JP2003063937A - 2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤、その製造方法、及びそれを用いた2剤式毛髪脱色剤組成物キット - Google Patents

2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤、その製造方法、及びそれを用いた2剤式毛髪脱色剤組成物キット

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JP2003063937A
JP2003063937A JP2001255089A JP2001255089A JP2003063937A JP 2003063937 A JP2003063937 A JP 2003063937A JP 2001255089 A JP2001255089 A JP 2001255089A JP 2001255089 A JP2001255089 A JP 2001255089A JP 2003063937 A JP2003063937 A JP 2003063937A
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Ryosuke Watanabe
亮介 渡邊
Haruhiko Yoshida
治彦 吉田
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Nicca Chemical Co Ltd
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Nicca Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過硫酸塩及びアルカリ剤を含有する第1剤と
酸化剤を含有する第2剤とからなる2剤式毛髪脱色剤組
成物用の第1剤であって、毛髪の脱色効果に優れかつ脱
色ムラの発生が防止され、粉末の飛散がなくかつ作業性
に優れ、さらに長期保存安定性に優れた第1剤を提供す
ること。 【解決手段】 過硫酸塩及びアルカリ剤を含有する第1
剤と酸化剤を含有する第2剤とからなる2剤式毛髪脱色
剤組成物用の第1剤であって、(a)過硫酸塩を20〜
60重量%、(b)アルカリ剤を5〜50重量%、
(c)無機顔料及び金属石鹸からなる群より選ばれる少
なくとも1種の化合物を20〜40重量%、及び(d)
炭素数8〜20の直鎖状炭化水素基を有する非イオン性
界面活性剤を0.5〜15重量%それぞれ含有すること
を特徴とする2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪を脱色又は脱
染するための2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤、その製
造方法、及びそれを用いた2剤式毛髪脱色剤組成物キッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪をブロンド化(金髪化)させるには
非常に強力な脱色効果が必要であり、従来より、過硫酸
塩とアルカリ剤とを含有する粉末状の第1剤と、過酸化
水素等の酸化剤を含有する第2剤とを使用直前に混合し
て使用する、2剤式の酸化型毛髪脱色剤組成物が汎用さ
れている。
【0003】しかし、このような粉末状の第1剤は、例
えば容器を開けたり、秤量したり、第2剤と混合する時
に粉が飛散しやすく、作業環境が悪化し易いという問題
があった。また、粉末状の第1剤には、比重の異なる粉
末成分が複数混合されているため、経時で比重の大きい
粉末成分は容器の下部に、比重の軽い粉末成分は容器の
上部に偏在してしまうことが多く、取り出す場所によっ
て脱色力が異なってしまうという問題もあった。さら
に、長期保存する場合は、吸湿により粉末が固まり、ま
た過硫酸塩の活性が低下して脱色力が低下するといった
欠点もあった。
【0004】上記のような問題を解決する目的で、過硫
酸塩等の細かい粉末に、油や液状ワックス等の油分を少
量混和して飛散しにくい粉体としたり、油分を多量に混
和してペースト状にする技術が開示されている(特開平
6−9353号公報、特開平9−157142号公報、
特開平11−12140号公報、特開2000−256
150号公報)。しかし、油分を混和した場合には、粉
体の疎水性が増して酸化剤を含有する第2剤(例えば、
過酸化水素水)との混合に時間がかかるという問題や、
油分により脱色効果が充分に発揮されないという根本的
な欠点があり、さらに脱色後に毛髪に油分が残って感触
が悪化する場合があるという問題があった。
【0005】また、過硫酸塩等の粉末に結合剤を加え、
粒状化して飛散及び成分の不均一化を防ぐ方法も開示さ
れているが(特開平7−126130号公報)、粒状化
の工程が煩雑であり、経済的な観点からも好ましくな
