JP2003065100A - アイドル停止車両 - Google Patents
アイドル停止車両Info
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Abstract
るアイドル停止車両を提供する。 【解決手段】 変速機(17)と、エンジン(1)によ
り駆動される油圧源(14)と、油圧源からの油圧に基
づいて前記変速機の変速を制御する油圧制御手段(10
1)とを備え、所定の運転条件でエンジンの自動停止、
自動再起動を行うアイドル停止車両において、前記変速
機の上方に配置され、前記油圧源から供給される作動油
を貯留するオイルタンク(35)を備え、アイドル停止
時に、前記オイルタンクから作動油を重力によって前記
油圧制御手段に供給する。
Description
を自動的に停止させるアイドル停止車両の改良に関する
ものである。
自動停止、自動再起動を行うことにより、燃料消費の抑
制と排出ガスの低減を図ったアイドル停止車両が知られ
ている。
ンが停止するとエンジンにより駆動されるオイルポンプ
も停止し、変速機に油圧が供給されない状態になるた
め、エンジンを再起動する際にオイルポンプが作動する
ものの変速機の油圧上昇が遅れ、クラッチ係合遅れによ
るエンジンの空吹けが生じる可能性があった。
6号公報には、変速機油圧保持供給手段としてアキュム
レータあるいは電動油圧ポンプを設け、エンジン停止時
も自動変速機へ油圧を供給し続けることで、クラッチ係
合遅れによるエンジンの空吹けを防止する技術が開示さ
れている。
この従来技術ではエンジンの空吹きは防止できるもの
の、エンジン停止中も自動変速機の変速クラッチ、バル
ブ群に油圧を供給し続ける構成のため、変速機油圧保持
供給手段としてアキュムレータあるいは電動油圧ポンプ
を用いた場合は変速クラッチ、バルブ群からの漏れによ
る圧力低下を考慮すると装置の大型化が避けられなかっ
た。
油圧ポンプを用いた場合はアキュムレータに比べ高価と
なり、さらに電力消費も発生するので燃料消費を抑制す
るという本来の効果が低下する恐れもあった。
されたものであり、アイドル停止車両において、エンジ
ン再起動時の空吹きを防止しつつ装置の車両への搭載性
も向上することを目的とする。
と、エンジンにより駆動される油圧源と、油圧源からの
油圧に基づいて前記変速機の変速を制御する油圧制御手
段とを備え、所定の運転条件でエンジンの自動停止、自
動再起動を行うアイドル停止車両において、前記変速機
の上方に配置され、前記油圧源から供給される作動油を
貯留するオイルタンクを備え、アイドル停止時に、前記
オイルタンクから作動油を重力によって前記油圧制御手
段に供給する。
油圧源と前記オイルタンクとを連通する油圧回路と、こ
の油圧回路に流量を制御する手段と、この流量制御手段
と並列に前記オイルタンクから前記油圧源方向への作動
油の流通のみを許可する一方向弁とを備える。
て、前記油圧制御手段は、動力伝達要素への油圧の供給
を制御する第1制御弁と、この第1制御弁への油圧を制
御する第2制御弁とを備え、アイドル停止中に前記第
1、第2制御弁を開口する。
オイルタンクの容量は、アイドル停止時間と、単位時間
当たりに排出される作動油流量とに基づき算出される。
タンクを配置し、このオイルタンクからのオイルをアイ
ドル停止時に変速制御手段へ重力によって供給するよう
にしたので、アイドル停止時の油圧回路内の油圧の低下
を防止し、エンジン始動直後でもクラッチの係合遅れを
防止し、エンジンの空吹けを防止できる。
を供給するための電動油圧ポンプやアキュムレータを用
いる必要がないので、コストの低減が図れ、小型化で
き、車両搭載性を向上できる。さらには、電動油圧ポン
プ使用による電力の消費も回避できる。
高い圧力を維持する構造を有する必要がないので、小型
化および廉価にすることができる。
を連通する油圧回路と、この油圧回路に流量を制御する
手段と、この流量制御手段と並列にオイルタンクから油
圧源方向への作動油の流通のみを許可する一方向弁とを
備えたので、オイルタンクに供給されるオイルの流量を
流量制御手段により制御することができ、またオイルタ
ンクからのオイルの供給流量を一方向弁により制御する
ことができる。
達要素への油圧の供給を制御する第1制御弁と、この第
1制御弁への油圧を制御する第2制御弁とを備え、アイ
ドル停止中に第1、第2制御弁を開口することで、アイ
ドル停止中に確実に油圧制御手段に作動油を補給するこ
とができる。
