JP2003069206A - 半田塗布装置 - Google Patents

半田塗布装置

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JP2003069206A JP2001252306A JP2001252306A JP2003069206A JP 2003069206 A JP2003069206 A JP 2003069206A JP 2001252306 A JP2001252306 A JP 2001252306A JP 2001252306 A JP2001252306 A JP 2001252306A JP 2003069206 A JP2003069206 A JP 2003069206A
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solder paste
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Naoteru Shirata
直輝 白田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板のパットに精度よく半田ペース
トを塗布できる半田塗布装置を提供する。 【解決手段】 プリント基板4に設けられたパット4b
と一致する位置に複数の透孔2aが形成されたほぼ円筒
状の胴筒2と、胴筒2の両端に設けられ、かつパット4
bの近傍に予め形成された位置決め孔4aに嵌合自在な
複数の位置決めピン5が外周面に突設された回転輪3
と、胴筒2内に設けられ、かつ胴筒2内に注入された半
田ペースト6を、胴筒2の回転とともに透孔2aよりパ
ット4b上へ押し出すスキージ7とから構成したことか
ら、位置決めピン5と位置決め孔4aにより、胴筒2の
透孔2aとパット4bが精度よく位置合わせされ、また
スキージ7により胴筒2内より押し出された半田ペース
ト6がパット4b上に均一に塗布されるため、パット上
に塗布された半田ペースト6の厚さや位置にバラツキが
生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板に設け
られた部品実装接点(以下パットという)に半田ペース
トを塗布する際に使用する半田塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子機器等に使用されているプリン
ト基板には、BGA(Ball Grid Arra
y)やCSP(Chip Size Package)
などの電子部品を実装したものがある。
【0003】これら電子部品を実装するプリント基板に
は、電子部品の実装装置に予め複数のパットが形成され
ているが、電子部品の実装強度などを上げるため、予めパ
ッドに半田ペーストを塗布してから電子部品を半田付け
しており、パットに半田ペーストを塗布する方法として
は、例えば図8ないし図11に示す方法が一般採用され
ている。
【0004】すなわちプリント基板aの部品実装位置に
形成されたパットbと同じ配置の透孔gを有するメタル
マスクcを、プリント基板a上に図8及び図9に示すよ
うに重ねたら、メタルマスクcの一端側に突設された突
条d付近に半田ペーストeを注入する。
【0005】次にスキージfを使用して、半田ペースト
eをメタルマスクcの上面に押し付けるようにしながら
スキージfを矢印方向へ移動させて、メタルマスクcの
透孔gよりプリント基板a上の各パットbへ半田ペース
トeを押し出すことにより塗布するもので、半田ペース
トeの塗布が完了したら、メタルマスクcを取り除くこ
とにより、1回の操作でプリント基板a上の複数のパッ
トbに半田ペーストeが塗布できるようになっている。
【0006】一方パットbに半田ペーストeが塗布され
たプリント基板aは、実装工程で各パットbに電子部品
が半田付けされるが、プリント基板aに電子部品が実装
された後、検査工程等で実装された電子部品が不良品と
判明することがよくある。
【0007】このような場合従来では、不良の電子部品
をプリント基板aより取外した後、プリント基板aのパ
ットbに再び半田ペーストeを塗布して、新しい電子部
品を実装するなどの補修作業を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のプリント
基板aにメタルマスクcを重ねて、プリント基板aのパ
ットbに半田ペーストeを塗布するようにしたもので
は、すでにプリント基板aに実装されている電子部品が
邪魔になって、プリント基板a上にメタルマスクcが重
ねられなかったり、重ねられてもパットbとメタルマス
クcの透孔gの位置に、図10に示すように位置ずれが
