JP2003067207A - ネットワークモニタリングシステムおよび方法 - Google Patents
ネットワークモニタリングシステムおよび方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/14—Arrangements for monitoring or testing data switching networks using software, i.e. software packages
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- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/06—Management of faults, events, alarms or notifications
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- H04L41/22—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks comprising specially adapted graphical user interfaces [GUI]
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- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/10—Active monitoring, e.g. heartbeat, ping or trace-route
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクティブネットワーク、および、従来型ネ
ットワークを含む非アクティブネットワークのための、
カスタム化可能なモニタリング機能を提供する。 【解決手段】 ネットワークをモニタリングするシステ
ムは、システムの論理ビューを表示しユーザインタラク
ションを処理するグラフィカルインタフェース層１と、
ネットワークを論理的に表現し汎用プラットフォームを
通じてカスタム化可能なアプリケーションモジュールを
統合する論理ネットワーク層２と、ネットワークのため
の管理メッセージを生成しネットワークからのメッセー
ジを論理ネットワーク層２のために変換するネットワー
クアダプタ層３とを有する。論理ネットワーク層２は、
ネットワークアダプタ層３とグラフィカルインタフェー
ス層１の間に位置し、ネットワークのエンティティの論
理表現と、論理ネットワーク層２を制御する論理ネット
ワークコントローラ１１とを有する。
ットワークを含む非アクティブネットワークのための、
カスタム化可能なモニタリング機能を提供する。 【解決手段】 ネットワークをモニタリングするシステ
ムは、システムの論理ビューを表示しユーザインタラク
ションを処理するグラフィカルインタフェース層１と、
ネットワークを論理的に表現し汎用プラットフォームを
通じてカスタム化可能なアプリケーションモジュールを
統合する論理ネットワーク層２と、ネットワークのため
の管理メッセージを生成しネットワークからのメッセー
ジを論理ネットワーク層２のために変換するネットワー
クアダプタ層３とを有する。論理ネットワーク層２は、
ネットワークアダプタ層３とグラフィカルインタフェー
ス層１の間に位置し、ネットワークのエンティティの論
理表現と、論理ネットワーク層２を制御する論理ネット
ワークコントローラ１１とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークの汎用
モニタリングシステムおよびモニタリング方法に係り、
特にネットワークおよびアプリケーションのカスタム化
のための一般的拡張フレームワークを備えたレイヤ化ア
ーキテクチャを有するネットワークモニタリングツール
に関する。
モニタリングシステムおよびモニタリング方法に係り、
特にネットワークおよびアプリケーションのカスタム化
のための一般的拡張フレームワークを備えたレイヤ化ア
ーキテクチャを有するネットワークモニタリングツール
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のネットワークでは、パケットは固
定フォーマットのペイロードを運ぶデータコンテナを含
んでいる。また、従来のアクティブネットワークとは、
個々のパケットがネットワークノードでサービス機能を
呼び出すインテリジェントなプログラムカプセルであっ
て、ネットワークおよび個々のパケットの両方がプログ
ラマブルであるような、ネットワーキングパラダイムの
ことである。ネットワークは、新たなプロトコルコード
をネットワークノードにダウンロードすることによって
プログラマブルとなり、個々のパケットは、通過するノ
ードでパケットに入れられるカスタム化可能なコードを
実行することによってプログラマブルとなる。
定フォーマットのペイロードを運ぶデータコンテナを含
んでいる。また、従来のアクティブネットワークとは、
個々のパケットがネットワークノードでサービス機能を
呼び出すインテリジェントなプログラムカプセルであっ
て、ネットワークおよび個々のパケットの両方がプログ
ラマブルであるような、ネットワーキングパラダイムの
ことである。ネットワークは、新たなプロトコルコード
をネットワークノードにダウンロードすることによって
プログラマブルとなり、個々のパケットは、通過するノ
ードでパケットに入れられるカスタム化可能なコードを
実行することによってプログラマブルとなる。
【０００３】したがって、従来のアクティブネットワー
クは、新たなプロトコルを採用してネットワークサービ
スを特定のアプリケーションの需要に適応させる際のフ
レキシビリティを備えている。その結果、ネットワーク
管理、特に、通信ネットワークの正しい動作に不可欠な
ネットワークモニタリングは、従来のアクティブネット
ワークにとってますます重要になっている。例えば、従
来のアクティブネットワークでは、ネットワークモニタ
リング作業は、ネットワークノードで関連するデータを
収集し解析するためにアクティブパケットを適切にプロ
グラムすることによって容易に処理される。さらに、ダ
ウンロード可能なコードをインストールすることによっ
て、ネットワーク管理機能がネットワークシステムに付
加される。
クは、新たなプロトコルを採用してネットワークサービ
スを特定のアプリケーションの需要に適応させる際のフ
レキシビリティを備えている。その結果、ネットワーク
管理、特に、通信ネットワークの正しい動作に不可欠な
ネットワークモニタリングは、従来のアクティブネット
ワークにとってますます重要になっている。例えば、従
来のアクティブネットワークでは、ネットワークモニタ
リング作業は、ネットワークノードで関連するデータを
収集し解析するためにアクティブパケットを適切にプロ
グラムすることによって容易に処理される。さらに、ダ
ウンロード可能なコードをインストールすることによっ
て、ネットワーク管理機能がネットワークシステムに付
加される。
【０００４】多数の従来のネットワーク管理・モニタリ
ングツールが、商用製品またはオープンソースソフトウ
ェアとして入手可能である。例えば、HP OpenView (htt
p://www.openview.hp.com)およびSun Microsystems社の
Solstice (http://www.sun.com/solstice)のような従来
技術のシステムは、従来のネットワークモニタリングプ
ラットフォーム（ＮＭＰ：network monitoring platfor
m）に基づいている。ＮＭＰは、カスタム化不可能なモ
ニタリング機能の包括的なセットを提供するネットワー
クモニタリングソフトウェア群である。例えば、HP Ope
nViewは、アプリケーション管理、アベイラビリティ管
理、ネットワーク管理、サービス管理およびストレージ
／データ管理のためのツールを含み、ユーザが（アプリ
ケーションを通じて）特定のビジネス情報需要を反映す
るように個々のビューを作成することを可能にしてい
る。
ングツールが、商用製品またはオープンソースソフトウ
ェアとして入手可能である。例えば、HP OpenView (htt
p://www.openview.hp.com)およびSun Microsystems社の
Solstice (http://www.sun.com/solstice)のような従来
技術のシステムは、従来のネットワークモニタリングプ
ラットフォーム（ＮＭＰ：network monitoring platfor
m）に基づいている。ＮＭＰは、カスタム化不可能なモ
ニタリング機能の包括的なセットを提供するネットワー
クモニタリングソフトウェア群である。例えば、HP Ope
nViewは、アプリケーション管理、アベイラビリティ管
理、ネットワーク管理、サービス管理およびストレージ
／データ管理のためのツールを含み、ユーザが（アプリ
ケーションを通じて）特定のビジネス情報需要を反映す
るように個々のビューを作成することを可能にしてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワークモニタリングアプリケーションは、さまざ
まな問題点および欠点を有する。例えば、以下のことに
は限定されないが、少なくとも上記従来のシステムモニ
タリング機能は、それ自体カスタム化可能でない。この
ため、新たなタイプのネットワークまたはネットワーク
アプリケーションのモニタリングには、新たなモニタリ
ングツールまたはコードへの相当の変更が必要となる。
ネットワークモニタリングアプリケーションは、さまざ
まな問題点および欠点を有する。例えば、以下のことに
は限定されないが、少なくとも上記従来のシステムモニ
タリング機能は、それ自体カスタム化可能でない。この
ため、新たなタイプのネットワークまたはネットワーク
アプリケーションのモニタリングには、新たなモニタリ
ングツールまたはコードへの相当の変更が必要となる。
【０００６】ＮＭＰと統合されていない多くの従来技術
のモニタリングツールがある。例えば、以下のものには
限定されないが、InMon Traffic Server (http://www.i
nmon.com/products.htm)は、高速スイッチのためのトラ
フィックフローモニタリングを提供し、リアルタイムの
主要なフローチャートとサイト全体のアプリケーション
レベルのトラフィックマトリクスを生成する。また、パ
ブリックドメインソフトウェアのＭＴＲ (http://www.b
itwizard.nl/mtr)は、"ping"を"traceroute"と統合し
て、トポロジーの可視化および診断情報を提供する。
のモニタリングツールがある。例えば、以下のものには
限定されないが、InMon Traffic Server (http://www.i
nmon.com/products.htm)は、高速スイッチのためのトラ
フィックフローモニタリングを提供し、リアルタイムの
主要なフローチャートとサイト全体のアプリケーション
レベルのトラフィックマトリクスを生成する。また、パ
ブリックドメインソフトウェアのＭＴＲ (http://www.b
itwizard.nl/mtr)は、"ping"を"traceroute"と統合し
て、トポロジーの可視化および診断情報を提供する。
【０００７】しかし、これら従来のモニタリングデバイ
スもまた、さまざまな問題点および欠点を有する。例え
ば、以下のことには限定されないが、従来技術のツール
は、特定のネットワークシステムをモニタリングするた
めに構築されており、カスタム化可能でない。このた
め、これらの従来技術のネットワークモニタリングツー
ルのほとんどは、アドホックな方式で実現された少数の
限定的な機能しか提供しない。したがって、従来技術の
システムには、カスタム化可能で、フレキシブルで、統
合されたネットワーク管理のシステムおよび方法が欠け
ている。
スもまた、さまざまな問題点および欠点を有する。例え
ば、以下のことには限定されないが、従来技術のツール
は、特定のネットワークシステムをモニタリングするた
めに構築されており、カスタム化可能でない。このた
め、これらの従来技術のネットワークモニタリングツー
ルのほとんどは、アドホックな方式で実現された少数の
限定的な機能しか提供しない。したがって、従来技術の
システムには、カスタム化可能で、フレキシブルで、統
合されたネットワーク管理のシステムおよび方法が欠け
ている。
【０００８】さらに、従来技術の共通の論理コンポーネ
ントは、特定のアプリケーションのコンテクストに依存
して異なる特性を示す。例えば、従来技術では、ネット
ワークノードは、ルータとエンドホストに分類される。
しかし、従来技術のアプリケーションは、サーバノード
とクライアントノードをさらに区別することがあるた
め、従来技術のシステムがこのような追加条件に適応す
るのは非常に困難である。
ントは、特定のアプリケーションのコンテクストに依存
して異なる特性を示す。例えば、従来技術では、ネット
ワークノードは、ルータとエンドホストに分類される。
しかし、従来技術のアプリケーションは、サーバノード
とクライアントノードをさらに区別することがあるた
め、従来技術のシステムがこのような追加条件に適応す
るのは非常に困難である。
【０００９】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来技術の問題点および欠点を克服することである。
来技術の問題点および欠点を克服することである。
【００１０】本発明のもう１つの目的は、アクティブネ
ットワーク、および、従来型ネットワークを含む非アク
ティブネットワークのための、カスタム化可能で且つま
とまりのあるモニタリング機能を提供するために、シス
テム全体を統合する論理ネットワーク層を提供すること
である。
ットワーク、および、従来型ネットワークを含む非アク
ティブネットワークのための、カスタム化可能で且つま
とまりのあるモニタリング機能を提供するために、シス
テム全体を統合する論理ネットワーク層を提供すること
である。
【００１１】本発明のさらにもう１つの目的は、ほとん
どのモニタリングのための汎用機能を有するフレキシブ
ルなモニタリングシステムと、アプリケーション固有の
ネットワークモニタリング要求のためにカスタム化され
た機能を作成することが可能なシステムを提供すること
である。
どのモニタリングのための汎用機能を有するフレキシブ
ルなモニタリングシステムと、アプリケーション固有の
ネットワークモニタリング要求のためにカスタム化され
た機能を作成することが可能なシステムを提供すること
である。
【００１２】
【課題を解決するための手段】少なくとも上記の目的を
達成するため、ネットワークをモニタリングするシステ
ムが提供される。このシステムは、前記システムの論理
ビューを表示しユーザインタラクションを処理するグラ
フィカルインタフェース層と、前記ネットワークを論理
的に表現し汎用プラットフォームを通じてカスタム化可
能なアプリケーションモジュールを統合する論理ネット
ワーク層と、前記ネットワークのための管理メッセージ
を生成し前記ネットワークからのメッセージを前記論理
ネットワーク層のために変換するネットワークアダプタ
層とを有し、前記論理ネットワーク層は、前記ネットワ
ークアダプタ層と前記グラフィカルインタフェース層の
間に位置する。
達成するため、ネットワークをモニタリングするシステ
ムが提供される。このシステムは、前記システムの論理
ビューを表示しユーザインタラクションを処理するグラ
フィカルインタフェース層と、前記ネットワークを論理
的に表現し汎用プラットフォームを通じてカスタム化可
能なアプリケーションモジュールを統合する論理ネット
ワーク層と、前記ネットワークのための管理メッセージ
を生成し前記ネットワークからのメッセージを前記論理
ネットワーク層のために変換するネットワークアダプタ
層とを有し、前記論理ネットワーク層は、前記ネットワ
ークアダプタ層と前記グラフィカルインタフェース層の
間に位置する。
【００１３】さらに、ネットワークをモニタリングする
方法が提供される。この方法は、（ａ）ネットワークか
らメッセージを受け取るステップと、（ｂ）論理ネット
ワーク層を通じて前記メッセージを処理するステップ
と、（ｃ）前記メッセージの前記処理についてグラフィ
カルインタフェース層に通知するステップと、（ｄ）前
記通知するステップに従って前記グラフィカルインタフ
ェース層でグラフィカルオペレーションを実行するステ
ップとを有する。
方法が提供される。この方法は、（ａ）ネットワークか
らメッセージを受け取るステップと、（ｂ）論理ネット
ワーク層を通じて前記メッセージを処理するステップ
と、（ｃ）前記メッセージの前記処理についてグラフィ
カルインタフェース層に通知するステップと、（ｄ）前