く、さらに粒状化により酸化剤を含む第2剤との混合に
時間がかかるという問題もあった。
【0006】さらに、特開2000−281543号公
報には、酸化剤と、分岐鎖アシル基、分岐鎖アルキル基
又は分岐鎖アルケニル基を有する非イオン性界面活性剤
を含有する脱色剤が開示されている。しかし、酸化剤と
しての過硫酸塩に分岐鎖アルキル基を有する非イオン性
界面活性剤を混合した場合、脱色ムラが発生し易くなる
という問題があり、未だ十分なものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有する課題に鑑みてなされたものであり、過硫酸塩
及びアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第
2剤とからなる2剤式毛髪脱色剤組成物用の第1剤であ
って、毛髪の脱色効果に優れかつ脱色ムラの発生が防止
され、粉末の飛散がなくかつ作業性に優れ、さらに長期
保存安定性に優れた第1剤、その製造方法、及びそれを
用いた2剤式毛髪脱色剤組成物キットを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の組成を有す
る組成物を2剤式毛髪脱色剤組成物用の第1剤として用
いることにより、優れた脱色効果を示し、かつ脱色ムラ
の発生、粉末の飛散及び作業性の悪化が十分に防止さ
れ、さらに長期保存安定性が向上することを見出し、本
発明を完成させるに至った。
【0009】すなわち、本発明の2剤式毛髪脱色剤組成
物用第1剤は、過硫酸塩及びアルカリ剤を含有する第1
剤と酸化剤を含有する第2剤とからなる2剤式毛髪脱色
剤組成物用の第1剤であって、(a)過硫酸塩を20〜
60重量%、(b)アルカリ剤を5〜50重量%、
(c)無機顔料及び金属石鹸からなる群より選ばれる少
なくとも1種の化合物を20〜40重量%、及び(d)
炭素数8〜20の直鎖状炭化水素基を有する非イオン性
界面活性剤を0.5〜15重量%それぞれ含有すること
を特徴とするものである。
【0010】また、本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物キ
ットは、上記本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤
と、酸化剤を含有する第2剤とからなることを特徴とす
るものである。
【0011】更に、本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用
第1剤の製造方法は、前記(a)成分である過硫酸塩
と、前記(b)成分であるアルカリ剤と、前記(c)成
分である化合物とを混合して乾式混合物を得る工程、及
び前記乾式混合物と、前記(d)成分である液状の非イ
オン性界面活性剤とを混合して前記第1剤を得る工程、
を含むことを特徴とする方法である。
【0012】上記本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用第
1剤、その製造方法及びそれを用いた2剤式毛髪脱色剤
組成物キットにおいては、前記(c)成分である化合物
が、タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、無水ケ
イ酸及びステアリン酸マグネシウムからなる群より選ば
れる少なくとも1種であることが好ましく、また、前記
(d)成分である非イオン性界面活性剤が、炭素数8〜
20の直鎖高級アルコールのアルキレンオキサイド付加
物及び炭素数8〜20の直鎖アルキルフェノールのアル
キレンオキサイド付加物からなる群より選ばれる少なく
とも1種であることが好ましい。
【0013】なお、毛髪脱色剤には、広義には毛髪を脱
色する「脱色剤」のみならず毛髪を脱染する「脱染剤」
が包含され得るが、本発明に係る「毛髪脱色剤」はその
両者を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の2剤式毛髪脱色剤
組成物用第1剤について説明する。本発明の第1剤は、
(a)過硫酸塩を20〜60重量%、(b)アルカリ剤
を5〜50重量%、(c)無機顔料及び金属石鹸からな
る群より選ばれる少なくとも1種の化合物を20〜40
重量%、及び(d)炭素数8〜20の直鎖状炭化水素基
を有する非イオン性界面活性剤を0.5〜15重量%そ
れぞれ含有することを特徴とするものであり、過硫酸塩
及びアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第
2剤とからなる2剤式毛髪脱色剤組成物用の第1剤とし
て使用される。
【0015】本発明において、前記(a)成分である過
硫酸塩は、ペルオキソ硫酸塩及びペルオキソ二硫酸塩の
両者を含み特に制限されないが、粉末状のものが好まし
く、具体的には過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウムが特に好ましい。このような過硫酸塩
