JP2003067379A - 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003067379A
JP2003067379A JP2001254933A JP2001254933A JP2003067379A JP 2003067379 A JP2003067379 A JP 2003067379A JP 2001254933 A JP2001254933 A JP 2001254933A JP 2001254933 A JP2001254933 A JP 2001254933A JP 2003067379 A JP2003067379 A JP 2003067379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
text document
information
predetermined format
character string
html
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001254933A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Fujiwara
雅宏 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001254933A priority Critical patent/JP2003067379A/ja
Priority to US10/225,852 priority patent/US6993718B2/en
Publication of JP2003067379A publication Critical patent/JP2003067379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/957Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation
    • G06F16/9577Optimising the visualization of content, e.g. distillation of HTML documents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報提供者があらかじめ地図画像を表示する
仕組みをその所定形式のテキスト文書中に記述していな
くても、施設の住所や電話番号が記載されていれば、閲
覧者に地図を提供し、地理の把握を容易にさせることが
できる。 【解決手段】 HTML解析器211は、閲覧中のHT
ML文書の解析ループを開始し、HTML文書から、住
所または電話番号であると思われる位置情報文字列を抽
出する。地点探索器212は、制御器217を経由して
受け取った位置情報文字列から地点情報データベース2
13を用いてその地点の緯度経度を算出し、制御器21
7を経由して地図画像生成器214に送る。地図画像生
成器214は、接続されている地図情報データベース2
15を参照して、レストランの周辺の地図画像を生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操作者に所望の情報
を取り出させるために所定形式のテキスト文書を画面上
に表示する情報処理装置及び情報処理方法、情報処理プ
ログラムを格納したプログラム格納媒体、並びにプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
これをコンピュータ装置という)は内部のハードディス
クに格納された例えばウィンドウズ98(商標)等のO
S(Operating System)に基づいてシステム全体を管理
しており、当該OSを介してアプリケーションソフトウ
ェア(以下、これをアプリケーションという)を起動さ
せることにより所望の処理を実行するようになされてい
る。
【0003】例えば、コンピュータ装置のCPUの制御
によりAPI(Application Program Interface)を介
してOS上でWWW(World Wide Web)ブラウザを起動
することにより、コンピュータ装置は表示部に所望のブ
ラウザ画面を表示することができる。このブラウザ画面
から、インターネット上に存在する文書や画像などの情
報資源が存在する場所を、サーバ名、ポート番号、フォ
ルダ名、ファイル名などで示したURL(Uniform Reso
urs Locater)を入力して指定する。すると、その指定
されたWebサーバの情報から、HTML(HyperText Mar
kup Language)で記述されたデータがブラウザに転送さ
れ、画面上に表示される。HTMLは、文書の中に画像
や音声、動画、他の文書の位置などを埋め込むことがで
きる記述言語である。画面上にリンクされた別のURL
を入力すると、ブラウザは別のサーバに情報を要求し、
再びWebサーバからHTMLのデータを受け取ることが
できる。
【0004】例えば、ユーザがレストランのホームペー
ジをURLの入力により指定すれば、コンピュータ装置
の表示装置には、HTML文書により、メニューや店の
データがテキスト文書で、また料理の写真が画像で表示
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、前記
HTML文書中に施設などの場所を示す地図を表示する
ためには、地図表示を行うための明示的な命令をHTM
L文書中に記述する必要があった。そのため、多くのH
TML文書には施設の電話番号や住所をあらわす文字列
のみが記載されるのみであるのが現状であり、利用者は
これらの情報をもとに改めて地図を調べる必要があっ
た。
【0006】また、利用者を施設へ誘導したい場合に
は、従来、HTML文書中にその施設を中心とする周囲
の地図か、最寄り駅などのランドマークからの経路図を
記載していたが、これでは利用者は現在地から施設への
経路がわからないため、経路を別途調査する必要があっ
た。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、所定形式のテキスト文書作成者である情報提供者
があらかじめ地図画像を表示する仕組みをその所定形式
のテキスト文書中に記述していなくても、施設の住所や
電話番号が記載されていれば、閲覧者(利用者)に地図
を提供し、地理の把握を容易にさせる情報処理装置及び
情報処理方法、その情報処理方法に基づく情報処理プロ
グラムを格納しているプログラム格納媒体、並びに前記
情報処理プログラムの提供を目的とする。
【0008】また、個々の利用者の現在地に応じた施設
への経路が出力でき、利用者への施設への誘導が可能で
ある情報処理装置及び情報処理方法、その情報処理方法
に基づく情報処理プログラムを格納しているプログラム
格納媒体、並びに前記情報処理プログラムの提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、前記課題を解決するために、文書中に少なくとも
画像情報を埋め込むことができる記述言語により作成さ
れた所定形式のテキスト文書を画面上に表示して操作者
に所望の情報を取り出させる情報処理装置において、前
記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位置
情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出手段
と、前記位置情報文字列抽出手段により抽出された前記
位置情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経
度情報を生成する地点探索手段と、前記地点探索手段に
より生成された緯度経度情報の周辺の地図画像を生成す
る地図画像生成手段と、前記地図画像生成手段により生
成された地図画像を前記画面上に表示された所定形式の
テキスト文書中に合成表示するように前記所定形式のテ
キスト文書を修正するテキスト文書修正手段とを備え、
前記テキスト文書修正手段により修正された所定形式の
テキスト文書を前記画面上に新たに表示する。
【0010】例えば、HTML文書を解析し、HTML
文書中に記述されている施設の住所や電話番号など位置
を特定することができる位置情報文字列を自動的に抽出
し、その位置情報文字列が表す地点周辺の地図を合成表
示するように修正されたHTMLを自動的に生成し、オ
リジナルのHTMLの代わりにHTMLブラウザ上に表
示することで、HTML文書の作成者が地図を作成しな
くても、クライアント側でその場所の地図を見ることが
できる。
【0011】本発明に係る情報処理方法は、前記課題を
解決するために、文章中に少なくとも画像情報を埋め込
むことができる記述言語により作成された所定形式のテ
キスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取
り出させる情報処理方法において、前記画面上に表示さ
れた所定形式のテキスト文書中の位置情報文字列を自動
的に抽出する位置情報文字列抽出工程と、前記位置情報
文字列抽出工程により抽出された前記位置情報文字列の
示す地点を探索し、その地点の緯度経度情報を生成する
地点探索工程と、前記地点探索工程により生成された緯
度経度情報の周辺の地図画像を生成する地図画像生成工
程と、前記地図画像生成工程により生成された地図画像
を前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に
合成表示するように前記所定形式のテキスト文書を修正
するテキスト文書修正工程と、前記テキスト文書修正工
程により修正された所定形式のテキスト文書を前記画面
上に新たに表示する表示工程とからなる。
【0012】本発明に係るプログラム提供媒体は、前記
課題を解決するために、文章中に少なくとも画像情報を
埋め込むことができる記述言語により作成された所定形
式のテキスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情
報を取り出させるための情報処理プログラムを格納して
いるプログラム格納媒体において、前記画面上に表示さ
れた所定形式のテキスト文書中の位置情報文字列を自動
的に抽出する位置情報文字列抽出工程と、前記位置情報
文字列抽出工程により抽出された前記位置情報文字列の
示す地点を探索し、その地点の緯度経度情報を生成する
地点探索工程と、前記地点探索工程により生成された緯
度経度情報の周辺の地図画像を生成する地図画像生成工
程と、前記地図画像生成工程により生成された地図画像
を前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に
合成表示するように前記所定形式のテキスト文書を修正
するテキスト文書修正工程と、前記テキスト文書修正工
程により修正された所定形式のテキスト文書を前記画面
上に新たに表示する表示工程とからなる情報処理プログ
ラムを格納している。
【0013】本発明に係るプログラムは、前記課題を解
決するために、文章中に少なくとも画像情報を埋め込む
ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
スト文書を情報処理装置の画面上に表示して操作者に所
望の情報を取り出させるためのプログラムであって、前
記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位置
情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工程
と、前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記
位置情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経
度情報を生成する地点探索工程と、前記地点探索工程に
より生成された緯度経度情報の周辺の地図画像を生成す
る地図画像生成工程と、前記地図画像生成工程により生
成された地図画像を前記画面上に表示された所定形式の
テキスト文書中に合成表示するように前記所定形式のテ
キスト文書を修正するテキスト文書修正工程と、前記テ
キスト文書修正工程により修正された所定形式のテキス
ト文書を前記情報処理装置の画面上に新たに表示する表
示工程とからなる。
【0014】本発明に係る情報処理装置は、前記課題を
解決するために、文書中に少なくとも画像情報を埋め込
むことができる記述言語により作成された所定形式のテ
キスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取
り出させる情報処理装置において、前記画面上に表示さ
れた所定形式のテキスト文書中の位置情報文字列を自動
的に抽出する位置情報文字列抽出手段と、前記位置情報
文字列抽出手段により抽出された前記位置情報文字列の
示す地点を探索し、その地点の緯度経度情報を生成する
地点探索手段と、前記地点探索手段により生成された地
点の緯度経度情報に現在地から至る経路を探索する経路
探索手段と、前記経路探索手段により出力された経路を
全て包含した地図画像を生成する地図画像生成手段と、
前記地図画像生成手段により生成された地図画像を前記
画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
