JP2003071614A - ボーリングヘッド - Google Patents

ボーリングヘッド

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 案内手段の構造が非常に簡単で、部品点数
が少なく、安価に製作でき、ヘッド本体軸の長さを短く
できて頑強にすることができ、管素材Wに対する追従性
が良く、適用範囲の広いボーリングヘッドを提供する。 【解決手段】 先端部にカッター12を備え、その手前
側に、管素材Wの内周面Woに摺接してカッター12を
管素材Wと同心状に案内する案内手段13を備えたヘッ
ド本体軸11を、これに連結される駆動軸によって回転
させつつ軸方向に引っ張るように駆動することにより、
管素材Wの内周面Woを切削加工するようになっている
ボーリングヘッドにおいて、案内手段13は、ヘッド本
体軸11に嵌装され、弾性力によって径方向に拡縮可能
で外周面に中高状の環状膨出部15を形成した円筒状ガ
イド部材14からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管素材の内周面を
切削加工するのに使用されるボーリングヘッドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば化学プラントに使用される配管材
には、遠心鋳造によって形成された鋳鋼管があるが、こ
のような鋳鋼管の素材は、内周面が凹凸状を呈している
ため、仕上げ加工する必要がある。また、遠心鋳造によ
る鋳鋼管は、直線度が悪く、曲がりを生じているものが
多いことから、その管素材の内周面を仕上げ加工するの
に、普通のボーリングヘッドを使用したのでは、肉厚の
薄い部分と厚い部分とが生じ、つまり偏肉が生じて不適
格な管材となる。従って、そのような曲がりのある管素
材の内周面を仕上げ切削加工するのに適したボーリング
ヘッドとして、従来、図5に示すようなものが使用され
ている。
【0003】即ち、このボーリングヘッドは、先端部に
カッター2を備え、その手前側に、管素材Wの内周面W
oに摺接してカッター1を管素材Wと同心状に案内する
案内手段3を備えたヘッド本体軸1を、これに連動連結
される駆動軸6によって回転させつつ軸方向に引っ張る
ように駆動することにより、管素材Wが曲がっていて
も、案内手段13がその曲がった管素材Wと同心状にカ
ッター1を案内して、偏肉のない適正な孔加工が行える
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のボーリングヘッドでは、案内手段3は、周方向一定
間隔に配置した半径方向に平行移動可能な複数のガイド
片4を圧縮コイルバネ5によって常時外向き半径方向に
突出付勢させ、これら複数のガイド片4を管素材Wの内
周面Woに追従させることによって、カッター1を管素
材Wと同心状に案内する構成となっているから、案内手
段3の構造が複雑化し、その部品点数が非常に多くなっ
て、製作コストが高くつき、また上記の構成からヘッド
本体軸1の長さがどうしても長くなり、使用中にヘッド
本体軸1が折損することがあった。また、このボーリン
グヘッドは、各ガイド片4の変位幅(半径方向移動範
囲)が小さいため、管素材の内周面に対する追従性が悪
かった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、案内手段
の構造が極めて簡素で、部品点数が少なく、安価に製作
できると共に、ヘッド本体軸の長さを短くできて軸強度
を高めることができ、更に管素材の内周面に対する追従
性の良好なボーリングヘッドを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
先端部にカッター12を備え、その手前側に、管素材W
の内周面Woに摺接してカッター12を管素材Wと同心
状に案内する案内手段13を備えたヘッド本体軸11
を、これに連結される駆動軸26によって回転させつつ
軸方向に引っ張るように駆動することにより、管素材W
の内周面Woを切削加工するようになっているボーリン
グヘッドにおいて、前記案内手段13は、ヘッド本体軸
11に嵌装され、弾性力によって径方向に拡縮可能で外
周面に中高状の環状膨出部15を形成した円筒状ガイド
部材14からなることを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1に記載のボーリング
ヘッドにおいて、前記円筒状ガイド部材14には、軸方
向に延びる切欠溝18を周方向に一定間隔おきに形成し
てなることを特徴とする。
【0008】請求項3は、請求項1又は2に記載のボー
リングヘッドにおいて、前記円筒状ガイド部材14を、
軸受部材16を介してヘッド本体軸11に取り付けてな
