JP2003072153A - 画像コードの記録方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム - Google Patents
画像コードの記録方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラムInfo
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- JP2003072153A JP2003072153A JP2001264889A JP2001264889A JP2003072153A JP 2003072153 A JP2003072153 A JP 2003072153A JP 2001264889 A JP2001264889 A JP 2001264889A JP 2001264889 A JP2001264889 A JP 2001264889A JP 2003072153 A JP2003072153 A JP 2003072153A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写紙に印字される画像コードの可読性を向
上させた画像コードの記録方法を提供すること。 【解決手段】 図3に示すように、画像コードの単位ピ
ッチを、副走査の最小ピッチPy≦(1/2)・主走査
方向の最小ピッチPxとし、さらに、画像コードの基本
パターンのサイズ比を、主走査方向:副走査方向≒2:
1とする。
上させた画像コードの記録方法を提供すること。 【解決手段】 図3に示すように、画像コードの単位ピ
ッチを、副走査の最小ピッチPy≦(1/2)・主走査
方向の最小ピッチPxとし、さらに、画像コードの基本
パターンのサイズ比を、主走査方向:副走査方向≒2:
1とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像コードの記録
方法、およびその方法をコンピュータが実行するための
プログラムに関し、詳細には、プリンタや複写機等で使
用される画像コードの記録方法、およびその方法をコン
ピュータが実行するためのプログラムに関する。
方法、およびその方法をコンピュータが実行するための
プログラムに関し、詳細には、プリンタや複写機等で使
用される画像コードの記録方法、およびその方法をコン
ピュータが実行するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、プリンタの性能向上とともに、印
字品質が向上し、微小な画素が正確に印字可能になって
きている。従来より、プリンタに、機械に読み取らせる
ための特別なコード(例えばバーコード)を印字させる
技術が知られている。また、ゼロックス社のように、特
定の微小記号(「glyph」と称する)を通常の文書
と混在させ、各種の用途を提案しているところもある。
また、各種文献等で、その他の多様なコードが開発・提
案されている。
字品質が向上し、微小な画素が正確に印字可能になって
きている。従来より、プリンタに、機械に読み取らせる
ための特別なコード(例えばバーコード)を印字させる
技術が知られている。また、ゼロックス社のように、特
定の微小記号(「glyph」と称する)を通常の文書
と混在させ、各種の用途を提案しているところもある。
また、各種文献等で、その他の多様なコードが開発・提
案されている。
【0003】上述のコードは、大別して2つに分類され
る。第1には、商店などで多用されているバーコードの
ように、専用のプリンタとスキャナを用意し、コードの
利用のみを目的とした規格化したシステム内で利用する
場合である。これは規格さえ整っていれば安定した使い
方が期待できる。
る。第1には、商店などで多用されているバーコードの
ように、専用のプリンタとスキャナを用意し、コードの
利用のみを目的とした規格化したシステム内で利用する
場合である。これは規格さえ整っていれば安定した使い
方が期待できる。
【0004】第2には、他の目的のためにシステム中に
混入して別の用途に利用する方法である。例えば、上述
のゼロックス社の「glyph」がこれに相当する。本
来は人間のための複写が目的のシステムを利用して、機
械が読み取ることのできるコードを記録したり読み取っ
たりするものである。従来技術においては、これらコー
ドの記録密度は、6KByte/SquareInch
を超えないものであった。
混入して別の用途に利用する方法である。例えば、上述
のゼロックス社の「glyph」がこれに相当する。本
来は人間のための複写が目的のシステムを利用して、機
械が読み取ることのできるコードを記録したり読み取っ
たりするものである。従来技術においては、これらコー
ドの記録密度は、6KByte/SquareInch
を超えないものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記第2の
コードに関するものである。上述したように、画素の再
現性向上は見かけの画像品質向上となって現れるが、可
読性能を上げるものではなく、従来のプリンタ等には以
下の如き問題がある。
コードに関するものである。上述したように、画素の再
現性向上は見かけの画像品質向上となって現れるが、可
読性能を上げるものではなく、従来のプリンタ等には以
下の如き問題がある。
【0006】第1には、従来のシステムにおいては、ス
キャナの読み取り解像度に制約があるため、微小記号
(コード)を正確に読み取ることができないという問題
がある。具体的には、微小記号を正確に読み取るために
は、微小記号のサイズは、ナイキストの条件、すなわ
ち、読み取り解像度の2倍以上のサイズである必要があ
るが、従来のシステムでは、読み取り解像度は縦横均一
であったため、縦横2画素のサイズを持つ単位から構成
されていた。そのため、印字解像度と読み取り解像度に
