JP2003067420A - データ検索システムおよびその方法並びに当該方法を用いたプログラム - Google Patents

データ検索システムおよびその方法並びに当該方法を用いたプログラム

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JP2003067420A
JP2003067420A JP2001253054A JP2001253054A JP2003067420A JP 2003067420 A JP2003067420 A JP 2003067420A JP 2001253054 A JP2001253054 A JP 2001253054A JP 2001253054 A JP2001253054 A JP 2001253054A JP 2003067420 A JP2003067420 A JP 2003067420A
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Japan
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tree structure
structure data
data processing
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Application number
JP2001253054A
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English (en)
Inventor
Takuya Harada
琢也 原田
Koichi Kanematsu
宏一 兼松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産条件を可視化するとともに、回路番号等
を主キーとした情報を短時間で検索することができ、管
理項目の変更も容易に対応できるデータ検索システムお
よびその方法並びに当該方法を用いたプログラムを提供
する。 【解決手段】 データ格納サーブレット21とツリー構
造化データサーブレット22とは、常時、それぞれの記
憶装置からデータを取得し、回路番号を主キーとしたツ
リー構造データD1を更新している。それに対して、表
示要求制御サーブレット23と絞込データ作成サーブレ
ット24とは、表示制御データ92におけるXMLファ
イルの定義に基づき、その定義された周期で起動し、ツ
リー構造データD1を絞り込むことにより絞込ツリー構
造データD2を作成する。つまり、端末装置9へ送られ
る絞込ツリー構造データD2は、表示制御データ92の
XMLファイルで定義された周期で更新され、端末装置
9で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ検索システ
ムおよびその方法並びにその方法を用いたプログラムに
関し、より特定的には、電子部品実装における構成部品
とその実装場所を主キーとしてその生産条件を検索し可
視化するデータ検索システムおよびその方法並びにその
方法を用いたプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品実装工程のように、プリ
ント基板上に電子部品等を組み付け、化学変化によって
上記電子部品を接合する生産工程では、品質不良の発生
および流出を防ぐために、上記生産工程で生産品の品質
不良を検査機にて不良品として選別しその不良個所を検
出した後、その不良品に対するそれぞれの不良個所を人
が目視確認していた。これは、上記不良品の流出の危険
度を少なくするために、検査機で行う検査の管理値を厳
しく設定し、その後目視確認によって、不良個所の詳細
確認を行って品質判断することにより上記不良品の最終
的な合否の判定をするためである。
【0003】一方、上述した不良品の発生を未然に防止
するためには、それぞれの不良品の部品種別やそれぞれ
の不良個所に対する不良原因を調査しなければならな
い。このため、作業者は、上記目視確認作業に加えて、
部品種別毎の不良発生個所(回路番号等)の集計やそれ
ぞれに対する生産条件を調査しなければならない。この
生産条件には、各工程に設置されている設備の稼働デー
タや多数のノズル、カメラ等があり、上記不良発生個所
に対する生産条件は、多方面に渡る。さらに、上記不良
原因に対して対策を実施した場合、その対策の有効性の
検証も必要となり、上述した作業の時間は、一定してい
なかった。
【0004】また、上記不良原因を放置した場合、上記
不良原因による不良品が大量に発生することも考えられ
る。この場合、予め設定された完成予定個数を確保でき
ずに生産計画に対して遅延したり、あるいは、不良品の
発生を見込んだ余剰生産あるいは余剰部品の手配と購入
等を実施する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した不良原因の分
析には、設備動作条件、部品情報、作業情報、設備情
報、および検査データ等、各種情報を収集して関連する
データを紐付けして可視化する必要がある。従来、電子
部品実装工程等では、上記情報は各設備を介して入手は
可能であるが、上記情報入手および情報の可視化作業に
は多大な時間を要し、不良対策が必要な個所の絞り込み
が困難であった。また、不良対策を講じるまでの時間的
ロスも大きくなり、不良品の発生を短時間で防止するこ
とも困難であった。さらに、上記情報は、新設備の導
入、新部品の採用、新規検査項目の追加、および工程管
理項目の追加等で変更が行われることが多く、その変更
に短時間で対応することも困難であった。
【0006】また、上記各設備の情報を格納している記
憶装置を、互いにLAN等で接続し、そのLANに接続
された別の端末装置で各種情報を取得することも考えら
れるが、これらの情報は記憶装置毎に分離されたデータ
であり、互いの情報を関連付けるためには上記端末装置
で別の処理等が必要となり、互いの情報を関連付ける作
業は困難であった。
【0007】それ故に、本発明の目的は、電子部品実装
工程における生産条件を可視化するとともに、例えば不
良発生に関する情報を短時間で検索することができ、管
理項目の変更も容易に対応できるデータ検索システムお
よびその方法並びに当該方法を用いたプログラムを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するために、本発明は、以下に述べるような特
徴を有している。第1の発明は、電子部品実装工程で用
いられる複数の情報を検索するデータ検索システムであ
って、電子部品実装工程に設けられている電子部品実装
設備に関する情報を記憶する少なくとも1つの設備情報
記憶部と、設備情報記憶部から情報を取得し、データツ
リー構造をXMLで定義することによって、使用者が取
得した情報の1つを選択することにより選択された情報
を主キーとして枝構造状に取得した情報を互いに関連付
けツリー構造データを作成する取得データ処理部と、取
得データ処理部で作成されたツリー構造データを表示す
るための表示ツリー構造化データを作成する表示データ
処理部と、表示データ処理部で作成された表示ツリー構
造データを受信し、表示する表示部とを備え、取得デー
タ処理部と表示データ処理部とは、互いに非同期で動作
する。
【0009】第1の発明によれば、XMLで定義するこ
とによって使用者の選択に基づいて予め電子部品実装工
程で用いられる情報の1つを主キーとして枝構造状に上
記情報を互いに関連付けることによりツリー構造データ
を作成するため、各情報の関連付けが容易である。つま
り、当該データ検索システムのツリー構造データを表示
することにより、該電子部品実装工程の作業状況、表示
確認後の不良発生原因の究明、不良発生対策の確認、お
よび不良発生の防止等の作業が容易になる。また、上述
した作業が容易になることにより、当該作業時間の短縮
につながる。さらに、リアルタイムに不良発生状況等の
作業工程の状況が把握できるため、不良発生数の減少お
よびその不良に対する修正数の減少につながるため、不
