JP2003072717A - スパウト付パウチへの無菌充填方法 - Google Patents
スパウト付パウチへの無菌充填方法Info
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Abstract
へ液状食品を充填する無菌充填方法であって、液状食品
の風味の変化等がなく、設備コストが嵩まず、充填と殺
菌がインラインで可能なスパウト付パウチへの無菌充填
方法の提供。 【解決手段】連結している搬送用チェーン41にスパウ
ト付パウチ10のスパウト4を挿入し、電子線照射室3
4内でスパウト付パウチ10の上面と表面板20を、そ
の面側に備えられた電子線照射装置42,44で200
〜300kvで照射し、さらに次の反転部36で、スパ
ウト付パウチ10の表裏面板20,22が反転されて、
再度前記電子線照射室34内でスパウト付パウチの上面
と裏面板22とを前記の電子線照射装置42,44で照
射し、該照射されたスパウト付パウチに液状食品を充填
し、キャップで止栓して密封するスパウト付パウチへの
無菌充填方法とするものである。
Description
などの液状食品を無菌状態のスパウト付パウチへ充填す
る無菌充填方法に関するものであり、特に清涼飲料や栄
養剤などの液状食品に熱を与えないで味覚の変化や栄養
分の減少を防止するスパウト付パウチへの無菌充填方法
に関する。
体包装袋として、プラスチックフィルムを主体とした軟
包装材製のスパウト(飲み口)付パウチ(袋)が知ら
れ、その袋(一般的には胴部がガゼット(ヒダ)状にな
っていて平坦な左右側面を有するもの)の胴部を手指で
押しながら、スパウトから飲料等内容物を口に注ぐもの
で、特に流動性の無いゼリー状飲料(径腸栄養剤などを
含めた)には好都合の飲料包装容器として好評を博して
いるスパウト付パウチである。
ォーター等の真菌類(カビ、酵母)が制御の対象となる
PHの低い酸性食品や飲料を収納するこのスパウト付パ
ウチでの殺菌は、熱間充填、いわゆるホットパックとキ
ャップ密封後の温水シャワーによるパストラーザーによ
る方法が一般的である。
によるスパウト付パウチの殺菌方法では、酸性食品等内
容液が過加熱状態となり、風味の変化をはじめ、味覚の
官能的劣化や栄養成分の減少などが問題となるものであ
った。また、スパウト付パウチに熱い内容液を充填する
ため、パウチ(プラスチック)由来の臭気が内容液に移
行する場合があるという問題点もあった。
い耐熱性をもつ細菌類までを制御の対象とするPHの高
い中性飲料や食品、例えば流動食や径腸栄養剤あるいは
コーヒー等には、内容液の充填後にレトルト殺菌をする
のが一般的である。
い中性飲料や食品を充填する場合のレトルト殺菌処理で
は、高温で長時間の殺菌処理を必要とし、内容液の過加
熱が品質劣化に著しい影響を与え、内容液によっては、
味覚の官能的劣化や栄養成分の減少があるという問題が
あった。さらにレトルト殺菌によるパウチ(プラスチッ
ク)由来の臭気が内容液に移行する場合があるという問
題点もあった。
の過加熱による問題点の解決法として、容器の殺菌に過
酢酸や過酸化水素などの薬剤処理法やバッチ式のγ線照
射による無菌充填方法があるが、容器がプラスチックボ
トルや紙製液体容器の場合に適用されるもので、このス
パウト付パウチ対しての薬剤処理法では、薬剤がパウチ
の胴部であるガゼット状の狭い折り目部分まで薬剤が届
かなかったり、逆にこの狭い折り目部分から薬剤が抜け
きらず、製品の品質管理や健康管理に係わる作業環境上
の問題となったりする。また、γ線による殺菌は、バッ
チ式で充填効率が悪いことと、装置が大規模なものとな
るなどコスト上の問題があり、これらいずれの方法もこ
のスパウト付パウチへの無菌充填方法としては困難な方
法であった。
填方法として考えられる方法に、電子線によるスパウト
付パウチの殺菌方法があるが、この場合上方のスパウト
部の殺菌の他に、偏平な胴部の表裏面への照射装置を備
えるか、あるいは1台の照射装置で表面側から強力な線
量の電子線を照射するかで所望の殺菌を行う必要がある
り、前者の表裏両面用の装置では、スペースを含めた装
置コストが多大となり、後者の片側(表面)からのみの
強力な照射では、高い線量のため、容器(プラスチック
製のスパウト付パウチ)からの臭気発生があり、食品等
内容液の風味等に影響するという問題があり、スパウト
付パウチへの無菌充填方法としては採用されていなかっ
た。
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、清涼飲料や栄養剤などの液状食品を電子線照射
による無菌状態のスパウト付パウチへ充填する無菌充填
