JP2003067498A - 食事管理支援方法 - Google Patents

食事管理支援方法

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JP2003067498A
JP2003067498A JP2001251615A JP2001251615A JP2003067498A JP 2003067498 A JP2003067498 A JP 2003067498A JP 2001251615 A JP2001251615 A JP 2001251615A JP 2001251615 A JP2001251615 A JP 2001251615A JP 2003067498 A JP2003067498 A JP 2003067498A
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Application number
JP2001251615A
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English (en)
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Keiichi Yoshida
恵一 吉田
Mitsuhide Maeda
光英 前田
Satoyuki Hatanaka
智行 畑中
Osamu Sekine
修 関根
Osamu Nishimura
治 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食生活改善を効果的に行うことができるもの
とする。 【解決手段】 食事についての管理が必要な被管理者が
操作する端末器で被管理者が食事についての目標を設定
するステップと、端末器が備える撮像手段で食した料理
を撮影して該撮影データを管理サーバ側に送信するステ
ップと、画像データに基づいて食した料理についての栄
養に関するデータが管理サーバ側から端末器側に送られ
るステップと、上記目標及び上記栄養に関するデータを
端末器上に比較提示するステップと、この比較提示に対
して被管理者が感想を入力するステップと、上記目標と
食した料理についての栄養に関するデータとの比較に基
づいて管理サーバ側に入力された専門家によるアドバイ
スを受信するステップと、このアドバイスを端末器上に
表示するステップとを備える。目標を設定するステップ
からアドバイスを表示するステップまでを所要の周期で
繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生活習慣病、特に糖
尿病の対応のための食事管理や健康的痩身の手段として
の食事管理を支援する食事管理支援方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】食事管理、特に糖尿病の予防と治療のた
めの食事管理として、コンピュータもしくは情報システ
ムを利用した健康管理システムまたは栄養管理システム
がいくつか提案されている(参照:特開平7−9328
7号公報、特開平8−123856号公報、特開平10
−91584号公報、特開平10−295651号公報
等)。
【0003】これらには、被管理者が利用する端末と管
理装置から構成されて被管理者の食事管理を支援する食
事管理支援システムが記載されている。これらのシステ
ムは、どのような料理をどれだけ食べたかを端末に被管
理者が入力すれば、管理装置側から食した料理について
の栄養量等の分析データと共に専門家からのアドバイス
データが端末側に送られ、このデータを元に被管理者が
次にどのような食事をすればよいのかを考えさせるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのシス
テムにおいては、食した料理とその栄養量や栄養バラン
スとについての理解を被管理者に深めさせるということ
について効果的ではなく、また、食した料理を端末に入
力する手間が大変である上に、専門家からのアドバイス
が被管理者に適合していないことが多いために、長期に
わたることが必須となっている食事管理の持続性の点で
問題を招きやすい。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは食事管理の継続性を
高めて食生活改善を効果的に行うことができる食事管理
支援方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明にかかる
食事管理支援方法は、食事についての管理が必要な被管
理者が操作する端末器で被管理者が食事についての目標
を設定するステップと、端末器が備える撮像手段で食し
た料理を撮影して該撮影データを管理サーバ側に送信す
るステップと、画像データに基づいて食した料理につい
ての栄養に関するデータが管理サーバ側から端末器側に