ることを特徴とする。
【0009】請求項4は、請求項1又は2に記載のボー
リングヘッドにおいて、前記円筒状ガイド部材14を、
ヘッド本体軸11に軸方向一定範囲内で移動可能に取り
付けてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るボーリングヘ
ッド10を示す縦断面図である。このボーリングヘッド
10はヘッド本体軸11を有し、このヘッド本体軸11
には先端部にカッター12が装備され、このカッター1
2の手前側には、管素材Wの内周面Woに摺接してカッ
ター12を管素材Wと同心状に案内する案内手段13が
設けられている。また、ヘッド本体軸11の後端部は径
大に形成されていて、この後端径大部11aに駆動軸連
結用のねじ穴9が穿設されている。尚、ヘッド本体軸1
1は、カッター12が装備される側を先端側、駆動軸連
結用ねじ穴9が形成される側を後端側とする。
【0011】案内手段13は、図1に示すように、ヘッ
ド本体軸11に嵌装され、弾性力によって半径方向に拡
縮可能なバネ鋼製の円筒状ガイド部材14からなるもの
で、この円筒状ガイド部材14は、支持円筒部14b
と、この支持円筒部14bと同軸一体に形成されたガイ
ド部材本体14aとによって形成され、ガイド部材本体
14aは、その外周面の軸方向中央部が中高状に膨出し
て環状膨出部15を形成している。尚、環状膨出部15
の外径は、図1から分かるように、カッター12の外径
よりも小さい。
【0012】上記円筒状ガイド部材14は、ヘッド本体
軸11に回転可能に嵌合される円筒状のメタル軸受16
(軸受部材)を介してヘッド本体軸11に取り付けられ
るもので、この円筒状ガイド部材14の支持円筒部14
bが円筒状メタル軸受16に外嵌されて複数の固定ピン
17で一体的に固定されている。従って、円筒状ガイド
部材14をヘッド本体軸11に取り付けるには、メタル
軸受16をヘッド本体軸11に嵌合させればよい。
【0013】尚、上記メタル軸受16は、円筒状ガイド
部材14をヘッド本体軸11に対し回転可能に取り付け
るための軸受部材であるから、ヘッド本体軸11の径が
比較的大きい場合には、このようなメタル軸受16に代
えて、ボールベアリング等の普通の軸受を使用すること
ができる。
【0014】また円筒状ガイド部材14には、図2に示
すように、ガイド部材本体14aの後端から切り込まれ
て当該本体14aの軸方向全長に延びる切欠溝18が周
方向に一定間隔おきに(例えば周方向に60度や90度
の間隔で)形成されている。これらの切欠溝18によっ
て、円筒状ガイド部材14の半径方向拡縮機能が有効に
発揮される。また、この切欠溝18の溝幅や円筒状ガイ
ド部材14の厚みを変えることにより、円筒状ガイド部
材14の弾性力を変えて、拡縮幅を変えることができ
る。
【0015】図1において、19及び20はヘッド本体
軸11上に固定される固定リングで、両固定リング1
9,20の間に案内手段13としての円筒状ガイド部材
14が配置され、両固定リング10,20間の距離N
は、メタル軸受16とこれに固定された円筒状ガイド部
材14との結合体の軸方向長さLよりも若干長くなるよ
うに設定されていて、上記結合体がヘッド本体軸11上
で一定範囲(N−L)だけ移動できるようになってい
る。このように円筒状ガイド部材14をヘッド本体軸1
1に軸方向に一定範囲内移動可能に取り付けることによ
り、このガイド部材14の拡縮作用を有効に行わせるこ
とができる。尚、ボーリングヘッド使用時には、円筒状
ガイド部材14が管素材内周面Woとの接触摩擦力で加
工方向と反対方向に引き戻されるから、メタル軸受16
の先端面が固定リング20に当接した状態となる。
【0016】図3の(A)はカッター12の縦断面図、
(B)は同カッター12を(A)の右側から見た端面図
である。この図から分かるように、カッター12は略多
角形状の取付台21を有し、この取付台21の後端側周
縁部に切削刃(チップ)22が固着されている。この図
において、23はカッター12をヘッド本体軸11の先
端部に嵌合する嵌合孔であり、24はヘッド本体軸11
の先端側角軸部11c(図1参照)に嵌合してヘッド本
体軸11に対するカッター12の回転を阻止するための
角孔である。
【0017】上記のような構成よりなるボーリングヘッ
ド10を組み立てるには、ヘッド本体軸11の後端側に
固定リング19を嵌合して、このリング19を径大部1
1aの先端に形成される段部11oに当接させた状態で
固定した後、メタル軸受16と円筒状ガイド部材14と
の結合体をヘッド本体軸11に嵌合し、更に固定リング
20を嵌合して所定位置に固定した後、カッター12を
ヘッド本体軸11の先端側に嵌合して固定リング20に
当接させた状態で、ヘッド本体軸11の先端ねじ部11
bに締付ナット25を螺合して締め付けることにより、