良発生分の生産の遅延、不良発生を予想した余剰生産お
よび余剰部材の手配などキャッシュフローの低下要因を
排除することができ、生産計画に対して遅れを生じさせ
る要因も排除することができる。
【0010】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、表示データ処理部は、ツリー構造データを絞
り込む内容をXMLで定義することによって、ツリー構
造データに基づいて内容が絞り込まれた表示ツリー構造
データを作成する絞込ツリー構造データ作成部をさらに
含み、表示部は、絞込ツリー構造データ作成部で絞り込
まれた表示ツリー構造データを受信し表示する。
【0011】第2の発明によれば、通常、ツリー構造デ
ータは、大容量データであり、表示に必要なデータのみ
に絞り込んだ絞込ツリー構造データを生成しデータ容量
を削減することにより、表示部へのデータ転送時間の短
縮を図ることができる。また、表示に必要な絞り込まれ
たデータを表示することにより、重要な項目の強調や表
示確認作業を容易にすることができる。
【0012】第3の発明は、第2の発明に従属する発明
であって、使用者の選択によって取得データ処理部で用
いられるXMLの定義内容を変更する取得データ制御部
と、使用者の選択によって絞込ツリー構造データ作成部
で用いられるXMLの定義内容を変更する表示データ制
御部とをさらに備える。
【0013】第3の発明によれば、取得データ定義と表
示データ定義をXMLで構成し、それらのXMLを使用
者によって変更する取得データ制御部および表示データ
制御部を備えることにより、それぞれのXML定義を変
えることで基本システムを変更することなく容易にデー
タ取得および表示データの設定を行うことができる。
【0014】第4の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、表示部は、WWW上のデータアクセスアプレ
ットを用いて、表示データ処理部に表示要求する表示指
示部をさらに含み、表示データ処理部は、表示指示部か
らの表示要求に応じて、ツリー構造データを取得データ
処理部から受信し、表示ツリー構造データを作成し表示
部に送信する。
【0015】第4の発明によれば、表示部に含まれる表
示指示部をアプレットで構成することにより、容易にW
WW上でネットワークを構築できる。また、表示部は、
表示の要求があるときのみ表示要求を送信し、その表示
要求に応じたデータを受信し表示することができる。
【0016】第5の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、取得データ処理部は、XMLの定義によっ
て、実装された部品および実装位置を示す回路番号を取
得された情報の主キーとしてツリー構造データを作成す
ることを特徴とする。
【0017】第5の発明によれば、回路番号を主キーと
して様々な情報をツリー構造データを作成することによ
り、容易に互いを回路番号で関連付けてデータ作成およ
び検索をすることができる。
【0018】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、表示データ処理部は、回路番号を主キーとし
たツリー構造データに基づいて絞り込む内容をXMLで
定義することによって、さらに該電子部品実装工程で不
良検出された回路番号を主キーとして絞り込んだ表示ツ
リー構造データを作成する絞込ツリー構造データ作成部
をさらに含み、表示部は、絞込ツリー構造データ作成部
で絞り込まれた表示ツリー構造データを受信し表示す
る。
【0019】第6の発明によれば、リアルタイムに該電
子部品実装工程の不良発生状況が把握できるため、品質
不良の増大の防止あるいは未然に防ぐための不良発生個
所の可視化作業が容易となる。
【0020】第7の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、取得データ処理部と表示データ処理部とは、
互いに異なった周期で動作することを特徴とする。
【0021】第7の発明によれば、互いに非同期で制御
されるため、データ収集する周期とデータを表示する周
期とを設置される工程の実状に合わせて設定することが
できる。つまり、データ収集する周期を変更せずに設置
される電子部品実装工程の実状に合わせて容易にツリー
構造データの更新周期を設定することができる。
【0022】第8の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、取得データ処理部は、ツリー構造データの中
から、少なくとも一部のツリー構造データを記憶するツ
リー構造データ記憶部をさらに含むことを特徴とする。
【0023】第8の発明によれば、ツリー構造データを
記憶させることにより、過去の履歴等のデータをツリー
構造のデータとして保存することができる。
【0024】第9の発明は、電子部品実装工程で用いら
れる複数の情報を検索するデータ検索方法であって、電
子部品実装工程に設けられている電子部品実装設備に関
する情報を記憶する少なくとも1つの設備情報記憶ステ
ップと、設備情報記憶ステップから情報を取得し、デー
タツリー構造をXMLで定義することによって、使用者
が取得した情報の1つを選択することにより選択された
情報を主キーとして枝構造状に取得した情報を互いに関
連付けツリー構造データを作成する取得データ処理ステ
ップと、取得データ処理ステップで作成されたツリー構
造データを表示するための表示ツリー構造化データを作
成する表示データ処理ステップと、表示データ処理ステ
ップで作成された表示ツリー構造データを受信し、表示
する表示ステップとを備え、取得データ処理ステップと
表示データ処理ステップとは、互いに非同期で動作す
る。
【0025】第9の発明によれば、XMLで定義するこ
とによって使用者の選択に基づいて予め電子部品実装工
程で用いられる情報の1つを主キーとして枝構造状に上
記情報を互いに関連付けることによりツリー構造データ
を作成するため、各情報の関連付けが容易である。つま
り、当該データ検索方法のツリー構造データを表示する
ことにより、該電子部品実装工程の作業状況、表示確認
後の不良発生原因の究明、不良発生対策の確認、および
不良発生の防止等の作業が容易になる。また、上述した
作業が容易になることにより、当該作業時間の短縮につ
ながる。さらに、リアルタイムに不良発生状況等の作業
工程の状況が把握できるため、不良発生数の減少および
その不良に対する修正数の減少につながるため、不良発
生分の生産の遅延、不良発生を予想した余剰生産および
余剰部材の手配などキャッシュフローの低下要因を排除
することができ、生産計画に対して遅れを生じさせる要
因も排除することができる。
【0026】第10の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、表示データ処理ステップは、ツリー構造デ
ータを絞り込む内容をXMLで定義することによって、
ツリー構造データに基づいて内容が絞り込まれた表示ツ
リー構造データを作成する絞込ツリー構造データ作成ス
テップをさらに含み、表示ステップは、絞込ツリー構造
データ作成ステップで絞り込まれた表示ツリー構造デー
タを受信し表示する。
【0027】第10の発明によれば、通常、ツリー構造
データは、大容量データであり、表示に必要なデータの
みに絞り込んだ絞込ツリー構造データを生成しデータ容
量を削減することにより、表示ステップへのデータ転送
時間の短縮を図ることができる。また、表示に必要な絞
り込まれたデータを表示することにより、重要な項目の
強調や表示確認作業を容易にすることができる。
【0028】第11の発明は、第10の発明に従属する
発明であって、使用者の選択によって取得データ処理ス
テップで用いられるXMLの定義内容を変更する取得デ
ータ制御ステップと、使用者の選択によって絞込ツリー
構造データ作成ステップで用いられるXMLの定義内容
を変更する表示データ制御ステップとをさらに備える。
【0029】第11の発明によれば、取得データ定義と