送られるステップと、上記目標及び上記栄養に関するデ
ータを端末器上に比較提示するステップと、この比較提
示に対して被管理者が感想を入力するステップと、上記
目標と食した料理についての栄養に関するデータとの比
較に基づいて管理サーバ側に入力された専門家によるア
ドバイスを受信するステップと、このアドバイスを端末
器上に表示するステップとを備えるとともに、目標を設
定するステップからアドバイスを表示するステップまで
を所要の周期で繰り返すことに特徴を有している。
【0007】また、上記支援方法を主要支援方法とし、
該主要支援方法のみを実施する第1ステージと、上記主
要支援方法に加えて食材の栄養量についての問題を被管
理者に提示して栄養量を被管理者に回答させることを行
わせる第2ステージと、上記主要支援方法に加えて料理
の栄養量についての問題を被管理者に提示して栄養量を
被管理者に回答させることを行わせる第3ステージとを
順次行うことに他の特徴を有している。
【0008】上記のステージの移行は被管理者の選択に
よって行わせることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、この食事管理支援方法は、図11
に示すインターネット網に常時接続された管理サーバ1
を核とし、インターネット網やパケット型無線電話通信
網を通じて管理サーバ1にアクセスすることができる被
管理者端末器2及び支援者端末器3と、インターネット
網もしくは専用線を通じて管理サーバ1にアクセスする
ことができるアドバイザ端末器4とからなるシステムを
利用して行う。被管理者端末器2と支援者端末器3は専
用端末機器として設計製作されたものが好ましいが、ア
ドバイザ端末器4は、パーソナルコンピューターを好適
に用いることができる。
【0010】食事管理が必要な被管理者のための被管理
者端末器2には、携帯型で且つインターネット網との接
続のための通信機能部と撮像手段とを備えたものを用い
ている。ここでは液晶ディスプレーや入力部を備えたP
DAと称されている機器20と、この機器20が備える
拡張スロットに選択的に取り付ける通信用機材21及び
撮像用機材22からなるものを用いており、殊に通信用
機材21にはPHSを用いた無線通信が可能なものを、
撮像用機材22にはCCD撮像素子で撮像した画像を機
器20に直接取り込むことができるものを用いている。
【0011】支援者端末器3は、被管理者の食事(特に
夕食)の世話をする支援者がいる場合に支援者が夕食の
メニューの決定する際の補助を行うためのものであり、
管理サーバ1にアクセスすれば、管理サーバ1側から所
要の情報が支援者端末器3に送信され、該情報を支援者
が支援者端末器3を操作することで閲覧することができ
るものとなっている。
【0012】管理サーバ1は、主制御ユニット10と各
端末器2,3,4との通信を行うための通信インターフ
ェース11とを備えるとともに、主制御ユニット10で
実行されるプログラムによって各被管理者毎に管理され
るデータベース12とを備えるもので、このデータベー
ス12には被管理者情報及び支援者情報が登録される情
報蓄積部に加えて、画像蓄積部と食事データ蓄積部、ア
ドバイス蓄積部等を備えたものとなっている。
【0013】なお、被管理者端末器2及び支援者端末器
3には個別の識別番号が与えられており、これら端末器
2,3が管理サーバ1にアクセスしてデータを管理サー
バ1に送り込む時、上記識別番号を付したデータを送る
ようにしてあり、また管理サーバ1のデータベース12
は、受信したデータをその蓄積部に蓄積するにあたり、
上記識別番号に基づいて被管理者毎に区別して蓄積す
る。またデータベース12における被管理者情報は、医
療機関の医療従事者や管理栄養士から被管理者について
与えられた情報も含んだものとなっている。
【0014】アドバイザ端末器4は、管理サーバ1から
通知された被管理者が管理サーバ1に送った画像データ
から被管理者が食した料理を特定してその栄養量及び栄
養バランス(タンパク質と脂質と糖質の比率)の決定も
しくは決定の補助を行うとともに、被管理者に対するア
ドバイスの入力などを行うためのもので、主として管理
栄養士であるアドバイザが操作する。なお、栄養量及び
栄養バランスは、アドバイザが算出して入力するほか、
アドバイザが料理とその量を特定して、これらをアドバ
イザ端末器4に入力すれば、料理と栄養素及び栄養量に
関するテーブルを元に管理サーバ1が栄養量と栄養バラ
ンスを自動算出するようにしたものであってもよい。
【0015】次に上記システムの動作を、被管理者が携
帯する被管理者端末器2の操作に基づいて説明すると、
被管理者端末器2の電源を投入すれば、図2に示すよう
に被管理者端末器2の画面には初期画面G0を経て、
「食事療法」と「体の状態を入力」と「豆知識」の3者
を選択する初期選択画面G1が現れる。ここで「食事療
法」を選択すれば、「食事を撮影」と「最近の分析結
果」と「クイズ」の3者を選択する選択画面G2が現