アイドル停止時間と、単位時間当たりに排出される作動
油流量とに基づき算出されるので、オイルタンクの容量
を最適にすることができ、車両に搭載する上で省スペー
ス化を図ることができる。
実施の形態について説明する。
両の概略構成を示す。このアイドル停止車両は、エンジ
ン1と無段変速機17を備え、図示しない各種センサか
らの信号に基づきコントローラ7がこれらを制御すると
いうものである。特に、信号待ち等の停車時に所定の条
件が成立すると、コントローラ7はエンジン1の自動停
止、自動再起動を行う。
ルクコンバータ10及び前後進切替機構11が介装され
ている。トルクコンバータ10の入力軸には油圧源とし
て油圧ポンプ(油圧源)14が連結されており、油圧ポ
ンプ14により発生した油圧は油圧制御回路101(油
圧制御手段)に供給される。また、前後進切替機構11
は遊星歯車機構19を主体に構成され、油圧制御回路1
01に駆動される前進クラッチ12と後進クラッチ13
を選択的に締結することにより入力軸15の回転方向を
切り替えることができる。
リ16と、セカンダリプーリ26と、それらに掛け回さ
れるVベルト24とから構成されるいわゆるVベルト式
の無段変速機である。なお、本実施形態では、Vベルト
式の無段変速機を用いたが、これに限られず、通常の有
段自動変速機に適用することも可能である。
駆動ギヤ46が固定され、アイドラギヤ48のアイドラ
軸52に設けたピニオンギヤ54がファイナルギヤ55
と噛合っている。そして、ファイナルギヤ55は差動装
置56を介してドライブシャフト57を駆動する。
いシリンダ室の油圧を制御してプライマリプーリ16の
可動円錐板及びセカンダリプーリ26の可動円錐板を軸
方向へ変位させ、Vベルト24との接触半径を変更する
と、無段変速機17の変速比を変えることができる。
の幅を拡大すれば、セカンダリプーリ26側のVベルト
24の接触半径は相対的に大きくなり、大きな変速比
(Low側)が得られる。逆に、プライマリプーリ16
のプーリ溝の幅を縮小すれば小さな変速比(Hi側)が
得られる。
ダリプーリ26のプーリ溝幅の制御は、上記プライマリ
プーリ16とセカンダリプーリ26への油圧を油圧制御
回路101が制御することで、無段変速機17の変速比
を制御する。
圧ポンプ14からオイルが供給されるライン圧制御弁
(第2制御弁)60の下流に接続されたクラッチ圧回路
41には、図2に示すように、シフトレバー81に応動
するマニュアル弁(第1制御弁)107が接続され、マ
ニュアル弁107の位置に応じて前進クラッチ12また
は後進クラッチ13へ油圧が供給される。
242855号公報に開示された油圧制御回路とほぼ同
じであるが、本実施形態では、さらに油圧ポンプ14か
らの油圧を保持するとともに、コントローラ7からの油
圧供給指令を受けて保持した油圧を無段変速機17の動
力伝達要素(前進クラッチ12あるいは後進クラッチ1
3)に供給することができる変速機油圧保持供給回路9
が油圧制御回路101に備えられる。そして、ライン圧
制御弁60とマニュアル弁107の間には、この変速機
油圧保持供給回路9からの油圧を導く油圧回路が接続さ
れる。
オイル充填構造を説明する概略図である。
上方にオイルを貯留するオイルタンク35を設置し、エ
ンジン1稼動中にオイルタンク35にオイルを貯留する
もので、アイドル停止中(すなわち、エンジン1と油圧
ポンプ14は停止中)に、オイルタンク35からオイル
が重力による自然落下により油圧回路に供給、充填され
て、エンジン起動時に油圧の立ち上がりの遅れを防止す
るものである。
イルポンプ(油圧源)14は、エンジン1運転時には油
圧回路31を通じてオイルパン32からオイルを吸い込
み、そのオイルを油圧回路34を介してオイルタンク3
5に吐出する。また一方で、油圧ポンプ14は油圧回路
33を通じてオイル(作動油)を油圧制御回路101に
供給する。油圧供給回路101からオイルが油圧回路3
7からオイルパン32に排出されることでオイルは循環
する。
えたオイルは、油圧回路36からオイルパン32に排出
され、オイルを循環させる。
であり、油圧ポンプ14とオイルタンク35を連通する
上下方向に配置した油圧回路34には、オイルタンク3
5へ供給するオイルの流量を調整するためのオリフィス
(流量制御手段)38(本実施形態ではφ1程度のオリ
フィスを想定する)が設置され、また逆止弁(一方向
弁)39がオリフィス38と並列に設置される。この逆
止弁39は、オイルポンプの稼動による油圧回路34内
