JP2003065270A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP2003065270A JP2001261891A JP2001261891A JP2003065270A JP 2003065270 A JP2003065270 A JP 2003065270A JP 2001261891 A JP2001261891 A JP 2001261891A JP 2001261891 A JP2001261891 A JP 2001261891A JP 2003065270 A JP2003065270 A JP 2003065270A
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健二 相田
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Yoshinori Nobori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出温度を正確に感知できるようにしたスク
ロール圧縮機を提供する。 【解決手段】 固定スクロール7の吐出孔14に対応
し、固定スクロール7の鏡板11のラップ13とは反対
側の面に設けられた吐出弁61を備え、この吐出弁61
は、枠体63と、この枠体63内に移動自在に設けら
れ、電動要素の停止時に吐出孔14に密着して閉塞する
ための弁体66と、枠体63に形成され、弁体66が吐
出孔14から離間した状態で当接する当接面67と、枠
体63に貫通形成され、当接面67に開口する第1及び
第2の連通路68、69とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は固定スクロールと
揺動スクロールとをかみ合わせて圧縮を行うスクロール
圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なスクロール圧縮機は、表
面にインボリュート曲線からなる渦巻き状のラップを立
設した鏡板を有する固定スクロールと、表面にインボリ
ュート曲線からなる渦巻き状のラップを立設すると共に
背面に一対のキー溝を設けた鏡板を有して前記固定スク
ロールに向かい合ってかみ合う揺動スクロールと、この
揺動スクロールと固定スクロールとで形成された複数の
圧縮空間を外側から内側へ向かって次第に縮小させて圧
縮を行うように揺動スクロールを固定スクロールに対し
て旋回させる駆動手段と、前記揺動スクロールのキー溝
と係合する一対のキーを有して前記揺動スクロールを固
定スクロールに対して自転しないように公転させるオル
ダムリング(継手手段)とを備えて構成されている。
【0003】また、固定スクロールの鏡板の中央には吐
出孔が形成されると共に、この吐出孔には吐出弁が取り
付けられている。この吐出弁は、固定スクロールの鏡板
のラップとは反対側の面に取り付けられた枠体と、この
枠体内で移動自在とされた弁体を備えており、この弁体
は、駆動手段が運転されている状態では吐出孔の圧力に
よって吐出孔から離間され、枠体の当接面に当接してい
る。そして、駆動手段が停止した際には、この弁体が吐
出孔に密着して閉塞する構成とされていた。
【0004】また、この吐出弁の枠体には当接面に開口
して貫通形成された連通路が設けられており、駆動手段
の停止時に、密閉容器内の圧力を弁体に背圧として加え
ることにより、弁体によって吐出孔が迅速に閉鎖される
ように配慮していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種スク
ロール圧縮機は、駆動手段の運転により、或いは、各ス
クロールの摺動によって発熱を生じるが、負荷の状況に
よってはこの発熱によってスクロール圧縮機の温度が異
常に上昇し、駆動手段の絶縁不良やスクロールの焼き付
き生じる場合がある。
【0006】そのため、従来よりこの種スクロール圧縮
機には最も温度の高い吐出温度を検出するための温度検
出装置が取り付けられ、この温度検出装置が異常高温を
感知した時点で運転を停止するなどの制御がなされてい
るが、通常は密閉容器や吐出配管に温度検出装置を取り
付けていたため、この吐出温度を正確に感知することが