は、面積において4:1の差があり、微小記号を正確に
読み取ることができなかった。
キャナの読み取り解像度に制約があるため、微小記号
(コード)を正確に読み取ることができないという問題
がある。具体的には、微小記号を正確に読み取るために
は、微小記号のサイズは、ナイキストの条件、すなわ
ち、読み取り解像度の2倍以上のサイズである必要があ
るが、従来のシステムでは、読み取り解像度は縦横均一
であったため、縦横2画素のサイズを持つ単位から構成
されていた。そのため、印字解像度と読み取り解像度に
は、面積において4:1の差があり、微小記号を正確に
読み取ることができなかった。
【0007】第2には、微小記号の印刷された原稿を転
写紙に複写した場合に、微小記号の認識が困難となると
いう問題がある。具体的には、汎用の複写機で原稿に印
字されている微小記号を複写する場合に、原稿の微小記
号を読み取り、この微小記号(コード)の光学像を感光
体上に形成し、感光体上のトナー像を転写紙に直接印字
するため、オリジナル(原稿)の微小記号に比して、転
写紙に印字された微小記号の解像度が劣化するため、転
写紙に印字された微小記号の認識が困難となる。
写紙に複写した場合に、微小記号の認識が困難となると
いう問題がある。具体的には、汎用の複写機で原稿に印
字されている微小記号を複写する場合に、原稿の微小記
号を読み取り、この微小記号(コード)の光学像を感光
体上に形成し、感光体上のトナー像を転写紙に直接印字
するため、オリジナル(原稿)の微小記号に比して、転
写紙に印字された微小記号の解像度が劣化するため、転
写紙に印字された微小記号の認識が困難となる。
【0008】第3には、印字技術が進歩して、微小記号
が正確に形成できるようになった場合に、人間が微小記
号の存在に気づかずに微小記号が印字された転写紙を粗
雑に扱って、微小記号の印字されている領域を乱してし
まう恐れがあるという問題がある。
が正確に形成できるようになった場合に、人間が微小記
号の存在に気づかずに微小記号が印字された転写紙を粗
雑に扱って、微小記号の印字されている領域を乱してし
まう恐れがあるという問題がある。
【0009】第4には、このような微小記号を印字した
原稿を複写する場合に、ユーザが微小記号の存在に気づ
かずに劣悪な印字形成材料を使用してしまい、複写画像
に微小記号が不満足にしか形成されない恐れがあるとい
う問題がある。
原稿を複写する場合に、ユーザが微小記号の存在に気づ
かずに劣悪な印字形成材料を使用してしまい、複写画像
に微小記号が不満足にしか形成されない恐れがあるとい
う問題がある。
【0010】第5には、システムの開放性である。すな
わち、微小記号は、特定のシステム専用に作られている
ため、他の機器で読み取ることが困難であった。この結
果、幅広い用途に微小記号を供することができないとい
う問題がある。
わち、微小記号は、特定のシステム専用に作られている
ため、他の機器で読み取ることが困難であった。この結
果、幅広い用途に微小記号を供することができないとい
う問題がある。
【0011】第6には、通常の文書と微小記号が混在し
た場合に通常の文書が読みづらくなってしまう問題があ
る。上述した「glyph」のように、当初から通常の
テキストに混在して利用することを想定していたにもか
かわらず、微小記号が、通常の文章と混在すると、目障
りになって文書が読みづらくなってしまう。
た場合に通常の文書が読みづらくなってしまう問題があ
る。上述した「glyph」のように、当初から通常の
テキストに混在して利用することを想定していたにもか
かわらず、微小記号が、通常の文章と混在すると、目障
りになって文書が読みづらくなってしまう。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、転写紙に印字される画像コードの可読性を向上させ
た画像コードの記録方法およびその方法を実行するため
のプログラムを提案することを目的とする。
り、転写紙に印字される画像コードの可読性を向上させ
た画像コードの記録方法およびその方法を実行するため
のプログラムを提案することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1にかかる発明は、画像コードを転写紙に印
字する画像コードの記録方法において、前記画像コード
の単位ピッチを主走査方向と副走査方向とで異ならせた
ものである。上記発明によれば、画像コードの単位ピッ
チを主走査方向と副走査方向とで異ならせる。
に、請求項1にかかる発明は、画像コードを転写紙に印
字する画像コードの記録方法において、前記画像コード
の単位ピッチを主走査方向と副走査方向とで異ならせた
ものである。上記発明によれば、画像コードの単位ピッ
チを主走査方向と副走査方向とで異ならせる。
【0014】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、画像コードの単位パターンのサ
イズ比を、主走査方向と副走査方向とで、略2:1とし
たものである。上記発明によれば、画像コードの単位パ
ターンのサイズ比を、主走査方向と副走査方向とで略
2:1とする。
にかかる発明において、画像コードの単位パターンのサ
イズ比を、主走査方向と副走査方向とで、略2:1とし
たものである。上記発明によれば、画像コードの単位パ
ターンのサイズ比を、主走査方向と副走査方向とで略
2:1とする。
【0015】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、画像コードの記録領域を識別さ
せるためのテクスチャを前記転写紙に印字するものであ
る。上記発明によれば、画像コードの記録領域を識別さ
せるためのテクスチャを前記転写紙に印字する。
にかかる発明において、画像コードの記録領域を識別さ
せるためのテクスチャを前記転写紙に印字するものであ
る。上記発明によれば、画像コードの記録領域を識別さ