表示データ定義をXMLで構成し、それらのXMLを使
用者によって変更する取得データ制御ステップおよび表
示データ制御ステップを備えることにより、それぞれの
XML定義を変えることで基本方法を変更することなく
容易にデータ取得および表示データの設定を行うことが
できる。
【0030】第12の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、表示ステップは、WWW上のデータアクセ
スアプレットを用いて、表示データ処理ステップに表示
要求する表示指示ステップをさらに含み、表示データ処
理ステップは、表示指示ステップからの表示要求に応じ
て、ツリー構造データを取得データ処理ステップから受
信し、表示ツリー構造データを作成し表示ステップに送
信する。
【0031】第12の発明によれば、表示ステップに含
まれる表示指示ステップをアプレットで構成することに
より、容易にWWW上でネットワークを構築できる。ま
た、表示ステップは、表示の要求があるときのみ表示要
求を送信し、その表示要求に応じたデータを受信し表示
することができる。
【0032】第13の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、取得データ処理ステップは、XMLの定義
によって、実装された部品および実装位置を示す回路番
号を取得された情報の主キーとしてツリー構造データを
作成することを特徴とする。
【0033】第13の発明によれば、回路番号を主キー
として様々な情報をツリー構造データを作成することに
より、容易に互いを回路番号で関連付けてデータ作成お
よび検索をすることができる。
【0034】第14の発明は、第13の発明に従属する
発明であって、表示データ処理ステップは、回路番号を
主キーとしたツリー構造データに基づいて絞り込む内容
をXMLで定義することによって、さらに該電子部品実
装工程で不良検出された回路番号を主キーとして絞り込
んだ表示ツリー構造データを作成する絞込ツリー構造デ
ータ作成ステップをさらに含み、表示ステップは、絞込
ツリー構造データ作成ステップで絞り込まれた表示ツリ
ー構造データを受信し表示する。
【0035】第14の発明によれば、リアルタイムに該
電子部品実装工程の不良発生状況が把握できるため、品
質不良の増大の防止あるいは未然に防ぐための不良発生
個所の可視化作業が容易となる。
【0036】第15の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、取得データ処理ステップと表示データ処理
ステップとは、互いに異なった周期で動作することを特
徴とする。
【0037】第15の発明によれば、互いに非同期で制
御されるため、データ収集する周期とデータを表示する
周期とを設置される工程の実状に合わせて設定すること
ができる。つまり、データ収集する周期を変更せずに設
置される電子部品実装工程の実状に合わせて容易にツリ
ー構造データの更新周期を設定することができる。
【0038】第16の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、取得データ処理ステップは、ツリー構造デ
ータの中から、少なくとも一部のツリー構造データを記
憶するツリー構造データ記憶ステップをさらに含むこと
を特徴とする。
【0039】第16の発明によれば、ツリー構造データ
を記憶させることにより、過去の履歴等のデータをツリ
ー構造のデータとして保存することができる。
【0040】第17の発明は、電子部品実装工程で用い
られる複数の情報を検索するコンピュータで実行される
データ検索プログラムであって、電子部品実装工程に設
けられている電子部品実装設備に関する情報を記憶する
少なくとも1つの設備情報記憶ステップと、設備情報記
憶ステップから情報を取得し、データツリー構造をXM
Lで定義することによって、使用者が取得した情報の1
つを選択することにより選択された情報を主キーとして
枝構造状に取得した情報を互いに関連付けツリー構造デ
ータを作成する取得データ処理ステップと、取得データ
処理ステップで作成されたツリー構造データを表示する
ための表示ツリー構造化データを作成する表示データ処
理ステップと、表示データ処理ステップで作成された表
示ツリー構造データを受信し、表示する表示ステップと
を備え、取得データ処理ステップと表示データ処理ステ
ップとは、互いに非同期で動作する。
【0041】第17の発明によれば、XMLで定義する
ことによって使用者の選択に基づいて予め電子部品実装
工程で用いられる情報の1つを主キーとして枝構造状に
上記情報を互いに関連付けることによりツリー構造デー
タを作成するため、各情報の関連付けが容易である。つ
まり、当該データ検索プログラムのツリー構造データを
表示することにより、該電子部品実装工程の作業状況、
表示確認後の不良発生原因の究明、不良発生対策の確
認、および不良発生の防止等の作業が容易になる。ま
た、上述した作業が容易になることにより、当該作業時
間の短縮につながる。さらに、リアルタイムに不良発生
状況等の作業工程の状況が把握できるため、不良発生数
の減少およびその不良に対する修正数の減少につながる
ため、不良発生分の生産の遅延、不良発生を予想した余
剰生産および余剰部材の手配などキャッシュフローの低
下要因を排除することができ、生産計画に対して遅れを
生じさせる要因も排除することができる。
【0042】第18の発明は、第17の発明に従属する
発明であって、表示データ処理ステップは、ツリー構造
データを絞り込む内容をXMLで定義することによっ
て、ツリー構造データに基づいて内容が絞り込まれた表
示ツリー構造データを作成する絞込ツリー構造データ作
成ステップをさらに含み、表示ステップは、絞込ツリー
構造データ作成ステップで絞り込まれた表示ツリー構造
データを受信し表示する。
【0043】第18の発明によれば、通常、ツリー構造
データは、大容量データであり、表示に必要なデータの
みに絞り込んだ絞込ツリー構造データを生成しデータ容
量を削減することにより、表示ステップへのデータ転送
時間の短縮を図ることができる。また、表示に必要な絞
り込まれたデータを表示することにより、重要な項目の
強調や表示確認作業を容易にすることができる。
【0044】第19の発明は、第18の発明に従属する
発明であって、使用者の選択によって取得データ処理ス
テップで用いられるXMLの定義内容を変更する取得デ
ータ制御ステップと、使用者の選択によって絞込ツリー
構造データ作成ステップで用いられるXMLの定義内容
を変更する表示データ制御ステップとをさらに備える。
【0045】第19の発明によれば、取得データ定義と
表示データ定義をXMLで構成し、それらのXMLを使
用者によって変更する取得データ制御ステップおよび表
示データ制御ステップを備えることにより、それぞれの
XML定義を変えることで基本プログラムを変更するこ
となく容易にデータ取得および表示データの設定を行う
ことができる。
【0046】第20の発明は、第17の発明に従属する
発明であって、表示ステップは、WWW上のデータアク
セスアプレットを用いて、表示データ処理ステップに表
示要求する表示指示ステップをさらに含み、表示データ
処理ステップは、表示指示ステップからの表示要求に応
じて、ツリー構造データを取得データ処理ステップから
受信し、表示ツリー構造データを作成し表示ステップに
送信する。
【0047】第20の発明によれば、表示ステップに含
まれる表示指示ステップをアプレットで構成することに
より、容易にWWW上でネットワークを構築できる。ま
た、表示ステップは、表示の要求があるときのみ表示要
求を送信し、その表示要求に応じたデータを受信し表示
することができる。
【0048】第21の発明は、第17の発明に従属する
発明であって、取得データ処理ステップは、XMLの定
義によって、実装された部品および実装位置を示す回路
番号を取得された情報の主キーとしてツリー構造データ
を作成することを特徴とする。
【0049】第21の発明によれば、回路番号を主キー