キスト文書修正手段とを備え、前記テキスト文書修正手
段により修正された所定形式のテキスト文書を前記画面
上に新たに表示する。
【0015】例えば、HTML文書を解析し、HTML
文書中に記述されている施設の住所や電話番号など位置
を特定することができる位置情報文字列を自動的に抽出
し、あらかじめ設定されている現在地から、その位置情
報文字列が表す地点を目的地とする経路を探索し、経路
が描かれた地図を合成表示するように修正されたHTM
Lを自動的に生成し、オリジナルのHTMLの代わりに
HTMLブラウザ上に表示することで、HTML文書の
作成者が経路に関する情報をもたなくても、クライアン
ト側で、その場所への経路情報を含んだ地図を見ること
ができる。
【0016】本発明に係る情報処理方法は、前記課題を
解決するために、文章中に少なくとも画像情報を埋め込
むことができる記述言語により作成された所定形式のテ
キスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取
り出させる情報処理方法において、前記画面上に表示さ
れた所定形式のテキスト文書中の位置情報文字列を自動
的に抽出する位置情報文字列抽出工程と、前記位置情報
文字列抽出工程により抽出された前記位置情報文字列の
示す地点を探索し、その地点の緯度経度情報を生成する
地点探索工程と、前記地点探索工程により生成された地
点の緯度経度情報に現在地から至る経路を探索する経路
探索手段と、前記経路探索工程により出力された経路を
全て包含した地図画像を生成する地図画像生成工程と、
前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
キスト文書修正工程と、前記テキスト文書修正工程によ
り修正された所定形式のテキスト文書を前記画面上に新
たに表示する表示工程とからなる。
【0017】本発明に係るプログラム提供媒体は、前記
課題を解決するために、文章中に少なくとも画像情報を
埋め込むことができる記述言語により作成された所定形
式のテキスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情
報を取り出させるための情報処理プログラムを格納して
いるプログラム格納媒体において、前記画面上に表示さ
れた所定形式のテキスト文書中の位置情報文字列を自動
的に抽出する位置情報文字列抽出工程と、前記位置情報
文字列抽出工程により抽出された前記位置情報文字列の
示す地点を探索し、その地点の緯度経度情報を生成する
地点探索工程と、前記地点探索工程により生成された地
点の緯度経度情報に現在地から至る経路を探索する経路
探索手段と、前記経路探索工程により出力された経路を
全て包含した地図画像を生成する地図画像生成工程と、
前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
キスト文書修正工程と、前記テキスト文書修正工程によ
り修正された所定形式のテキスト文書を前記画面上に新
たに表示する表示工程とからなる情報処理プログラムを
格納している。
【0018】本発明に係るプログラムは、前記課題を解
決するために、文章中に少なくとも画像情報を埋め込む
ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
スト文書を情報処理装置の画面上に表示して操作者に所
望の情報を取り出させるためのプログラムであって、前
記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位置
情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工程
と、前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記
位置情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経
度情報を生成する地点探索工程と、前記地点探索工程に
より生成された地点の緯度経度情報に現在地から至る経
路を探索する経路探索手段と、前記経路探索工程により
出力された経路を全て包含した地図画像を生成する地図
画像生成工程と、前記地図画像生成工程により生成され
た地図画像を前記画面上に表示された所定形式のテキス
ト文書中に合成表示するように前記所定形式のテキスト
文書を修正するテキスト文書修正工程と、前記テキスト
文書修正工程により修正された所定形式のテキスト文書
を前記画面上に新たに表示する表示工程とからなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施の
形態について図面を参照しながら説明する。先ず、第1
の実施の形態について説明する。この第1の実施の形態
は、操作者にインターネットを介して所望の情報を取り
出させるためにHTML(HyperText Markup Languag
e)で記述されたHTML文書を、例えば液晶表示装置
(LCD)又はCRT等の表示画面部に表示するHTM
L情報処理装置である。
【0020】図1には、このHTML情報処理装置21
0の構成を示す。HTMLブラウザ201により閲覧さ
れているHTML文書を解析するHTML解析器211
と、HTML解析器211による解析結果に基づく地点
を探索する地点探索器212と、地点探索器212によ
り探索された地点の地図画像を生成する地図画像生成器
214と、地図画像生成器214により生成された地図
画像を表示画面上に表示されたHTML文書中に合成表
示するようにHTML文書を再構成するHTML再構成
器216と、各機器の動作を制御する制御器217とを
備えている。また、地点探索器212は地点情報データ
ベース213に接続している。地図画像生成器214は
地図情報データベース215に接続している。
【0021】HTMLブラウザ201は、HTML文書
を閲覧するためのソフトウェアであり、現在閲覧中のH
TML文書が更新されたことを知らせる機能や、閲覧中
のHTML文書を出力する機能を持つ。
【0022】HTML解析器211は、HTMLブラウ
ザ201から取得した閲覧中のHTML文書を解析し
て、HTML文書中から前記解析結果である位置情報文
字列を抽出する。この位置情報文字列は、HTML文書
中に記述されている施設の住所や電話番号など位置を特
定することができる文字列である。したがって、HTM
L解析器211は、位置情報文字列をHTML文書から
自動的に抽出する位置情報文字列抽出手段の具体例であ
る。
【0023】地点探索器212は、HTML解析器21
1により抽出された位置情報文字列の示す地点を探索
し、その地点の緯度経度情報を地点情報データベース2
15を参照して生成する。
【0024】地図画像生成器214は、地点探索器21
2により生成された緯度経度情報の周辺の地図を地図情
報データベース215を参照して生成する。
【0025】HTML再構成器216は、HTMLブラ
ウザ201から取得したオリジナルのHTML記述言語
(コード)に対して、地図画像を合成表示するための修
正を行う。すなわち、地図画像生成器214により生成
された地図画像を表示画面上に表示されたオリジナルの
HTML文書中に合成表示するようにHTML文書を修
正する修正手段の具体例となる。
【0026】次に、このHTML情報処理装置210の
動作を説明する。先ず、HTML情報処理装置210
は、制御器217によりHTMLブラウザ201を起動
し、表示画面部に所望のブラウザ画面を表示する。次
に、ユーザがHTMLブラウザ画面から、インターネッ
ト上に存在する文書や画像などの情報資源が存在する場
所を、サーバ名、ポート番号、フォルダ名、ファイル名
などで示したURL(Uniform Resours Locater)を入
力して指定する。すると、制御器217は、その指定さ
れたWebサーバの情報から、HTML記述言語(コー
ド)で記述されたデータを受け取り、ブラウザ画面上に
HTML文書を表示する。例えば、ユーザがレストラン
のホームページをURLの入力により指定すれば、HT
ML情報処理装置210の表示画面には、HTMLブラ
ウザ201により、メニューや店のデータがテキスト文
書で、また料理の写真が画像で表示される。
【0027】HTMLブラウザ201は、HTML文書
による前述した例えばレストランのホームページのよう
な新たなページを開くと、HTML文書更新完了通知を
制御器217に送る(図1中の(1))。すると、制御
器217はHTML解析器211にHTML文書中の位
置情報文字列の解析を要求する(2)。
【0028】HTML解析器211では、前記解析要求
に応じてHTMLブラウザ201にHTML文書の取得
を要求(3)し、閲覧中のHTML文書をHTMLブラ
ウザ201から取得する(4)と、閲覧中のHTML文
書を解析し、その中に含まれる位置情報文字列を抽出す
る。このHTML解析器211での位置情報文字列の抽
出は、本件出願人による後述の特開2000−3393
09の「文字列解析装置、文字列解析方法及び提供媒
体」に開示された技術に基づいて行うことができる。ま
た、パターンマッチングによる解析手法技術に基づいて
行ってもよい。
【0029】特開2000−339309の「文字列解
析装置」は、外部からの入力情報を所定フォーマットの
文字列に変換する入力手段と、当該入力手段によって変
換された文字列を記憶する記憶手段と、当該記憶手段に
記憶された文字列を協調的に解析し、当該解析した中間
結果を記憶手段に書き込むことで共有し、中間結果を統
合することにより文字列が表す情報の種類を判別する複
数の解析処理手段とを設けることにより、明確な手続が
存在しない場合でも、できるところから解析して徐々に
得られる中間結果を共有しながら統合していくことで漸
次的に文字列が表す情報の種類を判別することができ
る、という装置である。
【0030】この文字列解析装置を適用すると、HTM
L解析器211は、図2に示すように、黒板モデル22
0と、この黒板モデル220を制御するシステムマネー
ジャ221とから構成される。
【0031】ここで、黒板モデル220とは、多数の知
識源が黒板と呼ばれる共有メモリを介して協調的に働い
て問題を解決するものであり、「多くの人が黒板の前に
集まり、知恵を出し合う」という状況を思い起こさせる
ことから名付けられた問題解決システムをいう。
【0032】黒板モデル220においては、入力エージ
ェントIと複数の解析エージェントA1,A2とが共有
メモリである共有黒板222を共有し、知識源である解
析エージェントA1,A2が協調的に解析することによ
って得られた解析結果(位置情報文字列)を出力エージ
ェントO、及び制御器217を介して(5)地点探索器
212に供給するようになされている(6)。
【0033】入力エージェントIは、HTML文書を取
り込んだ後に自然言語の文字列に変換し、これを共有黒
板管理部223へ送出する。
【0034】システムマネージャ221は、共有黒板管
理部223を介して解析エージェントA1、A2に対し
て解析処理を依頼する。解析エージェントA1、A2で
は、それぞれ文字列が表す情報の種類を判別するため専
門の分野に別れており、例えば一の解析エージェントA
1は文字列が表す情報の種類が住所であることを判定す
る住所認識用であり、他の解析エージェントA2は文字
列が表す情報の種類が電話番号であることを判定する電
話番号認識用である。
【0035】実際上、解析エージェントA1は、システ
ムマネージャ211から解析処理の依頼を受けると、共
有黒板管理部223の内部の図示しない構文解析部へ所
定の文法に応じた演算命令を指定する。ここで文法と
は、文字列の情報の種類を判別する際に用いられる解析
フォーマットである。
【0036】例えば、解析エージェントA1が用いる文
法(住所解析フォーマット)では、住所データベースに
基づいて「・・都(道、府又は県)・・区(市、町又は
村)・・○−△−□」のように文字列の中に都道府県の
いずれかと市区町村のいずれかが存在したときに、これ
は住所であると認識するように定義されている。
【0037】また、解析エージェントA2が用いる文法
(電話番号解析フォーマット)では、電話番号データベ
ースに基づいて「電話番号03-1234-5678」又は「TEL
0427-25-1234」のように文字列の中に存在する電話番号
又はTELという文字に対して数字が10桁続いたと
き、あるいは電話番号又はTELという文字に係わらず
数字が10桁続いたときに、これは電話番号であると認
識するように定義されている。
【0038】このようにして入力エージェントIが取り
込んだHTML文書は所定の文字列に変換された後、共
有黒板管理部223へ送出され、システムマネージャ2
21により解析処理を依頼された解析エージェントA
1、A2により各文法に基づいて、位置情報文字列が抽
出される。抽出された位置情報文字列は、制御器217
を介して地点探索器212に供給される。
【0039】地点探索器212は、地点情報データベー
ス213に接続しており、制御器217を介してHTM
L解析器211より与えられた前記位置情報文字列
(6)から地点を探索し、その地点の緯度経度情報を求
める。すなわち、住所を示す文字列を緯度経度に、又は
電話番号を示す文字列を緯度経度に変換する。これら位
置情報文字列が示す緯度経度情報は制御器217を介し
て(7)地図画像生成器214に供給される(8)。
【0040】地図画像生成器214は、地図情報データ