記通知するステップに従って前記グラフィカルインタフ
ェース層でグラフィカルオペレーションを実行するステ
ップとを有する。
【００１４】また、ネットワークをモニタリングする方
法が提供される。この方法は、（ａ）グラフィカルイン
タフェース層で要求を生成するステップと、（ｂ）前記
要求を満たすオペレーションが前記グラフィカルインタ
フェース層で実行可能であるかどうかを判断するステッ
プと、（ｃ）前記判断するステップの結果に基づいて、
前記オペレーションを、（ｉ）前記グラフィカルインタ
フェース層のみ、および、（ｉｉ）前記グラフィカルイ
ンタフェース層と複数の下位層、のいずれかで実行する
ステップとを有する。
法が提供される。この方法は、（ａ）グラフィカルイン
タフェース層で要求を生成するステップと、（ｂ）前記
要求を満たすオペレーションが前記グラフィカルインタ
フェース層で実行可能であるかどうかを判断するステッ
プと、（ｃ）前記判断するステップの結果に基づいて、
前記オペレーションを、（ｉ）前記グラフィカルインタ
フェース層のみ、および、（ｉｉ）前記グラフィカルイ
ンタフェース層と複数の下位層、のいずれかで実行する
ステップとを有する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて詳細に説明する。実施例は、添付図面に図示され
ている。本発明において、用語は、明細書で与えられる
定義を有するものであり、それ以外の点では明細書によ
って限定されない。
ついて詳細に説明する。実施例は、添付図面に図示され
ている。本発明において、用語は、明細書で与えられる
定義を有するものであり、それ以外の点では明細書によ
って限定されない。
【００１６】本発明の好ましい実施例は、最小限の調整
しか必要とせずに、アクティブネットワーク（これには
限定されない）を含むさまざまなタイプのネットワーク
に適用可能な汎用モニタリングツールを含む。さまざま
なアクティブネットワーク間の機能上および動作上の差
異にもかかわらず、相当数のモニタリング要求は実質的
に類似している。本発明は、この実質的類似性を利用し
て、アクティブパケットを適切に構成し、モニタリング
エージェントで戻り結果を解析することによって、さま
ざまなネットワークの相異なるモニタリング機能を管理
する。
しか必要とせずに、アクティブネットワーク（これには
限定されない）を含むさまざまなタイプのネットワーク
に適用可能な汎用モニタリングツールを含む。さまざま
なアクティブネットワーク間の機能上および動作上の差
異にもかかわらず、相当数のモニタリング要求は実質的
に類似している。本発明は、この実質的類似性を利用し
て、アクティブパケットを適切に構成し、モニタリング
エージェントで戻り結果を解析することによって、さま
ざまなネットワークの相異なるモニタリング機能を管理
する。
【００１７】本発明は、モニタリングが、アクティブネ
ットワークおよび従来のＩＰネットワーク（これらには
限定されない）を含む多くのネットワークタイプにわた
り汎用的であることを可能にするアーキテクチャを含
む。本発明は、以下でさらに詳細に説明する実験結果に
よって実証されるように、モニタリングアクティビティ
を変更／拡張する際の追加的なフレキシビリティを提供
し、広範囲のネットワークおよびアプリケーションの需
要を満たすようにカスタム化可能である。本発明の好ま
しい実施例は主としてアクティブネットワークのアプリ
ケーションを例示しているが、本発明は、他のタイプの
ネットワーク（例えば、ＳＮＭＰ管理インタフェースを
有する従来型ネットワーク）にも適用可能である。
ットワークおよび従来のＩＰネットワーク（これらには
限定されない）を含む多くのネットワークタイプにわた
り汎用的であることを可能にするアーキテクチャを含
む。本発明は、以下でさらに詳細に説明する実験結果に
よって実証されるように、モニタリングアクティビティ
を変更／拡張する際の追加的なフレキシビリティを提供
し、広範囲のネットワークおよびアプリケーションの需
要を満たすようにカスタム化可能である。本発明の好ま
しい実施例は主としてアクティブネットワークのアプリ
ケーションを例示しているが、本発明は、他のタイプの
ネットワーク（例えば、ＳＮＭＰ管理インタフェースを
有する従来型ネットワーク）にも適用可能である。
【００１８】本発明の好ましい実施例は、３つの基本エ
ンティティを有する。第１に、実ネットワークノードを
有する実ネットワークは、基盤ネットワークである。第
２に、モニタリングツールは、ネットワークアダプタを
通じて実ネットワークと通信する。第３に、ネットワー
クをモニタするアプリケーションは、ＸＭＬ（eXtensib
le Markup Language）ファイルを通じてモニタリングツ
ールと通信することができる。ＸＭＬファイルは、アプ
リケーションとモニタリングツールの間の「接着剤」(g
lue)である。
ンティティを有する。第１に、実ネットワークノードを
有する実ネットワークは、基盤ネットワークである。第
２に、モニタリングツールは、ネットワークアダプタを
通じて実ネットワークと通信する。第３に、ネットワー
クをモニタするアプリケーションは、ＸＭＬ（eXtensib
le Markup Language）ファイルを通じてモニタリングツ
ールと通信することができる。ＸＭＬファイルは、アプ
リケーションとモニタリングツールの間の「接着剤」(g
lue)である。
【００１９】汎用モニタリングツールは、共通のモニタ
リング機能およびユーザ制御メカニズムに、相異なるネ
ットワークおよびユーザ要求に適応するためのフレキシ
ブルで拡張可能なフレームワークを提供する。本発明の
好ましい実施例は、汎用コアと、さまざまなネットワー
クアダプタと、アプリケーション固有モジュールを有す
る。汎用コアは、すべてのモニタリングアプリケーショ
ンにわたり共通である本質的コンポーネント、動作モデ
ルおよび機能を有する。ネットワークアダプタは、コア
をさまざまなタイプの下位ネットワークと結びつけ、ア
クティブネットワークからのメッセージをコアが読める
フォーマットに変換して、コアからのコマンドがネット
ワーク固有のアクティブパケットに適切に変換されるよ
うにする。
リング機能およびユーザ制御メカニズムに、相異なるネ
ットワークおよびユーザ要求に適応するためのフレキシ
ブルで拡張可能なフレームワークを提供する。本発明の
好ましい実施例は、汎用コアと、さまざまなネットワー
クアダプタと、アプリケーション固有モジュールを有す
る。汎用コアは、すべてのモニタリングアプリケーショ
ンにわたり共通である本質的コンポーネント、動作モデ
ルおよび機能を有する。ネットワークアダプタは、コア
をさまざまなタイプの下位ネットワークと結びつけ、ア
クティブネットワークからのメッセージをコアが読める
フォーマットに変換して、コアからのコマンドがネット
ワーク固有のアクティブパケットに適切に変換されるよ
うにする。
【００２０】さらに、本発明は、汎用モニタリングツー
ルがさまざまなアプリケーション需要に合わせてカスタ
ム化されることが可能となるように、アプリケーション
モジュールを用いて、ユーザインタフェースおよびイベ
ント処理機能をカスタム化する。ネットワークアダプタ
およびアプリケーションモジュールが、コアと、およ
び、互いに、便利に相互作用することができるように、
汎用モニタリングツールのコアにおいて、イベント登録
・ディスパッチモデルが使用される。
ルがさまざまなアプリケーション需要に合わせてカスタ
ム化されることが可能となるように、アプリケーション
モジュールを用いて、ユーザインタフェースおよびイベ
ント処理機能をカスタム化する。ネットワークアダプタ
およびアプリケーションモジュールが、コアと、およ
び、互いに、便利に相互作用することができるように、
汎用モニタリングツールのコアにおいて、イベント登録
・ディスパッチモデルが使用される。
【００２１】図１に、本発明の好ましい実施例による構
成を示す。グラフィカルインタフェース層１、論理ネッ
トワーク層２およびネットワークアダプタ層３が設けら
れる。
成を示す。グラフィカルインタフェース層１、論理ネッ
トワーク層２およびネットワークアダプタ層３が設けら
れる。
【００２２】論理ネットワーク層２は、システムの中心
に位置し、モニタされている下位のアクティブネットワ
ークの論理的抽象化を表す。この論理的抽象化は、ネッ
トワークのトポロジー構造およびネットワーク内に現れ
る論理コンポーネント（例えば、ノード、リンク、パケ
ット）とともに、それらのコンポーネント間のインタラ
クションを含むが、これらには限定されない。論理ネッ
トワーク層２はまた、ネットワークアダプタ層（すなわ
ち下位層）３とグラフィカルインタフェース層（すなわ
ち上位層）１をシームレスに統合するモニタリングツー
ルの本質的なイベント処理モデルを実現する。これにつ
いては、図２を参照して後で詳細に説明する。
に位置し、モニタされている下位のアクティブネットワ
ークの論理的抽象化を表す。この論理的抽象化は、ネッ
トワークのトポロジー構造およびネットワーク内に現れ
る論理コンポーネント（例えば、ノード、リンク、パケ
ット）とともに、それらのコンポーネント間のインタラ
クションを含むが、これらには限定されない。論理ネッ
トワーク層２はまた、ネットワークアダプタ層（すなわ
ち下位層）３とグラフィカルインタフェース層（すなわ
ち上位層）１をシームレスに統合するモニタリングツー
ルの本質的なイベント処理モデルを実現する。これにつ
いては、図２を参照して後で詳細に説明する。
【００２３】ネットワークアダプタ層３は、モニタリン
グツールに対して下位ネットワークをエミュレートし
て、モニタリングツールの残りの部分がネットワーク層
固有の情報を処理する必要がないようにする。
グツールに対して下位ネットワークをエミュレートし
て、モニタリングツールの残りの部分がネットワーク層
固有の情報を処理する必要がないようにする。
【００２４】ネットワークアダプタ層３は、複数のネッ
トワークアダプタ４ａ〜４ｎを有する。これらネットワ
ークアダプタ４ａ〜４ｎは、下位ネットワークへの下位
方向で、上位層（すなわち、論理ネットワーク層２およ
びグラフィカルインタフェース層１）からのモニタリン
グ要求を、対応する複数の下位アクティブネットワーク
５ａ〜５ｎで実行可能なプログラムへと適切にカプセル
化する。上位方向では、下位アクティブネットワーク５
ａ〜５ｎからのメッセージは、論理ネットワーク層２が
理解可能なフォーマットへと変換される。上位方向およ
び下位方向のタスクは、アクティブネットワーク５ａ〜
５ｎに対するネットワークアダプタ４ａ〜４ｎで、アク
ティブコードテンプレートおよびコマンドパラメータを
通じてカスタム化することが可能である。本発明の好ま
しい実施例は主としてアクティブネットワーク５ａ〜５
ｎを使用するが、アクティブネットワーク以外のネット
ワーク（例えば、従来型ネットワーク）も、本発明の代
替実施例において使用可能である。
トワークアダプタ４ａ〜４ｎを有する。これらネットワ
ークアダプタ４ａ〜４ｎは、下位ネットワークへの下位
方向で、上位層（すなわち、論理ネットワーク層２およ
びグラフィカルインタフェース層１）からのモニタリン
グ要求を、対応する複数の下位アクティブネットワーク
５ａ〜５ｎで実行可能なプログラムへと適切にカプセル
化する。上位方向では、下位アクティブネットワーク５
ａ〜５ｎからのメッセージは、論理ネットワーク層２が
理解可能なフォーマットへと変換される。上位方向およ
び下位方向のタスクは、アクティブネットワーク５ａ〜
５ｎに対するネットワークアダプタ４ａ〜４ｎで、アク
ティブコードテンプレートおよびコマンドパラメータを
通じてカスタム化することが可能である。本発明の好ま
しい実施例は主としてアクティブネットワーク５ａ〜５
ｎを使用するが、アクティブネットワーク以外のネット
ワーク（例えば、従来型ネットワーク）も、本発明の代
替実施例において使用可能である。
【００２５】グラフィカルインタフェース層１は、モニ
タされるシステムの論理ビューを視覚的に表示し、ＸＭ
Ｌファイル９ａ〜９ｎおよびイベントリスナ１０ａ〜１
０ｎを含む複数のアプリケーション７ａ〜７ｎに対する
ユーザインタラクションを処理する。ＸＭＬファイル９
ａ〜９ｎは、ユーザインタフェースレイアウト、アプリ
ケーション７ａ〜７ｎのメッセージハンドラ、および、
各論理コンポーネントの動作（これらには限定されな
い）を含む、さまざまなユーザインタフェースコンポー
ネントを指定する初期化ファイルとして使用される。
タされるシステムの論理ビューを視覚的に表示し、ＸＭ
Ｌファイル９ａ〜９ｎおよびイベントリスナ１０ａ〜１
０ｎを含む複数のアプリケーション７ａ〜７ｎに対する
ユーザインタラクションを処理する。ＸＭＬファイル９
ａ〜９ｎは、ユーザインタフェースレイアウト、アプリ
ケーション７ａ〜７ｎのメッセージハンドラ、および、
各論理コンポーネントの動作（これらには限定されな
い）を含む、さまざまなユーザインタフェースコンポー
ネントを指定する初期化ファイルとして使用される。
【００２６】イベントリスナ１０ａ〜１０ｎは、ＧＵＩ
でユーザから発生したイベント（すなわち、下位方向の
メッセージング）を処理する。イベントリスナ１０ａ〜
１０ｎは、グラフィカルインタフェース層１のコントロ
ーラまたはグラフィカルコンポーネントであることが可
能である。各アプリケーション７ａ〜７ｎは論理ネット
ワーク層２に登録されるため、以下でさらに詳細に説明
するように、論理ネットワーク層２は、イベントメッセ
ージテーブルを通じてモニタおよびディスパッチを行う
ことが可能である。
でユーザから発生したイベント（すなわち、下位方向の
メッセージング）を処理する。イベントリスナ１０ａ〜
１０ｎは、グラフィカルインタフェース層１のコントロ
ーラまたはグラフィカルコンポーネントであることが可
能である。各アプリケーション７ａ〜７ｎは論理ネット
ワーク層２に登録されるため、以下でさらに詳細に説明
するように、論理ネットワーク層２は、イベントメッセ
ージテーブルを通じてモニタおよびディスパッチを行う
ことが可能である。
【００２７】グラフィカルコンポーネントは、下位ネッ
トワークにおける変化に応答してグラフィカルインタフ
ェース層１を適切に更新するために、論理ネットワーク
層２におけるグラフィカルコンポーネントの対応物に登
録を行う。グラフィカルインタフェース層１もまた、Ｘ
ＭＬファイル９ａ〜９ｎを用いることによりカスタム化
可能である。例えば、以下のものには限定されないが、
カスタム化は、Bluestone Software社によって開発され
たＸＭＬアプリケーションであるＸｗｉｎｇＭＬで指定
された初期化ファイルを通じて達成される。
トワークにおける変化に応答してグラフィカルインタフ
ェース層１を適切に更新するために、論理ネットワーク
層２におけるグラフィカルコンポーネントの対応物に登
録を行う。グラフィカルインタフェース層１もまた、Ｘ
ＭＬファイル９ａ〜９ｎを用いることによりカスタム化
可能である。例えば、以下のものには限定されないが、
カスタム化は、Bluestone Software社によって開発され
たＸＭＬアプリケーションであるＸｗｉｎｇＭＬで指定
された初期化ファイルを通じて達成される。
【００２８】アプリケーションは、ＸｗｉｎｇＭＬを用
いることにより、本発明の好ましい実施例の外観および
動作をカスタム化することが可能であり、これにより、
ユーザは、単にＸＭＬ文書を変更することによって修正
可能な完全なＪａｖａ−Ｓｗｉｎｇ ＧＵＩを構築する
ことが可能となる(Ｊａｖａは登録商標。以下同じ）。
このＸＭＬ文書は、本発明のために特に設計された特定
の文書型定義（ＤＴＤ）に従い、ＸｗｉｎｇＭＬのＤＴ
Ｄの上に構築される。ＸｗｉｎｇＭＬパーサ６もまた、
ＸＭＬ文書９ａ〜９ｎ内にある本発明に関連する仕様を
適切に処理するように修正される。
いることにより、本発明の好ましい実施例の外観および
動作をカスタム化することが可能であり、これにより、
ユーザは、単にＸＭＬ文書を変更することによって修正
可能な完全なＪａｖａ−Ｓｗｉｎｇ ＧＵＩを構築する
ことが可能となる(Ｊａｖａは登録商標。以下同じ）。
このＸＭＬ文書は、本発明のために特に設計された特定
の文書型定義（ＤＴＤ）に従い、ＸｗｉｎｇＭＬのＤＴ
Ｄの上に構築される。ＸｗｉｎｇＭＬパーサ６もまた、
ＸＭＬ文書９ａ〜９ｎ内にある本発明に関連する仕様を
適切に処理するように修正される。
【００２９】グラフィカルインタフェースレイアウトお
よびイベント処理モデルは、ＸＭＬ互換の仕様言語で定
義され、ＸＭＬパーサ６を含む処理エンジンによって解
析される。ＸＭＬパーサ６は、グラフィカルインタフェ
ース層１に、具体的にはアプリケーション７ａ〜７ｎの
ＸＭＬファイル９ａ〜９ｎに、何が提示されているかを
論理ネットワーク層２が読みとることを可能にする市販
のソフトウェアを含む。さらに、ＸＭＬ文書は、既存の
