JP2003066679A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003066679A
JP2003066679A JP2001255705A JP2001255705A JP2003066679A JP 2003066679 A JP2003066679 A JP 2003066679A JP 2001255705 A JP2001255705 A JP 2001255705A JP 2001255705 A JP2001255705 A JP 2001255705A JP 2003066679 A JP2003066679 A JP 2003066679A
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photoconductor
image
image forming
forming apparatus
yellow
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JP2001255705A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kusuda
宏 楠田
Yukitaka Mutou
幸貴 武藤
Tomokazu Maki
知一 真木
Masaya Shimada
雅也 嶋田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の各色感光体ドラムの位相合わ
せを短時間で行う。 【解決手段】 各色トナー像に対応した静電潜像が形成
される感光体ドラム1a,1b,1c,1dに当接可能
に設けられて感光体ドラム1a,1b,1c,1d上に
現像された各色トナー像が相互に重ね合わせ転写される
中間転写ベルト8と、感光体ドラム1a,1b,1c,
1dを回転させる感光体駆動ギアと、感光体ドラム1
a,1b,1c,1dおよび感光体駆動ギアとともに回
転するカム15と、カム15の回転により周期的に変位
する従節部17と、従節部17の変位位置を検出するセ
ンサ18とを有し、センサ18に検出された従節部17
の変位位置を基準として予め設定された位相合わせ用の
回転角だけ感光体ドラム1a,1b,1c,1dを回転
させて複数の感光体ドラム相互間の位相合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端の中間転写体
を有する電子写真方式の画像形成装置に関し、特にカラ
ー画像形成装置における色ずれの防止に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採用した画像形成
装置においては、像担持体である感光体を帯電器により
帯電し、帯電された感光体に画像情報に応じた光照射を
行って潜像を形成し、この潜像を現像器によって現像
し、現像されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形
成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化に伴って、上述の各
画像形成プロセスが実行される画像形成ステーションを
複数備え、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好まし
くはブラック像の各色トナー像をそれぞれの感光体に形
成し、各感光体の転写位置において無端状の中間転写体
にこれらのトナー像を重ね合わせて転写することにより
フルカラー画像を形成するタンデム方式のカラー画像形
成装置も提案されている。
【0004】このようなタンデム方式のカラー画像形成
装置は各色ごとにそれぞれの画像形成部を有するため、
高速化に有利である。
【0005】図4は従来の画像形成装置における駆動ロ
ーラ、感光体および感光体ピッチの関係を示す説明図で
ある。中間転写体を周回動させる駆動ローラは偏心しな
がら回転するので、必然的に中間転写体には速度むらが
発生する。
【0006】そこで、図4において、駆動ローラの外径
1と感光体のピッチLとにL=πD1との関係を、感光
体の外径D2と感光体のピッチLとにL=πD2との関係
を持たせることにより、中間転写体の速度変動パターン
における各色感光体から中間転写体へのトナー像の転写
タイミングを一致させる位相合わせを行い、各色感光体
から中間転写体に重ね転写される各色トナー像間の色ず
れを最小限に抑制していた。
【0007】これによれば、装置の小型化を図るために
感光体のピッチを狭くすると感光体の外径D2も応じて
小さくなるが、たいていはL=πD2の関係がこわれ、
L<πD2となってしまう。すると、前述した各色感光
体間の位相が合わなくなり、色ずれが発生することとな
る。
【0008】そこで、感光体の狭ピッチ化を図りつつ位
相を合わせて色ずれを防止するために、センサを用いて
色ずれ量を測定し、各色感光体を回転駆動させる駆動モ