は1種を単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用い
ることができる。前記(a)成分である過硫酸塩の含有
量は、第1剤中に20〜60重量%であり、25〜55
重量%であることがより好ましい。(a)成分の含有量
が20重量%未満であると脱色効果が低く不十分とな
り、他方、(a)成分の含有量が60重量%を超えると
第2剤との混合時の発熱量が過多となり、更にその含有
量に見合う脱色効果が得られなくなる。
【0016】本発明において、前記(b)成分であるア
ルカリ剤は、後述する第2剤中の酸化剤を活性化できる
ものであればよく特に制限されないが、粉末又は顆粒状
のものが好ましく、具体的には炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸アンモニウム、
炭酸水素アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム(無水
物、水和物のいずれでも良い)、ケイ酸ナトリウムが特
に好ましい。このようなアルカリ剤は1種を単独で、あ
るいは2種以上を組み合わせて用いることができる。前
記(b)成分であるアルカリ剤の含有量は、第1剤中に
5〜50重量%であり、10〜40重量%であることが
より好ましい。(b)成分の含有量が5重量%未満であ
ると脱色効果が低く不十分となり、他方、(b)成分の
含有量が50重量%を超えると毛髪の損傷が大きくな
り、更にその含有量に見合う脱色効果が得られなくな
る。
【0017】本発明において、前記(c)成分である化
合物は、無機顔料又は金属石鹸であればよく特に制限さ
れないが、粉末又は顆粒状のものが好ましい。このよう
な無機顔料としては、具体的には無水ケイ酸、ケイ酸マ
グネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、マイ
カ、雲母チタン、酸化チタン等が好ましく、中でもタル
ク、カオリン、ベンナイト、マイカ、無水ケイ酸を使用
すると得られる毛髪脱色剤組成物が非常に滑らかになっ
て毛髪に塗布しやすくなる傾向にあるので特に好まし
い。また、金属石鹸としては、炭素数12〜20の脂肪
酸の金属塩(マグネシウム、カルシウム、アルミニウ
ム、ナトリウム、カリウム等の塩)が好ましく、中でも
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸ナトリウム、
ステアリン酸カリウム(特に好ましくはステアリン酸マ
グネシウム)を使用すると得られる毛髪脱色剤組成物が
非常に滑らかになって毛髪に塗布しやすくなる傾向にあ
るので特に好ましい。
【0018】このような(c)成分である化合物(無機
顔料及び/又は金属石鹸)は、1種を単独で、あるいは
2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0019】前記(c)成分である化合物(無機顔料及
び/又は金属石鹸)の含有量は、第1剤中に20〜40
重量%である。(c)成分の含有量が20重量%未満で
あると、得られる毛髪脱色剤組成物の滑らかさが不十分
となる。他方、(c)成分の含有量が40重量%を超え
ると、粉塵が発生して作業環境が悪化しやすくなる。
【0020】本発明において、前記(d)成分である非
イオン性界面活性剤は、炭素数が8〜20の直鎖状の炭
化水素基を有するものであり、より好ましくは炭素数が
12〜18の直鎖状の炭化水素基を有するものである。
この炭化水素基が直鎖状以外の分岐鎖状や環状の場合、
得られる毛髪脱色剤組成物を用いても脱色ムラが生じて
しまうのに対して、炭化水素基が直鎖状の場合はこのよ
うな脱色ムラの発生が十分に防止される。また、直鎖状
炭化水素基の炭素数が8未満の場合は皮膚刺激が大きく
なり、他方、炭素数が20を超えると液化を阻害する要
因となり得る。このような炭素数8〜20の直鎖状炭化
水素基を有する非イオン性界面活性剤としては、直鎖高
級アルコールのアルキレンオキサイド付加物、直鎖アル
キルフェノールのアルキレンオキサイド付加物、直鎖高
級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物、直鎖油脂のア
ルキレンオキサイド付加物、多価アルコールの直鎖高級
脂肪酸エステル及びそれらのアルキレンオキサイド付加
物、直鎖高級脂肪族アミンのアルキレンオキサイド付加
物、直鎖高級脂肪酸アミドのアルキレンオキサイド付加
物、直鎖高級脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられ、
中でも直鎖高級アルコールのアルキレンオキサイド付加
物及び直鎖アルキルフェノールのアルキレンオキサイド
付加物が特に好ましい。
【0021】ここで、上記の非イオン性界面活性剤にお