ソフトウェアを用いて解析されることが可能であり、Ｘ
ＭＬは、モニタリングツールのカスタム化のためのユー
ザインタフェースコンポーネント、イベントモデル、お
よびアプリケーションモジュールを記述するために使用
可能である。その結果得られるグラフィカルインタフェ
ース層１（イベント処理モジュール７ａ〜７ｎを含む）
は、論理ネットワーク層２およびネットワークアダプタ
層３と結びついて、完全な機能を有するモニタリングツ
ールとなる。
よびイベント処理モデルは、ＸＭＬ互換の仕様言語で定
義され、ＸＭＬパーサ６を含む処理エンジンによって解
析される。ＸＭＬパーサ６は、グラフィカルインタフェ
ース層１に、具体的にはアプリケーション７ａ〜７ｎの
ＸＭＬファイル９ａ〜９ｎに、何が提示されているかを
論理ネットワーク層２が読みとることを可能にする市販
のソフトウェアを含む。さらに、ＸＭＬ文書は、既存の
ソフトウェアを用いて解析されることが可能であり、Ｘ
ＭＬは、モニタリングツールのカスタム化のためのユー
ザインタフェースコンポーネント、イベントモデル、お
よびアプリケーションモジュールを記述するために使用
可能である。その結果得られるグラフィカルインタフェ
ース層１（イベント処理モジュール７ａ〜７ｎを含む）
は、論理ネットワーク層２およびネットワークアダプタ
層３と結びついて、完全な機能を有するモニタリングツ
ールとなる。
【００３０】グラフィカルインタフェース層１は、一般
ＧＵＩ（グラフィカルユーザインタフェース）８ａおよ
びカスタムＧＵＩ８ｂを有する。一般ＧＵＩ８ａは、共
通ライブラリとして機能するデフォルトコンポーネント
を有し、任意のアプリケーションによって使用されるこ
とが可能である。例えば、以下のものには限定されない
が、デフォルトコンポーネントは、本発明がフレキシブ
ルになるように、共通の機能セット（例えば、トポロジ
ー、共通属性）のためのプラグインとして使用可能であ
る。カスタムＧＵＩ８ｂは、本発明がカスタム化可能な
ソリューションを提供するように、一般ＧＵＩ８ａによ
ってサービスされない、アプリケーションのためのカス
タムライブラリを構成する。本発明は、新たなユーザイ
ンタフェースが、アプリケーションにより指定されるよ
うに構築され、グラフィカル層コントローラ１４によっ
て管理されることが可能であるように、高度にカスタム
化可能であるという点で、従来技術のシステムとは異な
っている。したがって、新たなネットワークライブラリ
ツールはずっと容易に開発される。
ＧＵＩ（グラフィカルユーザインタフェース）８ａおよ
びカスタムＧＵＩ８ｂを有する。一般ＧＵＩ８ａは、共
通ライブラリとして機能するデフォルトコンポーネント
を有し、任意のアプリケーションによって使用されるこ
とが可能である。例えば、以下のものには限定されない
が、デフォルトコンポーネントは、本発明がフレキシブ
ルになるように、共通の機能セット（例えば、トポロジ
ー、共通属性）のためのプラグインとして使用可能であ
る。カスタムＧＵＩ８ｂは、本発明がカスタム化可能な
ソリューションを提供するように、一般ＧＵＩ８ａによ
ってサービスされない、アプリケーションのためのカス
タムライブラリを構成する。本発明は、新たなユーザイ
ンタフェースが、アプリケーションにより指定されるよ
うに構築され、グラフィカル層コントローラ１４によっ
て管理されることが可能であるように、高度にカスタム
化可能であるという点で、従来技術のシステムとは異な
っている。したがって、新たなネットワークライブラリ
ツールはずっと容易に開発される。
【００３１】モニタリングツールの中心において、論理
ネットワーク層２は、下位ネットワークの論理表現、お
よび、カスタム化可能アプリケーションモジュールを統
合するための汎用プラットフォームを提供する。論理ネ
ットワーク層２は、相異なるネットワークエンティティ
に対する論理表現の集合と、論理ネットワーク層２のコ
ントローラおよびハブとして作用する論理ネットワーク
コントローラ１１とを有する。
ネットワーク層２は、下位ネットワークの論理表現、お
よび、カスタム化可能アプリケーションモジュールを統
合するための汎用プラットフォームを提供する。論理ネ
ットワーク層２は、相異なるネットワークエンティティ
に対する論理表現の集合と、論理ネットワーク層２のコ
ントローラおよびハブとして作用する論理ネットワーク
コントローラ１１とを有する。
【００３２】論理ネットワーク層２における対応する論
理表現が必要とされるのは、論理ネットワーク層２が下
位ネットワーク（例えば、アクティブネットワーク）の
反映であるためである。対応する論理表現（以下「論理
コンポーネント」という）は、以下のものを含むが、こ
れらには限定されない。 ・ノード：これは、ルータやエンドホストのようなさま
ざまなネットワークノードを表す。 ・リンク：これは、ネットワークポート間の物理または
仮想リンクを表す。 ・ポート：これは、ノードのネットワークインタフェー
スを表す。 ・パケット：これは、ネットワークノード間で交換され
るデータパケットを表す。
理表現が必要とされるのは、論理ネットワーク層２が下
位ネットワーク（例えば、アクティブネットワーク）の
反映であるためである。対応する論理表現（以下「論理
コンポーネント」という）は、以下のものを含むが、こ
れらには限定されない。 ・ノード：これは、ルータやエンドホストのようなさま
ざまなネットワークノードを表す。 ・リンク：これは、ネットワークポート間の物理または
仮想リンクを表す。 ・ポート：これは、ノードのネットワークインタフェー
スを表す。 ・パケット：これは、ネットワークノード間で交換され
るデータパケットを表す。
【００３３】論理コンポーネントのほとんどは、グラフ
ィカルインタフェース層１に対応物を有する。個々のア
プリケーション設定に依存して、個々の要素（例えば、
ポート）がグラフィカルインタフェース層１に表示され
ないこともある。
ィカルインタフェース層１に対応物を有する。個々のア
プリケーション設定に依存して、個々の要素（例えば、
ポート）がグラフィカルインタフェース層１に表示され
ないこともある。
【００３４】さまざまなアプリケーション７ａ〜７ｎを
処理するため、本発明の好ましい実施例による汎用モニ
タリングツールは、「基本コンポーネント」と呼ばれる
共通の論理コンポーネントに対するデフォルト表現を提
供する。特定のアプリケーションはさらに、継承やプロ
トタイピングを用いて、追加機能および異なる動作で基
本ノードをカスタム化することができる。基本コンポー
ネント（例えば、基本ノードおよび基本リンク）は構造
的に類似しており、以下の共通要素を有する。 ・対応するグラフィカルコンポーネントへのハンドル ・論理ネットワークコントローラ１１へのハンドル ・論理コンポーネントの状態（例えば、作動／停止／輻
輳）を示すフラグ ・特定のコンポーネントに関連する統計（例えば、負
荷、パケット数など）を記録するさまざまなゲージパラ
メータ ・論理ネットワークコントローラ１１によってイベント
ハンドラへディスパッチされたイベントおよびメッセー
ジを処理するイベントハンドラ ・論理コンポーネントのグラフィカル対応物がユーザイ
ンタフェースイベントを論理ネットワークコントローラ
１１に渡すメソッド。
処理するため、本発明の好ましい実施例による汎用モニ
タリングツールは、「基本コンポーネント」と呼ばれる
共通の論理コンポーネントに対するデフォルト表現を提
供する。特定のアプリケーションはさらに、継承やプロ
トタイピングを用いて、追加機能および異なる動作で基
本ノードをカスタム化することができる。基本コンポー
ネント（例えば、基本ノードおよび基本リンク）は構造
的に類似しており、以下の共通要素を有する。 ・対応するグラフィカルコンポーネントへのハンドル ・論理ネットワークコントローラ１１へのハンドル ・論理コンポーネントの状態（例えば、作動／停止／輻
輳）を示すフラグ ・特定のコンポーネントに関連する統計（例えば、負
荷、パケット数など）を記録するさまざまなゲージパラ
メータ ・論理ネットワークコントローラ１１によってイベント
ハンドラへディスパッチされたイベントおよびメッセー
ジを処理するイベントハンドラ ・論理コンポーネントのグラフィカル対応物がユーザイ
ンタフェースイベントを論理ネットワークコントローラ
１１に渡すメソッド。
【００３５】基本コンポーネントは、さまざまな相違点
を有する。例えば、以下のものには限定されないが、基
本ポートは、その基本ポートが存在する基本ノードへの
ハンドルを有する。さらに、基本リンクは、その基本リ
ンクが接続する２つの基本ポートへのハンドルを有す
る。論理ネットワーク層２によって制御される基本コン
ポーネントのセットを定義することによって、それらの
要素間に要求される相互依存性を指定することができ
る。特に、論理ネットワークコントローラ１１によって
管理されるイベントの登録およびディスパッチを通じて
関係を指定することができる。例えば、以下のものには
限定されないが、基本リンクのエンドノードのうちのい
ずれか一方が状態を変えたときに、その基本リンクに通
知され、その基本リンクの状態が適切に更新される。
を有する。例えば、以下のものには限定されないが、基
本ポートは、その基本ポートが存在する基本ノードへの
ハンドルを有する。さらに、基本リンクは、その基本リ
ンクが接続する２つの基本ポートへのハンドルを有す
る。論理ネットワーク層２によって制御される基本コン
ポーネントのセットを定義することによって、それらの
要素間に要求される相互依存性を指定することができ
る。特に、論理ネットワークコントローラ１１によって
管理されるイベントの登録およびディスパッチを通じて
関係を指定することができる。例えば、以下のものには
限定されないが、基本リンクのエンドノードのうちのい
ずれか一方が状態を変えたときに、その基本リンクに通
知され、その基本リンクの状態が適切に更新される。
【００３６】論理的パケット抽象化は、ネットワークノ
ード間で交換されるデータを表す。データ抽象化が前述
の従来技術のシステムのネットワークノードに統合され
たとしても、その従来技術のシステムは、特にパケット
伝送の動的性質により、さまざまな不自由を被ることに
なる。本発明のモニタリングツールの重要な特徴は、パ
ケットの通過トレースを示すことを含む。パケット抽象
化の結果、パケットトレースは、通過したノードとは独
立となる。したがって、ノードは、パケットの一時的状
態を維持する必要がない。代わりに、位置や寿命値（Ｔ
ＴＬ）情報のようなパケットに関連するすべてのメッセ
ージが、対応する論理パケットに送られる。その後パケ
ットは自分自身を更新し、関連するグラフィカルコンポ
ーネント（すなわち、通過したノードおよびリンク）を
制御することによって、通過パスを表示する。
ード間で交換されるデータを表す。データ抽象化が前述
の従来技術のシステムのネットワークノードに統合され
たとしても、その従来技術のシステムは、特にパケット
伝送の動的性質により、さまざまな不自由を被ることに
なる。本発明のモニタリングツールの重要な特徴は、パ
ケットの通過トレースを示すことを含む。パケット抽象
化の結果、パケットトレースは、通過したノードとは独
立となる。したがって、ノードは、パケットの一時的状
態を維持する必要がない。代わりに、位置や寿命値（Ｔ
ＴＬ）情報のようなパケットに関連するすべてのメッセ
ージが、対応する論理パケットに送られる。その後パケ
ットは自分自身を更新し、関連するグラフィカルコンポ
ーネント（すなわち、通過したノードおよびリンク）を
制御することによって、通過パスを表示する。
【００３７】論理ネットワークコントローラ１１は、本
発明の好ましい実施例によれば、論理ネットワーク層２
のもう１つの部分であり、以下でさらに詳細に説明する
ように、論理コンポーネントを制御・調整し、イベント
モデルに基づいてネットワークモニタリングシステムの
動作を駆動する。
発明の好ましい実施例によれば、論理ネットワーク層２
のもう１つの部分であり、以下でさらに詳細に説明する
ように、論理コンポーネントを制御・調整し、イベント
モデルに基づいてネットワークモニタリングシステムの
動作を駆動する。
【００３８】論理ネットワークコントローラ１１の中心
には、イベント登録・ディスパッチエンジンがある。本
願明細書において、「イベント」と「メッセージ」は互
いに交換して使用可能である。その理由は、本発明の好
ましい実施例におけるすべてのイベントは、特別にフォ
ーマットされたメッセージとして表現されるからであ
る。イベントエンジンは、さまざまなメッセージをそれ
らの対応するハンドラにマップするメッセージテーブル
を管理する。このテーブル内の各エントリはメッセージ
名を要求し、また、メッセージの発信元およびアプリケ
ーションの名称を含むことも可能である。メッセージの
発信元は、複数の発信元のうちの１つを表すシンボル
（例えば、「＊」）を含むことも可能である。さらに、
単一のメッセージが複数のハンドラを有することも可能
である。例えば、以下のものには限定されないが、物理
ノードからのメッセージは、その物理ノードに結合する
対応する論理ノードおよび論理リンクからのハンドラを
有することが可能である。
には、イベント登録・ディスパッチエンジンがある。本
願明細書において、「イベント」と「メッセージ」は互
いに交換して使用可能である。その理由は、本発明の好
ましい実施例におけるすべてのイベントは、特別にフォ
ーマットされたメッセージとして表現されるからであ
る。イベントエンジンは、さまざまなメッセージをそれ
らの対応するハンドラにマップするメッセージテーブル
を管理する。このテーブル内の各エントリはメッセージ
名を要求し、また、メッセージの発信元およびアプリケ
ーションの名称を含むことも可能である。メッセージの
発信元は、複数の発信元のうちの１つを表すシンボル
（例えば、「＊」）を含むことも可能である。さらに、
単一のメッセージが複数のハンドラを有することも可能
である。例えば、以下のものには限定されないが、物理
ノードからのメッセージは、その物理ノードに結合する
対応する論理ノードおよび論理リンクからのハンドラを
有することが可能である。
【００３９】図２に示すように、論理ネットワークコン
トローラ１１におけるイベントエンジンへの登録は、ア
プリケーションメッセージハンドラ１２あるいは前述の
論理コンポーネントによって処理される。図２におい
て、ネットワークアダプタ層３は、図１に示したネット
ワークアダプタ４ａ〜４ｎおよびアクティブネットワー
ク５ａ〜５ｎを有する。アプリケーションメッセージハ
ンドラ１２に関して、本発明の好ましい実施例はデフォ
ルト論理コンポーネントを提供するが、以下でさらに詳
細に説明するように、各アプリケーションは、論理コン
ポーネントを拡張しカスタム化するアプリケーションフ
ァクトリを含むことも可能である。アプリケーションフ
ァクトリによって作成されるアプリケーションは、他の
システムアクション（例えば、エラー処理）もカスタム
化する。
トローラ１１におけるイベントエンジンへの登録は、ア
プリケーションメッセージハンドラ１２あるいは前述の
論理コンポーネントによって処理される。図２におい
て、ネットワークアダプタ層３は、図１に示したネット
ワークアダプタ４ａ〜４ｎおよびアクティブネットワー
ク５ａ〜５ｎを有する。アプリケーションメッセージハ
ンドラ１２に関して、本発明の好ましい実施例はデフォ
ルト論理コンポーネントを提供するが、以下でさらに詳
細に説明するように、各アプリケーションは、論理コン
ポーネントを拡張しカスタム化するアプリケーションフ
ァクトリを含むことも可能である。アプリケーションフ
ァクトリによって作成されるアプリケーションは、他の
システムアクション（例えば、エラー処理）もカスタム
化する。
【００４０】システム初期化中に、アプリケーションメ
ッセージハンドラ１２は、論理ネットワークコントロー
ラ１１においてネットワーク層３からのメッセージを登
録する。登録されたメッセージは、論理コンポーネント
の作成に関連するものを含む。アプリケーションが処理
するために登録していないメッセージについては、論理
ネットワークコントローラ１１がデフォルトとして処理
を行う。
ッセージハンドラ１２は、論理ネットワークコントロー
ラ１１においてネットワーク層３からのメッセージを登
録する。登録されたメッセージは、論理コンポーネント
の作成に関連するものを含む。アプリケーションが処理
するために登録していないメッセージについては、論理
ネットワークコントローラ１１がデフォルトとして処理
を行う。
【００４１】論理コンポーネントの作成後、各論理コン
ポーネントは、対応するネットワークコンポーネントか
ら発生していないメッセージを含む（これには限定され
ない）そのメッセージを論理ネットワークコントローラ
１１に登録する。例えば、以下のものには限定されない
が、論理リンクは、それが接続する２つのエンドノード
