JP2003067490A - 商品管理装置及びこれを用いた商品管理方法 - Google Patents

商品管理装置及びこれを用いた商品管理方法

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JP2003067490A
JP2003067490A JP2001254422A JP2001254422A JP2003067490A JP 2003067490 A JP2003067490 A JP 2003067490A JP 2001254422 A JP2001254422 A JP 2001254422A JP 2001254422 A JP2001254422 A JP 2001254422A JP 2003067490 A JP2003067490 A JP 2003067490A
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JP2001254422A
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English (en)
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Motonari Nagai
元就 永井
Yuichi Ito
雄一 伊藤
Tatsu Yamada
達 山田
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TOYO BUSINESS ENGINEERING CORP
Original Assignee
TOYO BUSINESS ENGINEERING CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間をかけずに商品に付与された製造番号や
使用期限等の情報を用いて商品を管理する。 【解決手段】 音声情報が入力される音声入力部11
と、音声入力部11を介して入力された音声情報をデジ
タル化する音声認識部12と、音声認識部12にてデジ
タル化された情報を文字情報に変換する文字変換部15
と、音声認識部12にてデジタル化された情報をバーコ
ード情報に変換するバーコード変換部16と、文字変換
部15にて変換された文字情報とバーコード変換部16
にて変換されたバーコード情報を医薬品管理用のラベル
に印字する印字部17と、印字部17にて文字情報及び
バーコード情報が印字されたラベルを医薬品に貼付する
ラベル貼付部18とを設け、ラベル貼付部18にて医薬
品に貼付されたラベルに印字された情報を用いて医薬品
を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品管理装置及び
これを用いた商品管理方法に関し、特に、商品に予め付
与された製造番号や使用期限等の情報に基づいて商品を
管理する商品管理装置及びこれを用いた商品管理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製造、卸し、販売という経路を
流通する商品においては、その製造番号や使用期限等の
情報が付与されて経路を流通する場合が多い。商品の各
流通経路では、商品に付与された製造番号や使用期限等
の情報に基づいて商品が管理される。
【0003】特に、医薬品については、人体に大きな影
響を及ぼすものであるため、製造番号や使用期限に基づ
く商品の厳格な管理が要求されている。
【0004】以下に、製造番号や使用期限に基づいた従
来の商品管理方法について、医薬品の管理方法を例に挙
げて図面を用いて説明する。
【0005】図8は、従来の医薬品の流通経路における
管理方法を説明するためのフローチャートである。
【0006】まず、医薬品が製造された後、医薬品の製
造元において該医薬品に製造番号や使用期限が刻印等の
手段によって付与される(ステップS101)。なお、
医薬品には、製造された際、該医薬品を識別するための
バーコード情報が予め記載されている。
【0007】製造番号や使用期限が付与された医薬品が
納品先となる病院や薬局に納入されると(ステップS1
02)、納品先となる病院や薬局、薬店において、ま
ず、医薬品を管理するための管理コンピュータに接続さ
れたバーコードリーダを用いて、医薬品に記載されたバ
ーコード情報を読み取り、それにより、医薬品を認識す
る(ステップS103)。
【0008】次に、医薬品に付与された製造番号や使用
期限を作業員が手作業で管理コンピュータに入力する