カッター12をヘッド本体軸11の先端部に一体回転可
能に固定する。
【0018】こうして組み立てたボーリングヘッド10
を使用して、管素材Wの内周面Woを仕上げ切削加工
(孔仕上げ加工)するにあたっては、図4に示すよう
に、このボーリングヘッド10の後端側ねじ穴9にボー
リング装置の駆動軸26の先端ねじ部26aを螺合して
一体回転可能に連結し、しかして駆動軸26の送り操作
によって、ボーリングヘッド10を、所定位置にセット
されて固定されている管素材W内にその先端から所要長
さ突出するまで挿入し、加工を開始する。
【0019】即ち、図4に示すように、ボーリング装置
の駆動軸26を、所定方向に回転しつつ図中の白抜き矢
印で示す軸方向に引っ張るように駆動しながら、ボーリ
ングヘッド10先端部のカッター12によって、管素材
Wの内周面Woを切削加工する。この際、ボーリングヘ
ッド10と管素材内周面Woとの隙間に切削油27を供
給する。この切削油27の供給方向はボーリングヘッド
10の移動(引っ張り)方向と逆になる。図4におい
て、28はカッター12によって切削された管素材Wの
切屑を示す。
【0020】上記のようなボーリングヘッド10による
管素材Wの仕上げ切削加工に際し、管素材Wが曲がって
いる時は、案内手段13が、その曲がった管素材Wと同
心状にカッター1を案内するから、切削された管素材W
の内周面Wsは、偏肉のない一様肉厚の孔を形成するこ
とができる。
【0021】しかして、このボーリングヘッド10で
は、案内手段13が、弾性力によって径方向に拡縮可能
なバネ鋼製の円筒状ガイド部材14からなるものであっ
て、ガイド部材14自体が強力なバネを形成しているか
ら、径方向の拡縮幅(変形幅)が広くて、管素材内周面
Woの凹凸に対する追従性が良く、つまり追従の範囲が
広くなり、管素材Wの内径(下孔径)に例えば39mm
から44mmまで5mmものばらつきがあるような場合
でも的確に追従して、カッター12を管素材Wと同心状
に確実に案内することができる。また、この円筒状ガイ
ド部材14は、外周面に中高状の環状膨出部15を形成
していて、この環状膨出部15が管素材内周面Woに対
してほとんど線接触の状態で接触するから、管素材内周
面Woとの摩擦抵抗が少なく、駆動軸26に過負荷がか
かることが少ない。
【0022】また、円筒状ガイド部材14には軸方向に
延びる切欠溝18が周方向に一定間隔おいて複数形成さ
れているから、半径方向拡縮機能を有効に発揮して、管
素材Wの内周面Woに対する追従性を良好ならしめ、ま
た、この切欠溝18の溝幅や円筒状ガイド部材14の厚
みを変えることにより、円筒状ガイド部材14の弾性力
を変えて、その径方向拡縮幅を所望に変えることができ
ることになる。
【0023】そして、上記のような円筒状ガイド部材1
4をカッター12の手前側でヘッド本体軸11に嵌装す
るだけで案内手段13を構成できるから、構造が複雑で
部品点数が非常に多く、しかもそれらの多数の構成部品
を軸方向に長く配設して構成される従来のボーリングヘ
ッドに比べ、ヘッド本体軸11の長さを極力短くするこ
とができ、その結果としてヘッド本体軸11を太く、頑
強なものにすることができる。このようにヘッド本体軸
11を短くて太い頑強な軸強度の大なる構造にすること
ができるから、ヘッド本体軸11が折損するようなこと
がなく、また加工精度を向上でき、面粗度も良好となる
上に、ヘッド本体軸11の回転速度を従来のボーリング
ヘッドのヘッド本体軸より大幅にアップさせることがで
き、それによって切削効率の向上を図ることができる。
また、案内手段13を構成する円筒状ガイド部材14が
きわめて単純な構造で、案内手段13の構成部品点数が
この円筒状ガイド部材14とこれを取付けるメタル軸受
16との2つでよいから、製作組立てが容易で、ボーリ
ングヘッド10のコストを安くできる。
【0024】また、案内手段13を構成する円筒状ガイ
ド部材14は、メタル軸受16を介してヘッド本体軸1
1に取り付けているから、このガイド部材14がヘッド
本体軸11と一体には回転せず、従って管素材内周面W
oに対する円筒状ガイド部材14の接触摩擦を少なく
し、このガイド部材14の磨耗損傷を軽減できる。ま
た、円筒状ガイド部材14をヘッド本体軸11に直接取
り付けることもできるが、そうするとガイド部材14の
ヘッド本体軸11との取付部分が磨耗するため、メタル
軸受16を介装することにより、ガイド部材14の磨耗
損傷を防止できる。勿論、メタル軸受16が磨耗損傷し
た時は、取り替えることができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明のボーリングヘッド
によれば、案内手段が、弾性力によって径方向に拡縮可
