JP2003063728A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2003063728A
JP2003063728A JP2001256375A JP2001256375A JP2003063728A JP 2003063728 A JP2003063728 A JP 2003063728A JP 2001256375 A JP2001256375 A JP 2001256375A JP 2001256375 A JP2001256375 A JP 2001256375A JP 2003063728 A JP2003063728 A JP 2003063728A
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JP
Japan
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recording paper
crank
cutting
movable blade
blade
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JP2001256375A
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English (en)
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Yasushi Namiki
靖 並木
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録紙を切断する刃の安全性を確保する。 【解決手段】記録紙7を矢印15方向へ引っ張ることに
よりカバー1が記録紙7に押され、それに伴いクランク
駆動レバー2が動き、クランクレバー3、4が連動
してカッタ刃が記録紙方向に移動し、記録紙をカットす
る。カット後は復帰バネ13によりカット時と逆の動き
をしてカッタ刃が待機位置に収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字された記録紙
を切断するカッタ機構を備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録紙を手で切断する機構(マニ
ュアルカッタ)においては、紙排出口付近に紙切断用の
刃を固定し、排出した記録紙を固定刃に押し当てて切断
する方式を採用していた。又、従来の自動で記録紙を切
断する機構(オートカッタ)では、モータ等で刃を駆動
させて記録紙を切断していた。切断方法としては、刃を
前後に動かすギロチン方式、ハサミ方式、ロータリー刃
方式等があり、記録紙切断後に再びモータ等の駆動によ
り刃を収納して待機状態に戻していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマニュアルカッ
タにおいては、記録紙排出口付近に固定されたカット刃
に対して、刃先に記録紙をくい込むように押し当てるこ
とが必要なことから、きれいにカットできない、カ
ット状態が一定にならない、カットする時に大きな動
作とコツが必要、等カット状態がオペレータの技量に左
右されるところが大きいという問題点があった。
【0004】また、オートカッタでは一様に記録紙をカ
ットすることは可能だが、記録紙をカットする時、更に
カット後待機状態に戻す為にモータ等による駆動が必要
であった。モータ等による駆動では連続駆動による温度
上昇がおこり放熱による対策が必要となっていた。また
駆動源を必要とすることによりモータ、回路基板などが
必要となり、どうしてもコストアップが避けられない。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、モータ等による駆動源を必要とせず、
手動で従来のオートカッタと同様の動きで記録紙をカッ
トできる装置を提供することにより、オペレータの技量
に左右されること無く一様に記録紙をカットすることが
でき、しかもプリンタ消費電力は少なく、更にコストア
ップを押さえられる小型プリンタを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明のプリンタは、記録紙の経路を長くするように搬
送路に突出している待機位置と前記搬送路から後退する
作動位置に移動可能な伝達部材と、印字手段によって印
字された前記記録紙を切断する為に前記搬送路を横切る
ように移動可能に装着された可動刃と、前記伝達部材が
前記待機位置から前記作動位置に移動するしたがい前記
可動刃が前記搬送路を横切るように移動するように前記
伝達部材と前記可動刃を連結する連結機構とを有してい
ることを特徴とする。また、前記連結機構は、クランク
機構を有することを特徴とする。更に、前記伝達部材
は、前記可動刃の上部に配置され、待機時には前記可動
刃を覆っている可動刃カバーであることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図の説明を図1〜図8に基づいて