ータを制御して個別に位相補正を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな技術では位相合わせに時間がかかるため、印字開始
までの待機時間が長くなり、快適な操作性が阻害され
る。
【0010】そこで、本発明は、各色感光体の位相合わ
せを短時間で行うことのできる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、回転中心軸が相互に平行
になるように一列に配置されて周方向に回転し、各色ト
ナー像に対応した静電潜像がそれぞれ形成される複数の
感光体と、感光体に当接可能に設けられるとともに複数
のローラに調帯支持されて周回動し、感光体上に現像さ
れた各色トナー像が相互に重ね合わせ転写されてカラー
トナー像が形成される無端状の中間転写体と、感光体の
回転軸上にそれぞれ取り付けられ、駆動モータの回転力
が伝達されて感光体を回転させる感光体駆動ギアと、感
光体の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、感光体および
感光体駆動ギアとともに回転するカムと、それぞれのカ
ムに対応して設けられ、カムの回転により周期的に変位
する従節部と、それぞれの従節部に対応して設けられ、
従節部の変位位置を検出するセンサとを有し、センサに
検出された従節部の変位位置を基準として予め設定され
た位相合わせ用の回転角だけ感光体を回転させて複数の
感光体相互間の位相合わせを行うようにしたものであ
る。
【0012】このように、感光体の回転角を制御して位
相合わせを行っているので、各色感光体の位相合わせを
短時間で行うことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転中心軸が相互に平行になるように一列に配置さ
れて周方向に回転し、各色トナー像に対応した静電潜像
がそれぞれ形成される複数の感光体と、感光体に当接可
能に設けられるとともに複数のローラに調帯支持されて
周回動し、感光体上に現像された各色トナー像が相互に
重ね合わせ転写されてカラートナー像が形成される無端
状の中間転写体と、感光体の回転軸上にそれぞれ取り付
けられ、駆動モータの回転力が伝達されて感光体を回転
させる感光体駆動ギアと、感光体の回転軸上にそれぞれ
取り付けられ、感光体および感光体駆動ギアとともに回
転するカムと、それぞれのカムに対応して設けられ、カ
ムの回転により周期的に変位する従節部と、それぞれの
従節部に対応して設けられ、従節部の変位位置を検出す
るセンサとを有し、センサに検出された従節部の変位位
置を基準として予め設定された位相合わせ用の回転角だ
け感光体を回転させて複数の感光体相互間の位相合わせ
を行う画像形成装置であり、感光体の回転角を制御して
位相合わせを行っているので、各色感光体の位相合わせ
を短時間で行うことが可能になるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、印字動作終了後におけるカムの
停止位置は、当該カムが従節部を変位させる直前である
画像形成装置であり、位相合わせを開始すると直ちに従
節部が変位することになるので、各色感光体の位相合わ
せをさらに短時間で行うことが可能になるという作用を
有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、イエロー、マゼンタお
よびシアンのトナー像が形成される感光体が第1の駆動
モータで、ブラックのトナー像が形成される感光体が第
2の駆動モータでそれぞれ回転駆動され、イエロー、マ
ゼンタまたはシアンのトナー像が形成される感光体とブ
ラックのトナー像が形成される感光体相互間の位相合わ
せを行う画像形成装置であり、感光体の回転角を制御し
て位相合わせを行っているので、各色感光体の位相合わ
せを短時間で行うことが可能になるという作用を有す
る。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、イエロー、マゼンタ、
シアンおよびブラックのトナー像が形成される感光体が
相互に異なる駆動モータで回転駆動され、イエロー、マ
ゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が形成される
感光体相互間の位相合わせを行う画像形成装置であり、
感光体の回転角を制御して位相合わせを行っているの
で、各色感光体の位相合わせを短時間で行うことが可能
になるという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を用いて説明する。なお、これらの図面において
同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複し
た説明は省略されている。
【0018】図1は本発明の一実施の形態による画像形
成装置の構成を示す説明図、図2は図1の画像形成装置
における一部の感光体駆動ギアの位置関係を示す説明
図、図3は図2の感光体駆動ギアにおける位相合わせの
プロセスを示す説明図である。
【0019】図1に示すように、本実施の形態の画像形
