JP2003069642A - レイヤ2トンネリング装置における複数パケット連結伝送方式 - Google Patents

レイヤ2トンネリング装置における複数パケット連結伝送方式

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敏明 籔田
Yuji Tanaka
勇士 田中
Akifumi Enomoto
暁文 榎本
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Ando Electric Co Ltd
Kyushu Ando Electric Co Ltd
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Kyushu Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グローバルネットワークに、比較的小さなサイ
ズのパケットを大量に伝送する際に、各パケット毎に新
しくヘッダが付加されてネットワークの伝送効率を著し
く低下させること及び、比較的大きなサイズのパケット
のカプセル化によって新たにヘッダが付加されると、伝
送可能なサイズを超えてしまうという問題点を解決す
る。 【解決手段】一方のレイヤ2トンネリング装置3で一方
のLAN2で発生したレイヤ2パケットを連結用ヘッダ
を介して複数連結したものに、更に、カプセル化ヘッダ
を付加してカプセル化されたパケットをグローバルネッ
トワーク4に送出し、他方のレイヤ2トンネリング装置
5で受信した前記カプセル化されたパケットから、前記
カプセル化ヘッダを除去すると共に、連結された複数の
パケットから前記連結用ヘッダを除去して分離し、他方
のLAN6に送出するLAN間のデータ伝送方式におい
て、前記連結用ヘッダには、パケットの分割の有無を示
す値及びパケット長を含むレイヤ2トンネリング装置に
おける複数パケット連結伝送方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レイヤ2トンネリ
ング装置のパケット伝送方式に係わり、例えばイーサネ
ット(登録商標)フレームを伝送するレイヤ2トンネリ
ング装置のパケット伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】社内の拠点間での通信(例えば、電子メ
ール等)を行う場合、インターネットを経由すると盗聴
や改ざんの恐れがある。そこで、通信のセキュリティを
保つために、フレームリレーや専用線を用いて、プライ
ベートネットワークを構築することが考えられる。しか
し、フレームリレーは、フレームリレー網内に限定さ
れ、専用線の料金は距離に依存するという短所がある。
【0003】しかし、共用公衆インフラストラクチャを
利用したVPN(Virtual PrivateNetwork)(仮想私設
網)と呼ばれるサービスを使用することで、インタネッ
トのような公衆網を利用して、仮想的なプライベートネ
ットワークをフレームリレーや専用線の場合に比べて低
コストで構築することができる。
【0004】そして、前記VPNを実現するための技術
として、IPsecが挙げられる。IPsecは、新たなIP
ヘッダの付加やIPsecヘッダ付加及び暗号化等を行う
ことで、セキュリティの向上を図っている反面、対応プ
ロトコルがIPにみに限られるという問題がある。
【0005】また、レイヤ2パケット(例えば、イーサ
ネットフレーム)を新たにTCP(Transmission Cont
rol Protocol)やIP(Internet Protocol)などで
カプセル化して伝送することで、インターネットなどの
公衆網を利用したVPNを実現し、マルチプロトコル
(例えば、NetBEUI(NetBIOS Extended UserInt
erface、NetBIOS拡張ユーザー・インタフェース)等)
に対応した通信を行うことも考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、本来のパ
ケット(レイヤ2パケット)に新たにヘッダを付加して
カプセル化して通信を行う場合に、ネットワークを伝送
可能なサイズのパケットの内、比較的小さな(例えば、
最小サイズ64Byte)ものを大量に伝送しようとする
と、それぞれのパケット毎に新しくヘッダが付加される
ことになり、ネットワークの伝送効率を著しく低下させ
る恐れがある。
【0007】また、同様な通信において、ネットワーク
を伝送可能なサイズのパケットの内、比較的大きな(例
えば、最大サイズ1518Byte)ものは、カプセル化に