の圧力の上昇とともに、油圧ポンプ14からオイルタン
ク35へのオイルの供給を遮断し、油圧ポンプ14の停
止時には開放され、オイルタンク35からのオイルを油
圧ポンプ14側に重力によって流出させる。
した油圧回路33を通じてオイルを油圧制御回路101
の一部を構成するライン圧制御弁60に供給する。ライ
ン圧制御弁60から排出されたオイルは、例えば、ライ
ン圧制御弁60と油圧回路41によって連通するマニュ
アル弁107に供給され、マニュアル弁107の切換に
よって、前進クラッチ12または後進クラッチ13に供
給されて車両の前後進を制御する。
オイルをオイルパン32に戻すための油圧回路37が設
けられ、油圧回路のドレンとして使用される。
る。逆止弁39はその開口部を上下方向に配置され、そ
の内部を上下に区画する隔壁39bと、この隔壁39b
によって区画された上側の空間に収装されたボール39
aを備える。ここで隔壁39bはオイルが通過できるよ
うな、たとえば金網で形成する。
39に供給されることで、図4に示すようにボール39
aは、オイルの油圧によって上昇し、逆止弁39の上部
開口を閉口し、オイルタンク35へのオイルの流通を遮
断する。油圧ポンプ14の停止時にはボール39aは図
4において破線で示すように、重力によって降下し、隔
壁39bに接して位置し、オイルタンク35からのオイ
ルを下流の油圧回路33に重力によって供給する。
時、つまり油圧ポンプ14が作動している場合には、油
圧ポンプ14の起動とともにオイルの油圧が上昇し、こ
の油圧を逆止弁39に作用させて、逆止弁39を遮蔽
し、オリフィス38を通じてのみオイルタンク35にオ
イルを供給する。
オイルタンク35に連通する油圧回路34の流路抵抗は
上昇し、オイルタンク35へのオイルの供給流量は制限
される。この状態でのオイルタンク35への供給流量
は、φ1程度のオリフィス38であれば、図5に示すよ
うに1.2〜2L/min程度の比較的少ない流量で供
給される。
圧回路に必要なオイルの流量から求められるオイルタン
ク35の容量は、後述するように2.5L程度であり、
1〜2分程度の短時間でオイルタンク35へのオイルの
供給を終了することができる。このオイルタンク35の
容量は、アイドリング中に必要なオイルの流量と排出ガ
ス量を測定する方法である10・15モードの走行途中
でのアイドル停止時間が85秒程度であることから定め
た容量であるが、これは容量を決定する一例であり、こ
れに限られるものではない。
供給するときのエンジン回転数は1000〜2000r
pmであり、このときの油圧ポンプ14の吐出流量は1
2〜24L/minであるので、オイルタンク35にオ
イルを供給しても、他の油圧回路へのオイルの供給に支
障が生じる恐れはない。つまり、変速機17の歯車の潤
滑やクラッチの冷却のために、オイルを油圧回路から各
構成部材に供給する必要がある。これは運転状態にかか
わらず必要なオイルであり、このため、油圧回路内のオ
イルが油圧回路外に放出され、潤滑や冷却に用いられた
オイル分を補給するため、油圧回路にオイルを供給する
必要が生じるのである。前述の油圧ポンプ14のオイル
吐出流量は、オイルタンク35にオイルを供給すること
を考慮しても他の油圧回路に供給するオイルの流量に影
響の及ばない吐出流量である。
4が稼動し、油圧ポンプ14からオイルが供給される時
には、オイルタンク35へのオイルの供給を遮断し、オ
リフィス38を通過するオイルのみがオイルタンク35
に供給されることになり、オリフィス38の形状によっ
て、オイルタンク35に供給される流量を制御すること
ができる。オリフィス38によってオイルタンク35へ
の流量を制限することによって、油圧ポンプ14から他
の構成に供給されるオイルの流量に影響を及ぼすことを
防止することができる。
まり油圧ポンプ14が停止している時には、ボール39
aに油圧がほぼ作用せず(たとえば、0.025MPa
程度以下の油圧の場合)、ボール39aが重力により落
下し、隔壁39bに接しているので、重力によってオイ
ルタンク35内のオイルが逆止弁39を通過する。さら
にオイルは、油圧ポンプ14方向に流れ、油圧回路33
と41へ供給される。アイドル停止時にはライン圧制御
弁60は、油圧回路33と油圧回路41とを連通する位
置に維持され、マニュアル弁107も停止前の状態で維
持されるため、ライン圧制御弁60とマニュアル弁10
7およびマニュアル弁107の下流にオイルが供給され
る。このようにして、オイルタンク35からのオイル