ベース215に接続しており、与えられた緯度経度情報
の周辺の地図画像を地図情報データベース215を基に
生成する。この地図画像生成器214で生成された地図
画像は、制御器217に供給される(9)。制御器21
7は、地図画像に基づいたHTMLの再構成要求をHT
ML再構成器216に出す(10)。
【0041】HTML再構成器216は、HTMLブラ
ウザ201から取得したオリジナルのHTMLコードに
対して前記地図画像を埋め込んだ新たなHTML文章を
作成する。そして、HTML再構成器216で再構成さ
れた新たなHTML文書を表示させるための表示要求を
HTMLブラウザ201に送る(11)。
【0042】これによりHTMLブラウザ201は、前
記HTML再構成器216で再構成された新たなHTM
L文書、つまりオリジナルのHTMLに地図画像を埋め
込んだHTML文書を表示する。
【0043】図3にはHTML情報処理装置210の各
部が行う処理のフローチャートを示す。先ず、ユーザの
操作の結果、HTMLブラウザ201に表示されるHT
ML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブラウ
ザ201はHTML文書更新完了を制御器217に通知
する(ステップS1)。
【0044】すると制御器217は、HTML解析器2
11にHTML文書中の位置情報文字列の解析を要求す
る。この解析要求に応じてHTML解析器211はHT
MLブラウザ201にHTML文書の取得を要求し、更
新されて閲覧中のHTML文書を取得する(ステップS
2)。
【0045】そして、HTML解析器211は、閲覧中
のHTML文書の解析ループを開始する(ステップS
3)。この解析ループはHTML文書中のすべての文字
列について繰り返され、後述のステップS10にて終了
する。
【0046】この解析ループの中で、先ず、ステップS
4ではHTML文書から、住所または電話番号であると
思われる文字列、すなわち位置情報文字列を抽出する。
この位置情報文字列の抽出処理は、前述した前記特開2
000−339309にて開示されている技術に基づ
く。
【0047】次に、ステップS5にて住所または電話番
号であると思われる文字列、すなわち位置情報文字列が
含まれている(YES)と判断するとステップS6に進
む。位置情報文字列が含まれていない(NO)と判断す
るとステップS10に進み、HTML文書の解析ループ
を終了する。
【0048】ステップS6にて地点探索器212は、制
御器217を経由して前記HTML解析器211から受
け取った位置情報文字列から地点情報データベース21
3を用いてその地点の緯度経度を算出する。この緯度経
度情報が制御器217に供給されると(ステップS7に
てYES)制御器217はその緯度経度情報を地図画像
生成器214に送る。もし、地点探索器212にて前記
位置情報文字列から緯度経度を算出できない(ステップ
S7にてNO)ときにはステップS10にてHTML文
書の解析ループを終了する。
【0049】地図画像生成器214は、制御器217を
介して前記緯度経度情報を受け取り、接続されている地
図情報データベース215を参照して、周辺の地図画像
を生成する(ステップS8)。この地図画像生成器21
4で生成された地図画像は、制御器217に供給され
る。
【0050】制御器217は、地図画像に基づいたHT
MLの再構成要求をHTML再構成器216に出す。す
ると、HTML再構成器216は、ステップS9にて、
HTMLブラウザ201から取得したオリジナルのHT
MLコードに対して前記地図画像を埋め込んだ新たなH
TMLを作成する。
【0051】ステップS3からステップS10までのH
TML文書の解析ループが終了すると、制御器217は
HTMLブラウザ201にHTML文書を表示させる
(ステップS11)。実際には、ステップS9にて行わ
れたHTML文書の再構成に続くので有れば、制御器2
17はHTML再構成器216で再構成された新たなH
TML文書を表示させるための表示要求をHTMLブラ
ウザ201に送り、その後に表示画面に地図画像の埋め
込まれた新たなHTML文書を表示させる。
【0052】次に、例えば、ユーザがレストランのホー
ムページをHTMLブラウザ上でURLの入力により指
定したときの、HTML情報処理装置210の動作の具
体例を図4及び図5を用いて説明する。既に、HTML
ブラウザ201はOS上で起動されているとする。
【0053】先ず、ユーザがHTMLブラウザ上で「ht
tp://restaurant○×.co.jp/011.html」というURLを
入力すると、所定の認証接続処理の後に、指定されたWe
bサーバから、HTMLで記述されたレストランの、メ
ニューや店のデータや、料理の写真がHTML文書で送
られ、ブラウザに転送されて、画面上に表示される。
【0054】HTMLブラウザ201にて表示されるH
TML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブラ
ウザ201がHTML文書更新完了を制御器217に通
知すると、制御器217は、HTML解析器211にH
TML文書中の位置情報文字列の解析を要求する。この
解析要求に応じてHTML解析器211はHTMLブラ
ウザ201にHTML文書の取得を要求し、更新されて
閲覧中の図4に示すHTML文書を取得する。
【0055】そして、HTML解析器211は、閲覧中
のHTML文書の解析ループを開始し、HTML文書か
ら、住所または電話番号であると思われる位置情報文字
列を抽出する。ここでは、図4に示すように、「お店デ
ータ」の欄に、「住所 渋谷区△○○4−××−5 ○
○△ビル3F」、「電話 03-9999-0000」の文字列があ
るので、HTML解析器211はこれら位置情報文字列
のいずれか又は両方を抽出し、制御器217を介して地
点探索器212に送る。
【0056】地点探索器212は、制御器217を経由
して受け取った位置情報文字列から地点情報データベー
ス213を用いてその地点の緯度経度を算出し、制御器
217を経由して地図画像生成器214に送る。
【0057】地図画像生成器214は、接続されている
地図情報データベース215を参照して、レストランの
周辺の地図画像を生成する。制御器217は地図画像に
基づいたHTMLの再構成要求をHTML再構成器21
6に出し、HTML再構成器216はHTMLブラウザ
201から取得したオリジナルのHTMLコードに対し
て前記地図画像を埋め込んだ新たなHTMLを作成す
る。
【0058】制御器217はHTML再構成器216で
再構成された新たなHTML文書を表示させるための表
示要求をHTMLブラウザ201に送り、その後に表示
画面に地図画像の埋め込まれた新たなHTML文書を表
示させる。これにより、図5に示すように、レストラン
の周辺地図がHTML文書中に表示される。
【0059】以上に説明したように、図1に構成を示し
たHTML情報処理装置210は、HTML文書作成者
(情報提供者)があらかじめ地図画像を表示する仕組み
をHTML文書中に記述していなくても、レストランな
どの施設の住所や電話番号が記載されていれば、閲覧者
(ユーザ)側に地図を提供することができるので、ユー
ザは地理の把握が容易になる。
【0060】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態も、HTML文書を、表示画
面部に表示するHTML情報処理装置である。
【0061】図6には、このHTML情報処理装置23
0の構成を示す。図1に示した第1の実施の形態のHT
ML情報処理装置210の構成と異なるのは、地点探索
器212にて探索された地点に現在地から至る経路を探
索する経路探索器231を新たに有している点である。
経路探索器231は、経路探索データベース232に接
続している。また、経路探索器231を含めた各部を制
御する制御部234を図1の制御部217の代わりに有
している点も異なる。
【0062】経路探索器231は、指定された2地点の
経路を探索する。電車など公共交通機関を用いたもの
と、道路を用いたものの2通りが考えられる。
【0063】なお、地図画像生成器214は、経路探索
器231により出力された経路を全て包含した地図画像
を地図情報データベース215を参照して生成する。
【0064】制御器234は、経路を全て包含した地図
画像に基づいたHTMLの再構成要求をHTML構成器
216に出す。
【0065】HTML再構成器216は、HTMLブラ
ウザ201から取得したオリジナルのHTMLコードに
対して、経路を全て包含した地図画像を合成表示するた
めの修正を行う。すなわち、地図画像生成器214によ
り生成された、経路を全て包含した地図画像を表示画面
上に表示されたオリジナルのHTML文書中に合成表示
するようにHTML文書を修正する。
【0066】次に、このHTML情報処理装置230の
動作を説明する。HTMLブラウザ201からHTML
文書更新完了通知が制御器217に送られる(図6の
(1))と、制御器234はHTML解析器211にH
TML文書中の位置情報文字列の解析を要求し(2)、
HTML解析器211では、前記解析要求に応じてHT
MLブラウザ201にHTML文書の取得を要求(3)
し、閲覧中のHTML文書をHTMLブラウザ201か
ら取得する(4)と、閲覧中のHTML文書を解析し、
その中に含まれる位置情報文字列を抽出する。
【0067】HTML解析器211にて抽出された位置
情報文字列は、制御器234を介して地点探索器212
に供給される。地点探索器212は、前記位置情報文字
列(6)から地点を探索し、その地点の緯度経度情報を
地点情報データベース213を参照して求める。これら
位置情報文字列が示す緯度経度情報は制御器234を介
して(7)経路探索器231に供給される(8)。
【0068】経路探索器231は、前記地点の緯度経度
情報に現在地から至る経路を、経路情報データベース2
32を参照して探索する。この経路探索器231にて行
われる経路探索は、本件出願人により開示された特開2
000−337911の「ナビゲーション方法」を適用
することによって可能である。さらには周知の他の経路
探索方法、ナビゲーション方法を適用しても可能とな
る。
【0069】例えば特開2000−337911の「ナ
ビゲーション方法」は、目的地の緯度経度情報と、測位
部で求められた現在の位置情報とに基づいて、経路を算
出する。
【0070】経路探索器231で算出された経路情報
は、制御器234に供給される(9)。そして、制御器
234は、その経路情報を地図画像生成器214に送り
(10)、地図画像生成器214に、その経路情報を全
て包含した地図画像を生成させる。地図画像生成器21
4は、地図情報データベース215を参照して、経路を
全て包含した地図画像を生成し、その地図画像を制御器
234に送る(11)。制御器234は、経路を全て包
含した地図画像に基づいたHTMLの再構成要求をHT
ML構成器216に出す(12)。
【0071】HTML再構成器216は、HTMLブラ
ウザ201から取得したオリジナルのHTMLコードに
対して、経路を全て包含した地図画像を埋め込んだ新た
なHTMLを作成する。そして、HTML再構成器21
6で再構成された新たなHTML文書を表示させるため
の表示要求をHTMLブラウザ201に送る(13)。
【0072】これによりHTMLブラウザ201は、前
記HTML再構成器216で再構成された新たなHTM
L文書、つまりオリジナルのHTMLに、現在地から目
的地となる地点までの経路を包含した地図画像を埋め込
んだHTML文書を表示する。
【0073】図7にはHTML情報処理装置230の各
部が行う処理のフローチャートを示す。先ず、ユーザの
操作の結果、HTMLブラウザ201に表示されるHT
ML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブラウ
ザ201はHTML文書更新完了を制御器234に通知
する(ステップS21)。
【0074】すると制御器234は、HTML解析器2
11にHTML文書中の位置情報文字列の解析を要求す
る。この解析要求に応じてHTML解析器211はHT
MLブラウザ201にHTML文書の取得を要求し、更
新されて閲覧中のHTML文書を取得する(ステップS
22)。
【0075】そして、HTML解析器211は、閲覧中
のHTML文書の解析ループを開始する(ステップS2
3)。この解析ループはHTML文書中のすべての文字
列について繰り返され、後述のステップS33にて終了
する。
【0076】解析ループの中で、先ず、ステップS24
ではHTML文書から、住所または電話番号であると思
われる文字列、すなわち位置情報文字列を抽出する。こ
れは、例えば、前記特開2000−339309にて開
示されている技術に基づいて行われる。
【0077】次に、ステップS25にて住所または電話
番号であると思われる文字列、すなわち位置情報文字列
が含まれている(YES)と判断するとステップS26
に進む。位置情報文字列が含まれていない(NO)と判
断するとステップS33に進み、HTML文書の解析ル
ープを終了する。
【0078】ステップS26にて地点探索器212は、
制御器234を経由して前記HTML解析器211から
受け取った位置情報文字列から地点情報データベース2
13を用いてその地点の緯度経度を算出する。この緯度