困難であった。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、吐出温度を正確に感知で
きるようにしたスクロール圧縮機を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のスクロール圧縮
機は、密閉容器内にスクロール圧縮要素と駆動手段を収
納すると共に、スクロール圧縮要素を、鏡板の表面に渦
巻き状のラップが立設された固定スクロールと、この固
定スクロールと噛み合う鏡板の表面に渦巻き状のラップ
が立設された揺動スクロールとから構成し、駆動手段に
より揺動スクロールを固定スクロールに対して公転さ
せ、揺動スクロールと固定スクロールとで形成された複
数の圧縮空間を外側から内側に向かって次第に縮小させ
ることにより圧縮を行うものであって、固定スクロール
の鏡板に形成された吐出孔と、この吐出孔に対応し、固
定スクロールの鏡板のラップとは反対側の面に設けられ
た吐出弁とを備え、この吐出弁は、枠体と、この枠体内
に移動自在に設けられ、駆動手段の停止時に吐出孔に密
着して閉塞するための弁体と、枠体に形成され、弁体が
吐出孔から離間した状態で当接する当接面と、枠体に貫
通形成され、当接面に開口する第1及び第2の連通路と
を備えていることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明のスクロール圧縮機は、上
記において第1の連通路は、弁体の中心から外れた位置
に対応する部分の当接面に開口していることを特徴とす
る。
【0010】請求項3の発明のスクロール圧縮機は、上
記各発明において第2の連通路に温度検出装置を挿入し
たことを特徴とする。
【0011】請求項4の発明のスクロール圧縮機は、上
記において弁体の中心を吐出孔の中心に合致させると共
に、第2の連通路を密閉容器のエンドキャップの中心に
対応する位置に配置し、当該エンドキャップの中心には
温度検出装置が挿通される貫通孔を形成したことを特徴
とする。
【0012】本発明によれば、密閉容器内にスクロール
圧縮要素と駆動手段を収納すると共に、スクロール圧縮
要素を、鏡板の表面に渦巻き状のラップが立設された固
定スクロールと、この固定スクロールと噛み合う鏡板の
表面に渦巻き状のラップが立設された揺動スクロールと
から構成し、駆動手段により揺動スクロールを固定スク
ロールに対して公転させ、揺動スクロールと固定スクロ
ールとで形成された複数の圧縮空間を外側から内側に向
かって次第に縮小させることにより圧縮を行うスクロー
ル圧縮機において、固定スクロールの鏡板に形成された
吐出孔と、この吐出孔に対応し、固定スクロールの鏡板
のラップとは反対側の面に設けられた吐出弁とを備え、
この吐出弁は、枠体と、この枠体内に移動自在に設けら
れ、駆動手段の停止時に吐出孔に密着して閉塞するため
の弁体と、枠体に形成され、弁体が吐出孔から離間した
状態で当接する当接面と、枠体に貫通形成され、当接面
に開口する第1及び第2の連通路とを備えているので、
請求項3の如く第2の連通路を利用して温度検出装置を
取り付けることで、温度検出装置により、吐出温度を吐
出孔の直後にて、且つ、吐出孔直近の物温により感知す
ることができるようになる。
【0013】これにより、スクロール圧縮機の吐出温度
を正確に感知して、異常高温によりスクロール圧縮機に
損傷が生じる不都合を的確に回避することが可能とな
る。
【0014】請求項2の発明によれば、上記に加えて第
1の連通路を、弁体の中心から外れた位置に対応する部
分の当接面に開口させているので、弁体の中心から外れ
た位置に背圧が加わることになり、弁体の中心に背圧を
かける場合に比較して、当接面に密着している弁体が剥
がれ易くなる。これにより、吐出弁の弁体による吐出孔
の閉鎖をより迅速に実現することが可能となる。
【0015】請求項4の発明によれば、上記に加えて弁
体の中心を吐出孔の中心に合致させているので、弁体に
よる吐出孔の開閉動作は支障無く行われるようになると
共に、第2の連通路を密閉容器のエンドキャップの中心
に対応する位置に配置し、当該エンドキャップの中心に
は温度検出装置が挿通される貫通孔を形成したので、温
度検出装置を第2の連通路に挿入した状態でエンドキャ
ップの貫通孔に温度検出装置を挿通することで、温度検
