JP2003063441A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JP2003063441A
JP2003063441A JP2001258504A JP2001258504A JP2003063441A JP 2003063441 A JP2003063441 A JP 2003063441A JP 2001258504 A JP2001258504 A JP 2001258504A JP 2001258504 A JP2001258504 A JP 2001258504A JP 2003063441 A JP2003063441 A JP 2003063441A
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collision
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frame
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Ryozo Muneda
了三 宗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルフラップ衝突時、オフセット衝突時にお
いて、衝突エネルギーをそれぞれの場合に応じて吸収す
る。 【解決手段】 サイドフレーム1A,1Bと、両サイド
フレームの間に渡されたクロスメンバ13,14と、両
サイドフレームに対して一体結合されたサブサイドフレ
ーム11,12と、サブサイドフレームの両サイドフレ
ームとの一体結合を解除する斜クロスメンバ15,16
とを備え、斜クロスメンバは、衝突の際に前後方向の衝
撃が車体の左右両側に与えられたときは、両サブサイド
フレームの各サイドフレームとの一体結合を解除し、衝
突の際に前後方向の衝撃が車体の左右何れか一方側に与
えられたときは、当該衝撃があった側のサブサイドフレ
ームのサイドフレームとの一体結合を保持し、かつ当該
衝撃があった側とは反対側のサブサイドフレームのサイ
ドフレームとの一体結合を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルフラップ衝突
(全面衝突)時、オフセット衝突(片側半面衝突)時に
おいて、衝突エネルギーをそれぞれの場合に応じて吸収
することで、フルフラップ衝突時とオフセット衝突時と
の安全性の両立を図ることができる自動車の車体構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体構造の前部は、図7の斜視
図および図6の底面図に示すように、一対のサイドフレ
ーム7A,7Bに、フロントクロスメンバ73,74が
架け渡されて構成されている。従来、自動車の車体構造
は、衝突時に搭乗者の安全を保つために、搭乗者空間を
形成するフレームを強固にする一方で、サイドフレーム
7A,7Bの、運転席よりも前部側にクラシャブルゾー
ンを設け、衝突時に車体の前部が潰れ易くなる(すなわ
ち、クラッシャブルにする)ように構成されている。衝
突の典型的な態様には、オフセット衝突(片側半面衝
突)、フルフラップ衝突(全面衝突)がある。
【0003】近年では、たとえば、55km/hの速度
でフルフラップ衝突するときに搭乗者の安全が保たれる
ように構成する一方で、64km/hの速度でオフセッ
ト衝突するときにも搭乗者の安全が保たれるような車体
構造が望まれている。
【0004】すなわち、車体前部が、フルフラップ衝突
時においてクラッシャブルであるとともに、オフセット
衝突時においても搭乗者空間が潰されない程度にクラッ
シャブルである車体構造が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したシャシで
は、フルフラップ衝突時には、車体前方からの衝突エネ
ルギーは、サイドフレーム7A.7Bの双方にて負担さ
れるが、このときサイドフレーム7A,7Bは、衝突エ
ネルギーを車体前部をクラッシュさせて(車体前部を潰
して)吸収しなくてはならない。
【0006】すなわち、フルフラップ衝突時には、サイ
ドフレーム7A,7Bは、衝突エネルギーを十分に吸収
して、衝突エネルギーが、搭乗者空間にまで到達しない
程度に(サイドフレーム7Aおよび7Bの強度が過剰と
ならない程度に)、クラッシャブルに構成する必要があ
る。
【0007】一方、オフセット衝突時には、衝突エネル
ギーは、サイドフレーム7Aまたは7Bの何れか一方に
より負担される。このとき、サイドフレーム7A,7B
をクラッシャブルにしておくと、衝突エネルギーは当該
フレームでは十分には吸収しきれない。このため、余剰
の衝突エネルギーにより、搭乗者空間を形成するフレー