行う。図1は実施例の断面図である。記録紙7がローラ
16を介し、ヘッド8、プラテン9の間を通り紙送りロ
ーラA10、紙送りローラB11を介して記録紙排出口
17から出るようにセットされている。
【0008】記録紙排出口17はケース前18とカバー
1の隙間であり、カバー1の後方に突起19があり、ク
ランク駆動レバー2に差し込まれている。クランク駆動
レバー2にはクランクレバーA3、クランクレバーB4
が組み込まれている。クランクレバーA3とクランクレ
バーB4はクランクレバー支点軸6を中心にして回転可
能である。詳細については図5〜図8で説明する。尚、
図1では煩雑さを避ける為に機構の保持部は省略してあ
る。
【0009】図5〜図7はカッタ刃12とクランクレバ
ーA3,B4とクランク駆動レバー2の構造を示すもの
であり、図5は待機状態を示す上面図、図6は待機状態
を示す側面図、図7はカット状態を示す上面図である。
【0010】カッタ刃12とクランク駆動レバー2はク
ランクレバーA3,B4を介して繋がっており、クラン
クレバーA3、B4はクランプレバー支点軸6を中心に
して回転運動が可能である。
【0011】クランプレバーA3、B4には図8に示す
とおり回転可能な凸部20が両端に装着されており、凸
部20はカッタ刃12とクランク駆動レバー2のガイド
穴A22、B23でガイドされる。回転可能な凸部はク
ランクレバ−A3、B4がガイド穴A22、B23に沿
って摺動する時の負荷の軽減に効果がある。
【0012】図2〜図4は図5、図7の動きを横から見
たものであり、記録紙7を切断する時、主としてカバー
1とカッタ刃12の動きを示す断面図である。実施例に
ついて図面を参照して説明する。まず機構の構成につい
て図1を基に述べる。尚、前述したとおり図1では煩雑
さを避ける為に機構の保持部は省略してある。
【0013】カバー1はケース5等に保持されている
が、前後(図1では左右)に動かすことができる。カバ
ー1やレバー類、カッタ刃12等の保持の仕方としては
ケースに直接保持機構を付ける方法、カッタ機構をユニ
ット化し、それをケース後5、あるいはフレーム等に取
り付ける方法等もある。クランク駆動レバー2もカバー
同様前後(図1では左右)に動かすことができる。
【0014】カバー1がクランク駆動レバー2と凸部1
9を介して繋がっている為、クランク駆動レバー2はカ
バー1に連動させて前後方向に動かすことができる。ク
ランク駆動レバー2には復帰バネ13が取り付けられて
いるが、復帰バネ13は常にクランク駆動レバー2を押
していてストッパ14に押しつけており、クランク駆動
レバー2は待機位置にある。
【0015】クランク駆動レバー2がカバー1の動きに
連動して待機位置から動いても復帰バネ13によって自
動的にクランク駆動レバー2を待機位置に戻すことがで
きる。 ストッパ14の位置を前後に調整することによ
り記録紙排出口17の巾を自由に変えることができ、未
使用時には記録紙排出口17を塞いでおくこともでき
る。
【0016】クランク駆動レバー2がカバー1によって
押される(後ろ方向に動かされる)ことによりカッタ刃
12が前に出て記録紙7をカットするが、その機構を図
5、図6、図7、図8を用いて説明する。
【0017】カッタ刃12とクランク駆動レバー2がク
ランクレバーA3、B4を介して繋がっている。
【0018】カッタ刃12とクランクレバーA3、B4
はガイド等を伴って(図5ではガイド省略)前後(図5
では左右)の水平方向に動かすことができる。
【0019】クランクレバーA3、B4には両端に凸部
20があり、カッタ刃12とクランク駆動レバー2には
それぞれガイドとなるガイド穴A22、B23が空いて
いて、凸部20がそれぞれカッタ刃12とクランク駆動
レバー2のガイド穴に入っている。
【0020】図6はその状態を側面から示したものであ
る。
【0021】クランクレバーA3、B4の凸部20は柄
の部分と別体で構成されており、図8に示すとおり回転
できるようになっている。
【0022】クランクレバーA3、B4は支点軸6中心
に回転できるが、支点軸6の位置は動かない。
【0023】クランク駆動レバー2を図5で示すとおり
矢印の方に動かすとクランクレバーA3、B4はレバー
角度21を小さくする方に動く。この時クランクレバー
A3、B4の凸部20とクランク駆動レバー2、カッタ
刃12のガイド穴A22、B23との摩擦による抵抗を
避ける為、凸部20は回転し、動きをスムーズにするこ
とができる。
【0024】カッタ刃12はクランクレバーA3、B4
の動きに連動して前方向に動き図7の状態になる。この
ときクランクレバーA3、B4のレバー比を調整するこ
とによりカッタ刃13のストロークを自由に設定するこ
とができる。次に記録紙をカットする機構について図
2、図3、図4を用いて説明する。
【0025】印字を終了した記録紙7が紙排出口17か
ら出る。記録紙7をカットする為にユーザーが図1の矢
印15の方向に記録紙7を引っ張る。同時に記録紙7で
カバー1を、記録紙7を引っ張った方向と同方向(矢印
15)に、水平に動かす。
【0026】カバー1とクランク駆動レバー2は前述し
