JP2003063705A - フィルム貼付装置 - Google Patents

フィルム貼付装置

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JP2003063705A
JP2003063705A JP2001258271A JP2001258271A JP2003063705A JP 2003063705 A JP2003063705 A JP 2003063705A JP 2001258271 A JP2001258271 A JP 2001258271A JP 2001258271 A JP2001258271 A JP 2001258271A JP 2003063705 A JP2003063705 A JP 2003063705A
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JP
Japan
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film
peeling
substrate
cover film
cover
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP2001258271A
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English (en)
Inventor
Kentaro Otani
謙太郎 大谷
Kazuo Takahashi
一雄 高橋
Takeshi Ishida
剛 石田
Takehiko Hayashi
武彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カバーフィルム剥離すじ跡を避けてフィルムを
基板に貼り付けること。 【解決手段】剥取ローラ5およびガイドローラ6が第1
の位置P1から第2の位置P2間に移動可能に設けられ
ており、カバーフィルム剥離位置Pからラミネートロー
ル30までの距離を、基板8上のフィルム貼付位置から
ラミネートロール30までの距離に対して可変し、フィ
ルム供給停止後の再開時に形成されるフィルム上のカバ
ーフィルム剥離すじ跡を隣接する基板8間に位置させる
よう剥取ローラ5および/またはガイドローラ6を矢印
方向へ移動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、プリン
ト配線基板、LCDやPDPのガラス基板などの基板表
面にレジスト膜などを形成するフィルムを貼り付けるフ
ィルム貼付装置に関し、特に、フィルム供給の一時停止
後に再び供給を開始させる運転によってレジストフィル
ム上に形成されるカバーフィルム剥離すじ跡を避けてレ
ジストフィルムを基板に貼り付けるフィルム貼付装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム貼付装置は、ベースフィルム、
レジストフィルムなどの貼り付けたいフィルム、カバー
フィルムの三層構造としたものを、カバーフィルムを剥
がした後に、ラミネートロールによりレジストフィルム
を基板に加熱圧着する。この種の装置として、例えば、
特開平3−69700号公報には、フィルムロールから
繰り出されたフィルムからカバーフィルムを剥がし、フ
ィルムの先端を基板の前端部に付着させた状態で、一定
長さの基板に合わせてフィルムを切断し、このフィルム
シートの基板付着位置で基板に向けて流体を吹き付けな
がらフィルムシートを基板に付着させるよう構成された
枚葉式のラミネータが開示されている。また、特開平1
0−151717号公報には、保護プラスチックフィル
ムをフィルムから除去する保護フィルム除去装置と基板
にフィルムを積層させる積層装置との間に張力調整装置
を配置し、フィルムの張力を一定に維持させるよう構成
された感光性積層材料の製造装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すようにベー
スフィルム100、レジストフィルム102、カバーフ
ィルム101からなる三層構造のフィルムFからカバー
フィルム101を連続的に剥離するときは、カバーフィ
ルム剥離位置Pで剥離すじ跡9がレジストフィルム10
2上に形成されないが、1〜5分以上の供給停止後にフ
ィルムFの供給を再開しカバーフィルム剥離を行うと、
カバーフィルム剥離すじ跡9ができる。これはフィルム
供給の再開時に、付着していた剥離位置Pが引っ張られ
て盛り上がるためである。このようなカバーフィルム剥
離すじ跡9がフィルム上にあると、露光時に影となり、
露光むらを生ずるという問題があった。本発明の目的
は、カバーフィルム剥離すじ跡を避けてフィルムを基板