いて、直鎖高級アルコールとは炭素数8〜20の直鎖状
の高級アルコール類を示し、例えばオクチルアルコー
ル、デカノール、ラウリルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等が挙
げられる。また、直鎖アルキルフェノールとは炭素数8
〜20の直鎖アルキル基を有するフェノール類を示し、
例えばノニルフェノール、オクチルフェノール等が挙げ
られる。さらに、直鎖高級脂肪酸とは炭素数8〜20の
直鎖状の高級脂肪酸を示し、例えばカプリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸等が挙げられる。また、直鎖油脂とは炭素数8
〜20の直鎖状の油脂を示し、例えばヤシ油、パーム油
等が挙げられる。さらに、多価アルコールとしては、例
えばグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビット、
ソルビタン、ショ糖等が挙げられる。また、直鎖高級脂
肪族アミンとは炭素数8〜20の直鎖状の炭化水素基を
有する脂肪族アミンを示し、例えばオクチルアミン、ラ
ウリルアミン、ステアリルアミン、ベヘニルアミン、オ
レイルアミン等が挙げられる。また、直鎖高級脂肪酸ア
ミドとは炭素数8〜20の直鎖状の高級脂肪酸のアミド
を示し、例えばカプリン酸アミド、ラウリン酸アミド、
ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン
酸アミド、オレイン酸アミド等が挙げられる。さらに、
直鎖高級脂肪酸アルカノールアミドとは炭素数8〜20
の直鎖状の高級脂肪酸のアルカノールアミドを示し、例
えばヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエ
タノールアミド等が挙げられる。
【0022】また、上記の非イオン性界面活性剤におけ
るアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドが挙げ
られるが、中でもエチレンオキサイドが特に好ましい。
また、アルキレンオキサイドの付加モル数(平均繰り返
し単位数)は1〜20が好ましい。
【0023】さらに、上記(d)成分である非イオン性
界面活性剤は、HLB値が1〜13であることが好まし
く、2〜12であることがより好ましい。HLB値が1
未満では、酸化剤を含有する第2剤と混合する際に均一
に分散させにくくなる傾向にあり、他方、HLB値が1
3を超えると、第1剤が時間の経過と共に吸湿するなど
して保存安定性が劣る傾向にある。なお、ここでいうH
LB値は、Griffinによる式を用いて算出した値
をいう。
【0024】本発明においては、前記(d)成分である
非イオン性界面活性剤は1種を単独で、あるいは2種以
上を組み合わせて使用することができる。その含有量
は、第1剤中に0.5〜15重量%であり、1〜10重
量%であることがより好ましい。(d)成分の含有量が
0.5重量%未満であると粉塵抑制の効果が不十分とな
り、他方、(d)成分の含有量が15重量%を超えると
第2剤との混合性が低下する。
【0025】また、本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用
第1剤には、前記の(a)、(b)、(c)及び(d)
成分に加え、通常毛髪脱色剤に配合され得る他の成分、
例えば、油性成分、毛髪保護剤、増粘剤、pH調整剤、
カチオン性ポリマー、キレート剤、香料、非イオン性界
面活性剤以外の界面活性剤(例えばラウリル硫酸ナトリ
ウム)、第1剤を着色するための染料(例えばウルトラ
マリン染料)を適宜選択し、本発明に係る効果が損なわ
れない範囲、好ましくは第1剤中に15重量%未満、で
配合することができる。
【0026】上記の油性成分としては、例えば、パラフ
ィン、流動パラフィン、ミツロウ、スクワラン、ホホバ
油、オリーブ油、エステル油、トリグリセライド、ワセ
リン、ラノリン等の油脂類;ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン
オイル、アルコール変性シリコーンオイル、フッ素変性
シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイ
ル、アルキル変性シリコーンオイル等のシリコーン誘導
体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、イ
ソステアリン酸等の高級脂肪酸;ラウリルアルコール、
セタノール、ステアリルアルコール、セトステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール等
の高級アルコールが挙げられる。
【0027】また、上記の毛髪保護剤としては、例え
ば、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解