方法であって、充填される液状食品の風味の変化や栄養
成分の減少がなく、薬剤を使用せず品質管理や作業環境
管理に費用を要せず、かつ設備コストが嵩まず、充填と
殺菌がインラインで可能なスパウト付パウチへの無菌充
填方法を提供することにある。
を達成するために、まず請求項1の発明では、スパウト
付パウチを電子線照射にて無菌状態にし、それに既に殺
菌された液状食品や飲料を充填するスパウト付パウチへ
の無菌充填方法であって、連結している搬送用チェーン
に前記スパウト付パウチのスパウト部を挿入し、該スパ
ウト付パウチを電子線照射室内へ搬送し、搬送されたス
パウト付パウチの上面と一方の側面を、その面側に備え
られた電子線照射装置で照射し、電子線が照射されたス
パウト付パウチは、この電子線照射室内から次の反転部
に搬送用チェーンとともに搬送され、この反転部でスパ
ウト付パウチへの左右側面が反転されて、再度前記電子
線照射室内へ搬送され、搬送された該スパウト付パウチ
の上面と一方の他の側面とを前記と同じ位置に備えられ
た電子線照射装置で照射し、該照射されたスパウト付パ
ウチのスパウト部から液状食品や飲料を充填し、キャッ
プで止栓して密封することを特徴とするスパウト付パウ
チへの無菌充填方法としたものである。
パウチに対し電子線照射による殺菌と内容液の充填とを
(バッチ式ではなく)連続して行う無菌充填方法なの
で、過加熱による風味の劣化(変化)や栄養成分の減少
がなく、薬剤を使用していないので、製品の品質管理や
健康管理に係わる作業環境の管理等に費用を要せず、か
つγ線の如くバッチ式でなく設備コストも嵩まず、高効
率の殺菌処理が可能なスパウト付パウチへの無菌充填方
法とすることができる。また一方の面を照射後、スパウ
ト付パウチが反転されて、一方の面の他の面を1台の電
子線照射装置で照射して殺菌するので、その装置スペー
スと装置コストの削減に寄与するスパウト付パウチへの
無菌充填方法とすることができる。
射装置による一方の側面に対する照射エネルギーが、ス
パウト付パウチと電子線照射装置の距離が200mmの
場合で、200〜300kVの範囲の加速電圧であるこ
とを特徴とする請求項1記載のスパウト付パウチへの無
菌充填方法としたものである。
装置による一方の側面に対する照射エネルギーを、スパ
ウト付パウチと電子線照射装置の距離が200mmの場
合で、200〜300kVの範囲の比較的低い加速電圧
とすることによって、スパウト付パウチの他の側面まで
は殺菌出来ないが、内面までは十分に可能で、かつ比較
的低い加速電圧なのでスパウト付パウチからの臭気発生
の問題のないスパウト付パウチへの無菌充填方法とする
ことがきる。この照射エネルギーの加速電圧が200k
Vに満たないとパウチの内面まで殺菌ができず、また、
その加速電圧が300kVを越えるとパウチ(プラスチ
ック)由来の臭気が発生し、液状食品の風味や味覚の劣
化となるので好ましくない。また、スパウト部を殺菌す
る上面側の電子線照射装置についても同様に比較的低い
加速電圧で往復2回の照射によって、スパウト(プラス
チック)由来の臭気の発生がなく、スパウトの内部まで
十分な殺菌を可能とするものである。
用いて詳細に説明する。本発明は、例えば図1の斜視図
に示すような、天面にスパウトキャップ(4a)が止栓
されたスパウト(4)が挿入され、その胴部が、略矩形
の表面板(20)と裏面板(22)と、縦折り目(1
2)より内側に折り込まれた略矩形の左右側面板(2
6,24)とでなり、お互いの端縁がシールされてガゼ
ット状でなるスパウト付パウチ(10)に、液状食品を
充填する無菌充填方法に関するものであり、本発明で
は、このようなスパウト付パウチ(10)に電子線(E
B)を照射してパウチ(10)の内面まで殺菌し、殺菌
されたスパウト付パウチ(10)に、既に殺菌されてい
る液状食品(飲料を含む)をインラインで充填するスパ
ウト付パウチへの無菌充填方法である。
填方法は、図2の正面図および図3の上面図に示すよう
に、まず無菌チャンバー(30)内のパウチ搬入部(3
2)で、搬送用チェーン(41)にスパウト付パウチ
(10)のスパウト(4)を連続して挿入する。次いで
このスパウト付パウチ(10)を電子線照射室(34)
内へ搬送する。図2に示す搬送されたスパウト付パウチ
の上面を、その上面側に備えられた上面側電子線照射装
置(42)で照射し、図3に示す搬送されたスパウト付
パウチ(10)の胴部表面板(20)の面を、その胴部
表面板(20)側に備えられた側面側電子線照射装置
(44)で照射する。
チ(10)は、この電子線照射室(34)内から次の反
転部(36)に連結している搬送用チェーン(41)と