せるためのテクスチャを前記転写紙に印字する。
【0016】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、通常の文字フォントに画像コー
ドをオーバーラップさせて印字するものである。上記発
明によれば、通常の文字フォントに画像コードをオーバ
ーラップさせて印字する。
にかかる発明において、通常の文字フォントに画像コー
ドをオーバーラップさせて印字するものである。上記発
明によれば、通常の文字フォントに画像コードをオーバ
ーラップさせて印字する。
【0017】また、請求項5にかかる発明は、画像コー
ドが印字された原稿を読み取る工程と、読み取った画像
コードを解読して、対応するコードまたは記号に置き換
えて印字する工程と、を含むものである。上記発明によ
れば、画像コードが印字された原稿を読み取り、読み取
った画像コードを解読して、対応するコードまたは記号
に置き換えて印字する。
ドが印字された原稿を読み取る工程と、読み取った画像
コードを解読して、対応するコードまたは記号に置き換
えて印字する工程と、を含むものである。上記発明によ
れば、画像コードが印字された原稿を読み取り、読み取
った画像コードを解読して、対応するコードまたは記号
に置き換えて印字する。
【0018】また、請求項6にかかる発明は、請求項1
〜請求項5のいずれか1つに記載の画像コードの記録方
法をコンピュータが実行するためのプログラムである。
上記発明によれば、コンピュータでプログラムを実行す
ることにより、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
載の画像コードの記録方法を実現することができる。
〜請求項5のいずれか1つに記載の画像コードの記録方
法をコンピュータが実行するためのプログラムである。
上記発明によれば、コンピュータでプログラムを実行す
ることにより、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
載の画像コードの記録方法を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
かかる画像コードの記録方法、およびその方法をコンピ
ュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形態
を、(本実施の形態のデジタル複写機の構成例)、(画
像コードの記録方法1)、(画像コードの記録方法
2)、(画像コードの記録方法3)、(画像コードの記
録方法4)の順に詳細に説明する。
かかる画像コードの記録方法、およびその方法をコンピ
ュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形態
を、(本実施の形態のデジタル複写機の構成例)、(画
像コードの記録方法1)、(画像コードの記録方法
2)、(画像コードの記録方法3)、(画像コードの記
録方法4)の順に詳細に説明する。
【0020】(本実施の形態のデジタル複写機の構成
例)図1は、本実施の形態にかかるデジタル複写機の概
略構成を示すブロック図である。デジタル複写機は、図
1に示すように、原稿の画像信号を読み取って出力する
スキャナ1、デジタル複写機の各部の制御を行うコント
ローラ2、および読み取られた原稿の画像信号を電子写
真方式で転写紙に印字するプロッタ3から構成されてい
る。また、コントローラ2は、スキャナ1で読み取った
画像信号を格納する画像メモリ21、画像メモリ21に
格納された画像信号に対して画像処理を行う画像処理用
プロセッサ22、デジタル複写機の各部の動作を制御す
る制御用プロセッサ23、および外部の装置とデータの
送受信を行うための汎用I/F24から構成されてい
る。
例)図1は、本実施の形態にかかるデジタル複写機の概
略構成を示すブロック図である。デジタル複写機は、図
1に示すように、原稿の画像信号を読み取って出力する
スキャナ1、デジタル複写機の各部の制御を行うコント
ローラ2、および読み取られた原稿の画像信号を電子写
真方式で転写紙に印字するプロッタ3から構成されてい
る。また、コントローラ2は、スキャナ1で読み取った
画像信号を格納する画像メモリ21、画像メモリ21に
格納された画像信号に対して画像処理を行う画像処理用
プロセッサ22、デジタル複写機の各部の動作を制御す
る制御用プロセッサ23、および外部の装置とデータの
送受信を行うための汎用I/F24から構成されてい
る。
【0021】スキャナ1では、コントローラ2の制御用
プロセッサ23から入力される制御信号により、スキャ
ナ1のランプやモータが駆動され、これに同期して、原
稿の画像信号が読み取られてコントローラ2の画像メモ
リ21に書き込まれる。スキャナ1は、紙に印字されて
いる画像コードを読み取り可能な読み取り解像度を有し
ている。
プロセッサ23から入力される制御信号により、スキャ
ナ1のランプやモータが駆動され、これに同期して、原
稿の画像信号が読み取られてコントローラ2の画像メモ
リ21に書き込まれる。スキャナ1は、紙に印字されて
いる画像コードを読み取り可能な読み取り解像度を有し
ている。
【0022】画像処理用プロセッサ22は、不揮発性メ
モリに格納されたプログラムに従って、画像処理を行う
画像処理用コントローラと、画像処理用コントローラを
動作させるためのプログラムを記憶した不揮発性メモリ
(例えば、フラッシュROM)から構成されている。画
像処理用プロセッサ22では、画像メモリ21に書き込
まれた画像信号に対して、シェーディング補正やγ変換
などの画像処理を施す。また、画像処理用プロセッサ2
2は、画像信号の独立処理が可能で、画像メモリ21に
対して独立してアクセス可能となっている。
モリに格納されたプログラムに従って、画像処理を行う
画像処理用コントローラと、画像処理用コントローラを
動作させるためのプログラムを記憶した不揮発性メモリ