経度情報が制御器234に供給されると(ステップS2
7にてYES)制御器234はその緯度経度情報を経路
探索器231に送る。もし、地点探索器212にて前記
位置情報文字列から緯度経度を算出できない(ステップ
S27にてNO)ときにはステップS33にてHTML
文書の解析ループを終了する。
【0079】経路探索器231は、例えば特開2000
−337911にて開示されている技術に基づき、経路
情報データベース232を参照して前記地点の緯度経度
情報に現在地から至る経路を探索する(ステップS2
8)。この経路情報が制御器234に供給されると(ス
テップS29にてYES)制御器234はその経路情報
を地図画像生成器214に送る。もし、経路探索器23
1にて前記緯度経度から経路を探索できない(ステップ
S29にてNO)ときにはステップS33にてHTML
文書の解析ループを終了する。
【0080】地図画像生成器214は、制御器234を
介して前記経路情報を受け取り、接続されている地図情
報データベース215を参照して、前記経路を全て包含
した地図画像を生成する(ステップS30)。この地図
画像生成器214で生成された地図画像は、制御器23
4に供給される。
【0081】制御器234は、地図画像に基づいたHT
MLの再構成要求をHTML再構成器216に出す。す
ると、HTML再構成器216は、ステップS31に
て、HTMLブラウザ201から取得したオリジナルの
HTMLコードに対して前記地図画像を埋め込んだ新た
なHTMLを作成し、HTML文書を再構成する(ステ
ップS32)。
【0082】ステップS23からステップS33までの
HTML文書の解析ループが終了すると、制御器234
はHTMLブラウザ201にHTML文書を表示させる
(ステップS34)。実際には、ステップS32にて行
われたHTML文書の再構成に続くので有れば、制御器
234はHTML再構成器216で再構成された新たな
HTML文書を表示させるための表示要求をHTMLブ
ラウザ201に送り、その後に表示画面に地図画像の埋
め込まれた新たなHTML文書を表示させる。
【0083】次に、例えば、ユーザがレストランのホー
ムページをHTMLブラウザ上でURLの入力により指
定したときの、HTML情報処理装置230の動作の具
体例を図4及び図8を用いて説明する。既に、HTML
ブラウザ201はOS上で起動されているとする。
【0084】先ず、ユーザがHTMLブラウザ上で「ht
tp://restaurant○×.co.jp/011.html」というURLを
入力すると、所定の認証接続処理の後に、指定されたWe
bサーバから、HTMLで記述されたレストランの、メ
ニューや店のデータや、料理の写真がHTML文書で送
られ、ブラウザに転送されて、画面上に表示される。
【0085】HTMLブラウザ201に表示されるHT
ML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブラウ
ザ201がHTML文書更新完了を制御器234に通知
すると、制御器234は、HTML解析器211にHT
ML文書中の位置情報文字列の解析を要求する。この解
析要求に応じてHTML解析器211はHTMLブラウ
ザ201にHTML文書の取得を要求し、更新されて閲
覧中の図4に示すHTML文書を取得する。
【0086】そして、HTML解析器211は、閲覧中
のHTML文書の解析ループを開始し、HTML文書か
ら、住所または電話番号であると思われる位置情報文字
列を抽出する。ここでは、図4に示すように、「お店デ
ータ」の欄に、「住所 渋谷区△○○4−××−5 ○
○△ビル3F」、「電話 03-9999-0000」の文字列があ
るので、HTML解析器211はこれら位置情報文字列
のいずれか又は両方を抽出し、制御器234を介して地
点探索器212に送る。
【0087】地点探索器212は、制御器234を経由
して受け取った位置情報文字列から地点情報データベー
ス213を用いてその地点の緯度経度を算出し、制御器
234を経由して経路探索器231に送る。
【0088】経路探索器231は、前記地点の緯度経度
情報に現在地から至る経路を、経路情報データベース2
32を参照して探索する。探索された経路は、制御器2
34を介して地図画像生成器214に送られる。
【0089】地図画像生成器214は、接続されている
地図情報データベース215を参照して、前記経路情報
を全て包含した地図画像を生成する。制御器234は地
図画像に基づいたHTMLの再構成要求をHTML再構
成器216に出し、HTML再構成器216はHTML
ブラウザ201から取得したオリジナルのHTMLコー
ドに対して前記地図画像を埋め込んだ新たなHTMLを
作成する。
【0090】制御器234はHTML再構成器216で
再構成された新たなHTML文書を表示させるための表
示要求をHTMLブラウザ201に送り、その後に表示
画面に地図画像の埋め込まれた新たなHTML文書を表
示させる。これにより、図8に示すように、現在地から
レストランに至るまでの経路を全て含めた周辺地図(図
8には経路検索結果として示す)がHTML文書中に表
示される。
【0091】以上に説明したように、図6に構成を示し
たHTML情報処理装置230は、HTML文書作成者
(情報提供者)があらかじめ地図画像を表示する仕組み
をHTML文書中に記述していなくても、レストランな
どの施設の住所や電話番号が記載されていれば、閲覧者
(ユーザ)側に、ユーザの現在地に応じた施設への経路
を全て包含した地図を提供することができるので、ユー
ザには地理の把握を容易にさせ、施設への誘導が可能と
なる。
【0092】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。この他の実施の形態は、前記HTML情報処理
装置210及び230が行った処理を、ハードウェアと
してではなく、ソフトウェアにしたがって処理する、ク
ライアント端末(以下、単にクライアントという)であ
る。
【0093】このクライアントは、図9に示すHTML
情報処理システムに組み込まれる。HTML情報処理シ
ステムは、インターネットサービスプロバイダ(以下、
これを単にプロバイダと呼ぶ)101が所有する情報提
供装置としてのWWWサーバ102と情報処理装置とし
てのクライアント103とをインターネット104を介
して接続している。そして、WWWサーバ102から提
供されるHTMLファイルをクライアント103に受信
させ、WWWブラウザによって解析させることによりW
ebページを画面上に表示させるようになされている。
【0094】WWWサーバ102は、図10に示すよう
に、ルータを介してインターネット104と接続されて
おり、クライアント103からのWebページの転送要
求をインターフェース105及びバス110を介してC
PU(Central Processing Unit) 106が受ける。
【0095】CPU106は、転送要求に基づいてハー
ドディスクドライブ(HDD)107に格納されている
HTMLファイル作成プログラムを読み出してRAM1
08上で立ち上げ、当該HTMLファイル作成プログラ
ムに従ってデータベース109から特定のファイルを検
索して読み出した後、当該ファイルを基にHTMLファ
イルを作成し、これをインターフェース105及びルー
タを介してクライアント103へ送信するようになされ
ている。
【0096】すなわちWWWサーバ102は、クライア
ント103からの転送要求を受けると、データベース1
09から特定のファイルを読み出し、HTMLファイル
をダイナミックに作成している。なお、予め特定のHT
MLファイルを作成してデータベース109に記憶して
おいてもよい。
【0097】次に、HTML情報処理システム100に
おけるクライアント103の構成について説明する。図
11に示すようにクライアント103は、B5サイズ以
下の持ち運び易い携帯型パーソナルコンピュータ装置で
なり、本体2と当該本体2に対して開閉自在に取り付け
られた表示部3とによって構成されている。
【0098】本体2には、上面に各種文字や記号及び数
字等を入力する複数の操作キー4、表示部3に入力表示
されるカーソルを移動するときに操作するスティック式
ポインティングデバイス5、内蔵スピーカ6、表示部3
に設けられたCCD(ChargeCoupled Device) カメラ2
3によって画像を撮像するときに操作するシャッタボタ
ン7が設けられている。
【0099】表示部3の正面には、LCD(Liquid Crys
tal Display)でなる液晶ディスプレイ21が設けられて
おり、正面の中央上端部にCCDカメラ23を備えた撮
像部22が表示部3に対して回動自在に取り付けられて
いる。
【0100】すなわち撮像部22は、表示部3の正面方
向及び背面方向との間の180度の角度範囲内で回動し
て任意の位置に位置決めし得るようになされている。ま
た撮像部22には、図12に示すようにCCDカメラ2
3のフォーカス調整を行う調整リング25が設けられて
いる。
【0101】また表示部3(図11)の正面には、撮像
部22の左隣にマイクロフォン24が設けられており、
当該マイクロフォン24を介して表示部3の背面側(図
15)からも集音し得るようになされている。
【0102】また表示部3における正面の中央下端部に
は、LED(Light Emitting Diode)でなる電源ランプP
L、電池ランプBL、メッセージランプML及びその他
の種々の用途に対応したランプが設けられている。
【0103】さらに表示部3の正面上端部には、マイク
ロフォン24の左隣にツメ13が設けられると共に、当
該ツメ13と対応する本体2の所定位置に孔部8が設け
られており、表示部3を本体2に閉塞した状態でツメ1
3が孔部8に嵌合されてロックするようになされてい
る。
【0104】本体2の正面には、図11に示すようにス
ライドレバー9が設けられており、当該スライドレバー
9を正面に沿って矢印方向にスライドすることにより、
孔部8に嵌合されたツメ13のロックを解除して表示部
3を本体2に対して展開し得るようになされている。
【0105】また本体2の正面には、1回のボタン操作
で電源オンから所定のアプリケーションソフトウェア
(以下、これを単にアプリケーションと呼ぶ)を立ち上
げて予め設定しておいた一連の動作を自動的に実行する
ためのプログラマブルパワーキー(PPKキー)10が
左端部に設けられると共に、右端部に複数の吸気孔11
が設けられている。
【0106】本体2の左側面には、図13に示すように
スライド式の電源スイッチ40、4ピン対応のIEEE
(Institute of Electrical and Electronics Engineer
s) 1394端子41、USB(Universal Serial Bus)
端子42、マイクロフォン用入力端子43、ヘッドフォ
ン端子44及びIrDA(Infrared Data Association)
準拠の赤外線ポート45が設けられている。
【0107】本体2の右側面には、図14に示すように
排気孔12が設けられており、当該排気孔12の右隣に
はPCMCIA(Personal Computer Memory Card Inter
national Association) カード(以下、これをPCカー
ドと呼ぶ)を挿入するためのPCカードスロット13が
設けられている。
【0108】また本体2の下面には、図15に示すよう
に増設メモリを取り付けるための開口部25を被覆する
蓋26が取り付けられると共に、当該蓋26のロック用
ツメを外すためのピン挿入用孔48が設けられている。
【0109】次に、クライアントの回路構成について説
明する。図16に示すようにクライアント103の本体
2においては、起動シーケンス制御部83のPCI(Per
ipheral Component Interconnect) バス51に、CPU
(Central Processing Unit) 52、PC(Personal Comp
uter) カードスロット13、RAM(Random Access Mem
ory)54、表示部3の液晶ディスプレイ21に表示する
画像を生成するためのグラフィックス処理回路55及び
他のコンピュータ装置や外部機器と接続してディジタル
データを取り込むためのIEEE1394端子41に直
結されたIEEEインターフェース56が接続されてい
る。
【0110】CPU52は、本体2における各種機能を
統括的に制御するコントローラであり、RAM54にロ
ードされた各種プログラムを実行することにより各種機
能を実行し得るようになされている。
【0111】PCIバス51は、ISA(Industrial St
andard Architecture)バス59に接続されており、当該
ISAバス59にはハードディスクドライブ60、I/
O(In/Out)コントローラ61、キーボードコントローラ
62、ポインティングデバイスコントローラ63、サウ
ンドチップ64、LCDコントローラ65、モデム66
及びUSBインターフェース67が接続されている。
【0112】ここでキーボードコントローラ62は、操
作キー4(図11)の押下に応じた制御信号の入力をコ
ントロールし、ポインティングデバイスコントローラ6
3はスティック式ポインティングデバイス5(図11)
による制御信号の入力をコントロールする。
【0113】またサウンドチップ64は、マイクロフォ
ン24(図11)からの音声入力を取り込み又は内蔵ス