に関連するすべての状態変更イベントに対するハンドラ
を登録する。メッセージがネットワークアダプタ４ａ〜
４ｎのうちの１つに到着すると、論理ネットワークコン
トローラ１１は、そのメッセージを解析してメッセージ
名を判定し、もし存在するならば、発信元名、およびア
プリケーション名を判定する。
ポーネントは、対応するネットワークコンポーネントか
ら発生していないメッセージを含む（これには限定され
ない）そのメッセージを論理ネットワークコントローラ
１１に登録する。例えば、以下のものには限定されない
が、論理リンクは、それが接続する２つのエンドノード
に関連するすべての状態変更イベントに対するハンドラ
を登録する。メッセージがネットワークアダプタ４ａ〜
４ｎのうちの１つに到着すると、論理ネットワークコン
トローラ１１は、そのメッセージを解析してメッセージ
名を判定し、もし存在するならば、発信元名、およびア
プリケーション名を判定する。
【００４２】その後、メッセージテーブルを参照して、
どの論理コンポーネント（もしあれば）がそのメッセー
ジについて通知されるかを判定する。発信元名あるいは
アプリケーション名がない場合、アプリケーションメッ
セージハンドラ１２または論理ネットワークコントロー
ラ１１がメッセージを処理する。その後、グラフィカル
インタフェース層１の一部であって論理ネットワークコ
ントローラ１１に接続されたグラフィカル層コントロー
ラ１４に、新たに作成された論理コンポーネントのこと
が通知され、以下でさらに詳細に説明するように、論理
コンポーネントのグラフィカル表現が作成される。
どの論理コンポーネント（もしあれば）がそのメッセー
ジについて通知されるかを判定する。発信元名あるいは
アプリケーション名がない場合、アプリケーションメッ
セージハンドラ１２または論理ネットワークコントロー
ラ１１がメッセージを処理する。その後、グラフィカル
インタフェース層１の一部であって論理ネットワークコ
ントローラ１１に接続されたグラフィカル層コントロー
ラ１４に、新たに作成された論理コンポーネントのこと
が通知され、以下でさらに詳細に説明するように、論理
コンポーネントのグラフィカル表現が作成される。
【００４３】上記のイベントエンジンに加えて、他のさ
まざまな機能が論理ネットワークコントローラ１１によ
って実行される。例えば、以下のものには限定されない
が、論理ネットワークコントローラ１１は、未登録のコ
ンポーネント作成メッセージを処理するデフォルト論理
コンポーネントファクトリを含む。他の未登録汎用シス
テムメッセージ（例えば、エラー報告やコンポーネント
削除）もまた、論理ネットワークコントローラ１１によ
って処理される。メッセージが、処理できない場合や誤
って送信された場合、論理ネットワークコントローラ１
１はそのメッセージを廃棄する。
まざまな機能が論理ネットワークコントローラ１１によ
って実行される。例えば、以下のものには限定されない
が、論理ネットワークコントローラ１１は、未登録のコ
ンポーネント作成メッセージを処理するデフォルト論理
コンポーネントファクトリを含む。他の未登録汎用シス
テムメッセージ（例えば、エラー報告やコンポーネント
削除）もまた、論理ネットワークコントローラ１１によ
って処理される。メッセージが、処理できない場合や誤
って送信された場合、論理ネットワークコントローラ１
１はそのメッセージを廃棄する。
【００４４】論理ネットワークコントローラ１１によっ
て実行されるもう１つの機能は、ネットワークアダプタ
４ａ〜４ｎとインタフェースすることである。論理ネッ
トワークコントローラ１１は、ネットワークアダプタ４
ａ〜４ｎとシステムの他のコンポーネントとの間の「ト
ランスレータ」として作用する。ユーザインタラクショ
ンから発生したイベント（例えば、特定のノードの負荷
をチェックすること）は、システムコマンド内にカプセ
ル化されて、ネットワークアダプタに送られる。ネット
ワークアダプタのうちの１つ（例えば、４ａ）からのメ
ッセージは、解析され、正しいシステムコンポーネント
へイベントをディスパッチするために使用される。
て実行されるもう１つの機能は、ネットワークアダプタ
４ａ〜４ｎとインタフェースすることである。論理ネッ
トワークコントローラ１１は、ネットワークアダプタ４
ａ〜４ｎとシステムの他のコンポーネントとの間の「ト
ランスレータ」として作用する。ユーザインタラクショ
ンから発生したイベント（例えば、特定のノードの負荷
をチェックすること）は、システムコマンド内にカプセ
ル化されて、ネットワークアダプタに送られる。ネット
ワークアダプタのうちの１つ（例えば、４ａ）からのメ
ッセージは、解析され、正しいシステムコンポーネント
へイベントをディスパッチするために使用される。
【００４５】論理ネットワークコントローラ１１はま
た、論理コンポーネントのテーブルを通じて、論理コン
ポーネントへのハンドルを管理する。論理コンポーネン
トがアプリケーションメッセージハンドラ１２によって
作成されたときであっても、論理ネットワークコントロ
ーラ１１にも、その作成について通知される。テーブル
は、システム管理（例えば、ノードの定期的な状態チェ
ック）の目的のために使用される。
た、論理コンポーネントのテーブルを通じて、論理コン
ポーネントへのハンドルを管理する。論理コンポーネン
トがアプリケーションメッセージハンドラ１２によって
作成されたときであっても、論理ネットワークコントロ
ーラ１１にも、その作成について通知される。テーブル
は、システム管理（例えば、ノードの定期的な状態チェ
ック）の目的のために使用される。
【００４６】さらに、論理ネットワークコントローラ１
１は、グラフィカルコンポーネントの作成を開始する。
論理ネットワークコントローラ１１が新たに作成された
論理コンポーネントへのハンドルを格納するのとほぼ同
時に、論理ネットワークコントローラ１１は、グラフィ
カルインタフェース層１のグラフィカル層コントローラ
１４を通じて、グラフィカルインタフェース層１に、新
たな論理コンポーネントについて通知し、グラフィカル
インタフェース層１は、適当なグラフィカル表現を作成
し表示する。
１は、グラフィカルコンポーネントの作成を開始する。
論理ネットワークコントローラ１１が新たに作成された
論理コンポーネントへのハンドルを格納するのとほぼ同
時に、論理ネットワークコントローラ１１は、グラフィ
カルインタフェース層１のグラフィカル層コントローラ
１４を通じて、グラフィカルインタフェース層１に、新
たな論理コンポーネントについて通知し、グラフィカル
インタフェース層１は、適当なグラフィカル表現を作成
し表示する。
【００４７】論理ネットワークコントローラ１１は、汎
用的なメッセージのディスパッチおよび処理を可能にす
る。したがって、システムは容易に拡張可能となり、ア
プリケーションは固有の論理表現を有することが可能と
なり、新たなメッセージを容易にシステムに含めること
ができる。
用的なメッセージのディスパッチおよび処理を可能にす
る。したがって、システムは容易に拡張可能となり、ア
プリケーションは固有の論理表現を有することが可能と
なり、新たなメッセージを容易にシステムに含めること
ができる。
【００４８】グラフィカルインタフェース層１は、ネッ
トワークモニタリングにおいてユーザを支援する。グラ
フィカルインタフェース層１はネットワークトポロジー
のデフォルト表現を提供するが、グラフィカルユーザイ
ンタフェース（ＧＵＩ）は、アプリケーションまたは下
位ネットワークの必要に合うようにカスタム化される。
トワークモニタリングにおいてユーザを支援する。グラ
フィカルインタフェース層１はネットワークトポロジー
のデフォルト表現を提供するが、グラフィカルユーザイ
ンタフェース（ＧＵＩ）は、アプリケーションまたは下
位ネットワークの必要に合うようにカスタム化される。
【００４９】論理ネットワーク層２と同様に、グラフィ
カルインタフェース層１は、コントローラ８ａ，８ｂを
有するとともに、アプリケーション（例えば、ノード、
リンクおよびパケット）７ａ〜７ｎも有する。すべての
論理コンポーネントがグラフィカルインタフェース層１
に対応物を有するとは限らないが、グラフィカルコンポ
ーネントはすべて、論理ネットワーク層２に対応物を有
する。各グラフィカルコンポーネントは、メッセージ受
渡しおよびユーザインタラクション処理のために、対応
する論理コンポーネントと関連づけられる。
カルインタフェース層１は、コントローラ８ａ，８ｂを
有するとともに、アプリケーション（例えば、ノード、
リンクおよびパケット）７ａ〜７ｎも有する。すべての
論理コンポーネントがグラフィカルインタフェース層１
に対応物を有するとは限らないが、グラフィカルコンポ
ーネントはすべて、論理ネットワーク層２に対応物を有
する。各グラフィカルコンポーネントは、メッセージ受
渡しおよびユーザインタラクション処理のために、対応
する論理コンポーネントと関連づけられる。
【００５０】論理コンポーネントは、ネットワークコン
ポーネントに関連するメッセージを処理し、グラフィカ
ルコンポーネントに対して、それに従ってグラフィカル
コンポーネントの外観を更新するよう要求する。例え
ば、以下のものには限定されないが、状態変更メッセー
ジを受信すると、論理コンポーネントは、そのグラフィ
カル対応物に通知してから、異なる色に切り替わる。グ
ラフィカルコンポーネントが、ノードに対して統計情報
を要求するというようなユーザイベントを検出すると、
グラフィカルコンポーネントは、その論理対応物の適当
なメソッドを呼び出して、適当な要求をネットワークに
送る。
ポーネントに関連するメッセージを処理し、グラフィカ
ルコンポーネントに対して、それに従ってグラフィカル
コンポーネントの外観を更新するよう要求する。例え
ば、以下のものには限定されないが、状態変更メッセー
ジを受信すると、論理コンポーネントは、そのグラフィ
カル対応物に通知してから、異なる色に切り替わる。グ
ラフィカルコンポーネントが、ノードに対して統計情報
を要求するというようなユーザイベントを検出すると、
グラフィカルコンポーネントは、その論理対応物の適当
なメソッドを呼び出して、適当な要求をネットワークに
送る。
【００５１】しかし、グラフィカルインタフェース層１
は、いくつかのユーザインタラクションを、論理ネット
ワーク層２からの支援なしに処理することが可能であ
る。グラフィカルインタフェース層１が処理可能なユー
ザインタラクションの例には、以下のものには限定され
ないが、ユーザがノードをクリックすることや、ユーザ
がノードを移動することがある。これらのタイプのユー
ザインタラクションについては、図５および図６を参照
して後でさらに詳細に説明する。
は、いくつかのユーザインタラクションを、論理ネット
ワーク層２からの支援なしに処理することが可能であ
る。グラフィカルインタフェース層１が処理可能なユー
ザインタラクションの例には、以下のものには限定され
ないが、ユーザがノードをクリックすることや、ユーザ
がノードを移動することがある。これらのタイプのユー
ザインタラクションについては、図５および図６を参照
して後でさらに詳細に説明する。
【００５２】アプリケーションは、オブジェクトが表示
される必要があること（すなわち、ネットワーク図）、
あるいは、表示が変更される必要があることを、本発明
の汎用モニタリングツールに通知する。こうして、グラ
フィカルインタフェース層１内で、アプリケーション
は、そのアプリケーションによって処理されるさまざま
な表示されたコンポーネントの色を含む（これには限定
されない）、インタフェースのルックアンドフィールを
制御することができる。
される必要があること（すなわち、ネットワーク図）、
あるいは、表示が変更される必要があることを、本発明
の汎用モニタリングツールに通知する。こうして、グラ
フィカルインタフェース層１内で、アプリケーション
は、そのアプリケーションによって処理されるさまざま
な表示されたコンポーネントの色を含む（これには限定
されない）、インタフェースのルックアンドフィールを
制御することができる。
【００５３】例えば、以下のものには限定されないが、
図４に、ツールが開始された図を示す。さらに、ノー
ド、リンクなどが、ユーザインタフェースに提供され
る。ＸＭＬファイル（例えば、９ａ）により、アプリケ
ーションは、ユーザインタフェースのルックアンドフィ
ール（例えば、ノードの形状やリンクの色）を制御する
ことが可能となる。
図４に、ツールが開始された図を示す。さらに、ノー
ド、リンクなどが、ユーザインタフェースに提供され
る。ＸＭＬファイル（例えば、９ａ）により、アプリケ
ーションは、ユーザインタフェースのルックアンドフィ
ール（例えば、ノードの形状やリンクの色）を制御する
ことが可能となる。
【００５４】図２に示したように、グラフィカル層コン
トローラ１４は、論理ネットワークコントローラ１１に
接続され、グラフィカルインタフェース層１に位置す
る。グラフィカル層コントローラ１４は、グラフィカル
インタフェース層１を管理し、グラフィカルコンポーネ
ントの作成および表示を制御する。グラフィカル層コン
トローラ１４はまた、グラフィカルコンポーネントによ
って別段処理されないユーザインタフェースイベントも
処理する。初期化中に、グラフィカル層コントローラ１
４は、ＸＭＬパーサ６によってＸＭＬカスタム化文書の
解析を開始し、グラフィカルインタフェース層１を表示
する。ＸＭＬファイル（例えば、９ａ）は、さまざまな
タイプのグラフィカルコンポーネントの表示特性も指定
する。
トローラ１４は、論理ネットワークコントローラ１１に
接続され、グラフィカルインタフェース層１に位置す
る。グラフィカル層コントローラ１４は、グラフィカル
インタフェース層１を管理し、グラフィカルコンポーネ
ントの作成および表示を制御する。グラフィカル層コン
トローラ１４はまた、グラフィカルコンポーネントによ
って別段処理されないユーザインタフェースイベントも
処理する。初期化中に、グラフィカル層コントローラ１
４は、ＸＭＬパーサ６によってＸＭＬカスタム化文書の
解析を開始し、グラフィカルインタフェース層１を表示
する。ＸＭＬファイル（例えば、９ａ）は、さまざまな
タイプのグラフィカルコンポーネントの表示特性も指定
する。
【００５５】グラフィカル層コントローラ１４は、論理
ネットワークコントローラ１１から新たな論理コンポー
ネントの作成について通知されると、ＸＭＬ文書に指定
されるように、対応するグラフィカル表現をインスタン
ス化する。グラフィカル層コントローラ１４はまた、必
要に応じてユーザインタフェースイベントを渡すため
に、論理ネットワークコントローラ１１へのハンドルを
保持する。
ネットワークコントローラ１１から新たな論理コンポー
ネントの作成について通知されると、ＸＭＬ文書に指定
されるように、対応するグラフィカル表現をインスタン
ス化する。グラフィカル層コントローラ１４はまた、必
要に応じてユーザインタフェースイベントを渡すため
に、論理ネットワークコントローラ１１へのハンドルを
保持する。
【００５６】本発明のモニタリングツールと、複数のア
プリケーション（これらは独立であり、モニタリングツ
ール上で実行される）との間の通信は、ＸＭＬファイル
を通じて実行される。ＸＭＬファイルはアプリケーショ
ン固有であり、アプリケーションごとに１つのＸＭＬフ
ァイルがあり、前述のように、ＸＭＬファイルは、アプ
リケーションメッセージハンドラ１２を参照するだけで
ある。１つまたは複数のアプリケーションメッセージハ
ンドラ１２が１つのアプリケーションに対して提供され
ることも可能である。あるいは、アプリケーションメッ
セージハンドラ１２が提供されない（すなわち、メッセ
ージは論理ネットワーク層２によって処理される）こと
も可能である。アプリケーションメッセージハンドラ１
２は、メッセージがグラフィカルインタフェース層１か
ら受信されたときに何をすべきかを知っている。しか
し、モニタリングツールは、アプリケーション固有のメ
ッセージを処理する必要はない。さらに、アプリケーシ
ョンメッセージハンドラ１２の名称は、図３および図４
に示すように、ＸＭＬファイルに与えられる。
プリケーション（これらは独立であり、モニタリングツ
ール上で実行される）との間の通信は、ＸＭＬファイル
を通じて実行される。ＸＭＬファイルはアプリケーショ
ン固有であり、アプリケーションごとに１つのＸＭＬフ
ァイルがあり、前述のように、ＸＭＬファイルは、アプ
リケーションメッセージハンドラ１２を参照するだけで
ある。１つまたは複数のアプリケーションメッセージハ
ンドラ１２が１つのアプリケーションに対して提供され
ることも可能である。あるいは、アプリケーションメッ
セージハンドラ１２が提供されない（すなわち、メッセ
ージは論理ネットワーク層２によって処理される）こと
も可能である。アプリケーションメッセージハンドラ１
２は、メッセージがグラフィカルインタフェース層１か
