JP2003068180A - フラッシャーリレー - Google Patents
フラッシャーリレーInfo
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- JP2003068180A JP2003068180A JP2001253745A JP2001253745A JP2003068180A JP 2003068180 A JP2003068180 A JP 2003068180A JP 2001253745 A JP2001253745 A JP 2001253745A JP 2001253745 A JP2001253745 A JP 2001253745A JP 2003068180 A JP2003068180 A JP 2003068180A
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- sound wave
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型形状にて、リレーの接点圧力を大きくさ
せることなく、動作時に発生させる音をより大きくさせ
ることができるフラッシャーリレーを提供すること。 【解決手段】 方向指示ランプの点滅を制御する制御部
4と、同制御部4からの出力を受けて励磁されるリレー
コイル51及びリレーコア51a、及び該リレーコイル
から発せられる磁力に応動するリレー接点52を有する
リレー部5と、同リレー部5を覆うインナーケース6と
を回路基板3に設け、外郭ケース2を装着させたもので
あって、前記インナーケース6の前記外郭ケース2と対
面する一面6aを開口させてなる。ここで、インナーケ
ース6は、前記外郭ケース2と対面する一面を先端部6
aとして全面開口させ、該先端部6aの面積が、前記回
路基板3に固着される基端部6bの面積より大きい略筒
状体とした。
せることなく、動作時に発生させる音をより大きくさせ
ることができるフラッシャーリレーを提供すること。 【解決手段】 方向指示ランプの点滅を制御する制御部
4と、同制御部4からの出力を受けて励磁されるリレー
コイル51及びリレーコア51a、及び該リレーコイル
から発せられる磁力に応動するリレー接点52を有する
リレー部5と、同リレー部5を覆うインナーケース6と
を回路基板3に設け、外郭ケース2を装着させたもので
あって、前記インナーケース6の前記外郭ケース2と対
面する一面6aを開口させてなる。ここで、インナーケ
ース6は、前記外郭ケース2と対面する一面を先端部6
aとして全面開口させ、該先端部6aの面積が、前記回
路基板3に固着される基端部6bの面積より大きい略筒
状体とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載さ
れ、方向指示や非常停止指示等のランプを点滅制御する
とともに、その状態を運転者等に音にて認知させるフラ
ッシャーリレーに関するものである。
れ、方向指示や非常停止指示等のランプを点滅制御する
とともに、その状態を運転者等に音にて認知させるフラ
ッシャーリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等の車両に搭載され、
車両の進行方向指示や非常停止等の状態表示用ランプを
点滅制御するとともに、その制御状態を運転者等に音に
て認知させる装置として、例えば図6の分解斜視図に示
すような、フラッシャーリレーAがある。
車両の進行方向指示や非常停止等の状態表示用ランプを
点滅制御するとともに、その制御状態を運転者等に音に
て認知させる装置として、例えば図6の分解斜視図に示
すような、フラッシャーリレーAがある。
【0003】このフラッシャーリレーAは、外郭ケース
2と、回路基板3と、制御部4と、リレー部5と、イン
ナーケースBと、端子8,8,8とから形成されてい
る。
2と、回路基板3と、制御部4と、リレー部5と、イン
ナーケースBと、端子8,8,8とから形成されてい
る。
【0004】外郭ケース2は、防塵、防滴のために、制
御部4等が搭載された回路基板3に被せられるものであ
り、合成樹脂部材や金属材料等にて形成される。
御部4等が搭載された回路基板3に被せられるものであ
り、合成樹脂部材や金属材料等にて形成される。
【0005】回路基板3は、その上面側に、後述する制
御部4、リレー部5、及びインナーケースBを搭載さ
せ、下面側には、その内の1つを共用させて操作信号入
力部及び制御信号出力部を形成する端子8,8,8が配
設されている。
御部4、リレー部5、及びインナーケースBを搭載さ