発生して、パットb上に正確に半田ペーストeを塗布す
ることができず、その結果電子部品を実装した際、半田
付け不良が発生するなどの問題があった。
【0009】また半田ペーストeをスキージfによりメ
タルマスクcの上面に押し付けるようにしてパットbに
半田ペーストeを塗布するため、スキージfを押し付け
る力の加減により半田塗布量に図11に示すようにバラ
ツキが発生し、その結果電子部品を実装した際、半田付
け不良が発生するなどの問題があった。
【0010】本発明はかかる従来の問題点を解消するた
めになされたもので、プリント基板のパットに精度よく
半田ペーストを塗布できる半田塗布装置を提供すること
を目的とするものである。半田塗布装置に関する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の半田塗布装置は、プリント基板の電子部品実装
位置に設けられた複数のパットに、半田ペーストを塗布
する半田塗布装置であって、パットと一致する位置に複
数の透孔が形成されたほぼ円筒状の胴筒と、胴筒の両端
に設けられ、かつパットの近傍に予め形成された位置決
め孔に嵌合自在な複数の位置決めピンが外周面に突設さ
れた回転輪と、胴筒内に設けられ、かつ胴筒内に注入さ
れた半田ペーストを、胴筒の回転とともに透孔よりパッ
ト上へ押し出すスキージとから構成したものである。
【0012】前記構成により、回転輪の位置決めピンを
プリント基板の位置決め孔に嵌合することにより、胴筒
の透孔とプリント基板のパットが精度よく位置合わせさ
れ、またプリント基板上に回転輪を転動させることによ
り、スキージにより胴筒内から押し出された半田ペース
トがパット上に均一に塗布されるため、パット上に塗布
された半田ペーストの厚さや位置にバラツキが生じるこ
とがなく、これによってプリント基板に電子部品を実装
した際、半田付け不良が発生することがないと共に、プ
リント基板上に回転輪を転動する簡単な操作で半田ペー
ストの塗布作業が行えるため、作業能率も大変よい。
【0013】また不良の電子部品をプリント基板より取
外して、良品である電子部品と交換する補修作業の際に
も、周囲の電子部品に邪魔されることなく半田ペースト
の塗布が行えるため、半田ペーストを正確にパット上に
塗布することができると共に、補修作業が短時間で能率
よく行える。
【0014】前記目的を達成するため本発明の半田塗布
装置は、胴筒及び回転輪の中心を貫通するよう軸杆を設
け、かつ軸杆にスキージを取付けると共に、軸杆の両端
にハンドルを取付けたものである。
【0015】前記構成により、ハンドルを把持して半田
ペーストの塗布作業が行えるため、操作性が向上すると
共に、スキージをほぼ垂直状態に保持することができる
ため、パット上に塗布される半田ペーストの厚みを容易
に均一化することができる。
【0016】前記目的を達成するため本発明の半田塗布
装置は、回転輪に胴筒を着脱自在に取付けたものであ
る。
【0017】前記構成により、パットの位置や配列など
が変わっても、パットに合わせて胴筒を交換することが
できるため、汎用性が向上する。
【0018】前記目的を達成するため本発明の半田塗布
装置は、軸杆の両端に、プリント基板の上面を摺動する
ことにより、スキージをほぼ垂直に保持するガイド手段
を設けたものである。
【0019】前記構成により、ハンドルの角度が変わっ
ても、常にスキージがほぼ垂直状態に保持されるため、
ハンドルの角度により半田ペーストの塗布厚さにバラツ
キが生じることがないと共に、スキージの位置を気にせ
ずに作業が行えるため、作業性も向上する。
【0020】前記目的を達成するため本発明の半田塗布
装置は、胴筒を円筒状に形成し、かつ胴筒のほぼ全周に
透孔を形成すると共に、回転輪に、開閉自在な蓋体を有
する開口部を形成したものである。
【0021】前記構成により、胴筒を1回転以上回転さ
せて半田ペーストの塗布が行えるため、広い範囲のパッ
トにも容易に半田ペーストの塗布が行える。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳述する。
【0023】図1は半田塗布装置の斜視図、図2は同断
面図、図3は半田ペーストを塗布するプリント基板の平
面図、図4及び図5は作用説明図である。
【0024】半田塗布装置の本体1は、例えば板厚が
0.1〜0.15mm程度の薄いステンレス板によりほ
ぼ半円筒形に形成された胴筒2と、胴筒2の両端に設け
られた回転輪3よりなる。
【0025】回転輪3は例えば合成樹脂等により円板状
に成形されていて、外周部に厚肉部3aを有しており、厚
肉部3aの外周面に、後述するプリント基板4の位置決
め孔4aに嵌合する位置決めピン5が放射方向に多数突
設されている。
