JP2003072290A

JP2003072290A - メール・インサーターマシン用糊付け装置

Info

Publication number: JP2003072290A
Application number: JP2001313285A
Authority: JP
Inventors: Asaaki Yamashita; 雅顕山下
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-09-03
Filing date: 2001-09-03
Publication date: 2003-03-12

Abstract

(57)【要約】【課題】口糊の付着していない封筒を使ってのインサー
ターマシン業務において，現在使用されている糊付け装
置は，糊を供給するポンプ装置，これをインサーターマ
シンの動作にあわせて，コントロールする制御装置など
が必要で，非常に高価なものになる場合が多い。もっと
安価な糊付け装置を提供する。【解決手段】封筒のフラップに接触して，糊付けする部
分を、これまでのローラーとか，吹き付けではなく，糊
箱（７）から，糊を付着して回ってくる紐ベルト（８）
の一部分で，封筒のフラップに，糊付けするようにした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【発明の属する技術分野】この発明は，紐ベルトに糊を
付着させ、メール・インサーターマシンで、封筒にカタ
ログ等が封入されて流れてくる所定の場所において，封
筒の糊代に糊付けする装置に関するものである。【０００２】【従来の技術】従来，メール・インサーターマシンの業
務で使われる封筒には，あらかじめ，糊代にアラビア糊
などが付着してあって，これにメール・インサーターマ
シン本体の一部で，上下に動く部品（９）に取り付けら
れた、水滴を含んだ刷毛が、封筒の糊代を濡らして糊付
けするように工夫されたものが主流であった。口糊の付
着していない封筒を使う業務では、ローラーにスポンジ
を取り付けて回転するもの等に，コントローラーで制御
された糊が一滴づつ落ちるように，工夫されて、それが
インサーターマシンの部品（９）に取り付けられたもの
があった。【０００３】【発明が解決しようとする課題】この口糊の付着してい
ない封筒を使う業務において，使用される糊付け装置
は，糊を供給するポンプ装置、これをインサーターマシ
ンの動作に，合わせて，コントロールする制御装置など
が必要で，非常に高価なものになる場合が多く，もっと
安価に生産できる糊付け装置はないものかと，模索され
ていた。本発明は，こういった問題点を，解決するため
に，なされたものである。【０００４】【課題を解決するための手段】架台（１）に、プーリー
（２）と（３）を、プーリー（２）の回転軸を支点とし
て動く板（１２）に取り付けたものを、図のように設
け、（１６）のネジで固定する。メール・インサーター
マシン本体の一部で，上下に動く部品（９）に、ボール
ト（１０）で固定された板（１４）とプーリー（４）、
（５）を、両端に取り付けた板（１１）をプーリー
（４）の中心軸を支点として動くように取り付けて，
（１４）の板と（１１）の板をバネ（１３）で結び、紐
ベルト（８）をプーリー（２）、（３）、（４）、
（５）に図のように掛けて，連結する。そして、架台
（１）に糊箱（７）を図のように設ける。本発明は，以
上のような構成よりなるメール・インサーターマシン用
糊付け装置である。【０００５】【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態につい
て説明する。（イ）架台（１）に図のように，プーリー（２）、
（３）、（４）、（５）を配置し，紐ベルト（８）を各
プーリーに図のように掛ける。（ロ）プーリー（２）と（３）は、プーリー（２）の
回転軸を支点として動く板（１２）に取り付けられる。
そして、この板（１２）は、ねじ（１６）によって、糊
の濃淡を調整する金具（１５）と共に，架台（１）に固
定される。（ハ）架台（１）に，糊箱（７）を設ける。（ニ）メール・インサーターマシン本体の一部で上下
に動く部品（９）に、ボールト（１０）で固定された板
（１４）とプーリー（４）の中心軸を支点として動く板
（１１）とを、バネ（１３）で結び，（１１）の板の一
方の端にプーリー（５）を取り付けた物と一体で取り付
けられる。以上のように，構成されたメール・インサーターマシン
用糊付け装置によって，紐ベルト（８）が、糊箱（７）
に蓄えられた糊を付着してプーリー（３）、（２）、
（４）、（５）の順に巡回しながら伝達し，プーリー
（４）の下側を通過する封筒（１７）の糊代に糊付けす
るのである。ここで，メール・インサーターマシン本体
の一部で上下に動く部品（９）が上下に動く際，紐ベル
ト（８）は、弛んだり緊張したりする。そのため，紐ベ
ルト（８）はスムーズに巡回しない状態ができる。これ
を解消するために，プーリー（４）の中心軸を支点とし
て動く板（１１）と、上下に動く部品（９）に取り付け
て、ボールト（１０）で固定された板（１４）を、バネ
（１３）で結ぶことで，部品（９）が上下に動いても、
バネ（１３）が伸縮することによって、板（１１）に取
り付けられたプーリー（５）が、紐ベルト（８）を常に
支えて、弛みを解消し、スムーズに巡回し糊付けするこ
とができる。【０００６】【発明の効果】本発明は以上のような構造で，電気的に
制御する部分がなく，単純な構造なので，比較的に安価
に製造が可能で，他の糊付け装置と同じ効果をもたらす
ことができる。また、糊箱（７）に糊の代わりに水を入
れることで，従来の口糊のついた封筒にも使用でき，更
に，インサーターマシンでの使用に限らず，他の用途に
も，手を汚さずに糊付けする道具として，応用できる。【０００７】

【図面の簡単な説明】【図１】本発明の斜視図である。【図２】本発明の側面図である。【符号の説明】（１）は架台。（２）、（３）、（４）、（５）はプー
リー。（６）はモーター。（７）は糊箱。（８）は紐ベ
ルト。（９）は上下に動くインサーターマシンの部品。
（１０）はボールト。（１１）はプーリー（４）と
（５）を取り付けた板。（１２）はプーリー（２）と
（３）を取り付けた板。（１３）はバネ。（１４）は
（９）の上下に動くインサーターマシンの部品に、（１
０）のボールトで固定された板。（１５）は紐ベルトに
付着した糊の濃淡を調節する部品。（１６）は、（１
２）の板と（１５）の糊量調節具を架台（１）に取り付
けるネジ。（１７）は封筒。

Claims

【特許請求の範囲】【請求項１】回動するベルトに、糊を付着させ，封筒な
どに糊付けする装置。