(ステップS104)。
【0009】その後、ステップS103にて読み取られ
たバーコード情報とステップS104にて管理コンピュ
ータに入力された製造番号や使用期限とを関連付けて管
理コンピュータにて医薬品を管理する(ステップS10
5)。
【0010】ここで、医薬品に付与された製造番号は、
個々の医薬品毎に異なるシリアル番号であり、この製造
番号を参照することにより、医薬品の流通経路を特定す
ることができる。そのため、医薬品に関する事件事故が
発生した場合、医薬品に付与された製造番号を用いて流
通経路を辿っていけば、事件事故の発生原因等を追求す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように商品に付与された製造番号や使用期限等の情報
を用いた商品管理方法においては、製造番号や使用期限
等の情報を管理コンピュータに作業員が手作業で入力し
なければならないため、手間がかかり、また、そのため
に作業員が製造番号や使用期限等の情報の管理コンピュ
ータへの入力を怠る場合があり、その場合、特に、医薬
品においては、事件事故が発生した場合、流通経路を特
定することができなくなってしまうという問題点があ
る。
【0012】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、手間をかけ
ずに商品に付与された製造番号や使用期限等の情報を用
いて商品を管理することができる商品管理方法及び商品
管理システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、商品に予め付与された情報を用いて当該商
品を管理する商品管理装置であって、前記情報が音声に
て入力される音声入力手段と、前記音声入力手段を介し
て入力された音声情報を認識し、デジタル化する音声認
識手段と、前記音声認識手段にてデジタル化された情報
に基づいて当該商品を管理する管理手段とを有すること
を特徴とする。
【0014】また、前記音声認識手段にてデジタル化さ
れた情報を表示する表示手段を有することを特徴とす
る。
【0015】また、前記音声認識手段は、複数の商品名
が格納されたデータベースを有し、前記音声入力手段を
介して商品名の一部しか入力されない場合に、入力され
た商品名の一部に該当する商品名を全て前記データベー
スから抽出してデジタル化し、前記表示手段は、前記音
声認識手段にて前記データベースから抽出された商品名
を全て表示することを特徴とする。
【0016】また、前記音声認識手段にてデジタル化さ
れた情報を文字情報に変換する文字変換手段と、前記音
声認識手段にてデジタル化された情報をバーコード情報
に変換するバーコード変換手段と、前記文字変換手段に
て変換された文字情報及び前記バーコード変換手段にて
変換されたバーコード情報を商品管理用のラベルに印字
する印字手段と、前記印字手段にて文字情報及びバーコ
ード情報が印字されたラベルを当該商品に貼付する貼付
手段とを有することを特徴とする。
【0017】また、前記商品は、医薬品であることを特
徴とする。
【0018】また、前記商品管理装置を用いた商品管理
方法であって、前記商品に予め付与された情報を前記音
声入力手段に音声にて入力する処理と、前記音声入力手
段に入力された音声情報を前記音声認識手段にてデジタ
ル化する処理と、前記音声認識手段にてデジタル化され
た情報を前記文字変換手段にて文字情報に変換する処理
と、前記音声認識手段にてデジタル化された情報を前記
バーコード変換手段にてバーコード情報に変換する処理
と、前記文字変換手段にて変換された文字情報及び前記
バーコード変換手段にて変換されたバーコード情報を前
記印字手段にて商品管理用のラベルに印字する処理と、
前記印字手段にて文字情報及びバーコード情報が印字さ
れたラベルを前記貼付手段にて当該商品に貼付する処理
とを順次行い、前記商品に貼付されたラベルに印字され
た文字情報及びバーコード情報を用いて当該商品を管理
することを特徴とする。
【0019】また、前記商品管理装置を用いた商品管理
方法であって、前記商品がケースに収納され、同一商品
が収納された1つ以上のケースが同一商品毎に列を形成
して搬送されてくる場合、前記商品が収納されたケース
に予め印字された情報を前記音声入力手段に音声にて入
力する処理と、前記音声入力手段に入力された音声情報
を前記音声認識手段にてデジタル化する処理と、前記音
声認識手段にてデジタル化された情報を前記文字変換手
段にて文字情報に変換する処理と、前記音声認識手段に