(例えば、フラッシュROM)から構成されている。画
像処理用プロセッサ22では、画像メモリ21に書き込
まれた画像信号に対して、シェーディング補正やγ変換
などの画像処理を施す。また、画像処理用プロセッサ2
2は、画像信号の独立処理が可能で、画像メモリ21に
対して独立してアクセス可能となっている。
【0023】制御用プロセッサ23は、不揮発性メモリ
に記憶されたプログラムに従って、デジタル複写機の各
部の制御を行う制御用コントローラと、画像処理用コン
トローラを動作させるためのプログラムを記憶した不揮
発性メモリ(例えば、フラッシュROM)から構成され
ている。制御用プロセッサ23は、スキャナ1の画像信
号の読み取りの制御や、プロッタ3の印字動作の制御を
行い、制御用プロセッサ23は、スキャナ1とプロッタ
3を直接に制御できるようになっている。
に記憶されたプログラムに従って、デジタル複写機の各
部の制御を行う制御用コントローラと、画像処理用コン
トローラを動作させるためのプログラムを記憶した不揮
発性メモリ(例えば、フラッシュROM)から構成され
ている。制御用プロセッサ23は、スキャナ1の画像信
号の読み取りの制御や、プロッタ3の印字動作の制御を
行い、制御用プロセッサ23は、スキャナ1とプロッタ
3を直接に制御できるようになっている。
【0024】プロッタ3では、制御用プロセッサ23か
ら入力されるモータ駆動信号(感光体モータやポリゴン
モータなどを駆動するための信号)に同期して、画像メ
モリ21から画像信号を読み出し、LDにより感光体に
画像信号を書き込み、感光体上に形成されたトナー像を
転写紙に転写する。
ら入力されるモータ駆動信号(感光体モータやポリゴン
モータなどを駆動するための信号)に同期して、画像メ
モリ21から画像信号を読み出し、LDにより感光体に
画像信号を書き込み、感光体上に形成されたトナー像を
転写紙に転写する。
【0025】汎用I/F24は、画像処理用プロセッサ
22や制御用プロセッサ23が外部装置とデータの送受
信をするためのI/Fであり、この汎用I/F24を介
して、画像処理用プロセッサ22や制御用プロセッサ2
3内の不揮発性メモリに外部からプログラムがロードで
きるようになっている。例えば、この汎用I/F24に
ICカードを接続して、画像処理用プロセッサ22や制
御用プロセッサ23内の不揮発性メモリのプログラムを
書き換えることができる。
22や制御用プロセッサ23が外部装置とデータの送受
信をするためのI/Fであり、この汎用I/F24を介
して、画像処理用プロセッサ22や制御用プロセッサ2
3内の不揮発性メモリに外部からプログラムがロードで
きるようになっている。例えば、この汎用I/F24に
ICカードを接続して、画像処理用プロセッサ22や制
御用プロセッサ23内の不揮発性メモリのプログラムを
書き換えることができる。
【0026】また、汎用I/F24を介して、パーソナ
ルコンピュータ等から印字データが入力され、この入力
された印字データをプロッタ3で印刷可能となってお
り、図1のデジタル複写機は、プリンタ単体としての機
能を有している。
ルコンピュータ等から印字データが入力され、この入力
された印字データをプロッタ3で印刷可能となってお
り、図1のデジタル複写機は、プリンタ単体としての機
能を有している。
【0027】また、スキャナ1で読み取った画像信号
を、汎用I/F24を介して、外部に出力可能となって
おり、図1のデジタル複写機は、スキャナ単体としての
機能を有している。
を、汎用I/F24を介して、外部に出力可能となって
おり、図1のデジタル複写機は、スキャナ単体としての
機能を有している。
【0028】なお、図1に示す例では、画像処理用プロ
セッサ22と制御用プロセッサ23とを別々に設ける構
成としたが、1つのプロセッサで両者の機能を兼用する
ことにしても良い。
セッサ22と制御用プロセッサ23とを別々に設ける構
成としたが、1つのプロセッサで両者の機能を兼用する
ことにしても良い。
【0029】つぎに、上記構成のデジタル複写機の画像
コードの記録方法1〜4について説明する。以下の各画
像コードの記録方法1〜4は、画像処理用プロセッサ2
2や制御用プロセッサ23内の不揮発性メモリのプログ
ラムの内容を変更することにより実現できる。
コードの記録方法1〜4について説明する。以下の各画
像コードの記録方法1〜4は、画像処理用プロセッサ2
2や制御用プロセッサ23内の不揮発性メモリのプログ
ラムの内容を変更することにより実現できる。
【0030】(画像コードの記録方法1)画像コードの
記録方法1では、画像コードの単位ピッチを主走査方向
と副走査方向とで変化させる場合について、図2を参照
して説明する。図2は、画像コードの単位ピッチを主走
査方向と副走査方向とで変化させる場合を説明するため
の説明図である。
記録方法1では、画像コードの単位ピッチを主走査方向
と副走査方向とで変化させる場合について、図2を参照
して説明する。図2は、画像コードの単位ピッチを主走
査方向と副走査方向とで変化させる場合を説明するため
の説明図である。
【0031】図2において、4はライン型の1次元撮像
素子、Pxは主走査方向の最小ピッチ、Pyは副走査方
法の最小ピッチを示している。
素子、Pxは主走査方向の最小ピッチ、Pyは副走査方
法の最小ピッチを示している。
【0032】従来の複写機等では、ライン型の1次元撮
像素子が多く利用されている。かかる撮像系(スキャ
ナ)では、読み取り速度や、読み取り密度を可変にする
ために、副走査方向は機械的に走査し、その走査速度や
ピッチを機械的に可変としている。また、主走査方向
は、一次元撮像素子の画素ピッチが固定しているため、
この方向の画素ピッチは光学系による倍率制御で実行す
る。光学系による制御であれば、当然に、副走査方向の
倍率も同等となる。
像素子が多く利用されている。かかる撮像系(スキャ
ナ)では、読み取り速度や、読み取り密度を可変にする