として様々な情報をツリー構造データを作成することに
より、容易に互いを回路番号で関連付けてデータ作成お
よび検索をすることができる。
【0050】第22の発明は、第21の発明に従属する
発明であって、表示データ処理ステップは、回路番号を
主キーとしたツリー構造データに基づいて絞り込む内容
をXMLで定義することによって、さらに該電子部品実
装工程で不良検出された回路番号を主キーとして絞り込
んだ表示ツリー構造データを作成する絞込ツリー構造デ
ータ作成ステップをさらに含み、表示ステップは、絞込
ツリー構造データ作成ステップで絞り込まれた表示ツリ
ー構造データを受信し表示する。
【0051】第22の発明によれば、リアルタイムに該
電子部品実装工程の不良発生状況が把握できるため、品
質不良の増大の防止あるいは未然に防ぐための不良発生
個所の可視化作業が容易となる。
【0052】第23の発明は、第17の発明に従属する
発明であって、取得データ処理ステップと表示データ処
理ステップとは、互いに異なった周期で動作することを
特徴とする。
【0053】第23の発明によれば、互いに非同期で制
御されるため、データ収集する周期とデータを表示する
周期とを設置される工程の実状に合わせて設定すること
ができる。つまり、データ収集する周期を変更せずに設
置される電子部品実装工程の実状に合わせて容易にツリ
ー構造データの更新周期を設定することができる。
【0054】第24の発明は、第17の発明に従属する
発明であって、取得データ処理ステップは、ツリー構造
データの中から、少なくとも一部のツリー構造データを
記憶するツリー構造データ記憶ステップをさらに含むこ
とを特徴とする。
【0055】第24の発明によれば、ツリー構造データ
を記憶させることにより、過去の履歴等のデータをツリ
ー構造のデータとして保存することができる。
【0056】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るデータ検索システムのハード構成の概略を示す図であ
る。なお、当該データ検索システム1では、プリント基
板実装工程30に対して構築される例を説明する。
【0057】図1において、プリント基板実装工程30
は、プリント基板Pa上に半田印刷機31によって半田
を印刷し、部品実装機32によって電子部品等を組み付
けた後リフロー等の化学変化によって上記電子部品を接
合し、検査機33によって組み付けられた完成品のプリ
ント基板Pbを全数品質検査する生産工程である。ここ
で、検査機33で選別されたプリント基板Pbの不良品
については、作業者によって、その不良個所毎に目視確
認され、全ての不良個所が良好な場合、あるいは修正す
ることにより良品となった場合は、良品のプリント基板
Pbとして出荷される。
【0058】一方、プリント基板実装工程30に設置さ
れている各設備から/への生産条件のデータや作業デー
タが、それぞれの記憶装置に格納されている。当該デー
タ検索システム1では、上記記憶装置として、作業デー
タ記憶装置4、部品データ記憶装置5、設備データ記憶
装置6、検査データ記憶装置7、および設備動作条件デ
ータ記憶装置8が設けられており、互いにHUB等を介
してLAN10で接続されている。
【0059】作業データ記憶装置4は、プリント基板実
装工程30の作業データが格納される。例えば、作業デ
ータ記憶装置4に格納される作業データは、プリント基
板実装工程30の作業者を示す作業者コード、作業時間
を示す作業日時分秒、作業内容を示す作業対象コード、
および定常作業以外の作業内容を示すアクションコード
等である。
【0060】部品データ記憶装置5は、プリント基板実
装工程30に供給される部品データが格納される。例え
ば、部品データ記憶装置5に格納される部品データは、
プリント基板実装工程30に供給される部品品番および
種別、部品の供給形態、部品供給配列を示す部品配列デ
ータ、プリント基板Pへの供給場所を示す部品供給番地
(以下、Z番号とする)、部品の履歴を示す部品ロット
No.、部品が供給されるマガジンを示すマガジンI
D、および部品の形状やメーカー名称を示す部品マスタ
ーデータ等である。
【0061】設備データ記憶装置6は、半田印刷機31
および部品実装機32と接続され、それぞれの設備デー
タが格納される。例えば、設備データ記憶装置6に格納
される設備データは、半田印刷機31に対して半田印刷
状況を示す印刷ズレデータおよび印刷膜厚データ、部品
実装機32の部品供給に対して部品供給状態を示す装着
状態データ、装着部品有無データ、設備エラーを示す吸
着エラーデータ、認識エラーデータ、および形状エラー
データ、リフローに対してリフロープロファイルデー
タ、設備全体に対して稼働予定を示す生産計画データ等
である。
【0062】検査データ記憶装置7は、検査機33と接
続され、検査機33で行われたプリント基板Pに対する
検査結果データが格納される。例えば、検査データ記憶
装置7に格納される検査結果データは、プリント基板P
に対するそれぞれの計測結果を示す計測データ、それぞ
れの検査項目に対する管理値を示す教示データ、それぞ
れの検査項目に対する合否を示す判定結果データ、およ
び検査機33で不具合個所として検出された項目に対す
るプリント基板Pの修正結果を示す修正結果データ等で
ある。
【0063】設備動作条件データ記憶装置8は、半田印
刷機31および部品実装機32と接続され、それぞれに
対する設備動作条件設定値とプリント基板Pの設計値と
が格納される。例えば、設備動作条件データ記憶装置8
に格納されるプリント基板Pの設計値は、プリント基板
Pの設計値を示すCADデータ等である。また、設備動
作条件データ記憶装置8に格納される半田印刷機31に
対する設備動作条件設定値は、印刷速度データ、スキー
ジ押し込み量データ、スキージ荷重データ、スクリーン
ギャップデータ、版離れ量データ、版離れ速度データ、
クリーニング間隔データ、クリーニングタイマデータ、
クリーニング速度データ、および上記CADデータから
導かれるNCデータ等である。また、設備動作条件デー
タ記憶装置8に格納される部品実装機32に対する設備
動作条件設定値は、実装設備名称データ、部品形状デー
タ、ヘッド速度データ、選択カメラデータ、選択ノズル
データ、選択ツールデータ、選択照明データ、ノズル番
号データ、および上記CADデータから導かれるNCデ
ータ等である。
【0064】一方、上述したように、プリント基板実装
工程30に設置されているそれぞれの上記記憶装置は、
互いにHUB等を介してLAN10で接続されている
が、上記LAN10には、さらにアプリケーションサー
バ2とWEBサーバ3とが接続されている。
【0065】アプリケーションサーバ2は、それぞれの
上記記憶装置に格納されているデータから、必要なデー
タを読み込むサーブレットを起動し、プリント基板Pに
実装されるそれぞれの部品および実装位置を示す番号
(以下、回路番号とする)を主キーとするツリー構造の
シリアライズ化したファイルを生成するための各種アプ
リケーションが格納されており、そのアプリケーション
を実行する。ここで、サーブレットとは、WWW(Wo
rld Wide Web)サーバのバックエンドにイ
ンストールされたJAVA(登録商標)プログラムであ
り、サーバ上で稼働する。また、サーブレットは、CG
I(Common Gateway Interfac
e)と同様にURL(Uniform Resourc
e Locators)のリクエストにより実行され、
動的にHTML(Hypertext Markup
Language)を生成してWWWサーバから送信さ
れる。そして、CGIと異なり一度起動したら該当ペー
ジのバックグラウンドで実行を続け、そのページ上のイ
ベントにより動作中のサーブレットの対応メソッドが呼
び出され、これによりサーバ上で稼働するデータベース
への問い合わせや JAVA BEANS等のサーバ側
に用意されたコンポーネントの呼び出しなどが行われ
る。さらに、アプリケーションサーバ2は、上記アプリ
ケーションの実行処理により生成された上記ファイル