能な円筒状ガイド部材からなるもので、このガイド部材
自体がバネを形成しているから、径方向の拡縮幅が広く
て、管素材内周面の凹凸に対する追従性が良く、追従の
範囲が広くなり、管素材の内径に可成りのばらつきがあ
る場合でも的確に追従して、カッターを管素材と同心状
に確実に案内することができる。また、円筒状ガイド部
材は、外周面に中高状の環状膨出部を形成していて、こ
の環状膨出部が管素材の内周面に対してほとんど線接触
の状態で接触するから、管素材内周面との摩擦抵抗が少
なく、駆動軸に過負荷がかかることが少ない。
【0026】上記のように円筒状ガイド部材をカッター
の手前側に嵌装するだけで案内手段を構成できるから、
構造が複雑で部品点数が非常に多く、しかもそれらの多
数の構成部品を軸方向に長く配設して構成される従来の
ボーリングヘッドに比べて、ヘッド本体軸の長さを極力
短くでき、その結果としてヘッド本体軸を太く、頑強な
ものにすることができ、それによりヘッド本体軸が折損
するおそれがなく、加工精度も向上できる。また、その
ようにヘッド本体軸を短くて太い頑強な軸強度の大なる
構造にすることができるから、ヘッド本体軸の回転速度
をアップさせることができて、切削効率の向上を図るこ
とができる。そしてまた、円筒状ガイド部材がきわめて
単純な構造であって、案内手段の構成部品がこの円筒状
ガイド部材の1個であるから、従来のボーリングヘッド
に比べて製作が容易となり、ボーリングヘッドのコスト
を安くできる。
【0027】請求項2に記載のように、円筒状ガイド部
材に、軸方向に延びる切欠溝を周方向に一定間隔おきに
形成することにより、半径方向拡縮機能を有効に発揮し
て、管素材の内周面に対する追従性を良好ならしめ、ま
たこの切欠溝の溝幅を変えることにより、円筒状ガイド
部材の弾性力を変えて、その径方向拡縮幅(追従範囲)
を所望に変えることができる。
【0028】請求項3に記載のように、円筒状ガイド部
材を、軸受部材を介してヘッド本体軸に取り付けるよう
にすれば、ガイド部材がヘッド本体軸と一体には回転せ
ず、従って管素材内周面に対する円筒状ガイド部材の接
触摩擦を少なくし、このガイド部材の磨耗損傷を軽減で
きる。
【0029】請求項4に記載のように、円筒状ガイド部
材をヘッド本体軸に軸方向一定範囲内で移動可能に取り
付けるようにすれば、ガイド部材の拡縮作用を有効に行
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るボーリングヘッドを示す縦断面
図である。
【図2】 本発明に係るボーリングヘッドの案内手段を
構成する円筒状ガイド部材の拡大縦断面図である。
【図3】 (A)はカッターの縦断面図、(B)は同カ
ッターを(A)の右側から見た端面図である。
【図4】 本発明のボーリングヘッドの使用状態を示す
縦断面図である。
【図5】 従来のボーリングヘッドを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ボーリングヘッド 11 ヘッド本体軸 12 カッター 13 案内手段 14 円筒状ガイド部材 15 環状膨出部 16 メタル軸受(軸受部材) 18 切欠溝 W 管素材 Wo 管素材の内周面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にカッターを備え、その手前側
    に、管素材の内周面に摺接してカッターを管素材と同心
    状に案内する案内手段を備えたヘッド本体軸を、これに
    連結される駆動軸によって回転させつつ軸方向に引っ張
    るように駆動することにより、管素材の内周面を切削加
    工するようになっているボーリングヘッドにおいて、前
    記案内手段は、ヘッド本体軸に嵌装され、弾性力によっ
    て径方向に拡縮可能で外周面に中高状の環状膨出部を形
    成した円筒状ガイド部材からなることを特徴とするボー
    リングヘッド。
  2. 【請求項2】 前記円筒状ガイド部材には、軸方向に延
    びる切欠溝を周方向に一定間隔おきに形成してなること
    を特徴とする請求項1に記載のボーリングヘッド。
  3. 【請求項3】 前記円筒状ガイド部材を、軸受部材を介
    してヘッド本体軸に取り付けてなることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のボーリングヘッド。
  4. 【請求項4】 前記円筒状ガイド部材を、ヘッド本体軸
    に軸方向一定範囲内で移動可能に取り付けてなることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のボーリングヘッド。
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