ムが潰されてしまい、搭乗者の安全が損なわれてしま
う。
【0008】このような問題を解決するべく、左右サイ
ドフレームを連結させるクロスメンバがX字状に付加さ
れたシャシ構造も知られている(特開2000‐159
145号公報参照)。このシャシ構造では、右サイドフ
レームの前部から左サイドフレームに、および左サイド
フレームの前部から右サイドフレームに、フレームメン
バがX字状に設けられている。
【0009】上記公報記載のシャシ構造では、X字のク
ロスメンバにより、衝突エネルギーを、ある程度は分散
させることができるものの、当該X字のクロスメンバ
が、シャシ全体に強固に固定されているために、フルフ
ラップ衝突時、オフセット衝突時にともに左右サイドフ
レームがクラッシャブルであり、かつ衝突エネルギーに
より搭乗者空間が潰されないような車体構造は容易には
実現できない。
【0010】以上述べたように、自動車には、フルフラ
ップ衝突時とオフセット衝突時の安全をともに確保する
といった構造上の要請があるが、既存の技術では充分に
これに応えることができてはいない。
【0011】本発明の目的は、フルフラップ衝突時には
オフセット衝突時において、衝突エネルギーをそれぞれ
の場合に応じて、クラッシャブルとし、かつ衝突エネル
ギーにより搭乗者空間が潰されないようにし、フルフラ
ップ衝突時にはオフセット衝突時ともに搭乗者の安全を
確保することができる自動車の車体構造を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】オフセット衝突時におい
ては、片側のサイドフレームのみで衝突エネルギーを吸
収せざる得ないため、衝突エネルギーが、1つのサイド
フレームのエネルギー吸収能力を超えてしまう。
【0013】本発明者は、サイドメンバの衝突エネルギ
ー吸収量を補足、増加させるために、サブサイドフレー
ムを、サイドフレームに付加し、フルフラップ衝突時に
サブサイドフレームの効力を失効させることができれ
ば、フルフラップ衝突時、オフセット衝突時ともに搭乗
者の安全を確保することができる、との知見を得て、本
発明をなすに至った。
【0014】本発明の、自動車の車体構造は、車体の前
後方向に延びる左右一対のサイドフレームと、前記両サ
イドフレームの間に渡されたクロスメンバと、前記両サ
イドフレームに対して一体結合されたサブサイドフレー
ムと、前記サブサイドフレームの前記両サイドフレーム
との一体結合を解除する結合解除手段とを備えたもの
で、前記結合解除手段は、(1)衝突の際に前後方向の
衝撃が前記車体の左右両側に与えられたときは、前記両
サブサイドフレームの、前記各サイドフレームとの一体
結合を解除し、(2)衝突の際に前後方向の衝撃が前記
車体の左右何れか一方側に与えられたときは、当該衝撃
があった側のサブサイドフレームの前記サイドフレーム
との一体結合を保持し、かつ、当該衝撃があった側とは
反対側のサブサイドフレームの前記サイドフレームとの
一体結合を解除することを特徴とする。
【0015】ここで、「衝突の際」には、実際の衝突時
のみならず、衝突直前に、電磁波や赤外線を用いた衝突
予知装置により衝突を予知できる場合には、衝突直前を
も含む。「一体結合が取り除かれる構造」には、サブサ
イドフレームの除去、破壊、折り曲げ等、何らかの態様
によりサブサイドフレームの機能(強度)が取り除か
れ、あるいは弱められる構造を意味する。
【0016】前記サイドフレームおよび前記サブサイド
フレームは、前記車体のフロント側を構成するシャシの
一部を構成している。また、前記結合解除手段は、典型
的には、サブサイドフレームのサイドフレームとの一体
結合を、車体の前後方向に垂直な方向(横方向、上下方
向)に作用する力により取り除くように構成できる。ま
た、サブサイドフレームは、サイドフレームと一体結合
しているときには、車体の前後方向の衝突エネルギーに
対抗する強度を持っている。
【0017】本発明では、結合解除手段は、衝突の際
に、右のサイドフレームの前部から左のサブサイドフレ
ームに、右前部の衝突エネルギーが伝達して、当該エネ
ルギーに基く力によりサブサイドフレームを取り除き、
かつ、左のサイドフレームの前部から右のサブサイドフ
レームに、左前部の衝突エネルギーが伝達して、当該エ
ネルギーに基く力によりサブサイドフレームを取り除く
機構を持つことができる。
【0018】具体的には、車体の右前部から左のサブサ
イドフレームに一体結合を取り除くための衝突エネルギ
ー伝達用ロッドを取り付け、かつ車体の左前部から、右
のサブサイドフレームに、上記の一体結合を取り除くた
めの衝突エネルギー伝達用ロッドを取り付けることがで
きる。
【0019】また、本発明では、左右のサイドフレーム
のそれぞれの前部に衝突感知手段が設けられ、右のサイ