シルク等のタンパク誘導体が挙げられる。
【0028】さらに、上記の増粘剤としては、例えば、
デンプン、アルギン酸ナトリウム、グアーガム、キサン
タンガム、ヒドロキシエチルセルロール、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル
酸ナトリウム、カチオン化セルロース、カチオン化グア
ーガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが挙げら
れる。
【0029】また、上記のpH調整剤としては、例え
ば、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、コハク酸等の
カルボン酸及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩等;塩化アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、リン酸一水
素アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム等のアンモ
ニウム塩;炭酸ナトリウム;炭酸水素ナトリウムが挙げ
られる。
【0030】さらに、上記のカチオン性ポリマーとして
は、例えば、カチオン性デンプン、カチオン化グアーガ
ム、カチオン化セルロース、ポリ塩化ジメチルメチレン
ピペリジニウム、塩化ジメチルジアリルアンモニウムと
アクリルアミドとの共重合体、塩化ジメチルジアリルア
ンモニウムとアクリル酸との共重合体、アクリルアミド
とアクリル酸と塩化ジメチルジアリルアンモニウムとの
共重合体が挙げられる。
【0031】また、上記のキレート剤としては、例え
ば、エデト酸二ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢
酸五ナトリウム、ヒドロキシエタンジホスホン酸ナトリ
ウムが挙げられる。
【0032】本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤
は、その2重量%水溶液(精製水を使用)のpHが8〜
11であることが好ましい。このpHが8よりも酸性に
なると脱色効果が低下する傾向にあり、他方、このpH
が11よりもアルカリ性になると頭皮刺激が強く毛髪の
損傷も大きくなる傾向にある。
【0033】本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤
の製造方法は特に制限されず、例えば、配合すべき所定
量の各成分を従来公知の方法により混合することによっ
て得ることができるが、以下の製造方法がより好まし
い。
【0034】すなわち、前記(a)成分である過硫酸塩
と前記(b)成分であるアルカリ剤と前記(c)成分で
ある化合物とを混合して乾式混合物(粉末混合物)を得
た後、前記乾式混合物と前記(d)成分である液状の非
イオン性界面活性剤とを混合して前記第1剤を得る方法
である。このように粉末である前記(a)、(b)及び
(c)成分の混合物と液状の(d)成分とを混合する
と、各成分が十分に均一に混合された第1剤を効率良く
かつ確実に得ることができる傾向にある。なお、(d)
成分が固体である場合は、液状になるまで加熱した後、
液状のまま混合すればよい。したがって、本発明に係る
(d)成分である非イオン性界面活性剤としては、室温
(約20℃)で液状のものを使用することが好ましく、
そのようにすれば第1剤の製造工程の簡略化、熱量にか
かるコスト削減等の点で利点が生じる傾向にある。ま
た、上記成分を混合する方法は特に制限されず、例え
ば、液状成分に粉末混合物を添加・混合する方法、粉末
混合物に液状成分を添加・混合する方法、粉末混合物に
液状成分を噴霧・混合する方法が挙げられる。さらに、
得られる第1剤を更に滑らかな状態にしたい場合は、混
合前後に粉砕等の工程を加えることが好ましい。
【0035】本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤
の剤型は特に制限されず、粉末状、ゲル状、クリーム
状、ペースト状等種々の形態のものとすることができ
る。
【0036】次に、本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物キ
ットについて説明する。本発明の2剤式毛髪脱色剤組成
物キットは、前記した本発明の第1剤と、酸化剤を含有
する第2剤とからなることを特徴とするものである。
【0037】上記第2剤に含有される酸化剤としては、
過酸化水素、過酸化尿素、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸
塩、過酸化ピロリン酸塩等が挙げられ、中でも過酸化水
素が好ましい。前記酸化剤の含有量は、第2剤中に1〜