れ、さらに「最近の分析結果」を選択すれば、「本日の
状況」と「昨日の判定」と「今回の判定」、そして「送
信」の4者を選択する選択画面G3が現れる。
【0016】また、初期選択画面G1において「体の状
態を入力」を選択すれば、「血糖」と「血圧」と「体
重」と「今日の歩数」の4者を選択する選択画面G5が
現れ、初期選択画面G1において「豆知識」を選択すれ
ば、「カロリーチェック」と「うんちく集」の2者を選
択する選択画面G6が現れる。ここで「カロリーチェッ
ク」を選択すれば、検索を「料理名」で行うか「材料・
調理法」で行うかの選択画面G61が現れ、前者を選択
して料理名を特定させる入力(図8の画面G63参照)
を行えば、画面にはその料理の1人前の栄養量と栄養バ
ランスとを表示する画面G62が現れる。また、後者を
選択して材料名を入力した後、和食や洋食かといったジ
ャンルと調理方法(煮る、炒める、焼く、揚げる、和え
る等)を選択(図8の画面G64,G65,G66参
照)し、候補としてあげられた料理名から料理を特定す
れば、やはりその料理の1人前の栄養量と栄養バランス
とを表示する画面G62が現れる。
【0017】選択画面G6において「うんちく集」を選
択すれば、栄養や運動に関する生活の豆知識のような情
報が日替わりで表示される。なお、この情報は管理サー
バ1から送られて被管理者端末器2に1日分、あるいは
数日分が蓄積されるもので、被管理者端末器2に該情報
が蓄積されていない時には、管理サーバ1へのアクセス
を促す画面が現れ、アクセスによって情報が被管理者端
末器2に取り込まれた時点で、その日の情報が表示され
る。
【0018】上記選択画面5において、「血糖」と「血
圧」と「体重」と「今日の歩数」のうちのいずれかを選
択すれば、その数値入力画面が現れて、入力を促す。こ
こで入力された値は、被管理者の生理的データとして端
末器2に蓄積されるとともに、管理サーバ1との間で通
信を行う際に管理サーバ1側にも送られて、管理サーバ
1の情報蓄積部に蓄積される。この生理的データは、後
述するようにアドバイザが被験者に対してアドバイスを
行う際にアドバイザは参照することができるようにして
ある。
【0019】上記選択画面G2において、「食事を撮
影」を選択したならば、図4に示すように、「食事前の
写真」と「食事後の写真」と「コメント」と「送信」の
選択画面G20が現れることから、まずは「食事前の写
真」を選択し、食事前のこれから食べようとする料理を
撮影する。この時、被管理者端末器2の画面タップ入力
用の専用ペンなどの既知サイズのものを同時に写し込む
ことで、料理の量が判別することができるようにしてお
く。
【0020】また、食事が終われば、「食事後の写真」
を選択して、食事後の食べ残したものを撮影する。食べ
残しが全くないのであれば、この「食事後の写真」は撮
らなくてもよいようにしておくのが好ましい。
【0021】そして、撮影した写真にコメントを付加す
るのであれば、上記選択画面G20で「コメント」を選
択して、コメントを書き加える。このコメントは、たと
えば撮影した料理の判読が困難な時にその料理(あるい
は食材)がなんであるかを示すものとし、手書き入力が
イメージとして画像データに追加されるようにしておく
とよい。
【0022】このように食事の撮影及びコメントの付加
が終われば、撮像用機材22に代えて通信用機材21を
機器20に装着し、選択画面G20において「送信」を
選択する。これで上記撮影によって得た画像データとコ
メント(イメージデータ)とが管理サーバ1側に送ら
れ、データベース12の該当被管理者の画像蓄積部に未
処理フラッグが付された状態で蓄積される。また、この
時点で管理サーバ1側から被管理者端末器2に送信すべ
きデータがあれば、このデータの送受信もなされる。
【0023】一方、管理サーバ1の画像蓄積部に蓄積さ
れたデータで未処理フラッグが付されているものについ
ては、管理サーバ1はアドバイザ端末器4側に処理要求
を行うものであり、この要求を受けてアドバイザが上記
データにアクセスし、前述のように、その料理の栄養量
と栄養バランス及び野菜量とをアドバイザ端末器4に入
力すれば、このデータは管理サーバ1のデータベース1
2の食事データ蓄積部に蓄積される。この処理は、管理
サーバ1の画像蓄積部に新たな画像データが追加される
たびに行われる。また、食事データ蓄積部に蓄積された
栄養量と栄養バランスと野菜量に関する食事データは、
被管理者端末器2や支援者端末器3からアクセスがあっ
た時、これら端末器2,3に送られる。
【0024】そして、被管理者がその端末器2において
選択画面G3で「本日の状況」を選択し、その時点で端
末器2内にその日に食した料理に関する食事データが既
に入っておれば、図5に示すように、目標としていた栄
養量と料理を食した結果の栄養量、つまり摂取した栄養
量とが比較表示されるとともに、目標としていた栄養バ
