JP2003063145A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JP2003063145A
JP2003063145A JP2001254213A JP2001254213A JP2003063145A JP 2003063145 A JP2003063145 A JP 2003063145A JP 2001254213 A JP2001254213 A JP 2001254213A JP 2001254213 A JP2001254213 A JP 2001254213A JP 2003063145 A JP2003063145 A JP 2003063145A
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Tsutomu Watanabe
努 渡邉
Masayuki Iwasaki
正幸 岩崎
Hirobumi Mitsuo
博文 満尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発色濃度が高く、地肌かぶりが少なく、画像
部の保存性、地肌耐光性、画像部および地肌部の耐薬品
性に優れ、かつインクジェット記録適性を備えた感熱記
録材料を提供する。 【解決手段】 支持体上に、電子供与性無色染料と電子
受容性化合物と増感剤とを含有する感熱発色層を有する
感熱記録材料であって、前記感熱発色層が、電子供与性
無色染料として2−アニリノ−3−メチル−6−(N−
エチル−N−p−ベンジル)アミノフルオランを含有
し、かつ、電子受容性化合物として4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリドを含有することを特徴とする感熱
記録材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録材料に関
し、詳しくは、高感度で地肌かぶりが少なく、画像保存
性、地肌耐光性および耐薬品性に優れ、かつインクジェ
ット記録適性を備えた感熱記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感熱記録材料は比較的安価であ
り、その記録機器がコンパクトでメンテナンスフリーで
あるため広範囲に使用されている。そのような中、最近
では感熱紙の販売競争が激化し、従来の機能とは差別化
された感熱記録材料のさらなる高機能化が要求され、感
熱記録材料の発色濃度、画像保存性等の研究が鋭意おこ
なわれている。
【0003】従来、このような感熱記録材料に使用され
る電子供与性無色染料に対する電子受容性化合物として
は、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(いわゆる「ビスフェノールA」)が広く使用されてい
るが、感度、地肌かぶり、画像保存性等の点で未だ満足
したものが得られていない。一方、特公平4−2079
2号公報には、電子受容性化合物として、N置換スルフ
ァモイルフェノールまたはN置換スルファモイルナフト
ールを用いる記録材料が記載され、この記録材料(感
圧、感熱)は、画像濃度、画像安定性、コスト等が改良
されることが記載されているが、画像濃度および画像保
存性に関してはさらに改良の余地がある。
【0004】また、感熱記録材料にフルカラーの情報を
記録する場合、インクジェット用インクを用いて記録を
行うことがあるが、通常の感熱記録材料にインクジェッ
ト記録を行うと、インクの色が忠実に再現されず、鮮や
かな色が出ず、色がくすむことがある。そして前記特公
平4−20792号公報に記載の感熱記録材料に、イン
クジェット記録を行うと、色がくすみ黒っぽくなるとい
う問題があることが分かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、上記
問題点に鑑みてなされたものであり、発色濃度が高く、
地肌かぶりが少なく、画像部の保存性、地肌耐光性、画
像部および地肌部の耐薬品性に優れ、かつインクジェッ
ト記録適性を備えた感熱記録材料を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、以下の感熱
記録材料を提供することにより解決される。 <1> 支持体上に、電子供与性無色染料と電子受容性
化合物と増感剤とを含有する感熱発色層を有する感熱記
録材料であって、前記感熱発色層が、電子供与性無色染
料として2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル
−N−p−ベンジル)アミノフルオランを含有し、か
つ、電子受容性化合物として4−ヒドロキシベンゼンス
ルホンアニリドを含有することを特徴とする感熱記録材
料である。