成装置は、4つの画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdが配置されており、各画像形成ステーションP
a,Pb,Pc,Pdは、周方向に回転する感光体ドラ
ム(感光体)1a,1b,1c,1dを像担持体として
有している。この感光体ドラム1a,1b,1c,1d
は、その回転中心軸が相互に平行になるように一列に配
置されている。
【0020】感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周
囲には、各感光体ドラム1a,1b,1c,1dの表面
を一様に所定の電位に帯電させる帯電手段3a,3b,
3c,3d、帯電された感光体ドラム1a,1b,1
c,1d上に特定色の画像データに対応した露光光線4
K,4C,4M,4Yを照射して静電潜像を形成する露
光手段4、感光体ドラム1a,1b,1c,1d上に形
成された静電潜像を顕像化してトナー像を形成する現像
手段5a,5b,5c,5d、駆動ローラ9aおよび従
動ローラ9bに調帯支持されて感光体ドラム1a,1
b,1c,1d上に顕像化された各色トナー像が相互に
重ね合わせ転写されてカラートナー像が形成される無端
状の中間転写ベルト(中間転写体)8、この中間転写ベ
ルト8にトナー像を転写する転写手段6a,6b,6
c,6d、感光体ドラム1a,1b,1c,1dから中
間転写ベルト8にトナー像を転写した後に感光体ドラム
1a,1b,1c,1dに残っている残留トナーを除去
するクリーニング手段7a,7b,7c,7dがそれぞ
れ配置されている。
【0021】ここで、感光体ドラム1a,1b,1c,
1dに当接可能に設けられた中間転写ベルト8は、図示
する場合においては、駆動ローラ9aにより矢印A方向
へ回動する。なお、画像形成ステーションPa,Pb,
Pc,Pdでは、それぞれブラック画像、シアン画像、
マゼンタ画像、イエロー画像が形成される。そして、感
光体ドラム1a,1b,1c,1dに形成された各色の
単色画像が中間転写ベルト8上に順次重ね転写されてフ
ルカラー画像が形成される。ここで、画像はイエロー画
像、マゼンタ画像、シアン画像、ブラック画像の順に形
成され、したがって、中間転写ベルト8上には最初にイ
エロー画像が転写され、このイエロー画像に対してマゼ
ンタ画像、シアン画像、ブラック画像が順次重ね転写さ
れる。
【0022】装置の下部には、印字用紙などのシート材
11が収納された給紙カセット12が設けられている。
そして、シート材11は、給紙ローラ10により給紙カ
セット12から1枚ずつ用紙搬送路に送り出される。
【0023】用紙搬送路上には、中間転写ベルト8の外
周面と所定量にわたって接触し、この中間転写ベルト8
上に形成されたカラー画像をシート材11に転写するシ
ート材転写ローラ13、シート材11上に転写されたカ
ラー画像をローラの狭持回転に伴う圧力と熱とによって
シート材11に定着する定着器14が配置されている。
【0024】このような構成の画像形成装置において、
先ず画像形成ステーションPdの帯電手段3dおよび露
光手段4により感光体ドラム1d上に画像情報のイエロ
ー成分色の潜像が形成される。この潜像はイエロートナ
ーを有する現像手段5dによりイエロートナー像として
可視像化され、転写手段6dにより中間転写ベルト8上
にイエロートナー像として転写される。
【0025】一方、イエロートナー像が中間転写ベルト
8に転写されている間に、画像形成ステーションPcで
はマゼンタ成分色の潜像が形成され、続いて現像手段5
cでマゼンタトナーによるマゼンタトナー像が顕像化さ
れる。そして、先の画像形成ステーションPdでイエロ
ートナー像の転写が終了した中間転写ベルト8にマゼン
タトナー像が画像形成ステーションPcの転写手段6c
にて転写され、イエロートナー像と重ね合わされる。
【0026】以下、シアントナー像、ブラックトナー像
についても同様にして画像形成が行われ、中間転写ベル
ト8に4色のトナー像の重ね合わせが終了すると、給紙
ローラ10により給紙カセット12から給紙されたシー
ト材11上にシート材転写ローラ13によって4色のト
ナー像が一括転写される。そして、転写されたトナー像
は定着器14でシート材11に加熱定着され、このシー
ト材11上にフルカラー画像が形成される。
【0027】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム1a,1b,1c,1dはクリーニング手段7a,
7b,7c,7dで残留トナーが除去され、引き続き行
われる次の像形成に備えられる。
【0028】このような画像形成装置において、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンのトナー像が形成される感光
体ドラム1b,1c,1dは組立段階で既に位相合わせ
が行われた上で相互にギア結合されて共通の第1の駆動
モータ(図示せず)で回転駆動されるようになってい
る。また、ブラックのトナー像が形成される感光体ドラ