ために、副走査方向は機械的に走査し、その走査速度や
ピッチを機械的に可変としている。また、主走査方向
は、一次元撮像素子の画素ピッチが固定しているため、
この方向の画素ピッチは光学系による倍率制御で実行す
る。光学系による制御であれば、当然に、副走査方向の
倍率も同等となる。
【0033】本発明では、図2に示すように、画像コー
ドの副走査の最小ピッチPyを、画像コードの主走査方
向の最小ピッチPxの半分以下とする。すなわち、Py
≦(1/2)・Pxとする。これにより、主走査ピッチ
幅の細長いパターンを正確に読み取ることが可能にな
る。Py≦(1/2)・Pxを満たす画像コードの例を
図3に示す。
ドの副走査の最小ピッチPyを、画像コードの主走査方
向の最小ピッチPxの半分以下とする。すなわち、Py
≦(1/2)・Pxとする。これにより、主走査ピッチ
幅の細長いパターンを正確に読み取ることが可能にな
る。Py≦(1/2)・Pxを満たす画像コードの例を
図3に示す。
【0034】図3は、本発明の画像コードの基本パター
ンを説明するための図であり、同図(A)は、画像コー
ドの基本パターン、同図(B)は、(A)の基本パター
ンを使用した画像コードのパターンの一例(パターン
0)、同図(C)は、(A)の基本パターンを使用した
画像コードのパターンの一例(パターン1)を示してい
る。図3(B)のパターン0および図3(C)のパター
ン1は、Py≦(1/2)・Pxとなっている。
ンを説明するための図であり、同図(A)は、画像コー
ドの基本パターン、同図(B)は、(A)の基本パター
ンを使用した画像コードのパターンの一例(パターン
0)、同図(C)は、(A)の基本パターンを使用した
画像コードのパターンの一例(パターン1)を示してい
る。図3(B)のパターン0および図3(C)のパター
ン1は、Py≦(1/2)・Pxとなっている。
【0035】また、図3(A)に示す基本パターンは、
縦方向(副走査方法)と横方向(主走査方向)のサイズ
が概ね1:2であるが、実際には1:2より比が大きく
なっている。この縦方向と横方向のサイズ比は、複写機
やスキャナの種類に依存する。従って、システムを構成
する機器に適したパターン形状でなければ、より多くの
汎用機器をシステムに取り込むことができない。
縦方向(副走査方法)と横方向(主走査方向)のサイズ
が概ね1:2であるが、実際には1:2より比が大きく
なっている。この縦方向と横方向のサイズ比は、複写機
やスキャナの種類に依存する。従って、システムを構成
する機器に適したパターン形状でなければ、より多くの
汎用機器をシステムに取り込むことができない。
【0036】そこで、図3(A)に示す基本パターンの
サイズや、縦横比を可変にすることが求められる。図4
は、図3(A)に示す基本パターンの印字画素(構成ド
ット)を示す図である。同図において、印字画素はハッ
チングした円で示している。図1のデジタル複写機で
は、構成ドットの構成やドット数を変更して、図4の示
す基本パターンのサイズUx、Uyを変更可能となって
いる。
サイズや、縦横比を可変にすることが求められる。図4
は、図3(A)に示す基本パターンの印字画素(構成ド
ット)を示す図である。同図において、印字画素はハッ
チングした円で示している。図1のデジタル複写機で
は、構成ドットの構成やドット数を変更して、図4の示
す基本パターンのサイズUx、Uyを変更可能となって
いる。
【0037】このような基本パターンから構成される記
号(画像コード)は、読み取りピッチ(主走査、副走査
方向とも)の2倍以上の大きさがあるため、いわゆるナ
イキストのサンプリング条件を満足し、スキャナ等で読
み取りが可能となる。なお、副走査方向の解像度を上げ
るためには、主走査1ラインあたりのスキャナ1のモー
タ回転量を半分以下にすれば良い。
号(画像コード)は、読み取りピッチ(主走査、副走査
方向とも)の2倍以上の大きさがあるため、いわゆるナ
イキストのサンプリング条件を満足し、スキャナ等で読
み取りが可能となる。なお、副走査方向の解像度を上げ
るためには、主走査1ラインあたりのスキャナ1のモー
タ回転量を半分以下にすれば良い。
【0038】画像コードの記録方法1によれば、画像コ
ードの単位ピッチを副走査の最小ピッチPy≦(1/
2)・主走査方向の最小ピッチPxとし、さらに、画像
コードの単位パターンのサイズ比を、主走査方向:副走
査方向≒2:1としたので、転写紙に印字されたコード
をスキャナ等で正確に読み取ることが可能となる。
ードの単位ピッチを副走査の最小ピッチPy≦(1/
2)・主走査方向の最小ピッチPxとし、さらに、画像
コードの単位パターンのサイズ比を、主走査方向:副走
査方向≒2:1としたので、転写紙に印字されたコード
をスキャナ等で正確に読み取ることが可能となる。
【0039】(画像コードの記録方法2)画像コードの
記録方法2では、デジタル複写機で図3の基本パターン
で構成される記号(画像コード)が印字されている原稿
を複写する場合に、基本パターンを他の記号やコードに
置き換えて印刷する場合を説明する。図5は、図3の基
本パターンで構成される記号が印字されている原稿を複
写する場合の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
記録方法2では、デジタル複写機で図3の基本パターン
で構成される記号(画像コード)が印字されている原稿
を複写する場合に、基本パターンを他の記号やコードに
置き換えて印刷する場合を説明する。図5は、図3の基
本パターンで構成される記号が印字されている原稿を複
写する場合の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0040】図5において、まず、スキャナ1で原稿の
画像信号を読み取り(ステップS1)、画像メモリ21
に格納する。つぎに、画像処理用プロセッサ22は、画
像メモリ21に格納された画像信号を解読して、各基本