【0007】<2> 電子受容性化合物が、電子供与性
無色染料100質量部に対して100〜300質量部含
有されている<1>に記載の感熱記録材料である。 <3> 増感剤が、2−ベンジルナフチルエーテル(2
−ベンジルオキシナフタレン)、1,2−ビス(3−メ
チルフェノキシ)エタン、及び1,2−ジフェノキシメ
チルベンゼンより選ばれる少なくとも一種である<1>
又は<2>に記載の感熱記録材料である。 <4> 増感剤が、電子供与性無色染料100質量部に
対して100〜300質量部含有されている<1>〜<
3>のいずれかに記載の感熱記録材料である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録材料は、支持体
上に、電子供与性無色染料と電子受容性化合物とを含有
する感熱発色層を有し、前記感熱発色層が、電子供与性
無色染料として2−アニリノ−3−メチル−6−(N−
エチル−N−p−ベンジル)アミノフルオランを含有
し、かつ、電子受容性化合物として4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリドを含有する。
【0009】本発明の感熱記録材料は、電子供与性無色
染料として2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチ
ル−N−p−ベンジル)アミノフルオランを用い、かつ
電子受容性化合物として4−ヒドロキシベンゼンスルホ
ンアニリドを用いているので、高感度で地肌かぶりが少
なく、画像保存性、地肌耐光性及び耐薬品性に優れ、か
つ優れたインクジェット記録適性を有する。以下、本発
明の感熱記録材料について詳しく説明する。
【0010】<感熱発色層>上述のように感熱発色層に
は、少なくとも、電子供与性無色染料、電子受容性化合
物及び増感剤が含有されており、必要に応じて画像安定
剤および紫外線吸収剤等が含有されていてもよい。
【0011】(電子供与性無色染料)本発明の感熱記録
材料は、電子供与性無色染料として、2−アニリノ−3
−メチル−6−(N−エチル−N−p−ベンジル)アミ
ノフルオランを含有することを特徴とする。
【0012】また、電子供与性無色染料として、前記2
−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−N−p−
ベンジル)アミノフルオランの他に、本発明の効果を損
なわない範囲で、他の電子供与性無色染料を併用しても
よい。他の電子供与性無色染料を併用する場合、前記2
−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−N−p−
ベンジル)アミノフルオランの含有量は、全電子供与性
無色染料の50質量%以上であることが好ましく、70
質量%以上であることがより好ましく、90%以上であ
ることがさらに好ましい。
【0013】他の電子供与性無色染料としては、例え
ば、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ−n−ブチルア
ミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ−
n−アミルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチ
ル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)
フルオランおよび2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−エチル−N−プロピルアミノ)フルオラン、2−アニ
リノ−3−メチル−6−N−エチル−N−sec−ブチ
ルアミノフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エチ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−n−ヘキシル−N−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−[N−(3−エトキ
シプロピル)−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチルアミノ)−7
−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−
(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン等が挙げられる。
【0014】上記電子供与性無色染料の塗設量として
は、0.1〜1.0g/m2が好ましく、発色濃度およ
び地肌かぶり濃度の観点から0.2〜0.5g/m2
より好ましい。