ら受信されたときに何をすべきかを知っている。しか
し、モニタリングツールは、アプリケーション固有のメ
ッセージを処理する必要はない。さらに、アプリケーシ
ョンメッセージハンドラ１２の名称は、図３および図４
に示すように、ＸＭＬファイルに与えられる。
【００５７】アプリケーションメッセージハンドラ１２
が処理可能なメッセージの名称は、論理層に登録され
（例えば、新たなノードの作成）、論理ネットワーク層
２がイベントを制御する。論理ネットワークコントロー
ラ１１は、アプリケーションメッセージハンドラ１２に
よって処理されるメッセージの名称のテーブルを作成す
る。例えば、以下のものには限定されないが、メッセー
ジが、あるタイプのものである場合、それは特定のアプ
リケーションメッセージハンドラ１２に送られる。
が処理可能なメッセージの名称は、論理層に登録され
（例えば、新たなノードの作成）、論理ネットワーク層
２がイベントを制御する。論理ネットワークコントロー
ラ１１は、アプリケーションメッセージハンドラ１２に
よって処理されるメッセージの名称のテーブルを作成す
る。例えば、以下のものには限定されないが、メッセー
ジが、あるタイプのものである場合、それは特定のアプ
リケーションメッセージハンドラ１２に送られる。
【００５８】図３に示すように、ＸＭＬコードは、ユー
ザインタフェースにおいてコンポーネントを表示する順
序のようなオペレーションにも関与する。本発明の好ま
しい実施例では、ＸＭＬ言語は、ユーザインタフェース
の一般的なルックアンドフィールとともに、グラフィカ
ルインタフェース層１がどのようにメッセージを処理す
るかを制御する。さらに、ＸＭＬコードは、ポップアッ
プメニューの動作（これには限定されない）を含む、ユ
ーザインタフェースオブジェクトの動作も制御する。
ザインタフェースにおいてコンポーネントを表示する順
序のようなオペレーションにも関与する。本発明の好ま
しい実施例では、ＸＭＬ言語は、ユーザインタフェース
の一般的なルックアンドフィールとともに、グラフィカ
ルインタフェース層１がどのようにメッセージを処理す
るかを制御する。さらに、ＸＭＬコードは、ポップアッ
プメニューの動作（これには限定されない）を含む、ユ
ーザインタフェースオブジェクトの動作も制御する。
【００５９】図３は、本発明の好ましい実施例によるＸ
ｗｉｎｇＭＬ設定文書のサンプルを示す。この設定文書
は、本明細書の別の箇所でさらに詳細に説明するよう
に、ＡＮＳＷＥＲシステムのモニタリングツールのため
に使用される。この文書は、"Instance"タグ内に指定さ
れているグラフィカルユーザインタフェースイベントに
対するリスナを含む。指定されているＪａｖａクラ
ス（"answer.GuiListner"）は、ＡＮＳＷＥＲ固有のユ
ーザインタフェースイベントを処理し、グラフィカル層
コントローラ１４によってとられるデフォルトアクショ
ンを上書きする。
ｗｉｎｇＭＬ設定文書のサンプルを示す。この設定文書
は、本明細書の別の箇所でさらに詳細に説明するよう
に、ＡＮＳＷＥＲシステムのモニタリングツールのため
に使用される。この文書は、"Instance"タグ内に指定さ
れているグラフィカルユーザインタフェースイベントに
対するリスナを含む。指定されているＪａｖａクラ
ス（"answer.GuiListner"）は、ＡＮＳＷＥＲ固有のユ
ーザインタフェースイベントを処理し、グラフィカル層
コントローラ１４によってとられるデフォルトアクショ
ンを上書きする。
【００６０】図３に示したＸＭＬ設定文書は、クラス
名"answer.AnswerMessageHandler"の"MessageHandler"
タグ内に指定されるように、アプリケーションの主メッ
セージハンドラも含む。これは、起動時にこのＪａｖａ
クラスが処理可能なすべてのメッセージタイプを論理ネ
ットワークコントローラ１１に登録するＪａｖａクラス
である。同じく図３に示されるように、ネットワークト
ポロジー表示エリア内のグラフィカルコンポーネントの
タイプとそれらに対応するＪａｖａクラスが、"TopoSpe
c"タグ内に指定される。ここで、ノードの３つのタイプ
（"client"、"router"および"server"）が定義され、こ
れらはそれぞれ、その表示およびユーザとのインタラク
ションを処理するための対応するＪａｖａクラスを有す
る。
名"answer.AnswerMessageHandler"の"MessageHandler"
タグ内に指定されるように、アプリケーションの主メッ
セージハンドラも含む。これは、起動時にこのＪａｖａ
クラスが処理可能なすべてのメッセージタイプを論理ネ
ットワークコントローラ１１に登録するＪａｖａクラス
である。同じく図３に示されるように、ネットワークト
ポロジー表示エリア内のグラフィカルコンポーネントの
タイプとそれらに対応するＪａｖａクラスが、"TopoSpe
c"タグ内に指定される。ここで、ノードの３つのタイプ
（"client"、"router"および"server"）が定義され、こ
れらはそれぞれ、その表示およびユーザとのインタラク
ションを処理するための対応するＪａｖａクラスを有す
る。
【００６１】さらに、本発明は、この文書の残りの部分
の"JFrame"タグ内に指定されるように、全体的なグラフ
ィカルユーザインタフェースレイアウトを含む。"TopoR
egion"タグは、グラフィカルユーザインタフェースにお
いてネットワークトポロジー表示エリアを確保するため
のプレースホルダとして作用する。このエリア内のすべ
てのコンポーネントは、"TopoSpec"セクション内の指定
に従って表示されることになる。
の"JFrame"タグ内に指定されるように、全体的なグラフ
ィカルユーザインタフェースレイアウトを含む。"TopoR
egion"タグは、グラフィカルユーザインタフェースにお
いてネットワークトポロジー表示エリアを確保するため
のプレースホルダとして作用する。このエリア内のすべ
てのコンポーネントは、"TopoSpec"セクション内の指定
に従って表示されることになる。
【００６２】システム初期化中に、グラフィカル層コン
トローラ１４は、グラフィカルインタフェース層１内の
ＸｗｉｎｇＭＬパーサ６によってＸＭＬ文書の解析を開
始する。その結果として、グラフィカル層コントローラ
１４は、全体のグラフィカルインタフェースと、さまざ
まなタイプのグラフィカルコンポーネントの詳細とを作
成する。最初は、ネットワークトポロジー表示エリアは
空であるが、その後、グラフィカル層コントローラ１４
が論理ネットワークコントローラ１１から"newcomponen
t"メッセージを受け取るにつれて、実際のコンポーネン
トで埋められる。
トローラ１４は、グラフィカルインタフェース層１内の
ＸｗｉｎｇＭＬパーサ６によってＸＭＬ文書の解析を開
始する。その結果として、グラフィカル層コントローラ
１４は、全体のグラフィカルインタフェースと、さまざ
まなタイプのグラフィカルコンポーネントの詳細とを作
成する。最初は、ネットワークトポロジー表示エリアは
空であるが、その後、グラフィカル層コントローラ１４
が論理ネットワークコントローラ１１から"newcomponen
t"メッセージを受け取るにつれて、実際のコンポーネン
トで埋められる。
【００６３】図４に、本発明の好ましい実施例による上
記のカスタム化文書から生成されるモニタリングインタ
フェースのユーザインタフェース表示を示す。表示時に
は、２つのルータ１６ａ，１６ｂは停止しており、それ
らのリンク１７ａ〜１７ｈは適切に更新されている（す
なわち、通知されている）。
記のカスタム化文書から生成されるモニタリングインタ
フェースのユーザインタフェース表示を示す。表示時に
は、２つのルータ１６ａ，１６ｂは停止しており、それ
らのリンク１７ａ〜１７ｈは適切に更新されている（す
なわち、通知されている）。
【００６４】本発明の好ましい実施例はさまざまな種類
のネットワークのための汎用モニタリングツールを含む
ため、下位ネットワークの詳細は、本発明のネットワー
クアダプタ４ａ〜４ｎによって、論理ネットワーク層２
から隠蔽される。
のネットワークのための汎用モニタリングツールを含む
ため、下位ネットワークの詳細は、本発明のネットワー
クアダプタ４ａ〜４ｎによって、論理ネットワーク層２
から隠蔽される。
【００６５】ネットワークアダプタ４ａは、少なくとも
２つの主要な機能を有する。第１に、ネットワークアダ
プタ４ａが下位アクティブネットワーク５ａからモニタ
リングパケットを受け取ると、ネットワークアダプタ４
ａは、そのパケットを解析し、メッセージを、本発明に
より設定されるメッセージに変換する。例えば、以下の
ものには限定されないが、メッセージは、メッセージ名
を有していなければならず、またオプションとして、ア
プリケーション名および発信元名を有することが可能で
ある。第２に、ネットワークアダプタ４ａが論理ネット
ワークコントローラ１１から要求を受け取ると、ネット
ワークアダプタ４ａは、その要求をモニタリングパケッ
トに変換し、アクティブネットワーク５ａ内の意図され
たターゲット（例えば、ネットワークノード）にその要
求を送る。
２つの主要な機能を有する。第１に、ネットワークアダ
プタ４ａが下位アクティブネットワーク５ａからモニタ
リングパケットを受け取ると、ネットワークアダプタ４
ａは、そのパケットを解析し、メッセージを、本発明に
より設定されるメッセージに変換する。例えば、以下の
ものには限定されないが、メッセージは、メッセージ名
を有していなければならず、またオプションとして、ア
プリケーション名および発信元名を有することが可能で
ある。第２に、ネットワークアダプタ４ａが論理ネット
ワークコントローラ１１から要求を受け取ると、ネット
ワークアダプタ４ａは、その要求をモニタリングパケッ
トに変換し、アクティブネットワーク５ａ内の意図され
たターゲット（例えば、ネットワークノード）にその要
求を送る。
【００６６】ネットワークアダプタ４ａ〜４ｎの助けを
借りて、本発明は、いかなる種類のネットワークにも適
用可能となる。例えば、ＳＮＭＰを理解することができ
るネットワークアダプタ４ａを使用することにより、本
発明のネットワークアダプタ４ａは、ＳＮＭＰ管理イン
タフェースをサポートするネットワーク（例えば、従来
型ネットワーク）をモニタする。しかし、本発明のフレ
キシブルで汎用的な性質は、アクティブネットワークの
場合に最もよく実証される。
借りて、本発明は、いかなる種類のネットワークにも適
用可能となる。例えば、ＳＮＭＰを理解することができ
るネットワークアダプタ４ａを使用することにより、本
発明のネットワークアダプタ４ａは、ＳＮＭＰ管理イン
タフェースをサポートするネットワーク（例えば、従来
型ネットワーク）をモニタする。しかし、本発明のフレ
キシブルで汎用的な性質は、アクティブネットワークの
場合に最もよく実証される。
【００６７】アクティブネットワークモニタリングの特
徴には、（ａ）アクティブパケットの実行を通じて制御
／管理プレーンおよびデータプレーンにわたる一様性が
あり、これがモニタリング作業を単純化するとともに、
ネットワーク内のパケットフローを観測しそれと相互作
用することを可能にすること、および、（ｂ）下位ネッ
トワークのアクティブな性質があり、これがモニタリン
グ作業を非常にフレキシブルで拡張可能なものにするこ
と、がある。実際、本発明のフレキシビリティは、ネッ
トワークアダプタによって実行される上記の機能の両方
に利益をもたらす。
徴には、（ａ）アクティブパケットの実行を通じて制御
／管理プレーンおよびデータプレーンにわたる一様性が
あり、これがモニタリング作業を単純化するとともに、
ネットワーク内のパケットフローを観測しそれと相互作
用することを可能にすること、および、（ｂ）下位ネッ
トワークのアクティブな性質があり、これがモニタリン
グ作業を非常にフレキシブルで拡張可能なものにするこ
と、がある。実際、本発明のフレキシビリティは、ネッ
トワークアダプタによって実行される上記の機能の両方
に利益をもたらす。
【００６８】さらに、ネットワークアダプタ４ａは、単
に適当なアクティブプログラムを選択することによっ
て、論理ネットワークコントローラ１１により要求され
るさまざまなモニタリング機能を実行する。モニタリン
グ機能は、ネットワークアダプタ４ａ〜４ｎから送信さ
れるアクティブパケットを修正することによって、容易
に変更・拡張することができる。さらに、それぞれのア
クティブネットワーク５ａ〜５ｎから返されるメッセー
ジは、一定のフォーマットに容易に適合されるため、ネ
ットワークアダプタ４ａ〜４ｎで要求される処理が大幅
に単純化される。上記の適合は、要求されるフォーマッ
トを、アクティブネットワーク５ａ〜５ｎに送られるア
クティブモニタリングパケット内に直接コーディングす
ることによって達成される。
に適当なアクティブプログラムを選択することによっ
て、論理ネットワークコントローラ１１により要求され
るさまざまなモニタリング機能を実行する。モニタリン
グ機能は、ネットワークアダプタ４ａ〜４ｎから送信さ
れるアクティブパケットを修正することによって、容易
に変更・拡張することができる。さらに、それぞれのア
クティブネットワーク５ａ〜５ｎから返されるメッセー
ジは、一定のフォーマットに容易に適合されるため、ネ
ットワークアダプタ４ａ〜４ｎで要求される処理が大幅
に単純化される。上記の適合は、要求されるフォーマッ
トを、アクティブネットワーク５ａ〜５ｎに送られるア
クティブモニタリングパケット内に直接コーディングす
ることによって達成される。
【００６９】図５、図６および図７に、本発明による好
ましい方法を示す。図５および図６はそれぞれ、上位方
向および下位方向のプロセスを示す。なお、図５および
図６に示すプロセス（以下で詳細に説明する）は、互い
に独立に動作する。
ましい方法を示す。図５および図６はそれぞれ、上位方
向および下位方向のプロセスを示す。なお、図５および
図６に示すプロセス（以下で詳細に説明する）は、互い
に独立に動作する。
【００７０】図５は、本発明の好ましい実施例による上
位方向でのメッセージ（すなわち、メッセージはネット
ワーク層からグラフィカルインタフェース層に流れる）
の管理の方法を示す。例えば、以下のものには限定され
ないが、論理ネットワークコントローラは、（図７に関
して以下で説明するように）新たな論理コンポーネント
を作成することも可能であり、あるいは、同じ基本方法
で、上記のメッセージテーブルを用いて、すでに作成さ
れた論理コンポーネントを管理することも可能である。
位方向でのメッセージ（すなわち、メッセージはネット
ワーク層からグラフィカルインタフェース層に流れる）
の管理の方法を示す。例えば、以下のものには限定され
ないが、論理ネットワークコントローラは、（図７に関
して以下で説明するように）新たな論理コンポーネント
を作成することも可能であり、あるいは、同じ基本方法
で、上記のメッセージテーブルを用いて、すでに作成さ
れた論理コンポーネントを管理することも可能である。
【００７１】最初のステップＳ１２で、下位ネットワー
クがメッセージを生成し、ステップＳ１３で、ネットワ
ークアダプタは、このメッセージを、論理ネットワーク
コントローラが理解可能なメッセージに変換する。メッ
セージの４つのコンポーネントとして（これらには限定
されない）、メッセージの名称、メッセージが関連づけ
られるアプリケーションの名称、メッセージの発信元、
およびオプションとして、データ（例えば、GetLoadの
ための）がある。このメッセージによって運ばれるデー
タは、メッセージのタイプによって異なり、データは、
アプリケーションメッセージハンドラによって解釈され
る。
クがメッセージを生成し、ステップＳ１３で、ネットワ
ークアダプタは、このメッセージを、論理ネットワーク
コントローラが理解可能なメッセージに変換する。メッ
セージの４つのコンポーネントとして（これらには限定
されない）、メッセージの名称、メッセージが関連づけ
られるアプリケーションの名称、メッセージの発信元、
およびオプションとして、データ（例えば、GetLoadの
ための）がある。このメッセージによって運ばれるデー
タは、メッセージのタイプによって異なり、データは、
アプリケーションメッセージハンドラによって解釈され
る。
【００７２】ステップＳ１４で、論理ネットワークコン
トローラは、変換されたメッセージを読みとり、ステッ
プＳ１５で、論理ネットワークコントローラは、メッセ
ージテーブルを参照する。ステップＳ１６で、論理ネッ
トワークコントローラは、メッセージがメッセージテー
ブル内でアプリケーションメッセージハンドラに登録さ
れているか（すなわち、存在するか）どうかを判断す
る。登録されたアプリケーションメッセージハンドラが
ない場合、ステップＳ３１で、論理ネットワークコント
ローラが、メッセージを処理できるかどうかを判断す
る。メッセージが論理ネットワークコントローラによっ