たとおりにクランクレバーA3、B4、カッタ刃12と
繋がっている為、カッタ刃12が前方(図3では左側)
へ押し出され、記録紙7と当たる。
【0027】記録紙7を更に引っ張ると、カバー1の先
端が図のように斜めにめくれあがったような形状になっ
ている為、記録紙7が先端に引っ掛かって更にカバー1
を後方へ動かすことができる。
【0028】この時記録紙は図1に示す紙送りローラA
10、B11で適当な値で保持されている為、記録紙7
をカットする為に引っ張る程度でズルズル出てくること
はない。
【0029】カバー1先端に記録紙を引っかけて更にカ
バー1を押すとそれにあいまってカッタ刃12が前方に
押し出され記録紙7をカットすることができる。
【0030】記録紙7がカットされるまでは図1に示し
た復帰バネ13が収縮しているが、カット後復帰バネ1
3が伸びて、カット時と反対にクランク駆動レバー2が
後方に下がる。
【0031】尚、復帰バネ13の取り付け方法は図1と
反対に取り付け位置を前方にしてカット時は伸び、復帰
時には縮む方式にしても差し支えない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、記録紙に張力を与えて伝達部材を搬送路か
ら遠ざかるように移動すると記録紙はカッタ刃によって
切断されるから、記録紙を刃先にくい込ませる必要がな
く、記録紙の進路を変更させるためのスペースが必要な
く実質的に小型化ができた。
【0033】また、記録紙を切断した後モータ等の駆動
をすることなく復帰バネの力だけで待機状態に戻ること
ができ、モータ等の駆動を必要としない為、電源からの
リード線引き回し、モータの放熱対策などが不要であ
り、モータ等駆動源が不要な為、安価にしかも温度上昇
を抑制するプリンタを提供することが可能である。
【0034】また本発明はプリンタに限らずFAXなど
記録紙を使用する全ての装置に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すカッタ機構、機構全体の待
機状態の実施例を示す断面図。
【図2】図1のカッタ機構において、カッタ刃付近の待
機状態を示す断面図。
【図3】図1のカッタ機構において、カッタ刃が記録紙
に当たった状態を示す断面図。
【図4】図1のカッタ機構において、カッタ刃が記録紙
をカットする状態を示す断面図。
【図5】図1のカッタ機構において、カッタ刃のクラン
ク機構を示す上面図。
【図6】図1のカッタ機構において、カッタ刃のクラン
ク機構を示す側面図。
【図7】図1のカッタ機構において、カッタ刃のカット
状態のクランク機構を示す上面図。
【図8】図1クランクレバーと柄と回転可能な凸部を示
す斜視図。
【符号の説明】
1.カバ− 2.クランク駆動レバ− 3.クランクレバ−A 4.クランクレバーB 5.ケース後 6.支点軸 7.記録紙 8.ヘッド 9.プラテン 10.紙送りローラA 11.紙送りロ−ラB 12.カッタ刃 13.復帰バネ 14.ストッパ 15.矢印 16.ローラ 17.記録紙排出口 18.ケ−ス前 19.凸部 20.凸部 21.レバー角度 22.ガイド穴A 23.ガイド穴B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の経路を長くするように搬送路に
    突出している待機位置と前記搬送路から後退する作動位
    置に移動可能な伝達部材と、 印字手段によって印字された前記記録紙を切断する為に
    前記搬送路を横切るように移動可能に装着された可動刃
    と、 前記伝達部材が前記待機位置から前記作動位置に移動す
    るしたがい前記可動刃が前記搬送路を横切るように移動
    するように前記伝達部材と前記可動刃を連結する連結機
    構とを有していることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記連結機構は、クランク機構を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記伝達部材は、前記可動刃の上部に配
    置され、待機時には前記可動刃を覆っている可動刃カバ
    ーであることを特徴とする請求項1又は2記載のプリン
    タ。
JP2001256375A 2001-08-27 2001-08-27 プリンタ Withdrawn JP2003063728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1972457A1 (en) * 2007-03-21 2008-09-24 Custom Engineering SpA Limiting device of the paper taking out into the roll printers
CN106426326A (zh) * 2016-11-16 2017-02-22 遵义市乐辉塑业有限公司 用于冰箱水道胶圈的切割装置
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Effective date: 20081104