ドフレームの前部と左のサブサイドフレームとの間に、
衝突エネルギーを伝達するための衝突エネルギー伝達機
構が設けられるとともに、左のサブサイドフレームに
は、サブサイドフレーム除去手段が取り付けられ、か
つ、左のサイドフレームの前部と右のサブサイドフレー
ムとの間に、衝突エネルギーを伝達するための衝突エネ
ルギー伝達機構が設けられるとともに、右のサブサイド
フレームには、サブサイドフレーム除去手段が取り付け
られていることを特徴とする。
【0020】この場合には、衝突エネルギー伝達機構
を、電気配線または流体(ガス、液体)配管とでき、サ
ブサイドフレーム除去手段が電気駆動器または流体駆動
器とすることができる。具体的には、衝突感知手段を油
圧シリンダとし、前記衝突エネルギー伝達機構を油圧伝
達管とし、前記サブサイドフレーム除去手段が油圧シリ
ンダとすることができる。なお、衝突感知手段を、加速
度検出装置または加加速度検出装置とすることもでき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1の斜視図および図2の底面図により説明する。シャシ
10は、サイドフレーム1A,1Bと、サブサイドフレ
ーム11,12と、フロントクロスメンバ13,14
と、斜クロスメンバ(本発明における結合解除手段)1
5,16とを含んで構成されている。
【0022】サイドフレーム1Aとサブサイドフレーム
11、およびサイドフレーム1Bとサブサイドフレーム
12は、それぞれ対をなす。サブサイドフレーム11
は、サイドフレーム1Aに一体結合するように設けら
れ、サブサイドフレーム12は、サイドフレーム1Bに
一体結合するように設けられている。また、サイドフレ
ーム1A,1B間には、フロントクロスメンバ13,1
4が渡されている。
【0023】サブサイドフレーム11は、前端がサイド
フレーム1Aの前部に軸着され、後端が、サブサイドフ
レームホルダ17により、サイドフレーム1Aに保持さ
れている。同様に、サブサイドフレーム12は、前端が
サイドフレーム1Bの前部に軸着され、サブサイドフレ
ームホルダ18により、サイドフレーム1Bに保持され
ている。サブサイドフレーム11,12は、後端におい
て横方向の力を受けたときには、サブサイドフレームホ
ルダ17,18から外れる(すなわち、サイドフレーム
1A,1Bから外れる)ように構成されている。
【0024】サブサイドフレーム11の前端から、サブ
サイドフレーム12の後端に斜クロスメンバ15が取り
付けられ、サブサイドフレーム12の前部からサブサイ
ドフレーム11の後端に斜クロスメンバ16が取り付け
られている。
【0025】サブサイドフレーム11の前部と斜クロス
メンバ15の前部は、ボルト151にてサイドフレーム
1Aの前部に固定され、サブサイドフレーム12の前端
と斜クロスメンバ16の前端は、ボルト161にてサイ
ドフレーム1Bの前部に固定されている。また、サブサ
イドフレーム11の後端は斜クロスメンバ16の後端
に、サブサイドフレーム12の後端は斜クロスメンバ1
5の後端に、それぞれボルト162,ナット163を用
いて取り付けられている。
【0026】サイドフレーム1Aにはゴム製のサブサイ
ドフレームホルダ17が設けられている。サブサイドフ
レーム11の後端は、横方向の力によって取り外れるよ
うにサブサイドフレームホルダ17に収められている。
【0027】さらに、本実施形態では、サブサイドフレ
ーム11,12は、車体の前後方向からの圧縮する力に
対して、サイドフレーム1Aを補強するような構造とな
っている。サブサイドフレームホルダ17および18
は、それぞれ、サブサイドフレーム11および12を保
持するものであり、この保持は、衝突エネルギーによ
り、簡単に取り除かれる。
【0028】X状の斜クロスメンバ15,16の前部
は、図2に示すように、サイドフレーム1Aの前部に取
り付けてもよいし、サイドフレーム1Aの前部よりやや
後方に取り付けてもよい。また、斜クロスメンバ15お
よび16の形は、ストレートでもよいし、交差部分が接
触しないように接触部を湾曲させてもよい。
【0029】図3(A)は、サイドフレーム1Aとサブ
サイドフレーム11との取り付け状態、サイドフレーム
1Aと斜クロスメンバ15の前端との取り付け状態、サ
ブサイドフレーム11と斜クロスメンバ16の後端との
取り付け状態を詳細に示す図である。図3(B)は、サ
イドフレーム1Bとサブサイドフレーム12との取り付
け状態、サイドフレーム1Bと斜クロスメンバ16の前
端との取り付け状態、サブサイドフレーム12と斜クロ
スメンバ15の後端との取り付け状態を詳細に示す図で
ある。
【0030】図3(A)では、サブサイドフレーム11
の前端は、斜クロスメンバ15の前端とボルト151に