て処理できず、ステップＳ１６での判断により、メッセ
ージは登録されたアプリケーションメッセージハンドラ
を有しない場合、ステップＳ３２で、メッセージは廃棄
され、プロセスは終了する。論理ネットワークコントロ
ーラのデフォルトメッセージハンドラがメッセージを処
理できる場合、ステップＳ１７で、論理ネットワークコ
ントローラがメッセージを処理する。
トローラは、変換されたメッセージを読みとり、ステッ
プＳ１５で、論理ネットワークコントローラは、メッセ
ージテーブルを参照する。ステップＳ１６で、論理ネッ
トワークコントローラは、メッセージがメッセージテー
ブル内でアプリケーションメッセージハンドラに登録さ
れているか（すなわち、存在するか）どうかを判断す
る。登録されたアプリケーションメッセージハンドラが
ない場合、ステップＳ３１で、論理ネットワークコント
ローラが、メッセージを処理できるかどうかを判断す
る。メッセージが論理ネットワークコントローラによっ
て処理できず、ステップＳ１６での判断により、メッセ
ージは登録されたアプリケーションメッセージハンドラ
を有しない場合、ステップＳ３２で、メッセージは廃棄
され、プロセスは終了する。論理ネットワークコントロ
ーラのデフォルトメッセージハンドラがメッセージを処
理できる場合、ステップＳ１７で、論理ネットワークコ
ントローラがメッセージを処理する。
【００７３】一方、ステップＳ１６での判断により、登
録されたアプリケーションメッセージハンドラがある場
合、ステップＳ１８で、論理ネットワークコントローラ
は、メッセージを処理するために適当なアプリケーショ
ンメッセージハンドラへメッセージをディスパッチす
る。ステップＳ１９で、アプリケーションメッセージハ
ンドラは、オプションとして、メッセージを論理コンポ
ーネントに送るよう、論理ネットワークコントローラに
命令する。
録されたアプリケーションメッセージハンドラがある場
合、ステップＳ１８で、論理ネットワークコントローラ
は、メッセージを処理するために適当なアプリケーショ
ンメッセージハンドラへメッセージをディスパッチす
る。ステップＳ１９で、アプリケーションメッセージハ
ンドラは、オプションとして、メッセージを論理コンポ
ーネントに送るよう、論理ネットワークコントローラに
命令する。
【００７４】その後、ステップＳ２０で、メッセージ
は、オプションとして、グラフィカルインタフェース層
に送られることが可能である。その場合、ステップＳ２
１で、グラフィカルインタフェース層は、ユーザインタ
フェースオペレーションを実行する（すなわち、ユーザ
インタフェースオブジェクトを描画する）ことが可能で
ある。
は、オプションとして、グラフィカルインタフェース層
に送られることが可能である。その場合、ステップＳ２
１で、グラフィカルインタフェース層は、ユーザインタ
フェースオペレーションを実行する（すなわち、ユーザ
インタフェースオブジェクトを描画する）ことが可能で
ある。
【００７５】図６は、本発明の好ましい実施例による下
位方向（すなわち、グラフィカルインタフェース層から
ネットワーク層へ）でのメッセージの管理の方法を示
す。ステップＳ２２で、ユーザは、グラフィカルインタ
フェース層のＧＵＩで、オブジェクトに対するアクショ
ンを実行し、それに従って要求を発生する。その後、ス
テップＳ２３で、下位ネットワークからの追加情報が必
要かどうかを判断する。
位方向（すなわち、グラフィカルインタフェース層から
ネットワーク層へ）でのメッセージの管理の方法を示
す。ステップＳ２２で、ユーザは、グラフィカルインタ
フェース層のＧＵＩで、オブジェクトに対するアクショ
ンを実行し、それに従って要求を発生する。その後、ス
テップＳ２３で、下位ネットワークからの追加情報が必
要かどうかを判断する。
【００７６】下位ネットワークからの追加情報が必要で
ない場合、ステップＳ２４で、グラフィカルインタフェ
ース層がそうすることが可能な場合には、グラフィカル
インタフェース層は要求に従ってオペレーションを実行
する。一方、ユーザが、下位ネットワークからの情報を
求める要求を発生するオプション（例えば、GetLoad）
を選択した場合、ステップＳ２５で、グラフィカルイン
タフェース層内の対応するグラフィカルコンポーネント
が、論理ネットワーク層内でそのグラフィカルコンポー
ネントに対応する論理コンポーネントに対して、その要
求を通知する。
ない場合、ステップＳ２４で、グラフィカルインタフェ
ース層がそうすることが可能な場合には、グラフィカル
インタフェース層は要求に従ってオペレーションを実行
する。一方、ユーザが、下位ネットワークからの情報を
求める要求を発生するオプション（例えば、GetLoad）
を選択した場合、ステップＳ２５で、グラフィカルイン
タフェース層内の対応するグラフィカルコンポーネント
が、論理ネットワーク層内でそのグラフィカルコンポー
ネントに対応する論理コンポーネントに対して、その要
求を通知する。
【００７７】ステップＳ２６で、論理コンポーネント
は、その要求に必要な追加関連情報とともに、要求を論
理ネットワークコントローラに送る。すると、ステップ
Ｓ２７で、論理ネットワークコントローラは、その要求
および関連情報を用いて、要求をメッセージに変換す
る。次に、ステップＳ２８で、論理ネットワークコント
ローラは、その新たに変換されたメッセージをネットワ
ークアダプタに送り、ステップＳ２９で、ネットワーク
アダプタはそのメッセージを変換してネットワークに送
る。これに応答して、ステップＳ３０で、ネットワーク
は、要求された情報をネットワークモニタリングツール
に返し、ステップＳ２２でユーザアクションによって発
生した要求に応答して情報がユーザに返される。メッセ
ージテーブルは、下位ネットワークからグラフィカルイ
ンタフェース層への通信中にのみ必要とされる。
は、その要求に必要な追加関連情報とともに、要求を論
理ネットワークコントローラに送る。すると、ステップ
Ｓ２７で、論理ネットワークコントローラは、その要求
および関連情報を用いて、要求をメッセージに変換す
る。次に、ステップＳ２８で、論理ネットワークコント
ローラは、その新たに変換されたメッセージをネットワ
ークアダプタに送り、ステップＳ２９で、ネットワーク
アダプタはそのメッセージを変換してネットワークに送
る。これに応答して、ステップＳ３０で、ネットワーク
は、要求された情報をネットワークモニタリングツール
に返し、ステップＳ２２でユーザアクションによって発
生した要求に応答して情報がユーザに返される。メッセ
ージテーブルは、下位ネットワークからグラフィカルイ
ンタフェース層への通信中にのみ必要とされる。
【００７８】図６に示したグラフィカルインタフェース
層からネットワーク層への上記の通信方法の例におい
て、ユーザが画面を右クリックすると、ユーザは、グラ
フィカルインタフェース層が処理可能な要求を発生する
ことができる。これに応答して、複数のオプションを含
むメニューがポップアップする。ポップアップメニュー
の内容やルックアンドフィールは、下位ネットワークか
らのメッセージがどこで処理されるかということととも
に、アプリケーションによって決定される。メッセージ
は、グラフィカルインタフェース層によって処理される
（例えば、ポップアップメニュー）ことも可能であり、
あるいは、追加情報が必要とされ（例えば、GetLoadや
画面リフレッシュ）論理ネットワークコントローラがそ
のメッセージを処理可能である場合には、論理ネットワ
ークコントローラによって処理されることも可能であ
る。未知のメッセージの場合、メッセージは論理ネット
ワークコントローラによって廃棄され、処理されない。
層からネットワーク層への上記の通信方法の例におい
て、ユーザが画面を右クリックすると、ユーザは、グラ
フィカルインタフェース層が処理可能な要求を発生する
ことができる。これに応答して、複数のオプションを含
むメニューがポップアップする。ポップアップメニュー
の内容やルックアンドフィールは、下位ネットワークか
らのメッセージがどこで処理されるかということととも
に、アプリケーションによって決定される。メッセージ
は、グラフィカルインタフェース層によって処理される
（例えば、ポップアップメニュー）ことも可能であり、
あるいは、追加情報が必要とされ（例えば、GetLoadや
画面リフレッシュ）論理ネットワークコントローラがそ
のメッセージを処理可能である場合には、論理ネットワ
ークコントローラによって処理されることも可能であ
る。未知のメッセージの場合、メッセージは論理ネット
ワークコントローラによって廃棄され、処理されない。
【００７９】上記の例では、ユーザがユーザインタフェ
ースのノードを右クリックし、ポップアップメニューが
生成された後、ユーザは、ポップアップメニュー内のオ
プションを選択する。それに従って、ネットワークから
の情報が必要とされる場合、要求は、グラフィカルコン
ポーネントから論理層内のそれに対応する論理コンポー
ネントに送られる。今の例では、命名されたメッセージ
が論理ネットワークコントローラによって生成されるこ
とが可能であり、論理ネットワークコントローラは、論
理コンポーネントからの追加関連情報とともに要求を受
け取り、その要求をメッセージに変換する。ネットワー
クアダプタは、論理ネットワークコントローラからメッ
セージを受け取り、そのメッセージを下位ネットワーク
に送る。
ースのノードを右クリックし、ポップアップメニューが
生成された後、ユーザは、ポップアップメニュー内のオ
プションを選択する。それに従って、ネットワークから
の情報が必要とされる場合、要求は、グラフィカルコン
ポーネントから論理層内のそれに対応する論理コンポー
ネントに送られる。今の例では、命名されたメッセージ
が論理ネットワークコントローラによって生成されるこ
とが可能であり、論理ネットワークコントローラは、論
理コンポーネントからの追加関連情報とともに要求を受
け取り、その要求をメッセージに変換する。ネットワー
クアダプタは、論理ネットワークコントローラからメッ
セージを受け取り、そのメッセージを下位ネットワーク
に送る。
【００８０】上位方向に送られるメッセージの例とし
て、図７に、上記のイベントエンジンを用いて新たな論
理コンポーネントを作成する方法を示す。最初のステッ
プＳ１で、下位ネットワークが、図５に関してすでに説
明したフォーマットで、新論理コンポーネント作成メッ
セージ（例えば、NewHost）を生成する。図５および図
６に関してすでに説明したように、すべてのメッセージ
はさまざまな方法で処理され、作成メッセージは、下位
ネットワークからのメッセージの一例である。このステ
ップＳ１で、ネットワークアダプタは、下位ネットワー
クから受け取った作成メッセージを、論理ネットワーク
コントローラが理解可能なフォーマットに変換する。ス
テップＳ１は、アクティブネットワークによっても、非
アクティブ（すなわち、従来の）パケットが使用可能で
あるようにＳＮＭＰ問合せによっても、実現可能であ
る。ステップＳ２で、このメッセージ／アプリケーショ
ン名の組合せに対してアプリケーションメッセージハン
ドラがメッセージテーブルに登録されているかどうかを
判断する。登録されていない場合、ステップＳ３で、論
理ネットワークコントローラは、論理ネットワークコン
トローラがそのメッセージを処理できるかどうかを判断
する。処理できない場合、ステップＳ４でプロセスは終
了し、メッセージは廃棄される。
て、図７に、上記のイベントエンジンを用いて新たな論
理コンポーネントを作成する方法を示す。最初のステッ
プＳ１で、下位ネットワークが、図５に関してすでに説
明したフォーマットで、新論理コンポーネント作成メッ
セージ（例えば、NewHost）を生成する。図５および図
６に関してすでに説明したように、すべてのメッセージ
はさまざまな方法で処理され、作成メッセージは、下位
ネットワークからのメッセージの一例である。このステ
ップＳ１で、ネットワークアダプタは、下位ネットワー
クから受け取った作成メッセージを、論理ネットワーク
コントローラが理解可能なフォーマットに変換する。ス
テップＳ１は、アクティブネットワークによっても、非
アクティブ（すなわち、従来の）パケットが使用可能で
あるようにＳＮＭＰ問合せによっても、実現可能であ
る。ステップＳ２で、このメッセージ／アプリケーショ
ン名の組合せに対してアプリケーションメッセージハン
ドラがメッセージテーブルに登録されているかどうかを
判断する。登録されていない場合、ステップＳ３で、論
理ネットワークコントローラは、論理ネットワークコン
トローラがそのメッセージを処理できるかどうかを判断
する。処理できない場合、ステップＳ４でプロセスは終
了し、メッセージは廃棄される。
【００８１】一方、ステップＳ２での判断により、この
メッセージ／アプリケーション名の組合せに対してアプ
リケーションメッセージハンドラが登録されておらず、
ステップＳ３での判断により、メッセージは論理ネット
ワークコントローラにより処理可能である場合、ステッ
プＳ５で、論理ネットワークコントローラが、デフォル
トプロセスとして、新論理コンポーネントの作成を実行
し、その後、ステップＳ６で、論理コンポーネントのリ
ストへの新論理コンポーネントの登録を実行する。
メッセージ／アプリケーション名の組合せに対してアプ
リケーションメッセージハンドラが登録されておらず、
ステップＳ３での判断により、メッセージは論理ネット
ワークコントローラにより処理可能である場合、ステッ
プＳ５で、論理ネットワークコントローラが、デフォル
トプロセスとして、新論理コンポーネントの作成を実行
し、その後、ステップＳ６で、論理コンポーネントのリ
ストへの新論理コンポーネントの登録を実行する。
【００８２】他方、ステップＳ７で、論理ネットワーク
コントローラは、作成メッセージをアプリケーションメ
ッセージハンドラへディスパッチし、その後、ステップ
Ｓ８で、アプリケーションメッセージハンドラは新論理
コンポーネントを作成する。ステップＳ９で、新論理コ
ンポーネントは、アプリケーションメッセージハンドラ
によって、論理ネットワークコントローラに登録される
（すなわち、既存の論理コンポーネントのリストに追加
される）。
コントローラは、作成メッセージをアプリケーションメ
ッセージハンドラへディスパッチし、その後、ステップ
Ｓ８で、アプリケーションメッセージハンドラは新論理
コンポーネントを作成する。ステップＳ９で、新論理コ
ンポーネントは、アプリケーションメッセージハンドラ
によって、論理ネットワークコントローラに登録される
（すなわち、既存の論理コンポーネントのリストに追加
される）。
【００８３】次に、ステップＳ１０で、論理ネットワー
クコントローラは、新たに作成された論理コンポーネン
トについてグラフィカルインタフェース層に通知する。
ステップＳ１１で、新論理コンポーネントのグラフィカ
ル表現が、デフォルト、または、カスタム化されたグラ
フィカルインタフェース層コードのいずれかを用いて、
ＸＭＬ文書での指定に従って作成される。グラフィカル
層コントローラは、グラフィカル層コントローラによっ
て管理されるグラフィカルコンポーネントのリストに、
このグラフィカルコンポーネントを追加する。このよう
に、グラフィカル層コントローラは、この論理コンポー
ネントへのハンドルを有しない。グラフィカル層コント
ローラを用いて、ハンドルは、グラフィカルコンポーネ
ントから論理コンポーネントへ、またはその逆に、渡さ
れる。本発明の好ましい実施例のプロトタイプ実装が、
ＪＤＫ１．２およびＸｗｉｎｇＭＬ１．０を用いて完成
されている。使用されるＸｗｉｎｇＭＬプロセッサによ
って要求されるＸＭＬパーサ６は、Sun Microsystems社
から入手されるＪＡＸＰ ＳＡＸパーサである。全体の
フレームワークのほかに、本発明のプロトタイプは、以
下の共通のメッセージに対するデフォルトメッセージハ
ンドラを組み込んでいる。
クコントローラは、新たに作成された論理コンポーネン
トについてグラフィカルインタフェース層に通知する。
ステップＳ１１で、新論理コンポーネントのグラフィカ
ル表現が、デフォルト、または、カスタム化されたグラ
フィカルインタフェース層コードのいずれかを用いて、
ＸＭＬ文書での指定に従って作成される。グラフィカル
層コントローラは、グラフィカル層コントローラによっ
て管理されるグラフィカルコンポーネントのリストに、
このグラフィカルコンポーネントを追加する。このよう
に、グラフィカル層コントローラは、この論理コンポー
ネントへのハンドルを有しない。グラフィカル層コント
ローラを用いて、ハンドルは、グラフィカルコンポーネ
ントから論理コンポーネントへ、またはその逆に、渡さ
れる。本発明の好ましい実施例のプロトタイプ実装が、
ＪＤＫ１．２およびＸｗｉｎｇＭＬ１．０を用いて完成
されている。使用されるＸｗｉｎｇＭＬプロセッサによ
って要求されるＸＭＬパーサ６は、Sun Microsystems社