【0015】(電子受容性化合物)本発明の感熱記録材
料は、電子受容性化合物として4−ヒドロキシベンゼン
スルホンアニリドを含有することを特徴とする。前記電
子受容性化合物の含有量としては、電子供与性無色染料
100質量部に対して100〜300質量部であること
が好ましく、150〜300質量部であることがより好
ましく、200〜250質量部であることがさらに好ま
しい。電子受容性化合物の含有量が上記範囲にあること
により、本発明の効果をより有効に発揮することができ
る。
【0016】また、電子受容性化合物としては、4−ヒ
ドロキシベンゼンスルホンアニリドの他、本発明の効果
を損なわない範囲において、他の電子受容性化合物を併
用してもよい。他の電子受容性化合物を併用する場合、
前記4−ヒドロキシベンゼンスルホンアニリドの含有量
は、全電子受容性化合物の50質量%以上であることが
好ましく、70質量%以上であることがより好ましく、
90質量%以上であることがさらに好ましい。
【0017】他の電子受容性化合物としては、適宜選択
して使用することができるが、特に地肌かぶりを抑制す
る観点からフェノール性化合物又はサルチル酸誘導体及
びその多価金属塩が好ましい。上記フェノール性化合物
としては、例えば、2,2’−ビス(4−ヒドロキシフ
ェノール)プロパン(ビスフェノールA)、4−t−ブ
チルフェノール、4−フェニルフェノール、4−ヒドロ
キシジフェノキシド、1,1’−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、1,1’−ビス(3−クロ
ロ−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,
1’−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−
2−エチルブタン、4,4’−sec−イソオクチリデ
ンジフェノール、4,4’−sec−ブチリレンジフェ
ノール、4−tert−オクチルフェノール、4−p−
メチルフェニルフェノール、4,4’−メチルシクロヘ
キシリデンフェノール、4,4’−イソペンチリデンフ
ェノール、4−ヒドロキシ−4−イソプロピルオキシジ
フェニルスルホン、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル等
が挙げられる。
【0018】また、上記サルチル酸誘導体としては、4
−ぺンタデシルサルチル酸、3−5−ジ(α−メチルベ
ンジル)サルチル酸、3,5−ジ(tert−オクチ
ル)サルチル酸、5−オクタデシルサルチル酸、5−α
−(p−α−メチルベンジルフェニル)エチルサルチル
酸、3−α−メチルベンジル−5−tert−オクチル
サルチル酸、5−テトラデシルサルチル酸、4−ヘキシ
ルオキシサルチル酸、4−シクロヘキシルオキシサルチ
ル酸、4−デシルオキシサルチル酸、4−ドデシルオキ
シサルチル酸、4−ペンタデシルオキシサルチル酸、4
−オクタデシルオキシサルチル酸等及びこれらの亜鉛、
アルミニウム、カルシウム、銅、鉛塩等も挙げられる。
【0019】本発明において感熱発色層用の塗布液を調
製する際、電子受容性化合物の粒径としては、体積平均
粒径で1.0μm以下であることが好ましく、0.4〜
0.7μmであることがより好ましい。上記体積平均粒
径が、1.0μmを超えると、熱感度が低下することが
ある。該体積平均粒径は、レーザ回折式粒度分布測定器
(例えば、LA500(ホリバ(株)製)等によって容
易に測定できる。
【0020】(増感剤)本発明の感熱記録材料は、感熱
発色層に増感剤を含有する。増感剤としては、2−ベン
ジルナフチルエーテル、1,2−ビス(3−メチルフェ
ノキシ)エタン、1,2−ジフェノキシメチルベンゼ
ン、シュウ酸ジメチルベンジル、m−ターフェニル、エ
チレングリコールトリルエーテル、p−ベンジルビフェ
ニール、脂肪族モノアマイド、ステアリル尿素、ジ(2
−メチルフェノキシ)エタン、ジ(2−メトキシフェノ
キシ)エタン、β−ナフトール−(p−メチルベンジ
ル)エーテル、α−ナフチルベンジルエーテル、1,4
−ブタンジオール−p−メチルフェニルエーテル、1,
4−ブタンジオール−p−イソプロピルフェニルエーテ
ル、1,4−ブタンジオール−p−tert−オクチル
フェニルエーテル、1−フェノキシ−2−(4−エチル
フェノキシ)エタン、1−フェノキシ−2−(クロロフ
ェノキシ)エタン、1,4−ブタンジオールフェニルエ
ーテル、ジエチレングリコールビス(4−メトキシフェ
ニル)エーテル、シュウ酸メチルベンジルエーテル、
1,2−ジフェノキシメチルベンゼン、1,4−ビス
(フェノキシメチル)ベンゼン等が挙げられる。これら
の中でも、2−ベンジルナフチルエーテル、1,2−ビ
ス(3−メチルフェノキシ)エタン、及び1,2−ジフ