てデジタル化された情報を前記バーコード変換手段にて
バーコード情報に変換する処理と、前記文字変換手段に
て変換された文字情報及び前記バーコード変換手段にて
変換されたバーコード情報を前記印字手段にて商品管理
用の仮ラベルに印字する処理と、前記印字手段にて文字
情報及びバーコード情報が印字された仮ラベルを前記貼
付手段にて当該商品に貼付する処理とを前記同一商品の
列を形成する先頭のケースに対してのみ行い、前記列を
形成する先頭のケースに貼付された仮ラベルに印字され
た文字情報及びバーコード情報を読み取る処理と、前記
読み取られた文字情報及びバーコード情報を商品管理用
の本ラベルに印字する処理と、前記文字情報及びバーコ
ード情報が印字された本ラベルを、前記同一商品の列を
形成する全てのケースに貼付する処理とを行い、前記ケ
ースに貼付された本ラベルに印字された文字情報及びバ
ーコード情報を用いて当該ケースに収納された商品を管
理することを特徴とする。
【0020】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、商品に予め付与された情報を音声入力手段に
音声にて入力し、音声入力手段に入力された音声情報を
音声認識手段にてデジタル化し、音声認識手段にてデジ
タル化された情報に基づいて管理手段にて当該商品を管
理する。あるいは、音声認識手段にてデジタル化された
情報を文字変換手段にて文字情報に変換するとともにバ
ーコード変換手段にてバーコード情報に変換し、文字変
換手段にて変換された文字情報及びバーコード変換手段
にて変換されたバーコード情報を印字手段にて商品管理
用のラベルに印字し、印字手段にて文字情報及びバーコ
ード情報が印字されたラベルを貼付手段にて当該商品に
貼付し、その後、商品に貼付されたラベルに印字された
文字情報及びバーコード情報を用いて当該商品を管理す
る。
【0021】このように、商品に予め付与された情報を
音声で入力し、音声で入力された情報をデジタル化し、
デジタル化された情報を用いて当該商品を管理するの
で、商品に予め付与された製造番号や使用期限等の情報
を用いて商品を管理する場合においても作業員が手作業
でこれらの情報を管理コンピュータ等に入力する必要が
ない。
【0022】また、商品がケースに収納され、同一商品
が収納されたケースが同一商品毎に列を形成して搬送さ
れてくる場合は、上述したような、音声情報の入力から
ラベル貼付までの一連の処理を同一商品の列を形成する
先頭のケースに対してのみ行い、その後、同一商品の列
を形成する先頭のケースに貼付されたラベルに印字され
た文字情報及びバーコード情報を読み取り、読み取られ
た文字情報及びバーコード情報を商品管理用の本ラベル
に印字し、文字情報及びバーコード情報が印字された本
ラベルを、同一商品の列を形成する全てのケースに貼付
し、ケースに貼付された本ラベルに印字された文字情報
及びバーコード情報を用いて当該ケースに収納された商
品を管理する。
【0023】このように、商品がケースに収納され、同
一商品が収納されたケースが同一商品毎に列を形成して
搬送されてくる場合に、同一商品の列を形成する先頭の
ケースのみについて、情報の音声入力等を行って情報が
印字されたラベルを貼付し、その後にラベルに印字され
た情報を本ラベルに印字し、この本ラベルを同一商品の
列を形成する全てのケースに貼付すれば、同一商品が収
納されたケースの1つ1つに対して情報の音声入力を行
う必要がない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明の商品管理装置の実施の一
形態を示すブロック図であり、医薬品を管理する商品管
理装置を示す。
【0026】本形態は図1に示すように、音声情報が入
力されるマイク等の音声入力部11と、音声入力部11
を介して入力された音声情報を認識し、デジタル化する
音声認識部12と、音声認識部12にてデジタル化され
た情報を表示する表示部13と、音声認識部12にてデ
ジタル化された情報に基づいて医薬品を管理する管理部
14と、音声認識部12にてデジタル化された情報を文
字情報に変換する文字変換部15と、音声認識部12に
てデジタル化された情報をバーコード情報に変換するバ
ーコード変換部16と、文字変換部15にて変換された
文字情報とバーコード変換部16にて変換されたバーコ
ード情報を医薬品管理用のラベルに印字する印字部17
と、印字部17にて文字情報及びバーコード情報が印字
されたラベルを医薬品に貼付するラベル貼付部18とか
ら構成されている。なお、音声入力部11においては、