ともに搬送され、図3に示すようにこの反転部(36)
でスパウト付パウチ(10)の表裏面が反転されて、裏
面板(22)が手前にくるようになり、この状態で再度
電子線照射室(34)内へ前記の電子線が照射されたス
パウト付パウチ(10)の進行方向と平行に逆行するよ
うに搬送される。
パウト付パウチ(10)のスパウト部(4)を、再度上
面側電子線照射装置(42)で照射し、それと同時に、
図3に示すように、搬送されてきたスパウト付パウチ
(10)の裏面板(22)側を側面側電子線照射装置
(44)で照射する。
スパウト(4)には2回の照射が、スパウト付パウチ
(10)の表裏面板(20、22)面にはそれぞれ1回
の照射がなされて殺菌されたスパウト付パウチ(10)
は、図4の正面図に示すように、陽圧保持用無菌エアー
(A)が吹き付けられた後、内容液充填部(38)へ搬
送され、スパウト付パウチ(10)のスパウト(4)へ
液状食品の充填タンク(46)から充填ノズル(47)
を介して液状食品を充填し、次いで既に殺菌されたスパ
ウトキャップ(4a)をスパウト(4)に乗せ、キャッ
プ巻き締め部(39)で止栓して密封し、搬送用チェー
ン(41)から外して充填製品(5)とするスパウト付
パウチへの無菌充填方法である。
3に示すパウチ挿入部(32)から電子線照射室(3
4)内、反転部(36)、再度電子線照射室(34)内
を経て、図4に示すように陽圧保持用無菌エアー(A)
が吹き付けられた後の内容液充填部(38)、スパウト
キャップ(4a)乗せ、キャップ巻き締め部(39)を
経た後、巻き締めが完了し密封されたスパウト付パウチ
(10)を外して充填製品(5)とする部署まで連続
(連結)していて、さらに取り外された搬送用チェーン
(41)は、前述のパウチ挿入部(32)へ戻り、この
搬送用チェーン(41)のその部分に再度スパウト付パ
ウチ(10)のスパウト(4)を挿入するようになって
いる。従ってこのスパウト付パウチ(10)の殺菌と内
容液の充填がこの連結されて周回している搬送用チェー
ン(41)により、充填製品(5)をインラインで効率
よく製造することができるスパウト付パウチへの無菌充
填方法である。
装置(42)による1回の照射エネルギーと、図3に示
す側面側電子線照射装置(44)による1回の照射エネ
ルギーが、スパウト付パウチ(10)とそれぞれの電子
線照射装置(42、44)の距離(H、W)が200m
mの場合で、200〜300kVの範囲の比較的低い加
速電圧とするもので、それぞれの距離(H、W)に応じ
て、その加速電圧を勘案して照射すればよい。
a)の殺菌は、種々の方法で可能であり特に限定される
ものではないが、その一例として、図示しないが過酸化
水素ガスを用いた殺菌方法があり、これは過酸化水素を
加熱してガス化する発生装置より送られたガスをスパウ
トキャップ殺菌室にあるガスノズルからこのキャップに
噴出させて殺菌し、それに乾燥用の無菌ホットエアーを
吹き付け、過酸化水素の活性化と除去を行ってスパウト
付パウチ(10)へ載せるものである。
上記の電子線の照射でも可能であり、これらの他スパウ
トキャップ(4a)の場合の殺菌法として、過酢酸等の
薬剤殺菌、スチーム殺菌等も可能である。
図1に示すように、天面にスパウト(4)が、胴部を構
成する表面板(20)と裏面板(22)の間に挟まれる
ように挿入されていて、その胴部がガゼット状のプラス
チックフィルムでなる袋からなっているのが一般的で、
これに用いられる材料としては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニル
アルコール共重合体など、あるいはこれらの複合(積
層)材料などが挙げられる。さらに例えば充填される内
容物がビタミン剤のように外部の光やガス等によってビ
タミンが破壊されるのを防ぐため、スパウト付パウチ
(10)の材料として、アルミニウム箔を上記プラスチ
ックフィルムでサンドした積層フィルムを使用する場合
もある。また、パウチに透明性が要求され、かつ酸素や
水蒸気に対するガスバリア性を要求される場合は、アル
ミニウム箔の代わりに無機酸化物(Al2 O3 、SiO
2 、MgOなど)からなる蒸着薄膜が使用される。ま
た、各胴部形成シート(板)を袋(容器)状とするた
め、熱圧着シール法が一般的であって、そのためには、
胴部を形成する各面板(20,22,24,26)のシ
ール面にはヒートシール性に優れた直鎖低密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、あ
るいはエチレン−酢酸ビニル共重合体などが用いられ、