から入手されるＪＡＸＰ ＳＡＸパーサである。全体の
フレームワークのほかに、本発明のプロトタイプは、以
下の共通のメッセージに対するデフォルトメッセージハ
ンドラを組み込んでいる。
【００８４】・New Node： ネットワーク５ａへの新た
なノードの追加を示すメッセージがネットワーク５ａか
ら到着すると、本発明の論理ネットワーク層２は、その
ノードタイプに依存して、その論理およびグラフィカル
表現を作成する。現在、ノードの２つのタイプ、すなわ
ち、ルータとホストが、本発明によって区別される。
なノードの追加を示すメッセージがネットワーク５ａか
ら到着すると、本発明の論理ネットワーク層２は、その
ノードタイプに依存して、その論理およびグラフィカル
表現を作成する。現在、ノードの２つのタイプ、すなわ
ち、ルータとホストが、本発明によって区別される。
【００８５】・New Link： ２つのノードの間のリンク
の存在を示すメッセージが到着すると、本発明の好まし
い実施例は、そのリンクに対する論理およびグラフィカ
ル表現を作成する。
の存在を示すメッセージが到着すると、本発明の好まし
い実施例は、そのリンクに対する論理およびグラフィカ
ル表現を作成する。
【００８６】・Node Status： ノードが停止している
ことを示すメッセージが到着すると、本発明の論理ネッ
トワーク層２は、対応するノードおよびそのすべてのリ
ンクに通知する。そのノードが使用されていないことを
示すように、ノードおよびリンクの色が変更される。同
様に、あるノードが再び稼働するようになったという情
報が到着すると、そのノードの色は通常の状態に変更さ
れる。各リンクの色は、そのリンクの両側のエンドノー
ドもまた稼働しているかどうかに依存して変更される。
ことを示すメッセージが到着すると、本発明の論理ネッ
トワーク層２は、対応するノードおよびそのすべてのリ
ンクに通知する。そのノードが使用されていないことを
示すように、ノードおよびリンクの色が変更される。同
様に、あるノードが再び稼働するようになったという情
報が到着すると、そのノードの色は通常の状態に変更さ
れる。各リンクの色は、そのリンクの両側のエンドノー
ドもまた稼働しているかどうかに依存して変更される。
【００８７】・Load： Loadメッセージが到着すると、
本発明は、対応するパラメータを更新し、それに従って
それらを表示する。Loadは、異なるネットワーク要素で
は、また、異なるアプリケーションにおいては、異なっ
て解釈されることも可能である。本発明は、最大負荷の
何パーセントかに基づいて、デフォルト負荷表現を提供
する。
本発明は、対応するパラメータを更新し、それに従って
それらを表示する。Loadは、異なるネットワーク要素で
は、また、異なるアプリケーションにおいては、異なっ
て解釈されることも可能である。本発明は、最大負荷の
何パーセントかに基づいて、デフォルト負荷表現を提供
する。
【００８８】・Packet Trace： 本発明は、パケットト
レースを示す組込みサポートを有する。パケットは、ネ
ットワークを通る間に分割されてマルチキャストをシミ
ュレートすることも可能である。
レースを示す組込みサポートを有する。パケットは、ネ
ットワークを通る間に分割されてマルチキャストをシミ
ュレートすることも可能である。
【００８９】本発明の好ましい実施例の実験バージョン
が、ＡＮＳＷＥＲおよびＪＯＵＲＮＥＹネットワークに
対して実現されている。ＡＮＳＷＥＲは、情報ルーティ
ングシステムに基づくアクティブネットワークである。
基盤ネットワークは、内容プロバイダによって提供され
る内容ディレクトリインデックスによる明示的に指定さ
れたアドレスなしで、内容および問合せパケットをそれ
ぞれの相手側に送るルーティングバックボーンを提供す
る。内容ディレクトリインデックスは、オントロジー構
造の形で提供され、ＡＮＳＷＥＲネットワーク内の隣ど
うしで定期的にルーティング情報を交換することにより
ネットワークコア内に伝搬される。
が、ＡＮＳＷＥＲおよびＪＯＵＲＮＥＹネットワークに
対して実現されている。ＡＮＳＷＥＲは、情報ルーティ
ングシステムに基づくアクティブネットワークである。
基盤ネットワークは、内容プロバイダによって提供され
る内容ディレクトリインデックスによる明示的に指定さ
れたアドレスなしで、内容および問合せパケットをそれ
ぞれの相手側に送るルーティングバックボーンを提供す
る。内容ディレクトリインデックスは、オントロジー構
造の形で提供され、ＡＮＳＷＥＲネットワーク内の隣ど
うしで定期的にルーティング情報を交換することにより
ネットワークコア内に伝搬される。
【００９０】システムをスケーラブルにするため、ＡＮ
ＳＷＥＲバックボーンでは、動的ルーティングツリーを
用いて、内容到達可能情報をローカライズする。問合せ
パケットは、各ノードでインデックス情報に基づいてル
ーティング決定を行うプログラムを含むことが可能であ
る。ＡＮＳＷＥＲは、ＰＬＡＮアクティブネットワーク
パッケージを用いて実現された。
ＳＷＥＲバックボーンでは、動的ルーティングツリーを
用いて、内容到達可能情報をローカライズする。問合せ
パケットは、各ノードでインデックス情報に基づいてル
ーティング決定を行うプログラムを含むことが可能であ
る。ＡＮＳＷＥＲは、ＰＬＡＮアクティブネットワーク
パッケージを用いて実現された。
【００９１】ＡＮＳＷＥＲシステムに対するモニタリン
グツールに関連する例示的な初期化ＸｗｉｎｇＭＬファ
イルが、本発明の好ましい実施例に対して実現された。
前述のように、ＡＮＳＷＥＲは、ネットワークコンポー
ネントを表現するために、論理およびグラフィカルイン
タフェース層において特殊なクラスを使用する。特に、
ノードの３つのタイプ、すなわち、ホスト、ルータおよ
びサーバが、ＡＮＳＷＥＲネットワークでは識別され
る。ＡＮＳＷＥＲのノード分類およびリンクの詳細（例
えば、リンクがルーティングツリーの一部であるかどう
か）を表現するため、ＡＮＳＷＥＲアプリケーションメ
ッセージハンドラは、本発明のデフォルト論理ネットワ
ーク層の"new node"および"new link"ハンドラを上書き
する。ＡＮＳＷＥＲはまた、追加的な特定のモニタリン
グ機能、特に「オントロジーツリー」(ontology tree)
および「ルーティングツリー」(routing tree)を導入す
る。"ontology tree"メッセージは、ＡＮＳＷＥＲノー
ド上のオントロジー構造を表し、したがって、対応する
ノードによって登録／処理されるだけである。"routing
tree"メッセージは、特定のコンポーネントをターゲッ
トとするものではなく、動的ルーティングツリーを正し
く更新するために、ＡＮＳＷＥＲアプリケーションメッ
セージハンドラによって処理される。本発明の論理ネッ
トワーク層２はこれらのメッセージの意味を理解しない
が、それでもなお、本発明の上記のイベント登録・ディ
スパッチフレームワークにより、それらを適切に処理す
る。
グツールに関連する例示的な初期化ＸｗｉｎｇＭＬファ
イルが、本発明の好ましい実施例に対して実現された。
前述のように、ＡＮＳＷＥＲは、ネットワークコンポー
ネントを表現するために、論理およびグラフィカルイン
タフェース層において特殊なクラスを使用する。特に、
ノードの３つのタイプ、すなわち、ホスト、ルータおよ
びサーバが、ＡＮＳＷＥＲネットワークでは識別され
る。ＡＮＳＷＥＲのノード分類およびリンクの詳細（例
えば、リンクがルーティングツリーの一部であるかどう
か）を表現するため、ＡＮＳＷＥＲアプリケーションメ
ッセージハンドラは、本発明のデフォルト論理ネットワ
ーク層の"new node"および"new link"ハンドラを上書き
する。ＡＮＳＷＥＲはまた、追加的な特定のモニタリン
グ機能、特に「オントロジーツリー」(ontology tree)
および「ルーティングツリー」(routing tree)を導入す
る。"ontology tree"メッセージは、ＡＮＳＷＥＲノー
ド上のオントロジー構造を表し、したがって、対応する
ノードによって登録／処理されるだけである。"routing
tree"メッセージは、特定のコンポーネントをターゲッ
トとするものではなく、動的ルーティングツリーを正し
く更新するために、ＡＮＳＷＥＲアプリケーションメッ
セージハンドラによって処理される。本発明の論理ネッ
トワーク層２はこれらのメッセージの意味を理解しない
が、それでもなお、本発明の上記のイベント登録・ディ
スパッチフレームワークにより、それらを適切に処理す
る。
【００９２】もう１つの実験モデルとして、本発明の好
ましい実施例は、ＪＯＵＲＮＥＹネットワークに適用さ
れた。ＪＯＵＲＮＥＹは、マルチキャストＭＰＥＧスト
リームが、リンク条件およびエンドホスト能力に基づい
てネットワーク内でトランスコーディングされるような
アクティブネットワークフレームワークである。しか
し、ＪＯＵＲＮＥＹは従来のＩＰプロトコルを使用す
る。例えば、以下のものには限定されないが、ＪＯＵＲ
ＮＥＹネットワークノードは、低帯域幅のワイヤレスリ
ンクや小型ハンドヘルド装置の場合には自動的にＭＰＥ
Ｇストリームをスケールダウンする（すなわち、より低
いフレームレートあるいはより小さいサイズにする）こ
とが可能である。高速ローカルバックボーンを通じて相
互接続されたトランスコーディングエンジン（通常はコ
ンピュータノード）の群が、各ＪＯＵＲＮＥＹノードに
取り付けられる。アラート(alert)オプションをセット
することによって、ＭＰＥＧフレームを運ぶＩＰパケッ
トは、そのパケットがＪＯＵＲＮＥＹノードを通るとき
に、トランスコーディングエンジンのうちの１つに送ら
れる。そして、動的ネットワークおよびエンドホストの
条件に基づいて、フレームは処理され、ＩＰパケットへ
と再パッケージ化される。こうして、ＪＯＵＲＮＥＹシ
ステムは、さまざまなマルチキャストパスにおけるさま
ざまなＱｏＳ要求に適応する。
ましい実施例は、ＪＯＵＲＮＥＹネットワークに適用さ
れた。ＪＯＵＲＮＥＹは、マルチキャストＭＰＥＧスト
リームが、リンク条件およびエンドホスト能力に基づい
てネットワーク内でトランスコーディングされるような
アクティブネットワークフレームワークである。しか
し、ＪＯＵＲＮＥＹは従来のＩＰプロトコルを使用す
る。例えば、以下のものには限定されないが、ＪＯＵＲ
ＮＥＹネットワークノードは、低帯域幅のワイヤレスリ
ンクや小型ハンドヘルド装置の場合には自動的にＭＰＥ
Ｇストリームをスケールダウンする（すなわち、より低
いフレームレートあるいはより小さいサイズにする）こ
とが可能である。高速ローカルバックボーンを通じて相
互接続されたトランスコーディングエンジン（通常はコ
ンピュータノード）の群が、各ＪＯＵＲＮＥＹノードに
取り付けられる。アラート(alert)オプションをセット
することによって、ＭＰＥＧフレームを運ぶＩＰパケッ
トは、そのパケットがＪＯＵＲＮＥＹノードを通るとき
に、トランスコーディングエンジンのうちの１つに送ら
れる。そして、動的ネットワークおよびエンドホストの
条件に基づいて、フレームは処理され、ＩＰパケットへ
と再パッケージ化される。こうして、ＪＯＵＲＮＥＹシ
ステムは、さまざまなマルチキャストパスにおけるさま
ざまなＱｏＳ要求に適応する。
【００９３】本発明は、ＪＯＵＲＮＥＹシステムのため
のモニタリングツールとして、状態情報（例えば、トラ
ンスコーディングエンジンに対する負荷）、および統計
情報（例えば、各ＪＯＵＲＮＥＹノードにより処理され
たＭＰＥＧパケット数および各パス上のトランスコーデ
ィングの程度）を収集するために適用された。ＪＯＵＲ
ＮＥＹ動的システムでは、上記の情報は、ＪＯＵＲＮＥ
Ｙシステムの最新の状態を反映するように定期的に収集
される。ＪＯＵＲＮＥＹの管理を単純化するため、管理
情報ベース（ＭＩＢ：management information base）
がその情報を収集する。ＳＮＭＰマネージャ機能を有す
るネットワークアダプタが、本発明とＪＯＵＲＮＥＹシ
ステムとをインタフェースする。明示的問合せおよびト
ラップ登録の両方が、ネットワークアダプタによってサ
ポートされる。こうして、モニタリングツールは、モニ
タリング情報を更新するために能動的にＪＯＵＲＮＥＹ
ノードをポーリングするか、あるいは、しきい値条件が
通知される。このようにして、ＪＯＵＲＮＥＹシステム
は、本発明における論理ネットワークコントローラを使
用せずにアプリケーションメッセージハンドラを使用す
ることを実証する。
のモニタリングツールとして、状態情報（例えば、トラ
ンスコーディングエンジンに対する負荷）、および統計
情報（例えば、各ＪＯＵＲＮＥＹノードにより処理され
たＭＰＥＧパケット数および各パス上のトランスコーデ
ィングの程度）を収集するために適用された。ＪＯＵＲ
ＮＥＹ動的システムでは、上記の情報は、ＪＯＵＲＮＥ
Ｙシステムの最新の状態を反映するように定期的に収集
される。ＪＯＵＲＮＥＹの管理を単純化するため、管理
情報ベース（ＭＩＢ：management information base）
がその情報を収集する。ＳＮＭＰマネージャ機能を有す
るネットワークアダプタが、本発明とＪＯＵＲＮＥＹシ
ステムとをインタフェースする。明示的問合せおよびト
ラップ登録の両方が、ネットワークアダプタによってサ
ポートされる。こうして、モニタリングツールは、モニ
タリング情報を更新するために能動的にＪＯＵＲＮＥＹ
ノードをポーリングするか、あるいは、しきい値条件が
通知される。このようにして、ＪＯＵＲＮＥＹシステム
は、本発明における論理ネットワークコントローラを使
用せずにアプリケーションメッセージハンドラを使用す
ることを実証する。
【００９４】
【発明の効果】本発明は、従来技術に比べてさまざまな
利点を有する。例えば、以下のものには限定されない
が、本発明の好ましい実施例は、組込みコア機能はずっ
と少なく、より単純な汎用ユーザインタフェースを有す
る。その結果、本発明は、アプリケーションが、グラフ
ィカルインタフェースのみならず、モニタリング機能を
も拡張しカスタム化するための、拡張可能なフレームワ
ークを有する。こうして、本発明によれば、少なくと
も、新たなタイプのネットワークが、新たなネットワー
クアダプタおよびカスタム化されたメッセージハンドラ
を通じて容易に適応することが可能であるという利点を
有する。
利点を有する。例えば、以下のものには限定されない
が、本発明の好ましい実施例は、組込みコア機能はずっ
と少なく、より単純な汎用ユーザインタフェースを有す
る。その結果、本発明は、アプリケーションが、グラフ
ィカルインタフェースのみならず、モニタリング機能を
も拡張しカスタム化するための、拡張可能なフレームワ
ークを有する。こうして、本発明によれば、少なくと
も、新たなタイプのネットワークが、新たなネットワー
クアダプタおよびカスタム化されたメッセージハンドラ
を通じて容易に適応することが可能であるという利点を
有する。
【００９５】もう１つの利点として、本発明の好ましい
実施例は、より汎用的なアーキテクチャを有し、機能拡
張および多様なネットワークへの適応に関して、非常に
高いフレキシビリティを提供する。
実施例は、より汎用的なアーキテクチャを有し、機能拡
張および多様なネットワークへの適応に関して、非常に
高いフレキシビリティを提供する。
【００９６】本発明の好ましい実施例による汎用モニタ
リングツールは、豊富な基本機能のセットを含み、新た
な機能に対する容易な拡張メカニズムを提供するフレキ
シブルなアーキテクチャを有する。本発明の好ましい実
施例は、ネットワーク依存およびアプリケーション依存
のコンポーネントを、システムコアから分離する。シス
テムコアは、レイヤ化された構造の形でモニタリングツ
ールに含まれる。
リングツールは、豊富な基本機能のセットを含み、新た
な機能に対する容易な拡張メカニズムを提供するフレキ
シブルなアーキテクチャを有する。本発明の好ましい実
施例は、ネットワーク依存およびアプリケーション依存
のコンポーネントを、システムコアから分離する。シス
テムコアは、レイヤ化された構造の形でモニタリングツ
ールに含まれる。
【００９７】本発明は、従来技術のモニタリングツール
においては不可能な、アプリケーションによるカスタム
化を可能にするという利点を有する。例えば、各アプリ
ケーションは、その固有の要求に基づいてカスタム化が
可能である。テーブルを用いて、本発明の汎用モニタリ
ングツールは、アプリケーションメッセージハンドラへ
のルーティングを提供する。
においては不可能な、アプリケーションによるカスタム
化を可能にするという利点を有する。例えば、各アプリ
ケーションは、その固有の要求に基づいてカスタム化が
可能である。テーブルを用いて、本発明の汎用モニタリ
ングツールは、アプリケーションメッセージハンドラへ
のルーティングを提供する。
【００９８】当業者には明らかなように、本発明の技術