を、一時的に内部に設けられているメモリーに記憶す
る。なお、これらの処理の詳細については、後述する。
【0066】WEBサーバ3は、イントラネットまたは
インターネット網を介して、表示端末(WWW端末)9
−1〜nと接続され、上述したLAN10に接続される
それぞれの記憶装置およびアプリケーションサーバ2と
上記表示端末9−1〜nとの表示データおよびデータ要
求等の通信を制御する。なお、表示端末9は、アプレッ
トを用いて通信を行う。ここで、アプレットとは、JA
VAのプログラムの一つで、JAVA VMを搭載した
WWWブラウザ上で動作させるものである。このアプ
レットは、HTMLで指定されたホストからダウンロー
ドし、それをWWWブラウザ上で使用するため、表示端
末9は、WWWブラウザを備えるだけで上記通信が実現
できる。なお、この通信についての詳細は、後述する。
【0067】次に、上記回路番号を主キーとしてツリー
構造データを作成する当該データ検索システム1の全体
構成と動作とについて説明する。なお、図2は当該デー
タ検索システム1の機能ブロック図であり、図3は当該
データ検索システム1のツリー構造データ作成のサーブ
レット動作を示すフローチャートであり、図4は当該デ
ータ検索システム1の表示データ作成のサーブレット動
作を示すフローチャートである。
【0068】図2において、アプリケーションサーバ2
には、データ作成部2aとシステム動作制御部2bとが
設けられている。データ作成部2aには、上述したサー
ブレットとして、データ格納サーブレット21、ツリー
構造化データ作成サーブレット22、表示要求制御サー
ブレット23、および絞込データ作成サーブレット24
が設けられている。また、システム動作制御部2bに
は、データ取得定義格納部25、データーツリー定義格
納部26、表示データ制御データ格納部27、および表
示データアプレット格納部28が設けられている。
【0069】図2および図3において、まず、データ格
納サーブレット21が、バックグラウンド処理として起
動され(ステップS101)、データ取得定義格納部2
5に予めXML(Extensible Markup
Language)ファイルで格納されているデータ
取得定義を読み込み(ステップS102)、上記データ
取得定義を示すXMLファイルにしたがって、上述した
作業データ記憶装置4、部品データ記憶装置5、設備デ
ータ記憶装置6、検査データ記憶装置7、および設備動
作条件データ記憶装置8から常時データを取得する(ス
テップS103)。
【0070】次に、データ格納サーブレット21は、ツ
リー構造化データサーブレット22を起動し、上記取得
したデータをツリー構造化データサーブレット22に送
る。そして、ツリー構造化データ作成サーブレット22
は、データツリー定義格納部26に予めXMLファイル
で格納されているデータツリー定義にしたがって、上記
データを回路番号を主キーとしたデータツリー構造に変
換し、ツリー構造データD1を生成する(ステップS1
04)。
【0071】そして、データ読み込み終了指示がない場
合(ステップS105)、データ格納サーブレット21
は、予め設定された周期でステップS102に戻り(ス
テップS106)、以後、上記周期でツリー構造データ
D1を最新のデータに更新していく。なお、更新するこ
とにより消去されるツリー構造データD1については、
ツリー構造データ記憶装置29をアプリケーションサー
バ2に設けることにより、随時保存するようにしてもか
まわない。一方、データ読み込み終了指示がある場合
(ステップS105)、データ格納サーブレット21は
処理を停止し(ステップS107)、フローを終了す
る。
【0072】ここで、上記データ取得定義およびデータ
ツリー定義は、それぞれ予めXMLファイルで格納され
ているため、このXMLファイルの内容を変更すること
により、データ格納サーブレット21のデータ取得項
目、取得先、および取得方法等と、ツリー構造化データ
作成サーブレット22のデータツリーの内容等を使用者
によって容易に変更することができる。これにより、上
述した記憶装置の変更や後述するデータを表示する内容
の変更等に対して、柔軟に対応することができる。
【0073】図2および図4において、端末装置9から
の要求にしたがって表示要求制御データサーブレット2
3が起動し、表示データアプレット格納部28に格納さ
れている表示データアプレット91を取得し、要求のあ
った上記端末装置9に表示データアプレット91を送る
(ステップS201)。そして、表示要求データサーブ
レット23は、上記端末装置9に格納された表示データ
アプレット91からの要求によって、フォアグランド処
理として、表示データ制御データ格納部27に予めXM
Lファイルで格納されている表示制御データ92(この
XMLファイルの例を、図5に示す)を取得し、絞込デ
ータ作成サーブレット24に送る(ステップS20
2)。なお、図5に示すように、XMLファイルでは、
<>内部に示されている「item」の内容を変更する
ことにより、容易にデータの内容や構造を変更すること
ができる。
【0074】絞込データ作成サーブレット24は、ツリ
ー構造化データ作成サーブレット22で生成された回路
番号を主キーにしたツリー構造データD1を読み込み、
表示要求制御サーブレット23から送られた、上記表示
制御データ92のXMLファイル定義にしたがって、ツ
リー構造データD1の絞り込みを行い、表示に必要なデ
ータを抽出し、回路番号を主キーにした絞込ツリー構造
データD2を生成する(ステップS203)。
【0075】ここで、絞込ツリー構造データD2は、表
示制御データ92のXMLファイルの定義を使用者によ
って変更することにより、様々な内容で生成できる。例
えば、ツリー構造化データ作成サーブレット22で生成
された全ての回路番号を主キーにしたツリー構造データ
D1の回路番号を、検査機33で不良として検出された
回路番号のみに絞り込むことにより、当該プリント基板
実装工程20で発生している不良個所(回路番号)を主
キーとする絞込ツリー構造データD2の生成が可能であ
る。さらに、その不良個所および不良内容に無関係の情
報を省いたり、大きく関連する情報を優先的に絞り込む
ことにより、絞込ツリー構造データD2は、当該プリン
ト基板実装工程20の不良発生状況とそれに関連する作
業条件等を絞り込んで示すことができる。
【0076】そして、絞込データ作成サーブレット24
は、上記表示制御データ92と回路番号を主キーとした
絞込ツリー構造データD2とを、上述した要求のあった
端末装置9にHTTPプロトコルを用いて送る(ステッ
プS204)。
【0077】端末装置9では、上述した表示データアプ
レット91と表示制御データ92と回路番号を主キーに
した絞込ツリー構造データD2とによってWWWブラウ
ザ上で起動され、要求された項目に関連し、絞り込まれ
たデータが表示される。
【0078】そして、データ表示終了指示がない場合
(ステップS205)、表示要求制御サーブレット23
は、予め上記表示制御データ92のXMLファイルの定
義に基づき、その定義された周期でステップS202に
戻り(ステップS206)、以後、上記表示制御データ
92のXMLファイルで定義された周期に基づき、絞込
ツリー構造データD2を更新していく。一方、データ表
示終了指示がある場合(ステップS205)、表示要求
制御サーブレット23は処理を停止し(ステップS20
7)、フローを終了する。
【0079】次に、上述のような回路番号を主キーとし
てツリー構造データを作成する当該データ検索システム
1の動作によって作成された回路番号を主キーとしたツ
リー構造データと端末装置9に表示されるデータについ
て説明する。図6は、回路番号を主キーとしたツリー構
造データD1の情報名称と、その取得先との一例を示し
た図である。
【0080】図6において、回路番号を主キーとして、
作業条件や検査結果等のデータがツリー状に紐付けされ
てツリー構造データD1が作成される。ここで、同一プ
リント基板Pに同一のブロックが複数形成される場合、
それぞれのブロック別にそれぞれの回路番号が主キーと