出装置をエンドキャップ取り付け時の位置決めとして利
用することができるようになる。また、エンドキャップ
を焼嵌めする場合には、該焼嵌め時の回転方向の規制も
緩和される。これにより、圧縮機の組み立て作業性の改
善に寄与することができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用したスクロ
ール圧縮機Sの縦断側面図(図2におけるA−A線方向
断面)、図2は図1のスクロール圧縮機Sの一部切欠上
面図、図3は密閉容器1のエンドキャップ1Bとボトム
キャップ1Cを除くスクロール圧縮機Sの縦断側面図、
図4は図3のスクロール圧縮機Sの上面図、図5は図1
のスクロール圧縮機SのターミナルT部分の正面図、図
6は図4からスクロール圧縮要素2を除いた状態の上面
図、図7は図1のスクロール圧縮機Sのスクロール圧縮
要素2の縦断側面図、図8は図7のスクロール圧縮要素
2の下面図、図9は図1のスクロール圧縮機Sの電動要
素3及び支持フレーム4の縦断側面図である。
【0017】各図において、1は密閉容器であり、この
密閉容器1は円筒状の本体1Aと、この本体1Aの上下
両端にそれぞれ溶接固定された椀状のエンドキャップ1
B及びボトムキャップ1Cとから構成されている。そし
て、係る密閉容器1内には上側にスクロール圧縮要素2
が、下側にこのスクロール圧縮要素2を駆動するための
駆動手段としての電動要素3がそれぞれ収納されてい
る。このスクロール圧縮要素2と電動要素3間の密閉容
器1内には支持フレーム4が収納されており、この支持
フレーム4には中央に回転軸5を軸支する軸受部6が下
方に突出して形成されている。
【0018】前記スクロール圧縮要素2は、固定スクロ
ール7と揺動スクロール8とで構成されている。固定ス
クロール7は、周囲を密閉容器1のエンドキャップ1B
の内面に焼嵌めされ、この密閉容器1内を高圧室9と低
圧室10とに区画する円板状の鏡板11と、この鏡板1
1の一方の面(下側の表面)に立設されたインボリュー
ト状、又は、これに近似した曲線からなる渦巻き状のラ
ップ13とで構成されている。固定スクロール7の鏡板
11の中央部には密閉容器1内の高圧室9に連通する吐
出孔14が形成されている。そして、固定スクロール7
はラップ13の突出方向を下方とされる。
【0019】揺動スクロール8は円板状の鏡板15と、
この鏡板15の一方の面(上側の表面)に立設されたイ
ンボリュート状、又は、これに近似した曲線からなる渦
巻き状のラップ16と、鏡板15の他方の面(下側の
面)の中央に突出形成されたボス孔部17とで構成され
ている。そして、揺動スクロール8はラップ16の突出
方向を上方として、このラップ16が固定スクロール7
のラップ13に180度回し、向かい合って噛み合うよ
うに配置され、内部のラップ13、16間に複数の圧縮
空間18を形成するようにしている。
【0020】19は回転軸5の先端(上端)に設けられ
て揺動スクロール8のボス孔部17内に挿入されるピン
部で、このピン部19の中心は回転軸5の軸心と偏心し
て設けられている。20はオルダムリングであり、揺動
スクロール8下側の支持フレーム4との間に位置してい
る。このオルダムリング20には相対向する位置に上側
に突出して形成された一対のキー21、21と、これら
キー21、21と90度ずれた位置に相対向して形成さ
れた一対のキー溝22、22を有している。
【0021】一方、揺動スクロール8の他方の面(下側
の面)周縁部には一対のキー溝23、23が形成されて
おり、このキー溝23、23内にオルダムリング20の
キー21、21が摺動自在に係合する。また、固定スク
ロール7の周縁部には断面略L字状の一対のキー部材2
4、24が下方に突出してネジ止めされており、このキ
ー部材24、24がオルダムリング20のキー溝22、
22に摺動自在に係合する。このとき、キー部材24、
24は後述する支持フレーム4のスラスト軸受面26よ
り下方まで突出する。そして、このような係合関係によ
りオルダムリング20は揺動スクロール8を固定スクロ
ール7に対して自転しないように円軌道上を公転させる
ものである。
【0022】前記支持フレーム4の中央部には前記揺動
スクロール8を支持する前記スラスト軸受面26が形成
されており、このスラスト軸受面26の外側は90度ず