18重量%であることが好ましく、2〜12重量%であ
ることがより好ましい。酸化剤の含有量が2重量%未満
であると脱色効果が不十分となる傾向にある。他方、酸
化剤の含有量が18重量%を超えると、皮膚刺激及び毛
髪の損傷が大きくなる傾向にある。
【0038】また、本発明に係る第2剤は、上記の酸化
剤を含有するものであればよく、特に制限されないが、
酸化剤の他に毛髪用脱色剤に通常使用できる安定剤(フ
ェナセチン、硫酸オキシキノリン、サリチル酸、スズ酸
ナトリウム、アセトアニリド等)、pH調整剤(リン
酸、ピロリン酸、ピロリン酸ナトリウム等)、キレート
剤(エデト酸二ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢
酸五ナトリウム、ヒドロキシエタンジホスホン酸等)、
界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、塩化セチルトリ
メチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステ
アリルトリメチルアンモニウム、ポリオキシエチレンセ
チルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
等)、高級アルコール(セチルアルコール、オレイルア
ルコール、ベヘニルアルコール等)、香料、保湿剤、毛
髪保護剤、防腐剤等を、適宜選択し、本発明に係る効果
が損なわれない範囲で配合することができる。
【0039】さらに、本発明に係る第2剤のpHは、
1.5〜6であることが好ましく、2〜5.5であるこ
とがより好ましい。このpHが上記範囲外では酸化剤の
保存安定性が劣り、品質を保持しがたい傾向にある。
【0040】本発明に係る第2剤の製造方法も特に制限
されず、例えば、配合すべき所定量の各成分を精製水等
の溶媒又は分散媒と共に従来公知の方法により混合する
ことによって得ることができる。また、その剤型も特に
制限されず、液状、泡状、ゲル状、クリーム状、ペース
ト状等種々の形態のものとすることができる。
【0041】本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤
を用いて毛髪等の角質繊維を脱色又は脱染する具体的な
方法は特に制限されないが、例えば以下の方法が好まし
い。すなわち、前記の第1剤と第2剤(過酸化水素を6
重量%含有するものとして)とを重量比1:1〜1:4
の範囲で均一に混合して毛髪脱色剤組成物とし、得られ
た毛髪脱色剤組成物をハケ等で毛髪に塗布し、所定時間
(例えば、室温下で10〜40分程度)放置した後に洗
い流すことにより、毛髪を脱色することができる。な
お、処理温度は高い方が脱色効果は向上するが、加温は
必要不可欠のものではない。
【0042】また、本発明に係る毛髪脱色剤組成物は前
記の第1剤と第2剤とを混合してなるものであり、前述
の(a)、(b)、(c)、(d)成分及び酸化剤を含
有するものである。本発明に係る毛髪脱色剤組成物にお
ける上記各成分の好ましい含有量は、(a)成分が4〜
30重量%、(b)成分が1〜25重量%、(c)成分
が4〜20重量%、(d)成分が0.1〜7.5重量
%、酸化剤が1〜5重量%である。さらに、本発明に係
る毛髪脱色剤組成物のpHは8〜11であることが好ま
しく、8.2〜10.8であることがより好ましい。こ
のpHが上記下限よりも酸性になると脱色効果が不十分
となる傾向にあり、他方、このpHが上記上限よりもア
ルカリ性になると、頭皮刺激が強く、毛髪の損傷も大き
くなる傾向にある。
【0043】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により
何ら限定されるものではない。
【0044】実施例1〜5及び比較例1〜7 先ず、表1及び表2に示した各成分のうち粉末のもの
(非イオン性界面活性剤成分及びジメチルポリシロキサ
ン以外)をすべて十分に混合して乾式混合物を得た後、
この乾式混合物に残りの液状の成分(非イオン性界面活
性剤成分及びジメチルポリシロキサン)を添加して更に
十分に混合して2剤式毛髪脱色剤組成物用の第1剤を得
た。なお、得られた第1剤の2重量%水溶液(精製水を
使用)のpHはそれぞれ実施例1:10.4、実施例
2:10.0、実施例3:9.9、実施例4:9.8、
実施例5:10.2、比較例1:9.8、比較例2:1
0.4、比較例3:9.9、比較例4:10.0、比較
例5:10.2、比較例6:9.9、比較例7:10.
4であった。
【0045】なお、表1及び表2において、ポリオキシ
エチレン(2)ノニルフェノールエーテル、ポリオキシ
エチレン(2)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン
(2)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(4.