ピーカ6(図11)に対して音声信号を供給し、モデム
66は公衆電話回線90及びインターネット104を介
してプロバイダ101のWWWサーバ102に接続す
る。なおUSBインターフェース67は、USB端子4
2に接続されており、USBマウスやフレキシブルディ
スクドライブ等の周辺機器を接続するようになされてい
る。
【0114】ハードディスクドライブ60には、Window
s98(商標) でなるOS(Operating System)60A、前記
HTMLブラウザ60B、本発明の情報処理方法に基づ
いてHTML情報処理を行うHTML情報処理プログラ
ム60Cや、各種アプリケーションソフトウェア(図示
せず)が格納されており、必要に応じてCPU52によ
って読み出されてRAM54にロードされる。
【0115】I/Oコントローラ61は、I/Oインタ
ーフェース69、CPU70、EEPROM(Electrica
lly Erasable and Programmable Read Only Memory) で
なるROM(Read Only Memory)71及びRAM72が相
互に接続されて構成されており、RTC(Real-Time Clo
ck) 81によって現在時刻が常時供給されている。
【0116】I/Oコントローラ61のROM71に
は、BIOS(Basic Input/Output Sustem) 73、ウェ
イクアッププログラム74、キー入力監視プログラム7
5及びLED制御プログラム76が格納されると共に、
RAM72にはキー入力ステイタスレジスタ77、設定
時刻レジスタ78、LED制御レジスタ79及びキー対
応アプリケーションレジスタ80が設けられている。
【0117】RAM72に格納されているキー入力ステ
イタスレジスタ77は、操作キーフラグを格納し得るよ
うになされており、CPU70はキー入力監視プログラ
ム75に基づいてワンタッチ操作用のPPKキー10
(図12)が押下されたか否かを監視し、当該PPKキ
ー10が押下されるとキー入力ステイタスレジスタ77
に操作キーフラグを格納する。
【0118】また設定時刻レジスタ78は、ユーザが予
め任意に設定した開始時刻等の時刻情報を格納し得るよ
うになされており、CPU70はウェイクアッププログ
ラム74に基づいてRTC81から与えられる現在時刻
が任意に設定した開始時刻になったか否かを検出し、開
始時刻になると所定の処理を実行する。
【0119】さらにキー対応アプリケーションレジスタ
80は、PPKキー10や予め設定された操作キー4の
組み合わせに対応して、PPKキー10や複数の組み合
わせでなる操作キー4と起動すべきアプリケーションと
の対応関係を記憶しており、CPU70はPPKキー1
0や予め設定された組み合わせの操作キー4が押下され
たときに、対応するアプリケーションを立ち上げるため
の制御データをISAバス59及びPCIバス51を順
次介してCPU52に送出し、当該CPU52によって
制御データに応じたアプリケーションソフトウェアを立
ち上げる。
【0120】またLED制御レジスタ79は、キー対応
アプリケーションレジスタ80に記憶したアプリケーシ
ョンソフトウェアが立ち上げられて動作が終了すると終
了フラグを格納し、CPU70はLED制御プログラム
76に基づいてLED制御レジスタ79に終了フラグが
格納されていることを検出すると、メッセージランプM
Lを点灯する。
【0121】なおLED制御レジスタ79は、電源スイ
ッチ40が押下されると電源フラグを格納し、バッテリ
から供給される電源電圧で本体2が動作するときには電
池フラグを格納する。従ってCPU70は、LED制御
プログラム76に基づいて電源フラグ又は電池フラグが
格納されていることを検出すると、電源ランプPL及び
電池ランプBLを点灯する。
【0122】ここでI/Oコントローラ61には、バッ
クアップ用のバッテリ82が接続されていることによ
り、本体2の電源スイッチ40がオフで図示しない電源
から電力の供給がなされていない状態でもRAM72の
キー入力ステイタスレジスタ77、設定時刻レジスタ7
8、LED制御レジスタ79及びキー対応アプリケーシ
ョンレジスタ80の各データを保持するようになされて
いる。
【0123】またI/Oコントローラ61に接続された
反転スイッチ88は、撮像部22(図11)が表示部3
の液晶ディスプレイ21の反対側を撮像する方向に18
0度回転されたときオンされ、その状態をCPU70に
通知する。またPPKキー10も、反転スイッチ88が
押下されたときと同様に、その状態をCPU70に通知
する。
【0124】さらに半押しスイッチ86は、本体2の上
面に設けられたシャッタボタン7が半押し状態にされた
ときオンしてその状態をI/Oコントローラ61のCP
U70に通知し、全押しスイッチ87はシャッタボタン
7が全押し状態にされたときオンしてその状態をI/O
コントローラ61のCPU70に通知するようになされ
ている。
【0125】すなわちI/Oコントローラ61のCPU
70は、ハードディスクドライブ60の各種アプリケー
ションのうちの、キャプチャーソフトウェアを立ち上げ
た状態で、ユーザによってシャッタボタン7が半押し状
態にされると静止画像モードに入り、CCDカメラ23
を制御して静止画像のフリーズを実行し、全押し状態に
されるとフリーズされた静止画像データを取り込み、デ
ータ処理部85に送出する。
【0126】これに対してI/Oコントローラ61のC
PU70は、キャプチャーソフトウェア60Aを立ち上
げない状態で動画像モードに入ると、最大60秒程度ま
での動画像を取り込み、データ処理部85に送出する。
【0127】またI/Oコントローラ61は、PCIバ
ス51に接続されているグラフィックス処理回路55を
制御するようになされており、CCDカメラ23によっ
て取り込まれた静止画又は動画でなる画像データをデー
タ処理部85によって所定のデータ処理を施した後にグ
ラフィックス処理回路55に入力する。
【0128】グラフィックス処理回路55は、供給され
た画像データを内蔵のVRAM(Video Random Access M
emory)55Aに格納して適宜読み出した後LCDコント
ローラ65に送出し、必要に応じてハードディスクドラ
イブ60に格納する。
【0129】LCDコントローラ65は、表示部3のバ
ックライト84を制御して液晶ディスプレイ21の後方
から照明すると共に、グラフィックス処理回路55から
供給された画像データを液晶ディスプレイ21に出力し
て表示させるようになされている。
【0130】一方、CPU52はハードディスクドライ
ブ60から読み出したHTMLブラウザ60BをRAM
54上に立ち上げた場合、当該HTMLブラウザ60B
によるHTMLデータをグラフィックス処理回路55に
送出する。
【0131】また、CPU52はハードディスクドライ
ブ60から読み出したHTML情報処理プログラム60
CをRAM54上に立ち上げた場合、当該HTML処理
プログラム60Cにリンクされているディジタル地図ソ
フトウェアなども起動し、位置情報文字列に応じて作成
された施設の地図画像等をグラフィックス処理回路55
に送出する。
【0132】このときグラフィックス処理回路55は、
供給されたHTMLデータに基づいて液晶ディスプレイ
21に表示する画像データ等を生成してVRAM55A
に格納し、適宜読み出してLCDコントローラ65に送
出する。
【0133】これによりLCDコントローラ65は、グ
ラフィックス処理回路55から供給された画像データに
基づいて表示部3の液晶ディスプレイ21に地図画像等
が埋め込まれたHTML文章を表示させるようになされ
ている。
【0134】またPCIバス51に接続されているPC
カードスロット13は、オプション機能を追加するとき
にPCカード(図示せず)を介して適宜装着され、当該
PCカードを介してCPU52とデータを授受するよう
になされている。例えばPCカードスロット13にPC
MCIA型のGPS(Global Positioning System) カー
ド57が装着された場合、当該GPSカード57に接続
されたGPSアンテナ58によりGPS衛星からの電波
を受信して現在位置データを得るようになされている。
【0135】これによりGPSカード57は、GPSア
ンテナ58を介して受信した現在位置データ(緯度デー
タ、経度データ及び高度データ)をPCIバス51を介
してCPU52へ送出する。
【0136】この場合CPU52は、現在位置データを
グラフィックス処理回路55に送出し、当該グラフィッ
クス処理回路55により現在位置データに基づく現在位
置を示す矢印アイコンを生成した後、LCDコントロー
ラ65を介して液晶ディスプレイ21の地図画像に矢印
アイコンを重ねた状態で表示するようになされている。
【0137】かくして液晶ディスプレイ21は、GPS
カード57によって検出した現在位置から前記位置情報
文字列に基づいた地点までの経路を表示するようになさ
れている。また、位置データを基に矢印アイコンを地図
画像上で移動させながら表示し得るようにしてもよい。
【0138】次に、このクライアント103が前記第1
の実施の形態と同様に動作するためのHTML情報処理
プログラム60C1について前記図3のフローチャート
を参照して説明する。このフローチャートは、HTML
情報処理プログラム60C1がCPU52により実行さ
れた結果行われている処理の流れを示すものである。こ
のHTML情報処理プログラム60C1は、前述したよ
うにHDD60に格納されている。また、このHTML
情報処理プログラム60C1は、同じくHDD60に格
納されているHTMLブラウザ60Bの起動にリンクし
ている。
【0139】先ず、ユーザの操作の結果、HTMLブラ
ウザ60Bにて表示されるHTML文書の読み込みが完
了した時点で、HTMLブラウザ60BはHTML文書
更新完了をCPU52に通知する(ステップS1)。
【0140】するとCPU52は、HTML文書中の位
置情報文字列の解析のため、HTMLブラウザ60Bに
HTML文書の取得を要求し、更新されて閲覧中のHT
ML文書を取得する(ステップS2)。
【0141】そして、CPU52は、閲覧中のHTML
文書の解析ループを開始する(ステップS3)。この解
析ループはHTML文書中のすべての文字列について繰
り返され、後述のステップS10にて終了する。
【0142】この解析ループの中で、先ず、ステップS
4ではHTML文書から、住所または電話番号であると
思われる文字列、すなわち位置情報文字列を抽出する。
この位置情報文字列の抽出処理は、例えば、前記特開2
000−339309にて開示されている技術に基づ
く。
【0143】次に、ステップS5にて住所または電話番
号であると思われる文字列、すなわち位置情報文字列が
含まれている(YES)と判断するとステップS6に進
む。位置情報文字列が含まれていない(NO)と判断す
るとステップS10に進み、HTML文書の解析ループ
を終了する。
【0144】ステップS6にてCPU52は、HTML
解析処理により得た位置情報文字列から、例えばHDD
に構成された地点情報データベースを用いてその地点の
緯度経度を算出する。この緯度経度情報が算出されると
(ステップS7にてYES)CPU52はステップS8
に進む。もし、前記位置情報文字列から緯度経度を算出
できない(ステップS7にてNO)ときにはステップS
10にてHTML文書の解析ループを終了する。
【0145】ステップS8にてCPU52は前記緯度経
度情報を基に、例えばHDD60に構成された地図情報
データベースを参照して、周辺の地図画像を生成する。
【0146】次に、CPU52は、生成された地図画像
に基づいたHTMLの再構成をステップS9にて行う。
すなわち、HTMLブラウザ60Bから取得したオリジ
ナルのHTMLコードに対して前記地図画像を埋め込ん
だ新たなHTMLを作成する。
【0147】ステップS3からステップS10までのH
TML文書の解析ループが終了すると、CPU52はH
TMLブラウザ60BにHTML文書を表示させる(ス
テップS11)。
【0148】このHTML情報処理プログラム60C1
をCPU52が実行することにより、クライアント10
3は、例えば、ユーザがレストランのホームページをH
TMLブラウザ上でURLの入力により指定したときの
処理を図4及び図5に示したように行うことができる。
【0149】すなわち、ユーザがHTMLブラウザ上で
「http://restaurant○×.co.jp/011.html」というUR
Lを入力すると、所定の認証接続処理の後に、指定され
たWebサーバから、HTMLで記述されたレストラン
の、メニューや店のデータや、料理の写真がHTML文
書で送られ、ブラウザに転送されて、画面上に表示され
る。
【0150】HTMLブラウザ60Bにより表示される
HTML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブ
ラウザ60BがHTML文書更新完了をCPU52に通
知すると、CPU52は、HTML文書中の位置情報文
字列を解析するために、HTMLブラウザ60BにHT
ML文書の取得を要求し、更新されて閲覧中の図4に示
すHTML文書を取得する。
【0151】そして、CPU52は、閲覧中のHTML
文書の解析ループを開始し、HTML文書から、住所ま
たは電話番号であると思われる位置情報文字列を抽出す
る。ここでは、図4に示すように、「お店データ」の欄