パターンに分解して認識する(ステップS2)。画像処
理用プロセッサ22は予め用意された複数の合法的パタ
ーン(コードまたは記号)の中から認識した基本パター
ンに対応する合法的パターンを選択して、基本パターン
を合法的パターンに置き換える(ステップS3)。そし
て、プロッタ4は、置き換えられた合法的パターンを印
刷する(ステップS4)。
画像信号を読み取り(ステップS1)、画像メモリ21
に格納する。つぎに、画像処理用プロセッサ22は、画
像メモリ21に格納された画像信号を解読して、各基本
パターンに分解して認識する(ステップS2)。画像処
理用プロセッサ22は予め用意された複数の合法的パタ
ーン(コードまたは記号)の中から認識した基本パター
ンに対応する合法的パターンを選択して、基本パターン
を合法的パターンに置き換える(ステップS3)。そし
て、プロッタ4は、置き換えられた合法的パターンを印
刷する(ステップS4)。
【0041】ここで、合法コード(合法的パターン)と
違法コード(違法的パターン)について説明する。図6
は、合法コード(合法的パターン)と違法コード(違法
的パターン)を説明するための図である。通常、微小な
ドットで構成される画像コードを誤認識することを防ぐ
ために様々手段が講じられている。図6において、最上
段のコードが最少基本構成、中段のコードが合法コー
ド、下段のコードが違法コードを示している。ここで、
最少基本構成は、「3個以上のドットが連結すること」
が要件であるとする。同図に示すような違法コードの場
合は、最も近いコードに変換されのが一般的であるか
ら、2つの連続ドットからなる違法コードは、3つの連
続ドット(合法パターン)に、1つのドットからなる違
法コードは無コードに変換される。
違法コード(違法的パターン)について説明する。図6
は、合法コード(合法的パターン)と違法コード(違法
的パターン)を説明するための図である。通常、微小な
ドットで構成される画像コードを誤認識することを防ぐ
ために様々手段が講じられている。図6において、最上
段のコードが最少基本構成、中段のコードが合法コー
ド、下段のコードが違法コードを示している。ここで、
最少基本構成は、「3個以上のドットが連結すること」
が要件であるとする。同図に示すような違法コードの場
合は、最も近いコードに変換されのが一般的であるか
ら、2つの連続ドットからなる違法コードは、3つの連
続ドット(合法パターン)に、1つのドットからなる違
法コードは無コードに変換される。
【0042】画像コードの記録方法2によれば、画像コ
ードが印字された原稿を読み取り、読み取った画像コー
ドを解読して、対応するコードまたは記号に置き換えて
印字することとしたので、転写紙に印字されたコードま
たは記号をスキャナ等で正確に読み取ることが可能とな
る。
ードが印字された原稿を読み取り、読み取った画像コー
ドを解読して、対応するコードまたは記号に置き換えて
印字することとしたので、転写紙に印字されたコードま
たは記号をスキャナ等で正確に読み取ることが可能とな
る。
【0043】(画像コードの記録方法3)画像コードの
記録方法3では、ユーザが、画像コードの記録領域を識
別できるようにするために、画像コードの記録領域を識
別するためのテクスチャを印字する。図7は、画像コー
ドが記憶されている領域を識別するためのテクスチャを
印字した場合の例を示す図である。
記録方法3では、ユーザが、画像コードの記録領域を識
別できるようにするために、画像コードの記録領域を識
別するためのテクスチャを印字する。図7は、画像コー
ドが記憶されている領域を識別するためのテクスチャを
印字した場合の例を示す図である。
【0044】プリントの精度が向上すると、基本パター
ンのサイズは10マイクロメートルオーダーの微小なも
のとなる可能性があるが、この微少なパターンが印字さ
れていてもユーザに気づかれることは少ない。画像コー
ドが記録されていることをユーザに知らせることは、こ
の部分を清浄に保つ意味からも重要である。そこで、画
像コードの記録方法3では、画像コードが記録されてい
る領域をユーザに識別させるためのテクスチャを印刷す
る。図7に示す印字例では、画像コードが記憶されてい
る領域Aに、”記録済領域(追記不可)”というテクス
チャを印字することにより、ユーザに領域Aに、画像コ
ードが印字されていることを認識させる。
ンのサイズは10マイクロメートルオーダーの微小なも
のとなる可能性があるが、この微少なパターンが印字さ
れていてもユーザに気づかれることは少ない。画像コー
ドが記録されていることをユーザに知らせることは、こ
の部分を清浄に保つ意味からも重要である。そこで、画
像コードの記録方法3では、画像コードが記録されてい
る領域をユーザに識別させるためのテクスチャを印刷す
る。図7に示す印字例では、画像コードが記憶されてい
る領域Aに、”記録済領域(追記不可)”というテクス
チャを印字することにより、ユーザに領域Aに、画像コ
ードが印字されていることを認識させる。
【0045】ユーザは、画像コードが記録されているこ
とを認識した場合、この部分が汚れないようにコーティ
ングを施すか、あるいは、丁寧に扱うことが要請され
る。なお、汚れやパターンの欠損に対処するコード体系
を別途用意することにしても良い。
とを認識した場合、この部分が汚れないようにコーティ
ングを施すか、あるいは、丁寧に扱うことが要請され
る。なお、汚れやパターンの欠損に対処するコード体系
を別途用意することにしても良い。
【0046】画像コードの記録方法3によれば、画像コ
ードの記録領域を識別させるためのテクスチャを転写紙
に印字することとしたので、ユーザが転写紙に印字され
た画像コードの存在を認識することができ、転写紙の画
像コードの印字されている領域が粗雑に扱われるのを防
止できる。
ードの記録領域を識別させるためのテクスチャを転写紙
に印字することとしたので、ユーザが転写紙に印字され