ランスと、料理を食した結果の栄養バランスとが比較表
示され、さらに摂取した野菜量が表示された画面G30
が提示される。なお、食事データは実際に食した時刻か
ら遅れて被管理者端末器2に送られてくることから、
「本日の状況」を選択したのが昼食の直後であっても、
食事データは朝食の分についてだけとなる。また、夕刻
に「本日の状況」を選択すれば、その時に表示される食
事データは朝食と昼食の合計量となる。もちろん、朝食
あるいは昼食を抜いた場合は、いずれか食した分だけと
なる。
【0025】選択画面G3で「昨日の判定」を選択した
ならば、昨日の朝食と昼食と夕食の3食の合計分による
栄養量と目標としていた栄養量との比較表示がなされる
とともに、この結果についての感想を求める画面G31
が現れ、この感想を「思ったより多い」、「思った通
り」、「思ったより少ない」の3択で入力したならば、
次に目標としていた栄養バランスと摂取した食事の栄養
バランスとの比較表示及びこの結果についての感想を求
める画面G32が現れ、この栄養バランスに関して「思
ったより良い」と「思ったより良くない」の2択のう
ち、「思ったより良くない」を選択したならば、問題が
あるのは「タンパク質」か、「脂質」か、「糖質」であ
るかの問い合わせ画面G33が現れ、これに対して選択
を行えば、その問題は「多すぎる」ことにあるのか「少
なすぎる」ことについての問い合わせ画面G34が現
れ、これに対して回答を行えば、昨日摂取した野菜量の
表示とその量は「思っていた多い」、「思った通り」、
「思ったより少ない」の3択の画面G35が現れる(画
面G32において「思ったより良い」が選択された場合
は、直接この画面G35が現れる)。この選択に対して
も回答を行えば、回答の確認を求める画面G36が現
れ、この時、保存を選択すれば、メモや質問の記入を促
す画面G37が現れ、ここで再度保存を選択すれば、選
択画面G3に戻る。
【0026】選択画面G3において一度「昨日の判定」
を選択して感想等を入力した後、再度「昨日の判定」を
選択したならば、図5に示すように栄養量と栄養バラン
スとの目標と結果との比較表示及び摂取野菜量の表示の
画面G38となり、ここで次へを選択すれば、入力した
感想をまとめた画面G39となり、OKを選択したなら
ば、メモや質問の記入を促す画面G37が現れて、保存
を選択すれば、選択画面G3に戻る。
【0027】上記感想やメモ、質問等は、選択画面G3
において「送信」を選択することで管理サーバ1に対し
て送信されて食事データ蓄積部における被管理者感想蓄
積エリアに蓄積される。
【0028】そして、上記選択画面G3において「今回
の判定」を選択した場合であるが、その説明の前に、こ
の食事管理支援システムが前提としている認知行動療法
に基づいた食事療法について説明する。まず、認知行動
療法とは、ものごとの認知のあり方が行動を規定すると
いう視点に基づくもので、被管理者が現状を認識し、こ
の現状を抜け出すための目標を立てて自主的に行動に移
すことを支援する形の療法であり、具体的には被管理者
自身が目標を設定してそれを達成するべく行動に移し、
そして設定した目標を達成することができたかどうかを
被管理者自身が確認反省することで問題点を認識すると
いうことを繰り返して、被管理者が自身の食事管理をな
し得るようにするものであり、この時、アドバイザは被
管理者が新たな目標を設定するにあたってアドバイスを
被管理者に与えることで支援を行う。
【0029】このような療法であるために、目標の設定
と行動、目標を達成することができたかどうかの反省を
たとえば一週間単位で繰り返すことを長期(たとえば2
4週間)にわたり行うものであり、ここではその目標と
して、一日に摂取する栄養量の最大値と栄養バランスと
野菜量とを設定する。そして、一週間単位でそれまでの
行動の反省と新たな目標の設定とを行うことができるよ
うにしており、上記の「今回の判定」はその一週間単位
での判定を意味する。なお、上記の食事の撮影は一週間
の間、毎日行うことは被管理者にとって苦痛であるし、
アドバイザ側にとっても負担が大きいことから、ここで
は一週間の間の連続する3日間(ただし、この3日間は
被管理者自身が設定する)だけ撮影を行えばよいように
してある。
【0030】従って上記の「今回の判定」は、上記の食
事を撮影すべき連続する3日間を過ぎた翌日以降に有効
となるもので、被管理者端末器2に連続する3日間の食
事の1日平均における摂取栄養量と目標栄養量との比較
表示と、摂取栄養バランスと目標栄養バランスとの比較
表示と、摂取野菜量とが表示される画面G301(図6
参照)が現れる。そしてOKを押せば、連続する3日間
の食事に関して、アドバイザがその間の食事データと被
管理者が設定した目標及び入力した感想を元に作成した
アドバイスの表示画面G302が現れ、ここで「くわし
く見る」を選択すれば、その3日間の食事の詳細が画面
G37,G38の形態で表示され、「次へ」を選択すれ