せ、下面側には、その内の1つを共用させて操作信号入
力部及び制御信号出力部を形成する端子8,8,8が配
設されている。
【0006】制御部4は、上記端子8による操作信号入
力部から入力された操作信号を受けてリレー部5をオン
・オフさせるもので、方向指示ランプ(図示せず)の点
滅を制御させる制御回路にて形成される。
力部から入力された操作信号を受けてリレー部5をオン
・オフさせるもので、方向指示ランプ(図示せず)の点
滅を制御させる制御回路にて形成される。
【0007】リレー部5は、リレーコイル51、リレー
コイル51にて磁化されるリレーコア51a、及びリレ
ー接点52を備えている。そして、制御部4の出力を受
けて励磁されたリレーコイル51から発せられる磁力に
応動するリレー接点52が、リレーコア51aを叩打し
て、そのときに、音波を発生させるとともに、方向指示
ランプ(図示せず)の点滅制御信号を上記制御信号出力
部から出力するようになっている。
コイル51にて磁化されるリレーコア51a、及びリレ
ー接点52を備えている。そして、制御部4の出力を受
けて励磁されたリレーコイル51から発せられる磁力に
応動するリレー接点52が、リレーコア51aを叩打し
て、そのときに、音波を発生させるとともに、方向指示
ランプ(図示せず)の点滅制御信号を上記制御信号出力
部から出力するようになっている。
【0008】インナーケースBは、リレー部5を覆うも
のであり、制御部4が、リレー部5のオン・オフに伴っ
て発生させるアークによる影響を受けにくいようにさせ
ている。
のであり、制御部4が、リレー部5のオン・オフに伴っ
て発生させるアークによる影響を受けにくいようにさせ
ている。
【0009】上記構成によるフラッシャーリレーAは、
端子8から操作信号が入力されると、制御部4の出力を
受けて励磁されたリレーコイル51から発せられる磁力
にリレー接点52が応動し、ランプ(図示せず)を点滅
させる制御信号が端子8から出力される。このとき、リ
レー接点52がリレーコア51aを叩打してリレー部5
が音波を発生させる。したがって、音波が、インナーケ
ースBを介して外郭ケース2に伝わりこれを振動させる
ので、その結果、フラッシャーリレーAから音が発生さ
れて、発音手段を用いることなく車両等の進行方向指示
や非常停止等の状態表示用ランプの点滅状態を運転者等
に音にて認知させることができる。
端子8から操作信号が入力されると、制御部4の出力を
受けて励磁されたリレーコイル51から発せられる磁力
にリレー接点52が応動し、ランプ(図示せず)を点滅
させる制御信号が端子8から出力される。このとき、リ
レー接点52がリレーコア51aを叩打してリレー部5
が音波を発生させる。したがって、音波が、インナーケ
ースBを介して外郭ケース2に伝わりこれを振動させる
ので、その結果、フラッシャーリレーAから音が発生さ
れて、発音手段を用いることなく車両等の進行方向指示
や非常停止等の状態表示用ランプの点滅状態を運転者等
に音にて認知させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記フラッシャーリレ
ーAは、車両等の進行方向指示や非常停止等の状態表示
用ランプを点滅制御させる装置として使用される場合、
これを搭載した車両の運転者や、周囲の歩行者、車両等
に注意を促すために、このフラッシャーリレーAが動作
するときに発生させる音がより大きいことが好ましい。
ーAは、車両等の進行方向指示や非常停止等の状態表示
用ランプを点滅制御させる装置として使用される場合、
これを搭載した車両の運転者や、周囲の歩行者、車両等
に注意を促すために、このフラッシャーリレーAが動作
するときに発生させる音がより大きいことが好ましい。
【0011】しかし、前述した通り、音波発生源である
リレー部5がインナーケースBにて覆われているので、
リレー部5が発生させた音波は、外郭ケース2に伝播さ
れにくい。すなわち、外郭ケース2をあまり大きく振動
させにくいので、その結果、フラッシャーリレーAが発
生させる音が比較的小さいことが課題とされていた。
リレー部5がインナーケースBにて覆われているので、
リレー部5が発生させた音波は、外郭ケース2に伝播さ
れにくい。すなわち、外郭ケース2をあまり大きく振動
させにくいので、その結果、フラッシャーリレーAが発
生させる音が比較的小さいことが課題とされていた。
【0012】ところで、フラッシャーリレーAが発生さ
せる音をより大きくさせる方策の一つとして、リレー接
点52がリレーコア51aを叩打させる際の力を大きく
させることによって、音波を大きくさせることが考えら