て、サイドフレーム1Aの前部に固定されている。ま
た、サブサイドフレーム11の後端は、斜クロスメンバ
16の後端と、斜クロスメンバ16の厚みより厚いパッ
ド155を挟んで、ボルト162.ナット163にて固
定されており、サイドフレーム1Aとはサブサイドフレ
ームホルダ17を介してのみ固定されている。なお、本
実施形態では、サブサイドフレームホルダ17は、サイ
ドフレーム1Aとに、強固に、接着材を用いて固定して
いるが、ボルト等、他の結合手段により固定してもよ
い。
【0031】図3(B)では、サブサイドフレーム12
の前端は、斜クロスメンバ16の前端とパッド165を
介して、ボルト161にて、サイドフレーム1Bの前部
に固定されている。サブサイドフレーム12の前端を、
サイドフレーム1Bの前部とに、溶接等他の手段を用い
て固定してもよい。
【0032】また、サブサイドフレーム12の後端は、
斜クロスメンバ15の後端と固定されている。すなわ
ち、サブサイドフレーム12の後端は、斜クロスメンバ
15の後端に、ボルト152,ナット153にて固定さ
れており、サイドフレーム1Bとはサブサイドフレーム
ホルダ18を介してのみ固定されている。図3(A)で
説明したと同様、サイドフレーム1Bとサブサイドフレ
ームホルダ18とは、強固な接着剤にて固定されてい
る。
【0033】以下、第1実施形態の作用を説明する。図
2において、矢印CおよびDは、衝突時に力の加わる方
向を表したものである。まず、全面衝突(フルフラップ
衝突)時の作用について説明する。
【0034】フルフラップ衝突では、サイドフレーム1
Aおよび1Bに均等に、CおよびD方向の衝突エネルギ
ーが与えられる。サイドフレーム1Aにはサブサイドフ
レーム11が取り付けられ、サイドフレーム1Bにはサ
ブサイドフレーム12が取り付けられているので、衝突
エネルギーは、サイドフレーム1Aとサブサイドフレー
ム11およびサイドフレーム1Bとサブサイドフレーム
12が負担する。
【0035】フルフラップ衝突では、サイドフレーム1
Aに与えられた衝突エネルギーの一部は、斜クロスメン
バ15に伝えられる。斜クロスメンバ15に伝えられた
衝突エネルギーは、サブサイドフレーム12に伝達さ
れ、その結果サブサイドフレーム12は横方向からの力
を受け、サイドフレーム1Bから離脱される。
【0036】同様に、サイドフレーム1Bに与えられた
衝突エネルギーの一部は、斜クロスメンバ16に伝えら
れ、サブサイドフレーム11は、サイドフレーム1Aか
ら離脱される。このように、フルフラップ衝突では、車
体の前後方向の衝突エネルギーは、サイドフレーム1A
および1Bだけで負担され、フロントクロスメンバ13
と14との間で、クラシャブルゾーンを持つことがで
き、搭乗者に対する安全性の向上を図ることができる。
【0037】次に、オフセット衝突(ここでは、車体の
左側前面のオフセット衝突)時の作用について説明す
る。オフセット衝突では、車体の左側前面からしか衝突
エネルギーが与えられない。すなわち、図2に示すよう
に、C方向からの衝突エネルギーが車体に与えられる。
サイドフレーム1Aには、サブサイドフレーム11が取
り付けられているので、衝突エネルギーは、サイドフレ
ーム1Aとサブサイドフレーム11の両方が負担する。
【0038】これにより、オフセット衝突では、車体の
左側は、サイドフレーム1Aとサブサイドフレーム11
両方の強度を持つことになる。サイドフレーム1Aとサ
ブサイドフレーム11との双方により、衝突エネルギー
は十分に吸収され、衝突エネルギーは殆ど、搭乗者空間
にまで到達せず、搭乗者を保護することができる。
【0039】このとき、サイドフレーム1Aに与えられ
た衝突エネルギーの一部は、斜クロスメンバ15に伝え
られる。斜クロスメンバ15に伝えられた衝突エネルギ
ーは、サブサイドフレーム12に伝達され、その結果サ
ブサイドフレーム12は、横方向からの力を受け、サイ
ドフレーム1Bから離脱される。これにより、フロント
クロスメンバ13と14との間のサイドフレーム1B側
は、クラシャブルとなる。
【0040】次に、本発明の第2実施形態を図4により
説明する。図4において、シャシ20は、サイドフレー
ム2A,2Bと、サブサイドフレーム21,22と、フ
ロントクロスメンバ23,24とを含んで構成される。
第2実施形態では、サブサイドフレーム21のサイドフ
レーム2Aへの一体結合の構成、サブサイドフレーム2
2のサイドフレーム2Bへの一体結合の構成は、それぞ
れ、第1実施形態における、サブサイドフレーム11の
サイドフレーム1Aへの一体結合の構成およびサブサイ
ドフレーム12のサイドフレーム1Bへの一体結合の構
成と同じである。
【0041】また、サイドフレーム2A,2Bの前部と
サブサイドフレーム21,22の前部との結合構造に