音声認識部12と有線で接続されずに無線を介して音声
認識部12に情報を伝達するものであってもよい。その
場合、音声認識部12には、音声入力部11から送信さ
れた情報を受信するチューナー等の受信手段が必要とな
る。また、音声認識部12には、医薬品名及び医薬品に
対応する製品コードが格納されたデータベース12aが
設けられており、音声入力部11を介して医薬品名が入
力されると、入力された医薬品名に対応する製品コード
が抽出され、文字変換部15及びバーコード変換部16
に出力される。また、音声入力部11を介して医薬品名
の一部しか入力されない場合においても、音声認識部1
2にてデータベース12a内が検索され、入力された医
薬品名の一部に該当する医薬品名が全て抽出され、表示
部13に表示される。
【0027】上記のように構成された商品管理装置にお
いては、医薬品名や製薬メーカ名、医薬品に付与された
製造番号や使用期限等の情報が音声入力部11を介して
音声にて入力されると、まず、音声認識部12にて音声
入力部11を介して入力された音声が認識され、デジタ
ル化される。また、音声認識部12においては、音声入
力部11を介して入力された医薬品名に対応する製品コ
ードがデータベース12aから抽出される。
【0028】音声認識部12にてデジタル化された情報
は、表示部13にて表示されるとともに、管理部14に
て医薬品情報として管理される。
【0029】また、音声認識部12にてデジタル化され
た情報及びデータベース12aから抽出された情報は、
文字変換部15にて文字情報に変換されるとともに、バ
ーコード変換部16にてバーコード情報に変換される。
【0030】文字変換部15にて変換された文字情報と
バーコード変換部16にて変換されたバーコード情報と
は印字部17にて医薬品管理用のラベルに印字され、そ
の後、文字情報とバーコード情報とが印字されたラベル
がラベル貼付部18にて医薬品に貼付される。
【0031】ここで、ラベルに印字される文字情報に
は、音声入力部11を介して入力された医薬品の製造番
号及び使用期限と、データベース12aから抽出された
製品コードとが含まれ、また、ラベルに印字されるバー
コード情報には、ラベルに印字される文字情報の他、音
声入力部11を介して入力された製薬メーカ名が含まれ
ている。
【0032】以下に、上述したような商品管理装置を用
いた商品管理方法について医薬品を管理する場合を例に
挙げて説明する。
【0033】(第1の実施の形態)まず、医薬品が最小
製品単位の詰め合わせの形態で入荷された場合の商品管
理方法について説明する。
【0034】図2は、図1に示した商品管理装置を用い
た商品管理方法の第1の実施の形態を説明するためのフ
ローチャートである。
【0035】医薬品が入荷されると(ステップS1)、
入荷された医薬品毎に、医薬品の品名や製薬メーカ名、
並びに、医薬品に付与された製造番号及び使用期限を作
業員が読み上げ、それにより、これらの情報を音声入力
部11を介して音声にて入力する(ステップS2)。な
お、医薬品の品名や製薬メーカ名、並びに、医薬品に付
与された製造番号及び使用期限の作業員による読み上げ
においては、その順序は問わない。
【0036】音声入力部11を介して入力された音声に
よる情報は、音声認識部12にてデジタル化され(ステ
ップS3)、表示部13にて表示される(ステップS
4)。なお、音声認識部12においては、音声入力部1
1を介して医薬品名が音声で入力されると、入力された
医薬品名に対応する製品コードがデータベース12aか
ら抽出され、抽出された製品コードは表示部13にて表
示される。
【0037】作業員が表示部13に表示された情報を確
認すると(ステップS5)、音声認識部12にてデジタ
ル化された情報に基づいて医薬品が管理部14にて管理
される(ステップS6)。ここで、音声入力部11を介
して医薬品名の一部しか入力されない場合は、音声認識
部12にてデータベース12a内が検索され、音声入力
部11を介して入力された医薬品名の一部に該当する医
薬品名が全て抽出され、表示部13に候補リストとして
表示されることになり、作業員は、ステップS5におい
て、表示部13に表示された医薬品名の中から所望の医
薬品名を選択する。また、表示部13に表示された情報
が所望の情報でない場合は、ステップS2における処理
からやり直すか、あるいは、キーボード(不図示)を介
して所望の情報を入力する。
【0038】また、音声認識部12にてデジタル化され
た情報及びデータベース12aから抽出された情報は、