れた位置で周縁部から内方に向かって4カ所切り欠かれ
ており、これら4カ所の切欠部27・・・によってスラ
スト軸受面26から外方及び下方に突出する取付腕部2
8・・・が90度位置がずれた状態でそれぞれ形成され
ている。そして、これら取付腕部28・・・の周縁部の
上面にはネジ孔29がそれぞれ2カ所ずつ形成されてい
る。更に、相対向する一対の取付腕部28、28のネジ
孔29、29間には、位置決めピン31を挿入するため
のピン孔32、32がそれぞれ形成されている。
【0023】尚、この支持フレーム4の取付腕部28・
・・の外径、即ち、支持フレーム4の外径は密閉容器1
の本体1Aの内径よりも小さく設定されている。
【0024】一方、固定スクロール7の鏡板11の周縁
部にも前記支持フレーム4のネジ孔29・・・に対応す
る位置にネジ孔33が合計8カ所貫通形成されると共
に、鏡板11の一方の面(下側の表面)周縁部にも前記
ピン孔32、32に対応する位置にピン孔34、34が
それぞれ形成されている。そして、これらの一対のピン
孔32と34内に前記位置決めピン31をそれぞれ挿入
した状態で、ネジ36をネジ孔33・・に挿入し、支持
フレーム4のネジ孔29・・・に螺合することにより、
固定スクロール7は支持フレーム4に固定される。これ
により、支持フレーム4は固定スクロール7を介して密
閉容器1のエンドキャップ1Bに固定されることにな
る。
【0025】他方、前記電動要素3は固定子(ステー
タ)38と、この固定子38内で回転する回転子39と
から構成されており、この回転子39の中心に前記回転
軸5が嵌合され、回転子39の一部を構成する。回転軸
5先端のピン部19下側には、支持フレーム4の軸受部
6に軸支されるクランク部41が形成されており、この
回転軸5の下部(回転子39の下方)は副軸受42に軸
支されている。この副軸受42は密閉容器1の本体1A
内面に圧入されている。
【0026】この副軸受42にはネジ孔43が複数箇所
貫通形成されており、電動要素3の固定子38にもネジ
孔43に対応する位置に貫通孔44が形成されている。
更に、支持フレーム4の取付腕部28・・・の下面にも
貫通孔44に対応する位置にネジ孔46が形成されてい
る。そして、ネジ47を副軸受42のネジ孔43に挿入
し、固定子38の貫通孔44を貫通させて支持フレーム
4のネジ孔46に螺合させることにより、副軸受42と
電動要素3及び支持フレーム4とは一体化され、電動要
素3及び支持フレーム4は副軸受42を介して密閉容器
1の本体1Aに固定されることになる。
【0027】密閉容器1の本体1Aには、図5に示すよ
うな形状の平坦な座押部49が形成されている。この座
押部49は本体1Aを外側から内方に向けて座押するこ
とによって構成されており、この座押部49には電動要
素3に結線されたターミナルTが取り付けられる。この
座押部49は電動要素3の上方の支持フレーム4の高さ
(側方)に位置させる必要があるが、図6に示す如くこ
の座押部49が支持フレーム4の切欠部27内に位置す
るように支持フレーム4は取り付けられる。他方、固定
スクロール7のキー部材24、24は、この座押部49
が位置する切欠部27と90度ずれた位置にある切欠部
27、27内に位置するように、即ち、ターミナルTの
取り付けられた座押部49と略90度ずれた位置に固定
スクロール7のキー部材24、24が位置するように固
定スクロール7や揺動スクロール8、オルダムリング2
0を配置する。
【0028】前述の如き固定スクロール7のキー部材2
4、24は支持フレーム4のスラスト軸受面26より下
方まで突出するため、このキー部材24の位置がターミ
ナルTの方向に位置すると、キー部材24とターミナル
Tとが干渉してしまうため、その分スクロール圧縮要素
2の位置を高くしてスクロール圧縮機Sの寸法を高くす
る必要が出てくるが、前述の如くキー部材24とターミ
ナルTは90度程ずれた配置としているので、係る干渉
は生じず、係る寸法拡大を防止できるようになる。
【0029】また、座押部49を座押した際、本体1A
には変形が生じるが、前述の如く支持フレーム4の外径
を密閉容器1の本体1Aの内径よりも小さく設定してい
るので、支持フレーム4を係る本体1A内に挿入して
も、変形した本体1Aによって支持フレーム4が圧迫さ
れ、歪みが生じる危険性も無くなる。