ム1aは第2の駆動モータ(図示せず)で回転駆動され
るようになっている。
【0029】なお、位相合わせは、色ずれを補正するこ
とによって、感光体ドラム1b,1c,1dの振れ成分
の位相を合わせることによって、あるいは後述する感光
体駆動ギアの振れ成分の位相を合わせることによって、
行うことができる。但し、これらを適宜併用して行うこ
ともでき、さらにこれら以外の方法によって行うことも
できる。
【0030】そして、感光体ドラム1b,1c,1dに
は、第1の駆動モータの回転力が伝達されて感光体ドラ
ム1b,1c,1dを回転させる感光体駆動ギアが感光
体ドラム1b,1c,1dの回転軸上に取り付けられて
いる。また、感光体ドラム1aには、第2の駆動モータ
の回転力が伝達されて感光体ドラム1aを回転させる感
光体駆動ギアが感光体ドラム1aの回転軸上に取り付け
られている。
【0031】したがって、イエロー、マゼンタおよびシ
アンのトナー像が形成される感光体ドラム1b,1c,
1d相互間では位相ずれが生じることはないが、これら
の感光体ドラム1b,1c,1dとブラックのトナー像
が形成される感光体ドラム1aとの間では、相互に別々
の駆動モータで駆動されるために、あるはブラックだけ
の印字を行うために感光体ドラム1aのみが回転駆動さ
れるために、位相ずれが発生する。
【0032】ここで、図2において、シアンおよびブラ
ックのトナー像が形成される感光体ドラム1a,1bは
所定のピッチLで配置されている。そして、これらの感
光体ドラム1a,1bに取り付けられた感光体駆動ギア
2a,2bには、感光体ドラム1a,1bおよび感光体
駆動ギア2a,2bとともに回転するカム15が感光体
ドラム1a,1bの回転軸上にそれぞれ取り付けられて
いる。
【0033】したがって、感光体ドラム1b,1c,1
dと感光体ドラム1aとの位相ずれは、感光体ドラム1
bと感光体ドラム1aとの位相を合わせることによって
補正される。そして、本実施の形態においては、図2に
示すカム15の位置関係において位相が合うようになっ
ている。なお、図2において、以下の説明の便宜上、位
置関係を明瞭にするためのマーキング16が表されてい
るが、このマーキング16は設けられていなくてもよ
い。
【0034】なお、位相合わせは、イエローのトナー像
が形成される感光体ドラム1dとブラックのトナー像が
形成される感光体ドラム1aとの位相を合わせることに
より、またはマゼンタのトナー像が形成される感光体ド
ラム1cとブラックのトナー像が形成される感光体ドラ
ム1aとの位相を合わせることにより行ってもよい。
【0035】また、イエロー、マゼンタ、シアンおよび
ブラックのトナー像が形成される感光体ドラム1a,1
b,1c,1dが相互に異なる駆動モータで独立に回転
駆動されるような画像形成装置とすることもできるが、
この場合には、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラ
ックのトナー像が形成される感光体ドラム1a,1b,
1c,1d相互間の位相合わせを行うようにする。
【0036】さて、図2において、シアンおよびブラッ
クのトナー像が形成される感光体ドラム1a,1bは所
定のピッチLで配置されている。そして、これらの感光
体ドラム1a,1bに取り付けられた感光体駆動ギア2
a,2bには、感光体ドラム1a,1bおよび感光体駆
動ギア2a,2bとともに回転するカム15が感光体ド
ラム1a,1bの回転軸上にそれぞれ取り付けられてい
る。なお、イエローおよびマゼンタのトナー像が形成さ
れる感光体ドラム1c,1dも同様な構成になっている
が、ここでの図示は省略されている。
【0037】そして、図3に示すように、カム15の回
転により周期的に変位する従節部17と、この従節部1
7の変位位置を検出するフォトセンサ(センサ)18と
が設けられている。なお、従節部17の変位位置を検出
できるならば、フォトセンサ18以外のセンサを用いる
ことができる。
【0038】このような構成において、本実施の形態で
は、フォトセンサ18に検出された従節部17の変位位
置を基準として感光体ドラム1a,1bの回転角を制御
して位相合わせを行っている。
【0039】すなわち、図3(a)は、印字動作終了後
を示している。ここでのカム15の停止位置は、当該カ
ム15が従節部17を変位させる直前となっている。但
し、このような直前位置ではなくてもよい。
【0040】この状態から、位相合わせを行うには、図
3(b)に示すように、感光体駆動ギア2a,2bによ
り感光体ドラム1a,1bをそれぞれ回転させる。する
と、回転に伴ってカム15も回転を開始して従節部17
が変位し、この変位した従節部17の一部がフォトセン
サ18の投光部と受光部(何れも図示せず)との間に移
動する。これにより、従節部17の変位位置がフォトセ
ンサ18に検出される。このとき、マーキング16は図
示する位置にある。
【0041】この従節部17の変位位置を基準として予
め設定された位相合わせ用の回転角を、たとえば感光体
ドラム1aで約150°、感光体ドラム1bで約180