文字変換部15にて文字情報に変換されるとともに(ス
テップS7)、バーコード変換部16にてバーコード情
報に変換される(ステップS8)。
【0039】次に、印字部17において、文字変換部1
5にて変換された文字情報とバーコード変換部16にて
変換されたバーコード情報とが医薬品管理用のラベルに
印字される(ステップS9)。
【0040】図3は、図1に示した商品管理装置にて医
薬品を管理するための情報が印字された医薬品管理用ラ
ベルの一例を示す図である。
【0041】図3に示すように、医薬品管理用のラベル
には、音声入力部11を介して入力された医薬品の製造
番号(ロット番号)及び使用期限と、データベース12
aから抽出された製品コードが印字され、また、医薬品
の製品コード、製造番号及び使用期限の他、音声入力部
11を介して入力された製薬メーカ名等が含まれたバー
コードが印字されている。
【0042】図3に示したような情報が医薬品管理用の
ラベルに印字されると、ラベル貼付部18において、ラ
ベルに印字された情報に対応する医薬品に該ラベルが貼
付される(ステップS10)。
【0043】その後、医薬品に関する情報が印字された
ラベルが貼付された医薬品においては、ラベルに印字さ
れたバーコード情報を読み取るだけで、その在庫管理あ
るいは出庫管理を行うことができる。
【0044】(第2の実施の形態)次に、医薬品が段ボ
ール等のケース単位で入荷された場合の商品管理方法に
ついて説明する。
【0045】図4は、図1に示した商品管理装置を用い
た商品管理方法の第2の実施の形態を説明するためのフ
ローチャートである。
【0046】医薬品が段ボール等のケースに収納された
状態で入荷されると(ステップS21)、入荷された医
薬品のケースはコンベヤー等の搬送手段によって医薬品
毎に順次搬送されてくる。
【0047】図5は、段ボール等のケース単位で入荷さ
れた場合における医薬品の搬送状態を示す図である。
【0048】図5に示すように、医薬品が収納されたケ
ース1は、収納された医薬品毎に列を形成してコンベヤ
ー2上を搬送されてくる。
【0049】搬送されてきたケースが同一の医薬品の列
の先頭のケースである場合(ステップS22)、ケース
に収納された医薬品の品名や製薬メーカ名、並びに、医
薬品に付与され、ケースに印字された製造番号及び使用
期限を作業員が読み上げ、それにより、これらの情報を
音声入力部11を介して音声にて入力する(ステップS
23)。なお、医薬品の品名や製薬メーカ名、並びに、
医薬品に付与された製造番号及び使用期限の作業員によ
る読み上げにおいては、その順序は問わない。
【0050】音声入力部11を介して入力された音声に
よる情報は、音声認識部12にてデジタル化され(ステ
ップS24)、表示部13にて表示される(ステップS
25)。なお、音声認識部12においては、音声入力部
11を介して医薬品名が音声で入力されると、入力され
た医薬品名に対応する製品コードがデータベース12a
から抽出され、抽出された製品コードは表示部13にて
表示される。
【0051】作業員が表示部13に表示された情報を確
認すると(ステップS26)、音声認識部12にてデジ
タル化された情報に基づいて医薬品が管理部14にて管
理される(ステップS27)。ここで、音声入力部11
を介して医薬品名の一部しか入力されない場合は、音声
認識部12にてデータベース12a内が検索され、音声
入力部11を介して入力された医薬品名の一部に該当す
る医薬品名が全て抽出され、表示部13に候補リストと
して表示されることになり、作業員は、ステップS26
において、表示部13に表示された医薬品名の中から所
望の医薬品名を選択する。また、表示部13に表示され
た情報が所望の情報でない場合は、ステップS23にお
ける処理からやり直すか、あるいは、キーボード(不図
示)を介して所望の情報を入力する。
【0052】また、音声認識部12にてデジタル化され
た情報及びデータベース12aから抽出された情報は、
文字変換部15にて文字情報に変換されるとともに(ス
テップS28)、バーコード変換部16にてバーコード
情報に変換される(ステップS29)。
【0053】次に、印字部17において、文字変換部1
5にて変換された文字情報とバーコード変換部16にて
変換されたバーコード情報とが医薬品管理用の仮ラベル
に印字される(ステップS30)。
【0054】文字変換部15にて変換された文字情報と
バーコード変換部16にて変換されたバーコード情報と
が医薬品管理用の仮ラベルに印字されると、ラベル貼付