【0030】51は密閉容器1の本体1A下部に取り付
けられた吸込管であり、この吸込管51は電動要素3の
下方で密閉容器1内の低圧室10に連通している。52
は密閉容器1のエンドキャップ1Bに取り付けられた吐
出管であり、この吐出管52は密閉容器1内の高圧室9
に連通している。そして、前記支持フレーム4の切欠部
27・・・が低圧室10からスクロール圧縮要素2に冷
媒を導く通路となる。
【0031】54、56は電動要素3の回転子39の回
転軸5に焼嵌め若しくは圧入によって取り付けられたバ
ランサ(バランスウエイト)であり、上側のバランサ5
4は回転軸5の軸心に対してピン部19と対称の位置の
回転子39上端のコイルエンドより上側の回転軸5に取
り付けられ、下側のバランサ56はピン部19と同じ側
の回転子39下端のコイルエンドと副軸受42間の回転
軸5に取り付けられている。
【0032】特に、上側のバランサ54は、回転子39
のコイルエンドから上方に延在し、更に、支持フレーム
4の軸受部6外周の空間を利用し、固定子39のコイル
エンドより上方ではその外径は回転子39の外径よりも
大きくなるように拡張され、上部は支持フレーム4の軸
受部6の外周に位置している。これにより、バランサ5
4の偏心部分の重心(図9に矢印Rで示す)を上に移動
させ、揺動スクロール8に近付けて軸受部6の外周に位
置させる。これによって、バランサ54を軽くしなが
ら、ピン部19の偏心運動に伴う振動の発生を効果的に
解消する。また、回転軸5の撓みも少なくなり、クラン
ク部41が軸受部6に片当たりする不都合も抑制できる
ようになる。
【0033】次に、61は固定スクロール7の鏡板11
の他方の面(ラップ13とは反対側の上側の表面)に取
り付けられた吐出弁である。この吐出弁61は、鏡板1
1の吐出孔14に対応してネジ62、62にて取り付け
られた断面略門型の枠体63と、この枠体63内に側方
及び下方に開放して形成された移動空間部64内に上下
移動自在に保持された円盤状の弁体66とから構成され
ている。この弁体66の中心は吐出孔14の中心に合致
する。そして、枠体63の移動空間部64の上面には当
接面67が構成されている。
【0034】また、枠体63の上壁には第1及び第2の
連通路68、69が計二本貫通形成されており、各連通
路68、69の下端は当接面67にて開口し、上端は高
圧室9に開口している。両連通路68、69は垂直方向
に延在すると共に、第1の連通路68は弁体66の中心
から外れた位置に対応する部分の当接面67に開口して
いる。他方、第2の連通路69はエンドキャップ1Bの
中心下方に対応する位置にあり、更にエンドキャップ1
Bの中心には貫通孔71が形成されている。そして、第
2の連通路69には図示しない温度検出装置の一部とな
るパイプ72が差し込まれ、このパイプ72は貫通孔7
1を通過して外部に引き出されている。このパイプ72
内には温度検出装置の感温部が内蔵される。
【0035】次に、本発明のスクロール圧縮機Sの組立
手順を説明する。先ず、電動要素3の回転子39に回転
軸5を嵌合し、各バランサ54、56を圧入若しくは焼
嵌めによって回転軸5に取り付けて組み立てておく。そ
して、副軸受42上に電動要素3の固定子38を載置
し、貫通孔44をネジ孔43に合致させる。次に、回転
軸5及びバランサ54、56が組み立てられた回転子3
9を固定子38内に挿入し、回転軸5の下部を副軸受4
2に軸支させる。次に、支持フレーム4を固定子38に
被せ、ネジ孔46を貫通孔44に合致させると共に、回
転軸5のクランク部41を軸受部6に挿入して軸支させ
る。そして、前述の如くネジ47を副軸受42側からネ
ジ孔43、貫通孔44、ネジ孔46の順で差し込んで行
き、最終的にネジ孔46に螺合させることによって支持
フレーム4、電動要素3及び副軸受42を予め組み立
て、一体化しておく。これが図9に示す状態である。
【0036】一方、固定スクロール7を、ラップ13を
上向きとして載置し、その上にラップ16を下向きとし
た揺動スクロール8を被せてラップ13と16を噛み合
わせる。次に、オルダムリング20を、キー21、21
を下側として揺動スクロール8上に載置し、キー21、
21を揺動スクロール8のキー溝23、23内に係合さ
せる。次に、このキー21、21及びキー溝23、23