される。まず、ツリー構造データD1は、特定された回
路番号に対して、その回路番号に対するプリント基板情
報、CAD情報、および実装設備条件情報等に分類され
る。
【0081】プリント基板情報は、上記特定された回路
番号に対して、その回路番号が組み込まれているプリン
ト基板が関連付けられることによって得られる様々な情
報である。このプリント基板情報は、まず大分類とし
て、そのプリント基板の検査日時、検査設備名称(また
は、ライン名称)、バーコード番号、プロダクト番号、
ロット番号、およびプリント基板機種に分類されツリー
構造化される。ここで、プリント基板の検査日時、検査
設備名称、バーコード番号、およびプロダクト番号は、
検査データ記憶装置7に格納されている計測データから
取得される。また、プリント基板のロット番号およびプ
リント基板機種は、設備データ記憶装置6に格納されて
いる生産計画データから取得される。さらに、上記プリ
ント基板機種には、下位分類として、その教示データ名
がツリー構造化される。この教示データ名は、検査デー
タ記憶装置7に格納されている教示データから取得され
る。
【0082】CAD情報は、上記特定された回路番号に
対して、その回路番号が関連付けられることによって得
られる情報である。このCAD情報は、まず大分類とし
て、その回路番号の実装位置(X、Y、θ)および部品
品番に分類されツリー構造化される。ここで、上記特定
された回路番号の実装位置は、設備動作条件データ記憶
装置8に格納されているNCデータから取得される。ま
た、上記特定された回路番号の部品品番は、部品データ
記憶装置5に格納されている部品品番データから取得さ
れる。さらに、上記部品品番には、下位分類として、そ
のリード番号、部品エラー情報(エラー番号、計測値
等)、修正結果、検査ライブラリ名、部品形状、および
部品メーカ名の情報がツリー構造化される。ここで、上
記リード番号は検査データ記憶装置7に格納されている
計測データから、上記部品エラー情報および修正結果は
検査データ記憶装置7に格納されている計測データ、判
定データおよび修理データから、上記検査ライブラリ名
および上記部品形状は検査データ記憶装置7に格納され
ている教示データから、上記部品メーカ名は部品データ
記憶装置4に格納されている部品マスターデータから、
それぞれ取得される。さらに、上記リード番号には、下
位分類として、リードエラー情報(エラー番号、計測値
等)およびリード形状の情報がツリー構造化される。こ
こで、上記リードエラー情報は僅差データ記憶装置7に
格納されている計測データおよび判定データから、上記
リード形状は部品データ記憶装置5に格納されている計
測データおよび判定データから、それぞれ取得される。
【0083】実装設備条件情報は、上記特定された回路
番号に対して、その回路番号が関連付けられることによ
って得られる実装設備条件の情報である。この実装設備
条件情報は、まず大分類として、その回路番号のZ番
号、ノズル番号、ノズル種別、カメラ番号、ヘッドスピ
ード、および実装設備名称に分類されツリー構造化され
る。ここで、上記特定された回路番号の上記Z番号は部
品データ記憶装置5に格納されているZ番号データか
ら、上記ノズル番号は設備動作条件データ記憶装置8に
格納されているノズル番号データから、上記ノズル種別
は設備動作条件データ記憶装置8に格納されている選択
ノズルデータから、カメラ番号は設備動作条件データ記
憶装置8に格納されている選択カメラデータから、上記
ヘッドスピードは設備動作条件データ記憶装置8に格納
されているヘッド速度データから、上記実装設備名称は
部品データ記憶装置5に格納されている部品配列データ
から、それぞれ取得される。さらに、上記Z番号には、
下位分類として、吸着エラー数およびエラー種別の情報
がツリー構造化される。ここで、上記吸着エラー数およ
びエラー種別は、設備データ記憶装置6に格納されてい
る設備エラーデータから取得される。
【0084】上述したように、作業条件や検査結果等の
データがツリー状に紐付けされてツリー構造データD1
には、様々な情報が回路番号を主キーとしてツリー構造
化されるが、ここで説明した情報名称は一部であり、例
えば作業者情報等プリント基板実装工程30で管理され
ている大量のデータがツリー構造化される。
【0085】次に、上述のような回路番号を主キーとし
てツリー構造データを作成する当該データ検索システム
1の動作によって作成された回路番号を主キーとした端
末装置9に表示されるデータについて説明する。図7
は、回路番号を主キーとした端末装置9に表示されるデ
ータの表示画面Gの一例を示した図である。
【0086】上述したように端末装置9に表示されるデ
ータの表示画面Gは、表示データアプレット91と表示
制御データ92と回路番号を主キーにした絞込ツリー構
造データD2とによってWWWブラウザ上で起動され、
要求された項目に関連し、絞り込まれたデータが表示画
面Gとして表示される。図7において、本実施形態で
は、表示画面Gとして、検査機33で検出された不良に
対して、リアルタイム(上述した表示制御データ92の
XMLファイルの定義に基づき、その定義された周期で
更新される)に直近の50枚のプリント基板不良内容を
表示している。このプリント基板不良内容は、回路番号
を主キーとして部品実装設備で分類し、上記回路番号に
対応するZ番号、部品品番、および不良内容とその個数
が表示されている。例えば、回路番号R101に対して
は、部品実装設備MC−01を用いてZ番号1で部品品
番EDA1234が実装されており、その不良内容は欠
品6件、位置ズレ3件、および半田不良3件である。こ
のように、上述した表示制御データ92のXMLファイ
ルの定義に基づき、端末装置9にリアルタイムに表示す
る表示画面Gを設定することができ、リアルタイムの監
視が必要な項目を容易に設定し、表示することができ
る。
【0087】さらに、上記表示画面Gに表示された内容
から、より詳細なデータを表示することができる。例え
ば、表示画面Gに表示されている回路番号R101の不
良内容の1つである位置ズレに対する詳細情報を表示し
たい場合、表示画面G中の上記位置ズレを表すポイント
Rを選択する。この選択によって、上記位置ズレに関連
する情報の選択肢が表示され、その部品が組み込まれる
プリント基板の様々な情報(基板表示)、その部品が部
品実装機32に供給するときに用いられる部品カセット
の情報(不良カセット)、その部品がプリント基板に実
装される位置等の設計的なCAD情報(CAMとの相
関)、その部品が実装されるときに用いられるノズル番
号、ヘッドスピード、カメラ番号等の情報(異常モニ
タ)、その部品が実装されるプリント基板毎のX−Y方
向の位置をグラフで示す情報(N−X、N−Y、X−Y
散布図)等を選択することができる。これらは、上述し
た希望する詳細なデータの内容によって、それに関連し
た選択肢が表示される。これらの選択肢の中から選択さ
れると、その内容に応じた表示データが表示データアプ
レット91によって絞込ツリー構造データD2から取得
され、より詳細な情報の表示画面として新たに端末装置
9に表示される。
【0088】このように、当該データ検索システムによ
れば、リアルタイムに不良発生状況等の作業工程状況が
把握できるため、品質不良の増大の防止あるいは未然に
防ぐための不良発生個所の可視化作業が容易となる。つ
まり、当該データ検索システムの絞込ツリー構造データ
を表示することにより、表示確認後の不良発生原因の究
明、不良発生対策の確認、および不良発生の防止等の作
業が容易になる。また、上述した作業が容易になること
により、当該作業時間の短縮につながることは言うまで
もない。
【0089】さらに、リアルタイムに不良発生状況等の
作業工程の状況が把握できるため、不良発生数の減少お
よびその不良に対する修正数の減少につながるため、不
良発生分の生産の遅延、不良発生を予想した余剰生産お
よび余剰部材の手配などキャッシュフローの低下要因を
排除することができ、生産計画に対して遅れを生じさせ
る要因も排除することができる。