部18において、ラベルに印字された情報に対応する医
薬品が収納されたケースに該仮ラベルが貼付される(ス
テップS31)。
【0055】仮ラベルが貼付されたケースは、コンベヤ
ー等の搬送手段上を搬送されていく。また、ステップS
22にて、搬送されてきたケースが同一の医薬品の列の
先頭のケースではない場合は、ステップS23〜S31
における処理は行わず、仮ラベルが貼付されていない状
態でコンベヤー等の搬送手段上を搬送されていく。
【0056】以下に、仮ラベルの貼付処理が行われ、搬
送されたケースに医薬品管理用の本ラベルを貼付する処
理について説明する。
【0057】図6は、本発明の商品管理方法に用いられ
る本ラベル発行貼付装置の実施の一形態を示す図であ
る。
【0058】本形態における本ラベル発行貼付装置は図
6に示すように、コンベヤー等の搬送手段上を搬送され
てきた医薬品が収納されたケースに仮ラベルが貼付され
ているかどうかを検出するラベル検出部21と、搬送さ
れてきたケースに貼付された仮ラベルに印字された文字
情報及びバーコード情報を読み取る情報読取部22と、
情報読取部22にて読み取られた文字情報及びバーコー
ド情報を記憶する記憶部23と、情報読取部22にて読
み取られた文字情報及びバーコード情報、あるいは記憶
部23に記憶された文字情報及びバーコード情報を、医
薬品管理用の本ラベルに印字する印字部24と、印字部
24にて文字情報及びバーコード情報が印字された本ラ
ベルを医薬品が収納されたケースに貼付するラベル貼付
部25と、ラベル検出部21にて仮ラベルを検出した場
合に情報読取部22にて仮ラベルに印字された文字情報
及びバーコード情報を読み取るとともに、情報読取部2
2にて読み取られた文字情報及びバーコード情報、ある
いは記憶部23に記憶された文字情報及びバーコード情
報を、印字部24にて医薬品管理用の本ラベルに印字さ
せる制御部26とから構成されている。
【0059】図7は、図6に示した本ラベル発行貼付装
置を用いた本ラベルの発行及び貼付処理を説明するため
のフローチャートである。
【0060】図4に示した仮ラベルの貼付処理が行わ
れ、コンベヤー等の搬送手段上をケースが搬送されてく
ると(ステップS41)、まず、ラベル検出部21にお
いて、搬送されてきたケースに仮ラベルが貼付されてい
るかどうかが検出される(ステップS42)。
【0061】ステップS42にてケースに仮ラベルが貼
付されていることが検出された場合、情報読取部22に
おいて、仮ラベルに印字された文字情報及びバーコード
情報が読み取られる(ステップS43)。
【0062】ステップS43にて読み取られた文字情報
及びバーコード情報は記憶部23に格納されるととも
に、印字部24において、医薬品管理用の本ラベルに印
字される(ステップS44)。
【0063】その後、ステップS44にて文字情報及び
バーコード情報が印字された本ラベルは、ラベル貼付部
25において医薬品が収納されたケースに貼付される
(ステップS45)。
【0064】また、ステップS42にてケースに仮ラベ
ルが貼付されていることが検出されない場合、すなわ
ち、ケースに仮ラベルが貼付されていない場合は、記憶
部23に格納された文字情報及びバーコード情報が読み
出され(ステップS46)、読み出された文字情報及び
バーコード情報が本ラベルに印字され、当該ケースに貼
付される。これは、仮ラベルが貼付されていないケース
には、該ケースの前を搬送されてきたケースに収納され
た医薬品と同一の医薬品が収納されているため、前を搬
送されてきたケースに貼付された仮ラベルに印字された
文字情報及びバーコード情報と同一の文字情報及びバー
コード情報が印字された本ラベルを貼付すればよいため
である。
【0065】その後、医薬品に関する情報が印字された
本ラベルが貼付されたケースにおいては、本ラベルに印
字されたバーコード情報を読み取るだけで、その在庫管
理あるいは出庫管理を行うことができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
商品に予め付与された情報を音声で入力し、音声で入力
された情報をデジタル化して商品を管理する構成とした
ため、商品に予め付与された製造番号や使用期限等の情
報を用いて商品を管理する場合においても作業員が手作
業でこれらの情報を管理コンピュータ等に入力する必要
がなく、手間をかけずに商品に付与された情報を用いて
商品を管理することができる。
【0067】また、商品がケースに収納され、同一商品