は、ボルト251,261が用いられている。また、サ
イドフレーム2A,2Bとサブサイドフレーム21,2
2の後端との結合には、サブサイドフレームホルダ2
7,28が用いられている。ボルト251,261およ
びサブサイドフレームホルダ27,28の機能は、第1
実施形態におけるボルト151,161およびサブサイ
ドフレームホルダ17,18と同じである。
【0042】第2実施形態では、結合解除手段として、
サブサイドフレーム21,22のサイドフレーム2A,
2Bとの一体結合を取り除くための油圧装置が用いられ
ている。この油圧装置は衝突エネルギー感知装置291
1,2921、圧力伝達装置2912,2922、サブ
サイドフレーム離脱装置2913,2923からなる。
【0043】第2実施形態では、サイドフレーム2A,
2Bの前端に衝突エネルギー感知装置2911,292
1が設けられており、サブサイドフレーム21,22に
は、サブサイドフレーム離脱装置2913,2923が
それぞれ設けられている。衝突エネルギー感知装置29
11と、サブサイドフレーム離脱装置2913とは圧力
伝達装置2913により接続され、衝突エネルギー感知
装置2921と、サブサイドフレーム離脱装置2923
とは圧力伝達装置2922により接続されされている。
【0044】以下、本発明の第2実施形態の作用を図4
に基づいて説明する。図4において、矢印CおよびD
は、衝突時に力の加わる方向を表したものである。フル
フラップ衝突時には、衝突エネルギー感知装置2911
および2921の双方がそれぞれ、CおよびD方向の衝
突エネルギーを感知する。すなわち、車体が正面側で衝
突すると、衝突エネルギー感知装置2911,2921
のシリンダーが作動する。
【0045】衝突エネルギーの一部は、圧力伝達装置2
912,2922を介して、サブサイドフレーム離脱装
置2913,2923に伝えられる。サブサイドフレー
ム離脱装置2913,2923は、サブサイドフレーム
21,22に対して横方向の力を与え、サブサイドフレ
ーム21,22は、サイドフレーム2A,2Bから離脱
する。すなわち、サブサイドフレーム21とサイドフレ
ーム2Aとの一体結合、およびサブサイドフレーム22
とサイドフレーム2Bとの一体結合が取り除かれる。
【0046】オフセット衝突では、車体の左側前面から
しか衝突エネルギーが与えられない。すなわち、図4に
示すように、C方向からの衝突エネルギーが車体に与え
られる。サイドフレーム2Aには、サブサイドフレーム
21が取り付けられているので、衝突エネルギーは、サ
イドフレーム2Aとサブサイドフレーム21の両方のフ
レームが負担する。このとき、衝突エネルギー感知装置
2911が動作し、衝突エネルギーの一部は、圧力伝達
装置2912を介して、サブサイドフレーム離脱装置2
913に伝えられる。サブサイドフレーム離脱装置29
13は、サブサイドフレーム22に対して横方向の力を
与える。これにより、サブサイドフレーム22と、サイ
ドフレーム2Bとの一体結合が取り除かれる。
【0047】なお、C及びD方向の衝突エネルギーを感
知する装置は、種々のものが考案されているが、搭乗者
の安全を確保するために使用されるエアーバックが作動
する時に用いられる、衝突エネルギーを感知する装置等
を使用することもできる。
【0048】さらに、C及びD方向の衝突エネルギーを
電気エネルギーに変換して、適宜のサブサイドフレーム
離脱装置に伝達することもできる。さらに、サブサイド
フレームを取り除く方法には、小規模の爆薬を使用する
こともできる。
【0049】以下、本発明の第3実施形態を図5(A)
および(B)により説明する。図5(A)は、衝突前の
シャシを表し、図5(B)は、オフセット衝突により、
C方向からの衝突エネルギーが車体に与えられた衝突後
のシャシを表している。図5(A)において、シャシ3
0は、サイドフレーム3A,3Bと、サブサイドフレー
ム31,32と、フロントクロスメンバ33,34と、
斜クロスメンバ(本発明における結合解除手段)35
a,35b,35c,36a,36b,36cとを含んで
構成される。
【0050】斜クロスメンバ35a,35b,35c
と、斜クロスメンバ36a,36b,36cは、図示は
しないが第1実施形態のように、お互いに、交差しない
ようにパッドを挟む構造がとられている。
【0051】第3実施形態では、サブサイドフレーム3
1のサイドフレーム3Aへの一体結合の構成は、サブサ
イドフレーム31の両端近くに、長軸方向にスライドで
きるようなボルト穴を持ち、前方部ではボルト351お
よびナット354により、後方部ではボルト352およ
びナット353により取り付けらている。また、サブサ
イドフレーム32のサイドフレーム3Bへの一体結合の
構成は、サブサイドフレーム32の両端近くに、長軸方