2)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(9)ラウ
リルエーテルのかっこ内の数は、エチレンオキサイドの
付加モル数を示す。これらの化合物はいずれも20℃に
おいて液状である。
【0046】また別途、35重量%過酸化水素水17
g、エデト酸二ナトリウム0.2g、リン酸0.05g
及び精製水82.75gを均一になるまで混合し、2剤
式毛髪脱色剤組成物用の第2剤を得た。なお、この第2
剤のpHは2.5であった。
【0047】そして、上記のようにして得られた実施例
1〜5及び比較例1〜7の2剤式毛髪脱色剤組成物用の
第1剤を用いて、下記の粉塵テスト、第2剤との混合
性、保存安定性(第1剤の外観変化及び脱色効果の変
化)、脱色効果、並びに脱色ムラについて評価した。
【0048】(1)粉塵テスト(粉塵の発生し易さの評
価) 第1剤50gを200mLガラスサンプル瓶中に入れ、
蓋をした後に反転させ、空間部に漂う粉塵の有無を目視
により判定し、下記の三段階に評価した。 ○:空間部に粉塵が全く発生しなかった、 △:空間部に粉塵がわずかに発生した、 ×:空間部に粉塵が多く発生した。
【0049】(2)過酸化水素含有第2剤との混合性の
評価 第1剤10gをガラスシャーレにとり、第2剤20gを
加えてハケで混合し、均一分散しやすいかどうかを目視
判定し、下記の三段階に評価した。 ○:簡単に均一分散した、 △:やや均一分散させにくかった、 ×:均一分散が困難であった。
【0050】(3)保存安定性の評価 第1剤50gを低密度ポリエチレン製の袋[チャック付
ポリ袋(ユニパックB−4)、寸法85(チャック下×
60mm、厚さ0.04mm)、株式会社生産日本社
製]に入れてチャックを閉め、45℃恒温槽内で6か月
放置した。
【0051】(第1剤の外観変化)調整時と6か月放置
後の第1剤の外観変化を目視判定し、下記の三段階に評
価した。 ○:調整時と6か月放置後の外観に変化はなかった、 △:調整時と6か月放置後の外観に変化が少しあった、 ×:調整時と6か月放置後の外観に変化が大きかった。
【0052】(毛髪の脱色効果の変化)調整時と6か月
放置後の第1剤の脱色効果を比較し、保存安定性を評価
した。すなわち、調整時の第1剤10g及び6か月放置
後の第1剤10gにそれぞれ第2剤20gを加え、均一
になるまで混合した。得られた毛髪脱色剤組成物6gを
試験用黒髪(中国人毛)の3g毛束に塗布し、ポリ塩化
ビニリデンフィルムで包んだ後に30℃で20分間放置
して脱色させ、次いで毛束をシャンプーで洗い、風乾さ
せた。得られた毛束の脱色度合いを目視により比較し、
長期保存による脱色効果の変化を目視で下記の三段階に
評価した。 ○:調整時と6か月放置後で脱色度合いに変化がなかっ
た、 △:6か月放置後は調整時よりも脱色度合いがやや劣っ
ていた、 ×:6か月放置後は調整時よりも脱色度合いが明らかに
劣っていた。
【0053】(4)脱色効果の評価 上記の保存安定性の評価(毛髪の脱色効果の変化)にお
いて調整時の第1剤を用いて得た毛髪脱色剤組成物によ
り脱色された毛束の脱色度合い(脱色効果)を目視判定
し、下記の三段階に評価した。 ○:毛束が明るくブロンド化されていた、 △:未処理の毛束と比較してあまり明るく脱色されてい
なかった、 ×:未処理の毛束と比較して殆ど脱色されていなかっ
た。
【0054】(5)脱色ムラの評価 第1剤10gに第2剤20gを加え、均一になるまで混
合した。得られた毛髪脱色剤組成物10gを試験用黒髪
(中国人毛)の5g毛束に塗布し、ポリ塩化ビニリデン
フィルムで包んだ後に30℃で20分間放置して脱色さ
せ、次いで毛束をシャンプーで洗い、風乾させた。得ら
れた毛束の脱色ムラの度合いを目視により下記の二段階
に評価した。 ○:毛束の脱色ムラがなかった、 ×:毛束の脱色ムラがあった。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】表1及び表2に示した結果から明らかな通
り、実施例1〜5及び比較例1〜7の第1剤はいずれも
脱色効果が優れていたが、(c)成分である化合物の含
有量の多い比較例1、並びに(d)成分である非イオン
性界面活性剤の含有量が少ない比較例3及び比較例4に
ついては粉塵が発生した。また、(c)成分である化合
物の含有量の少ない比較例2については、粉塵は発生し
なかったものの保存安定性が劣っていた。さらに、
(d)成分として分岐鎖状の炭化水素基を有する非イオ
ン性界面活性剤を用いた比較例5については、保存安定
性が劣り、脱色ムラも大きく発生した。
【0058】また、(d)成分である非イオン性界面活
性剤に代えて油性成分であるジメチルポリシロキサンを
用いた比較例6については、粉塵は発生しなかったもの
の第2剤との混合性が劣り、脱色ムラも大きく発生し
た。さらに、(d)成分である非イオン性界面活性剤の
含有量が多い比較例7については、粉塵は発生しなかっ
たものの第2剤との混合性が劣り、脱色ムラも大きく発
生し、保存安定性も劣っていた。
【0059】これに対して、実施例1〜5の本発明の2
剤式毛髪脱色剤組成物用の第1剤を用いた場合は、粉塵
は発生せず、第2剤との混合性及び保存安定性にも優れ