思想および技術的範囲を離れることなく、上記の本発明
の好ましい実施例に対するさまざまな変形が可能であ
る。したがって、本発明は、特許請求の範囲の技術的範
囲およびその均等物と整合する本発明のすべての変形を
包含する。
思想および技術的範囲を離れることなく、上記の本発明
の好ましい実施例に対するさまざまな変形が可能であ
る。したがって、本発明は、特許請求の範囲の技術的範
囲およびその均等物と整合する本発明のすべての変形を
包含する。
【図１】本発明の好ましい実施例によるシステムアーキ
テクチャを示す図である。
テクチャを示す図である。
【図２】本発明の好ましい実施例によるネットワークか
らのメッセージを処理するシステムを示す図である。
らのメッセージを処理するシステムを示す図である。
【図３】本発明の好ましい実施例による例示的なＸＭＬ
カスタム化ファイルを示す図である。
カスタム化ファイルを示す図である。
【図４】本発明の好ましい実施例によるグラフィカルイ
ンタフェース層におけるユーザインタフェースの出力を
示す図である。
ンタフェース層におけるユーザインタフェースの出力を
示す図である。
【図５】本発明の好ましい実施例による上位方向のメッ
セージに対するネットワーク管理の方法を示す図であ
る。
セージに対するネットワーク管理の方法を示す図であ
る。
【図６】本発明の好ましい実施例による下位方向のメッ
セージに対するネットワーク管理の方法を示す図であ
る。
セージに対するネットワーク管理の方法を示す図であ
る。
【図７】本発明の好ましい実施例による論理コンポーネ
ントを作成する方法を示す図である。
ントを作成する方法を示す図である。
１ グラフィカルインタフェース層
２ 論理ネットワーク層
３ ネットワークアダプタ層
４ ネットワークアダプタ
５ アクティブネットワーク
６ ＸｗｉｎｇＭＬパーサ（ＸＭＬパーサ）
７ アプリケーション（イベント処理モジュール）
８ａ コントローラ（一般ＧＵＩ）
８ｂ コントローラ（カスタムＧＵＩ）
９ ＸＭＬファイル（ＸＭＬ文書）
１０ イベントリスナ
１１ 論理ネットワークコントローラ
１２ アプリケーションメッセージハンドラ
１４ グラフィカル層コントローラ（ＧＬＣ）
１６ ルータ
１７ リンク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 スマシィ・ゴパル
アメリカ合衆国，ニュージャージー
08540 プリンストン，４ インディペン
デンス ウエイ，エヌ・イー・シー・ユ
ー・エス・エー インク内
Ｆターム(参考） 5B042 GA12 HH30 MC09 MC22 MC28
NN04 NN09
5B098 AA09 GC16 JJ07 JJ09
Claims (38)
- 【請求項１】 ネットワークをモニタリングするシステ
ムにおいて、 当該システムの論理ビューを表示しユーザインタラクシ
ョンを処理するグラフィカルインタフェース層と、 前記ネットワークを論理的に表現し汎用プラットフォー
ムを通じてカスタム化可能なアプリケーションモジュー
ルを統合する論理ネットワーク層と、 前記ネットワークのための管理メッセージを生成し前記
ネットワークからのメッセージを前記論理ネットワーク
層のために変換するネットワークアダプタ層とを有し、 前記論理ネットワーク層は、前記ネットワークアダプタ
層と前記グラフィカルインタフェース層との間に位置す
ることを特徴とするネットワークモニタリングシステ
ム。 - 【請求項２】 前記ネットワークは、ネットワークノー
ドでサービス機能を呼び出すプログラマブルパケットを
含むアクティブネットワークおよび従来型ネットワーク
のうちいずれかを含むことを特徴とする請求項１記載の
システム。 - 【請求項３】 前記論理ネットワーク層は、 前記ネットワークのエンティティの複数の論理表現と、 前記論理ネットワーク層を制御する論理ネットワークコ
ントローラと、 を有することを特徴とする請求項１記載のシステム。 - 【請求項４】 前記複数の論理表現のそれぞれは、次の
４つの論理コンポーネント、すなわち、 ネットワークノードを表すノードと、 前記ノードのネットワークインタフェースを表すポート
と、 少なくとも２つのポートの間の物理リンクおよび仮想リ
ンクのいずれかを表すリンクと、 データパケットを表す論理パケットと、のうちの１つか
らなることを特徴とする請求項３記載のシステム。 - 【請求項５】 前記論理表現のそれぞれは、 前記グラフィカルインタフェース層内の対応するグラフ
ィカルコンポーネントへのハンドルと、 前記論理ネットワーク層へのハンドルと、 前記論理コンポーネントのうちの１つの論理コンポーネ
ントの状態を示すフラグと、 前記１つの論理コンポーネントに関連する統計を記録す
る少なくとも１つのゲージパラメータと、 前記論理ネットワークコントローラから受信されるイベ
ントおよびメッセージを処理するイベントハンドラと、 を有することを特徴とする請求項４記載のシステム。 - 【請求項６】 前記ポートは前記ノードへのハンドルを
有し、 前記リンクは前記リンクによって接続される対応するポ
ートへの複数のハンドルを有する、 ことを特徴とする請求項５記載のシステム。 - 【請求項７】 前記論理コンポーネントは、前記論理コ
ンポーネント間の相互依存性を指定するために前記論理
ネットワークコントローラにより実行されるイベント登
録・ディスパッチによって相互接続されることを特徴と
する請求項４記載のシステム。 - 【請求項８】 前記論理パケットは、前記論理パケット
のトレースが少なくとも２つのノードとは独立となるよ
うに、少なくとも２つのネットワークノードの間で交換
されるデータを表し、前記少なくとも２つのノードは前
記論理パケットの一時的状態を管理しないことを特徴と
する請求項４記載のシステム。 - 【請求項９】 前記データパケットのためのすべてのメ
ッセージは前記論理パケットに送られ、前記論理パケッ
トは、更新動作を実行し、特定のグラフィカルコンポー
ネントを制御することにより通過パスを表示することを
特徴とする請求項８記載のシステム。 - 【請求項１０】 前記論理ネットワークコントローラ
は、メッセージのためのイベント登録・ディスパッチエ
ンジンを有し、該エンジンは、メッセージを、対応する
アプリケーションメッセージハンドラにマップするよう
に設定されたメッセージテーブルを有することを特徴と
する請求項３記載のシステム。 - 【請求項１１】 前記メッセージテーブルは、メッセー
ジ名、前記メッセージの発信元、および、アプリケーシ
ョン名を含み、 前記メッセージの前記発信元は、複数の発信元を表すシ
ンボルであることが可能であることを特徴とする請求項
１０記載のシステム。 - 【請求項１２】 前記論理表現を拡張しカスタム化する
とともに、処理されるべきメッセージを前記論理ネット
ワークコントローラに登録するアプリケーションメッセ
ージハンドラをさらに有することを特徴とする請求項１
０記載のシステム。 - 【請求項１３】 前記論理ネットワークコントローラが
前記メッセージテーブルを通じて前記ネットワークアダ
プタ層からの到着メッセージを制御するように、前記論
理コンポーネントおよび前記アプリケーションメッセー
ジハンドラのうちの少なくとも１つが、処理されるべき
メッセージを前記論理ネットワークコントローラに登録
することを特徴とする請求項１２記載のシステム。 - 【請求項１４】 前記論理ネットワークコントローラ
は、 前記論理ネットワークコントローラに登録されていない
メッセージをアプリケーションメッセージハンドラによ
って処理するデフォルトメッセージハンドラと、 イベントをカプセル化して前記グラフィカルインタフェ
ース層から前記ネットワークアダプタ層へ送信するとと
もに、メッセージを解析して前記ネットワークアダプタ
層から前記論理コンポーネントへディスパッチする、前
記ネットワークアダプタ層とのインタフェースと、 をさらに有することを特徴とする請求項１０記載のシス
テム。 - 【請求項１５】 前記グラフィカルインタフェース層
は、前記グラフィカルインタフェース層および複数のグ
ラフィカルコンポーネントを管理するグラフィカル層コ
ントローラを有することを特徴とする請求項１記載のシ
ステム。 - 【請求項１６】 前記グラフィカル層コントローラは、
データの解析および表示を開始するために初期化を実行
し、グラフィカルコンポーネントのルックアンドフィー
ルを提示し、ユーザインタフェースイベントを管理する
ことを特徴とする請求項１５記載のシステム。 - 【請求項１７】 前記グラフィカルコンポーネントはす
べて、前記論理ネットワーク層内に対応する論理コンポ
ーネントを有し、対応する前記グラフィカルコンポーネ
ントの外観が、前記論理ネットワーク層内の前記論理コ
ンポーネントの状態に従って更新されることを特徴とす
る請求項１６記載のシステム。 - 【請求項１８】 前記グラフィカルインタフェース層
は、ＸＭＬ文書に基づいてグラフィカルユーザインタフ
ェースを構築するようにカスタム化可能であることを特
徴とする請求項１記載のシステム。 - 【請求項１９】 前記ネットワークアダプタ層は、前記
論理ネットワーク層とアクティブネットワークの間に接
続されたネットワークアダプタを有することを特徴とす
る請求項１記載のシステム。 - 【請求項２０】 前記ネットワークアダプタは、第１の
方向において、前記ネットワークから受信されるパケッ
トを解析し、前記パケットを、前記論理ネットワーク層
が理解可能なメッセージに変換し、第２の方向におい
て、前記論理ネットワーク層からの要求を変換し、前記
要求を前記ネットワーク内のターゲットへ送信すること
を特徴とする請求項１９記載のシステム。 - 【請求項２１】 前記ネットワークアダプタは、特定の
アクティブプログラムを選択することによって、前記論
理ネットワーク層から要求されたモニタリング機能を実
行し、前記モニタリング機能は、前記ネットワークアダ
プタから送信されるアクティブパケットをプログラムす
ることによってカスタム化可能であり、要求されるフォ
ーマットは、前記ネットワークから送信される前記アク
ティブパケット内に直接コードされることを特徴とする
請求項１９記載のシステム。 - 【請求項２２】 前記ネットワークアダプタ層は、従来
型ネットワークをモニタするＳＮＭＰ管理インタフェー
スをサポートするネットワークアダプタを有することを
特徴とする請求項１記載のシステム。 - 【請求項２３】 アプリケーション固有コンポーネント
を作成するアプリケーションメッセージハンドラをさら
に有し、 前記アプリケーション固有コンポーネントは、アプリケ
ーション固有のネットワークコンポーネントに対応する
ことを特徴とする請求項１記載のシステム。 - 【請求項２４】 前記アプリケーション固有コンポーネ
ントは、アプリケーションによって指定されるＸＭＬフ
ァイルに従って作成されることを特徴とする請求項２３
記載のシステム。 - 【請求項２５】 前記管理メッセージは、アクティブネ
ットワークのためのアクティブメッセージ、および、従
来型ネットワークのためのＳＮＭＰメッセージのうちの
いずれかを含むことを特徴とする請求項１記載のシステ
ム。 - 【請求項２６】 前記メッセージは、前記メッセージの
名称、前記メッセージが関連づけられるアプリケーショ
ンの名称、前記メッセージの発信元、および、前記メッ
セージのタイプに基づくデータを含むことを特徴とする
請求項１０記載のシステム。 - 【請求項２７】 ネットワークをモニタリングする方法
において、 （ａ）ネットワークからメッセージを受け取るステップ
と、 （ｂ）論理ネットワーク層を通じて前記メッセージを処
理するステップと、 （ｃ）前記メッセージの前記処理についてグラフィカル
インタフェース層に通知するステップと、 （ｄ）前記通知するステップに従って前記グラフィカル
インタフェース層でグラフィカルオペレーションを実行
するステップと、 を有することを特徴とするネットワークモニタリング方
法。 - 【請求項２８】 前記ステップ（ｂ）は、 （ｂ．１）前記メッセージからの情報を、アプリケーシ
ョンメッセージハンドラが前記メッセージを処理する能
力を示すメッセージテーブル内のデータと比較するステ
ップと、 （ｂ．２）前記比較するステップの結果に基づいて、前
記アプリケーションメッセージハンドラおよび論理ネッ
トワークコントローラのうちのいずれかで、前記メッセ
ージを処理するステップと、 （ｂ．３）前記アプリケーションメッセージハンドラお
よび論理ネットワークコントローラのうちのいずれかで
前記メッセージを処理する前記ステップで前記メッセー
ジを処理することができない場合、前記メッセージを廃
棄するステップと、 を有することを特徴とする請求項２７記載の方法。 - 【請求項２９】 前記ステップ（ｂ）は、新たな論理コ
ンポーネントを作成し登録するステップを含むことを特
徴とする請求項２７記載の方法。 - 【請求項３０】 前記作成し登録するステップは、 論理ネットワークコントローラからアプリケーションメ
ッセージハンドラへメッセージをディスパッチするステ
ップと、 前記アプリケーションメッセージハンドラが新たな論理
コンポーネントを作成するステップと、 前記新たな論理コンポーネントを、前記論理ネットワー
クコントローラ内の既存の論理コンポーネントのリスト
に登録するステップと、 を有することを特徴とする請求項２９記載の方法。 - 【請求項３１】 前記作成し登録するステップは、 前記論理ネットワークコントローラが、前記論理ネット
ワーク層で新たな論理コンポーネントを作成するステッ
プと、 前記新たな論理コンポーネントを、前記論理ネットワー
クコントローラ内の既存の論理コンポーネントのリスト
に登録するステップと、 を有することを特徴とする請求項２９記載の方法。 - 【請求項３２】 ネットワークアダプタで、前記ネット
ワークからの前記メッセージを前記論理ネットワーク層
に理解されるフォーマットに変換するステップと、 前記理解されるメッセージを、前記論理ネットワーク層
内の論理ネットワークコントローラへ送信するステップ
と、 をさらに有することを特徴とする請求項２７記載の方
法。 - 【請求項３３】 前記論理ネットワークコントローラ
で、前記理解されるメッセージに従って、前記グラフィ
カルインタフェース層内に出力を生成するステップをさ
らに有し、 前記出力は、前記論理ネットワークコントローラからの
命令に従って生成されることを特徴とする請求項３２記
載の方法。 - 【請求項３４】 前記ネットワークのモニタリングツー
ルのカスタム化を実行するように、初期化ファイルが、
ユーザインタフェースのコンポーネント、イベントモデ
ルおよびアプリケーションモジュールを記述することを
特徴とする請求項２７記載の方法。 - 【請求項３５】 ネットワークをモニタリングする方法
において、 （ａ）グラフィカルインタフェース層で要求を生成する
ステップと、 （ｂ）前記要求を満たすオペレーションが前記グラフィ
カルインタフェース層で実行可能であるかどうかを判断
するステップと、 （ｃ）前記判断するステップの結果に基づいて、前記オ
ペレーションを、（ｉ）前記グラフィカルインタフェー
ス層のみ、および、（ｉｉ）前記グラフィカルインタフ
ェース層および複数の下位層、のいずれかで実行するス
テップと、 を有することを特徴とするネットワークモニタリング方
法。 - 【請求項３６】 前記ステップ（ｃ）は、 （ｃ．１）前記グラフィカルインタフェース層が、前記
要求を論理ネットワークコントローラに送信するステッ
プと、 （ｃ．２）前記論理ネットワークコントローラが、前記
要求をメッセージに変換し、該メッセージをネットワー
クアダプタに送信するステップと、 （ｃ．３）前記ネットワークアダプタが、前記メッセー
ジを、前記ネットワークが読むことができるフォーマッ
トに変換し、該変換されたメッセージを前記ネットワー
クに送信するステップと、 （ｃ．４）前記ネットワークアダプタが、前記要求に従
って前記ネットワークから情報を受信するステップと、 を有することを特徴とする請求項３５記載の方法。 - 【請求項３７】 前記グラフィカルインタフェース層内
のグラフィカルコンポーネントが、前記要求について、
論理ネットワーク層内の対応する論理コンポーネントに
通知し、前記要求を前記論理ネットワークコントローラ
に送信するステップをさらに有することを特徴とする請
求項３５記載の方法。 - 【請求項３８】 前記要求は、前記グラフィカルインタ
フェース層のユーザインタフェースで実行されるユーザ
アクションに従って生成されることを特徴とする請求項
３５記載の方法。
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ID=25471588
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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