向にスライドできるようなボルト穴を持ち、前方部では
ボルト361およびナット364により、後方部ではボ
ルト362およびナット363により取り付けられてい
る。
【0052】サイドフレーム3A,3Bの前部と斜クロ
スメンバ35a,36aは、ボルト356,366により
一体結合されており、サイドフレーム3A,3Bの後部
と斜クロスメンバ35b,36bは、ボルト357,3
67により一体結合されており、さらに、斜クロスメン
バ35a,35b,35cは、ボルト35a1、ナット35
a2にて結合されており、斜クロスメンバ36a,36
b,36cは、ボルト36a1、ナット36a2にて結合
されている。
【0053】斜クロスメンバ35cは、サブサイドフレ
ーム32の中央部より若干後ろ寄りに、ボルト35c
1、ナット35c2にて強固に一体結合されており、同
じように、斜クロスメンバ36cは、サブサイドフレー
ム31の中央部より若干後ろ寄りに、ボルト36c1、
ナット36c2にて強固に一体結合されている。
【0054】また、サブサイドフレーム31,32に
は、斜クロスメンバ36c,35cと一体結合部のとこ
ろの内側にそれぞれクサビ状の溝が設けられている。以
下、本発明の第3実施形態の作用を図5(A),(B)
に基づいて説明する。図5において、矢印CおよびD
は、衝突時に力の加わる方向を表したものである。
【0055】前述したように、図5(A)は衝突前のシ
ャシの構造を表し、図5(B)は矢印C方向より力が加
わった時の衝突後の状態を表した図である。まず、オフ
セット衝突時の作用について説明する。オフセット衝突
では、図5(B)に示すように、C方向からの衝突エネ
ルギーが車体に与えられる。
【0056】サイドフレーム3Aは、C方向の衝突エネ
ルギーにより、長軸方向の長さが短くなる。その時、サ
ブサイドフレーム31は、サイドフレーム3Aに取り付
けられているが、長軸方向にスライドできるようなボル
ト穴を持っているために、その最長の位置まではサイド
フレーム3Aがクラッシュされるが、それ以上の衝突エ
ネルギーが加わると、サブサイドフレーム31は、サイ
ドフレーム3Aと一体結合され、各フレームにより負担
される。
【0057】また、サイドフレーム3Aの長軸方向の長
さが短くなることにより、斜クロスメンバ35a,35
bは、サイドフレーム3Bの方向に押し出される。これ
により、斜クロスメンバ35cは、サブサイドフレーム
32を横手方向に押し出す。サブサイドフレーム32に
は、内側にクサビ状の溝が設けられているため、外側に
折れ曲がる。。
【0058】次に、フルフラップ衝突時の作用について
説明する。フルフラップ衝突時においては、衝突エネル
ギーは、C方向およびD方向より加わえられる。オフセ
ット衝突での作用が、サイドフレーム3A,3B両方に
生じることとなりサブサイドフレーム31,32が折れ
曲がる。
【0059】オフセット衝突では、サブサイドフレーム
が、サイドフレームと一体となることによりC方向およ
びD方向の衝突エネルギーを吸収していたが、フルフラ
ップ衝突では、サブサイドフレームが折れ曲がることに
より、サブサイドフレームとサイドフレームの一体結合
が解かれ、サイドフレームのみにより衝突エネルギーが
吸収され、よりクラシャブルな車体構造が、保たれる。
【0060】なお、サブサイドフレームが、一本の構造
ではなく、その中間部分で簡単な形で二本が繋がれてい
る(例えば、差込み構造)ものでもよい。また、斜クロ
スメンバ35c,36cが車体に対して上下に動かない
ように、クロスメンバを設けてもよい。
【0061】以下、本発明の第4実施形態を図6
(A),(B)により説明する。図6(A)は、車体の
片側のサイドフレームにサブサイドフレームガイドが取
り付けられている様子を表しており、図6(B)は、こ
の取り付けの様子を車体の前方から見た図である。サイ
ドフレーム4Aには、フロントクロスメンバ43の後方
に、サブサイドフレーム41が,前方部ボルト451,
後方部ボルト452により取り付けられている。
【0062】さらに、サブサイドフレーム41の横手方
向に、サブサイドフレーム41を受けるサブサイドフレ
ームガイド411が設けられている。しかも、サブサイ
ドフレームガイド411は、長軸方向の長さが、サブサ
イドフレーム41よりも長い構造を持つ。サブサイドフ
レームガイド411には、サブサイドフレーム41を止
めるサブサイドフレームストッパ412が設けられてい
る。
【0063】サブサイドフレームガイド411の反対側
には、サブサイドフレーム41の前方部に,圧力伝達装
置4912a、サブサイドフレーム離脱装置4913a
が、また、後方部に,圧力伝達装置4912aa、サブ
サイドフレーム離脱装置4913bが設けられている。