ェノキシメチルベンゼンより選ばれる少なくとも一種を
含有することが好ましい。これらの増感剤を含有させる
ことにより、感度をより大きく向上させることができ
る。前記2−ベンジルナフチルエーテル、1,2−ビス
(3−メチルフェノキシ)エタン、及び1,2−ジフェ
ノキシメチルベンゼンと他の増感剤を併用する場合、前
記2−ベンジルナフチルエーテル、1,2−ビス(3−
メチルフェノキシ)エタン、1,2−ジフェノキシメチ
ルベンゼンの含有量(これらを併用する場合には合計含
有量)は、全増感剤の50質量%以上であることが好ま
しく、70質量%以上であることがより好ましく、90
質量%以上であることがさらに好ましい。
【0021】前記増感剤の含有量は、電子供与性無色染
料100質量部に対して100質量部〜300質量部で
あることが好ましく、150〜300質量部であること
がより好ましく、200〜250質量部であることがさ
らに好ましい。増感剤の含有量が上記範囲内にあると、
感度向上の効果が大きく、かつ画像保存性も向上する。
【0022】(画像安定剤・紫外線吸収剤)さらに、感
熱発色層は、画像安定剤および紫外線吸収剤を含有して
いてもよい。画像安定剤としては、フェノール化合物、
特にヒンダードフェノール化合物が有効であり、例えば
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5
−tert−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−ト
リス(2−エチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシ
ルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−tert−ブチルフェニル)プロパン、2,2’
−メチレン−ビス(6−tert−ブチル−4−メチル
フェノール),2,2’−メチレン−ビス(6−ter
t−ブチル−4−エチルフェノール)4,4’−ブチリ
デン−ビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノ
ール)、4,4’−チオ−ビス−(3−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)等が挙げられる。
【0023】紫外線吸収剤としては、下記の紫外線吸収
剤等が挙げられる。
【0024】
【化1】
【0025】本発明においては、電子供与性無色染料、
電子受容性化合物及び増感剤等の分散は水溶性バインダ
ー中でおこなうことができる。この場合に用いられる水
溶性バインダーは25℃の水に対して5質量%以上溶解
する化合物であることが好ましい。
【0026】上記水溶性バインダーの具体例としては、
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、デンプン類(変性デンプンを含
む)、ゼラチン、アラビアゴム、カゼイン、スチレン−
無水マレイン酸共重合体のケン化物等が挙げられる。
【0027】これらのバインダーは分散時のみならず、
感熱発色層の塗膜強度を向上させる目的にも使用される
が、この目的に対してはスチレン−ブタジエン共重合
物、酢酸ビニル共重合物、アクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合物、アクリル酸メチル−ブタジエン共重合物、
ポリ塩化ビニリデンの如き合成高分子ラテックス系のバ
インダーを併用することもできる。
【0028】上記、電子供与性無色染料、電子受容性化
合物及び増感剤等は、ボールミル、アトライター、サン
ドミル等の攪拌・粉砕機によって同時又は別々に分散さ
れ、塗液として調製される。塗液中には、さらに必要に
応じて各種の顔料、金属石鹸、ワックス、界面活性剤、
帯電防止剤、消泡剤及び蛍光染料等を添加しても良い。
【0029】上記顔料としては炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、リトポン、ロウ石、カオリン、焼成カオリン、
非晶質シリカ及び水酸化アルミニウム等が用いられる。
金属石鹸としては高級脂肪酸金属塩が用いられ、ステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム及びステアリン酸
アルミニウム等が用いられる。
【0030】上記ワックスとしてはパラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワック
ス、メチロールステアロアミド、ポリエチレンワック
ス、ポリスチレンワックス及び脂肪酸アミド系ワックス
等が単独或いは混合して用いられる。界面活性剤として