が収納されたケースが同一商品毎に列を形成して搬送さ
れてくる場合に、同一商品の列を形成する先頭のケース
のみについて、情報の音声入力等を行って情報が印字さ
れたラベルを貼付し、その後にラベルに印字された情報
を本ラベルに印字し、この本ラベルを同一商品の列を形
成する全てのケースに貼付するものにおいては、同一商
品が収納されたケースの1つ1つに対して情報の音声入
力を行う必要がなく、作業員の作業量を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品管理装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示した商品管理装置を用いた商品管理方
法の第1の実施の形態を説明するためのフローチャート
である。
【図3】図1に示した商品管理装置にて医薬品を管理す
るための情報が印字された医薬品管理用ラベルの一例を
示す図である。
【図4】図1に示した商品管理装置を用いた商品管理方
法の第2の実施の形態を説明するためのフローチャート
である。
【図5】段ボール等のケース単位で入荷された場合にお
ける医薬品の搬送状態を示す図である。
【図6】本発明の商品管理方法に用いられる本ラベル発
行貼付装置の実施の一形態を示す図である。
【図7】図6に示した本ラベル発行貼付装置を用いた本
ラベルの発行及び貼付処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】従来の医薬品の流通経路における管理方法を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ケース 2 コンベヤー 11 音声入力部 12 音声認識部 12a データベース 13 表示部 14 管理部 15 文字情報変換部 16 バーコード変換部 17,24 印字部 18,25 ラベル貼付部 21 ラベル検出部 22 情報読取部 23 記憶部 26 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/00 G09F 3/00 M G10L 15/00 A61J 3/00 310K 15/22 G10L 3/00 551Z // A61J 3/00 310 561C Fターム(参考) 5B058 CA40 KA02 KA04 KA06 KA08 YA20 5B075 ND02 PP07 PQ03 PQ10 UU26 5D015 KK01 LL02 LL11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に予め付与された情報を用いて当該
    商品を管理する商品管理装置であって、 前記情報が音声にて入力される音声入力手段と、 前記音声入力手段を介して入力された音声情報を認識
    し、デジタル化する音声認識手段と、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報に基づいて
    当該商品を管理する管理手段とを有することを特徴とす
    る商品管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の商品管理装置におい
    て、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報を表示する
    表示手段を有することを特徴とする商品管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の商品管理装置におい
    て、 前記音声認識手段は、複数の商品名が格納されたデータ
    ベースを有し、前記音声入力手段を介して商品名の一部
    しか入力されない場合に、入力された商品名の一部に該
    当する商品名を全て前記データベースから抽出してデジ
    タル化し、 前記表示手段は、前記音声認識手段にて前記データベー
    スから抽出された商品名を全て表示することを特徴とす
    る商品管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    商品管理装置において、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報を文字情報
    に変換する文字変換手段と、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報をバーコー
    ド情報に変換するバーコード変換手段と、 前記文字変換手段にて変換された文字情報及び前記バー