は、油圧回路中で不足したオイルを補給することができ
る。
流量は、通常のアイドル停止を行わない車両の車両停止
時のアイドル状態(エンジンとオイルポンプとが稼動状
態)で、図6に示すように約8L/minの流量であ
る。対して本発明の車両停止時にエンジン1と油圧ポン
プ14を停止するアイドル停止車両の場合には、オイル
タンク35から供給されるオイルの油圧は、オイルが重
力の作用によって逆止弁39を通じて供給されるので低
く、その流量は後述するように最大約1.8L/min
である。
タンク35のオイルの流入、流出流量について説明す
る。
オイルを供給する場合の油圧ポンプ14の吐出圧とオイ
ルタンク35へのオイルの流量の関係を示している。車
両の通常走行時の油圧回路に作用する油圧は、0.5〜
1.5MPaであり、このとき直径φ1程度のオリフィ
ス38からオイルタンク35に流入するオイルの流量
は、オイルポンプの吐出圧とほぼ比例関係を示し、1.
2〜2L/minとなる。
1はアイドリング運転時)のオイルポンプの供給油圧
は、通常0.45〜0.6MPa(流量にして8L/m
in)であり、これに対して油圧回路に補給すべき供給
油圧は0.025MPaで、オイルポンプの供給油圧の
1/20程度である。
1/20程度であれば、その流量はアイドル時にオイル
ポンプの吐出流量の1/20(オイルの粘性的に油圧比
例で決まる場合)〜1/4.5(オリフィス的に油圧の
平方根で決まる場合)となり、0.2〜1.8L/mi
n程度の流量で足りることになる。したがって、重力に
よってオイルが1.8L/min程度流通する逆止弁3
9を設置すればよい。
10・15モードの走行途中でのアイドル停止時間が8
5秒程度であることを考慮して、オイルタンク35の必
要容量は、約2.5Lとなる。なお、本実施形態のよう
に変速機の上方にオイルタンク35を用いずに、通常の
アキュムレータを用いた場合には、油圧回路に供給され
るオイルの油圧が高くなり、潤滑や冷却に使用されるオ
イル量が増加し、よって補給するオイル量が増加するこ
とで、アキュムレータの容量が大型化し、車載が困難と
なり、または容量を維持したままでは、85秒間にオイ
ルを供給することができないことになる。
能やオリフィスの形状等によって定められるものであっ
て、本実施形態は一例を示したに過ぎず、これらを考慮
して最適な条件を見出せばよい。
ポンプ14が稼動していない時に、変速機の上方に設置
したオイルタンク35からオイルを重力によって変速機
17に供給することができ、変速機の潤滑や冷却に用い
られて減量したオイル分を補給することができる。これ
によりアイドル停止時の油圧回路内の油圧の低下を防止
し、エンジン始動直後でもクラッチの係合遅れを防止
し、エンジンの空吹けを防止できる。
を供給するための電動油圧ポンプやアキュムレータを用
いる必要がないので、コストの低減が図れ、小型化で
き、車両搭載性を向上できる。さらには、電動油圧ポン
プ使用による電力の消費も回避できる。
高い圧力を維持する構造を有する必要がないので、小型
化および廉価にすることができる。
油圧回路にオリフィスを設けたので、オイルタンクに供
給されるオイルの流量を制御することができる。またオ
リフィスと並列にオイルタンクへのオイルの供給を遮断
する逆止弁を設置したので、オイルタンクへのオイルの
供給をオリフィスによってのみ制御することができると
ともに、オイルタンクからオイルを逆止弁を通じて油圧
回路に供給することができる。
る。これは、第1実施形態のオイルタンク35からオー
バフローしたオイルをオイルパン32に戻す油圧回路3
6を廃止し、油圧ポンプ14からオイルタンク35に供
給されるオイルをオイルタンク35の上方から供給する
油圧回路40aとオイルタンク35のオイルを油圧回路
33に供給する油圧回路40bを備える。ここで、油圧
回路40aにオリフィス38が、また油圧回路40bに
逆止弁39がそれぞれ設置される。さらに油圧回路40
aのオイルタンク35側の出口部先端には、オイルタン
ク35へのオイルの流量を制御するためのフロート弁4
2が設置されており、オイルタンク35内のオイルの量
が所定量に達した時に、油圧回路40aの出口を遮蔽
し、オイルタンク35へのオイルの供給を停止する。な
お、オイルタンク35へのオイルの供給を停止する手段
としてフロート弁を用いたが、これに限らず、例えば電
磁弁を用いることも可能である。
バフローのための油圧回路を廃止でき、簡素な構成とす
ることができる。