た画像コードの存在を認識することができ、転写紙の画
像コードの印字されている領域が粗雑に扱われるのを防
止できる。
【0047】(画像コードの記録方法4)画像コードの
記録方法4では、通常の文字フォントにオーバーラップ
させて画像コードを印字する場合を説明する。
記録方法4では、通常の文字フォントにオーバーラップ
させて画像コードを印字する場合を説明する。
【0048】従来、画像コードを通常の文章に混在させ
た場合に、その読みにくさを解消するために、記録領域
を分離する方法が提案されている。記録領域を分離する
と、画像コードが微小である場合は、上述したように、
ユーザに気付かれないで粗雑に扱われる危険性がある。
画像コードの記録方法4では、画像コードを文字フォン
トにオーバーラップさせて印字する。画像コードを文字
フォントにオーバーラップさせて印字すると、薄い網点
をかけたように見える。図8は、画像コードを通常の文
章(文字フォント)にオーバーラップさせた場合の例を
示す図である。かかる場合でも、合法コードの条件を強
めたり、あるいは、記録情報の冗長性を増すことによっ
て(例えば、複数回、同一情報を記入する)、機械的に
正確に読み取ることが可能となる。
た場合に、その読みにくさを解消するために、記録領域
を分離する方法が提案されている。記録領域を分離する
と、画像コードが微小である場合は、上述したように、
ユーザに気付かれないで粗雑に扱われる危険性がある。
画像コードの記録方法4では、画像コードを文字フォン
トにオーバーラップさせて印字する。画像コードを文字
フォントにオーバーラップさせて印字すると、薄い網点
をかけたように見える。図8は、画像コードを通常の文
章(文字フォント)にオーバーラップさせた場合の例を
示す図である。かかる場合でも、合法コードの条件を強
めたり、あるいは、記録情報の冗長性を増すことによっ
て(例えば、複数回、同一情報を記入する)、機械的に
正確に読み取ることが可能となる。
【0049】画像コードの記録方法4によれば、通常の
文字フォントに画像コードをオーバーラップさせて印字
することとしたので、文書に画像コードが混在しても文
書の読みづらさを解消することができる。
文字フォントに画像コードをオーバーラップさせて印字
することとしたので、文書に画像コードが混在しても文
書の読みづらさを解消することができる。
【0050】本発明の画像コードは、例えば、人間にと
って可読性があると同時に、デジタル情報として記録媒
体にもなる記録用紙等に使用可能である。例えば、ファ
イルの操作説明を印字した電子ファイル等に適用可能で
ある。図9は本発明の画像コードを使用した電子ファイ
ルの一例を示している。
って可読性があると同時に、デジタル情報として記録媒
体にもなる記録用紙等に使用可能である。例えば、ファ
イルの操作説明を印字した電子ファイル等に適用可能で
ある。図9は本発明の画像コードを使用した電子ファイ
ルの一例を示している。
【0051】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形可能である。
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
画像コードの記録方法によれば、画像コードを転写紙に
印字する画像コードの記録方法において、画像コードの
単位ピッチを主走査方向と副走査方向とで異ならせたの
で、転写紙に印字される画像コードをスキャナ等で正確
に読み取ることが可能となる。
画像コードの記録方法によれば、画像コードを転写紙に
印字する画像コードの記録方法において、画像コードの
単位ピッチを主走査方向と副走査方向とで異ならせたの
で、転写紙に印字される画像コードをスキャナ等で正確
に読み取ることが可能となる。
【0053】また、請求項2にかかる画像コードの記録
方法によれば、請求項1にかかる発明において、画像コ
ードの単位パターンのサイズ比を、主走査方向:副走査
方向≒2:1としたので、転写紙に印字される画像コー
ドをスキャナ等で正確に読み取ることが可能となる。
方法によれば、請求項1にかかる発明において、画像コ
ードの単位パターンのサイズ比を、主走査方向:副走査
方向≒2:1としたので、転写紙に印字される画像コー
ドをスキャナ等で正確に読み取ることが可能となる。
【0054】また、請求項3にかかる画像コードの記録
方法によれば、請求項1にかかる発明において、画像コ
ードの記録領域を識別させるためのテクスチャを前記転
写紙に印字することとしたので、ユーザが転写紙に印字
される画像コードの存在を認識することができ、転写紙
の画像コードの印字されている領域が粗雑に扱われるの
を防止できる。
方法によれば、請求項1にかかる発明において、画像コ
ードの記録領域を識別させるためのテクスチャを前記転
写紙に印字することとしたので、ユーザが転写紙に印字
される画像コードの存在を認識することができ、転写紙
の画像コードの印字されている領域が粗雑に扱われるの
を防止できる。
【0055】また、請求項4にかかる画像コードの記録
方法によれば、請求項1にかかる発明において、通常の
文字フォントに画像コードをオーバーラップさせて印字
することとしたので、文書に画像コードが混在しても文
書の読みづらさを解消することができる。
方法によれば、請求項1にかかる発明において、通常の
文字フォントに画像コードをオーバーラップさせて印字
することとしたので、文書に画像コードが混在しても文
書の読みづらさを解消することができる。
【0056】また、請求項5にかかる画像コードの記録
方法によれば、画像コードが印字された原稿を読み取
り、読み取った画像コードを解読して、対応するコード
または記号に置き換えて印字することとしたので、転写
紙に印字されるコードまたは記号をスキャナ等で正確に
読み取ることが可能となる。
方法によれば、画像コードが印字された原稿を読み取
り、読み取った画像コードを解読して、対応するコード