【0090】また、上述したデータ格納サーブレット2
1とツリー構造化データサーブレット22とは、常時、
それぞれの記憶装置からデータを取得し、ツリー構造デ
ータD1を更新している。それに対して、上述した表示
要求制御サーブレット23と絞込データ作成サーブレッ
ト24とは、上記表示制御データ92のXMLファイル
の定義に基づき、その定義された周期で起動するため、
データ格納サーブレット21とツリー構造化データサー
ブレット22と非同期で処理される。つまり、端末装置
9へ送られる絞込ツリー構造データD2は、上記表示制
御データ92のXMLファイルで定義された周期で更新
され、上記端末装置9で表示される。したがって、当該
データ検索システム1では、データ収集系(データ格納
サーブレット21、ツリー構造化データサーブレット2
2)と、データ絞込および表示系(表示要求制御サーブ
レット23、絞込データ作成サーブレット24、端末装
置9)とが、互いに非同期で処理するため、データ収集
する周期を変更せずに設置されるプリント基板実装工程
30の実状(例えば、プリント基板実装工程30のライ
ンスピード等)に合わせて容易に絞込ツリー構造データ
D2の更新周期を設定することができる。
【0091】また、通常、上述したツリー構造データD
1は、大容量データであり、表示に必要なデータのみに
絞り込んだ絞込ツリー構造データD2を生成しデータ容
量を削減することにより、端末装置9へのデータ転送時
間の短縮を図ることができる。
【0092】なお、本実施形態では、本発明のデータ検
索システムがプリント基板実装工程で用いられている
が、当該データ検索システムは、様々な製造工程に対し
て実現可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
のハード構成の概略を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
のツリー構造データ作成のサーブレット動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
の表示データ作成のサーブレット動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
の表示制御データを示すXMLファイルの例である。
【図6】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
の回路番号を主キーとしたツリー構造データの情報名称
と、その取得先との一例を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るデータ検索システム
の回路番号を主キーとした端末装置に表示されるデータ
の表示画面の一例を示した図である。
【符号の説明】
1…データ検索システム 2…アプリケーションサーバ 2a…データ作成部 2b…システム動作制御部 21…データ格納サーブレット 22…ツリー構造化データ作成サーブレット 23…表示要求制御サーブレット 24…絞込データ作成サーブレット 25…データ取得定義格納部 26…データツリー定義格納部 27…表示データ制御データ格納部 28…表示データアプレット格納部 29…ツリー構造データ記憶装置 3…WEBサーバ 4…作業データ記憶装置 5…部品データ記憶装置 6…設備データ記憶装置 7…検査データ記憶装置 8…設備動作条件データ記憶装置 9…端末装置 91…表示データアプレット 92…表示制御データ 10…LAN 30…プリント基板実装工程 31…半田印刷機 32…部品実装機 33…検査機 D1…ツリー構造データ D2…絞込ツリー構造データ G…表示画面 P…プリント基板 R…ポイント

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品実装工程で用いられる複数の情
    報を検索するデータ検索システムであって、 前記電子部品実装工程に設けられている電子部品実装設
    備に関する前記情報を記憶する少なくとも1つの設備情
    報記憶部と、 前記設備情報記憶部から前記情報を取得し、データツリ
    ー構造をXMLで定義することによって、使用者が前記
    取得した情報の1つを選択することにより前記選択され
    た情報を主キーとして枝構造状に前記取得した情報を互
    いに関連付けツリー構造データを作成する取得データ処
    理部と、 前記取得データ処理部で作成された前記ツリー構造デー
    タを表示するための表示ツリー構造化データを作成する
    表示データ処理部と、 前記表示データ処理部で作成された前記表示ツリー構造
    データを受信し、表示する表示部とを備え、 前記取得データ処理部と前記表示データ処理部とは、互
    いに非同期で動作する、データ検索システム。
  2. 【請求項2】 前記表示データ処理部は、前記ツリー構
    造データを絞り込む内容をXMLで定義することによっ
    て、前記ツリー構造データに基づいて内容が絞り込まれ
    た前記表示ツリー構造データを作成する絞込ツリー構造
    データ作成部をさらに含み、 前記表示部は、前記絞込ツリー構造データ作成部で絞り
    込まれた前記表示ツリー構造データを受信し表示する、
    請求項1に記載のデータ検索システム。
  3. 【請求項3】 使用者の選択によって前記取得データ処
    理部で用いられるXMLの定義内容を変更する取得デー
    タ制御部と、 使用者の選択によって前記絞込ツリー構造データ作成部
    で用いられるXMLの定義内容を変更する表示データ制
    御部とをさらに備える、請求項2に記載のデータ検索シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記表示部は、WWW上のデータアクセ
    スアプレットを用いて、前記表示データ処理部に表示要
    求する表示指示部をさらに含み、 前記表示データ処理部は、前記表示指示部からの表示要
    求に応じて、前記ツリー構造データを前記取得データ処
    理部から受信し、前記表示ツリー構造データを作成し前
    記表示部に送信する、請求項1に記載のデータ検索シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記取得データ処理部は、XMLの定義
    によって、実装された部品および実装位置を示す回路番
    号を前記取得された情報の主キーとして前記ツリー構造
    データを作成することを特徴とする、請求項1に記載の
    データ検索システム。
  6. 【請求項6】 前記表示データ処理部は、前記回路番号
    を主キーとした前記ツリー構造データに基づいて絞り込
    む内容をXMLで定義することによって、さらに該電子
    部品実装工程で不良検出された前記回路番号を主キーと
    して絞り込んだ前記表示ツリー構造データを作成する絞
    込ツリー構造データ作成部をさらに含み、 前記表示部は、前記絞込ツリー構造データ作成部で絞り
    込まれた前記表示ツリー構造データを受信し表示する、
    請求項5に記載のデータ検索システム。
  7. 【請求項7】 前記取得データ処理部と前記表示データ
    処理部とは、互いに異なった周期で動作することを特徴
    とする、請求項1に記載のデータ検索システム。
  8. 【請求項8】 前記取得データ処理部は、前記ツリー構
    造データの中から、少なくとも一部の前記ツリー構造デ
    ータを記憶するツリー構造データ記憶部をさらに含むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のデータ検索システ
    ム。
  9. 【請求項9】 電子部品実装工程で用いられる複数の情
    報を検索するデータ検索方法であって、 前記電子部品実装工程に設けられている電子部品実装設
    備に関する前記情報を記憶する少なくとも1つの設備情
    報記憶ステップと、 前記設備情報記憶ステップから前記情報を取得し、デー