ば、今回の感想のまとめの入力を被管理者に促す画面G
303(図7参照)が現れる。
【0031】ここで「特に問題はなかった」を選択した
ならば、設定された目標はそのまま維持するが、「栄養
量に問題があった」や「栄養バランスに問題があっ
た」、あるいは「おやつに問題があった」、「アルコー
ルに問題があった」、「野菜量に問題があった」のいず
れかを被管理者が選択したならば、その問題があったと
被管理者自身が指摘した事項について、次回の目標を新
たに設定しなおす画面(表示せず)が現れ、新たな目標
を入力すれば、次回の目標をまとめた画面G304を経
て、次回の連続する3日となる食事撮影日の選択画面G
305となり、ここでOKを押せば、選択画面G3に戻
る。
【0032】また、ここでは被管理者が食材や料理と栄
養量との関係についての理解を深めて自身での食事管理
を容易に行うことができるようにするために、上記の長
期(24週間)を3ステージに分けて、第1ステージで
は上述した連続する3日間の食事撮影と送られてきた食
事データに対する感想入力だけを行うものの、第2ステ
ージでは食事の撮影日以外の日に食材を主とした栄養量
当てクイズが出題(図9の画面G40参照)され、これ
に答えれば回答とともに表示される画面G41が現れる
ようにしている。なお、画面G40で表示される食材の
画像には、前述の撮影時と同様に被管理者端末器2の画
面タップ入力用の専用ペンなどの既知サイズのものを写
し込んで、食材のサイズの把握を容易にしている。
【0033】さらに第3ステージでは、選択画面G3に
おいて「昨日の判定」を選択した時、図10に示すよう
に料理の写真とこの料理(一人前)の栄養量がいくらか
を問う画面G42が現れ、回答すれば、正答と共に回答
が表示された画面G43を経た後、前記画面G31が現
れるようにしている。
【0034】なお、第1ステージから第2ステージ、第
2ステージから第3ステージに移るタイミングは、被管
理者自身が選択することができるようにしており、たと
えば次回の目標や食事撮影日を決定する際に、次回をど
のステージに設定するか選択することができるようにし
てある。もちろん、特定の期間が経過すれば次のステー
ジに自動的に移るようにしてもよい。いずれにしても、
このような食材の栄養量や料理の栄養量を回答させるク
イズを行うことは、被管理者の食材及び料理と栄養量と
の関係に対する理解を深めさせるものであり、被管理者
が自身の食事管理を独力で行うことの補助となる。
【0035】一番最初の目標は、被管理者に送付する被
管理者端末器2に予め設定しておいたものを用いるよう
にしている。この時点では、被管理者はどのような目標
を設定してよいのか理解していないと思われるからであ
る。
【0036】なお、選択画面G2でクイズを選択するこ
とで、上記の食材や料理と栄養との関係に関するクイズ
を被管理者が望むだけ行うことができるようにしてあ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明においては、食事に
ついての管理が必要な被管理者が操作する端末器で被管
理者が食事についての目標を設定するステップと、端末
器が備える撮像手段で食した料理を撮影して該撮影デー
タを管理サーバ側に送信するステップと、画像データに
基づいて食した料理についての栄養に関するデータが管
理サーバ側から端末器側に送られるステップと、上記目
標及び上記栄養に関するデータを端末器上に比較提示す
るステップと、この比較提示に対して被管理者が感想を
入力するステップと、上記目標と食した料理についての
栄養に関するデータとの比較に基づいて管理サーバ側に
入力された専門家によるアドバイスを受信するステップ
と、このアドバイスを端末器上に表示するステップとを
備えるとともに、目標を設定するステップからアドバイ
スを表示するステップまでを所要の周期で繰り返すもの
であり、食した食事についてのデータは画像データとし
て管理サーバ側に送るだけでよく、被管理者の負担が小
さく、これに伴って持続性も良好なものであり、しかも
被管理者自身が設定した目標と摂取した栄養との比較提
示がなされる上に、その感想の入力を行うことや、アド
バイスが得られることから、料理の栄養に関して被管理
者に強く意識させることができるものであって、被管理
者自身で食事管理を行うことができる状態に早期に移行
させることができるものであり、認知行動療法に基づく
良好な効果を被管理者に対して与えることができる上
に、目標の設定及び目標と摂取した栄養との比較並びに
感想の入力を被管理者が主体的に繰り返すことになり、
この点においても持続性を良好にできるものである。
【0038】また、上記支援方法を主要支援方法とし、
該主要支援方法のみを実施する第1ステージと、上記主
要支援方法に加えて食材の栄養量についての問題を被管
理者に提示して栄養量を被管理者に回答させることを行
わせる第2ステージと、上記主要支援方法に加えて料理
の栄養量についての問題を被管理者に提示して栄養量を
