JP2003064915A - シリンダー錠のピッキング防止装置 - Google Patents

シリンダー錠のピッキング防止装置

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JP2003064915A
JP2003064915A JP2001343883A JP2001343883A JP2003064915A JP 2003064915 A JP2003064915 A JP 2003064915A JP 2001343883 A JP2001343883 A JP 2001343883A JP 2001343883 A JP2001343883 A JP 2001343883A JP 2003064915 A JP2003064915 A JP 2003064915A
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JP
Japan
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tumblers
special
cylinder lock
tumbler
picking
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JP2001343883A
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Inventor
Makoto Mitsuki
誠 三ツ木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は通常のピッキング工具が使
用出来ない構造で、不正解錠による犯罪の防止、抑止を
目的としたシリンダー錠の開発である。 【構成】 従来のシリンダー錠は内筒の中にタン
ブラー7が4ケ使用されているが、その中間(タンブラ
ーの2番目と3番目)に特殊タンブラー4と特殊タンブ
ラー押しバネ5を新設し、従来のタンブラー7とは異質
な作用(異物質侵入抑止作用)をさせる。例えば、従来
型のキーやピッキング工具の様な物質が鍵穴から入ると
中間で特殊タンブラーに当たる、これを押し退けて奥ま
で物質を入れようとすると、特殊タンブラーは施錠状態
になるように構成され異物質が入っている間はピッキン
グ操作ができない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】住宅・工場・事務所・倉庫等構造
物・建造物及び自動車等乗用物には出入口があり、この
出入口に何らかの規制をするのが錠前である。 【0002】 【従来の技術】ディスクタンブラーを使用したシリンダ
ー錠を例にとると図3及び図14に示す通りキーは勿論
キー以外の工具、道具類が容易に鍵穴から入ってしま
う。 【0003】 その為にピッキング工具等の使用によ
り容易に解錠されてしまい犯罪を許す結果となってしま
うのである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この発明はピッキング
による犯罪を防止又は抑止し生命・財産の安全を確保す
る事を目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】構造物特に建造物に侵入
者がいかに入れなくするかが重要であり且つ生命・財産
を保護する有効な手段と考える。通常の錠前と変わら
ず、しかも解錠しにくくしたのが本発明である。 【0006】 特に図1に示すように従来の内筒2a
の中間あたりに特殊タンブラー4及び特殊タンブラー押
しバネ5を入れる事によりピッキングすることを困難に
した。 【0007】 又、製作を容易にするため内筒2aを
2分割にした。図15、内筒上2と図16、内筒下3が
それである。 【0008】 一部の専門家の間では、どの様な対策
をとってもピッキングは容易であるとされているが本発
明はその容易にピッキングされているのを、いかに困難
にするかの発明である。但しピッキングでなく暴力的破
壊には無力である事は事実である。 【0009】 【作用】この発明は合致するキー以外のキー及び他の工
具・道具が鍵穴から入ると特殊タンブラー4が半径方向
に移動して新たに施錠してしまうためピッキングをして
も自身の工具・道具を取り除かなければ、特殊タンブラ
ーは施錠のままであり、鍵穴の中でいくらピッキングを
しても解錠は出来ない。 【0010】 勿論工具・道具類を鍵穴より抜けば特
殊タンブラー4は特殊タンブラー押しバネ5の反力によ
り解錠状態となる。 【0011】 【実施例】今、施錠されているドァーがある、侵入を試
みる物がピッキング工具を使用して鍵穴から工具を入れ
ると施錠されているシリンダー錠は工具が入ると同時に
特殊タンブラー4の働きにより工具の回転動作を阻止す
るため解錠させる事が出来ない。 【0012】 それは合致するキー(指定キー)以外
の物が鍵穴から入ると、いったんダブルロック状態にな
るためである。指定されたキーを鍵穴より挿入すると、
最初はダブルロック状態になるが根元まで挿入すると特
殊タンブラー4は特殊タンブラー押しバネ5の反力によ
り図10及び図11キーの穴に入り特殊タンブラー4
は、解錠状態になる。その後にキー9を回転させれば、
このシリンダー錠は解錠することができる。 【0013】 施錠または解錠後、キーを抜き取る時
キーは図17及び図18の特殊タンブラーに付けた折り
返しに当たり特殊タンブラー4は半径方向に移動して施
錠状態になるがそのまま抜き取る事が出来る。 【0014】 【発明の効果】侵入を望む者が解錠に時間をかけたり、
音を立てたりすれば、家人・隣近所、又は通行人にとが
められる恐れがあるため侵入を断念せざるをえなくな
り、本発明は出入口の番人として、充分効果を発揮す
る。 【0015】 本発明はピッキング工具の使用を困難
にした効果は絶大であり、経費の面からみても、設備投
資に負担がかからず、従来の作業工程をさほど変えるこ
となく量産が可能な発明と考える。 【0016】 図16内筒下3に特殊タンブラー4と
特殊タンブラー押しバネ5を置き図15内筒上2をかぶ
せる様にボスをボス穴に通しカシメる。以上の作業を事
前準備しておけば後は従来の工程を利用出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例を表す図で、図4のD−D
断面図でキーを差し込んだ状態図(正面断面図) 【図2】 本発明の実施例を表す図で、図4のD−D
断面図(正面断面図) 【図3】 従来のディスクタンブラー使用シリンダー
錠正面断面図(キーを差し込んだ状態図) 【図4】 本発明の実施例で図2のA−A断面図で特
殊タンブラー4が解錠状態図 【図5】 本発明の実施例で図2のA−A断面図で特
殊タンブラー4が施錠状態図 【図6】 本発明の実施例で図2のC−C断面図でタ
ンブラー7が施錠状態図 【図7】 本発明の実施例で図2のB−B断面図でタ
ンブラー7が施錠状態図(タンブラー7及びタンブラー
押しバネ6を各4ケ使用した例) 【図8】 正面図(参考図1) 【図9】 右側面図(参考図2) 【図10】 本発明の実施例でキーの平面図 【図11】 本発明の実施例でキーのE−E断面図 【図12】 従来のキーの平面図(参考図3) 【図13】 従来のキーの断面図(参考図4) 【図14】 従来のシリンダー錠の正面断面図 【図15】 本発明の内筒上2の正面断面図 【図16】 本発明の内筒下3の正面断面図 【図17】 本発明の特殊タンブラー4の平面図 【図18】 本発明の特殊タンブラー4の正面断面図
(図17のF−F断面図) 【符号の説明】 1 外筒(ケース) 2 内筒上 2a 従来の内筒 3 内筒下 4 特殊タンブラー 5 特殊タンブラー押しバネ 6 タンブラー押しバネ 7 タンブラー(ディスクタンブラー) 8 止め輪(止め座) 9 本発明の穴明キー 9a 従来のキー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シリンダー錠の鍵差し込み口に指定
    されたキー以外の物が侵入すると施錠されている錠は更
    に、特殊タンブラーにより施錠を加えダブルロックされ
    る構造となり、容易にピッキングを出来なくした装置で
    ある。
JP2001343883A 2001-06-11 2001-10-05 シリンダー錠のピッキング防止装置 Pending JP2003064915A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256634A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Tokai Rika Co Ltd キー及び施錠装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011256634A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Tokai Rika Co Ltd キー及び施錠装置

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