はスルホコハク酸系のアルカリ金属塩及びフッ素含有界
面活性剤等が用いられる。
【0031】これらの素材は混合された後、支持体に塗
布される。塗布方法としては、特に限定されず、例えば
エアーナイフコーター、ロールコーター、ブレードコー
ター、またはカーテンコーター等を用いて塗工した後乾
燥され、キャレンダ−で平滑化処理して使用に供され
る。特にカーテンコーターを用いた方法が本発明には好
ましい。また、感熱発色層の塗布量についても限定され
ず、通常乾燥質量で2〜7g/m2程度が好ましい。
【0032】<保護層>上記感熱発色層上には、必要に
応じて保護層を設けることができる。保護層には、有機
または無機の微粉末、バインダー、界面活性剤、熱可融
性物質等を含有させることができる。微粉末としては、
例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、
クレー、タルク、表面処理されたカルシウムやシリカ等
の無機系微粉末の他、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン
/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン等の有機系微粉
末等を使用することができる。
【0033】保護層におけるバインダーとしては、ポリ
ビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコー
ル、酢酸ビニル−アクリルアミド共重合体、珪素変性ポ
リビニルアルコール、澱粉、変性澱粉、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ゼラチン類、アラビヤゴム、カゼイン、スチ
レン−マレイン酸共重合体加水分解物、ポリアクリルア
ミド誘導体、ポリビニルピロリドン、およびスチレン−
ブタジエンゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジエンゴ
ムラテックス、酢酸ビニルエマルション等のラテックス
類を使用することができる。
【0034】また、保護層中のバインダー成分を架橋し
て、感熱記録材料の保存安定性をより一層向上させるた
めの耐水化剤を添加することもできる。耐水化剤として
は、N−メチロール尿素、N−メチロールメラミン、尿
素−ホルマリン等の水溶性初期縮合物、グリオキザー
ル、グルタルアルデヒド等のジアルデヒド化合物類、硼
酸、硼砂、コロイダルシリカ等の無機系架橋剤、ポリア
ミドエピクロルヒドリン等が挙げられる。
【0035】<支持体>本発明において使用する支持体
としては従来公知の支持体を用いることができる。具体
的には、上質紙等の紙支持体、紙に樹脂または顔料を塗
布したコート紙、樹脂ラミネート紙、下塗り層を有する
上質紙、合成紙、またはプラスチックフィルム等の支持
体が挙げられる。
【0036】支持体に下塗り層を設ける場合には、顔料
を主成分とする下塗り層を設けることが好ましい。該顔
料としては一般の無機、有機顔料を全て使用できるが、
特にJIS−K5101で規定する吸油度が40ml/
100g(cc/100g)以上であるものが好まし
い。具体的には、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸
化アルミニウム、カオリン、焼成カオリン、非晶質シリ
カ、尿素ホルマリン樹脂粉末等が挙げられる。この中で
も、上記吸油度が70ml/100g以上の焼成カオリ
ンが特に好ましい。また、下塗り層の塗布量は乾燥後の
重量で、2g/m2以上、好ましくは4g/m2以上であ
り、7g/m2〜12g/m2が特に好ましい。
【0037】上記下塗り層に使用するバインダーとして
は、水溶性高分子および水性バインダーが挙げられる。
これらは単独で使用してもよいし、2種以上を混合して
使用してもよい。上記水溶性高分子としては、デンプ
ン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カル
ボキシメチルセルロース、メチルセルロース、カゼイン
等が挙げられる。上記水性バインダーとしては、合成ゴ
ムラテックス、または合成樹脂エマルションが一般的で
あり、スチレン−ブタジエンゴムラテックス、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴムラテックス、アクリル酸メチ
ル−ブタジエンゴムラテックス、酢酸ビニルエマルショ
ン等が挙げられる。これらバインダーの使用量は、下塗
り層に添加される顔料に対して、3〜100質量%、好
ましくは5〜50質量%、特に好ましくは8〜15質量
%である。また上記下塗り層にはワックス、消色防止
剤、界面活性剤等を添加してもよい。
【0038】上記下塗り層の塗布には、公知の塗布方式