よって新たにヘッダが付加されると、伝送可能なサイズ
を超えてしまう。したがって、ネットワークに伝送する
ためには、何等かの処理(例えば、IPによるフラグメ
ント(分割)化)が必要になる。
【0008】本発明の課題(目的)は、ネットワーク
に、比較的小さなサイズのパケットを大量に伝送する際
に、各パケット毎に新しくヘッダが付加されてネットワ
ークの伝送効率を著しく低下させること及び、比較的大
きなサイズのパケットのカプセル化によって新たにヘッ
ダが付加されると、伝送可能なサイズを超えてしまうと
いう問題点を解決することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、一方のレイヤ2トンネリング装置で、一方のLAN
で発生したレイヤ2パケットを連結用ヘッダを介して複
数連結したものに、更に、カプセル化ヘッダを付加して
カプセル化されたパケットをグローバルネットワークに
送出し、他方のレイヤ2トンネリング装置で受信した前
記カプセル化されたパケットから、前記カプセル化ヘッ
ダを除去すると共に、連結された複数のパケットから前
記連結用ヘッダを除去して分離し、他方のLANに送出
するLAN間のデータ伝送方式において、前記連結用ヘ
ッダには、パケットの分割の有無を示す値及びパケット
長を含める。これにより、インターネットの如き公衆網
であるグローバルネットワークに、比較的小さなサイズ
のパケットを大量に伝送する際に、各パケット毎に新し
くヘッダが付加されてネットワークの伝送効率が著しく
低下するという問題を解決できる。また、比較的大きな
サイズのパケットのカプセル化によって新たにヘッダが
付加されると、グローバルネットワークの伝送可能なサ
イズを超えてしまうという問題点を解決することができ
る。(請求項1)
【0010】また、前記カプセル化されたパケットを受
信した他方のレイヤ2トンネリング装置において、前記
パケットの分割の有無を示す値及びパケット長に応じ
て、分割されたパケットの再構成を行うことにより、グ
ローバルネットワークを介して接続されたLAN間での
データの伝送を効率よく行うことができる。(請求項
2)
【0011】また、前記一方のレイヤ2トンネリング装
置でカプセル化ヘッダを付加してカプセル化を行うに際
して、バッファに順次パケットを蓄積して、蓄積サイズ
が前記グローバルネットワークの最大伝送サイズに応じ
た一定値を超える場合には、当該一定値を越えたパケッ
トを、蓄積サイズが一定値になるように分割してカプセ
ル化を行うので、グローバルネットワークの最大伝送サ
イズに応じたサイズのカプセル化されたパケットにして
効率の良いLAN間のデータの伝送が可能になる。(請
求項3)
【0012】また、前記一方のレイヤ2トンネリング装
置でカプセル化ヘッダを付加してカプセル化を行うに際
して、バッファに順次パケットを蓄積して、蓄積開始か
ら、一定時間を超える場合には、その時点までのパケッ
トでカプセル化を行うので、グローバルネットワークの
最大伝送サイズに応じたサイズまでバッファにパケット
の蓄積を行うことによる時間的なロスを軽減することが
できる。(請求項4)
【0013】また、前記グローバルネットワークに送出
されるカプセル化されたパケットは、暗号化処理を施す
ことにより、公衆網であるグローバルネットワークを介
してデータの伝送におけるデータの盗み見を防ぐことが
できる。(請求項5)
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。図1は、本発明の適用されるネットワーク
のハードウエア構成を示す図である。図1において、1
は端末AでLAN−A2に接続され、7は端末BでLA
N−Bに接続されている。また、前記LAN−A及びL
AN−Bはそれぞれレイヤ2トンネリング装置A3及び
レイヤ2トンネリング装置B5に接続され、該レイヤ2
トンネリング装置A3及びレイヤ2トンネリング装置B
5は、グローバルネットワーク4に接続されている。な
お、グローバルネットワークとは、インターネット等の
公衆網である。
【0015】図1において、端末A1の接続されたLA
N−A2で発生したイーサネットフレームaは、レイヤ
2トンネリング装置A3に取り込まれ、ヘッダg(カプ
セル化ヘッダ)及びd(連結用ヘッダ)が付加され、新
たにカプセル化が行われて、イーサネットフレームbと
してグローバルネットワーク4へ送出される。
【0016】図2は、イーサネットフレームa、b及び
cの構成を示す図である。このレイヤ2トンネリング装
置A3から送出されるイーサネットフレームbのヘッダ
g(MAC,IP,TPC)はレイヤ2トンネリング装