【0064】以下、本発明の第4実施形態の作用を、図
6(A),(B)に基づいて説明する。本発明の第4実
施形態の作用は、第2実施形態と同じように、衝突エネ
ルギー感知装置により感知したエネルギーが、圧力伝達
装置2912a,2912bにてサブサイドフレーム離
脱装置4913a,4913bに伝達され、サブサイド
フレーム41はサブサイドフレームガイド411に移動
する。
【0065】サブサイドフレームガイド411に移動さ
れたサブサイドフレーム41は、前方よりの力に依り、
サブサイドフレームガイド411の中を後方に移動す
る。これにより、衝突の直後には、サブサイドフレーム
41がサイドフレーム4Aより取り除かれた為に、衝突
のエネルギーは、サイドフレーム4Aのみにより吸収さ
れる。
【0066】衝突の次の段階では、サブサイドフレーム
41が、サブサイドフレームガイド411の中を移動し
サブサイドフレームストッパ412により止められるた
めに、衝突のエネルギーは、サイドフレーム4Aと、サ
ブサイドフレーム41の両方により吸収される。
【0067】本発明の第4実施形態では、オフセット衝
突の時には、サブサイドフレームが取り除かれないため
に搭乗者を保護し、フルフラップ衝突時には、衝突の直
後には、クラッシャブルでありながら、次の段階では、
搭乗者を保護することができる。なお、本発明は、前方
部よりの衝突で記載しているが、後方部よりの衝突でも
有効である。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、自動車が衝突する時、
フルフラップ衝突時には、衝突エネルギーの一部がクロ
スメンバ等により伝達され、両方のサブサイドフレーム
のサイドフレームへの一体結合は取り除かれる。したが
って、車両前部は、要求される衝突時の速度での十分な
衝突エネルギーの吸収を図ることとなり、充分に搭乗者
空間に対する安全性を保つことができる。
【0069】また、オフセット衝突時には、衝突した側
のサブサイドフレームのサイドフレームとの一体結合は
取り除かれることはなく、サイドフレームと一体結合さ
れたままである。したがって、オフセット衝突時、フル
フラップ衝突時、ともに、衝突エネルギーの吸収は満足
され、対応する衝突速度での搭乗者空間が安全に保たれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の基本的な構造を示す説
明図である。
【図2】本発明の第1実施形態の詳細を示す説明図であ
る。
【図3】(A)は左側のサイドフレームに取り付けられ
たサブサイドフレーム等の詳細を示す説明図であり、
(B)は右側のサイドフレームに取り付けられたサブサ
イドフレーム等の詳細を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す説明図である。
【図6】本発明の第4実施形態を示す説明図である。
【図7】従来の車両のシャシの基本的な構造を示す説明
図である。
【図8】従来の車両のシャシ構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10,20,30 シャシ 1A,1B,2A,2B,3A,3B,4A サイドフ
レーム 11,12,21,22,31,32,41 サブサイ
ドフレーム 411 サブサイドフレームガイド 412 サブサイドフレームストッパ 13,14,23,24,33,34,43 フロント
クロスメンバ 15,16 斜クロスメンバ 35a,35b,35c,36a,36b,36c 斜ク
ロスメンバ 17,18,27,28 サブサイドフレームホルダ 151,161,251,261,351,361,451
前方部ボルト 152,162,252,262,352,362,452
後方部ボルト 153,163,253,263,353,363 後方部
ナット 354,364 前方部ナット 155,165 パッド 356,366 斜クロスメンバ用前方部ボルト 357,367 斜クロスメンバ用後方部ボルト 35a1,36a1 斜クロスメンバ用前方部ボルト 35a2,36a2 斜クロスメンバ用前方部ナット 2911,2921 衝突エネルギー感知装置 2912,2922,4912a,4912b 圧力伝
達装置 2913,2923,4913a,4913b サブサ
イドフレーム離脱装置 C エネルギーの方向 D エネルギーの方向

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前後方向に延びる左右一対のサイ
    ドフレームと、 前記両サイドフレームの間に渡されたクロスメンバと、 前記両サイドフレームに対して一体結合されたサブサイ
    ドフレームと、 前記サブサイドフレームの前記両サイドフレームとの一