と90度ずれた位置の固定スクロール7にキー部材2
4、24をネジ止めし、オルダムリング20より上側に
突出させた状態で各キー溝22、22内に係合させる。
このようにして図7に示すようなスクロール圧縮要素2
を組み立てておく。
【0037】次に、図9の如く支持フレーム4、電動要
素3及び副軸受42を予め組み立てたものに上から密閉
容器1の本体1Aを被せ、全体を本体1A内に挿入し、
副軸受42を本体1Aの内面に圧入して固定する。次
に、前述の如く位置決めピン31、31を支持フレーム
4のピン孔32、32内に差し込む。次に、図7の如く
予め組み立てたスクロール圧縮要素2のオルダムリング
20側を下として本体1Aに被せ、位置決めピン31、
31を固定スクロール7のピン孔34、34内に差し込
み、ネジ孔33・・・を支持フレーム4のネジ孔29・
・・に合致させ、回転軸5のピン部19を揺動スクロー
ル8のボス孔部17内に係合させる。そして、前述の如
くネジ36を固定スクロール7側からネジ孔33・・・
に差し込み、支持フレーム4のネジ孔29・・・に螺合
させて固定する。そして、吐出弁61を固定スクロール
7の鏡板11の吐出孔14に対応させ、ネジ62、62
にて鏡板11に固定し、連通路69に上からパイプ72
を差し込む。この状態が図3の状態である。
【0038】次に、エンドキャップ1Bを固定スクロー
ル7の鏡板11の周囲に焼嵌めし、高低圧のシールをし
て本体1Aに被せるものであるが、そのときは先ず図3
の如く起立しているパイプ72をエンドキャップ1Bの
貫通孔71に差し込んでからエンドキャップ1Bを鏡板
11に焼嵌めし、本体1Aに被せる。このとき、前述の
如く連通路69はエンドキャップ1Bの中心に対応する
位置にあるので、パイプ72もエンドキャップ1Bの中
心に対応し、貫通孔71に差し込んだ状態でエンドキャ
ップ1Bを本体1Aに被せることで、本体1Aに対する
エンドキャップ1Bの位置決めがなされ、組み付けが容
易となる。また、焼嵌め時の回転方向の規制も緩和され
る。
【0039】このように、固定スクロール7の鏡板11
の周囲をエンドキャップ1Bの内面に焼嵌めし、エンド
キャップ1Bを本体1Aに被せた後、エンドキャップ1
Bの周囲を本体1Aに溶接して固定する。その後、ボト
ムキャップ1Cを本体1Aの下端に被せ、周囲を溶接し
て固定する。そして、他の配管を密閉容器1に取り付け
てスクロール圧縮機Sを完成する。この状態で、上から
順にスクロール圧縮要素2、支持フレーム4、電動要素
3及び副軸受42は一体化され、固定スクロール7の鏡
板11周囲の焼嵌め箇所と副軸受42の圧入箇所の二点
で密閉容器1に保持されることになる。
【0040】次に、本発明のスクロール圧縮機Sの動作
を説明する。ターミナルTからの給電によって電動要素
3の回転子39が回転すると、その回転力が回転軸5を
介して揺動スクロール8に伝えられる。
【0041】即ち、揺動スクロール8は回転軸5のピン
部19にこの回転軸5の軸心に対して偏心して挿入され
たボス孔部17で駆動され、オルダムリング20で固定
スクロール7に対して自転しないように円軌道上を公転
させられる。そして、固定スクロール7と揺動スクロー
ル8とはこれらのラップ13、16間に形成された圧縮
空間18を外方から内方へ向かって次第に縮小させ、吸
込管51から密閉容器1内の低圧室10に流入して電動
要素3を通り、支持フレーム4の切欠部27・・・を流
れる冷媒を圧縮していく。
【0042】この圧縮された冷媒は固定スクロール7の
吐出孔14から高圧室9内に吐出されるものであるが、
吐出弁61の弁体66は下側の吐出孔14から吐出され
る高圧の冷媒によって持ち上げられ、吐出孔14から離
間して当該吐出孔14を開くと共に、当接面67に密着
する(図10参照)。吐出孔14から吐出された冷媒は
移動空間部64の側方開口から高圧室9内に入り、吐出
管52から密閉容器1外に吐出される。
【0043】一方、電動要素3が停止して回転子39の
回転が止まると、前述の如き圧縮作用は停止するので、
圧力を均衡させようと吐出孔14を通してガスが逆流す
る。しかも当接面67には連通路68が開口し、高圧室
9に連通しているので、この高圧室9内の圧力が背圧と
なって弁体66は当接面67から引き剥がされ、下方に
落下して吐出孔14を閉塞する(図11参照)。このと