置Bへ到達するために必要な情報(アドレス)から構成
されている。また、ヘッダdは本発明の独自のヘッダで
あって、分割の有無を示すデータeとパケット長を示す
データfが含まれている。レイヤ2トンネリング装置A
3から送出されたイーサネットフレームbは、このヘッ
ダg(MAC,IP,TPC)を基にして、グローバル
ネットワーク4を経由して、レイヤ2トンネリング装置
B5へ到達する。
【0017】レイヤ2トンネリング装置B5へ到達し
た、イーサネットフレームbは、レイヤ2トンネリング
装置A3でのカプセル化によって付加されたヘッダgは
取り除かれる。また、同様に本発明独自のヘッダdも取
り除かれて、イーサネットフレームcとしてLAN−B
6に送出される。ここで、イーサネットフレームaとイ
ーサネットフレームcは同等なフレームである。
【0018】このようにして、LAN−A内で発生した
イーサネットフレームはLAN−Bに伝送され、LAN
−Bで発生したイーサネットフレームもLAN−Aに伝
送されるので、端末A1と端末B7は、LAN−AとL
AN−Bとが直接接続されているのと同じように相互に
通信することができる。
【0019】この結果、端末A1と端末B7とがTCP
/IP通信を行う場合には、イーサネットフレームaの
ヘッダa、及びイーサネットフレームcのヘッダcは、
それぞれ端末B、端末Aと通信するために必要な宛先情
報等から構成されている。しかし、LAN−AとLAN
−Bとを接続しているレイヤ2トンネリング装置A、レ
イヤ2トンネリング装置B、及びグローバルネットワー
クを形成しているその他の装置は、イーサネットフレー
ムのヘッダa(c)を認識する必要はない。
【0020】ここでは、プロトコルとして、TCP/I
Pを用いて説明したが、IPX(Internetwork Packet
Exchange)やNetBEUI等の他のプロトコルを用い
た通信の場合も同様である。また、伝送フレームをイー
サネットフレームにみに限定する必要はなく、他のレイ
ヤ2のパケットをLAN−AとLAN−Bとの間でやり
取りすることも可能である。
【0021】このような通信形態において、LAN−A
とLAN−Bでは、大量のパケットは発生しており、L
AN−AとLAN−Bの間を当該パケットを伝送する必
要がある。また、ネットワークの最大伝送サイズ、若し
くは、それに近いサイズのフレームが発生していること
も考慮する必要がある。
【0022】この状況を図3を用いて説明する。図3
は、図1のLAN−A(LAN−B)及びグローバルネ
ットワークにおけるフレームの詳細を示す図である。図
3の(a)はLAN−A2で発生したパケット〜を
示し、個々のパケットは、(a-1)に示すように、MAC
(Media Access Control)、データ及びFCS(Fram
e Check Sequence)より構成されている。
【0023】レイヤ2トンネリング装置A3では、この
パケットを取り込み、本発明独自の、分割有無を表す
情報eと、このヘッダ以下のパケット長を表す情報fか
ら構成されるヘッダdを付加して、バッファ(図示せ
ず)に蓄積する。このバッファは、ネットワークの最大
伝送サイズからカプセル化で付加されるヘッダの合計を
差し引いたサイズとなる。
【0024】次に、レイヤ2トンネリング装置A3は、
後続のパケットを取り込み、同様に本発明独自の、分
割有無を表す情報eと、このヘッダ以下のパケット長を
表す情報fから構成されるヘッダdを付加して、バッフ
ァに前記パケットに続けて蓄積する。この処理をパケ
ット以降についても行い、バッファに蓄積されたパケ
ットが一定長になるまで、または、蓄積を開始してか
ら、所定時間が経過するまで続けておこなう。
【0025】この際、パケットをバッファに蓄積され
た時点では、蓄積されたパケットの合計が前記一定長に
は達しておらず、次のパケットを蓄積すると一定長を
超えてしまう場合の処理を図3の(b)を用いて説明す
る。この場合には、パケットを、パケット’(パケ
ットの前半部分)と、パケット”(パケットの後
半部分)に分割して、パケット’とパケット”にそ
れぞれ本発明独自のヘッダdを付加する。
【0026】このヘッダdの内の分割の有無を示すデー
タeとしては、分割が有ることを示す値が記され、パケ
ット長を示すデータfには、分割後のパケット’のヘ
ッダ以下の長さが記されている。この時、分割されたパ
ケット’は、バッファの蓄積サイズが一定長となるサ
イズに分割されるので、その結果、バッファに蓄積され
たフレームのサイズは、ネットワークの最大伝送サイズ
になる。
【0027】そして、バッファに蓄積された一定長のフ