【0026】また各回転輪3の互いに対向する端部に
は、凹段部3bが形成されていて、これら凹段部3bに図
示しない固着手段により胴筒2の両端が着脱自在に取付
けられていると共に、胴部2には、複数の透孔2aが穿
設されている。
【0027】これら透孔2aは、図3に示すプリント基
板4に形成されたパット4bと同大、かつ同一配置とな
るように予め胴筒2形成されており、パット4bの配置
等が異なるプリント基板4に対しては、胴筒2を交換す
ることにより対応できるようになっている。
【0028】プリント基板4は、BGAやCSP等の電
子部品(図示せず)の実装位置に、エッチングなどの手
段で予め複数のパット4bが形成されている。
【0029】各パット4bは図3に示すように、例えば
縦横に所定の間隔で配列されていて、これらパット4b
に電子部品を半田付けすることにより、プリント基板4
に対して電子部品が実装できるようになっている。
【0030】そして各パット4bの両側に、本体1の胴
筒2に形成された透孔2aと、プリント基板4の各パッ
ト4bの位置決めを行う位置決め孔4aが穿設されてい
る。
【0031】すなわち各パット4bを挟んで対向する位
置に多数の位置決め孔4aが2列に亘って形成されてお
り、これら位置決め孔4aに、回転輪3の外周面に突設
された位置決めピン5を嵌挿することにより、胴筒2の
透孔2aと、プリント基板4の各パット4bが精度よく
位置決めされるようになっている。
【0032】なお図3に示すプリント基板4は、電子部
品を実装する一個所を拡大して図示したもので、実際の
プリント基板4には、複数の電子部品が実装できるよ
う、電子部品の実装位置に図3と同様な位置決め孔4a
やパット4bが複数個所予め形成されている。
【0033】一方本体1の胴筒2の一部は開口されてい
て、この開口部2bより胴筒2内に半田ペースト6が注
入できるようになっていると共に、胴筒2内には注入さ
れた半田ペースト6をプリント基板4のパット4bに塗
布するスキージ7が設けられている。
【0034】スキージ7は胴筒2の半径とほぼ同じ長さ
の板体より形成されていて、胴筒2の中心部を貫通する
軸杆8に基端部が固着されており、スキージ7の先端側
はナイフエッジ状に形成されていて、先端部は胴筒2の
内周面に近接するよう垂下されている。
【0035】また軸杆2の両端は、回転輪3の中心部を
貫通して回転輪3の外側へ突出され、端部にほぼコ字形
に形成された支持アーム9の開放端部が、ボス9aを介
して固着されていると共に、支持アーム9の中間部には
ハンドル9bが取付けられていて、このハンドル9bを
所定の角度で把持することにより、胴筒2内のスキージ
7をほぼ垂直状態に保持できるようになっている。
【0036】次に前記構成された半田塗布装置の作用
を、図4及び図5を参照して詳述する。
【0037】予めプリント基板4に実装された電子部品
が検査工程で不良品と判定された場合、不良の電子部品
をプリント基板4より取り外して良品の電子部品と交換
する補修作業を行うが、プリント基板4より不良の電子
部品を取り外したら、ハンドル9bを把持して本体1を
プリント基板4上に位置させ、半田ペースト6を塗布す
るパット4bの両側に設けられた位置決め孔4aの列始
端に、本体1の回転輪3より突設された位置決めピン5
を嵌挿して、プリント基板4のパット4bと胴筒2の透
孔2aを位置決めする。
【0038】次に胴筒2内のスキージ7がほぼ垂直とな
るようハンドル9bを把持しながら、ハンドル9bを図
4の矢印A方向へ押圧して、プリント基板4上に回転輪
3を転動させるもので、これによって胴筒2内に予め注
入された半田ペースト6がスキージ7の先端によって胴
筒2の透孔2aより押し出されるため、プリント基板4
の各パット4b上に一定の厚さで塗布される。
【0039】回転輪3の位置決めピン5が位置決め孔4
aの列終端に達したら、プリント基板4上より本体1を
離間させることにより、図5に示すようにプリント基板
4の各パット4b上面に、半田ペースト6を一定の厚さ
で、かつ位置精度よく塗布することができるようにな
る。
【0040】また半田ペースト6の塗布が完了したら、
電子部品を半田ペースト6により各パット4bに半田付
けすることにより、プリント基板4に電子部品を実装す
るもので、補修作業が容易かつ短時間で行えると共に、
各パット4b上に塗布された半田ペースト6の厚さ及び
位置にバラツキがないため、電子部品の実装後半田付け
不良が発生することがほとんどない上、予め本体1を電
子部品の実装スペースに合せて製作することにより、す
でに実装されている電子部品に邪魔されることなく半田
ペースト6の塗布作業が行えるようになる。
【0041】一方図6及び図7は変形例を示すもので、