に、「住所 渋谷区△○○4−××−5 ○○△ビル3
F」、「電話 03-9999-0000」の文字列があるので、C
PU52はこれら位置情報文字列のいずれか又は両方を
抽出する。
【0152】次ぎに、CPU52は、抽出した位置情報
文字列から地点情報データベースを用いてその地点の緯
度経度を算出し、さらにCPU52は接続されている地
図情報データベースを参照して、レストランの周辺の地
図画像を生成する。
【0153】次に、CPU52は、地図画像に基づいた
HTMLを再構成し、オリジナルのHTMLコードに対
して前記地図画像を埋め込んだ新たなHTMLを作成す
る。
【0154】最後に、CPU52は、再構成した新たな
HTML文書を表示させるための表示要求をHTMLブ
ラウザ60Bに送り、その後に表示画面に地図画像の埋
め込まれた新たなHTML文書を表示させる。これによ
り、図5に示すように、レストランの周辺地図がHTM
L文書中に表示される。
【0155】以上に説明したように、クライアント10
3は、HTML情報処理プログラム60Bを実行するこ
とにより、HTML文書作成者(情報提供者)があらか
じめ地図画像を表示する仕組みをHTML文書中に記述
していなくても、レストランなどの施設の住所や電話番
号が記載されていれば、閲覧者(ユーザ)側に地図を提
供することができるので、ユーザは地理の把握が容易に
なる。
【0156】次に、このクライアント103が前記第2
の実施の形態と同様に動作するためのHTML情報処理
プログラム60C2について図7のフローチャートを参
照して説明する。このフローチャートは、HTML情報
処理プログラム60C2がCPU52により実行された
結果の処理の流れを示すものである。
【0157】先ず、ユーザの操作の結果、HTMLブラ
ウザ60Bにて表示されるHTML文書の読み込みが完
了した時点で、HTMLブラウザ60BはHTML文書
更新完了をCPU52に通知する(ステップS21)。
【0158】するとCPU52は、HTML文書中の位
置情報文字列の解析のため、HTML文書を取得する
(ステップS22)。
【0159】そして、CPU52は、閲覧中のHTML
文書の解析ループを開始する(ステップS23)。この
解析ループはHTML文書中のすべての文字列について
繰り返され、後述のステップS33にて終了する。
【0160】この解析ループの中で、先ず、ステップS
24ではHTML文書から、住所または電話番号である
と思われる文字列、すなわち位置情報文字列を抽出す
る。これは、例えば、前記特開2000−339309
にて開示されている技術に基づいて行われる。
【0161】次に、ステップS25にて住所または電話
番号であると思われる文字列、すなわち位置情報文字列
が含まれている(YES)と判断するとステップS26
に進む。位置情報文字列が含まれていない(NO)と判
断するとステップS33に進み、HTML文書の解析ル
ープを終了する。
【0162】ステップS26にてCPU52は、HTM
L解析処理により得た位置情報文字列から地点情報デー
タベースを用いてその地点の緯度経度を算出する。この
緯度経度情報が算出されると(ステップS27にてYE
S)CPU52はステップS28に進む。もし、前記位
置情報文字列から緯度経度を算出できない(ステップS
27にてNO)ときにはステップS33に進み、HTM
L文書の解析ループを終了する。
【0163】ステップS28にてCPU52は前記地点
の緯度経度情報に現在地から至る経路を探索する。この
経路情報が探索されると(ステップS29にてYES)
CPU52はステップS30に進む。もし、前記緯度経
度から経路を探索できない(ステップS29にてNO)
ときにはステップS33にてHTML文書の解析ループ
を終了する。
【0164】ステップS30にてCPU52は、前記経
路情報を受け取り、接続されている地図情報データベー
スを参照して、前記経路を全て包含した地図画像を生成
する。
【0165】次に、ステップS31にてCPU52は、
探索された経路と、地図画像を合成した画像を生成し、
ステップS32にてHTML文書を再構成する。
【0166】ステップS33でHTML文書の解析ルー
プが終了すると、CPU52はHTMLブラウザ201
にHTML文書を表示させる(ステップS34)。実際
には、ステップS32にて行われたHTML文書の再構
成に続くので有れば、CPU52は再構成された新たな
HTML文書をHTMLブラウザ表示させる。
【0167】このHTML情報処理プログラム60C2
をCPU52が実行することにより、クライアントは、
例えば、ユーザがレストランのホームページをHTML
ブラウザ上でURLの入力により指定したときの処理を
図4及び図8に示したように行うことができる。
【0168】すなわち、ユーザがHTMLブラウザ上で
「http://restaurant○×.co.jp/011.html」というUR
Lを入力すると、所定の認証接続処理の後に、指定され
たWebサーバから、HTMLで記述されたレストラン
の、メニューや店のデータや、料理の写真がHTML文
書で送られ、ブラウザに転送されて、画面上に表示され
る。
【0169】HTMLブラウザ60Bにより表示される
HTML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブ
ラウザ60BがHTML文書更新完了をCPU52に通
知すると、CPU52は、HTML文書中の位置情報文
字列を解析するために、HTMLブラウザ60BにHT
ML文書の取得を要求し、更新されて閲覧中の図4に示
すHTML文書を取得する。
【0170】そして、CPU52は、閲覧中のHTML
文書の解析ループを開始し、HTML文書から、住所ま
たは電話番号であると思われる位置情報文字列を抽出す
る。ここでは、図4に示すように、「お店データ」の欄
に、「住所 渋谷区△○○4−××−5 ○○△ビル3
F」、「電話 03-9999-0000」の文字列があるので、C
PU52はこれら位置情報文字列のいずれか又は両方を
抽出する。
【0171】次に、CPU52は、抽出した位置情報文
字列から地点情報データベースを用いてその地点の緯度
経度を算出し、さらにCPU52はその緯度経度情報へ
の現在地からの経路を経路情報データベースを参照して
探索する。
【0172】次に、CPU52は、接続されている地図
情報データベースを参照して、前記経路情報を全て包含
した地図画像を生成する。そして、CPU52は地図画
像に基づいたHTMLの再構成を行い、HTMLブラウ
ザ60Bから取得したオリジナルのHTMLコードに対
して前記地図画像を埋め込んだ新たなHTMLを作成す
る。
【0173】次に、CPU52は再構成した新たなHT
ML文書を表示させるための表示要求をHTMLブラウ
ザ60Bに送り、その後に表示画面に地図画像の埋め込
まれた新たなHTML文書を表示させる。これにより、
図8に示すように、現在地からレストランに至るまでの
経路を全て含めた周辺地図がHTML文書中に表示され
る。
【0174】以上に説明したように、クライアント10
3は、HTML情報処理プログラム60C2を実行する
ことにより、HTML文書作成者(情報提供者)があら
かじめ地図画像を表示する仕組みをHTML文書中に記
述していなくても、レストランなどの施設の住所や電話
番号が記載されていれば、閲覧者(ユーザ)側に、ユー
ザの現在地に応じた施設への経路を全て包含した地図を
提供することができるので、ユーザには地理の把握を容
易にさせ、施設への誘導が可能となる。
【0175】なお、本発明は前記実施の形態にて実施す
るのみではなく、例えばHTMLブラウザが動作してい
る機器で動かさずに、一種のプロキシ(Proxy)サーバ
ーとして動作させることにより、クライアント側に特別
なHTMLブラウザや装置なしで対応させてもよい。
【0176】また、第2の実施の形態では、経路探索処
理により地図上に経路情報を合成描画したが、文字情報
による誘導でも可能である。例えば、現在地→○○駅→
××駅→目的地という経路情報を図5の地図表示の下部
や上部に表示すればよい。図8に示した経路表示例に加
えて前記経路情報を表示してもよい。
【0177】また、上記情報処理プログラム60C1
や、60C2は、携帯情報処理端末(PDA)におい
て、HTMLブラウザの起動に伴って内蔵のROMから
取り出されたり、あるいは取り外し可能な半導体メモリ
装置から取り出されて、内蔵のCPUにより実行され、
ディジタル画像処理プログラムとリンクして、前述した
図3、図7のフローチャートにしたがって、図4から図
5、又は図8のようなHTML文書をHTMLブラウザ
に表示させてもよい。
【0178】
【発明の効果】本発明によれば、所定形式のテキスト文
書作成者である情報提供者があらかじめ地図画像を表示
する仕組みをその所定形式のテキスト文書中に記述して
いなくても、施設の住所や電話番号が記載されていれ
ば、閲覧者(利用者)に地図を提供し、地理の把握を容
易にさせることができる。
【0179】また、本発明によれば、個々の利用者の現
在地に応じた施設への経路が出力でき、利用者への施設
への誘導が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態となる、HTML情報処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】前記HTML情報処理装置の要部であるHTM
L解析器の詳細な構成を示す図である。
【図3】前記HTML情報処理装置を構成する各部が行
う処理のフローチャートである。
【図4】前記HTML情報処理装置の具体的な動作を説
明するための図である。
【図5】前記HTML情報処理装置の具体的な動作を説
明するための図である。
【図6】第2の実施の形態となるHTML情報処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】前記HTML情報処理装置を構成する各部が行
う処理のフローチャートである。
【図8】前記HTML情報処理装置の具体的な動作を説
明するための図である。
【図9】HTML情報処理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】WWWサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図11】クライアントの外観斜視図である。
【図12】クライアントの本体正面構成図である。
【図13】本体に対して表示部を閉じた情報を示す側面
図である。
【図14】本体に対して表示部を180度開いた状態を
示す右側面図である。
【図15】本体の下面図である。
【図16】クライアントの回路構成図である。
【符号の説明】
201 HTMLブラウザ、210,230 HTML
情報処理装置、211HTML解析器、212 地点探
索器、214 地図画像生成器、216 HTML再構
成器、217,234 制御器、231 経路探索器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書中に少なくとも画像情報を埋め込む
    ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
    スト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り
    出させる情報処理装置において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出手
    段と、 前記位置情報文字列抽出手段により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索手段と、 前記地点探索手段により生成された緯度経度情報の周辺
    の地図画像を生成する地図画像生成手段と、 前記地図画像生成手段により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正手段とを備え、 前記テキスト文書修正手段により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示することを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記述言語により作成された所定形式
    のテキスト文書は、情報提供装置からネットワークを介
    して送られてくることを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記所定形式の文書を操作者の所望に応
    じて上記情報提供装置から上記ネットワークを介して取
    り寄せるブラウザを起動することを特徴とする請求項2
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記述言語はHTML(HyperText Ma
    rkup Language)であり、前記所定形式のテキスト文書
    はHTML文書であることを特徴とする請求項2又は3
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 文章中に少なくとも画像情報を埋め込む
    ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