れる。しかし、このようにすると接点圧力が大きくなる
ため、リレーコア51aとリレー接点52との接点部分
が消耗しやすくなり、その結果、リレー部5の接点寿命
が短くなるという弊害が懸念される。
せる音をより大きくさせる方策の一つとして、リレー接
点52がリレーコア51aを叩打させる際の力を大きく
させることによって、音波を大きくさせることが考えら
れる。しかし、このようにすると接点圧力が大きくなる
ため、リレーコア51aとリレー接点52との接点部分
が消耗しやすくなり、その結果、リレー部5の接点寿命
が短くなるという弊害が懸念される。
【0013】また、別の方策として、リレー接点52及
びリレーコア51aを大きくすることによって、リレー
接点52がリレーコア51aを叩打させる際に発生させ
る音波をより大きくさせる手段がある。しかし、この場
合、リレー部5が大きくなるので、その結果、フラッシ
ャーリレーAが大型化することとなり、また、コスト面
においても上昇することが想定される。
びリレーコア51aを大きくすることによって、リレー
接点52がリレーコア51aを叩打させる際に発生させ
る音波をより大きくさせる手段がある。しかし、この場
合、リレー部5が大きくなるので、その結果、フラッシ
ャーリレーAが大型化することとなり、また、コスト面
においても上昇することが想定される。
【0014】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、小型形状にて、リレーの
接点圧力を大きくさせることなく、動作時に発生させる
音をより大きくさせることができるフラッシャーリレー
を提供することにある。
で、その目的とするところは、小型形状にて、リレーの
接点圧力を大きくさせることなく、動作時に発生させる
音をより大きくさせることができるフラッシャーリレー
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフラッシャーリレーにあっては、方向指示
ランプの点滅を制御する制御部と、同制御部からの出力
を受けて励磁されるリレーコイル、及び同リレーコイル
から発せられる磁力に応動するリレー接点を有するリレ
ー部と、同リレー部を覆うインナーケースと、を回路基
板に設け、外郭ケースを装着させたフラッシャーリレー
であって、前記インナーケースの前記外郭ケースと対面
する一面を開口させてなることを特徴としている。
に、本発明のフラッシャーリレーにあっては、方向指示
ランプの点滅を制御する制御部と、同制御部からの出力
を受けて励磁されるリレーコイル、及び同リレーコイル
から発せられる磁力に応動するリレー接点を有するリレ
ー部と、同リレー部を覆うインナーケースと、を回路基
板に設け、外郭ケースを装着させたフラッシャーリレー
であって、前記インナーケースの前記外郭ケースと対面
する一面を開口させてなることを特徴としている。
【0016】これにより、リレー部が発生させる音波
を、インナーケース一面の開口から、外郭ケースに向け
て放出させることができる。
を、インナーケース一面の開口から、外郭ケースに向け
て放出させることができる。
【0017】そして、本発明のフラッシャーリレーにあ
っては、前記インナーケースを、前記一面が先端部とし
て全面開口され、該先端部の面積が、前記回路基板に固
着される基端部の面積より大きい略筒状体とするのが好
ましい。これにより、リレー部から発せられる音波は、
インナーケースの側壁及び基端部で反射されて、インナ
ーケース先端部の開口全面から放出されるときに、放出
方向が揃うようになる。
っては、前記インナーケースを、前記一面が先端部とし
て全面開口され、該先端部の面積が、前記回路基板に固
着される基端部の面積より大きい略筒状体とするのが好
ましい。これにより、リレー部から発せられる音波は、
インナーケースの側壁及び基端部で反射されて、インナ
ーケース先端部の開口全面から放出されるときに、放出
方向が揃うようになる。
【0018】また、上記フラッシャーリレーは、前記一
面に、前記リレー部から発せられるリレー接点動作時の
音波を受けて振動し発音する振動板を設けるのが好まし
い。この場合、リレー接点動作時の音波によって、外郭
ケースと対面する一面に設けられる振動板を振動させる
ことができる。
面に、前記リレー部から発せられるリレー接点動作時の
音波を受けて振動し発音する振動板を設けるのが好まし
い。この場合、リレー接点動作時の音波によって、外郭
ケースと対面する一面に設けられる振動板を振動させる
ことができる。
【0019】そして、上記フラッシャーリレーにおいて
は、前記回路基板を、前記リレー部から発せられるリレ