に貼り付けることができるようにしたフィルム貼付装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はフィルムロールから繰り出され、カバーフ
ィルムを剥取られたフィルムを搬送される基板上に貼付
けるフィルム貼付装置において、カバーフィルムを剥離
する剥取手段をフィルム供給方向に移動可能とする手段
を設け、カバーフィルム剥離位置を設定可能にしたこと
を特徴とする。また、カバーフィルム剥離位置が基板間
に設定されていることを特徴とする。さらには、フィル
ムロールから繰り出され、カバーフィルムを剥取られた
フィルムを切断し、該フィルムを搬送される基板上に貼
付ける枚葉式のフィルム貼付装置において、カバーフィ
ルムを剥離する剥取手段をフィルム供給方向に移動可能
とする手段を設け、カバーフィルム剥離位置がフィルム
切断位置に設定されていることを特徴とする。そして、
剥取手段と同じ方向に移動可能なガイドローラを設け、
該ガイドローラを基板の搬送方向でのサイズに合わせて
移動させることを特徴とする。本発明によると、カバー
フィルム剥離位置を移動させることにより、カバーフィ
ルム剥離すじ跡を避けてフィルムを基板に貼り付けるこ
とが可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する。図
1は本発明に係るフィルム貼付装置の実施形態の概略図
である。本実施形態はカバーフィルムを剥離したフィル
ムをラミネート部に供給して基板に貼り付ける連続式の
フィルム貼付装置の概略図である。
【0006】フィルム貼付装置は、主たる構成として、
フィルム供給部1、カバーフィルム剥取部2、ラミネー
ト部3を備えており、フィルム供給部1のフィルムロー
ル10からガイドローラ4を介してフィルムFを繰出
し、カバーフィルム剥取部2でフィルムFからカバーフ
ィルム101を剥がした後、ガイドローラ6および7を
介してラミネート部3に送られ、ラミネートロール30
にてフィルムFのレジストフィルム側を搬送される基板
8上に貼付けるよう構成されている。
【0007】カバーフィルム剥取部2は、剥取手段を構
成する剥取ローラ5によりフィルムFからカバーフィル
ム101を剥離し、カバーフィルム巻取軸20に巻取
る。剥取ローラ5およびガイドローラ6は、フィルム供
給部1に近い場所に配置された固定のガイドローラ4に
近い第1の位置P1からフィルム供給方向下流側の第2
の位置P2へ移動可能に設けられている。
【0008】カバーフィルム剥離位置Pからラミネート
ロール30までの距離を、基板8上のフィルム貼付位置
からラミネートロール30までの距離に対して可変し、
図3に示すようにカバーフィルム剥離すじ跡9が隣接す
る基板8間に位置するよう剥取ローラ5およびガイドロ
ーラ6が矢印方向へ移動制御される。
【0009】図2は剥取ローラ5とガイドローラ6の移
動機構を示す。本実施形態では各々のローラ移動機構が
同一構造によって構成されている。ローラ移動機構は、
フィルム供給方向に平行かつ対向してレール11と12
が配置されており、一方のレール12には剥取ローラ5
が移動可能に設けられ、他方のレール11にはガイドロ
ーラ6が移動可能に設けられ、カバーフィルム剥離位置
Pが移動可能に構成されている。フィルム交換時には剥
取ローラ5とガイドローラ6を第1の位置P1に移動さ
せる。
【0010】本実施形態によれば、剥取ローラ5および
/またはガイドローラ6が基板8の搬送方向のサイズ
(長さ)に合わせて移動する距離によって、カバーフィ
ルム剥離すじ跡9を隣接基板8間に位置させるよう制御
することができる。因みに、基板8の長さは、予め分か
っている場合もあり、基板間の距離も予め上流の基板搬
送装置により分かっているが、搬送路上に設けたセンサ
により基板の前後端を検出し、算出する。
【0011】図4は本発明に係るフィルム貼付装置の他
の実施形態の概略図、図5は剥取ローラおよびガイドロ
ーラの移動機構を含むフィルム貼付装置の概略図であ
る。本実施形態はカバーフィルムを剥離したフィルムを
基板サイズに合わせて切断し、これをラミネート部3に
供給して基板8に貼り付ける枚葉式のフィルム貼付装置
であって、カバーフィルムを剥取ったフィルムを切断し
てラミネート部3に供給する為、ラミネータ部3上流側
にフィルム切断部13が配置されている。このフィルム
切断部13を除く他の構成は、図1および図2に示す実
施形態と同様である。
【0012】フィルム切断部13は、フィルムFを切断
するカッター14と、フィルム切断時にフィルムFを吸
引保持するフィルムキーパー15を備えている。シール
バー17は、カッター14で切断されたフィルムFの先
端部を吸引し、図5に示すように基板8の先端部所望位
置に仮付けしてから上方に退避し、ラミネートロール3
0により基板毎に切断されたフィルムFを貼り付けるよ
うにしている。
【0013】本実施形態では、基板8に貼り付けるフィ