以上各フィルム等をドライラミネーション用接着剤等を
介して積層される。
ト(4)としては、厚さ1mm程度のポリエチレン、ポ
リプロピレンが一般的で、射出成形で得られる。さらに
スパウトキャップ(4a)もこのスパウト(4)と同様
の樹脂と成形方法で得られる。
としては、本発明に係わる食品業界での清涼飲料水、ビ
タミン等栄養剤、ミネラルウォーター、ミルク、食料油
類、コーヒーや酒等嗜好品、お粥等流動食類が挙げら
れ、その他化学品業界での各種薬品、液状洗剤、入浴剤
など、あるいは自動車関連業界でのモーターオイル、ウ
オッシャー液、バッテリー液などの液状またはゼリー状
内容物の充填および注出用として有用なものであり、特
にゼリー状または液状の飲食料品用途においては、スパ
ウトのキャップをとり、スパウトに口を付け、袋を片手
で押しながら飲食することができる非常に便利なものと
して有用である。
スパウト付パウチの殺菌を、スパウト付パウチの上面と
一方の面に設置した電子線照射装置で比較的低い線量の
電子線を照射し、かつスパウト付パウチを反転部で反転
することによって、これまで困難とされていた装置スペ
ースをとらずに安価な装置コストで、かつスパウト付パ
ウチ由来の臭気発生のないスパウト付パウチへの無菌充
填方法を提供することができる。
示す如き効果がある。即ち、スパウト付パウチに対し電
子線照射による殺菌と内容液の充填とを(バッチ式では
なく)インラインで連続して行う無菌充填方法なので、
過加熱による風味の劣化(変化)や栄養成分の減少がな
く、薬剤を使用していないので、製品の品質管理や健康
管理に係わる作業環境の管理等に費用を要せず、かつγ
線の如くバッチ式でなく設備コストも嵩まず、高効率の
殺菌処理が可能なスパウト付パウチへの無菌充填方法と
することができる。また一方の面を照射後、スパウト付
パウチが反転されて、一方の面の他の面をも1台の電子
線照射装置で照射して殺菌するので、その装置スペース
と装置コストの削減に寄与するスパウト付パウチへの無
菌充填方法とすることができる。
面に対する照射エネルギーを、スパウト付パウチと電子
線照射装置の距離が200mmの場合で、200〜30
0kVの範囲の比較的低いエネルギーの加速電圧とする
ことによって、スパウト付パウチの内面までは十分に殺
菌が可能で、かつ比較的低いエネルギーの加速電圧なの
でスパウト付パウチを構成する樹脂由来の臭気発生の問
題のないスパウト付パウチへの無菌充填方法とすること
がきる。
液状食品を収納するスパウト付パウチを無菌状態にして
液状食品を充填するスパウト付パウチへの無菌充填方法
として、優れた実用上の効果を発揮する。
かかわるスパウト付パウチの一事例を説明する斜視図で
ある。
一部の一実施の形態を正面で表した説明図である。
一部の一実施の形態を上面で表した説明図である。
他の一部の一実施の形態を正面で表した説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】スパウト付パウチを電子線照射にて無菌状
態にし、それに既に殺菌された液状食品や飲料を充填す
るスパウト付パウチへの無菌充填方法であって、連結し
ている搬送用チェーンに前記スパウト付パウチのスパウ
ト部を挿入し、該スパウト付パウチを電子線照射室内へ
搬送し、搬送されたスパウト付パウチの上面と一方の側
面を、その面側に備えられた電子線照射装置で照射し、
電子線が照射されたスパウト付パウチは、この電子線照
射室内から次の反転部に搬送用チェーンとともに搬送さ
れ、この反転部でスパウト付パウチへの左右側面が反転
されて、再度前記電子線照射室内へ搬送され、搬送され
た該スパウト付パウチの上面と一方の他の側面とを前記
と同じ位置に備えられた電子線照射装置で照射し、該照
射されたスパウト付パウチのスパウト部から液状食品や
飲料を充填し、キャップで止栓して密封することを特徴
とするスパウト付パウチへの無菌充填方法。 - 【請求項2】前記電子線照射装置による一方の側面に対
する照射エネルギーが、スパウト付パウチと電子線照射
装置の距離が200mmの場合で、200〜300kV
の範囲の加速電圧であることを特徴とする請求項1記載
のスパウト付パウチへの無菌充填方法。
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JP2001257683A JP4590805B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | スパウト付パウチへの無菌充填方法 |
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