ー接点動作時の音波を受けて振動し発音する振動板を基
材とするのが好ましい。こうすると、リレー接点動作時
の音波によって、方向指示ランプの点滅を制御する制御
部らが搭載された回路基板を振動させることができる。
は、前記回路基板を、前記リレー部から発せられるリレ
ー接点動作時の音波を受けて振動し発音する振動板を基
材とするのが好ましい。こうすると、リレー接点動作時
の音波によって、方向指示ランプの点滅を制御する制御
部らが搭載された回路基板を振動させることができる。
【0020】また、上記フラッシャーリレーは、前記リ
レー接点に、同リレー接点動作時の音波を受けて振動し
発音する振動板を設けるのが好ましい。こうすると、リ
レー接点動作時にリレー接点に付設された振動板の振動
によって発音させることができる。
レー接点に、同リレー接点動作時の音波を受けて振動し
発音する振動板を設けるのが好ましい。こうすると、リ
レー接点動作時にリレー接点に付設された振動板の振動
によって発音させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のフラッシャーリレーは、
動作時に発生させる音をより大きくさせるという目的
を、小型形状にて、リレーの接点圧力を大きくさせるこ
となく実現した。
動作時に発生させる音をより大きくさせるという目的
を、小型形状にて、リレーの接点圧力を大きくさせるこ
となく実現した。
【0022】
【実施例】図1乃至図5は、本発明のフラッシャーリレ
ーの実施例を示す分解斜視図であり、以下に述べる説明
では、リレーコイル51及びリレーコア51a等の従来
例と同じ構成の部分には同じ符号を付してあり、したが
って同じ符号の部分は詳細な説明を省略する。
ーの実施例を示す分解斜視図であり、以下に述べる説明
では、リレーコイル51及びリレーコア51a等の従来
例と同じ構成の部分には同じ符号を付してあり、したが
って同じ符号の部分は詳細な説明を省略する。
【0023】本実施例によるフラッシャーリレー1は、
図1に示すように、方向指示ランプ(図示せず)の点滅
を制御する制御部4と、同制御部4からの出力を受けて
励磁されるリレーコイル51及びリレーコア51a(い
ずれも図示せず)、及び該リレーコイルから発せられる
磁力に応動するリレー接点52を有するリレー部5と、
同リレー部5を覆うインナーケース6とを回路基板3に
設け、外郭ケース2を装着させたものであって、前記イ
ンナーケース6の前記外郭ケース2と対面する一面6a
を開口させてなる。
図1に示すように、方向指示ランプ(図示せず)の点滅
を制御する制御部4と、同制御部4からの出力を受けて
励磁されるリレーコイル51及びリレーコア51a(い
ずれも図示せず)、及び該リレーコイルから発せられる
磁力に応動するリレー接点52を有するリレー部5と、
同リレー部5を覆うインナーケース6とを回路基板3に
設け、外郭ケース2を装着させたものであって、前記イ
ンナーケース6の前記外郭ケース2と対面する一面6a
を開口させてなる。
【0024】この場合、インナーケース6は、前記外郭
ケース2と対面する一面を先端部6aとして全面開口さ
せ、該先端部6aの面積が、前記回路基板3に固着され
る基端部6bの面積より大きい略筒状体とした。このイ
ンナーケース6は、例えば合成樹脂材料や金属板等によ
って形成されるものであり、回路基板3に接着あるい
は、回路基板3に設けられる固定孔に熱溶着させ固着し
た。
ケース2と対面する一面を先端部6aとして全面開口さ
せ、該先端部6aの面積が、前記回路基板3に固着され
る基端部6bの面積より大きい略筒状体とした。このイ
ンナーケース6は、例えば合成樹脂材料や金属板等によ
って形成されるものであり、回路基板3に接着あるい
は、回路基板3に設けられる固定孔に熱溶着させ固着し
た。
【0025】上記構成によるフラッシャーリレー1は、
リレー接点52が、リレーコア(図示せず)を叩打した
ときにリレー部5から発せられる音波は、インナーケー
ス6の側壁及び基端部6bで反射されるので、音波がイ
ンナーケース6から放出されるときに、放出方向が揃う
ようになる。したがって、音波は、より効率的に外郭ケ
ース2の天板2aに向けて放出されるので、これをより
強く振動させることができる。その結果、フラッシャー
リレー1が発生させる音を、より大きくさせることがで
きる。
リレー接点52が、リレーコア(図示せず)を叩打した
ときにリレー部5から発せられる音波は、インナーケー
ス6の側壁及び基端部6bで反射されるので、音波がイ
ンナーケース6から放出されるときに、放出方向が揃う
ようになる。したがって、音波は、より効率的に外郭ケ