き、連通路68は弁体66の中心からずれた位置の当接
面67にて開口しているので、弁体66はその縁部に近
い位置から剥がされるかたちとなる。これにより、弁体
66による吐出孔14の閉鎖は迅速に行われるようにな
る。
【0044】また、パイプ72内には温度検出装置の感
温部が内蔵されており、この感温部が検出する吐出温度
(吐出冷媒温度)が所定の異常高温となった場合に、図
示しない制御装置は電動要素3を停止する保護動作を実
行する。このとき温度検出装置は、吐出冷媒温度を吐出
孔14の直後にて、且つ、吐出孔14直近の物温により
感知することができるので、スクロール圧縮機Sの吐出
温度を正確に感知して、異常高温によりスクロール圧縮
機Sに損傷が生じる不都合を的確に回避することができ
るようになる。
【0045】尚、実施例では支持フレーム4に取付腕部
28を90度位置ずれした状態で4カ所形成したが、切
欠部27を3カ所(120度位置ずれ)形成して取付腕
部28を3カ所形成してもよく、或いは、取付腕部28
を5カ所以上形成してもよい。但し何れの場合にも、前
述の如くターミナルTとキー部材24は合致しないよう
に切欠部27内に配置するものとする。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、密閉
容器内にスクロール圧縮要素と駆動手段を収納すると共
に、スクロール圧縮要素を、鏡板の表面に渦巻き状のラ
ップが立設された固定スクロールと、この固定スクロー
ルと噛み合う鏡板の表面に渦巻き状のラップが立設され
た揺動スクロールとから構成し、駆動手段により揺動ス
クロールを固定スクロールに対して公転させ、揺動スク
ロールと固定スクロールとで形成された複数の圧縮空間
を外側から内側に向かって次第に縮小させることにより
圧縮を行うスクロール圧縮機において、固定スクロール
の鏡板に形成された吐出孔と、この吐出孔に対応し、固
定スクロールの鏡板のラップとは反対側の面に設けられ
た吐出弁とを備え、この吐出弁は、枠体と、この枠体内
に移動自在に設けられ、駆動手段の停止時に吐出孔に密
着して閉塞するための弁体と、枠体に形成され、弁体が
吐出孔から離間した状態で当接する当接面と、枠体に貫
通形成され、当接面に開口する第1及び第2の連通路と
を備えているので、請求項3の如く第2の連通路を利用
して温度検出装置を取り付けることで、温度検出装置に
より、吐出温度を吐出孔の直後にて、且つ、吐出孔直近
の物温により感知することができるようになる。
【0047】これにより、スクロール圧縮機の吐出温度
を正確に感知して、異常高温によりスクロール圧縮機に
損傷が生じる不都合を的確に回避することが可能とな
る。
【0048】請求項2の発明によれば、上記に加えて第
1の連通路を、弁体の中心から外れた位置に対応する部
分の当接面に開口させているので、弁体の中心から外れ
た位置に背圧が加わることになり、弁体の中心に背圧を
かける場合に比較して、当接面に密着している弁体が剥
がれ易くなる。これにより、吐出弁の弁体による吐出孔
の閉鎖をより迅速に実現することが可能となる。
【0049】請求項4の発明によれば、上記に加えて弁
体の中心を吐出孔の中心に合致させているので、弁体に
よる吐出孔の開閉動作は支障無く行われるようになると
共に、第2の連通路を密閉容器のエンドキャップの中心
に対応する位置に配置し、当該エンドキャップの中心に
は温度検出装置が挿通される貫通孔を形成したので、温
度検出装置を第2の連通路に挿入した状態でエンドキャ
ップの貫通孔に温度検出装置を挿通することで、温度検
出装置をエンドキャップ取り付け時の位置決めとして利
用することができるようになる。また、エンドキャップ
を焼嵌めする場合には、該焼嵌め時の回転方向の規制も
緩和される。これにより、圧縮機の組み立て作業性の改
善に寄与することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスクロール圧縮機の縦断側面
図(図2におけるA−A線方向断面)である。
【図2】図1のスクロール圧縮機の一部切欠上面図であ
る。
【図3】図1のスクロール圧縮機の密閉容器のエンドキ
ャップとボトムキャップを除く縦断側面図である。
【図4】図3のスクロール圧縮機の上面図である。
【図5】図1のスクロール圧縮機のターミナル部分の正