ており、脱色効果が高くかつ脱色ムラの発生が十分に防
止されていた。
【0060】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の2剤式毛髪
脱色剤組成物用の第1剤を用いれば、毛髪の脱色効果に
優れかつ脱色ムラの発生が防止され、粉末の飛散がなく
かつ作業性に優れ、さらに長期保存安定性に優れた2剤
式毛髪脱色剤組成物用第1剤、並びにそれを用いた2剤
式毛髪脱色剤組成物キットを得ることが可能となる。
【0061】また、本発明の2剤式毛髪脱色剤組成物用
第1剤の製造方法によれば、各成分が十分に均一に混合
された第1剤を効率良くかつ確実に得ることが可能とな
る。
【0062】したがって、上記本発明の2剤式毛髪脱色
剤組成物用第1剤並びに2剤式毛髪脱色剤組成物キット
を用いれば、脱色ムラの発生や作業環境の悪化を招くこ
となく効率良くかつ確実に毛髪を脱色又は脱染すること
が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB171 AB351 AB352 AB431 AB432 AB441 AB442 AC172 AC181 AC182 AC241 AC242 AC532 AD272 AD282 BB04 BB23 BB43 BB53 CC35 DD06 DD17 DD22 DD31 DD41 EE03 EE06 EE27 FF05 FF06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過硫酸塩及びアルカリ剤を含有する第1
    剤と酸化剤を含有する第2剤とからなる2剤式毛髪脱色
    剤組成物用の第1剤であって、(a)過硫酸塩を20〜
    60重量%、(b)アルカリ剤を5〜50重量%、
    (c)無機顔料及び金属石鹸からなる群より選ばれる少
    なくとも1種の化合物を20〜40重量%、及び(d)
    炭素数8〜20の直鎖状炭化水素基を有する非イオン性
    界面活性剤を0.5〜15重量%それぞれ含有すること
    を特徴とする2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤。
  2. 【請求項2】 前記(c)成分である化合物が、タル
    ク、カオリン、ベントナイト、マイカ、無水ケイ酸及び
    ステアリン酸マグネシウムからなる群より選ばれる少な
    くとも1種であることを特徴とする、請求項1に記載の
    2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤。
  3. 【請求項3】 前記(d)成分である非イオン性界面活
    性剤が、炭素数8〜20の直鎖高級アルコールのアルキ
    レンオキサイド付加物及び炭素数8〜20の直鎖アルキ
    ルフェノールのアルキレンオキサイド付加物からなる群
    より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の2剤式毛髪脱色剤組成物用第1
    剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の2剤式
    毛髪脱色剤組成物用第1剤と、酸化剤を含有する第2剤
    とからなることを特徴とする2剤式毛髪脱色剤組成物キ
    ット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の2剤式
    毛髪脱色剤組成物用第1剤を製造するための方法であっ
    て、 前記(a)成分である過硫酸塩と、前記(b)成分であ
    るアルカリ剤と、前記(c)成分である化合物とを混合
    して乾式混合物を得る工程、及び前記乾式混合物と、前
    記(d)成分である液状の非イオン性界面活性剤とを混
    合して前記第1剤を得る工程、を含むことを特徴とする
    2剤式毛髪脱色剤組成物用第1剤の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196916A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Arimino Kagaku Kk 脱染剤組成物
JP2010143921A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 L'oreal Sa アルカリ剤及び酸化組成物を含む無水組成物を使用してケラチン物質を淡色化するための方法
JP2010229106A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Milbon Co Ltd ヘアカラーリング剤およびブリーチ剤
KR101438372B1 (ko) * 2007-11-30 2014-09-12 (주)아모레퍼시픽 카올린을 함유하는 산화염색용 염모제 조성물
JP2017178863A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社マンダム 毛髪処理剤

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