ース2の天板2aに向けて放出されるので、これをより
強く振動させることができる。その結果、フラッシャー
リレー1が発生させる音を、より大きくさせることがで
きる。
【0026】このとき、リレー部5は、インナーケース
6にて覆われているので、リレー部5をオン・オフさせ
るときに発生するアークによる影響を、制御部4が受け
にくいようにさせることができることには変わりがな
い。
6にて覆われているので、リレー部5をオン・オフさせ
るときに発生するアークによる影響を、制御部4が受け
にくいようにさせることができることには変わりがな
い。
【0027】なお、本発明においては、インナーケース
6は、図2に示すように、略直方体のものとし、その基
端部6bを開口してリレー部5を覆うように回路基板3
に固着させ、天板の全面6aを開口させて、外郭ケース
2の天板2aと対面させてもよい。
6は、図2に示すように、略直方体のものとし、その基
端部6bを開口してリレー部5を覆うように回路基板3
に固着させ、天板の全面6aを開口させて、外郭ケース
2の天板2aと対面させてもよい。
【0028】上記構成においても、リレー部5が発生さ
せる音波はインナーケース6の一面6aの一方向から外
郭ケース2の天板2aに向けて放出されるので、効率的
に外郭ケース2に伝播されて、これをより強く振動させ
ることができる。その結果、フラッシャーリレー1が発
生させる音を、より大きくさせることができる。
せる音波はインナーケース6の一面6aの一方向から外
郭ケース2の天板2aに向けて放出されるので、効率的
に外郭ケース2に伝播されて、これをより強く振動させ
ることができる。その結果、フラッシャーリレー1が発
生させる音を、より大きくさせることができる。
【0029】また、インナーケース6は、上述したよう
に天面の全体ではなく、勿論、その一部分を開口させた
り、あるいは、制御部4に面していない側面を開口させ
たりしてもよい。こうしても、リレー部5が発生させる
音波は、インナーケース6の一方向から外郭ケース2に
向けて放出させることができる。その結果、音波は外郭
ケース2に効率的に伝播されて、これをより強く振動さ
せることができる。したがって、かかる構成によって
も、本発明の効果が得られることとなる。
に天面の全体ではなく、勿論、その一部分を開口させた
り、あるいは、制御部4に面していない側面を開口させ
たりしてもよい。こうしても、リレー部5が発生させる
音波は、インナーケース6の一方向から外郭ケース2に
向けて放出させることができる。その結果、音波は外郭
ケース2に効率的に伝播されて、これをより強く振動さ
せることができる。したがって、かかる構成によって
も、本発明の効果が得られることとなる。
【0030】また、本発明のフラッシャーリレー1にあ
っては、図3に示すように、インナーケース6を開口さ
せた一面6aに、リレー部5から発せられるリレー接点
動作時の音波を受けて振動し発音する振動板7を設けて
構成することも好ましい。この振動板7は、フィルムの
ような薄板、例えば約0.5mm厚の紙フェノール板や
絶縁性の板材にて形成することができる。
っては、図3に示すように、インナーケース6を開口さ
せた一面6aに、リレー部5から発せられるリレー接点
動作時の音波を受けて振動し発音する振動板7を設けて
構成することも好ましい。この振動板7は、フィルムの
ような薄板、例えば約0.5mm厚の紙フェノール板や
絶縁性の板材にて形成することができる。
【0031】上記構成によると、振動板7は、リレー部
5から発せられる音波を受けて振動し発音するので、イ
ンナーケース6の一面6aから放出される音波がより大
きくなる。その結果、外郭ケース2に伝播される音波が
より大きくなるので、フラッシャーリレー1が発生させ
る音を、より大きくさせることができる。
5から発せられる音波を受けて振動し発音するので、イ
ンナーケース6の一面6aから放出される音波がより大
きくなる。その結果、外郭ケース2に伝播される音波が
より大きくなるので、フラッシャーリレー1が発生させ
る音を、より大きくさせることができる。
【0032】さらに、本発明のフラッシャーリレー1
は、図4に示すように、回路基板3を、リレー部5から
発せられるリレー接点動作時の音波を受けて振動し発音
する振動板を基材として形成することも好ましい。この
場合、回路基板3は、例えば約0.5mm厚の紙フェノ
ール等を基材として形成することができる。
は、図4に示すように、回路基板3を、リレー部5から
発せられるリレー接点動作時の音波を受けて振動し発音
する振動板を基材として形成することも好ましい。この
場合、回路基板3は、例えば約0.5mm厚の紙フェノ