面図である。
【図6】図4からスクロール圧縮要素を除いた状態の上
面図である。
【図7】図1のスクロール圧縮機のスクロール圧縮要素
の縦断側面図である。
【図8】図7のスクロール圧縮要素の下面図である。
【図9】図1のスクロール圧縮機の電動要素及び支持フ
レームの縦断側面図である。
【図10】図1のスクロール圧縮機の吐出弁部分の拡大
断面図である。
【図11】図1のスクロール圧縮機の吐出弁部分のもう
一つの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 1A 本体 1B エンドキャップ 1C ボトムキャップ 2 スクロール圧縮要素 3 電動要素 4 支持フレーム 5 回転軸 6 軸受部 7 固定スクロール 8 揺動スクロール 9 高圧室 10 低圧室 11、15 鏡板 14 吐出孔 13、16 ラップ 17 ボス孔部 18 圧縮空間 19 ピン部 20 オルダムリング 21 キー 22、23 キー溝 24 キー部材 31 位置決めピン 32、34 ピン孔 38 固定子 39 回転子 42 副軸受 54 バランサ 61 吐出弁 63 枠体 64 移動空間部 66 弁体 67 当接面 68 第1の連通路 69 第2の連通路 71 貫通孔 72 パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登 義典 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA14 AB03 BB32 BB50 CC03 CC09 CC15 CC23 CC25 CC27 CC56 CC65 3H039 AA03 AA04 AA12 BB08 BB25 CC03 CC08 CC27 CC29 CC30 CC33 CC34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内にスクロール圧縮要素と駆動
    手段を収納すると共に、前記スクロール圧縮要素を、鏡
    板の表面に渦巻き状のラップが立設された固定スクロー
    ルと、該固定スクロールと噛み合う鏡板の表面に渦巻き
    状のラップが立設された揺動スクロールとから構成し、
    前記駆動手段により前記揺動スクロールを前記固定スク
    ロールに対して公転させ、前記揺動スクロールと固定ス
    クロールとで形成された複数の圧縮空間を外側から内側
    に向かって次第に縮小させることにより圧縮を行うスク
    ロール圧縮機において、 前記固定スクロールの鏡板に形成された吐出孔と、該吐
    出孔に対応し、前記固定スクロールの鏡板のラップとは
    反対側の面に設けられた吐出弁とを備え、 該吐出弁は、枠体と、該枠体内に移動自在に設けられ、
    前記駆動手段の停止時に前記吐出孔に密着して閉塞する
    ための弁体と、前記枠体に形成され、前記弁体が前記吐
    出孔から離間した状態で当接する当接面と、前記枠体に
    貫通形成され、前記当接面に開口する第1及び第2の連
    通路とを備えていることを特徴とするスクロール圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 前記第1の連通路は、前記弁体の中心か
    ら外れた位置に対応する部分の前記当接面に開口してい
    ることを特徴とする請求項1のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記第2の連通路に温度検出装置を挿入
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2のスクロー
    ル圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記弁体の中心を前記吐出孔の中心に合
    致させると共に、前記第2の連通路を前記密閉容器のエ
    ンドキャップの中心に対応する位置に配置し、当該エン
    ドキャップの中心には前記温度検出装置が挿通される貫
    通孔を形成したことを特徴とする請求項3のスクロール
    圧縮機。
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