によるシフト反応を選択的に進行させる
ため、効果的に一酸化炭素を低減することができ、効率
の高い水素精製装置を提供することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明は、従来に比べて
効果的に一酸化炭素を低減することができ、効率の高い
水素精製装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1に係る水素精製
装置を含む水素発生装置の構成を示す概略縦断断面図で
ある。
【図2】図2は、本発明の水素生成装置を組み込んだ燃
料電池システムの構成を示す模式図である。
【符号の説明】
31 改質部 32 改質触媒 33 原料供給部 34 水供給部 35 改質加熱部 36 変成部 37 変成触媒体 38 浄化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/06 H01M 8/06 G // H01M 8/10 8/10 (72)発明者 鵜飼 邦弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 脇田 英延 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4G040 EA02 EA03 EA06 EB32 4G069 AA03 AA08 BA01A BA01B BA02A BA04A BA04B BA05A BA07A BA07B BA13B BB04A BB04B BB06A BB06B BC31A BC31B BC35A BC35B BC43A BC43B BC58A BC58B BC66A BC66B BC68A BC68B BC70A BC71A BC72A BC75A BC75B CC26 DA06 EA19 EB18X EB18Y EB19 EC22Y EC27 FA01 FA02 FA03 FB14 FB15 FB19 FB26 ZA01A ZA01B 5H026 AA06 HH01 5H027 AA06 BA01 BA16 BA17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも水蒸気と一酸化炭素を含有す
    る水素ガスを供給するガス供給部と、前記水素ガス中の
    一酸化炭素を水蒸気とシフト反応させる変成触媒体を有
    する変成部とを具備する水素精製装置において、前記変
    成触媒体が、少なくともFe酸化物と、Pt、Pd、R
    h、Ruのうち少なくとも一つの貴金属とを含有するこ
    とを特徴とする水素精製装置。
  2. 【請求項2】 前記Fe酸化物が、FeとCr、または
    FeとNi、またはFeとCrとNiから構成される複
    合酸化物であることを特徴とする請求項1記載の水素精
    製装置。
  3. 【請求項3】 前記Fe酸化物の粒径が10nmから1
    μmまでであることを特徴とする請求項1または2記載
    の水素精製装置。
  4. 【請求項4】 前記Fe酸化物が、Fe23または/お
    よびFe34で構成されることを特徴とする請求項1、
    2または3記載の水素精製装置。
  5. 【請求項5】 前記Fe酸化物が、磁性を有することを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載の水素精製装
    置。
  6. 【請求項6】 少なくとも水蒸気と一酸化炭素を含有す
    る水素ガスを供給するガス供給部と、前記水素ガス中の
    一酸化炭素と水蒸気をシフト反応させる変成触媒体を有
    する変成部とを具備する水素精製装置において、前記変
    成触媒体はAl、Si、Ce、Zr、Tiのうち少なく
    とも一つの元素が含まれた酸化物を触媒担体とし、C
    u、Zn、Feの少なくとも1つの遷移金属と、Pt、
    Pd、Rh、Ruのうち少なくとも一つの貴金属を担持
    したことを特徴とする水素精製装置。
  7. 【請求項7】 前記触媒担体がゼオライトであることを
    特徴とする請求項6記載の水素精製装置。
  8. 【請求項8】 前記変成触媒体が、前記ゼオライトにC
    u、Zn、Feの少なくとも1つの遷移金属をイオン交
    換することによって担持させた後、Pt、Pd、Rh、
    Ruのうち少なくとも一つの貴金属を担持したことを特
    徴とする請求項7記載の水素精製装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の水素生
    成装置と、水素を含む燃料ガスおよび酸素を含む酸化剤
    ガスを用いて発電する燃料電池とを備える、燃料電池発
    電システム。
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