ール等を基材として形成することができる。
【0033】上記構成によると、回路基板3は、リレー
部5から発せられる音波を受けて振動し発音するので、
インナーケース6の一面6aから放出される音波をより
大きくさせることができる。また、このように構成させ
ると、振動板等を設ける必要がなくなるので、フラッシ
ャーリレー1をよりコンパクトかつ安価に提供すること
ができる。
部5から発せられる音波を受けて振動し発音するので、
インナーケース6の一面6aから放出される音波をより
大きくさせることができる。また、このように構成させ
ると、振動板等を設ける必要がなくなるので、フラッシ
ャーリレー1をよりコンパクトかつ安価に提供すること
ができる。
【0034】さらに、本発明のフラッシャーリレー1
は、図5に示すように、リレー接点52に、リレー接点
動作時の音波を受けて振動し発音する振動板7を設けさ
せてもよい。
は、図5に示すように、リレー接点52に、リレー接点
動作時の音波を受けて振動し発音する振動板7を設けさ
せてもよい。
【0035】上記構成によると、振動板7を振動させて
発生される音波をより大きくさせることができるので、
インナーケース6の一面6aから放出される音波をより
大きくさせることができる。また、この場合、振動板7
をリレー接点52と同じ材料、例えば、リン青銅や、導
電ポリマーのような樹脂材料等による、厚さ約0.5m
mの薄板等で形成させることができて、製造が容易にな
る。
発生される音波をより大きくさせることができるので、
インナーケース6の一面6aから放出される音波をより
大きくさせることができる。また、この場合、振動板7
をリレー接点52と同じ材料、例えば、リン青銅や、導
電ポリマーのような樹脂材料等による、厚さ約0.5m
mの薄板等で形成させることができて、製造が容易にな
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上述の実施例の如く実施され
て、請求項1記載のフラッシャーリレーにあっては、リ
レー部が発生させる音波は、インナーケースの一面の一
方向から外郭ケースに向けて放出されるので、効率的に
外郭ケースに伝播されて、これをより強く振動させるこ
とができ、以て、小型形状にて接点圧力を大きくするこ
となく、フラッシャーリレーが動作するときに発生させ
る音を、より大きくさせることができる。
て、請求項1記載のフラッシャーリレーにあっては、リ
レー部が発生させる音波は、インナーケースの一面の一
方向から外郭ケースに向けて放出されるので、効率的に
外郭ケースに伝播されて、これをより強く振動させるこ
とができ、以て、小型形状にて接点圧力を大きくするこ
となく、フラッシャーリレーが動作するときに発生させ
る音を、より大きくさせることができる。
【0037】また、請求項2記載のフラッシャーリレー
にあっては、リレー部から発せられる音波は、インナー
ケースの側壁及び基端部で反射されて、インナーケース
から放出されるときに、放出方向が揃うようになるの
で、音波は、より一層効率的に外郭ケースに伝播され、
これをより一層強く振動させることができる。
にあっては、リレー部から発せられる音波は、インナー
ケースの側壁及び基端部で反射されて、インナーケース
から放出されるときに、放出方向が揃うようになるの
で、音波は、より一層効率的に外郭ケースに伝播され、
これをより一層強く振動させることができる。
【0038】また、請求項3記載のフラッシャーリレー
にあっては、リレー部から発せられる音波によって振動
板を振動させ、これを発音させることができるので、イ
ンナーケースから放出される音波をより大きくさせるこ
とができる。
にあっては、リレー部から発せられる音波によって振動
板を振動させ、これを発音させることができるので、イ
ンナーケースから放出される音波をより大きくさせるこ
とができる。
【0039】また、請求項4記載のフラッシャーリレー
にあっては、リレー部から発せられる音波を受けた回路
基板が振動し発音する。その結果、振動板等を設ける必
要がなくなるので、フラッシャーリレーをよりコンパク
トかつ安価に提供することができる。
にあっては、リレー部から発せられる音波を受けた回路
基板が振動し発音する。その結果、振動板等を設ける必
要がなくなるので、フラッシャーリレーをよりコンパク
トかつ安価に提供することができる。
【0040】また、請求項5記載のフラッシャーリレー
では、リレー接点に設けさせた振動板を、リレー接点と
同じ材料で形成させることができるので、フラッシャー
リレーの製造が容易になる。
では、リレー接点に設けさせた振動板を、リレー接点と