    体結合を解除する結合解除手段と、 を備えた自動車の車体構造であって、 前記結合解除手段は、 衝突の際に前後方向の衝撃が前記車体の左右両側に与え
    られたときは、前記両サブサイドフレームの、前記各サ
    イドフレームとの一体結合を解除し、 衝突の際に前後方向の衝撃が前記車体の左右何れか一方
    側に与えられたときは、当該衝撃があった側のサブサイ
    ドフレームの前記サイドフレームとの一体結合を保持
    し、かつ、当該衝撃があった側とは反対側のサブサイド
    フレームの前記サイドフレームとの一体結合を解除す
    る、ことを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 【請求項2】 前記サイドフレームおよび前記サブサイ
    ドフレームは、前記車体のフロント側を構成するシャシ
    の一部を構成することを特徴とする請求項1に記載の自
    動車の車体構造。
  3. 【請求項3】 前記結合解除手段は、前記サブサイドフ
    レームのサイドフレームとの一体結合を、前記車体の前
    後方向に垂直な力により取り除く構造を持つことを特徴
    とする請求項1または2に記載の自動車の車体構造。
  4. 【請求項4】 前記サブサイドフレームがサイドフレー
    ムと一体結合しているときには、前記車体の前後方向の
    衝突エネルギーに対抗する強度を持つことを特徴とする
    請求項1〜3の何れかに記載の自動車の車体構造。
  5. 【請求項5】 前記結合解除手段は、衝突の際に、 右のサイドフレームの前部から左のサブサイドフレーム
    に、右前部の衝突エネルギーが伝達して、当該エネルギ
    ーに基く力によりサブサイドフレームを取り除き、か
    つ、左のサイドフレームの前部から右のサブサイドフレ
    ームに、左前部の衝突エネルギーが伝達して、当該エネ
    ルギーに基く力によりサブサイドフレームを取り除く機
    構を持つ、ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記
    載の自動車の車体構造。
  6. 【請求項6】 前記結合解除手段は、左側結合解除手段
    と右側結合解除手段とからなり、 前記左側結合解除手段は、 右のサイドフレームの前部と左のサブサイドフレームと
    の間に取り付けられた、前記左のサブサイドフレームと
    前記左のサイドフレームとの一体結合を取り除くための
    衝突エネルギー伝達用ロッドからなり、 前記右側結合解除手段は、 左のサイドフレームの前部と右のサブサイドフレームと
    の間に取り付けられた、前記右のサブサイドフレームと
    前記右のサイドフレームとの一体結合を取り除くための
    衝突エネルギー伝達用ロッドからなる、ことを特徴とす
    る請求項5に記載の自動車の車体構造。
  7. 【請求項7】 前記結合解除手段は、左側結合解除手
    段と右側結合解除手段とからなり、 前記左側結合解除手段は、 前記右のサイドフレームの前部設けた右側衝突感知手段
    と、 前記右のサイドフレームの前部と前記左のサブサイドフ
    レームとの間に設けた、衝突エネルギーを伝達するため
    の衝突エネルギー伝達機構と、 前記左のサブサイドフレームに設けたサブサイドフレー
    ム除去手段とからなり、 前記右側結合解除手段は、 前記左のサイドフレームの前部設けた左側衝突感知手段
    と、 前記左のサイドフレームの前部と前記右のサブサイドフ
    レームとの間に設けた、衝突エネルギーを伝達するため
    の衝突エネルギー伝達機構と、 前記右のサブサイドフレームに設けたサブサイドフレー
    ム除去手段とからる、ことを特徴とする請求項5に記載
    の自動車の車体構造。
  8. 【請求項8】 前記衝突エネルギー伝達機構が電気配線
    または流体配管、前記サブサイドフレーム除去手段が電
    気駆動器または流体駆動器であることを特徴とする請求
    項7に記載の自動車の車体構造。
  9. 【請求項9】 前記衝突感知手段が油圧シリンダ、前記
    衝突エネルギー伝達機構が油圧伝達管、前記サブサイド
    フレーム除去手段が油圧シリンダであることを特徴とす
    る請求項8に記載の自動車の車体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095011A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社豊田中央研究所 車体構造

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