°とすると、これらの角度だけ感光体ドラム1a,1b
を回転させる。
【0042】すると、図3(c)に示すようにマーキン
グ16の位置が移動して、感光体ドラム1aと感光体ド
ラム1bの位相が合う図2に示すカム15の位置関係に
なる。
【0043】このように、本実施の形態によれば、感光
体ドラム1a,1b,1c,1dの回転角を制御して位
相合わせを行っているので、各色感光体ドラム1a,1
b,1c,1dの位相合わせを短時間で行うことが可能
になる。
【0044】また、カム15の停止位置を当該カム15
が従節部17を変位させる直前とすれば、位相合わせを
開始すると直ちに従節部17が変位することになるの
で、各色感光体ドラム1a,1b,1c,1dの位相合
わせをさらに短時間で行うことが可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、感光体
の回転角を制御して位相合わせを行っているので、各色
感光体の位相合わせを短時間で行うことが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像形成装置の構
成を示す説明図
【図2】図1の画像形成装置における一部の感光体駆動
ギアの位置関係を示す説明図
【図3】図2の感光体駆動ギアにおける位相合わせのプ
ロセスを示す説明図
【図4】従来の画像形成装置における駆動ローラ、感光
体および感光体ピッチの関係を示す説明図
【符号の説明】
1b,1c,1d 感光体ドラム(感光体) 2b,2c,2d 感光体駆動ギア 8 中間転写ベルト(中間転写体) 15 カム 17 従節部 18 フォトセンサ(センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真木 知一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 嶋田 雅也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA22 DE02 EB06 ED02 EE01 EE04 EE05 EF13 2H030 AA01 AA06 AB02 AD17 BB71 2H035 CA07 CB01 CG01 CG03 2H071 CA02 CA05 DA15 EA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心軸が相互に平行になるように一列
    に配置されて周方向に回転し、各色トナー像に対応した
    静電潜像がそれぞれ形成される複数の感光体と、 前記感光体に当接可能に設けられるとともに複数のロー
    ラに調帯支持されて周回動し、前記感光体上に現像され
    た各色トナー像が相互に重ね合わせ転写されてカラート
    ナー像が形成される無端状の中間転写体と、 前記感光体の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、駆動モ
    ータの回転力が伝達されて前記感光体を回転させる感光
    体駆動ギアと、 前記感光体の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、前記感
    光体および前記感光体駆動ギアとともに回転するカム
    と、 それぞれの前記カムに対応して設けられ、前記カムの回
    転により周期的に変位する従節部と、 それぞれの前記従節部に対応して設けられ、前記従節部
    の変位位置を検出するセンサとを有し、 前記センサに検出された前記従節部の変位位置を基準と
    して予め設定された位相合わせ用の回転角だけ前記感光
    体を回転させて複数の前記感光体相互間の位相合わせを
    行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】印字動作終了後における前記カムの停止位
    置は、当該カムが前記従節部を変位させる直前であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】イエロー、マゼンタおよびシアンのトナー
    像が形成される前記感光体が第1の駆動モータで、ブラ
    ックのトナー像が形成される前記感光体が第2の駆動モ
    ータでそれぞれ回転駆動され、 イエロー、マゼンタまたはシアンのトナー像が形成され
    る前記感光体とブラックのトナー像が形成される前記感
    光体相互間の位相合わせを行うことを特徴とする請求項
    1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラッ
    クのトナー像が形成される前記感光体が相互に異なる駆
    動モータで回転駆動され、イエロー、マゼンタ、シアン
    およびブラックのトナー像が形成される前記感光体相互
    間の位相合わせを行うことを特徴とする請求項1または
    2記載の画像形成装置。
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