同じ材料で形成させることができるので、フラッシャー
リレーの製造が容易になる。
【図1】本発明のフラッシャーリレーの一実施例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】同フラッシャーリレーの他実施例の1つを示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】同フラッシャーリレーの別の実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図4】同フラッシャーリレーの更なる別実施例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図5】同フラッシャーリレーの更なる別実施例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】本発明の従来例であるフラッシャーリレーを示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
1 フラッシャーリレー
2 外郭ケース
3 回路基板
4 制御部
5 リレー部
51 リレーコイル
52 リレー接点
6 インナーケース
6a 先端部
6b 基端部
7 振動板
フロントページの続き
(72)発明者 橘 克己
大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株
式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 方向指示ランプの点滅を制御する制御部
と、同制御部からの出力を受けて励磁されるリレーコイ
ル、及び同リレーコイルから発せられる磁力に応動する
リレー接点を有するリレー部と、同リレー部を覆うイン
ナーケースと、を回路基板に設け、外郭ケースを装着さ
せたフラッシャーリレーであって、 前記インナーケースの前記外郭ケースと対面する一面を
開口させてなることを特徴とするフラッシャーリレー。 - 【請求項2】 前記インナーケースを、前記一面が先端
部として全面開口され、該先端部の面積が、前記回路基
板に固着される基端部の面積より大きい略筒状体とした
請求項1記載のフラッシャーリレー。 - 【請求項3】 前記一面に、前記リレー部から発せられ
るリレー接点動作時の音波を受けて振動し発音する振動
板を設けた請求項1または2記載のフラッシャーリレ
ー。 - 【請求項4】 前記回路基板を、前記リレー部から発せ
られるリレー接点動作時の音波を受けて振動し発音する
振動板を基材とした請求項1または2記載のフラッシャ
ーリレー。 - 【請求項5】 前記リレー接点に、同リレー接点動作時
の音波を受けて振動し発音する振動板を設けた請求項1
または2記載のフラッシャーリレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253745A JP2003068180A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | フラッシャーリレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253745A JP2003068180A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | フラッシャーリレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003068180A true JP2003068180A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19082020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001253745A Pending JP2003068180A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | フラッシャーリレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003068180A (ja) |
-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001253745A patent/JP2003068180A/ja active Pending
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