レームにMAC/IP/TCPヘッダ(54Byte)とF
CS(4Byte)が付加されて、図3の(c)の如くカプ
セル化され、グローバルネットワーク4へ送出される。
この時のフレームサイズは、パケット部分1460Byte
を含めて、最大伝送サイズ1518Byteになる。
【0028】また、分割されたパケットの後半部分
”は、該パケット”を先頭にして、空になった、バ
ッファに蓄積され、後続のパケットも同様にバッファ
に蓄積される。なお、この図3の(d)は、フレームサ
イズは一定長には達していないが、蓄積を開始して、一
定時間経過した場合を示す例であって、この場合には、
このパケット”とパケットに対してMAC/IP/
TCPヘッダ(54Byte)とFCS(4Byte)が付加さ
れて、図3の(d)の如くカプセル化されてグローバル
ネットワーク4へ送出される。
【0029】このようにして、レイヤ2トンネリング装
置A3とレイヤ2トンネリング装置B5との間を接続さ
れるグローバルネットワーク4では、LAN−AとLA
N−Bそれぞれで発生したパケットが連結(分割を含
む)及びカプセル化されて伝送される。
【0030】グローバルネットワーク4を経由してレイ
ヤ2トンネリング装置B5に到達したグローバルパケッ
トは、レイヤ2トンネリング装置B5において、カプセ
ル化によって付加されたヘッダg(MAC/IP/TC
P)を取り除く。次に、パケットに付加されている本発
明の独自のヘッダdから、連結されているそれぞれのパ
ケット長さを判別して、元のパケットの状態に分離す
る。(この時、このヘッダも取り除かれる。)
【0031】また、ヘッダeの値が分割有りを示してい
る時は、そのパケットは一旦バッファに蓄積され、次の
グローバルパケットに含まれている残りの部分と結合し
て、元のパケットじょ状態に再構成される。この処理を
繰り返して、再構成されたパケットはLAN−Bへ送出
される。
【0032】また、レイヤ2トンネリング装置間のグロ
ーバルネットワークに送出されるパケットのヘッダg以
下に暗号化を施すことによって、グローバルネットワー
クからのデータの盗み見等を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、一方のレイ
ヤ2トンネリング装置で、一方のLANで発生したレイ
ヤ2パケットを連結用ヘッダを介して複数連結したもの
に、更に、カプセル化ヘッダを付加してカプセル化され
たパケットをグローバルネットワークに送出し、他方の
レイヤ2トンネリング装置で受信した前記カプセル化さ
れたパケットから、前記カプセル化ヘッダを除去すると
共に、連結された複数のパケットから前記連結用ヘッダ
を除去して分離し、他方のLANに送出するLAN間の
データ伝送方式において、前記連結用ヘッダヘッダに
は、パケットの分割の有無を示す値及びパケット長を含
める。これにより、インターネットの如き公衆網である
グローバルネットワークに、比較的小さなサイズのパケ
ットを大量に伝送する際に、各パケット毎に新しくヘッ
ダが付加されてネットワークの伝送効率が著しく低下す
るという問題を解決できる。また、比較的大きなサイズ
のパケットのカプセル化によって新たにヘッダが付加さ
れると、グローバルネットワークの伝送可能なサイズを
超えてしまうという問題点を解決することができる。
【0034】また、請求項2に記載の発明では、前記カ
プセル化されたパケットを受信した他方のレイヤ2トン
ネリング装置において、前記パケットの分割の有無を示
す値及びパケット長に応じて、分割されたパケットの再
構成を行うことにより、グローバルネットワークを介し
て接続されたLAN間のでデータの伝送を効率よく行う
ことができる。
【0035】また、請求項3に記載の発明では、前記一
方のレイヤ2トンネリング装置でカプセル化ヘッダを付
加してカプセル化を行うに際して、バッファに順次パケ
ットを蓄積して、蓄積サイズが前記グローバルネットワ
ークの最大伝送サイズに応じた一定値を超える場合に
は、当該一定値を越えたパケットを、蓄積サイズが一定
値になるように分割してカプセル化を行うので、グロー
バルネットワークの最大伝送サイズに応じたサイズのカ
プセル化されたパケットにして効率の良いLAN間のデ
ータの伝送が可能になる。
【0036】また、請求項4に記載の発明では、前記一
方のレイヤ2トンネリング装置でカプセル化ヘッダを付
加してカプセル化を行うに際して、バッファに順次パケ
ットを蓄積して、蓄積開始から、一定時間を超える場合
には、その時点までのパケットでカプセル化を行うの
で、グローバルネットワークの最大伝送サイズに応じた
サイズまでバッファにパケットの蓄積を行うことによる