    スト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り
    出させる情報処理方法において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工
    程と、 前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索工程と、 前記地点探索工程により生成された緯度経度情報の周辺
    の地図画像を生成する地図画像生成工程と、 前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示する表示工程と
    からなることを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 文章中に少なくとも画像情報を埋め込む
    ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
    スト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り
    出させるための情報処理プログラムを格納しているプロ
    グラム格納媒体において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工
    程と、 前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索工程と、 前記地点探索工程により生成された緯度経度情報の周辺
    の地図画像を生成する地図画像生成工程と、 前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示する表示工程と
    からなる情報処理プログラムを格納していることを特徴
    とするプログラム格納媒体。
  7. 【請求項7】 文章中に少なくとも画像情報を埋め込む
    ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
    スト文書を情報処理装置の画面上に表示して操作者に所
    望の情報を取り出させるためのプログラムであって、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工
    程と、 前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索工程と、 前記地点探索工程により生成された緯度経度情報の周辺
    の地図画像を生成する地図画像生成工程と、 前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記情報処理装置の画面上に新たに表示
    する表示工程とからなることを特徴とするプログラム。
  8. 【請求項8】 文書中に少なくとも画像情報を埋め込む
    ことができる記述言語により作成された所定形式のテキ
    スト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り
    出させる情報処理装置において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出手
    段と、 前記位置情報文字列抽出手段により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索手段と、 前記地点探索手段により生成された地点の緯度経度情報
    に現在地から至る経路を探索する経路探索手段と、 前記経路探索手段により出力された経路を全て包含した
    地図画像を生成する地図画像生成手段と、 前記地図画像生成手段により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正手段とを備え、 前記テキスト文書修正手段により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示することを特徴
    とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記述言語により作成された所定形式
    のテキスト文書は、情報提供装置からネットワークを介
    して送られてくることを特徴とする請求項8記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記所定形式の文書を操作者の所望に
    応じて上記情報提供装置から上記ネットワークを介して
    取り寄せるブラウザを起動することを特徴とする請求項
    9記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記記述言語はHTML(HyperText
    Markup Language)であり、前記所定形式のテキスト文
    書はHTML文書であることを特徴とする請求項9又は
    10記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 文章中に少なくとも画像情報を埋め込
    むことができる記述言語により作成された所定形式のテ
    キスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取
    り出させる情報処理方法において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工
    程と、 前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索工程と、 前記地点探索工程により生成された地点の緯度経度情報
    に現在地から至る経路を探索する経路探索手段と、 前記経路探索工程により出力された経路を全て包含した
    地図画像を生成する地図画像生成工程と、 前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示する表示工程と
    からなることを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 文章中に少なくとも画像情報を埋め込
    むことができる記述言語により作成された所定形式のテ
    キスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取
    り出させるための情報処理プログラムを格納しているプ
    ログラム格納媒体において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工
    程と、 前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索工程と、 前記地点探索工程により生成された地点の緯度経度情報
    に現在地から至る経路を探索する経路探索手段と、 前記経路探索工程により出力された経路を全て包含した
    地図画像を生成する地図画像生成工程と、 前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示する表示工程と
    からなる情報処理プログラムを格納していることを特徴
    とするプログラム格納媒体。
  14. 【請求項14】 文章中に少なくとも画像情報を埋め込
    むことができる記述言語により作成された所定形式のテ
    キスト文書を情報処理装置の画面上に表示して操作者に
    所望の情報を取り出させるためのプログラムであって、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の位
    置情報文字列を自動的に抽出する位置情報文字列抽出工
    程と、 前記位置情報文字列抽出工程により抽出された前記位置
    情報文字列の示す地点を探索し、その地点の緯度経度情
    報を生成する地点探索工程と、 前記地点探索工程により生成された地点の緯度経度情報
    に現在地から至る経路を探索する経路探索手段と、 前記経路探索工程により出力された経路を全て包含した
    地図画像を生成する地図画像生成工程と、 前記地図画像生成工程により生成された地図画像を前記
    画面上に表示された所定形式のテキスト文書中に合成表
    示するように前記所定形式のテキスト文書を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書を前記画面上に新たに表示する表示工程と
    からなることを特徴とするプログラム。
JP2001254933A 2001-08-24 2001-08-24 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム Pending JP2003067379A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001254933A JP2003067379A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
US10/225,852 US6993718B2 (en) 2001-08-24 2002-08-22 Information processing method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001254933A JP2003067379A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011144296A Division JP5310799B2 (ja) 2011-06-29 2011-06-29 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003067379A true JP2003067379A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19083011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001254933A Pending JP2003067379A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6993718B2 (ja)
JP (1) JP2003067379A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146562A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Pioneer Electronic Corp 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006284655A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mitsubishi Space Software Kk 位置情報端末および位置情報サーバおよび位置情報システムおよび位置情報プログラム
KR100921246B1 (ko) 2008-04-08 2009-10-12 엔에이치엔(주) 지역 정보 검색 시스템 및 방법
JP2016189174A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 ブラザー工業株式会社 情報特定プログラム、及び情報特定方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4433236B2 (ja) * 1999-12-03 2010-03-17 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム記録媒体
GB2400292B (en) * 2003-02-26 2006-02-22 Tomtom Bv Navigation device and method for displaying simulated navigation data
US7349010B2 (en) * 2003-04-11 2008-03-25 Eastman Kodak Company Digital camera including an on-line sales mode
US7624100B1 (en) * 2003-05-19 2009-11-24 At&T Corp. Method for web-based exploration of network infrastructure
DE10325240A1 (de) * 2003-06-04 2004-12-30 Tele-Info Ag Online-Routenplaner
JP2005128801A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Navitime Japan Co Ltd 画像データ送受信システム、サーバ、携帯端末、プログラム及び記録媒体。
US7353034B2 (en) 2005-04-04 2008-04-01 X One, Inc. Location sharing and tracking using mobile phones or other wireless devices