ルムの有効長と同じ位置にカバーフィルム剥離すじ跡9
を位置させるよう剥取ローラ5および/またはガイドロ
ーラ6を移動させると共に、図6に示すようにカバーフ
ィルム剥離すじ跡9を切断位置16に設定してカッター
14で切断する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、カバーフィルム剥離位
置を移動可能にしたので、カバーフィルム剥離すじ跡を
避けてフィルムを基板に貼り付けることができ、フィル
ム貼付後の加工においてカバーフィルム剥離すじ跡によ
る不具合を解消し、品質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフィルム貼付装置の概略図であ
る。
【図2】 剥取ローラとガイドローラの移動機構を示す
概略図である。
【図3】 カバーフィルム剥離位置と基板との関係を示
す説明図である。
【図4】 本発明に係るフィルム貼付装置の他の実施形
態の概略図である。
【図5】 剥取ローラとガイドローラの移動機構を示す
概略図である。
【図6】 カバーフィルム剥離すじ跡とフィルム切断と
の関係を示す説明図である。
【図7】 カバーフィルム剥離すじ跡の説明図である。
【符号の説明】
F…フィルム、1…フィルム供給部、2…カバーフィル
ム剥取部、3…ラミネート部、5…剥取ローラ、6…ガ
イドローラ、8…基板、9…カバーフィルム剥取すじ
跡、10…フィルムロール、11,12…レール、13
…カッター部、14…カッター、15…フィルムキーパ
ー、16…フィルム切断位置、17…シールバー、20
…カバーフィルム巻取軸、101…カバーフィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 剛 山口県下松市東豊井794番地 日立テクノ エンジニアリング株式会社笠戸事業所内 (72)発明者 林 武彦 山口県下松市東豊井794番地 日立テクノ エンジニアリング株式会社笠戸事業所内 Fターム(参考) 3F104 AA03 BA01 5E314 AA24 CC15 GG19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムロールから繰り出され、カバーフ
    ィルムを剥取られたフィルムを搬送される基板上に貼付
    けるフィルム貼付装置において、 前記カバーフィルムを剥離する剥取手段をフィルム供給
    方向に移動可能とする手段を設け、カバーフィルム剥離
    位置を設定可能にしたことを特徴とするフィルム貼付装
    置。
  2. 【請求項2】前記カバーフィルム剥離位置が基板間に設
    定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィル
    ム貼付装置。
  3. 【請求項3】フィルムロールから繰り出され、カバーフ
    ィルムを剥取られたフィルムを切断し、該フィルムを搬
    送される基板上に貼付ける枚葉式のフィルム貼付装置に
    おいて、 前記カバーフィルムを剥離する剥取手段をフィルム供給
    方向に移動可能とする手段を設け、カバーフィルム剥離
    位置がフィルム切断位置に設定されていることを特徴と
    するフィルム貼付装置。
  4. 【請求項4】前記剥取手段と同じ方向に移動可能なガイ
    ドローラを設け、該ガイドローラを基板の搬送方向での
    サイズに合わせて移動させることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のフィルム貼付装置。
JP2001258271A 2001-08-28 2001-08-28 フィルム貼付装置 Abandoned JP2003063705A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743398B1 (ko) 2006-06-13 2007-08-02 (주)두일알에스 패널의 라미네이팅 장치 및 방법
KR100749152B1 (ko) * 2006-05-09 2007-08-14 (주)화백엔지니어링 필름 리와인드 장치
JP2008103477A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Hitachi Aic Inc プレラミネート装置
CN100421018C (zh) * 2006-11-17 2008-09-24 北京京东方光电科技有限公司 一种tft lcd阵列基板结构及其制造方法
JP2012212915A (ja) * 2012-06-21 2012-11-01 Hitachi Chem Co Ltd プレラミネート装置

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