を使用することができる。具体的には、エアナイフコー
ター、ロールコーター、ブレードコーター、グラビアコ
ーター、カーテンコーター等を用いた方式を使用でき、
なかでもブレードコーターを用いた方式が好ましい。さ
らに、必要に応じてキャレンダー等の平滑処理を施して
使用してもよい。
【0039】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるもので
はない。また、特に断らない限り実施例中、「部」および
「%」は、それぞれ「質量部」および「質量%」を示す。
【0040】実施例1 《感熱記録材料の形成》 <感熱発色層用塗布液の調製> (分散液A(電子供与性無色染料)の調製)下記の各成
分をボールミルで分散しながら混合して平均粒子径が
0.7μmの分散液Aを得た。 〔分散液A組成〕 ・2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−N−p−ベンジル)アミノフ ルオラン …10部 ・ポリビニルアルコール2.5%溶液(PVA−105、(株)クラレ製) …50部
【0041】(分散液B(電子受容性化合物)の調製)
下記の各成分をボールミルで分散しながら混合して平均
粒子径が0.7μmの分散液Bを得た。 〔分散液B組成〕 ・4−ヒドロキシベンゼンスルホンアニリド …20部 ・ポリビニルアルコール2.5%溶液(PVA−105、(株)クラレ製) …100部
【0042】(分散液C(増感剤)の調製)下記の各成
分をボールミルで分散しながら混合して平均粒子径が
0.7μmの分散液Cを得た。 〔分散液C組成〕 ・2−ベンジルナフチルエーテル(増感剤) …20部 ・ポリビニルアルコール2.5%溶液(PVA−105、(株)クラレ製) …100部
【0043】(顔料分散液Dの調製)下記の各成分をサ
ンドミルで分散しながら混合して平均粒子径が2.0μ
mの顔料分散液Dを得た。 〔顔料分散液D組成〕 ・軽質炭酸カルシウム …40部 ・ポリアクリル酸ナトリウム … 1部 ・水 …60部
【0044】下記組成の化合物を混合して感熱発色層用
塗布液を得た。 〔感熱発色層用塗布液の組成〕 ・分散液A … 60部 ・分散液B …120部 ・分散液C …120部 ・顔料分散液D …101部 ・ステアリン酸亜鉛30%分散液 … 15部 ・パラフィンワックス(30%) … 15部 ・ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(25%) … 4部
【0045】<支持体下塗り層用塗布液の調製>下記の
各成分をディソルバーで攪拌混合して分散液を得た。 ・焼成カオリン(吸油量75ml/100g) …100部 ・ヘキサメタリン酸ナトリウム … 1部 ・水 …110部 得られた分散液に、SBR(スチレン−ブタジエンゴム
ラテックス)20部と酸化デンプン(25%)25部と
を添加して、支持体下塗り層用塗布液を得た。
【0046】<保護層用塗布液の調製>まず、下記組成
のものをサンドミルで分散し、平均粒子径2μmの顔料
分散物を調製した。 ・水酸化アルミニウム(平均粒子径1μm) …40部 (ハイジライトH42、昭和電工(株)製) ・ポリアクリル酸ナトリウム … 1部 ・水 …60部 別途、尿素リン酸エステル化デンプン15%水溶液(M
S4600、日本食品化工(株)製)200部およびポ
リビニルアルコール15%水溶液(PVA−105、
(株)クラレ製)200部に水60部を加えたものを調
製し、これに前記顔料分散物を混合し、さらに平均粒子
径0.15μmのステアリン酸亜鉛乳化分散物(ハイド
リンF115、中京油脂(株)製)25部、スルホコハ
ク酸2−エチルヘキシルエステルナトリウム塩2%水溶
液125部を混合して、保護層用塗布液を得た。
【0047】<感熱記録材料の作製>秤量50g/m2
の上質原紙上に、ブレードコーターによって乾燥後の塗
布量が8g/m2となるように支持体下塗り層用塗布液
を塗布し、該層が乾燥した後にキャレンダー処理を施し
てアンダーコート紙を作製した。次いで、該下塗り層上
に乾燥後の塗布量が4g/m2となるように上記感熱記
録材料用塗布液をカーテンコーターによって塗布し、さ
らに上記保護層用塗布液を感熱発色層上に乾燥後の塗布
量が2g/m2となるようにカーテンコートで塗布し、
その後乾燥した。形成された保護層表面にキャレンダー
処理を施し、実施例1の感熱記録材料を得た。
【0048】実施例2 実施例1における分散液Bの組成の4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリド20部を10部に変更し、感熱発
色層用塗布液の組成の分散液Bを120部から110部
に変更する他は、実施例1と同様にして感熱記録材料を
作製した。