次にこれら変形例について説明する。
【0042】なお前記実施の形態と同一部分は同一符号
を付して、その説明は省略する。
【0043】図6に示す変形例は、胴筒2内のスキージ
7を、ハンドル8bの角度に関係なく、ほぼ垂直状態に
保持できるようにしたもので、回転輪3の外側に突設さ
れた軸杆8の両端にガイド手段10が設けられている。
【0044】ガイド手段10は、一端側が軸杆8に固着
された支持杆10aと、支持杆10aの他端に固着され
たソリ状の摺動板10bより形成されていて、摺動板1
0bがプリント基板4の上面に摺接した際、スキージ7
が垂直となるよう構成されていると共に、軸杆8の両端
には、支持アーム9のボス9aが回転自在に支承されて
いて、ハンドル9bの角度が変っても、ガイド部材10に
よりスキージ7が常に垂直状態に保持されるようになっ
ている。
【0045】次に前記変形例になる半田塗布装置の作用
を説明すると、プリント基板4の位置決め孔4aに回転
輪3より突設された位置決めピン5を嵌挿する際、ガイ
ド部材10の摺動板10bをプリント基板4の上面に密
着させる。
【0046】これによって胴筒2内のスキージ7がほぼ
垂直状態に保持されるので、後は前記実施の形態と同様
にハンドル9bを押圧して、プリント基板4上に回転輪
3を転動させることにより、プリント基板4の各パット
4b上に、均一の厚さで精度よく半田ペースト6を塗布
することができる。
【0047】またこの変形例によれば、ハンドル9bの
角度を気にせずに作業できるため、操作性及び作業能率
が向上する。
【0048】一方図7に示す変形例は、胴筒2を円筒状
に形成し、かつ胴筒2の全周に透孔2aを穿設すると共
に、回転輪3の端面に、開閉自在な蓋体11を有する開口
部2bを設けて、この開口部2bより胴部2内へ半田ペ
ースト6を注入できるようにしたものである。
【0049】この変形例によれば、胴筒2を1回転させ
て半田ペースト6の塗布が行えるため、半田ペースト6
の塗布範囲が広い場合に有効であると共に、プリント基
板4のパット4bの位置と、位置決め孔4aの位置及び
胴筒2の透孔2aの位置と回転輪3の位置決めピン5の
位置を予め一致させておけば、どの位置の位置決めピン
5を位置決め孔4aへ嵌挿しても、胴筒2の透孔2aと
プリント基板4のパット4bの位置が一致するため、作
業開始位置を気にせずに半田ペースト6の塗布作業が行
える利点がある。
【0050】なお図7に示す変形例の場合、蓋体11を
ばねなどの付勢手段で閉方向へ付勢しておくことによ
り、胴筒2の回転中に勝手に蓋体11が開放することが
ないので、開口部2bより半田ペースト6が流出するの
を防止することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、プリント
基板に設けられたパットと一致する位置に複数の透孔が
形成されたほぼ円筒状の胴筒と、胴筒の両端に設けら
れ、かつパットの近傍に予め形成された位置決め孔に嵌
合自在な複数の位置決めピンが外周面に突設された回転
輪と、胴筒内に設けられ、かつ胴筒内に注入された半田
ペーストを、胴筒の回転とともに透孔よりパット上へ押
し出すスキージとから構成したことから、回転輪の位置
決めピンをプリント基板の位置決め孔に嵌合することに
より、胴筒の透孔とプリント基板のパットが精度よく位
置合わせされ、またプリント基板上に回転輪を転動させ
ることにより、スキージにより胴筒内より押し出された
半田ペーストがパット上に均一に塗布されるため、パッ
ト上に塗布された半田ペーストの厚さや位置にバラツキ
が生じることがなく、これによってプリント基板に電子
部品を実装した際、半田付け不良が発生することがない
と共に、プリント基板上に回転輪を転動する簡単な操作
で半田ペーストの塗布作業が行えるため、作業能率も大
変よい。
【0052】また不良の電子部品をプリント基板より取
外して、良品である電子部品と交換する補修作業の際に
も、周囲の電子部品に邪魔されることなく半田ペースト
の塗布が行えるため、半田ペーストを正確にパット上に
塗布することができると共に、補修作業が短時間で能率
よく行える。
【0053】さらに胴筒及び回転輪の中心を貫通するよ
う軸杆を設け、かつ軸杆にスキージを取付けると共に、
軸杆の両端にハンドルを取付けたことから、ハンドルを
把持して半田ペーストの塗布作業が行えるため、操作性
が向上すると共に、スキージをほぼ垂直状態に保持する
ことができるため、パット上に塗布される半田ペースト
の厚みを容易に均一化することができる。
【0054】また回転輪に胴筒を着脱自在に取付けたこ
とから、パットの位置や配列などが変わっても、パット
に合わせて胴筒を交換することができるため、汎用性が