    タツリー構造をXMLで定義することによって、使用者
    が前記取得した情報の1つを選択することにより前記選
    択された情報を主キーとして枝構造状に前記取得した情
    報を互いに関連付けツリー構造データを作成する取得デ
    ータ処理ステップと、 前記取得データ処理ステップで作成された前記ツリー構
    造データを表示するための表示ツリー構造化データを作
    成する表示データ処理ステップと、 前記表示データ処理ステップで作成された前記表示ツリ
    ー構造データを受信し、表示する表示ステップとを備
    え、 前記取得データ処理ステップと前記表示データ処理ステ
    ップとは、互いに非同期で動作する、データ検索方法。
  10. 【請求項10】 前記表示データ処理ステップは、前記
    ツリー構造データを絞り込む内容をXMLで定義するこ
    とによって、前記ツリー構造データに基づいて内容が絞
    り込まれた前記表示ツリー構造データを作成する絞込ツ
    リー構造データ作成ステップをさらに含み、 前記表示ステップは、前記絞込ツリー構造データ作成ス
    テップで絞り込まれた前記表示ツリー構造データを受信
    し表示する、請求項9に記載のデータ検索方法。
  11. 【請求項11】 使用者の選択によって前記取得データ
    処理ステップで用いられるXMLの定義内容を変更する
    取得データ制御ステップと、 使用者の選択によって前記絞込ツリー構造データ作成ス
    テップで用いられるXMLの定義内容を変更する表示デ
    ータ制御ステップとをさらに備える、請求項10に記載
    のデータ検索方法。
  12. 【請求項12】 前記表示ステップは、WWW上のデー
    タアクセスアプレットを用いて、前記表示データ処理ス
    テップに表示要求する表示指示ステップをさらに含み、 前記表示データ処理ステップは、前記表示指示ステップ
    からの表示要求に応じて、前記ツリー構造データを前記
    取得データ処理ステップから受信し、前記表示ツリー構
    造データを作成し前記表示ステップに送信する、請求項
    9に記載のデータ検索方法。
  13. 【請求項13】 前記取得データ処理ステップは、XM
    Lの定義によって、実装された部品および実装位置を示
    す回路番号を前記取得された情報の主キーとして前記ツ
    リー構造データを作成することを特徴とする、請求項9
    に記載のデータ検索方法。
  14. 【請求項14】 前記表示データ処理ステップは、前記
    回路番号を主キーとした前記ツリー構造データに基づい
    て絞り込む内容をXMLで定義することによって、さら
    に該電子部品実装工程で不良検出された前記回路番号を
    主キーとして絞り込んだ前記表示ツリー構造データを作
    成する絞込ツリー構造データ作成ステップをさらに含
    み、 前記表示ステップは、前記絞込ツリー構造データ作成ス
    テップで絞り込まれた前記表示ツリー構造データを受信
    し表示する、請求項13に記載のデータ検索方法。
  15. 【請求項15】 前記取得データ処理ステップと前記表
    示データ処理ステップとは、互いに異なった周期で動作
    することを特徴とする、請求項9に記載のデータ検索方
    法。
  16. 【請求項16】 前記取得データ処理ステップは、前記
    ツリー構造データの中から、少なくとも一部の前記ツリ
    ー構造データを記憶するツリー構造データ記憶ステップ
    をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載のデー
    タ検索方法。
  17. 【請求項17】 電子部品実装工程で用いられる複数の
    情報を検索するコンピュータで実行されるデータ検索プ
    ログラムであって、 前記電子部品実装工程に設けられている電子部品実装設
    備に関する前記情報を記憶する少なくとも1つの設備情
    報記憶ステップと、 前記設備情報記憶ステップから前記情報を取得し、デー
    タツリー構造をXMLで定義することによって、使用者
    が前記取得した情報の1つを選択することにより前記選
    択された情報を主キーとして枝構造状に前記取得した情
    報を互いに関連付けツリー構造データを作成する取得デ
    ータ処理ステップと、 前記取得データ処理ステップで作成された前記ツリー構
    造データを表示するための表示ツリー構造化データを作
    成する表示データ処理ステップと、 前記表示データ処理ステップで作成された前記表示ツリ
    ー構造データを受信し、表示する表示ステップとを備
    え、 前記取得データ処理ステップと前記表示データ処理ステ
    ップとは、互いに非同期で動作する、データ検索プログ
    ラム。
  18. 【請求項18】 前記表示データ処理ステップは、前記
    ツリー構造データを絞り込む内容をXMLで定義するこ
    とによって、前記ツリー構造データに基づいて内容が絞
    り込まれた前記表示ツリー構造データを作成する絞込ツ
    リー構造データ作成ステップをさらに含み、 前記表示ステップは、前記絞込ツリー構造データ作成ス
    テップで絞り込まれた前記表示ツリー構造データを受信
    し表示する、請求項17に記載のデータ検索プログラ
    ム。
  19. 【請求項19】 使用者の選択によって前記取得データ
    処理ステップで用いられるXMLの定義内容を変更する
    取得データ制御ステップと、 使用者の選択によって前記絞込ツリー構造データ作成ス
    テップで用いられるXMLの定義内容を変更する表示デ
    ータ制御ステップとをさらに備える、請求項18に記載
    のデータ検索プログラム。
  20. 【請求項20】 前記表示ステップは、WWW上のデー
    タアクセスアプレットを用いて、前記表示データ処理ス
    テップに表示要求する表示指示ステップをさらに含み、 前記表示データ処理ステップは、前記表示指示ステップ
    からの表示要求に応じて、前記ツリー構造データを前記
    取得データ処理ステップから受信し、前記表示ツリー構
    造データを作成し前記表示ステップに送信する、請求項
    17に記載のデータ検索プログラム。
  21. 【請求項21】 前記取得データ処理ステップは、XM
    Lの定義によって、実装された部品および実装位置を示
    す回路番号を前記取得された情報の主キーとして前記ツ
    リー構造データを作成することを特徴とする、請求項1
    7に記載のデータ検索プログラム。
  22. 【請求項22】 前記表示データ処理ステップは、前記
    回路番号を主キーとした前記ツリー構造データに基づい
    て絞り込む内容をXMLで定義することによって、さら
    に該電子部品実装工程で不良検出された前記回路番号を
    主キーとして絞り込んだ前記表示ツリー構造データを作
    成する絞込ツリー構造データ作成ステップをさらに含
    み、 前記表示ステップは、前記絞込ツリー構造データ作成ス
    テップで絞り込まれた前記表示ツリー構造データを受信
    し表示する、請求項21に記載のデータ検索プログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記取得データ処理ステップと前記表
    示データ処理ステップとは、互いに異なった周期で動作
    することを特徴とする、請求項17に記載のデータ検索
    プログラム。
  24. 【請求項24】 前記取得データ処理ステップは、前記
    ツリー構造データの中から、少なくとも一部の前記ツリ
    ー構造データを記憶するツリー構造データ記憶ステップ
    をさらに含むことを特徴とする、請求項17に記載のデ
    ータ検索プログラム。
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