【0049】実施例3 実施例1における分散液Bの組成の4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリド20部を30部に変更し、感熱発
色層用塗布液の組成の分散液Bを120部から130部
に変更する他は、実施例1と同様にして感熱記録材料を
作製した。 実施例4 実施例1における分散液Cの組成の2−ベンジルナフチ
ルエーテルを、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)
エタンに変更する他は、実施例1と同様にして感熱記録
材料を作製した。
【0050】実施例5 実施例1における分散液Cの組成の2−ベンジルナフチ
ルエーテルを、1,2−ジフェノキシメチルベンゼンに
変更する他は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作
製した。
【0051】実施例6 実施例1における分散液Cの組成の2−ベンジルナフチ
ルエーテルを、メチロールステアロアミドに変更する他
は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0052】実施例7 実施例1における分散液Bの組成の4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリド20部を5部に変更し、感熱発色
層用塗布液の組成の分散液Bを120部から105部に
変更する他は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作
製した。 実施例8 実施例1における分散液Cの組成の2−ベンジルナフチ
ルエーテル20部を10部に変更し、感熱発色層用塗布
液組成の分散液Cを120部から110部に変更する他
は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。 実施例9 実施例1における分散液Cの組成の2−ベンジルナフチ
ルエーテル20部を30部に変更し、感熱発色層用塗布
液組成の分散液Cを120部から130部に変更する他
は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0053】比較例1 実施例1における分散液Bの組成の4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリドを、ビスフェノールAに変更する
他は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0054】比較例2 実施例1における分散液Bの組成の4−ヒドロキシベン
ゼンスルホンアニリドを、N−ベンジル−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホンアミドに変更する他は、実施例1と
同様にして感熱記録材料を作製した。
【0055】比較例3 実施例1における分散液Aの組成の2−アニリノ−3−
メチル−6−(N−エチル−N−p−ベンジル)アミノ
フルオランを、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−
シクロヘキシル−N−メチル)アミノフルオランに変更
する他は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製し
た。
【0056】比較例4 実施例1における分散液Aの組成の2−アニリノ−3−
メチル−6−(N−エチル−N−p−ベンジル)アミノ
フルオランを、3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−
(m−トルイジノ)−フルオランに変更する他は、実施
例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0057】《感熱記録材料の評価》実施例1〜9およ
び比較例1〜4について、以下の項目を評価した。 (1)感度 各感熱記録材料に、京セラ(株)製サーマルヘッド(K
JT−216−8MPD1)を有する感熱印字装置を用
いて印字した。該印字はヘッド電圧が24V、パルス周
期が10msの条件で、パルス幅1.5msで行い、そ
の印字濃度をマクベス反射濃度計(RD−918)で測
定した。
【0058】(2)地肌かぶり 各感熱記録材料を60℃、相対湿度20%の環境下で2
4時間放置した後、各感熱記録材料の地肌をマクベス反
射濃度計(RD−918)で測定した。なお、数値が低
いほど良好な結果を示す。
【0059】(3)画像保存性 各感熱記録材料に、上記(1)と同一の装置および条件
で画像を記録し、印字した直後の画像濃度をマクベス反
射濃度計(RD−918)で測定した。その後、60
℃、相対湿度20%の雰囲気下で24時間放置し、放置