WO2007095224A2 (en) 2006-02-10 2007-08-23 Metacarta, Inc. Systems and methods for spatial thumbnails and companion maps for media objects
US9721157B2 (en) * 2006-08-04 2017-08-01 Nokia Technologies Oy Systems and methods for obtaining and using information from map images
US20080065685A1 (en) * 2006-08-04 2008-03-13 Metacarta, Inc. Systems and methods for presenting results of geographic text searches
US20080059452A1 (en) * 2006-08-04 2008-03-06 Metacarta, Inc. Systems and methods for obtaining and using information from map images
US7698336B2 (en) 2006-10-26 2010-04-13 Microsoft Corporation Associating geographic-related information with objects
WO2009075689A2 (en) 2006-12-21 2009-06-18 Metacarta, Inc. Methods of systems of using geographic meta-metadata in information retrieval and document displays
US8626789B2 (en) 2007-06-01 2014-01-07 Microsoft Corporation Geocoding using information retrieval
TWI350974B (en) * 2008-04-18 2011-10-21 Asustek Comp Inc Method and system for information corresponding to geographical position
JP5136619B2 (ja) * 2010-09-30 2013-02-06 ブラザー工業株式会社 画像処理プログラム、画像処理方法および画像処理装置
DE202015009149U1 (de) 2014-02-10 2016-10-31 Google Inc. Automatisches Einbetten digitaler Karten in Softwareanwendungen

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728813A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書作成支援方法およびその装置
JPH1153278A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Honda Motor Co Ltd 電子メール送受信システムおよび電子メールを表示するプログラムを記録した記録媒体
JP2000076285A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000337911A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Sony Corp ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
JP2002304395A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Nec Corp 地図情報表示装置および方法およびプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682525A (en) * 1995-01-11 1997-10-28 Civix Corporation System and methods for remotely accessing a selected group of items of interest from a database
US5930474A (en) * 1996-01-31 1999-07-27 Z Land Llc Internet organizer for accessing geographically and topically based information
US6138072A (en) * 1997-04-24 2000-10-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Navigation device
JP3548459B2 (ja) * 1998-11-20 2004-07-28 富士通株式会社 案内情報提示装置,案内情報提示処理方法,案内情報提示プログラムを記録した記録媒体,案内用スクリプト生成装置,案内情報提供装置,案内情報提供方法および案内情報提供プログラム記録媒体
US6701307B2 (en) * 1998-10-28 2004-03-02 Microsoft Corporation Method and apparatus of expanding web searching capabilities
JP2000339309A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Sony Corp 文字列解析装置、文字列解析方法及び提供媒体
JP3514704B2 (ja) * 2000-06-28 2004-03-31 株式会社昭文社 地図情報配信システム、地図情報の配信方法、地図情報を配信するサーバ及びサービスを提供するサーバ
US20040111669A1 (en) * 2001-01-24 2004-06-10 Rossmann Alain S. Method and apparatus for providing application integration on a web browser

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728813A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書作成支援方法およびその装置
JPH1153278A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Honda Motor Co Ltd 電子メール送受信システムおよび電子メールを表示するプログラムを記録した記録媒体
JP2000076285A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000337911A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Sony Corp ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
JP2002304395A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Nec Corp 地図情報表示装置および方法およびプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146562A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Pioneer Electronic Corp 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006284655A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mitsubishi Space Software Kk 位置情報端末および位置情報サーバおよび位置情報システムおよび位置情報プログラム
KR100921246B1 (ko) 2008-04-08 2009-10-12 엔에이치엔(주) 지역 정보 검색 시스템 및 방법
JP2016189174A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 ブラザー工業株式会社 情報特定プログラム、及び情報特定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6993718B2 (en) 2006-01-31
US20030056175A1 (en) 2003-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003067379A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
US7096211B2 (en) Apparatus and method for image/position display
WO2020181988A1 (zh) 一种语音控制方法及电子设备
US9424255B2 (en) Server-assisted object recognition and tracking for mobile devices
US20060107213A1 (en) Intelligent multimodal navigation techniques using motion of a mobile device sensed by a motion sensing device associated with the mobile device
KR20070089919A (ko) 개선된 상황에 따른 사용자 보조
JP2005149484A (ja) 逐次的なマルチモーダル入力
KR101042909B1 (ko) 이미지 데이터를 제공하기 위한 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
EP1816836A2 (en) Apparatus and method for managing images of mobile terminal
US7987183B2 (en) Information receiving system, information receiving method, information providing device, information providing method, information providing method providing medium, information processing device, information processing method and information processing method providing medium
CN111191176A (zh) 网站内容更新方法、装置、终端及存储介质
JP2003122771A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、並びに情報処理プログラム
US9697182B2 (en) Method and system for navigating a hard copy of a web page
JP2000076285A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP5310799B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP4340938B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体
CN113032560A (zh) 语句分类模型训练方法、语句处理方法及设备
JP2000339309A (ja) 文字列解析装置、文字列解析方法及び提供媒体
JP6930553B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP4314502B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2001117944A (ja) ベクトル地図配信システム
CN111524533B (zh) 语音操作方法、装置、电子设备及存储介质
WO2023125832A1 (zh) 图片分享方法和电子设备
JP4917125B2 (ja) 情報表示装置
JP4905871B2 (ja) 情報表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110629

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110707

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110805

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121225