    コード変換手段にて変換されたバーコード情報を商品管
    理用のラベルに印字する印字手段と、 前記印字手段にて文字情報及びバーコード情報が印字さ
    れたラベルを当該商品に貼付する貼付手段とを有するこ
    とを特徴とする商品管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    商品管理装置において、 前記商品は、医薬品であることを特徴とする商品管理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の商品管理装置を用いた
    商品管理方法であって、 前記商品に予め付与された情報を前記音声入力手段に音
    声にて入力する処理と、 前記音声入力手段に入力された音声情報を前記音声認識
    手段にてデジタル化する処理と、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報を前記文字
    変換手段にて文字情報に変換する処理と、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報を前記バー
    コード変換手段にてバーコード情報に変換する処理と、 前記文字変換手段にて変換された文字情報及び前記バー
    コード変換手段にて変換されたバーコード情報を前記印
    字手段にて商品管理用のラベルに印字する処理と、 前記印字手段にて文字情報及びバーコード情報が印字さ
    れたラベルを前記貼付手段にて当該商品に貼付する処理
    とを順次行い、 前記商品に貼付されたラベルに印字された文字情報及び
    バーコード情報を用いて当該商品を管理することを特徴
    とする商品管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の商品管理装置を用いた
    商品管理方法であって、 前記商品がケースに収納され、同一商品が収納された1
    つ以上のケースが同一商品毎に列を形成して搬送されて
    くる場合、 前記商品が収納されたケースに予め印字された情報を前
    記音声入力手段に音声にて入力する処理と、 前記音声入力手段に入力された音声情報を前記音声認識
    手段にてデジタル化する処理と、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報を前記文字
    変換手段にて文字情報に変換する処理と、 前記音声認識手段にてデジタル化された情報を前記バー
    コード変換手段にてバーコード情報に変換する処理と、 前記文字変換手段にて変換された文字情報及び前記バー
    コード変換手段にて変換されたバーコード情報を前記印
    字手段にて商品管理用の仮ラベルに印字する処理と、 前記印字手段にて文字情報及びバーコード情報が印字さ
    れた仮ラベルを前記貼付手段にて当該商品に貼付する処
    理とを前記同一商品の列を形成する先頭のケースに対し
    てのみ行い、 前記列を形成する先頭のケースに貼付された仮ラベルに
    印字された文字情報及びバーコード情報を読み取る処理
    と、 前記読み取られた文字情報及びバーコード情報を商品管
    理用の本ラベルに印字する処理と、 前記文字情報及びバーコード情報が印字された本ラベル
    を、前記同一商品の列を形成する全てのケースに貼付す
    る処理とを行い、 前記ケースに貼付された本ラベルに印字された文字情報
    及びバーコード情報を用いて当該ケースに収納された商
    品を管理することを特徴とする商品管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の商品管
    理方法において、 前記商品は、医薬品であることを特徴とする商品管理方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006090554A1 (ja) * 2005-02-25 2008-08-07 村田機械株式会社 保管システム

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JPWO2006090554A1 (ja) * 2005-02-25 2008-08-07 村田機械株式会社 保管システム

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