後の画像濃度をマクベス反射濃度計(RD−918)で
測定した。前記印字した直後の画像濃度に対する放置後
の画像濃度の比率(画像保存率)を算出した。なお、数
値が高いほど良好な画像保存性を示す。 画像保存率=[(前記条件で放置後の画像濃度)/(印
字直後の画像濃度)]×100 (4)地肌耐光性 各感熱記録材料を、直射日光(50万lux・h(デジ
タル照度計T−1:ミノルタ社製にて測定))に曝した
後、各感熱記録材料の地肌をマクベス反射濃度計(RD
−918)にて測定した。数値が低いほど良好な結果を
示す。
【0060】(5)耐薬品性 各感熱記録材料に前記(1)と同じ条件で印字し、その
地肌部および印字部の表面に蛍光ペン(ゼブラ蛍光ペン
2−ピンク、ゼブラ(株)製)で筆記し、1日経過後の各
感熱記録材料の地肌かぶりの発生具合と画像部の安定性
とを目視によって観察し、下記の基準にしたがって評価
した。 〔基準〕 ○:かぶりの発生は認められず、画像部の変化も認めら
れなかった。 △:若干のかぶりの発生が認められ、画像部がやや薄く
なった。 ×:かぶりの発生が顕著に認められ、画像部がほとんど
消えた。
【0061】(6)インクジェット印字適性の評価 前記各感熱記録材料に、インクジェットプリンタ(セイ
コーエプソン(株)製MJ930)を用いて、スーパー
ファインモードで赤色の文字プリントを行い、文字の色
(かぶり)を評価した。 〔基準〕 ○:鮮やかな赤色である。 △:くすんだ赤色である。 ×:赤よりも黒に近い色である。 以上の結果を表1に示す。
【0062】
【表1】
【0063】表1から明らかなように、本発明の実施例
1〜9で得られた感熱記録材料は、感度、地肌かぶり、
発色画像の保存安定性、耐薬品性およびインクジェット
記録適性(かぶり)のいずれにおいても優れていること
がわかる。これに対し、電子受容性化合物としてビスフ
ェノールAを用いた比較例1では、感度、画像保存性、
耐薬品性およびインクジェットかぶりの点で十分でな
く、また、電子受容性化合物としてN−ベンジル−4−
ヒドロキシベンゼンスルホンアミドを用いた比較例2に
おいては、感度、画像保存性及びインクジェットかぶり
の点で十分でなかった。また、電子供与性無色染料とし
て2−アニリノ−3−メチル−6−(N−シクロヘキシ
ル−N−メチル)アミノフルオランを用いた比較例3、
及び電子供与性無色染料として3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−(m−トルイジノ)−フルオランを用い
た比較例4においては、感度の点で十分でなかった。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、発色濃度が高く、地肌
かぶりが少なく、画像部の保存性、地肌耐光性、画像部
および地肌部の耐薬品性に優れ、かつインクジェット記
録適性を備えた感熱記録材料を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 満尾 博文 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H026 AA07 BB15 BB25 DD01 DD02 DD17 DD23 DD45 DD51

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、電子供与性無色染料と電子
    受容性化合物と増感剤とを含有する感熱発色層を有する
    感熱記録材料であって、 前記感熱発色層が、電子供与性無色染料として2−アニ
    リノ−3−メチル−6−(N−エチル−N−p−ベンジ
    ル)アミノフルオランを含有し、かつ、電子受容性化合
    物として4−ヒドロキシベンゼンスルホンアニリドを含
    有することを特徴とする感熱記録材料。
  2. 【請求項2】 電子受容性化合物が、電子供与性無色染
    料100質量部に対して100〜300質量部含有され
    ている請求項1に記載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 増感剤が、2−ベンジルナフチルエーテ
    ル、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、及
    び1,2−ジフェノキシメチルベンゼンより選ばれる少
    なくとも一種である請求項1又は2に記載の感熱記録材
    料。
  4. 【請求項4】 増感剤が、電子供与性無色染料100質
    量部に対して100〜300質量部含有されている請求
    項1〜3のいずれかに記載の感熱記録材料。
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