被管理者に回答させることを行わせる第3ステージとを
順次行うならば、被管理者の栄養に関する意識及び認識
を更に深くすることができるために、より効果的に食事
管理支援を行うことができる。
【0039】そして、上記のステージの移行は被管理者
の選択によって行わせると、認知行動に則ったものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のフローチャートで
ある。
【図2】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図3】同上の被管理者端末器の画面の説明図である。
【図4】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図5】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図6】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図7】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図8】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図9】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図であ
る。
【図10】同上の被管理者端末器の画面推移の説明図で
ある。
【図11】同上のブロック図である。
【符号の説明】
1 管理サーバ 2 被管理者端末器 3 支援者端末器 4 アドバイザ端末器
フロントページの続き (72)発明者 畑中 智行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 関根 修 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B019 GA10 HG30 JA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食事についての管理が必要な被管理者が
    操作する端末器で被管理者が食事についての目標を設定
    するステップと、端末器が備える撮像手段で食した料理
    を撮影して該撮影データを管理サーバ側に送信するステ
    ップと、画像データに基づいて食した料理についての栄
    養に関するデータが管理サーバ側から端末器側に送られ
    るステップと、上記目標及び上記栄養に関するデータを
    端末器上に比較提示するステップと、この比較提示に対
    して被管理者が感想を入力するステップと、上記目標と
    食した料理についての栄養に関するデータとの比較に基
    づいて管理サーバ側に入力された専門家によるアドバイ
    スを受信するステップと、このアドバイスを端末器上に
    表示するステップとを備えるとともに、目標を設定する
    ステップからアドバイスを表示するステップまでを所要
    の周期で繰り返すことを特徴とする食事管理支援方法。
  2. 【請求項2】 食事についての管理が必要な被管理者が
    操作する端末器で被管理者が食事についての目標を設定
    するステップと、端末器が備える撮像手段で食した料理
    を撮影して該撮影データを管理サーバ側に送信するステ
    ップと、画像データに基づいて食した料理についての栄
    養に関するデータが管理サーバ側から端末器側に送られ
    るステップと、上記目標及び上記栄養に関するデータを
    端末器上に比較提示するステップと、この比較提示に対
    して被管理者が感想を入力するステップと、上記目標と
    食した料理についての栄養に関するデータとの比較に基
    づいて管理サーバ側に入力された専門家によるアドバイ
    スを受信するステップと、このアドバイスを端末器上に
    表示するステップとを備えるとともに、目標を設定する
    ステップからアドバイスを表示するステップまでを所要
    の周期で繰り返すことを主要支援方法として、該主要支
    援方法のみを実施する第1ステージと、上記主要支援方
    法に加えて食材の栄養量についての問題を被管理者に提
    示して栄養量を被管理者に回答させることを行わせる第
    2ステージと、上記主要支援方法に加えて料理の栄養量
    についての問題を被管理者に提示して栄養量を被管理者
    に回答させることを行わせる第3ステージとを順次行う
    ことを特徴とする食事管理支援方法。
  3. 【請求項3】 ステージの移行は被管理者の選択によっ
    て行わせるものであることを特徴とする請求項2記載の
    食事管理支援方法。
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