形態の構成に加えて、オイルタンク35内のオイルの流
量を所定流量以上に調整するための油圧回路40cと、
その油圧回路に切換弁43を設けた構成である。
ルリザーバタンクとしての機能をオイルタンク35に備
えることができる。
ものではなく、本発明の技術的思想の範囲内でさまざま
な変更がなしうることは明白である。
成図である。
する概略図である。
する回路図である。
イル流量を説明する図である。
流出するオイル流量を説明する図である。
構造を説明する回路図である。
構造を説明する回路図である。
Claims (4)
- 【請求項1】変速機と、エンジンにより駆動される油圧
源と、油圧源からの油圧に基づいて前記変速機の変速を
制御する油圧制御手段とを備え、所定の運転条件でエン
ジンの自動停止、自動再起動を行うアイドル停止車両に
おいて、 前記変速機の上方に配置され、前記油圧源から供給され
る作動油を貯留するオイルタンクを備え、 アイドル停止時に、前記オイルタンクから作動油を重力
によって前記油圧制御手段に供給することを特徴とする
アイドル停止車両。 - 【請求項2】前記油圧源と前記オイルタンクとを連通す
る油圧回路と、この油圧回路に流量を制御する手段と、
この流量制御手段と並列に前記オイルタンクから前記油
圧源方向への作動油の流通のみを許可する一方向弁とを
備えたことを特徴とする請求項1に記載のアイドル停止
車両。 - 【請求項3】前記油圧制御手段は、動力伝達要素への油
圧の供給を制御する第1制御弁と、この第1制御弁への
油圧を制御する第2制御弁とを備え、アイドル停止中に
前記第1、第2制御弁を開口することを特徴とする請求
項1または2に記載のアイドル停止車両。 - 【請求項4】前記オイルタンクの容量は、アイドル停止
時間と、単位時間当たりに排出される作動油流量とに基
づき算出されることを特徴とする請求項1に記載のアイ
ドル停止車両。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001253828A JP3747822B2 (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | アイドル停止車両 |
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JP2001253828A JP3747822B2 (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | アイドル停止車両 |
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JP2001253828A Expired - Fee Related JP3747822B2 (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | アイドル停止車両 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7556588B2 (en) | 2006-06-13 | 2009-07-07 | Hyundai Motor Company | System and method for generating line pressure of continuously variable transmission in hybrid vehicle |
KR101273107B1 (ko) | 2007-12-14 | 2013-06-13 | 현대자동차주식회사 | 연비 개선을 위해 잉여 오일을 이용한 자동 변속기 |
JP2013249808A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Isuzu Motors Ltd | 内燃機関のアイドリングストップシステム |
JP2020067061A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 株式会社Subaru | オイル供給装置 |
-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001253828A patent/JP3747822B2/ja not_active Expired - Fee Related
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