向上すると共に、軸杆の両端に、プリント基板の上面を
摺動することにより、スキージをほぼ垂直に保持するガ
イド手段を設けたことから、ハンドルの角度が変わって
も、常にスキージがほぼ垂直状態に保持されるため、ハ
ンドルの角度により半田ペーストの塗布厚さにバラツキ
が生じることがない上、スキージの位置を気にせずに作
業が行えるため、作業性も向上する。
【0055】さらに胴筒を円筒状に形成し、かつ胴筒の
ほぼ全周に透孔を形成すると共に、回転輪に、開閉自在
な蓋体を有する開口部を形成したことから、胴筒を1回
転以上回転させて半田ペーストの塗布が行えるため、広
い範囲のパットにも容易に半田ペーストの塗布が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる半田塗布装置の斜視
図である。
【図2】本発明の実施の形態になる半田塗布装置の断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態になる半田塗布装置により
半田を塗布するプリント基板の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態になる半田塗布装置の作用
説明図である。
【図5】本発明の実施の形態になる半田塗布装置により
半田が塗布されたプリント基板の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態になる半田塗布装置の変形
例を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態になる半田塗布装置の変形
例を示す斜視図である。
【図8】従来の半田塗布装置を示す断面図である。
【図9】従来の半田塗布装置を示す平面図である。
【図10】従来の半田塗布装置により半田が塗布された
プリント基板の平面図である。
【図11】従来の半田塗布装置により半田が塗布された
プリント基板の側面図である。
【符号の説明】
2 胴筒 2a 透孔 2b 開口部 3 回転輪 4 プリント基板 4a 位置決め孔 4b パット 5 位置決めピン 7 スキージ 8 軸杆 9b ハンドル 10 ガイド手段 11 蓋体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の電子部品実装位置に設け
    られた複数のパットに、半田ペーストを塗布する半田塗
    布装置であって、前記パットと一致する位置に複数の透
    孔が形成されたほぼ円筒状の胴筒と、前記胴筒の両端に
    設けられ、かつ前記パットの近傍に予め形成された位置
    決め孔に嵌合自在な複数の位置決めピンが外周面に突設
    された回転輪と、前記胴筒内に設けられ、かつ前記胴筒
    内に注入された半田ペーストを、前記胴筒の回転ととも
    に前記透孔より前記パット上へ押し出すスキージとを具
    備したことを特徴とする半田塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記胴筒及び回転輪の中心を貫通するよ
    う軸杆を設け、かつ前記軸杆に前記スキージを取付ける
    と共に、前記軸杆の両端にハンドルを取付けてなる請求
    項1に記載の半田塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記回転輪に前記胴筒を着脱自在に取付
    けてなる請求項1または2に記載の半田塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記軸杆の両端に、前記プリント基板の
    上面を摺動することにより、前記スキージをほぼ垂直に
    保持するガイド手段を設けてなる請求項1ないし3の何
    れか1項に記載の半田塗布装置。半田塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記胴筒を円筒状に形成し、かつ前記胴
    筒のほぼ全周に透孔を形成すると共に、前記回転輪に、
    開閉自在な蓋体を有する開口部を形成してなる請求項1
    ないし4の何れか1項に記載の半田塗布装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103100779A (zh) * 2011-11-14 2013-05-15 株式会社日立工业设备技术 焊球印刷机
CN108356379A (zh) * 2018-03-28 2018-08-03 江苏宝得换热设备股份有限公司 一种板式换热器镍钎焊生产线

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