時間的なロスを軽減することができる。
【0037】また、請求項5に記載の発明では、前記グ
ローバルネットワークに送出されるカプセル化されたパ
ケットは、暗号化処理を施すことにより、公衆網である
グローバルネットワークを介してデータの伝送における
データの盗み見を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるネットワークのハードウエ
ア構成を示す図である。
【図2】イーサネットフレームa、b及びcの構成を示
す図である。
【図3】LAN−A(LAN−B)及びグローバルネッ
トワークにおけるフレームの詳細を示す図である。
【符号の説明】
1,7 端末 2,6 LAN 3,5 レイヤ2トンネリング装置 4 グローバルネットワーク a LAN内のパケット b 分割されたパケットを含むカプセル
化されたパケット c グローバルネットワーク内のパケッ
ト d 付加されるヘッダ e 分割の有無を示すデータ f パケット長を示すデータ g ヘッダ(MAC/IP/TPC)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 勇士 熊本県上益城郡益城町大字田原2081番地28 九州安藤電気株式会社内 (72)発明者 榎本 暁文 熊本県上益城郡益城町大字田原2081番地28 九州安藤電気株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA03 HA08 HD03 HD07 JA05 5K033 AA01 CB08 CC02 DA05 DB19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のレイヤ2トンネリング装置で、一
    方のLANで発生したレイヤ2パケットを連結用ヘッダ
    を介して複数連結したものに、更に、カプセル化ヘッダ
    を付加してカプセル化されたパケットをグローバルネッ
    トワークに送出し、他方のレイヤ2トンネリング装置で
    受信した前記カプセル化されたパケットから、前記カプ
    セル化ヘッダを除去すると共に、連結された複数のパケ
    ットから前記連結用ヘッダを除去して分離し、他方のL
    ANに送出するLAN間のデータ伝送方式において、 前記連結用ヘッダには、パケットの分割の有無を示す値
    及びパケット長を含むことを特徴とするレイヤ2トンネ
    リング装置における複数パケット連結伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記カプセル化されたパケットを受信し
    た他方のレイヤ2トンネリング装置において、前記パケ
    ットの分割の有無を示す値及びパケット長に応じて、分
    割されたパケットの再構成を行うことを特徴とする請求
    項1に記載のレイヤ2トンネリング装置における複数パ
    ケット連結伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記一方のレイヤ2トンネリング装置で
    カプセル化ヘッダを付加してカプセル化を行うに際し
    て、バッファに順次パケットを蓄積して、蓄積サイズが
    前記グローバルネットワークの最大伝送サイズに応じた
    一定値を超える場合には、当該一定値を越えたパケット
    を、蓄積サイズが一定値になるように分割してカプセル
    化を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のレイ
    ヤ2トンネリング装置における複数パケット連結伝送方
    式。
  4. 【請求項4】 前記一方のレイヤ2トンネリング装置で
    カプセル化ヘッダを付加してカプセル化を行うに際し
    て、バッファに順次パケットを蓄積して、蓄積開始か
    ら、一定時間を超える場合には、 その時点までのパケットでカプセル化を行うことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のレイヤ2トンネリング装
    置における複数パケット連結伝送方式。
  5. 【請求項5】 前記グローバルネットワークに送出され
    るカプセル化されたパケットは、暗号化処理が施されて
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のレイヤ2トンネリング装置における複数パケット連
    結伝送方式。
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