または記号に置き換えて印字することとしたので、転写
紙に印字されるコードまたは記号をスキャナ等で正確に
読み取ることが可能となる。
【0057】また、請求項6にかかるコンピュータが実
行するためのプログラムによれば、コンピュータでプロ
グラムを実行することにより、請求項1〜請求項5のい
ずれか1つにかかる画像コードの記録方法を実行するこ
ととしたので、転写紙に印字される画像コードをスキャ
ナ等で正確に読み取ることが可能となる。
行するためのプログラムによれば、コンピュータでプロ
グラムを実行することにより、請求項1〜請求項5のい
ずれか1つにかかる画像コードの記録方法を実行するこ
ととしたので、転写紙に印字される画像コードをスキャ
ナ等で正確に読み取ることが可能となる。
【図1】本実施の形態にかかるデジタル複写機の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】画像コードの単位ピッチを主走査方向と副走査
方向とで変化させる場合を説明するための説明図であ
る。
方向とで変化させる場合を説明するための説明図であ
る。
【図3】本発明の画像コードの基本パターンを説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】図3(A)に示す基本パターンの印字画素(構
成ドット)を示す図である。
成ドット)を示す図である。
【図5】図3の基本パターンで構成される記号(画像コ
ード)が印字されている原稿を複写する場合の動作を説
明するためのフローチャートである。
ード)が印字されている原稿を複写する場合の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図6】合法コード(合法的パターン)と違法コード
(違法的パターン)を説明するための図である。
(違法的パターン)を説明するための図である。
【図7】画像コードが記憶されている領域を識別するた
めのテクスチャを印字した場合の例を示す図である。
めのテクスチャを印字した場合の例を示す図である。
【図8】画像コードを通常の文章(文字フォント)にオ
ーバーラップさせた場合の例を示す図である。
ーバーラップさせた場合の例を示す図である。
【図9】本発明の画像コードを使用した電子ファイルの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
1 スキャナ
2 コントローラ
3 プロッタ
21 画像メモリ
22 画像処理用プロセッサ
23 制御用プロセッサ
24 汎用I/F
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C055 JJ00 JJ07 JJ12
2C087 AA09 AA13 AC08 BA01 BA14
BB10 BD12 BD13 CB13
Claims (6)
- 【請求項1】 画像コードを転写紙に印字する画像コー
ドの記録方法において、 前記画像コードの単位ピッチを主走査方向と副走査方向
とで異ならせたことを特徴とする画像コードの記録方
法。 - 【請求項2】 前記画像コードの単位パターンのサイズ
比を、主走査方向と副走査方向とで、略2:1としたこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像コードの記録方
法。 - 【請求項3】 前記画像コードの記録領域を識別させる
ためのテクスチャを前記転写紙に印字することを特徴と
する請求項1に記載の画像コードの記録方法。 - 【請求項4】 通常の文字フォントに前記画像コードを
オーバーラップさせて印字することを特徴とする請求項
1に記載の画像コードの記録方法。 - 【請求項5】 画像コードが印字された原稿を読み取る
工程と、読み取った画像コードを解読して、対応するコ
ードまたは記号に置き換えて印字する工程と、 を含むことを特徴とする画像コードの記録方法。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
載の画像コードの記録方法をコンピュータが実行するた
めのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001264889A JP2003072153A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 画像コードの記録方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001264889A JP2003072153A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 画像コードの記録方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003072153A true JP2003072153A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19091424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001264889A Pending JP2003072153A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 画像コードの記録方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003072153A (ja) |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001264889A patent/JP2003072153A/ja active Pending
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